JP5646614B2 - 液体ディスペンサ - Google Patents

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    • F04F1/00Pumps using positively or negatively pressurised fluid medium acting directly on the liquid to be pumped
    • F04F1/06Pumps using positively or negatively pressurised fluid medium acting directly on the liquid to be pumped the fluid medium acting on the surface of the liquid to be pumped

Description

本発明は、液体ディスペンサに関する。特に本発明は液体用のポンプに関する。
蒸気は加熱を利用するための最も安価かつ効率的な媒体の一つであるため、ほとんどの加工プラントは様々な加熱利用のために蒸気を使用している。蒸気は一度熱を利用する工程に使用されると復水に変換される。その復水を(プラント内の異なる場所に配置された加熱装置から)ボイラー室内の給水タンクに戻すことがしばしば必要とされる。蒸気系のエネルギーを最大限に活用することは効率的な作業をする上でのキーポイントとなる。しかし、産業界は蒸気トラップから排出される復水と共に熱エネルギーを無駄にしている可能性がある。単に蒸気系から復水を回収するだけでは十分でなく、簡素な復水回収を採用することによって真の利益が得られる。
復水の回収
復水の回収は、蒸気トラップから定期的に放出された復水を追加的に蒸気を製造することに使用するためにボイラーに再循環させることによって回収することにより可能となる。このようにすることによって、以下のような種々の点において効果を見出すことができる。
損失した熱エネルギーの再回収
復水中の使用可能なエネルギーを失う代わりに、それらを付加的な蒸気を製造する際に使用するために主要及びボイラー給水システムの返還部分に再循環させる。
補給コストの低減
加熱復水を返還することはエネルギーの保存だけでなく、ボイラーの補給水を予熱する費用をも低減する。
作業コストの削減
取り扱った水を排水溝に放出する代わりに、復水返還システムは付加的な処理薬品を必要とすることなく再使用されるボイラーに取り扱った水を返還する。
復水回収方法
1.遠心力ポンプ
プラントによっては復水の汲み上げに電気ポンプを使用する場合もある。しかし、復水は100℃を超える温度で加熱されていると、しばしばポンプ/インペラーのキャビテーションを生じさせる(遠心力ポンプはインペラーの後方で比較的低圧を生成する。加熱復水は一時的に蒸発し、羽根の背面において膨張する)。一定時間経過すると上記現象によって腐食が引き起こされ、ポンプインペラーの寿命を減少させる。
2.圧力ポンプ
圧力ポンプは給水タンクに復水を汲み戻すために加圧蒸気、加圧空気、又は加圧ガスによって動作する容積式ポンプである。圧力駆動ポンプ(以降、PPPと称す)は電気を使用せずに復水を移動させ、典型的な従来の電気ポンプの限界となる高温度にて復水を返還するように設計されている(上記限界は事実によるものであり、上記温度を超えると遠心力ポンプのインペラーの中央でキャビテーションが発生し、インペラーとポンプ本体を傷つけ、ポンプの動作に悪影響を与える。)。圧力駆動ポンプは圧力によって操作され、電気パネルやスターター、及び付属品を必要としない。
先行技術
ガスによる圧力、特に蒸気による圧力によって動作する液体ディスペンサは液体ディスペンサシステムにおける多くの利益を有する。上記液体ディスペンサは様々な圧力状況又は真空状況下において動作でき、回転機械によって動力が供給されたり、ピストン又は遠心羽根車を有したりする液体ディスペンサのようにシールやパッキンを必要としない。
圧力によって動作する液体ディスペンサは最小量の動力を消費し、様々な状況下における液体を汲み上げる需要に対して耐久性があり、コスト的に効率的な解決策を一般的に提供する。ガス圧によって駆動する典型的な液体ディスペンサは、液体の汲み上げ方向にのみ流れを許容する入り口検査バルブと出口検査バルブと共に、底部付近に液体の入り口と出口を有するタンクを有する。タンクは、最大液面を超えて、タンクのより高い位置に設置されたガス入り口及びガス排出口をも有する。液体ディスペンサタンクにおける液面の機能として、ガス出口又は排出口が閉じている際にガス又は圧力入り口が開き、反対の場合も同様になるように、ガス入り口及びガス出口には相互に動作するバルブを有する。
