JP5646100B1 - 粉粒体輸送管 - Google Patents
粉粒体輸送管 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5646100B1 JP5646100B1 JP2014095691A JP2014095691A JP5646100B1 JP 5646100 B1 JP5646100 B1 JP 5646100B1 JP 2014095691 A JP2014095691 A JP 2014095691A JP 2014095691 A JP2014095691 A JP 2014095691A JP 5646100 B1 JP5646100 B1 JP 5646100B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- granular material
- transport pipe
- peripheral surface
- material transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000008187 granular material Substances 0.000 title claims abstract description 40
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 28
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 25
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims abstract description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 10
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 claims abstract description 9
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 claims abstract description 9
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 8
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 14
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 14
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 claims description 12
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 7
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 4
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 4
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 4
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000012210 heat-resistant fiber Substances 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Abstract
Description
特許文献1記載の粉粒体輸送管によれば、管内面がセラミックスによって形成されているため、それによって優れた耐摩耗性が得られる。
また、この発明のもう1つの目的は、上記の機能に加えて、高温環境下でも使用することができる粉粒体輸送管を提供することにある。
したがって、この発明の粉粒体輸送管によれば、固定配管である特許文献1記載の粉粒体輸送管における上記問題点が解消され、微妙な配管寸法の誤差や振動を吸収することができ、また、取付や取外しを容易に行うことができる。さらに、この発明の粉粒体輸送管によれば、特に充填材層の形成が容易であるため、特許文献1記載の粉粒体輸送管と比べて、製造が容易であるという利点もある。
加えて、緩衝材のスペーサリング部が、隣り合うインナースリーブの端面どうしの間に介在されるため、例えば粉粒体輸送管を曲げたり伸ばしたりした際に、インナースリーブの端面どうしが接触して欠けたり、破損したりするおそれがない。
また、粉粒体輸送管を曲げた場合、通常であれば、曲げ方向外側(凸側)においてインナースリーブの端面どうしの隙間が空くようになるが、上記構成の緩衝材によれば、スペーサリング部の曲げ方向内側(凹側)が圧縮することで、上記のような隙間が空くのを効果的に防止することができる。
図1および図2に示すように、この発明による粉粒体輸送管(1)は、金属製可撓管よりなる外管(2)と、外管(2)の内周面を覆うように外管(2)に挿入された複数のセラミックス製インナースリーブ(3)と、隣り合うインナースリーブ(3)の端面どうしの間に介在されたエラストマー製緩衝材(4)と、外管(2)の内周面と複数のインナースリーブ(3)の外周面との間に形成された充填材層(5)とを備えてなる。
蛇腹チューブ(21)の両端には、金属製ニップル(23)が直列状に配置されており、また、ブレード(22)の外周面両端部には、バンド状の金属製カバー(24)が嵌め被せられている。ニップル(23)の先端には、フランジ部(231)が一体に形成されている。
そして、蛇腹チューブ(21)、ブレード(22)、ニップル(23)およびカバー(24)が、これらの互いに接する部分において、溶接部(25)によって接合されることにより、一体の外管(2)が形成されている。よって、外管(2)は、ニップル(23)で構成された両端部を除いて、フレキシブルに曲げられるようになっている。
各ニップル(23)の外周には、リング状の配管接続用フランジ(6)が嵌められている。
インナースリーブ(3)の外径は、外管(2)の内径よりも幾分小さいものとなされており、両者(2)(3)の間に液状エラストマーを充填しうるだけの隙間が形成されるようになっている。
また、インナースリーブ(3)の長さは、特に限定されないが、粉粒体輸送管(1)全体としての曲率に影響するものであるため、要求される曲率に応じて適宜設定される。
緩衝材(4)は、耐熱シリコーンゴム製であって、250〜300℃程度の高温環境下でも使用可能である。但し、粉粒体輸送管(1)が高温環境下で使用されない場合、緩衝材(4)は、ウレタンゴムや天然ゴム(NR)等によって形成されていてもよい。
スペーサリング部(41)の厚みは、特に限定されないが、好ましくは1〜2mm程度となされる。スペーサリング部(41)の内径は、インナースリーブ(3)の内径とほぼ等しいものとなされる。
連結バンド部(42)は、例えば図1を参照すると、その左側部分が、左右に隣り合うインナースリーブ(3)のうち左側のインナースリーブ(3)の外周面右端部に嵌め被せられ、その右側部分が、右側のインナースリーブ(3)の外周面左端部に嵌め被せられている。そして、この状態で、左右のインナースリーブ(3)の端面が、スペーサリング部(41)の両側面に接するようになっている。
連結バンド部(42)の左右両縁部分は、径方向内方に向かってやや屈曲した屈曲縁部(421)によって構成されている(図3(b)参照)。屈曲縁部(421)先端における連結バンド部(42)の開口径は、インナースリーブ(3)の外径よりも若干小さくなされている。したがって、連結バンド部(421)の屈曲縁部(421)が、緩衝材(4)を形成しているエラストマー自体のゴム弾性力によって、インナースリーブ(3)の外周面に圧接させられるため、緩衝材(4)がインナースリーブ(3)から簡単に外れることがなく、インナースリーブ(3)の連結状態を保持することができる。
