JP5644958B2 - 基地局、コアネットワーク装置、およびサーバ - Google Patents

基地局、コアネットワーク装置、およびサーバ Download PDF

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Description

本件は、セルに存在する無線端末の数を推定する基地局、コアネットワーク装置、およびサーバに関する。
携帯電話などの移動通信システムは、基地局が送受信可能な範囲からなるセルを複数組み合わせて広いエリアをカバーし、無線端末の移動に伴い通信する基地局を切替えながら通信を継続するセルラ方式が主流となっている。
現在は、CDMA(Code Division Multiple Access)やW−CDMA(Wideband-CDMA)方式による第3世代移動通信方式のサービスが行われているが、その一方で、より高速な通信を可能にする次世代移動通信方式が検討されている。例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)においては、2010年頃からサービスが開始されているLTE(Long Term Evolution)の発展版であるLTE−A(LTE-Advanced)が検討されている。
LTE−Aは、さらなる伝送レートの高速化や遅延の削減などを目標としており、そのための技術として、CA(Carrier Aggregation)などによる周波数スペクトルの利用効率の改善、マルチアンテナ、リレーの導入などが検討されている。また、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)やLTE/LTE−Aへの導入を目的として、MTC(Machine Type Communication)の検討も行われている。
なお、従来、移動通信システムにおいて使用する分散型位置登録制御方法に関し、エリアへの位置登録を均等分配できるようにする分散型位置登録制御方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−265825号公報
ところで、例えば、CAやMTCにおいては、負荷分散制御の観点から、セル(基地局)単位での待ち受け(Idle)状態にある無線端末の数の重要性が高まっている。例えば、基地局は、待ち受け状態にある無線端末の数を知ることができれば、CAの周波数分配や同時刻にデータ送信しようとするMTCのスケジューリングを適切に行うことが可能となり、基地局と無線端末との無線通信の負荷が分散される。
しかし、UMTS、LTE、またはLTE−Aの移動通信システムでは、待ち受け状態の無線端末は、位置登録の処理以外では、電波を送信しない。そのため、セル単位で待ち受け状態にある無線端末のカウントが行われていないという問題点があった。
例えば、UMTS、LTE、またはLTE−Aの移動通信システムでは、無線端末の位置登録は、複数のセル単位(位置登録エリア)で行われる。従って、待ち受け状態にある無線端末の数は、位置登録エリア単位では知ることができる。また、無線端末が位置登録をしたときには、位置登録を行った基地局との通信により、無線端末がどの基地局のセルに属しているかが分かる。
しかし、無線端末は、時間が経過すると、位置登録エリア内の他の基地局のセルに移動している場合がある。そして、上記したように、待ち受け状態の無線端末は、位置登録の処理以外では、電波を送信しない。そのため、前記の移動通信システムでは、位置登録エリア内のセル単位で待ち受け状態にある無線端末のカウントは行われていない。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、セル単位で待ち受け状態にある無線端末の数を推定することができる基地局、コアネットワーク装置、およびサーバを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、自セルに存在する無線端末の数を推定する基地局が提供される。この基地局は、当該基地局が属する位置登録エリアの有するセルのセル数に基づいて、前記位置登録エリアに存在している待ち受け状態の前記無線端末の自セルに存在する存在確率を算出する算出部と、前記算出部の算出した前記位置登録エリアに存在している前記無線端末の前記存在確率を合算する合算部と、を有する。
開示の装置によれば、セル単位で待ち受け状態にある無線端末の数を推定することができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施の形態に係る基地局を説明する図である。 第2の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。 位置登録エリアおよび基地局のセルを説明する図である。 無線端末が位置登録を行ってからの存在確率と時間との関係を示した図である。 無線端末が在圏するセルと在圏しないセルとの予測を説明する図である。 端末数推定部の動作を示したフローチャートである。 第3の実施の形態に係る端末数推定部の動作を示したフローチャートである。 シミュレーションの条件を示した図である。 基地局のハードウェア構成例を示した図である。
以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る基地局を説明する図である。図1には、基地局1および基地局1と無線通信を行う無線端末2a,2bが示してある。また、基地局が形成するセル3a〜3gが示してある。また、無線端末2a,2bが位置登録を行う位置登録エリア4a,4bが示してある。なお、セル3dは、基地局1によって形成されているとする。また、無線端末2aは、位置登録エリア4aで位置登録し、無線端末2bは、位置登録エリア4bで位置登録をしたとする。
図1に示すように、基地局1は、算出部1aおよび合算部1bを有している。算出部1aは、当該基地局1が属する位置登録エリア4a,4bの有するセルのセル数に基づいて、位置登録エリア4a,4bに存在している待ち受け状態の無線端末2a,2bの、自分のセル3d(以下、自セルと呼ぶこともある)に存在する存在確率を算出する。
例えば、無線端末2aは、基地局1が属する位置登録エリア4aで位置登録を行っている。待ち受け状態となった無線端末2aは、新たな位置登録を行わない限り、基地局1のセル3dを含む、セル3c,3d,3f,3gのどこかに存在していると考えられる。
そこで、無線端末2aは、例えば、セル3c,3d,3f,3gに平均して存在していると考え、算出部1aは、例えば、1/S(S:位置登録エリア4aのセル数)により、自セル3dに存在する無線端末2aの存在確率を算出する。
具体的には、位置登録エリア4aの有するセルは、セル3c,3d,3f,3gであり、セル数は4である。従って、算出部1aは、無線端末2aがセル3c,3d,3f,3gに0.25台ずつ存在していると存在確率を算出する。これにより、算出部1aは、自セル3dに無線端末2aが0.25台存在していると算出できる。なお、図1中の下線を引いていない0.25は、無線端末2aがセル3c,3d,3f,3gに存在している存在確率を示している。
同様に、無線端末2bは、基地局1が属する位置登録エリア4bで位置登録を行っている。待ち受け状態となった無線端末2bは、新たな位置登録を行わない限り、基地局1のセル3dを含む、セル3a,3b,3d,3eのどこかに存在していると考えられる。
そこで、無線端末2bは、例えば、セル3a,3b,3d,3eに平均して存在していると考え、算出部1aは、例えば、1/S(S:位置登録エリア4bのセル数)により、自セル3dに存在する無線端末2bの存在確率を算出する。
具体的には、位置登録エリア4bの有するセルは、セル3a,3b,3d,3eであり、セル数は4である。従って、算出部1aは、無線端末2bがセル3a,3b,3d,3eに0.25台ずつ存在していると存在確率を算出する。これにより、算出部1aは、自セル3dに無線端末2bが0.25台存在していると算出できる。なお、図1中の下線の引いている0.25は、無線端末2bがセル3a,3b,3d,3eに存在している存在確率を示している。
なお、基地局1が属していない位置登録エリアで位置登録した無線端末のセル3dに存在する存在確率は0である。
合算部1bは、算出部1aの算出した存在確率を合算する。
上記例の場合、合算部1bは、基地局1のセル3dに存在する無線端末2aの存在確率0.25と、基地局1のセル3dに存在する無線端末2bの存在確率0.25とを合算する。すなわち、合算部1bは、セル3dには、無線端末が0.50台存在しているとする(推定する)。
このように、基地局1は、基地局1の属する位置登録エリア4a,4bの有するセルのセル数に基づいて、待ち受け状態の無線端末2a,2bの自セル3dに存在する存在確率を算出する。そして、基地局1は、算出した存在確率を合算して、無線端末2a,2bが自セル3dに存在する数を推定するようにした。これにより、基地局1は、セル3dに存在している無線端末2a,2bの数を算出(推定)できる。
また、待ち受け状態にある無線端末2a,2bが、基地局1に信号を送信することによって、基地局1は、自分のセルに存在する無線端末2a,2bの数をカウントすることも考えられる。しかし、この場合、無線端末2a,2bのカウントのために上り信号を送信することになり、無線リソースを無駄に使用することになる。
これに対し、基地局1は、上記したように、基地局1の属する位置登録エリア4a,4bの有するセル数に基づいて、待ち受け状態の無線端末2a,2bの自セル3dに存在する存在確率を算出し、算出した存在確率を合算して、自分のセル3dに存在する無線端末2a,2bの数を推定する。これにより、待ち受け状態にある無線端末2a,2bは、無線端末2a,2bのカウントのために上り信号を送信しなくて済み、無線リソースの無駄を防止できる。
