JP5644576B2 - 情報処理装置、カスタマイズ制御プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、カスタマイズ制御プログラム、及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5644576B2
JP5644576B2 JP2011034387A JP2011034387A JP5644576B2 JP 5644576 B2 JP5644576 B2 JP 5644576B2 JP 2011034387 A JP2011034387 A JP 2011034387A JP 2011034387 A JP2011034387 A JP 2011034387A JP 5644576 B2 JP5644576 B2 JP 5644576B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
unit
file
processing apparatus
difference information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011034387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012173925A (ja
Inventor
安中 英邦
英邦 安中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2011034387A priority Critical patent/JP5644576B2/ja
Publication of JP2012173925A publication Critical patent/JP2012173925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5644576B2 publication Critical patent/JP5644576B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、UIのカスタマイズを行う情報処理装置、カスタマイズ制御プログラム、及び記録媒体に関する。
機器のUI(ユーザインタフェース)に含まれる画面要素の大きさや位置や色などの属性を利用者の特性に合わせて変更するUIカスタマイズという技術が世に知られている。近年は、機器の操作パネルの解像度が大きくなるにつれて画面に配置する画面要素の個数が増えてきた。画面要素の増加に伴い、UIカスタマイズの対象が増え、UIカスタマイズを行う際の工数も大きくなってきた。そのため、カスタマイズを効率化するための技術の重要性が増している。
例えば、複数のユーザ各々に対応する設定情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した設定情報をマージするマージ手段と、前記マージ手段によりマージされた設定情報に基づいて前記ユーザインタフェース情報を生成する生成手段とを具備する構成が開示されている。
しかしながら、従来技術によれば、画面要素間で不整合が生じるようなマージを行うことは想定されていない。よって、画面要素同士が、例えば重なってしまうなどの不整合が生じた場合、手動で調整を行う必要があった。また、複数のユーザのカスタマイズされた画面を組み合わせたい場合にも、同様の問題が発生する。
図1は、複数のユーザのカスタマイズされたUI画面を組み合わせる場合のイメージを示す図である。図1に示す例では、オリジナルのUIを基に、例えばユーザAが、カスタマイズされたUI(1)、ユーザBが、カスタマイズされたUI(2)、ユーザCが、カスタマイズされたUI(3)を生成したとする。
ユーザAは、ユーザBとユーザCのUI画面を自身のUI画面と組み合わせたい場合、まずは、カスタマイズされたUI(1)とカスタマイズされたUI(2)とを組み合わせる。このとき、カスタマイズされたUI(1)+(2)で不整合が生じないように、ユーザAは、手動で調整する必要がある。例えば、ユーザAは、画面要素の位置を変更したり、サイズを変更したりする。
次に、ユーザAは、カスタマイズされたUI(3)をカスタマイズされたU(1)+(2)に手動で取り込み、不整合が生じないように調整する必要があった。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、UIに対し、カスタマイズされた内容を複数組み合わせる場合に、不整合が生じないようにすることができる情報処理装置、カスタマイズ制御プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の一態様の情報処理装置は、カスタマイズされた画面の各画面要素及び該画面要素の各属性値を有する複数のUIファイルのうち、組み合わせ対象となる所定数のUIファイルの指示を受け付ける受付手段と、前記UIファイルの各属性値において、デフォルト属性値とカスタマイズ属性値との差分情報をUIファイル毎に取得する差分取得手段と、各UIファイルの同一属性間での前記差分情報をマージする第1整合手段と、マージされた差分情報に基づく属性値を有する画面要素間で不整合を検知し、検知された画面要素の属性値を調整する第2整合手段と、前記第2整合手段により調整された属性値を有する画面要素を配置する画面のUIファイルを生成する生成手段と、を備える。
