JP5648158B2 - 電気防食用流電陽極 - Google Patents

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本発明は、海洋や河川などに設置される鋼管杭、鋼矢板などの金属構造物に取り付けられる電気防食用流電陽極に関し、特に磁気吸引力により取り付け固定するための磁極分散型磁気吸着装置を備えた電気防食用流電陽極に関する。
海洋や河川などに設置される鋼管杭、鋼矢板などの金属構造物の防食方法として、流電陽極方式が知られている。この流電陽極方式は、金属構造物に、該金属構造物よりも卑な電位を有する金属(流電陽極)を接続して防食電流を流し、海水や水による金属構造物の腐食を防止するものである。
この電気防食用流電陽極を金属構造物に取り付ける方法としては、熔接が一般的に用いられているが、磁気吸引力により取り付ける方法も提案されている。
例えば、特許文献1には、金属構造物に電気防食用流電陽極を磁気吸引力により取り付ける装置として、キャップ状のヨークに、リング状の永久磁石を防食部材とともに収容した磁気吸着装置が記載されている。
しかし、この特許文献1に記載されている磁気吸着装置では、該磁気吸着装置に使用されるリング状の永久磁石が市販されていないため、新たにそれを製造しなければならず、余りにも高価になり過ぎて、熔接などの固定手段を採用するのが現実的であった。
また、取り付け対象の電気防食用流電陽極は重量物である上、常時海水に浸漬している金属構造物の電気防食用流電陽極は一般に波や潮流の作用を受けるため、特許文献1に記載されている磁気吸着装置などの従来の磁気吸着装置では、磁気吸引力が不十分で、電気防食用流電陽極を金属構造物に堅固に固定することができなかった。
特開2008−274359号公報
本発明は、このような実情に鑑み開発されたもので、量産品の永久磁石を用いて、任意の寸法で安価に製造できる構造であるとともに、十分な磁気吸引力を発揮し、海洋や河川などに設置される鋼管杭、鋼矢板などの金属構造物に、電気防食用流電陽極を堅固に固定することができる磁気吸着装置を備えた電気防食用流電陽極を提供することを目的とする。
本発明は、下記の電気防食用流電陽極を提供することにより、上記目的を達成したものである。
「金属構造物の電気防食用流電陽極において、前記金属構造物に防食電流を通電するための陽極本体と、該陽極本体を前記金属構造物に固定するための固定手段とした磁極分散型磁気吸着装置とを備えた電気防食用流電陽極であり、前記磁極分散型磁気吸着装置が、吸着面に一方の磁極をもち、該吸着面に背向する背向面に他方の磁極をもつ板状乃至角柱状の永久磁石と、前記永久磁石を所定の間隔を置いて隣り合う磁極が互いに異極となるように複数個配列して凹部に収容した軟磁性材料からなるトレー状の凹形ヨークと、前記永久磁石の間隔を所定に保つために前記凹形ヨークの凹部に固着した軟磁性材料からなる中仕切りヨークとを備えたことを特徴とする電気防食用流電陽極。」
本発明によれば、量産品の永久磁石を用いて、任意の寸法で安価に磁極分散型磁気吸着装置を製造することができ、且つ、該磁極分散型磁気吸着装置は、十分な磁気吸引力を発揮し、海洋や河川などに設置される鋼管杭、鋼矢板などの金属構造物に、電気防食用流電陽極を堅固に固定することができる。また、一般に採用されている熔接に比べて、簡単且つ短時間で金属構造物に電気防食用流電陽極を取り付けることができる。
図1は、本発明の電気防食用流電陽極に係る磁極分散型磁気吸着装置の好ましい一実施形態の構造を示す斜視図である。 図2は、図1に示す実施形態における凹形ヨークと中仕切りヨークの分解斜視図である。 図3は、本発明の電気防食用流電陽極に係る磁極分散型磁気吸着装置の好ましい他の実施形態の構造を示す斜視図である。 図4は、本発明の電気防食用流電陽極の好ましい一実施形態を、金属構造物に取り付けた状態で示す斜視図である。
まず、本発明の電気防食用流電陽極に係る磁極分散型磁気吸着装置を、図1及び図2に示す好ましい実施形態について説明する。図1は、本実施形態の構造を示す斜視図であり、図2は、本実施形態における凹形ヨークと中仕切りヨークの分解斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の磁極分散型磁気吸着装置Aは、四個の矩形板状の永久磁石1と、該永久磁石1を凹部21に収容する矩形トレー状の凹形ヨーク2と、該凹形ヨークの凹部21内を四等分する十字形状の中仕切りヨーク3とから構成されている。