例えば、ガス入り口バルブとガス出口バルブは浮揚機構と連結されていてもよい。その代わりにタンク内の液面は、ガス又は圧力の注入又は排出バルブの位置を逆転させるきっかけとなる信号を発生する電気レベルセンサーによって検知されてもよい。上記動作には一定のヒステリシスが要求され、液面が高閾値に達した時ガス注入口が開くと共にガス排出口が閉じ、液面が低閾値を下回った時に逆転するまでガス注入口とガス排出口はその状態を維持する。閾値間の差は様々な手法で検知でき、その差が液体ディスペンサのストロークを規定する。
液面が浮揚物を用いて検知され、バルブが機械的に操作される一実施例は、2つの閾値においてガス入り口を開放してガス出口を閉じ、又はガス入り口を閉じてガス出口を開放する動作を同時に行うスナップ動作の連携を伴う。上記スナップ動作の浮揚機構又は液体ディスペンサの実例はCarrらの米国特許第5230361号、Ilgの米国特許5366349号、Francart,Jr.の米国特許第5141405号、及びDutcherの米国特許1699464号に開示されている。
他の実施例において、浮揚物がバネの負荷された上方中心機構に動作可能に接続された圧力駆動ポンプは、欧州特許GB2302916号のような安定位置におけるバルブ作動手段の停止動作のための停止手段によって、規定された位置の間で移動可能なバルブ要素に作用するバルブ作動手段、米国特許6174138号のような浮揚物を運ぶ入力レバーと出力レバーで構成されたトグル機構を浮揚物が操作し、両レバーが共通の支持体上の離間した位置に枢動可能に取り付けられ、弾性手段が上記両レバーと弾性手段との間で出力レバーを限定位置のもう一方の位置に付勢させる、圧力駆動ポンプ用の浮揚物操作装置、及び米国特許6602056号のようなバネによって補助された浮揚機構、ボール状の検査バルブアセンブリに機械的に連結された上方中心のスナップ動作機構を含んでいる。
上記液体ディスペンサは、液体充填段階、加圧/ポンピング段階、及び減圧段階を含むサイクルを有する。液体充填段階ではガス注入口が閉じられ、ガス排出口が開放され、水又はその他からなる液体がタンクを充填するために液体注入検査バルブを通じて比較的低圧で流れる。この流れは重力又は別の形態の低圧流れによって与えられてもよい。液体排出検査バルブは、タンク内の液体の圧力が比較的低いために閉じられたままである。タンクの圧力が低いのは、ガス排出バルブが開放され、そして出口検査バルブの下流の流線が同様に加圧され、いずれかによって出口検査バルブが閉じられた状態が維持されているためである。排出バルブは大気に通じていてもよく、液体注入の先端よりも低圧状態で閉じられた導管又は容器に通じていてもよい。
浮揚物がタンク内で所定の水位と共に上昇する際に、浮揚機構は交差点に達し、サイクルにおける液体充填段階から液体排出段階に切り替えてガス入り口を開放し、ガス出口を閉じるためにガスのバルブを切り替える。ガス排出バルブが閉じられている場合、蒸気等の加圧下のガスはガス注入バルブを通過してタンクを加圧する。ガス圧はタンク内で増大して液体注入検査バルブを逆側に付勢し、液体排出バルブを前方に付勢する。タンク内の液体は、蒸気又は他のガスの圧力下で液体排出検査バルブ及び液体ディスペンサの下流を通過してガス圧によって押し付けられる。浮揚物が下方の交差点を過ぎて落下したとき、ガス注入バルブが閉じてガス排出バルブが開き、タンク内の圧力を放出し、サイクルの繰り返しを許容する。
このようにタンクは低圧の液体で満たされ、高圧下で液体排出口を通じての排出が交互に行われる。液体ディスペンサは、原動力となる圧力のようなシステム内の圧力を使用する加圧システム内に水のような液体を加え、又は返還するのに有効である。これは蒸気動力システム又は熱交換システムと接続したときに特に有効である。しかしながら必要なのは圧力差のみである。よって、液体ディスペンサは、タンクへの注入液体供給口、タンクからのガス排気管、及び排出口のうちの1つ以上が大気と比べて昇圧された閉ループの実施例において有効である。
