JP5646262B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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本発明は、画像表示ユニットの画像表示面を覆って透光性の保護パネルが配備されている画像表示装置に関するものである。
従来、テレビジョン受像機等の画像表示装置においては、図11に示す如く、画像表示ユニット(1)の画像表示面(10)を覆って透明ガラス製の保護パネル(2)が配備されている。
画像表示ユニット(1)は、液晶表示パネル等の画像表示パネル(5)と、その背面側に配備されたレンズフィルム(12)及びディフューザフィルム(13)と、その背面側に配備されたバックライト(11)と、画像表示パネル(5)を支持するパネルガイド(14)と、パネルガイド(14)上の画像表示パネル(5)を保持する金属フレーム(6)とを具えている。
金属フレーム(6)は、画像表示パネル(5)の前面外周部に当接する枠状のフロントエッジ部(61)を有している。
画像表示ユニット(1)と保護パネル(2)との間には、光硬化性樹脂(31)を硬化させてなるボンディング層(3)が介在し、ボンディング層(3)によって画像表示ユニット(1)の前面に保護パネル(2)が接合されている。
光硬化性樹脂(31)としては、例えば紫外線硬化性を有するアクリル系接着樹脂を用いることが出来る。この場合、図2の如く、画像表示ユニット(1)の表面に光硬化性樹脂(31)を塗布した後、光硬化性樹脂(31)の表面に保護パネル(2)を重ね合わせる。そして、この状態で、保護パネル(2)の表面側から紫外線(7)を照射して、光硬化性樹脂(31)を硬化させる(特許文献1参照)。
これによって画像表示ユニット(1)の前面に保護パネル(2)が接合されることになる。
WO2009/011366号公報
ところで、従来の画像表示装置においては、金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)に、例えばねじ孔等が開設されているため、保護パネル(2)を透してフロントエッジ部(61)が視聴者に見えてしまうことは、意匠上の問題がある。そこで、図11に示す如く、保護パネル(2)の背面に、金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)に沿って枠状に延びる黒色のマスク帯(40)が印刷されている。
該マスク帯(40)は、金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)の外周縁からフロントエッジ部(61)の内周縁の更に内側までを覆い隠す幅Wを有している。これによって、保護パネル(2)を透して金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)が視聴者に見えてしまうことを防止している。
又、画像表示面(10)が黒色のマスク帯(40)によって包囲されるため、視聴者にとって画像表示面(10)がくっきりと見える効果が得られる。
しかしながら、図11の如く保護パネル(2)の背面にマスク帯(40)を印刷した画像表示装置においては、前述の如くその組立工程にて紫外線(7)を光硬化性樹脂(31)に照射してこれを硬化させるとき、マスク帯(40)によって覆われていない領域には紫外線(7)が十分に照射されるものの、マスク帯(40)によって覆われている領域については、マスク帯(40)によって紫外線(7)が遮られるため、十分な量の紫外線(7)が照射されないことになる。
この結果、金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)を覆う光硬化性樹脂(31)が十分に硬化せず、これによって金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)を覆うボンディング層(3)の強度が低下することになる。この場合、保護パネル(2)の重量等の外力の作用により、金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)と画像表示パネル(5)の表面との間に隙間が生じる等の問題がある。
そこで本発明の目的は、視聴者にとって画像表示面がくっきりと見える効果が得られ、然もボンディング層に必要な強度を維持することが出来る画像表示装置を提供することである。
本発明に係る画像表示装置は、
画像表示パネルと、
該画像表示パネルの前面を覆う透光性の保護パネルと、
光硬化性樹脂を硬化させてなり、前記画像表示パネルと保護パネルとの間に介在するボンディング層と、
前記保護パネルの背面に、画像表示パネルの画像表示面の外周部と対向させて枠状に形成されたマスク帯
とを具え、前記マスク帯は、外周部側から内周部側へ向かって徐々に光の透過率が低下している。