四個の永久磁石1は、同一の形状(矩形板状)且つ同一の大きさのネオジウム系磁石である。永久磁石1としては、ネオジウム系磁石の他、サマリウム系磁石、セリウム系磁石やフェライト磁石などを用いることができるが、保磁力の大きいネオジウム系磁石が特に好ましい。これらの永久磁石は市販品を用いることができる。
凹形ヨーク2は、その凹部21が十字形状の中仕切りヨーク3により四等分されており、各区分にそれぞれ永久磁石1が収容されている。
凹形ヨーク2に収容された四個の永久磁石1は、中仕切りヨーク3により、隣り合う永久磁石と互いに該ヨーク3の幅の間隔が保持される。
また、図1に示すように、凹形ヨーク2に収容された四個の永久磁石1は、隣り合う永久磁石の磁極が互いに異極となるように配列されている。これは異極どうしを近づけると二者間に互いに引き寄せる吸引力が作用するため、永久磁石1を凹形ヨーク2に収容することが容易になるからである。
凹形ヨーク2は、その開口側の周縁端が永久磁石1の吸着面11よりやや突出するように、その凹部21の深さが永久磁石1の高さ(厚み)よりやや深く形成されている。
一方、中仕切りヨーク3は、永久磁石1の吸着面11より突出しないように、その厚みが永久磁石1の高さより低く形成されている。
また、図2に示すように、凹形ヨーク2には、底部(バックヨーク部)23の中央部に、該底部を貫通するボルト孔22が形成されており、一方、中仕切りヨーク3には、十字形状の交差部に、該交差部を貫通するボルト孔32が形成されている。そして、ボルト31を、中仕切りヨーク3のボルト孔32に挿通し、次いで凹形ヨーク2の表面側から背面側までボルト孔22に挿通し、座金33を介してナット34を螺合させることにより、凹形ヨーク2の凹部21内に中仕切りヨーク3が固着されている。
凹形ヨーク2の形成材料としては、軟磁性材料であれば特に制限されるものではなく、ヨーク材として従来より用いられているものを用いることができ、例えば、鉄、ケイ素鋼、パーマロイ、センダストなどが挙げられる。
中仕切りヨーク3の形成材料も、軟磁性材料であれば特に制限されるものではなく、凹形ヨーク2の形成材料と同様のものが挙げられる。
本発明の電気防食用流電陽極に係る磁極分散型磁気吸着装置は、前記の図1及び図2に示す実施形態に制限されることなく種々の変更が可能である。例えば、前記の図1及び図2に示す実施形態では、永久磁石を縦横に2個ずつ計4個を配列したが、図3に示すように、縦2個×横3個で計6個を配列してもよい。
永久磁石の配列個数及び配列形態は、特に制限されるものではないが、海洋や河川などに設置される金属構造物に電気防食用流電陽極を取り付け固定するために使用する場合には、一般には、永久磁石として、市販の永久磁石、例えば3〜60mm×3〜60mm×厚み(高さ)1〜50mmの大きさで、残留磁束密度10kg以上、保磁力10kOe以上、最大エネルギー積30〜55MGOe程度のネオジウム系磁石を用いる場合、縦2〜33個×横2〜33個で計4〜1089個程度を配列するとよい。
また、永久磁石の形状も板状に限定されるものではなく、1〜100mm×1〜200mm×厚み(高さ)1〜50mmの板状乃至角柱状のものを用いることができる。
また、凹形ヨーク2の形状も吸着方向から平面視して矩形に限定されるものではなく、円形や多角形などのものを用いることもできる。
また、中仕切りヨーク3の固着手段も、前記の図1及び図2に示す実施形態におけるボルトとナットに限定されるものではなく、例えば、中仕切りヨーク3を凹形ヨーク2と一体的に形成してもよい。
次に、本発明の電気防食用流電陽極を、図4に示す好ましい実施形態について説明する。図4は、本発明の電気防食用流電陽極を金属構造物に取り付けた状態で示す斜視図である。
図4に示すように、本実施形態の電気防食用流電陽極Bは、金属構造物10に防食電流を通電するための断面台形状の柱状の陽極本体1Bと、該陽極本体1Bの長手方向の両端側面からそれぞれ延設された取付部2Bと、該取付部2Bそれぞれの先端部の金属構造物側の面に鋼板(プレート)35を介在させてそれぞれ取り付けられた磁極分散型磁気吸着装置Aと、該取付部2Bそれぞれの先端部の金属構造物側の反対面にそれぞれ取り付けられた係止部3Bとから構成されている。
陽極本体1Bは、陽極材としてアルミニウム合金を用いたもので、流電陽極方式による電気防食に従来より用いられているものである。陽極材としては、アルミニウム合金の他、亜鉛、マグネシウムの合金など、従来より用いられている陽極材を用いることができる。
取付部2Bは、鋼材より形成されており、陽極本体1B内を長手方向に貫通する芯金である。取付部2Bの両先端部には、磁極分散型磁気吸着装置A及び係止部3Bを取り付けるためのボルト孔が設けられている。
取付部2Bの両先端部に取り付けられた磁極分散型磁気吸着装置Aは、前記の図1及び図2に示す実施形態の磁極分散型磁気吸着装置Aである。
また、取付部2Bの両先端部に取り付けられた係止部3Bは、その両端部及び中央部の計3箇所にボルト孔が設けられた断面L字状の長尺状の鋼製本体31Bと、該本体31Bの両端部のボルト孔それぞれに取り付けられたボルト及びナット32Bとから構成されている。係止部3Bの中央部に設けられたボルト孔は、係止部3Bを取付部2Bの先端部に取り付けるためのボルト孔である。
磁極分散型磁気吸着装置A及び係止部3Bは、該磁気吸着装置Aにおけるボルト31を、図2に示すように、まず中仕切りヨーク3のボルト孔32に挿通し、次いで磁気吸着装置Aの凹形ヨーク2の表面側から背面側までボルト孔22に挿通した後、鋼板35の端部に穿設したボルト孔に挿通し、取付部2Bの先端部のボルト孔に挿通し、次いで係止部3Bの中央部に設けられたボルト孔に挿通して、座金33を介してナット34を螺合させることにより、取付部2Bの先端部に取り付けられている。
即ち、磁極分散型磁気吸着装置Aは、永久磁石1の吸着面11が金属構造物10の表面に対面するように、取付部2Bの先端部に取り付けられており、係止部3Bは、取付部2Bの先端部の金属構造物側の反対面に取り付けられている。
また、係止部3Bは、本体31Bの両端部のボルト孔それぞれに取り付けられたボルト及びナット32Bのボルト部分が、それぞれ、金属構造物10に当接するように、取付部2Bの両先端部に取り付けられている。
磁極分散型磁気吸着装置A及び係止部3Bを取付部2Bの先端部に取り付けるための前記ボルト31の長さは、その先端が、磁気吸着装置Aにおける永久磁石1の吸着面11より突出しない長さである。
本実施形態の電気防食用流電陽極Bは、図4に示すように、取付部2Bの両先端部に取り付けられた磁極分散型磁気吸着装置Aの永久磁石1の吸着面11を、金属構造物10の表面に対面させて接近させることにより、磁気吸引力により金属構造物10の表面に吸着固定することができる。
また、本実施形態の電気防食用流電陽極Bは、係止部3Bの本体31Bの両端部のボルト孔それぞれに取り付けられたボルト及びナット32Bのボルト部分が、それぞれ、金属構造物10に当接するように、係止部3Bが取付部2Bの両先端部に取り付けられているため、電気防食用流電陽極Bの長手方向に対して垂直方向(=金属構造物10の幅方向)の振れを防止することができる。
以下に実施例及び試験例を挙げて本発明の効果を具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1
下記の永久磁石1を4個、凹形ヨーク2及び中仕切りヨーク3を用いて、図1及び図2に示す実施形態の磁極分散型磁気吸着装置Aを作製した。
永久磁石1:市販のネオジウム系磁石(七星通(株)製の38mm×30mm×厚み(高さ)12.7mmの大きさで、残留磁束密度12.8〜13.2kg、保磁力11.5kOe以上、最大エネルギー積40〜43MGOeのネオジウム系磁石)
凹形ヨーク2:95mm×79mm×高さ18mmの大きさの鋼製のヨーク。凹部21の大きさは86mm×70mm×深さ13.5mm。
中仕切りヨーク3:鋼製のヨーク。幅10mm、厚み3.2mm。
実施例2
下記の永久磁石1を6個、凹形ヨーク2及び中仕切りヨーク3を用いて、図3に示す実施形態の磁極分散型磁気吸着装置A’を作製した。
永久磁石1:市販のネオジウム系磁石(七星通(株)製の38mm×30mm×厚み(高さ)12.7mmの大きさで、残留磁束密度12.8〜13.2kg、保磁力11.5kOe以上、最大エネルギー積40〜43MGOeのネオジウム系磁石)
凹形ヨーク2:143mm×79mm×高さ18mmの大きさの鋼製のヨーク。凹部21の大きさは134mm×70mm×深さ13.5mm。
中仕切りヨーク3:鋼製のヨーク。幅10mm、厚み3.2mm。
試験例1
実施例1及び2で作製した本発明の電気防食用流電陽極に係る磁極分散型磁気吸着装置A及びA’について、下記の方法により耐荷重試験を行い、磁気吸引力を測定した。その結果を表1に示す。
〔耐荷重試験の方法1〕
鋼板(400mm×2000mm×t20mm)を直立に支持し、この鋼板に、磁極分散型磁気吸着装A及びA’を吸着させた。なお、磁気吸着装置A及びA’におけるボルト31は長尺のボルトに代え、底部(バックヨーク部)23からボルトを延出させて錘を吊り下げられるようにした。そしてこのボルトにかける荷重は、70kgから10kgずつ順に増やしていき、磁気吸着装置A及びA’が下方向へ10mm程度ずれた時点まで試験を続けた。この試験結果から、電気防食用流電陽極の質量が重いものであっても、磁極分散型磁気吸着装置の大きさを変えれば、堅固に固定することができることがわかった。
Figure 0005648158
実施例3
上記実施例1の磁極分散型磁気吸着装置Aを4個、陽極本体1B、陽極本体1Bの長手方向の両端側面からそれぞれ延設された取付部2B及び該取付部2Bそれぞれの先端部の金属構造物側の面に取り付けられた一枚の鋼板35を用いて、図4に示すような実施形態(係止部3Bを除いた実施形態)の本発明の電気防食用流電陽極B’を作製した。
磁極分散型磁気吸着装置A:95mm×80mm×高さ18mm
陽極本体1B:(120mm+140mm)×140mm×長さ730mm
取付部2B:平鋼50mm×厚み9mm−340mm
鋼板35:100mm×2000mm×厚み12mm
実施例4
上記実施例1の磁極分散型磁気吸着装置Aを4個から8個に変更した以外は、実施例3と同様にして本発明の電気防食用流電陽極B”を作製した。
実施例5
上記実施例4の電気防食用流電陽極B”における取付部2Bの両先端部に係止部3Bを取り付けて、図4に示すような実施形態の本発明の電気防食用流電陽極B'''を作製した。
鋼製本体31B:45mm×45mm×厚み4mm
ボルト及びナット:六角ボルトM20×長さ200mm。六角ナットM20
試験例2
金属構造物に波が反射し、吸着固定した電気防食用流電陽極に対して水平方向に及び傾斜方向に引き離す力が働くことも考慮する必要がある。そのため、実施例3、4及び5で作製した本発明の電気防食用流電陽極B’、B”及びB'''について、下記の方法により耐荷重試験を行い、磁気吸引力を測定した。その結果を表2に示す。
〔耐荷重試験の方法2〕
試験台上に鋼板(400mm×2000mm×t20mm)を水平に固定し、この鋼板に電気防食用流電陽極B’、B”及びB'''を吸着させた状態でチェーンブロック及びバネ秤を用いて、水平方向に(電気防食用流電陽極に対して垂直に)及び傾斜方向に(電気防食用流電陽極に対して45°に)引っ張り、吸引が解除される力を測定した。よって、電気防食用流電陽極に対して水平方向に及び傾斜方向に引き離す力が作用しても、堅固に固定することができることがわかった。
Figure 0005648158
A 磁極分散型磁気吸着装置
1 永久磁石
2 凹形ヨーク
3 中仕切りヨーク
11 永久磁石の吸着面
21 凹部
B 電気防食用流電陽極
1B 陽極本体
2B 取付部
3B 係止部
10 金属構造物

Claims (2)

  1. 金属構造物の電気防食用流電陽極において、前記金属構造物に防食電流を通電するための陽極本体と、該陽極本体を前記金属構造物に固定するための固定手段とした磁極分散型磁気吸着装置と
    を備えた電気防食用流電陽極であり、
    前記磁極分散型磁気吸着装置が、吸着面に一方の磁極をもち、該吸着面に背向する背向面に他方の磁極をもつ板状乃至角柱状の永久磁石と、
    前記永久磁石を所定の間隔を置いて隣り合う磁極が互いに異極となるように複数個配列して凹部に収容した軟磁性材料からなるトレー状の凹形ヨークと、
    前記永久磁石の間隔を所定に保つために前記凹形ヨークの凹部に固着した軟磁性材料からなる中仕切りヨークと
    を備えたことを特徴とする電気防食用流電陽極。
  2. 前記電気防食用流電陽極の長手方向の両側それぞれに、該長手方向に対して垂直方向の振れを防止するための係止部を設けた請求項1記載の電気防食用流電陽極。
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