液体ディスペンサは上述のように耐久性があり、有用であるが、液体ディスペンサの流れ又は液体分配能力における制限に起因する構造上の固有の制約を有する。液体充填は一般的に遮断弁、ストレーナー、逆止弁を通じて少ない差圧でなされるため、液体の充填速度は極めて遅い。汲み上げ段階の間、十分な圧力と流れの状態での加圧媒体は必須であり、加圧媒体は当初圧力室に拡散し、その後圧力室内での液体の加圧を始めるため、これによって汲み上げ段階の時間は増大する。この時間は加圧ポートの流速とポートの大きさ、及び加圧媒体の圧力と流速に依存する。加圧汲み上げ段階から排気段階に切り替える際に、低圧の液体が液体注入検査バルブを通じてタンクに充填し始めることができる前にタンク内のガス圧の放出を許容する時間が必要になる。内部のタンクの圧力を注入口のラインよりも低圧に減じさせる時間は、タンクが加圧された範囲、内径、ガス排出バルブ及び導管の背圧を含む様々な要因に依存する。タンクと液体注入口およびタンクと液体排出口との間の差を正圧から負圧に遷移させるために、タンクの圧力を放出して減圧する必要性は、固有のサイクル遅延及び対応する液体ディスペンサの流速における制約を与える。
非常に大きな圧力注入口及び圧力排出口オリフィスがサイクル時間全体を低減すべく圧力室を加圧又は減圧するために設けられることが知られている。しかしながら、これらの試みは高圧下での大型オリフィスの据付上の問題からあまり成功したとはいえず、浮揚機構の上のスナップ方式のバネによって生成された力によって上記バルブがサイクルの間切り替え点でタンクの圧力に対して強制的に開放されていなければならない。
ガス注入バルブ及びガス排出バルブが機械的に連結されている場合、ガス注入バルブを開き、ガス排出バルブを閉じる装置が、汲み上げ段階を開始するために注入口を開く際には圧力源とタンクとの間、充填段階を開始するために排出バルブを開く際にはタンクと通気口との間の差圧によって妨害される。大気に開放された液体ディスペンサにおいて各段階での圧力差は、ガス供給圧と大気圧との間の圧力差、又は閉鎖システムにおいてはガス供給圧力と通気管路との間の圧力差に実質的に等しい。
通気を加速するか又は改善するために排出バルブのオリフィスを大きくすることを選択した場合、排出バルブ本体の流れる面積が増加する。結果として、単位面積当たりで同一の力がより広い範囲に適用されるので、それに応じて圧力差に対して排出バルブを開くためにはより大きな力が必要となる。大型の浮揚物のような機構により重量のあるバネ又は他の高価な機械構成を追加することは好ましくない。大型の浮揚物のアームは個々のバルブを操作する。さらに大型のバルブは一般的に小型のバルブよりも高価であり、かつ高度な技術を必要とし、特に高圧下ではさらに技術が必要とされる。
そこで必要なものは、バルブ作動機構内で追加された機械的開口力を得る必要性を含み、大型バルブの欠点を生じさせることなく排出オリフィスを拡張させる液体ディスペンサの注入口及び排出口における流量の制限を低減する手段である。さらに、バルブ構造は、蒸気が圧力の放出又は水の流入を実質的に減速させないようにポンピング及び通気する蒸気の問題に対処するものでなければならない。
本発明の目的は液体ディスペンサを提供することである。
本発明の別の目的は、液体注入用逆止弁と共に並んだ緩衝容器の追加によって液体ディスペンサの充填時間を減少させることである。
本発明のさらに別の目的は、液体注入用の逆止弁と共に並んだ緩衝容器の追加によって液体ディスペンサの汲み上げ時間を減少させることである。
本発明のさらに別の目的は、多数の排出/減圧バルブによって液体ディスペンサの排出時間を減少させることである。
本発明のさらに別の目的は、ポンプの容量を増加させた液体ディスペンサの全体のポンピングサイクル時間を減少させることである。
本発明の別の目的は、加圧下において流体を使用する液体ディスペンサを提供することである。
本発明のさらなる目的は、蒸気システム、熱交換器、又は他の加圧装置内の凝縮物の回収又は除去における流体の復水を汲み上げるためにガス又は蒸気圧を使用することで加圧下の流体を動力源として使用することである。
本発明のさらに別の目的は、液体分配システムにおける浮揚物によって作動するスナップ動作のバルブ作動機構を提供することである。
本発明のさらなる目的は、緩衝容器を通じて圧力室内に蓄積する燃料、水、蒸気復水等の液面に応じたポンプ動作によって加圧及び減圧サイクルにおける充填室に交互に充填及び排出の動作が行われる、浮揚物の作動によるスナップ動作式のバルブ作動機構を提供することである。
本発明の別の目的は、圧力室内の液面が所定の水準に達したときに、バルブの適切な配置を通じて僅かな時間で複数の加圧ポートを実現する複合式のバルブ作動アセンブリを提供することである。
本発明の別の目的は、圧力室内の液面が所定の水準に下がったときに、バルブの適切な配置を通じて僅かな時間で複数の減圧ポートを開口させる複合式のバルブ作動アセンブリを提供することである。
本発明のさらなる目的は、減圧ポートにおける減圧バルブの据付を支援する適切に設計された弾性部材を通じて実現される減圧ポートの気密性を確保する複合式のバルブ作動アセンブリを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、分配サイクルの充填時間を減少させてその結果、システムの分配容量を増加させるために、液体の注入線の逆止弁と共に並んだ緩衝容器を提供することである。
本発明の別の目的は、バルブを開き、保持するために適切な配置によって異なる時間帯/場合に分割された力を向かい合って作用する圧力室の加圧ポート及び減圧ポートに受けさせる加圧ポート及び減圧ポートを提供することである。
本発明のさらなる目的は、液体分配サイクルの全段階の所要時間を改善し、液体分配容量を向上させる配置を提供することである。
本発明は添付の明細書、図面、及び特許請求の範囲から明らかになるであろう。
特に、本発明は、蒸気システムや熱交換器、その他の加圧装置において復水の除去又は回収のために液体の復水を汲み上げるために、ガスや蒸気圧を使用する動力源のために圧力下で流体を使用する液体ディスペンサに関する。
その中でも特に、本発明は液体分配システムにおける浮揚物の作動によるスナップ動作式バルブ作動機構に関する。
さらに本発明は特に異なる時間帯/場合に分割された力にスナップ動作式バルブ作動機構によって作動する複合式の加圧ポート及び減圧ポートに関する。
本発明によれば、
1.圧力室内の流体の水位が所定の水位に達する際に、バルブの適切な配置を通じて僅かな時間で複合式の加圧ポートを開口するための複合式バルブ作動アセンブリ
2.圧力室内の流体の水位が所定の水位に下がる際に、バルブの適切な配置を通じて僅かな時間で複合式の減圧ポートを開口するための複合式バルブ作動アセンブリ
3.減圧ポートにおける減圧バルブの据付を支援する、適切に設計された弾性部材を通じて実現される減圧ポートの気密性を確保する複合式バルブ作動アセンブリ
4.分配サイクルの充填時間を減少させてそれによってシステムの分配容量を増加させるために、液体の注入線の逆止弁と共に並んだ緩衝容器
を有する液体分配システムが提供される。
本発明は添付する図面を参照して以下に記述される。
液体ディスペンサユニット全体を説明する図である。1 液体レシーバー、2 遮断弁、3 ストレーナー、4 緩衝容器、5 液体注入逆止弁、6 減圧バルブ、7 減圧バルブポート、8 分配ポート、9 加圧バルブ、10 加圧バルブポート、11 加圧媒体注入マニフォールド、12 加圧媒体との主接続ポート、13 支持フランジ、14 取り付けフランジ、15 液体排出逆止弁、16 弾性部材、17 留め具、18 圧力室、19 浮揚物、20 スナップ動作機構。 浮揚物を作動させるスナップ動作式機構のアセンブリを説明する図である。 複合式の加圧バルブが取り付けられるバルブシートの詳細を説明する図である。 加圧媒体注入マニフォールドを説明する図である。 遅れ供給配置を説明する図である。 バルブ、作動ディスク、遅れ部材と共に注入マニフォールド、バルブシート、取り付け配置のアセンブリを説明する図である。1 蒸気注入マニフォールド、2 バルブシート、3 装置取り付けフランジ、4 注入バルブ、5 排出バルブ、6 注入バルブブッシュ、7 排出バルブブッシュ、8 作動ディスク、9 排出バルブスプリング、10 位置決めネジ、11 ワッシャー、12 Oリング、13 Oリング、14 Oリング。 図6の分解図である。
図1の添付図面は、本発明に従って液体ディスペンサの全体を説明するものであり、汲み上げられる液体はレシーバー1に受け入れられ、この液体は遮断弁2を通じてストレーナー3、及び緩衝容器4に流れる。圧力室18内の圧力が緩衝容器4内の圧力より低い場合、緩衝容器4から圧力室18への流体は、圧力室18の方向に開放する逆止弁5を通じて流れる。圧力室18内に流体の充填が始まると、浮揚物19が圧力室18内で所定の水位まで上昇し、加圧バルブ9が開放し、減圧バルブ6が閉じる原因となるスナップ動作が発生する。この現象は同時に発生する、しかし全ての加圧バルブ9の開放が同じ場合に発生するというわけではない。調節留め具17によってもたらされる遅れは様々な場合でわずかな時間の間に発生するものの、様々な時間帯における加圧バルブ9の操作を可能にする。