上記本発明の画像表示装置によれば、マスク帯の光透過率が外周部側へ徐々に増大しているので、画像表示装置の組立工程において、画像表示パネルの表面に光硬化性樹脂を塗布した後、光硬化性樹脂の表面に保護パネルを重ね合わせ、この状態で、保護パネルの表面側から光を照射することにより、マスク帯を経て光硬化性樹脂に照射される光の量は、マスク帯の内周部側から外周部側へ向かって徐々に増大し、全体として十分な量の光が光硬化性樹脂に照射されることになる。これによって、光硬化性樹脂は十分に硬化して、高い接合強度を有するボンディング層となる。
又、マスク帯の光透過率が内周部側へ徐々に低下し、マスク帯の内周縁では最も低い光透過率となって、殆ど黒色の枠部を形成することになる。
従って、画像表示面は黒色の枠部によって包囲されるため、視聴者にとって画像表示面がくっきりと見える効果が得られる。
具体的態様において、前記マスク帯は、黒色のドットパターン又はストライプパターンから形成されている。
上記具体的態様によれば、マスク帯は、黒色のドットパターン又はストライプパターンから形成されているので、画像表示装置の組立工程において保護パネルの表面側から光を照射することにより、その光は、マスク帯を透過して光硬化性樹脂に入射する。これによって光硬化性樹脂は硬化し、十分な接合強度を有するボンディング層となる。
又、マスク帯は黒色のドットパターン又はストライプパターンから形成されているので、殆ど黒色となってユーザに視認されることなる。
従って、画像表示面は、黒色に近いマスク帯によって包囲されるため、視聴者にとって画像表示面がくっきりと見える効果が得られる。
又、具体的態様において、前記画像表示パネルの前面外周部に当接する枠状のフロントエッジ部を有し、前記画像表示パネルを保持する金属フレームを更に具え、前記マスク帯は、前記金属フレームのフロントエッジ部に沿って枠状に延び、その延在方向とは直交する幅方向に、少なくとも金属フレームのフロントエッジ部の画像表示面側の内周縁及びその近傍を覆うことの出来る幅寸法Wを有し、その幅方向に沿って画像表示面側へ徐々に、前記光硬化性樹脂を硬化させるための光の透過率が低下している。
上記画像表示装置の組立工程においては、画像表示ユニット(1)の表面に光硬化性樹脂(31)を塗布した後、光硬化性樹脂(31)の表面に保護パネル(2)を重ね合わせ、この状態で、保護パネル(2)の表面側から光を照射して、光硬化性樹脂(31)を硬化させる。
この際、マスク帯(4)によって覆われている光硬化性樹脂(31)には、マスク帯(4)を透過した光が照射されることになるが、マスク帯(4)は、その幅方向に沿って内周部側(画像表示面側)から外周部側へ徐々に光の透過率が増大しているので、光硬化性樹脂(31)に照射される光の量は、マスク帯(4)の内周部側(画像表示面側)から外周部側へ向かって徐々に増大し、全体として十分な量の光が光硬化性樹脂(31)に照射されることになる。この結果、光硬化性樹脂(31)は十分に硬化して、高い接合強度を有するボンディング層(3)となる。
この様にして組み立てられた画像表示装置においては、金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)を覆ってマスク帯(4)が形成されており、該マスク帯(4)は、その幅方向に沿って外周部側から内周部側へ徐々に光の透過率が低下しているので、保護パネル(2)を透して金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)の全体が視聴者にはっきりと見えてしまうことはない。
又、マスク帯(4)の光透過率が内周部側へ徐々に低下し、マスク帯の内周縁では最も低い光透過率となって、殆ど黒色の枠部を形成することになる。
従って、画像表示面(10)は黒色の枠部によって包囲されるため、視聴者にとって画像表示面(10)がくっきりと見える効果が得られる。
本発明に係る画像表示装置によれば、視聴者にとって画像表示面がくっきりと見える効果が得られ、然もボンディング層に必要な強度を維持することが出来る。
図1は、本発明の一実施形態である画像表示装置の斜視図である。 図2は、画像表示装置の組立において画像表示ユニットに保護パネルをボンディングする工程を示す図である。 図3は、画像表示ユニットと保護パネルの分解斜視図である。 図4は、保護パネルを背面側から見た斜視図である。 図5は、マスク帯のパターン例を示す拡大図である。 図6は、マスク帯の他のパターン例を示す拡大図である。 図7は、マスク帯の他のパターン例を示す拡大図である。 図8は、マスク帯の他のパターン例を示す拡大図である。 図9は、マスク帯の更に他のパターン例を示す拡大図である。 図10は、本発明の一実施形態である画像表示装置の要部を示す断面図である。 図11は、従来の画像表示装置の要部を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明の一実施形態である画像表示装置は、図1に示す如く、画像表示ユニット(1)の前面にボンディング層(3)を介して透明ガラス製の保護パネル(2)を接合して構成される。
