JP5647654B2 - ロボット制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ロボット制御装置及びプログラムに関する。
従来、モータなどの駆動部によって可動部を動かすロボットが存在している。また、撮像部としてCCD等のイメージセンサを備えたロボットも存在しており、撮像画像から得られる情報を用いて種々の処理が行われている。
ところで、イメージセンサは、日光等の高照度の光を受けると破損する可能性がある。そのため、イメージセンサを延命化させるには高照度の環境の下を避けて使用することが必要となる。しかしながら、従来のロボットに係る技術では、イメージセンサへの入力照度については何ら考慮されておらず、イメージセンサが高照度の光にさらされる可能性があるため、イメージセンサの延命化の観点において改善の余地があった。
実施の形態のロボット制御装置は、撮像手段と複数の可動部とを有するロボットを制御するロボット制御装置であって、照度取得手段と、判定手段と、制御手段とを備える。照度取得手段は、前記撮像手段への入力照度を取得する。判定手段は、前記照度取得手段で取得された入力照度が所定の閾値を上回るか否かを判定する。制御手段は、前記判定手段により前記入力照度が前記閾値を上回ると判定された場合、前記可動部を駆動することで、前記入力照度を低下させる動作を前記ロボットに行わせる。また、制御手段は、前記ロボットの向きを変更することで、前記撮像手段への入力照度を低下させる。
図1は、実施形態に係るロボットの外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るロボットの外観の一部を示す正面図である。 図3は、実施形態に係るロボットの外観を示す底面図である。 図4は、実施形態に係るロボットの外観を示す側面図であって、腕部が回動した状態を示す図である。 図5は、実施形態に係るロボットの頭部の外観を示す平面図である。 図6は、実施形態に係るロボットの頭部の外観を示す側面図である。 図7は、実施形態に係るロボットの構成を示す図である。 図8は、図7に示した動作パターンデータの一例を模式的に示す図である。 図9は、実施形態に係るロボットの頭部の他の構成例を模式的に示す図である。 図10は、本実施形態のロボットが行う撮像処理の手順を示すフローチャートである。
図1は、実施形態に係るロボット制御装置を備えたロボットの外観を示す図である。同図に示すように、ロボット1は、マスコットロボット等と称される人型や動物型のロボットとして実現されている。なお、ロボット1の駆動電源は、内蔵するバッテリパックや外部(商用電源)から供給されるものとする。
ロボット1は、基部2と、胴体部3と、頭部4と、左右の腕部5、6とを備えている。胴体部3、頭部4及び腕部5、6は、詳しくは後述するが、基部2に対して相対動(回動)可能となっている。胴体部3、頭部4及び腕部5、6は、可動部の一例である。
基部2は、図1や図2に示すように、基部ハウジング2aと、左右の足部2bとを有している。左右の足部2bは、基部ハウジング2aに一体形成されている。ロボット1が設置台100(図1)に設置された状態では、基部ハウジング2aの底部と左右の足部2bの底部とが設置台100に当接している。
胴体部3は、図1や図2に示すように、基部2の上方に配置されている。胴体部3は、胴体ハウジング3aを有している。胴体部3は、連結機構(図示せず)によって、回動軸A1(図2、図4)回りに回動可能に基部2に連結されている。連結機構は、別の言い方をすると例えば関節部である。胴体部3の可動範囲は、図3に示すように、基準姿勢に対して左右に規定の規定角度α1ずつとなっている。図3中の矢印B1は、胴体部3の回動方向を示している。胴体部3は、第1のモータ151(図7)に連結されており、第1のモータ151によって回動軸A1回りに回動駆動される。胴体部3の回動軸A1回りの回動動作は、腰振り動作とも称される。
また、図1〜図6では図示を省略しているが、胴体部3には、音声によるメッセージや報知音等を出力するためのスピーカー13(図7参照)や、ユーザの音声を収音するためのマイク14(図7参照)が設けられている。
左右の腕部5、6は、図1に示すように、胴体部3の側方に配置されて、胴体部3の胴体ハウジング3aを挟む位置に位置する。左(一方)の腕部5の構成と右(他方)の腕部6の構成とは、左右対称であるので、以下では左の腕部5について詳細に説明し、右の腕部6について重複する説明は省略する。
腕部5は、図2や図4に示すように、概略円板状に形成されるとともに、外周部から内周部に向かうにつれて厚さが厚くなっている。腕部5は、連結機構7によって、胴体部3の上部に連結されている。腕部5は、連結機構7によって、回動軸A2(図1)回りに回動可能に基部2に連結されている。詳しくは、腕部5は、上下に回動可能であって、閉位置(図1)と開位置(図2)との間で回動可能となっている。胴体部3の回動軸A2回りの可動範囲は、図2に示すように、基準姿勢に対して上方に規定の規定角度α2となっている。図1、図2中の矢印B2は、回動軸A2回りの胴体部3の回動方向を示している。腕部5は、第2のモータ152(図7)に連結されており、第2のモータ152によって回動軸A2回りに回動駆動される。腕部5の回動軸A2回りの回動動作は、羽ばたき動作とも称される。なお、右の腕部6の羽ばたき動作用のモータは、第3のモータ153(図7)である。つまり、各腕部5、6に、羽ばたき動作用のモータが設けられている。
また、腕部5は、連結機構7によって、回動軸A3(図1)回りに回動可能に基部2に連結されている。詳しくは、腕部5は、前後に回動可能である。回動軸A3回りの胴体部3の可動範囲は、図4に示すように、基準姿勢に対して一方向(前方)に規定の規定角度α3、基準姿勢に対して他方向(後方)に規定の規定角度α4となっている。図1、図4中の矢印B3は、回動軸A3回りの胴体部3の回動方向を示している。腕部5は、第4のモータ154(図7)に連結されており、第4のモータ154によって回動軸A3回りに回動駆動される。腕部5の回動軸A3回りの回動動作は、腕振り動作とも称される。なお、右の腕部6の腕振り動作用のモータは、第5のモータ155(図7)である。つまり、各腕部5、6毎に、腕振り動作用のモータが設けられている。
頭部4は、図1や図4に示すように、胴体部3の上方に配置されている。頭部4は、頭部ハウジング4aを有している。頭部ハウジング4aの両目に相当する位置には、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を有した撮像部11が設けられている。また、頭部ハウジング4aの額に相当する位置には、撮像部11の撮像方向の照度を検出する照度センサ12が設けられている。なお、本実施形態では、頭部ハウジング4aの両目部分に一対の撮像部11を設ける構成としたが、これに限らず、右又は左の片目部分や、他の部位に撮像部11を設ける形態としてもよい。
頭部4は、連結機構(図示せず)によって、回動軸A4(図4)回りに回動可能に胴体部3に連結されている。詳しくは、頭部4は、左右に回動可能となっている。図5に示すように、頭部4の回動軸A4回りの可動範囲は、基準姿勢に対して左右に規定角度α5ずつとなっている。図5中の矢印B4は、胴体部3の回動軸A4回りの回動方向を示している。頭部4は、第6のモータ156(図7)に連結されており、第6のモータ156によって回動軸A4回りに回動駆動される。頭部4の回動軸A4回りの回動動作は、首横振り動作とも称される。
また、頭部4は、連結機構(図示せず)によって、回動軸A5(図5)回りに回動可能に胴体部3に連結されている。詳しくは、頭部4は、上下に回動可能となっている。図6に示すように、頭部4の回動軸A5回りの可動範囲は、基準姿勢に対して上下に規定の規定角度α6ずつとなっている。図6中の矢印B5は、胴体部3の回動軸A5回りの回動方向を示している。頭部4は、第7のモータ157(図7)に連結されており、第7のモータ157によって回動軸A5回りに回動駆動される。頭部4の回動軸A5回りの回動動作は、首縦振り動作とも称される。
可動部(胴体部3、頭部4、左右の腕部5、6)を駆動する第1〜第7のモータ151〜157は、胴体ハウジング3aに収容されて、胴体ハウジング3aに固定されている。第1〜第7のモータ151〜157は、可動部を駆動する駆動部(アクチュエータ)の一例である。第1〜第7のモータ151〜157は、基部2および可動部(胴体部3、頭部4、左右の腕部5、6)とともに、構造体を構成している。なお、以下では、便宜上、第1のモータ151〜第7のモータ157を、単にモータ15と称することもある。
また、ロボット1は、図7に示すように、記憶部21、制御部22及び通信部23を備えている。ここで、記憶部21及び制御部22がロボット制御装置に対応し、記憶部21及び制御部22の協働により実現される各機能部(後述する)の機能により、ロボット1の動作が制御される。
記憶部21は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶媒体であって、一例として胴体ハウジング3aに収容されている。記憶部21は、後述するCPU(Central Processing Unit)が実行する各種プログラムや各種設定データを記憶している。また、記憶部21は、ロボット1の動作に係るデータとして、動作パターンデータ211と、メッセージデータ212とを記憶している。