スナップ動作機構20によって生成された利用可能な力と共に全てのバルブを同時に開放することは可能でないため、開放の時間帯を分割することは重要な課題である。同様に減圧バルブ6が減圧ポート7に同時に着座しなかった場合、漏れの可能性がある。しかし、減圧バルブの漏れに耐えうる着座を確保するために、弾性部材16及び留め具が調整される。加圧バルブポート10を通じて流入する加圧媒体は一様な分配ポート8を通じて加圧室18内に一様に分配される。この加圧媒体は、逆止弁15を通じて所望の位置に液体を押す力を液体表面に及ぼす。水面が下がれば浮揚物19は下降する。特定の位置に下がると加圧ポート11に対して加圧バルブ9を閉じ、減圧バルブ6を開くスナップ動作が発生する。圧力室18内の圧力が落ちれば緩衝容器4からの流体がポンプ室18に押し寄せ、サイクルが繰り返される。
図5の添付図面は、遅れをもたらす配置を説明する。図5aは先行技術の機構を説明し、そこでは全てのバルブが同時に動作する。図5bは全てのバルブが時間に遅れを有して動作する先行技術の機構を説明する。図5c及び図5dは漏れや遅れを回避するための手段が採用されていない先行技術の機構を説明する。図5eは時間の遅れを確保し、漏れに耐えうるアセンブリを提供するための本発明の機構を説明する。ディスク3、減圧シート4、減圧バルブ5の動作が図示されている。
図6及び図7は加圧された流体の注入及び関連する機構により多くの見識を与える。加圧された流体の注入マニフォールド1は流入する加圧媒体のための通路を与え、加圧ポートを通じて流入する加圧室内の媒体を均等に分配する。
加圧流体注入マニフォールド1は装置取り付けフランジ3に固定される。バルブシート2は加圧バルブ4と減圧バルブ5を保持する。加圧ポート6及び減圧ポート7はバルブシート2に固定される。装置取り付けフランジ3は加圧流体注入マニフォールド1の加圧室に固定される。装置取り付けフランジ3は他方からバルブシート2を保持する。
加圧バルブ4は流入する加圧媒体を制御する。上記バルブは作動ディスク8によって作動される。減圧バルブ5はポンプ室内の圧力を止め、また作動ディスク8によって作動される。作動ディスク8は浮揚物で作動するスナップ動作式装置によって作動される。作動ディスク8は加圧バルブ4及び減圧バルブ5を保持するのと同様に加圧バルブ4及び減圧バルブ5を作動させる。弾性部材9は閉じられた位置において減圧バルブ5の漏れに耐えうる着座を付与する。留め具10は作動ディスクと共にそれぞれの位置で減圧バルブ5を保持する。留め具10は加圧バルブの開放において遅れを維持する役割をも果たす。ワッシャー11は位置決めネジと共に使用される。
加圧媒体注入マニフォールド1とバルブシート2との間で隔離リング12、13が使用される。隔離リング12は加圧バルブ4と減圧バルブ5とを隔離する。隔離リング13は加圧された流体の注入マニフォールドを通じて周囲に加圧媒体の漏れが起こるのを防止する。隔離リング14は加圧室から装置取り付けフランジ3を通じて周囲への漏れを防止する。
効果/適用
分配サイクルの充填時間を減少させるために液体の注入線の逆止弁と共に並んだ緩衝容器はシステムの分配容量を増加させた。
バルブを開放し、保持するために弾性部材及び/又は留め具要素の適切な配置によって様々な時間帯/場合に分割された力に対する、対向して作動する圧力室の加圧ポート及び減圧ポートの機構及び配置によって、液体分配サイクルの全段階における時間が改善され、液体分配容量が向上した。
好ましい実施形態の特定の要素には明細書の中で相当の強調がなされる一方で、当然のことながら本発明の本質を逸脱しなければ好ましい実施形態では多くの変更がされてもよく、多くの修正がなされてもよい。本発明の他の実施形態と同様に好ましい実施形態における上記又は他の変更は明細書中の開示から当業者に明らかであり、そのため前述の記述事項は本発明の説明に過ぎず、本発明を制限するものではないことが明らかに理解できるであろう。

Claims (15)

  1. 増加した流入及び流出速度を実現するために適合され、外部容器からの体を受け取るために適合された注入線を有し、排出線を通って前記液体を解放するために適合された液体分配装置であって、
    解放前に体を貯留し、圧力の一作用として上昇又は下降する液体高さを与える圧力室と、
    前記圧力室に加圧媒体を供給するように配置された複数の加圧ポート及び前記圧力室から前記加圧媒体を解放するように配置された減圧ポートと、
    位置によって前記圧力室内における液体の水位を検知するために適合された前記圧力室内の浮揚物部材と、
    前記加圧ポートの開放及び閉鎖のための複数の加圧バルブと、前記減圧ポートの開放及び閉鎖のための複数の減圧バルブと、を有し、動作しているか又は動作していない後続の加圧バルブとの間及び/又は動作しているか又は動作していない後続の減圧バルブとの間で時間の遅れを与え、かつ、前記加圧バルブおよび/または前記減圧バルブの位置を調節可能であって動作しているか又は動作していない後続のバルブとの間で前記時間の遅れを引き起こすように各々の調節された位置で前記加圧バルブ及び/又は前記減圧バルブを保持するように構成された複数の留め具を有する遅れ供給配置を有する複合式バルブ作動アセンブリと、