なお、図1に示したように、ニップル(23)よりなる外管(2)の両端部の内側に配置されているインナースリーブ(3)どうしの間には、緩衝材(4)が介在されておらず、隣り合うインナースリーブ(3)の端面どうしが接着剤等によって接合されている。これは、外管(2)の両端部が曲がらない構造であるため、その内側に配されたインナースリーブ(3)についても曲がる構造にする必要がなく、また、インナースリーブ(3)を交換する必要性も低いからである。
充填材層(5)を形成する場合、まず、外管(2)の内部に、緩衝材(4)によって連結された複数のインナースリーブを挿入しておいてから、外管(2)の内周面(より詳しくは、蛇腹チューブ(22)およびニップル(23)の内周面)と複数のインナースリーブ(3)の外周面との間に液状耐熱シリコーンゴムを充填した後、これを加硫により硬化させればよいので、形成作業が容易である。
この充填材層(5)により、粉粒体輸送管(1)としてのフレキシビリティが損なわれることなく、外管(2)と、インナースリーブ(3)および緩衝材(4)とが一体化されている。
この発明による上記粉粒体輸送管(1)は、フレキシビリティを有するものであって、自由に曲げることができるので、微妙な配管寸法の誤差や振動を吸収することが可能であり、その取付や取外しも容易に行うことができる。
また、上記の粉粒体輸送管(1)によれば、管内面がインナースリーブ(3)によって構成されているので、高速で流通する粉粒体との接触に対して、高い耐摩耗性を有している。
さらに、上記の粉粒体輸送管(1)によれば、緩衝材(4)および充填材層(5)が耐熱シリコーンゴム製であるため、例えば、製鉄所における高炉の微粉炭吹込みノズルや、火力発電所における微粉炭供給管としても、好適に使用することが可能である。
(2):外管
(3):インナースリーブ
(4):緩衝材
(41):スペーサリング部
(42):連結バンド部
(5):充填材層
Claims (3)
- 金属製可撓管よりなる外管と、外管の内周面を覆うように外管に挿入された複数の略円筒状のセラミックス製インナースリーブと、隣り合うインナースリーブの端面どうしの間に介在されたエラストマー製緩衝材と、外管の内周面と複数のインナースリーブの外周面との間に液状エラストマーを充填して硬化させることにより形成された充填材層とを備えており、
前記緩衝材が、隣り合うインナースリーブの端面どうしの間に介在された断面略方形のスペーサリング部と、スペーサリング部の外周縁にスペーサリング部とT字状に交差するように設けられかつ隣り合うインナースリーブの端部にまたがって嵌め被せられた連結バンド部とを備えていることを特徴とする、粉粒体輸送管。 - 連結バンド部の両縁部分が、径方向内方に向かって屈曲した屈曲縁部によって構成されており、屈曲縁部先端における連結バンド部の開口径が、インナースリーブの外径よりも小さくなされており、屈曲縁部が、緩衝材を形成しているエラストマー自体のゴム弾性力によって、インナースリーブの外周面に圧接させられていることを特徴とする、請求項1記載の粉粒体輸送管。
- 緩衝材および充填材層が、耐熱シリコーンゴムよりなることを特徴とする、請求項1または2記載の粉粒体輸送管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014095691A JP5646100B1 (ja) | 2014-05-07 | 2014-05-07 | 粉粒体輸送管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014095691A JP5646100B1 (ja) | 2014-05-07 | 2014-05-07 | 粉粒体輸送管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5646100B1 true JP5646100B1 (ja) | 2014-12-24 |
JP2015212566A JP2015212566A (ja) | 2015-11-26 |
Family
ID=52139248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014095691A Active JP5646100B1 (ja) | 2014-05-07 | 2014-05-07 | 粉粒体輸送管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5646100B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN118499590A (zh) * | 2024-07-22 | 2024-08-16 | 江苏大明波纹管有限公司 | 一种抗静电防爆型的燃气金属软管 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7372759B2 (ja) * | 2019-05-21 | 2023-11-01 | 川崎重工業株式会社 | 粉体船積設備 |
-
2014
- 2014-05-07 JP JP2014095691A patent/JP5646100B1/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN118499590A (zh) * | 2024-07-22 | 2024-08-16 | 江苏大明波纹管有限公司 | 一种抗静电防爆型的燃气金属软管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015212566A (ja) | 2015-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101960335B1 (ko) | 개스킷 및 이의 제작 방법 | |
US2712456A (en) | Exhaust duct with detachable bellows | |
JP5646100B1 (ja) | 粉粒体輸送管 | |
CN101886721A (zh) | 具有有角度地定向的肩面的联接器 | |
JP5702889B2 (ja) | 高炉の羽口部構造 | |
KR102364131B1 (ko) | 세라믹 클래딩을 갖는 관형 연소 챔버 | |
ES2485896T3 (es) | Junta de anillo deslizante | |
JP4857184B2 (ja) | 可撓性セラミックスホース | |
TW201621200A (zh) | 接頭及接頭組裝體 | |
JP5388280B2 (ja) | 高温ガス用配管伸縮部の構造 | |
CN106194490B (zh) | 分段式排气歧管气体密封装置 | |
US1035063A (en) | Pipe-coupling. | |
US20100180806A1 (en) | Refractory Brick and Tapered Mortar Joint | |
CN104832723A (zh) | 一种海上热采油蒸汽输送管 | |
RU2676548C1 (ru) | Внутренняя вставка для герметизации сварного соединения трубопровода | |
CN211398902U (zh) | 一种膨胀活接 | |
CN211371611U (zh) | 超高耐磨陶瓷弯头 | |
CN106979331A (zh) | 新型复合密封垫圈 | |
CN211040084U (zh) | 一种密封旋转补偿器 | |
CN220286798U (zh) | 一种耐老化型抗磨胶管 | |
US1545221A (en) | Pipe and other joint and the like | |
CN220524646U (zh) | 一种无筛板沸腾氯化炉的耐磨进矿结构 | |
US10190720B2 (en) | Repair kit | |
CN213929966U (zh) | 一种带有临时保护功能的输送管道 | |
CN213001754U (zh) | 一种橡胶软连接防尘套 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141007 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5646100 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |