JP5648390B2 - 画像形成装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ハードキーが配列されたハードウェアキーボードによる入力操作が可能な画像形成装置および画像形成装置において実行されるコンピュータプログラムに関する。画像形成装置には、プリンタ、複写機、およびMFP(Multifunction Peripheral)が含まれる。
MFPまたは複合機と呼ばれるビジネスユースの情報機器がある。MFPは、画像形成装置としての機能であるコピーおよびネットワークプリンティングに加えて、イメージ入力(スキャニング)、ファクシミリ通信、電子メール送受信、ドキュメントの保存などの多数の機能を有している。
MFPのように多様な動作が可能な機器において、操作のためのマンマシンインタフェースとしてタッチパネルが採用されている。ここでいうタッチパネルは、画面表示の可能なディスプレイとタッチ式ポインティングデバイスとを組み合わせた装置である。タッチパネルを備える機器では、タッチ入力に応じて表示内容が切り替わる。
タッチパネルにおいて選択的に表示される複数の操作画面は階層化され、各操作画面に配置する操作キーおよび各操作画面の階層順位がユーザーの使い勝手が良いように選定されている。一般に、操作の項目は大中小というように体系的に分類され、大項目の選択や指定のための操作画面が階層の上位に配置され、より小さい項目の選択や指定のための操作画面がより下位に配置される。そして、操作画面の表示は上位から下位へと切り替えられる。ユーザーは、上位の操作画面で適切に操作することにより、所望の下位の操作画面を表示させることができる。
このようなタッチパネルを有する画像形成装置において、ハードウェアキーボードによる入力操作を可能にすることで、パスワード入力やアドレス登録といった各種の連続文字入力の操作性を改善することができる。タッチパネルにソフトウェアキーボードを表示させる場合、キーサイズは画面サイズに依存する。入力内容のモニター表示に表示面の一部を使用すると、その分だけキーボードの表示領域が狭まる。ハードウェアキーボードをタッチパネルと別に設けることで、キーサイズの制約が緩和されるとともに、表示面の全体をキーボードの表示以外に使用することが可能になる。
ハードウェアキーボードの着脱に関して、ハードウェアキーボードの取り外しを検知して所定の処理を行う画像形成装置が特許文献1に記載されている。この画像形成装置は、USBキーボードの接続を可能にするためのインタフェースを有し、USBキーボードの接続後にログインがなされた場合にUSBキーボードの取り外し時にログアウト処理をする。
特開2010−21724号公報
ユーザーが設定することのできる項目が大小合わせて数百を超える画像形成装置では、操作画面の数および階層数が多い。加えて、キーボードによる入力を必要とする操作画面どうしの関連性が複雑である。例えば、ファクシミリに関しては、原稿から読み取った画像を送信する場合には送信先のアドレスを入力すればよいが、個人ボックスと呼ばれる記憶媒体によって保存されている画像を送信する場合には、送信先アドレスの入力に先立って個人ボックスにアクセスするためのパスワードを入力しなければならない。このため、ユーザーが所望の設定をするために何回も画面の切り替えを指示しなければならない状況がしばしば発生し、ユーザーがキーボードを用いて入力したいと思う操作画面を表示させるのに手間取ることも多い。
本発明は、このような事情に鑑み、ユーザーがキーボードによる入力操作を効率よく行うことができるように操作性を向上させることを目的としている。
上記目的を達成する画像形成装置は、ハードウェアキーボードによる入力操作が可能な画像形成装置であって、画面表示のためのディスプレイと、前記ハードウェアキーボードによるキー入力を受け付ける複数のキー入力画面を含む複数の操作画面をユーザー操作に応じて選択的に前記ディスプレイに表示させる表示制御部と、前記ハードウェアキーボードが操作可能に配置されたか否かを判定する状態判定部と、を有する。この画像形成装置において、表示制御部は、前記ハードウェアキーボードが操作可能に配置されたと前記状態判定部によって判定されたときに、前記複数のキー入力画面のそれぞれへの画面切替えを指示する複数のショートカットキーのうちの少なくとも一つを有する切替え指示画面を前記ディスプレイに表示させる。