    前記浮揚物部材の位置との相関関係において前記複合式バルブ作動アセンブリを作動させるように適合された留め具要素を有するスナップ動作式バルブ作動機構と、
    を有する液体分配装置。
  2. 前記注入線の流れ係数を増大させるために逆止弁によって前記圧力室に接続され、液体が前記圧力室に流入する前に液体を蓄える緩衝室をさらに有する請求項1に記載の液体分配装置。
  3. 前記装置は、前記液体が緩衝容器を満たす前に前記液体をろ過するために、前記緩衝容器と直列に接続されたろ過手段を含むことを特徴とする請求項2に記載の液体分配装置。
  4. 前記装置は、外部の液体容器から前記装置への液体の流れを隔離するために適合された隔離バルブ手段を含むことを特徴とする請求項2または3に記載の液体分配装置。
  5. 前記装置は、前記緩衝室から前記圧力室へ前記圧力室の方向に体が流れることを許容するように適合された液体注入逆止弁を含むことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の液体分配装置。
  6. 前記複合式バルブ作動アセンブリは、加圧/汲み上げサイクルの間に加圧室の外側への圧力の解放を防止するために作動ディスクによって作動される減圧バルブ手段を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体分配装置。
  7. 記複合式バルブ作動アセンブリは、前記加圧室への加圧媒体を制御するために適合された減圧バルブポート手段を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の液体分配装置。
  8. 前記複合式バルブ作動アセンブリは、流入する加圧媒体を制御するために適合された加圧バルブ手段を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体分配装置。
  9. 前記装置は、所望の位置において排出される体を流し、逆流を防止するために適合された、前記圧力室と直列に並び、前記排出手段の前方に嵌め込まれた液体排出逆止弁を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の液体分配装置。
  10. 前記装置は、加圧/汲み上げサイクルの間に閉じられた位置において減圧バルブの漏れに耐えうる据付を提供するために適合された弾性部材手段を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の液体分配装置。
  11. 前記装置は、所定の位置において作動ディスクと共に減圧バルブを保持するために適合された留め具手段を含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の液体分配装置。
  12. 前記装置は、ポンプの充填時間を減少させる注入線の流れ係数を増大させるために緩衝容器が一又は2以上の複合式注入口と直列に接続され、分配サイクルの充填時間を減少させ、前記装置の分配容量を増大させるために緩衝容器が液体の注入線の逆止弁と直列に接続されることを含むことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の液体分配装置。
  13. 前記複合式の加圧及び減圧ポートが、独立して取り付けられた複合式のバルブシートとして形成されてもよい単一のバルブシートに形成されることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の液体分配装置。
  14. 漏れに耐えうる接合部を提供するために独立して取り付けられた複合式のバルブシートとして形成されてもよい単一のバルブシートにおいて前記複合式の減圧バルブを据付けるために弾性部材が使用されることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の液体分配装置。
  15. 様々な高さにおいて据付ポートを提供することによって意図的に遅れを確保することを特徴とする請求項13または14のいずれか1項に記載のバルブシート構造物。
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