なお、上記では、基地局1が無線端末2a,2bの数を推定したが、例えば、CN(Core Network)に設けられた、基地局1を制御する上位装置のCN装置が、基地局1の処理を行ってもよい。CN装置には、例えば、MME(Mobility Management Entity)などがある。また、CNにサーバを設け、そのサーバで基地局1の処理を行ってもよい。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。図2に示すように、無線通信システムは、基地局10、CN装置20、および無線端末30を有している。無線通信システムには、例えば、UMTS、LTE、またはLTE−Aの無線通信システムが適用される。
基地局10は、端末数推定部11、BB(ベースバンド)処理部12、およびTRX部13を有している。端末数推定部11は、例えば、図1の算出部1aおよび合算部1bに対応する。CN装置20は、位置登録情報DB(DB:データベース)21およびエリアサイズ情報DB22を有している。CN装置20は、例えば、MMEである。無線端末30は、速度・方向検出部31、制御部32、BB処理部33、およびTRX部34を有している。無線端末30は、例えば、携帯電話やMTCである。
CN装置20の位置登録情報DB21には、位置登録情報が記憶されている。例えば、無線端末30がどの位置登録エリアに属しているかの情報を記憶している。
図3は、位置登録エリアおよび基地局のセルを説明する図である。図3に示す6角形は、基地局が形成するセルを示している。例えば、図3のセル41に属している無線端末は、セル41を形成している基地局と無線通信を行うことができる。
無線端末の位置登録は、複数のセル単位で管理される。例えば、図3の位置登録エリア51〜53に示すように、複数のセル単位で管理される。
図3に示す無線端末61がセル42で位置登録を行ったとする。この場合、無線端末61は、位置登録エリア51に属することになる。また、無線端末62がセル43で位置登録を行ったとする。この場合、無線端末62は、位置登録エリア52に属することになる。また、無線端末63がセル45で位置登録を行ったとする。この場合、無線端末63は、位置登録エリア53に属することになる。
なお、図2に示した位置登録情報DB21には、無線端末61は、位置登録エリア51に属しているという情報が記憶される。無線端末62は、位置登録エリア52に属しているという情報が記憶される。無線端末63は、位置登録エリア53に属しているという情報が記憶される。
また、無線端末61は、セル42からセル43に移動し、さらにセル44に移動したとする。この場合、無線端末61は、位置登録エリア51から位置登録エリア52に移動したことを認識し、位置登録シグナリングをセル44の基地局を介して、CN装置20に送信する。すなわち、無線端末61は、現在属している位置登録エリア51を出た場合に、新たな位置登録エリア52に位置登録を行う。なお、位置登録情報DB21には、無線端末61は、位置登録エリア52に属しているという情報が記憶されることになる。
図2の説明に戻る。エリアサイズ情報DB22には、位置登録エリアのセル数が記憶されている。以下では、位置登録エリアのセル数をエリアサイズと呼ぶことがある。
例えば、図3の例の場合、エリアサイズ情報DB22には、位置登録エリア51のエリアサイズは‘4’であるという情報が記憶される。また、エリアサイズ情報DB22には、位置登録エリア52のエリアサイズは‘4’であるという情報が記憶される。また、エリアサイズ情報DB22には、位置登録エリア53のエリアサイズは‘3’であるという情報が記憶される。
基地局10の端末数推定部11は、基地局10のセルに属している無線端末の数を推定する。例えば、端末数推定部11は、無線端末が位置登録を行ったセルの情報、無線端末が位置登録を行ってからの経過時間、および無線端末が位置登録を行ったときの移動速度と移動方向とに基づいて、各セルにおける無線端末の数を推定する。端末数推定部11は、以下で述べるが、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)によって、その機能が実現される。
なお、無線端末が位置登録を行ったセル(基地局)の情報は、位置登録情報DB21に記憶されている。また、無線端末が位置登録を行った時刻は、位置登録情報DB21に記憶されている。端末数推定部11は、現在時刻と、位置登録情報DB21に記憶されている、無線端末が位置登録を行った時刻とにより、無線端末が位置登録を行ってからの経過時間を算出することができる。また、無線端末が位置登録したときの移動速度と移動方向は、位置登録情報DB21に記憶されている。
BB処理部12は、送受信するデータのBB処理を行う。TRX部13は、無線送信する信号の無線処理を行う。また、TRX部13は、受信した無線信号の無線処理を行う。
無線端末30の速度・方向検出部31は、無線端末30の移動速度および移動方向を検出する。速度・方向検出部31は、例えば、加速度センサである。または、速度・方向検出部31は、GPS(Global Positioning System)であってもよく、無線端末30の位置から移動速度および移動方向を検出する。
制御部32は、無線端末30が位置登録を行ったときの移動速度および移動方向が基地局10に無線送信されるように制御する。例えば、制御部32は、位置登録エリアが変わるとき、変更先の基地局10に位置登録シグナリングを送信する。制御部32は、速度・方向検出部31の検出した移動速度および移動方向の情報を、位置登録シグナリングに含めて、基地局10に無線送信するようにする。
なお、基地局10は、位置登録シグナリングを受信すると、例えば、自分の識別情報と、無線端末30から受信した移動速度および移動方向の情報をCN装置20に送信する。これにより、CN装置20の位置登録情報DB21には、上記で説明した情報が記憶される。
BB処理部33は、送受信するデータのBB処理を行う。TRX部34は、無線送信する信号の無線処理を行う。また、TRX部34は、受信した無線信号の無線処理を行う。
基地局10の端末数推定部11について説明する。第2の実施の形態では、端末数推定部11は、無線端末の位置登録を行ってからの経過時間および無線端末の移動速度および移動方向を考慮して、セルの無線端末の数を推定する。まず時間経過による存在確率について説明する。
無線端末は、あるセルで位置登録をしたときには、そのセルに存在していると判断できる。従って、無線端末は、あるセルで位置登録をしたときには、そのセルに存在している存在確率を‘1’とすることができる。
また、無線端末は、時間の経過とともに、位置登録エリア内のセルを移動する可能性がある。そのため、位置登録したセルに存在する確率は、‘1’から低下していく。例えば、ある時間を経過した場合、無線端末は、位置登録を行った位置登録エリアの各セルに、1/Sで存在していると判断できる。
例えば、図3において、無線端末61が、位置登録エリア51のセル42で位置登録を行ったとする。無線端末61がセル42で位置登録を行ったときには、無線端末61は、セル42に存在確率‘1’で存在していると判断できる。また、位置登録エリア51の他のセル43,46,47での無線端末61の存在確率は‘0’と判断できる。
時間の経過とともに、セル42に存在している無線端末61の存在確率は、‘1’から低下していく。また、時間の経過とともに、位置登録エリア51のセル42以外のセルに存在している無線端末61の存在確率は、‘0’から上昇していく。最終的には、無線端末61は、位置登録エリア51の各セルに、1/S(Sは、位置登録エリア51のセル数で‘4’)の存在確率で存在していると判断できる。なお、位置登録エリア51のセル数の情報は、エリアサイズ情報DB22に記憶されている。従って、端末数推定部11は、エリアサイズ情報DB22に記憶されているセル数から、1/Sを算出することができる。
図4は、無線端末が位置登録を行ってからの存在確率と時間との関係を示した図である。図4の横軸は時間を示し、縦軸はセルに存在している無線端末の存在確率を示している。横軸における‘0’は、無線端末が位置登録を行ったときの時刻を示している。また、横軸の時間は、規格化されており、例えば、無線端末が時間経過とともに移動して、他の位置登録エリアに移動すると考えられる時間を‘1’としている。
図4に示す波形W11は、無線端末が位置登録を行ったセルの存在確率の変化を示している。波形W11に示すように、無線端末が位置登録を行ったセルにおける無線端末の存在確率は、‘1’とみなすことができる。そして、時間経過とともに、そのセルの無線端末の存在確率は、1/Sに収束すると考えることができる。
波形W12は、無線端末が位置登録を行わなかったセルの存在確率の変化を示している。波形W12に示すように、無線端末が位置登録を行ったとき、その位置登録が行われた他のセルにおける無線端末の存在確率は、‘0’とみなすことができる。そして、時間経過とともに、そのセルの無線端末の存在確率は、1/Sに収束すると考えることができる。
例えば、図3において、無線端末61が、位置登録エリア51のセル42で位置登録を行ったとする。この場合、セル42の存在確率は、波形W11に示すように変化する。一方、位置登録エリア51の位置登録が行われなかった他のセル43,46,47での無線端末61の存在確率は、波形W12に示すように変化する。
次に、無線端末の移動速度および移動方向による存在確率について説明する。例えば、位置登録エリアが大きく、無線端末のユーザが自動車や電車で移動する場合、推定精度の低下が予測される。そこで、無線端末が位置登録を行ったときの移動速度および移動方向によって、無線端末が在圏するセルと、無線端末が在圏しないセルとを予測し、無線端末の推定精度の低下を抑制する。
図5は、無線端末が在圏するセルと在圏しないセルとの予測を説明する図である。図5に示す6角形は、基地局が形成するセルを示している。位置登録エリア71は、セル81〜87を有している。
無線端末91は、位置登録時、図5の矢印に示す方向に移動しているとする。この場合、無線端末91は、斜線を付したセル81,82,84,85に在圏すると予測できる。また、無線端末91は、斜線を付していないセル83,86,87に在圏しないと予測できる。