本発明によれば、画像形成装置のユーザーは、ハードウェアキーボードが操作可能に配置されたときに、ショートカットキーを有する切替え指示画面が表示されるので、画像形成装置のユーザーはショートカットキーを操作するだけで迅速に所望のキー入力画面を表示させてハードウェアキーボードによるキー入力を始めることができる。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 MFPのハードウェア構成を示す図である。 MFPに備わる制御回路のハードウェアキーボードに関わる機能構成を示す図である。 MFPにおけるハードウェアキーボードの装着の形態を示す図である。 MFPの動作を示すフローチャートである。 ハードウェアキーボードが操作可能に配置されたときの操作画面の切替えの具体例を示す図である。 画面階層の最上位の待機画面の例を示す図である。 待機画面が表示されているときにハードウェアキーボードが操作可能に配置された場合に表示される切替え指示画面の例を示す図である。 ファクシミリ機能画面の例を示す図である。 ファクシミリ機能画面が表示されているときにハードウェアキーボードが操作可能に配置された場合に表示される切替え指示画面の例を示す図である。 ボックス機能画面の例を示す図である。 ボックス機能画面が表示されているときにハードウェアキーボードが操作可能に配置された場合に表示される切替え指示画面の例を示す図である。 サービスマン用画面の例を示す図である。 サービスマン用画面が表示されているときにハードウェアキーボードが操作可能に配置された場合に表示される切替え指示画面の例を示す図である。
ハードウェアキーボードによる入力操作が可能な画像形成装置の例としてMFPを挙げる。図1に例示されるMFP1はインターネット9に繋がる例えば企業のLAN(Local Area Network)のようなネットワーク4に接続され、複数のパーソナルコンピュータ5,6,7、サーバー8、他のMFP1bなどの外部機器と通信可能に接続される。ネットワーク4は、有線ネットワーク、無線ネットワーク、および有線と無線とが混在するネットワークのいずれでもよい。MFP1はパーソナルコンピュータ5,6,7を含む外部機器からのアクセスおよび操作パネル10による操作に応じて動作する。例示のMFP1の操作パネル10は、操作面が若干前方に傾く斜め上方に向くように筐体上部の前側に配置されている。
MFP1は、画像形成装置としての機能であるコピーおよびネットワークプリンティングの他に様々な機能を有している。MFP1は、シート状の原稿から画像を読み取って外部機器へ送信したり、外部機器からの要求に応えて保存データを要求元または指定先に送信したり、外部機器から与えられたデータについて印刷・ファクシミリ送信・ボックス保存といった処理を行ったりすることができる。また、MFP1は、電子メールを受信して印刷したり、受信した電子メールを外部機器へ転送したり、操作パネル10を用いて指定された宛先に保存データを電子メールに添付して送信したりすることができる。
MFP1のハードウェア構成が図2に示される。操作パネル10は、タッチパネル10、ハードウェアキーボード102、およびハードウェアキーボード102を制御用のバスに接続するキーボードインタフェース103を有する。MFP1の全体の制御を受け持つ制御回路11は、制御プログラムを記憶するROM112、制御プログラムやアプリケーションを実行するコンピュータとしてのCPU(central processing unit)113、プログラム実行のワークエリアとされるS−RAM(Static Random Access Memory)115、各種の設定を記憶するバッテリバックアップされたNV−RAM(不揮発性メモリ)116、およびシステム時刻を計時する集積回路118を有する。
ADF(Auto Document Feeder)12は、原稿台を有しており、コピー、イメージ入力、またはファクシミリ送信において、原稿シートを原稿台からイメージスキャナ13の読取り位置へ搬送する。イメージスキャナ13は原稿シートに記録されている画像情報を光学的に読み取る。プリンタコントローラ14は、外部機器から受信したプリントデータのビットマップ展開を含む印刷のための種々の処理を担う。プリンタエンジン15は、多段形式の用紙ストッカ16から供給される用紙の片面または両面にモノクロまたはカラーの画像を印刷する。ストレージ17はハードディスクドライブのような大容量記憶デバイスである。ストレージ17には、操作画面の表示のためのデータを含む制御データを記憶するメモリ領域とともに、各種ドキュメントのファイルを保存するメモリ領域(いわゆるボックス)が設けられる。ネットワークインタフェース18はMFP1をネットワーク4に接続し、MFP1と外部とのLAN通信およびファクシミリ通信を可能にする。
図3は制御回路11のハードウェアキーボード102に関わる機能構成を示す。制御回路11は、表示制御部120および状態判定部130を有する。これら要素は、CPU113が所定の制御プログラムを実行することによって実現される機能要素である。
表示制御部120は、ハードウェアキーボード102によるキー入力を受け付ける操作画面である複数のキー入力画面および他の操作画面を選択的にタッチパネル101のディスプレイに表示させる。表示制御部120がいずれの操作画面を表示させるかは、タッチパネル101およびハードウェアキーボード101による操作の内容と状態判定部130による判定の結果とに依存する。
状態判定部130は、キーボードインタフェース103の出力する状態検出信号に基づいて、ハードウェアキーボード102が操作可能に配置されたか否かを判定する。本実施形態において、“操作可能に配置された”とは、ハードウェアキーボード102が後述のように収納位置から使用位置に移動したことを意味する。「ハードウェアキーボード102が操作可能に配置された」との判定がなされたとき、表示制御部120はユーザーが所望のキー入力画面を選択することができるように画面表示を切替える。
図4はハードウェアキーボード102の装着の形態を示す。例示のMFP1において、操作パネル10はタッチパネル部10Aとキーボード部10Bとを有する。タッチパネル部10Aに幾つかの固定キーとともに配置されたタッチパネル101は、操作画面を表示するディスプレイとその表示面に密着する透光性のタッチ入力デバイスとを備える。斜め上方に向くタッチパネル101の前面は表示面とタッチ操作面とを兼ねる。キーボード部10Bは、ハードウェアキーボード102と一体化したスライダであり、タッチパネル部10Aの下方の収納位置とタッチパネル部10Aの外側の使用位置との間の手動による移動が可能なようにタッチパネル部10Aに組み付けられている。
図4(A)においてキーボード部10Bは収納位置に在り、図4(B)においてキーボード部10Bは使用位置に在る。ハードウェアキーボード102は、ユーザーがキーボード部10Bを収納位置からその前方の使用位置へ引き出すことによって操作可能に配置される。ここでいう“操作可能”とは、ハードウェアキーボード102の全てのキーが露出してユーザーがキーに触れることができる状態を意味し、ユーザーがキーを操作しても表示制御部120に受け付けられずに無効になる状態を含む。引き出されたキーボード部10Bを後方へ押し戻せば、ハードウェアキーボード102はタッチパネル部10Aによって隠れる。
このようなハードウェアキーボード102を有するMFP1における全体的な動作の流れが図5に示される。
MFP1の制御を担う上述のCPU113は、電源投入またはリセット操作に呼応して初期化処理を実行する(ステップS10)。初期化処理においてS−RAM115がクリアされ、標準モードの設定が行われる。初期化処理を終えたCPU113は、ステップS11〜S18のルーチンを繰り返し実行する。
ステップS11において、CPU113は状態判定部130として動作する。状態判定部130は、ステップS11の前回の実行時に取得して記憶しておいたキーボードインタフェース103の出力値と今回の実行において取得した出力値とを比較することによって、ハードウェアキーボード180が引き出されるという配置状態の変化がステップS11の前回の実行と今回の実行との間の時点であったかどうかを判定する。
ハードウェアキーボード102が引き出されていないかまたは前回も今回の引き出されている場合、ステップS11の判定結果はNoとなる。その場合、CPU113はステップS15へ進む。