該画像表示装置の組立工程においては、図2(a)に示す如く、画像表示ユニット(1)の表面に、紫外線の照射によって硬化するアクリル系接着樹脂である光硬化性樹脂(31)を塗布した後、該光硬化性樹脂(31)の表面に保護パネル(2)を重ね合わせる。そして、この状態で、図2(b)の如く保護パネル(2)の表面側から紫外線(7)を照射して、光硬化性樹脂(31)を硬化させる。
これによって画像表示ユニット(1)の前面に保護パネル(2)が接合されることになる。
画像表示ユニット(1)は、図10に示す如く、画像表示面(10)が前面に形成された液晶表示パネルからなる画像表示パネル(5)と、その背面側に配備されたレンズフィルム(12)及びディフューザフィルム(13)と、その背面側に配備されたバックライト(11)と、画像表示パネル(5)を支持するパネルガイド(14)と、パネルガイド(14)上の画像表示パネル(5)を保持する金属フレーム(6)とを具えている。
金属フレーム(6)は、画像表示パネル(5)の前面外周部に当接する枠状のフロントエッジ部(61)を有している。該フロントエッジ部(61)は、4辺の枠部が一体化されることによって、外力の作用に対して高い剛性を有している。
図4に示す如く、保護パネル(2)の背面には、マスク帯(4)が印刷によって形成されている。該マスク帯(4)は、図3に示す様に、金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)に沿って枠状に延びており、その延在方向とは直交する幅方向に、フロントエッジ部(61)の幅寸法Bよりも大きな幅寸法Wを有している。
マスク帯(4)は、図10に示す如く、保護パネル(2)の外周縁から金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)の内周縁(62)よりも更に内側まで、幅方向に拡がっており、フロントエッジ部(61)の全体を覆っている。
マスク帯(4)は、その幅方向に沿って外周部側から内周部側(画像表示面側)へ向かって徐々に、紫外線の透過率が低下している。
例えば図5に示す様に、円形の黒色ドットの集合体からなるドットパターンを前記保護パネル(2)の背面に印刷して、これをマスク帯(4)とすることが出来る。該マスク帯(4)においては、ドットの大きさがマスク帯(4)の幅方向に沿って外周部側から内周部側へ徐々に大きくなっており、これに伴ってドットの密度が増大している。
或いは、図6に示す様に、四角形の黒色ドットの集合体からなるドットパターンを前記保護パネル(2)の背面に印刷して、これをマスク帯(4)とすることが出来る。該マスク帯(4)においても、ドットの大きさがマスク帯(4)の幅方向に沿って外周部側から内周部側へ徐々に大きくなっており、これに伴ってドットの密度が増大している。
或いは、図7に示す様に、菱形の黒色ドットの集合体からなるドットパターンを前記保護パネル(2)の背面に印刷して、これをマスク帯(4)とすることが出来る。該マスク帯(4)においても、ドットの大きさがマスク帯(4)の幅方向に沿って外周部側から内周部側へ徐々に大きくなっており、これに伴ってドットの密度が増大している。
或いは、図8に示す様に、マスク帯(4)の延在方向に延びる黒色ストライプの集合体からなるストライプパターンを前記保護パネル(2)の背面に印刷して、これをマスク帯(4)とすることが出来る。該マスク帯(4)においては、ストライプの幅がマスク帯(4)の幅方向に沿って外周部側から内周部側へ徐々に大きくなっており、これに伴ってストライプの密度が増大している。
尚、マスク帯(4)を構成するストライプは、図9に示す如く折線状若しくは波線状であってもよい。
図5〜図9に示す何れのマスク帯(4)においても、その幅方向に沿って外周部側から内周部側(画像表示面側)へ徐々に、紫外線の透過率が低下しており、マスク帯(4)の内周縁では最も低い光透過率となって、殆ど黒色の枠部が形成されている。
この様なマスク帯(4)は、ドットやストライプの濃淡を連続的に変化させるのではなく、単に密度を変えることでグラデーションを実現しているので、1色のインクを用いて容易に印刷を行なうことが出来る。
上記画像表示装置の組立工程において、図10の如く、保護パネル(2)の表面側から紫外線(7)を照射して、光硬化性樹脂(31)を硬化させる際、マスク帯(4)によって覆われていない光硬化性樹脂(31)には、保護パネル(2)を透過した紫外線(7)が直接に照射される。
この結果、マスク帯(4)によって覆われていない領域に関しては、光硬化性樹脂(31)は十分に硬化して、高い接合強度のボンディング層(3)が形成されることになる。
一方、マスク帯(4)によって覆われている光硬化性樹脂(31)には、マスク帯(4)を透過した紫外線(7)が照射されることになる。ここで、マスク帯(4)は、その幅方向に沿って内周部側から外周部側へ徐々に紫外線(7)の透過率が増大しているので、光硬化性樹脂(31)に照射される紫外線(7)の量は、マスク帯(4)の内周部側から外周部側へ向かって徐々に増大する。
この結果、マスク帯(4)によって覆われているボンディング層(3)の接合強度は、外周部側から内周部側へ徐々に増大し、金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)を覆うボンディング層(3)は、全体として十分に高い接合強度を有することになる。
従って、保護パネル(2)の重量などの外力の作用に起因して、金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)と画像表示パネル(5)の表面との間に隙間が生じる虞はない。
尚、マスク帯(4)によって覆われているボンディング層(3)の接合強度は、外周部側から内周部側へ向かって徐々に低下することになるが、フロントエッジ部(61)の内周縁(62)を覆うボンディング層(3)の内周縁の近傍領域においても、紫外線(7)の透過が可能であるので、最低限の強度は確保される。
この様にして組み立てられた画像表示装置においては、マスク帯(4)の内側領域の光透過率が低いため、マスク帯(4)を透して金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)が視聴者にはっきりと見えることはない。
又、マスク帯(4)の光透過率が内周部側へ徐々に低下し、マスク帯(4)の内周縁では最も低い光透過率となって、殆ど黒色の枠部を形成することになる。
従って、画像表示面(10)は黒色の枠部によって包囲されるため、視聴者にとって画像表示面(10)がくっきりと見える効果が得られる。
本発明の一実施形態である画像表示装置によれば、マスク帯(4)が保護パネル(2)の背面に形成されており、保護パネル(2)の表面には露出していないので、マスク帯(4)が剥がれたり、マスク帯(4)に傷が付く虞はない。
又、画像表示ユニット(1)の画像表示面(10)に紫外線硬化性樹脂からなるボンディング層(3)を介して保護パネル(2)が接合されているので、保護パネル(2)へ入射する外光の反射が抑制され、これによってコントラスト感の向上や視認性の向上が図られる。又、画像表示パネル(5)の画像表示面(10)や保護パネル(2)の背面における結露が防止される。
本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、マスク帯(4)のパターンは、図5〜図9に示す様にドットの大きさやストライプの幅を変える形態に限らず、ドットやストライプの配列ピッチ(間隔)を変えることによって、光透過率のグラデーションを実現することも可能である。
マスク帯(4)の幅寸法は、金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)の全体を覆うことの出来る大きさに限らず、保護パネル(2)を透して視聴者に見えることとなる、フロントエッジ部(61)の一部領域のみを覆う幅寸法であってもよい。
又、図1に示す保護パネル(2)の前面に、枠状のベゼルを取り付けることも可能である。この場合、ベゼルが、マスク帯(4)の幅寸法Wよりも小さな幅寸法に形成されていたとしても、マスク帯(4)の遮光効果によって、金属フレーム(6)のフロントエッジ部(61)が視聴者にはっきりと見えてしまうことはない。
尚、上記実施形態では、マスク帯(4)のドットパターン或いはストライプパターンについて外周部側よりも内周部側の光透過率を低く設定しているが、外周部側と内周部側で同程度の光透過率としても同様の効果が得られる。具体的には、同一サイズのドット若しくは同一幅のストライプからなるパターンとしてもよい。
(1) 画像表示ユニット
(10) 画像表示面
(2) 保護パネル
(3) ボンディング層
(31) 光硬化性樹脂
(4) マスク帯
(5) 画像表示パネル
(6) 金属フレーム
(61) フロントエッジ部
(62) 内周縁
(7) 紫外線

Claims (3)

  1. 画像表示パネルと、
    該画像表示パネルの前面を覆う透光性の保護パネルと、
    光硬化性樹脂を硬化させてなり、前記画像表示パネルと保護パネルとの間に介在するボンディング層と、
    前記保護パネルの背面に、画像表示パネルの画像表示面の外周部と対向させて枠状に形成されたマスク帯とを具え、
    前記マスク帯は、外周部側から内周部側へ向かって徐々に光の透過率が低下している画像表示装置。
  2. 記マスク帯は、黒色のドットパターン又はストライプパターンから形成されている請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記画像表示パネルの前面外周部に当接する枠状のフロントエッジ部を有前記画像表示パネルを保持する金属フレームを更に具え、
    前記マスク帯は、前記金属フレームのフロントエッジ部に沿って枠状に延び、その延在方向とは直交する幅方向に、少なくとも金属フレームのフロントエッジ部の画像表示面側の内周縁及びその近傍を覆うことの出来る幅寸法Wを有し、その幅方向に沿って画像表示面側へ徐々に、前記光硬化性樹脂を硬化させるための光の透過率が低下している請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置。
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