従って、図5の例の場合、セル83,86,87における無線端末91の存在確率は、‘0’とすることができる。
また、セル81,82,84,85における無線端末91の存在確率は、β/S’とすることができる。S’は、無線端末91が在圏すると予測されるセルの数で、図5の例の場合、S’=4となる。また、βは、パラメータ設定される値で、0≦β≦1の値をとる。βは、例えば、以下で述べるシミュレーション等を行い、その結果が一番良くなる値に設定する。
以上より、無線端末UEiが属する位置登録エリア内のセル(基地局)jでのUEiの数N(i)jは、次の式(1)で推定される。i,jは、変数である。
N(i)j=fi(α)・(1−β)+gi(β) …(1)
式(1)のfi(α)は、図4で説明した時間経過による存在確率を示し、次の式(2a),(2b)で示される。
Figure 0005644958
UEiがセルjで位置登録を行った場合、fi(α)は、式(2a)となる。セルjがUEiの位置登録を行ったセルでない場合、fi(α)は、式(2b)となる。
式(2a),(2b)のαは、規格化された時間rの関数で示され、次の式(3a),(3b)で示される。
Figure 0005644958
ここで、式(3a)は、図4に示す波形W11を表している。式(3b)は、図4に示す1/Sに対応する。
すなわち、UEiがセルjで位置登録を行った場合、fi(α)は、式(2a)で示され、式(2a)のαは、式(3a),(3b)で示される。つまり、UEiがセルjで位置登録を行った場合、fi(α)は、時間経過とともに、図4に示す波形W11に示すように変化する。
また、セルjがUEiの位置登録を行ったセルでない場合、fi(α)は、式(2b)で示される。式(2b)は、図4に示す波形W12に示すように変化する。
例えば、図3の例において、無線端末62は、位置登録エリア52のセル43で位置登録を行っている。この場合、無線端末62のセル43における数は、式(2a),(3a),(3b)で示され、時間経過とともに、図4に示した波形W11に示すように変化する。
また、無線端末62の位置登録エリア52のセル43以外のセルにおける数は、式(2b)で示され、図4に示した波形W12に示すように変化する。
式(1)のgi(β)は、図5で説明した無線端末の移動速度および移動方向による存在確率を示し、次の式(4a),(4b)で示される。
Figure 0005644958
式(4a)のS’は、UEiが在圏すると予測されるセルの数を示している。S’は、UEiの移動速度および移動方向と、セルのマップ情報とから求まる。
セルjが、UEiが在圏すると予測されたセルの場合、gi(β)は、式(4a)で示される。セルjが、UEiが在圏すると予測されたセルの場合、gi(β)は、式(4b)で示される。
例えば、図5で説明したように、無線端末91の移動速度および移動方向と、6角形で示すセルの分布状態(マップ情報)とから、無線端末91が在圏すると予測されるセル81,82,84,85を求めることができ、S’=4が求まる。従って、無線端末91が在圏すると予測されるセル81,82,84,85での無線端末91の数は、式(4a)で示される。また、無線端末91が在圏しないと予測されるセル83,86,87での無線端末91の数は、式(4b)で示される。
基地局10の端末数推定部11の動作について説明する。図6は、端末数推定部の動作を示したフローチャートである。
[ステップS1]基地局10の端末数推定部11は、変数i,Nを0に設定する。
[ステップS2]端末数推定部11は、基地局10がUEiの位置登録エリア内に存在するか否か判断する。
例えば、基地局10は、図3のセル43を形成しているとする。無線端末61は、位置登録エリア51で位置登録したとする。無線端末62は、位置登録エリア52で位置登録したとする。無線端末63は、位置登録エリア53で位置登録したとする。
ここで、UEiが無線端末61であったとする。この場合、基地局10は、無線端末61の位置登録エリア51内に存在しているので、端末数推定部11は、基地局10がUEi(無線端末61)の位置登録エリア内に存在していると判断する。
また、UEiが無線端末62であったとする。この場合、基地局10は、無線端末62の位置登録エリア52内に存在しているので、端末数推定部11は、基地局10がUEi(無線端末62)の位置登録エリア内に存在していると判断する。
また、UEiが無線端末63であったとする。この場合、基地局10は、無線端末63の位置登録エリア53内に存在していないので、端末数推定部11は、基地局10がUEi(無線端末63)の位置登録エリア内に存在していないと判断する。
端末数推定部11は、基地局10がUEiの位置登録エリア内に存在すると判断した場合、ステップS3へ進む。端末数推定部11は、基地局10がUEiの位置登録エリア内に存在しないと判断した場合、ステップS4へ進む。
なお、端末数推定部11は、CN装置20の位置登録情報DB21にアクセスして、UEiの位置登録エリア情報を取得し、基地局10がUEiの位置登録エリア内に存在するか否かの判断を行う。