一方、ハードウェアキーボード102が操作可能に配置された場合(ステップS11でYes)、CPU113はステップS12,S13,S14において表示制御部120として動作する。表示制御部120は、ハードウェアキーボード102が操作可能に配置された現在時点でタッチパネル101によって表示されている操作画面(これを「元画面」という)がどのような画面であるかを確認し(ステップS12)、ユーザーの便宜のために表示すべきショートカットキーを決定する(ステップS13)。ショートカットキーは、ユーザーが元画面からハードウェアキーボードによるキー入力を受け付けるキー入力画面への画面切替えを指示するための操作キーである。MFP1におけるキー入力画面の数は複数であり、必然的にショートカットキーの数も複数である。これら複数のショートカットキーの中から元画面が表示されている段階においてユーザーにとって必要と推定されるショートカットキーが表示すべきものとして選択される。そして、表示制御部120は、元画面からステップS13で決定したショートカットキーを有する切替え指示画面へタッチパネル101における表示を切替える(ステップS14)。その後にCPU113はステップS15へ進む。
ステップS15において、CPU113は操作パネル10によるユーザーからの何らかの要求(指示)があったか否かをチェックする。タッチパネル101またはハードウェアキーボード102の何らかの操作があった場合(ステップS15でYes)、CPU113はユーザーの要求する処理を実行する(ステップS16)。ここで実行する処理は様々であり、例えばコピーが要求されたときにイメージスキャナ13やプリンタエンジン15などを動作させるといった機構動作の制御およびショートカットキーや他の操作キーの押下に呼応する操作画面の切替えを含む。操作画面を切替えるとき、CPU113は表示制御部120として動作する。操作パネル10による要求がなかった場合(ステップS15でNo)、CPU113はステップS17へ進む。
ステップS17において、CPU113は外部機器からの何らかの要求があったか否かをチェックする。ネットワークインタフェース18による何らかの要求の受信があった場合、CPU113は外部機器の要求する処理を実行する(ステップS18)。ここで実行する処理も様々であり、通信のリクエストに対するレスポンスの送信のように比較的に簡単な処理もあれば、印刷要求に応えるジョブの実行のように比較的に複雑な処理もある。動作設定の変更が要求されたときには、CPU113はNV−RAM116に記憶されている各種設定情報を書き換える。要求された処理の実行が終わると、CPU113はステップS11へ戻る。
次に、図5のステップS12〜S14およびステップS16に対応する表示制御部120についてさらに説明する。表示制御部120は、ハードウェアキーボード102が操作可能に配置されるのに呼応して元画面から切替え指示画面への表示変更を行う際に、切替え指示画面に配置するショートカットキーを予め定められた画面階層における元画面の順位に応じて決める。詳しくは、表示制御部120は、複数のショートカットキーのうちの元画面およびそれよりも下位の操作画面のいずれかに関係するショートカットキーのみを有する切替え指示画面をタッチパネル101のディスプレイに表示させる。
この表示制御部120の特徴的な機能は、ハードウェアキーボード102の使用に関する推察に基づいている。通常、ハードウェアキーボード102はユーザーがハードウェアキーボード102を使用しようとするときに引き出される。そして、元画面が画面階層の最上位でない場合、その状況の多くはユーザーが元画面またはそれより下位のキー入力画面でのキー入力を行おうとしている状況であると推察される。
ハードウェアキーボード102が引き出されたときに切替え指示画面を自動的に表示することによって、ユーザーは元画面の順位にかかわらずショートカットキーを操作するだけで迅速に所望のキー入力画面を表示させてハードウェアキーボード102によるキー入力を始めることができる。すなわち、所望のキー入力画面が元画面でもなく元画面の直上または直下の画面でなくても、ユーザーは元画面から順々に画面を手動で切替えて所望のキー入力画面を表示させなくてもよい。その上、切替え指示画面では元画面よりも上位の操作画面に関係するショートカットキーが表示されないので、全てショートカットキーが表示される場合と比べて、表示されたショートカットキーの中の操作すべきショートカットキーを見つけ易い。
図6はハードウェアキーボード102が操作可能に配置されたときの操作画面の切替えの具体例を示す。
MFP1の電源スイッチがオンにされてウォームアップが終わると、またはユーザーにログインを求める運用においてMFP1によるユーザー認証が完了すると、待機画面Q1が表示される。待機画面Q1は、ユーザーが動作の設定を指示するための階層化された多数の操作画面の中の最上位の操作画面である。他の操作画面は待機画面Q1が表示された後に表示される。ユーザーがMFP1の所望の機能を選択する操作を行うと、選択された機能に関わる操作画面に表示が切り替わる。なお、待機画面Q1は、リセット操作が行われたとき、および他の操作画面が表示されたままの無操作状態が一定時間にわたって続いたときにも表示される。
待機画面Q1が表示されたまま何らキー操作が行われていない状態において、ハードウェアキーボード102が引き出されると、切替え指示画面Q31が表示される。切替え指示画面Q31はユーザーのために用意された全てのキー入力画面Q41,Q42,Q43,Q44,Q45に対応する数のショートカットキーを有する(後述の図8参照)。つまり、切替え指示画面Q31では、ユーザー用のキー入力画面Q41〜Q45の全てが、ユーザーによる次画面選択の選択肢である。
待機画面Q1が表示されている状態においてユーザーまたはサービスマンが所定のキー操作を行うと、待機画面Q1に対して下位の操作画面が表示される。1回の画面切替えまたは一連のキー操作に従う複数回の画面切替えを経て表示される下位の操作画面のうち、キーボード入力に関係する画面として、ファクシミリ設定画面Q3、ボックス設定画面Q5、コピー設定画面Q7、およびサービスマン画面Q9がある。ファクシミリ設定画面Q3、ボックス設定画面Q5およびコピー設定画面Q7は、MFP1の機能のうちの「ファクシミリ通信」、「ボックス処理」および「コピー」に関わる設定のための操作画面である。サービスマン画面Q9は、サービスマンによる設定のための操作画面である。
ファクシミリ設定画面Q3が表示されている状態においてハードウェアキーボード102が引き出されると、切替え指示画面Q32が表示される。切替え指示画面Q32は、ファクシミリ設定画面Q3およびそれより下位の図示しない操作画面のいずれかに関係する三つのショートカットキーを有する(後述の図10参照)。また、ボックス設定画面Q5が表示されている状態においてハードウェアキーボード102が引き出されると、切替え指示画面Q33が表示される。切替え指示画面Q33は、ボックス設定画面Q5およびそれより下位の図示しない操作画面のいずれかに関係する二つのショートカットキーを有する(後述の図12参照)。
コピー設定画面Q7が表示されている状態においてハードウェアキーボード102が引き出されると、切替え指示画面ではなくキー入力画面Q45が表示される。つまり、コピー設定画面Q7に関係するキー入力画面はヘッダー/フッター入力のためのキー入力画面ダQ45のみであるので、ショートカットキーの表示は省略され、コピー設定画面Q7からキー入力画面Q45への直接の画面切替えが行われる。
そして、サービスマン画面Q9が表示されている状態においてハードウェアキーボード102が引き出されると、サービスマンのためのキー入力画面Q51が表示される。キー入力画面Q51は、キー入力された長い文字列を表示するモニター領域を有する(後述の図14参照)。
なお、切替え指示画面Q31,Q32,Q33およびキー入力画面Q45,Q51の表示の形態は、元画面に代えて表示する表示面全体の表示変更であってもよいし、元画面に部分的に重ねるポップアップ表示であってもよい。
以下、複数の操作画面の画面構成の具体例を挙げる。
図7において、タッチパネル101の表示面のほぼ全域にわたる待機画面Q1は、メッセージや装置状態を表示する領域61、読み取った原稿画像を表示する領域65、および画像出力の様相をプレビュー表示する領域66を有する。さらに、待機画面Q1は、MFPにおける利用頻度の高い機能である「コピー」に関わる基本設定項目を選択するための七つの選択キーを有している。詳しくは、原稿画質キー71、カラーモードキー72、濃度キー73、用紙サイズキー74、ズーム倍率キー75、両面/ページ集約キー76、および仕上げキー77がコピー設定画面Q1の下端部に横一列に並べて配置されている。ユーザーがこれら七つの選択キーのいずれかにタッチすると、タッチした選択キーに対応する項目についての設定のための画面(コピー設定画面Q7の一つ)が表示される。
図8のように、待機画面Q1から切り替わって表示される切替え指示画面Q31は五つのショートカットキー91,92,93,94,95を有する。ショートカットキー91は、ファクシミリ通信の宛先や電子メールの文章入力などのためのキー入力画面Q41に対応する。ショートカットキー92は、MFP1にログインしているユーザーの個人ボックスへのアクセスのためのキー入力画面Q42に対応する。ショートカットキー93は、ヘッダー/フッター入力のための上述のキー入力画面ダQ45に対応する。ショートカットキー94は、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)宛先検索に関わるキー入力画面Q43に対応する。そして、ショートカットキー95は、セキュリティレベルの高い機密ボックスへのアクセスのためのキー入力画面Q44に対応する。
図9のようにファクシミリ設定画面Q3は、ユーザーまたは管理者によって登録されている宛先をワンタッチ選択するためのキーが配列される領域67を有する。各キーには宛先の名称が付される。宛先として、ファクシミリの電話番号だけでなく、電子メールのアドレス、SMB(Server Message Block)やFTP(File Transfer Protocol)などの各種プロトコルによるデータ通信のアドレスも登録することができる。また、ファクシミリ設定画面Q3は、送信および受信のそれぞれに関わる設定項目を選択するための六つの選択キー72,81,82,83,84,85を有している。
図10のように、ファクシミリ設定画面Q3から切り替わって表示される切替え指示画面Q32では、五つのショートカットキー91〜95のうちの二つの表示が省略され、ショートカットキー91,83,94のみが表示される。
ここで、ユーザーがショートカットキー93にタッチしてキー入力画面Q45を表示させると、例えば電子メールのヘッダーをハードウェアキーボード102によって書き換えることができる。電子メールは、スキャン画像を添付ファイルとして送付するものであったり、スキャン画像の格納先であるURL(Uniform Resource Locator)をメールの本文として送信するものであったり、MFP1で生じたトラブルの内容などを製造元に通知するためのものであったりする。電子メールに詳しいユーザーは、煩雑なタッチパネル操作をすることなく、ヘッダーに記入すべき文字列を入力することができる。
図11のようにボックス設定画面Q5は、共有や個人といったボックス種別ごとに各ボックス内のファイルを一覧表示する領域68を有する。
図12のように、ボックス設定画面Q5から切り替わって表示される切替え指示画面Q33では、五つのショートカットキー91〜95のうちの三つの表示が省略され、ショートカットキー92,95のみが表示される。
13のようにサービスマン画面Qでは、左半部に多数の設定項目を選択するための選択キーが配置され、右半部に左半部で選択された項目の詳細項目を選択するための選択キーが配置される。図示では、左半部において項目「システム設定1」が選択されており、この項目の選択キーが白黒反転によって強調されている。
図14のように、サービスマン画面Qから切り替わって表示されるキー入力画面Q51は、ハードウェアキーボード102によって入力された文字列を表示するモニターウィンドウW5を有する。キー入力画面Q51において、サービスマンは多数の項目の設定を含む意図した操作を選択キーの押下による画面切替えを行うことなく、ターミナルコマンドの入力によって素早く行うことができる。
以上の実施形態では、元画面よりも上位の操作画面に関わるショートカットキーを表示しない例を挙げたが、これに限らない。元画面の画面階層における順位にかかわらず、元画面と関連する全てのキー入力画面に対応するショートカットキーを、元画面から切り替わって表示される切替え指示画面に配置してもよい。元画面に関連するショートカットキーが多数である場合、元画面との関連が深いものを優先的に選択して表示するようにしてもよい。
上述の実施形態において、元画面がトラブル発生を表示する画面である場合に、製造元に送る連絡文を入力するためのキー入力画面を表示することができる。また、キー入力画面ではなく、キー入力画面か製造元情報を表示する画面かを選択するためのショートカットキーを有した切替え指示画面を表示するようにしてもよい。
元画面が印刷ジョブの詳細を表示する画面である場合、PJL(Printer Job Language)または他のページ記述言語で記述されたコマンドの文字列を編集するためのキー入力画面を表示することができる。ページ記述言語に詳しいユーザーは、煩雑なタッチパネル操作をすることなく、印刷ジョブの内容を素早く書き換えることができる。
上述の実施形態において、ハードウェアキーボード102はMFP1にユーザーがMFP1の購入に際して装着の要否を選択できない標準の装置であってもよいし、ユーザーが装着の要否を選択するオプション装置であってもよい。
ハードウェアキーボード102を操作パネル10に組み付けるのではなく、特許文献1の開示のようにユーザーが適宜着脱する構成においても本発明を適用することができる。
1 MFP(画像形成装置)
101 タッチパネル(ディスプレイ)
102 ハードウェアキーボード
Q41,Q42,Q43,Q44,Q45 キー入力画面(操作画面)
Q51 サービスマンのためのキー入力画面(操作画面)
Q1 待機画面(操作画面)
Q3 ファクシミリ設定画面(操作画面)
Q5 ボックス設定画面(操作画面)
Q7 コピー設定画面(操作画面)
Q9 サービスマン画面(操作画面)
Q31,Q32,Q33 切替え指示画面(操作画面)
120 表示制御部
130 状態判定部
91,92,93,94,95 ショートカットキー
113 CPU(コンピュータ)

Claims (5)

  1. ハードウェアキーボードによる入力操作が可能な画像形成装置であって、
    画面表示のためのディスプレイと、
    前記ハードウェアキーボードによるキー入力を受け付ける複数のキー入力画面を含む複数の操作画面をユーザー操作に応じて選択的に前記ディスプレイに表示させる表示制御部と、
    前記ハードウェアキーボードが操作可能に配置されたか否かを判定する状態判定部と、を有し、
    前記表示制御部は、前記ハードウェアキーボードが操作可能に配置されたと前記状態判定部によって判定されたときに、前記複数のキー入力画面のそれぞれへの画面切替えを指示する複数のショートカットキーのうちの少なくとも一つを有する切替え指示画面を前記ディスプレイに表示させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ハードウェアキーボードは、前記ディスプレイの下方の収納位置から前方へ引き出されることによって操作可能になる
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記表示制御部は、前記ハードウェアキーボードが操作可能に配置された時点で表示されている操作画面に応じて、前記切替え指示画面において表示させる前記ショートカットキーを切り替える
    請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記表示制御部は、前記ハードウェアキーボードが操作可能に配置された時点で表示されている操作画面の予め定められた画面階層の順位に応じて、複数のショートカットキーのうちの当該操作画面およびそれよりも下位の操作画面のいずれかに関係するショートカットキーのみを表示させる
    請求項3記載の画像形成装置。
  5. ハードウェアキーボードによる入力操作が可能な画像形成装置において実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記画像形成装置が有するコンピュータによって実行されたときに、
    前記ハードウェアキーボードが操作可能に配置されたか否かを判定する状態判定部と、
    前記ハードウェアキーボードによるキー入力を受け付ける複数のキー入力画面を含む複数の操作画面を、前記画像形成装置のユーザーによる操作に応じて選択的に前記画像形成装置に備わるディスプレイに表示させ、前記ハードウェアキーボードが操作可能に配置されたと前記状態判定部によって判定されたときに、前記複数のキー入力画面のそれぞれへの画面切替えを指示する複数のショートカットキーのうちの少なくとも一つを有する切替え指示画面を前記ディスプレイに表示させる表示制御部と、を前記コンピュータに実現させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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