動作パターンデータ211には、ロボット1の動作パターンと、当該動作パターンを実行する際の動作条件とが関連付けて登録されている。なお、動作パターンデータ211の具体例については後述する。
メッセージデータ212には、ロボット1が発する音声に係るデータが予め登録されている。このメッセージデータ212には、例えば、右方向や左方向等への移動を促すメッセージ、撮像部11での撮像条件が不適切である旨を報知するためのメッセージ等が含まれる。なお、メッセージデータ212に登録されるデータは、音声データであってもよいし、音声合成用のテキストデータであってもよい。
制御部22は、CPU、プログラムや設定情報を格納したROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含むコンピュータであって、一例として胴体ハウジング3aに収容されている。CPUは、ROM又は記憶部21に記憶されたプログラムと協働することで、ロボット1の動作を統括的に制御する。
制御部22には、バスライン24等を介して、撮像部11、スピーカー13、マイク14、第1〜第7のモータ151〜157、記憶部21、通信部23等が接続されている。通信部23は、一例としてPOS(Point Of Sales)端末等の外部装置と通信を行う。
制御部22は、撮像部11やスピーカー13、マイク14等を用いて、ユーザとのインタラクションを行う。一例として、制御部22は、マイク14を介して入力される音声を認識し、その音声に応じて撮像部11による撮像を開始する。
また、制御部22は、ロボット1の制御に係る機能部として、照度取得部221と、動作制御部222と、報知処理部223と、画像取得部224とを備えている。これら機能部は、CPUとROM又は記憶部21に記憶された所定のプログラムとの協働により実現されるソフトウェア構成であってもよいし、専用のプロセッサ等で構成されるハードウェア構成であってもよい。
照度取得部221は、照度センサ12で検出された照度を、撮像部11への入力照度として取得する。なお、照度取得部221が照度を取得するタイミングは特に問わないものとするが、撮像部11が撮像可能な状態にある間は、常時又は所定時間毎に取得することが好ましい。
動作制御部222は、ロボット1のモータ15(第1〜第7のモータ151〜157)を駆動することで、ロボット1の動作を制御する。例えば、動作制御部222は、照度取得部221で取得された照度(光量)が所定の閾値を上回る場合に、撮像部11への入力照度(光量)を低下させるための動作をロボット1に行わせる。ここで、動作制御部222は、ロボット1の動作を、記憶部21に記憶された動作パターンデータ211を用いて決定する。
図8は、動作パターンデータ211の一例を模式的に示す図である。図8に示すように、動作パターンデータ211には、各種の動作条件と、当該動作条件下で実行される動作パターンとが関連付けて登録されている。同図では、動作条件として照度が閾値Th1を上回る場合に、撮像部11への入力照度を低下させる動作パターンとして、ロボット1の胴体部3を右又は左方向に所定量回動駆動させることが定義されている。ここで、閾値Th1の値は任意に定めることが可能であるとするが、撮像部11による撮像を適切に行うことが可能な上限値とすることが好ましい。
このように、動作パターンデータ211には、照度が閾値Th1を上回ったという動作条件(環境条件)に関連付けて、撮像部11への入力照度を低下させるための動作パターンが定義されている。そして、動作制御部222は、動作パターンデータ211に登録された動作条件及び動作パターンに基づき、照度が閾値Th1を上回った場合に、モータ15を駆動制御することで、撮像部11への入力照度を低下させる動作(動作パターン)をロボット1に実現させる。これにより、高照度の光が撮像部11に入力されることを低減することができるため、撮像部11の損傷を未然に防ぐとともに、撮像部11の延命化を図ることができる。
なお、動作パターンデータ211に登録される動作パターンは図8の例に限定されないものとする。例えば、頭部4を回動駆動させる形態としてもよいし、腕部5、6により撮像部11の前面を覆うことが可能な構成の場合には、腕部5、6を駆動することで撮像部11の前面を覆わせる形態としてもよい。
また、図9に示すように、撮像部11に、撮像部11への入射光を遮断/開放するメカニカルシャッターとしてシャッター11aが設けられている場合には、このシャッター11aを閉じる動作を、撮像部11への入力照度を低下させる動作パターンとして定義してもよい。さらに、この場合、上記した胴体部3の回動駆動等と組み合わせて使用する形態としてもよく、例えば、胴体部3を回動駆動させた後、依然として照度が閾値Th1を上回っている場合に、シャッター11aを閉じる動作を行ってもよいし、まずシャッター11aを閉じた後に胴体部3の回動駆動を行い、この結果、照度が閾値Th1以下となった場合に、シャッター11aを開ける動作を行ってもよい。
また、動作パターンデータ211に登録される動作条件は、上記の照度に係るものに限らず、他の動作条件(例えば、撮像開始や撮像終了等)を、当該動作条件に応じた動作パーン(例えば、腕部5を羽ばたき動作させる等)と関連付けて登録してもよい。
報知処理部223は、スピーカー13による音声出力等を用いて、動作制御部222の制御内容に応じた情報をユーザに提供する。例えば、報知処理部223は、動作制御部222の駆動制御により右又は左方向への回動駆動が行われると、ユーザにその回動方向への移動を促すメッセージを、スピーカー13から音声出力する。また、シャッター11aの閉塞により、撮像部11による撮像ができなくなった場合には、その旨をスピーカー13から音声出力する。
このように、報知処理部223は、動作制御部222によるロボット1の駆動制御に伴い、この制御内容に応じた情報を報知する。これにより、撮像部11による撮像が適切に行える位置にユーザを誘導したり、ロボット1の状態をユーザに知らせたりすることができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、報知のタイミングは、特に問わないものとするが、動作制御部222の駆動制御が完了したタイミングで音声出力することが好ましい。また、報知方法は音声出力に限らず、他の方法を用いてもよい。例えば、動作制御部222と協働しロボット1の腕部5、6を腕振り等させることで、右又は左方向への移動を促してもよい。
画像取得部224は、撮像部11で撮像された画像データ(撮像画像)を取得する。画像取得部224により取得された撮像画像は、RAM(図示せず)等の記憶媒体に格納され、通信部23等を介して外部装置に出力される。なお、撮像画像の用途は特に問わず、例えば、外部装置としてプリンタに出力することで、撮像画像をプリント出力する形態としてもよい。また、外部装置として顔認証(認識)装置に出力することで、撮像画像から顔画像を顔認証(認識)に用いる形態としてもよい。
次に、上記した構成のロボット1(ロボット制御装置)が行う撮像処理について説明する。
図10は、ロボット1が行う撮像処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、制御部22は、マイク14を介して入力された撮像開始を指示する音声に応じて、撮像部11による撮像を開始する(ステップS11)。
照度取得部221は、照度センサ12で検出された照度を取得する(ステップS12)。動作制御部222は、動作パターンデータ211の動作条件に基づき、ステップS12で取得された照度が閾値Th1以下か否かを判定する(ステップS13)。
ここで、取得された照度が閾値Th1を上回ると判定した場合(ステップS13;No)、動作制御部222は、該当する動作条件に関連付けられた動作パターンを実行することで、撮像部11への入力照度を低下させる動作をロボット1に行わせる(ステップS14)。次いで、報知処理部223は、ステップS14の駆動制御に応じた情報を、スピーカー13を用いて報知し(ステップS15)、ステップS12に再び戻る。
また、ステップS13において、取得された照度が閾値Th1以下と判定した場合(ステップS13;Yes)、画像取得部224は、撮像部11で撮像された撮像画像を取得し(ステップS16)、本処理を終了する。
なお、上記撮像処理では、撮像開始が明示的に指示されたときに、照度取得部221で取得された照度が閾値Th1以下か否かを判定する形態としたが、これに限らず、撮像開始が指示されていない平常時に、ステップS12→ステップS14を繰り返し実行することで、撮像部11の損傷を未然に防ぐ形態としてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、撮像部11への入力照度が閾値Th1を上回った場合に、この入力照度を低下させるための動作をロボット1に行わせることで、高照度の光が撮像部11に入力することを低減することができるため、撮像部11の損傷を未然に防ぐことができるとともに、撮像部11の延命化を図ることができる。また、ロボット1の動作や音声出力等を用いて、撮像部11による撮像が適切に行える状態にユーザ(被写体)を誘導することで、撮像が不適切な状態で行われてしまうことを防ぐことができるため、撮像部11による撮像を効率的に行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、追加等を行うことができる。また、上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、ロボット1が照度取得部221、動作制御部222、報知処理部223及び画像取得部224の機能部を備える構成としたが、これに限らず、これら各機能部の一部又は全てを設置台100等の外部装置に備え、当該外部装置から有線又は無線通信等により、ロボット1の動作を制御する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、照度取得部221は、照度センサ12の検出結果を取得する形態としたが、これに限らず、撮像部11で撮像された撮像画像を解析し、その結果得られる輝度値ヒストグラム等の情報から、撮像部11への入力照度を取得する形態としてもよい。なお、この形態を採用する場合、照度センサ12は不要としてもよい。
また、上記実施形態のロボット1で実行されるプログラムは、ロボット1が備える記憶媒体(ROM又は記憶部21)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らず、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態のロボット1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよく、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 ロボット
2 基部
3 胴体部
4 頭部
5 腕部
6 腕部
11 撮像部
12 照度センサ
13 スピーカー
14 マイク
15 モータ
21 記憶部
211 動作パターンデータ
212 メッセージデータ
22 制御部
221 照度取得部
222 動作制御部
223 報知処理部
224 画像取得部
23 通信部
24 バスライン
100 設置台
特開2003−071762号公報

Claims (5)

  1. 撮像手段と複数の可動部とを有するロボットを制御するロボット制御装置であって、
    前記撮像手段への入力照度を取得する照度取得手段と、
    前記照度取得手段で取得された入力照度が所定の閾値を上回るか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記入力照度が前記閾値を上回ると判定された場合、前記可動部を駆動することで、前記入力照度を低下させる動作を前記ロボットに行わせる制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記ロボットの向きを変更することで、前記撮像手段への入力照度を低下させるロボット制御装置。
  2. 前記ロボットは、前記撮像手段への入射光を遮断/開放するシャッターを前記可動部として備え、
    前記制御手段は、前記シャッターを閉じることで、前記撮像手段への入力照度を低下させる請求項1に記載のロボット制御装置。
  3. 前記制御手段の制御内容に応じた情報を報知する報知手段を更に備える請求項1又は2に記載のロボット制御装置。
  4. 前記照度取得手段は、前記撮像手段の撮像方向の照度を検出する照度センサの検出結果、又は、前記撮像手段により撮像された撮像画像から得られる情報に基づき、前記入力照度を取得する請求項1〜3の何れか一項に記載のロボット制御装置。
  5. 撮像手段と複数の可動部とを有するロボットを制御するロボット制御装置のコンピュータを、
    前記撮像手段への入力照度を取得する照度取得手段と、
    前記照度取得手段で取得された入力照度が所定の閾値を上回るか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記入力照度が前記閾値を上回ると判定された場合、前記可動部を駆動することで、前記入力照度を低下させる動作を前記ロボットに行わせる制御手段と、
    して機能させ
    前記制御手段は、前記ロボットの向きを変更することで、前記撮像手段への入力照度を低下させるプログラム。
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