[ステップS3]端末数推定部11は、変数Nに式(1)の値を加算する。なお、式(1)の変数jは、上記例に従えば、基地局10(セル43)を示す。すなわち、端末数推定部11は、基地局10のセル43におけるUEiの存在確率を合算していく。
例えば、図3の例において、端末数推定部11は、無線端末61のセル43に存在する存在確率を、無線端末61の位置登録を行ってからの経過時間および無線端末61の移動速度および移動方向を考慮した式(1)で算出し、変数Nに加算する。また、端末数推定部11は、無線端末62のセル43に存在する存在確率を、無線端末62の位置登録を行ってからの経過時間および無線端末62の移動速度および移動方向を考慮した式(1)で算出し、変数Nに加算する。
なお、基地局10は、無線端末63の位置登録エリア53に存在していない。従って、端末数推定部11は、無線端末63のセル43に存在する存在確率(0)を算出しない(ステップS2より、ステップS4へ進むため)。
[ステップS4]端末数推定部11は、全無線端末において、ステップS2,S3の処理を実行したか否か判断する。例えば、端末数推定部11は、CN装置20の位置登録情報DB21に記憶されている全無線端末について、ステップS2,S3の処理を実行したか否か判断する。または、端末数推定部11は、無線端末の数をカウントしようとするエリア(例えば、都道府県等)内の全ての無線端末において、ステップS2,S3の処理を実行したか否か判断する。
端末数推定部11は、全無線端末において、ステップS2,S3の処理を実行した場合、ステップS6へ進む。端末数推定部11は、全無線端末において、ステップS2,S3の処理を実行していない場合、ステップS5へ進む。
[ステップS5]端末数推定部11は、変数iに1を加算する。すなわち、端末数推定部11は、例えば、CN装置20の位置登録情報DB21に記憶されている別の無線端末について、セル43における存在確率を算出するようにする。
[ステップS6]端末数推定部11は、ステップS3で算出された変数Nの値を、基地局10のセル(セル43)に存在している無線端末の数とする(推定する)。
なお、上記では、基地局10が、図3に示すセル43を形成し、セル43に存在している無線端末の数を推定する例を示したが、他のセルを形成する基地局も同様に、図6に示す処理を実行する。これにより、各セルを形成する各基地局は、自分のセルに存在している無線端末の数を推定することができる。
このように、基地局10の端末数推定部11は、基地局10の属する位置登録エリアの有するセル数と、UEiの位置登録を行ってからの時間経過と、UEiの移動速度および移動方向とに基づいて、基地局10のセルに存在する待ち受け状態のUEiの存在確率を算出する。そして、端末数推定部11は、算出したUEiの存在確率を合算するようにした。これにより、端末数推定部11は、基地局10のセルに存在している待ち受け状態にあるUEiの数を算出(推定)できる。
また、端末数推定部11は、UEiの位置登録を行ってからの時間経過を考慮することにより、セルに存在しているUEiの推定数の精度を上げることができる。また、端末数推定部11は、UEiの位置登録を行ったときの移動速度および移動方向を考慮することにより、セルに存在しているUEiの推定数の精度を上げることができる。
なお、上記では、無線端末の位置登録を行ってからの経過時間と、無線端末の移動速度および移動方向との2つを同時に考慮して、UEiの数を推定したが、それぞれ独立して、UEiの数を推定するようにしてもよい。例えば、端末数推定部11は、図6のステップS3において、N=N+fi(α)を計算してもよい。または、端末数推定部11は、図6のステップS3において、N=N+gi(β)を計算してもよい。
また、上記では、基地局が自分のセルに存在するUEiの数を推定したが、MMEなどのCN装置20またはCNに設けたサーバによって、各セルのUEiの数を推定するようにしてもよい。例えば、CN装置20またはサーバは、各基地局におけるUEiを推定する。具体的には、CN装置20またはサーバは、式(1)の全ての変数j(例えば、UEiの数を推定しようとするセル(基地局)の全て)において、UEiの数を算出するようにする。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第2の実施の形態で説明した無線端末の数の推定は、重み付け(無線端末が存在する可能性の高いセルについては存在確率を高くする)を行っているとはいえ、位置登録エリア内で平均化される。これに対し、実際は、例えば、極端に無線端末が少ないセルおよび極端に無線端末が多いセルが存在する場合もある。そこで、第3の実施の形態では、セルごとの位置登録状況を考慮して、過去の一定時間内に位置登録が行われていないセルの重みを、過去の一定時間内に位置登録が行われたセルに分配する。
なお、第3の実施の形態に係る無線通信システムおよび基地局10、CN装置20、および無線端末30のブロックは、図2と同様である。ただし、基地局10の端末数推定部11の処理が一部異なる。
端末数推定部11は、次の式(5)によって、無線端末UEiが属する位置登録エリア内のセルj(jは変数)でのUEiの数N(i)jを推定する。
N(i)j=fi(α)・(1−β)+gi(β)+hi(γ) …(5)
式(5)は、上記で説明した式(1)に対し、hi(γ)の項が追加されている。以下では、hi(γ)についてのみ説明する。hi(γ)は、次の式(6a),(6b)によって示される。
Figure 0005644958
式(6a)のS”は、基地局10が属する位置登録エリア内のセルのうち、無線端末のカウントを開始したときから、過去の一定時間treg以内に位置登録が実行されたセル数を示す。
例えば、図3において、セル43を形成する基地局10が無線端末(UEi)のカウントを開始したとする。また、位置登録エリア52のセル43,44において、過去の一定時間treg以内に無線端末が位置登録したとする。位置登録エリア52のセル43,44以外のその他のセルでは、過去の一定時間treg以内に無線端末は位置登録されなかったとする。この場合、S”は2となる。
セルjにおいて、過去の一定時間treg以内に位置登録が実行された場合、hi(γ)は、式(6a)で示される。
また、セルjにおいて、過去の一定時間treg以内に位置登録が実行されなかった場合、hi(γ)は、式(6b)で示される。すなわち、セルjにおいて、過去の一定時間treg以内に位置登録が実行されなかった場合、hi(γ)で示される無線端末の存在確率は、0とされる。
γは、次の式(7)で示される。
Figure 0005644958
γは、S”以外のセルに割り当てられるはずであった存在確率の合計を示している。例えば、上記例に従えば、位置登録エリア52のセル43,44以外のセルに割り当てられるはずであった存在確率の合計を示している。
つまり、式(6a)は、式(7)で示されるγが、S”のセルに均等に分配されることを示している。例えば、上記例に従えば、セル43,44以外のセルに割り当てられるはずであった存在確率が、セル43,44に割り当てられることを示している。
なお、CN装置20の位置登録情報DB21には、上記したようにUEiが位置登録した時刻が記憶されている。従って、端末数推定部11は、位置登録情報DB21に記憶されているUEiが位置登録された時刻と、現在時刻(無線端末のカウント開始する時刻)とから、過去の一定時間treg以内に無線端末の位置登録が行われたか否かを判断でき、S”を算出することができる。
第3の実施の形態に係る基地局10の端末数推定部11の動作について説明する。図7は、第3の実施の形態に係る端末数推定部の動作を示したフローチャートである。
ステップS11,S12の処理は、図6で説明したステップS11,S12と同様であり、その説明を省略する。
ステップS13の処理は、図6で説明したステップS3に対し、式(5)を用いてUEiの存在確率を算出するところが異なる。
ステップS14〜S16の処理は、ステップS4〜S6と同様であり、その説明を省略する。
このように、端末数推定部11は、過去の一定時間内に位置登録が行われていないセルの存在確率を、過去の一定時間内に位置登録が行われたセルに分配するようにした。これにより、端末数推定部11は、セルに存在しているUEiの推定数の精度を上げることができる。
第3の実施の形態による無線端末のカウント数についてのシミュレーション結果について説明する。
図8は、シミュレーションの条件を示した図である。シミュレーションは、図8に示すように、セルを1次元で形成(線状に形成)し、その数を1000とした。セル半径は、500mとした。すなわち、1次元のセル長を1kmとした。また、ユーザ(無線端末)数を10000とし、1次元のセルに一様に分布させた。また、ユーザの移動速度を20m/sとし、シミュレーション期間内では、その方向は不変とした。
シミュレーションは、図8に示す条件で、セル内の無線端末数が、10未満か否かの判定を行った。その正答率は、位置登録エリアサイズを50セルとした場合、89%となった。また、位置登録エリアサイズを100セルとした場合、93%となった。
なお、セル内の無線端末数が、10未満か否かの判定を行ったのは、セルに存在する無線端末の数を概略で推定できればよいからである。例えば、基地局は、自分のセルに存在している待ち受け状態の無線端末の正確な数を知らなくても、負荷分散を考慮したスケジューリングが可能だからである。
例えば、基地局は、特定の周波数において待ち受け状態の無線端末が所定の数より多いことが分かった場合、発信および着信がその周波数に集中するのを防ぐために、無線端末が他の周波数で待ち受けを行うよう制御する。また、基地局は、待ち受け状態のMTCが所定の数より多い場合、同時刻にアクセスするMTCの時間帯をずらすようにスケジューリングする。
以下、上記で説明した各実施の形態を実現するハードウェア構成例について説明する。
図9は、基地局のハードウェア構成例を示した図である。図9に示すように、基地局10は、プロセッサ101、HDD(Hard Disk Drive)102、RAM(Random Access Memory)103、BB部104、RF(Radio Frequency)部105、IF(InterFace)部106、およびバス107を有している。
プロセッサ101は、バス107を介して、HDD102、RAM103、BB部104、およびRF部105と接続されている。基地局10は、プロセッサ101によって装置全体が制御されている。プロセッサ101は、例えば、CPUやDSPである。
HDD102には、OS(Operating System)のプログラムや無線端末の数を推定するためのプログラム、基地局10の動作を規定するプログラムが格納されている。RAM103には、プロセッサ101の各種処理で用いられるデータやプログラムの一部または全部が一時的に格納される。図1に示す算出部1aおよび合算部1bは、例えば、プロセッサ101によって、その機能が実現される。また、図2に示す端末数推定部11は、例えば、プロセッサ101によって、その機能が実現される。
BB部104は、無線端末30に送信するデータおよび無線端末30から受信するデータのBB処理を行う。図2に示すBB処理部12は、例えば、BB部104に対応する。RF部150は、無線端末30に送信する信号および無線端末30から受信する信号の無線処理を行う。図2に示すTRX部13は、例えば、RF部105に対応する。
IF部106は、CN装置20またはCNに設けられたサーバと、例えば、有線を介して通信する。図2に示す端末数推定部11は、IF部106を介して、CN装置20またはサーバと通信を行うことになる。
なお、CN装置20またはサーバのハードウェア構成は、図9と同様になるが、BB部104およびRF部105を有さない。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 基地局
1a 算出部
1b 合算部
2a,2b 無線端末
3a〜3g セル
4a,4b 位置登録エリア

Claims (9)

  1. 自セルに存在する無線端末の数を推定する基地局において、
    当該基地局が属する位置登録エリアの有するセルのセル数に基づいて、前記位置登録エリアに存在している待ち受け状態の前記無線端末の自セルに存在する存在確率を算出する算出部と、
    前記算出部の算出した前記位置登録エリアに存在している前記無線端末の前記存在確率を合算する合算部と、
    を有することを特徴とする基地局。
  2. 前記算出部は、前記セル数と前記無線端末が前記位置登録エリアに位置登録を行ってから経過した経過時間とに基づいて前記存在確率を算出することを特徴とする請求項1記載の基地局。
  3. 前記算出部は、前記無線端末が自セルで位置登録をしたとき、時間経過とともに1から前記セル数の逆数に収束する関数で前記存在確率を算出し、前記無線端末が自セルで位置登録をしなかった場合、時間経過とともに0から前記セル数の逆数に収束する関数で前記存在確率を算出することを特徴とする請求項2記載の基地局。
  4. 前記算出部は、前記無線端末の移動速度および移動方向に基づいて前記存在確率を算出することを特徴とする請求項1記載の基地局。
  5. 前記算出部は、前記無線端末の移動速度および移動方向と前記位置登録エリアのマップ情報とから前記無線端末が存在するセルを予測し、予測した予測セル数に基づいて自セルでの存在確率を算出することを特徴とする請求項4記載の基地局。
  6. 前記算出部は、前記無線端末が所定時間内に位置登録されなかったセルの前記存在確率を、前記所定時間内に位置登録されたセルに分配することを特徴とする請求項1記載の基地局。
  7. 前記算出部は、前記セル数と前記無線端末が前記位置登録エリアに位置登録を行ってから経過した経過時間または前記無線端末の速度および移動方向のいずれかまたは両方とに基づいて前記存在確率を算出することを特徴とする請求項1記載の基地局。
  8. 基地局のセルに存在する無線端末の数を推定するコアネットワーク装置において、
    前記基地局が属する位置登録エリアの有するセルのセル数に基づいて、前記位置登録エリアに存在している待ち受け状態の前記無線端末の前記基地局のセルに存在する存在確率を算出する算出部と、
    前記算出部の算出した前記位置登録エリアに存在している前記無線端末の前記存在確率を合算する合算部と、
    を有することを特徴とするコアネットワーク装置。
  9. 基地局のセルに存在する無線端末の数を推定するサーバにおいて、
    前記基地局が属する位置登録エリアの有するセルのセル数に基づいて、前記位置登録エリアに存在している待ち受け状態の前記無線端末の前記基地局のセルに存在する存在確率を算出する算出部と、
    前記算出部の算出した前記位置登録エリアに存在している前記無線端末の前記存在確率を合算する合算部と、
    を有することを特徴とするサーバ。
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