また、本発明の他の態様のカスタマイズ制御プログラムは、カスタマイズされた画面の各画面要素及び該画面要素の各属性値を有する複数のUIファイルのうち、組み合わせ対象となる所定数のUIファイルの指示を受け付ける受付ステップと、前記UIファイルの各属性値において、デフォルト属性値とカスタマイズ属性値との差分情報をUIファイル毎に取得する差分取得ステップと、各UIファイルの同一属性間での前記差分情報をマージする第1整合ステップと、マージされた差分情報に基づく属性値を有する画面要素間で不整合を検知し、検知された画面要素の属性値を調整する第2整合ステップと、前記第2整合ステップにより調整された属性値を有する画面要素を配置する画面のUIファイルを生成する生成ステップと、をコンピュータに実行させる。
また、本発明は、本発明のプログラムを記録した記録媒体をコンピュータに読み取らせて実現することも可能である。
本発明によれば、UIに対し、カスタマイズされた内容を複数組み合わせる場合に、不整合が生じないようにすることができる。
複数のユーザのカスタマイズされたUI画面を組み合わせる場合のイメージを示す図。 本実施例におけるカスタマイズシステムの一例を示す図。 実施例における情報処理装置のハードウェアの一例を示すブロック図。 実施例におけるMFPのハードウェアの一例を示すブロック図。 実施例における情報処理装置の構成の一例を示すブロック図。 アカウント管理手段が管理する情報の一例を示す図。 UIファイルのデータ構造の一例を示す図。 画面生成手段の構成の一例を示すブロック図。 第1整合手段の構成の一例を示すブロック図。 第2整合手段の構成の一例を示すブロック図。 配置する際の制約条件の一例を示す図。 複数のUIファイルを組み合わせる場合の具体例を示す図。 実施例におけるカスタマイズ処理の一例を示すフローチャート。 実施例における画面生成処理の一例を示すフローチャート。 実施例における整合処理(その1)の一例を示すフローチャート。 実施例における整合処理(その2)の一例を示すフローチャート。 1つのUIファイルで複数のカスタマイズを組み合わせる場合の具体例を示す図。 変形例における情報処理装置の構成の一例を示すブロック図。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。実施例では、画像形成装置の一例として、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)を用いて説明する。
[実施例]
<システム>
図2は、本実施例におけるカスタマイズシステム(編集システム)10の一例を示す図である。図2に示すように、カスタマイズシステム10は、ネットワークを介してMFP5、6、7、情報処理装置1、2などが接続されている。情報処理装置1は、カスタマイズされたUIファイルなどを管理する管理サーバとして機能する。
情報処理装置1は、カスタマイズされたUIファイルを一元管理することで、複数のMFPからアクセスされ、各MFPでこのUIファイルを用いることができる。なお、情報処理装置1は、MFPと別で設けたが、情報処理装置1のサーバ機能をMFPが有するようにしてもよい。
接続される機器の数は図2に示す例に限られない。図2に示すカスタマイズシステム10では、情報処理装置1が、各MFPのUI画面のカスタマイズを行うことができる。また、各MFP5でも、自身のUI画面をカスタマイズすることができる。
<ハードウェア>
次に、実施例における情報処理装置1のハードウェアについて説明する。図3は、実施例における情報処理装置1のハードウェアの一例を示すブロック図である。図3に示すように、情報処理装置1は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、外部記録装置I/F部14、ネットワークI/F部15を含む。これら各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
制御部11は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部11は、主記憶部12に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部12は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部11が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記録装置I/F部14は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記録媒体18(例えば、フラッシュメモリなど)と情報処理装置1とのインタフェースである。
また、記録媒体18に、所定のプログラムを格納するこの記録媒体18に格納されたプログラムは、外部記録装置I/F部14を介して情報処理装置1にインストールされる。インストールされた所定のプログラムは、情報処理装置1により実行可能となる。
ネットワークI/F部15は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と情報処理装置1とのインタフェースである。
なお、情報処理装置1は、入力部や表示部を備えてもよい。入力部は、カーソルキー、数字入力及び各種機能キー等を備えたキーボード、表示部の表示画面上でキーの選択等を行うためのマウスやスライスパット等を有する。また、入力部は、ユーザが制御部11に操作指示を与えたり、データを入力したりするためのユーザインタフェースである。
表示部は、CRTやLCD等により構成され、制御部11から入力される表示データに応じた表示が行われる。なお、表示部は、情報処理装置1とは別体であってもよく、その場合の情報処理装置1は、表示部に表示するための表示制御機能を有する。
次に、実施例におけるMFP5のハードウェアについて説明する。図4は、実施例におけるMFP5のハードウェアの一例を示すブロック図である。図4に示すように、MFP5は、制御部51、主記憶部52、補助記憶部53、外部記録装置I/F部54、ネットワークI/F部55、操作部56、エンジン部57を含む。これら各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
制御部51は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部51は、主記憶部52や補助記憶部53に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部52は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部51が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部53は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記録装置I/F部54は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記録媒体59(例えば、フラッシュメモリ、SDカードなど)とMFP5とのインタフェースである。
また、記録媒体59に、所定のプログラムを格納する。この記録媒体59に格納されたプログラムは、外部記録装置I/F部54を介してMFP5にインストールされる。インストールされた所定のプログラムは、MFP5により実行可能となる。
ネットワークI/F部55は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器とMFP5とのインタフェースである。
操作部56は、キースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUIのソフトウェアキーを含む:Graphical User Interface)を備えたLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、MFP5が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置である。
エンジン部57は、画像データの入出力ユニットとして、紙原稿の読み取り転写紙への印刷を行う。エンジン部57は、スキャナエンジンなどをさらに備えてもよい。なお、MFP6も、MFP5と同様のハードウェア構成を有する。なお、以下に示すMFPは、UI情報を処理するという意味で情報処理装置でもある。
<構成>
次に、実施例におけるMFP5と情報処理装置1の機能について説明する。まず、情報処理装置1の機能について説明する。図5は、実施例における情報処理装置1の構成の一例を示すブロック図である。
図5に示す情報処理装置1は、通信手段101、アカウント管理手段102、UIファイル管理手段103を備える。通信手段101は、各MFPとデータ通信を行い、ユーザのログイン情報を受信したり、カスタマイズされたUI画面のUIファイル情報などを各MFPに送信したりする。
アカウント管理手段102は、ユーザリスト(ユーザ情報)、グループリスト(グループ情報)、利用制限リスト(利用制限情報)を管理する。図6は、アカウント管理手段102が管理する情報の一例を示す図である。
図6(A)は、ユーザリストの一例を示す。ユーザリストは、ユーザの氏名、パスワード、UI参照制限を含む。ユーザの氏名、パスワードは、ユーザ認証に用いられる情報である。UI参照制限は、各ユーザがカスタマイズしたUIに対する参照権限の情報である。参照権限は、参照を許可するユーザを列挙する、あるいは参照を拒否するユーザを列挙することができる。
図6(B)は、グループリストの一例を示す。グループリストは、グループ名、目的、対象者を含む。グループリストは、ユーザリストや利用制限リストから参照される。
図6(C)は、利用制限リストの一例を示す。利用制限リストは、UIの画面要素に割り当てられた機能名と、利用制限の情報を含む。機能は、例えばMFPのアプリケーションを示す。利用制限は、機能の実施を許可する、又は拒否するユーザ名やグループ名が列挙される。
図5に戻り、UIファイル管理手段103は、ユーザ毎にUIファイルを管理する。UIファイルは、UI画面の各画面要素及び画面要素の各属性値を有するファイルである。
図7は、UIファイルのデータ構造の一例を示す図である。図7に示すUIファイルは、UI画面内の各画面要素のデータを保持する。画面要素は、例えばアイコンなどである。各画面要素は、対応する機能、デフォルト属性の各属性値、カスタマイズ属性の各属性値を含む。属性は、例えば、座標、サイズ、色などがある。デフォルト属性は、デフォルト属性値が設定されている。カスタマイズ属性は、ユーザによりデフォルト属性値がカスタマイズされた場合、カスタマイズ属性値が設定されている。
情報処理装置1は、各MFPからのユーザ認証要求に対してユーザ認証を行なったり、MFPに1又は複数のUIファイルを送信したりする。なお、通信手段101は、例えばネットワークI/F部15により実現され、アカウント管理手段102、UIファイル管理手段103は、例えば補助記憶装置13などにより実現されうる。
次に、MFP5の機能について説明する。図5に示すMFP5は、表示手段201、受付手段202、ユーザ認証手段203、通信手段204、画面記憶手段205、画面生成手段206を備える。
表示手段201は、UIファイルから生成されたUI画面を表示したり、UIファイルの選択画面を表示したり、ユーザ認証画面を表示したりする。
受付手段202は、表示された画面から、ユーザの操作を受け付ける。受付手段202は、例えば、ユーザの認証に必要なアカウント情報や、組み合わせ対象となる複数のUIファイルの指示を受け付ける。受付手段202は、例えば、複数のUIファイルの指示を受け付けた場合、UIファイルのIDなどを、通信手段204を介して情報処理装置1に送信する。
ユーザ認証手段203は、ユーザの認証やユーザに対応するカスタマイズされたUI画面の特定を行う。
通信手段204は、情報処理装置1と各種データのやり取りを行う。例えば、通信手段204は、受付手段202から取得したUIファイルのIDを情報処理装置1に送信し、このUIファイルIDに対応するUIファイルを受信する。また、通信手段204は、機能とユーザの利用制限とを関連付けた利用制限情報などを情報処理装置1から受信する。
画面記憶手段205は、情報処理装置1から取得したUIファイルを記憶したり、カスタマイズされた複数のUIファイルを組み合わせたUIファイルを記憶したりする。
画面生成手段206は、カスタマイズされたUIファイルを組み合わせ、表示手段201で表示可能な形式に変換する。以下、画面生成手段206について詳しく説明する。画面生成手段206は、画面記憶手段205を含むように構成されてもよい。
なお、表示手段201、受付手段202は、例えば操作部56により実現され、画面記憶手段205は、例えば主記憶部52により実現され、通信手段204は、例えばネットワークI/F部55により実現されうる。また、ユーザ認証手段203、画面生成手段206は、例えば制御部51及びワークメモリとしての主記憶部52により実現されうる。
図8は、画面生成手段206の構成の一例を示すブロック図である。図8に示す画面生成手段206は、画面解釈手段301、画面描画手段302、差分取得手段303、第1整合手段304、第2整合手段305を備える。
画面解釈手段301は、通信手段204により取得された複数のUIファイルを読み込み、それぞれ画面要素の属性として解釈する。解釈された画面要素は、画面描画手段302に出力される。
画面描画手段302は、UIファイルの画面要素に応じて、テキストやボタンやアイコンなどを画面要素の属性に従って描画する。
差分取得手段303は、複数のUIファイルのそれぞれの画面要素に対して、デフォルト属性値と、カスタマイズされた属性値(カスタマイズ属性値)との差分情報を取得する。取得した差分情報は、第1整合手段304に出力する。
第1整合手段304は、複数のUIファイルの属性の差分情報をマージする。同一の属性において複数の差分情報がある場合(競合が発生した場合)は、カスタマイズしたユーザの優先度に従う、あるいはユーザにどのカスタマイズ(又は差分情報)を優先させるかを指示させる、あるいは属性の差分情報を平均化するなどする。
第1整合手段304は、差分情報をマージすることで、各属性に対し、1つの属性値を取得することができる。第1整合手段304は、マージされた差分情報に基づく属性値を有する画面要素を含むUIファイルの情報を第2整合手段305に出力する。第1整合手段304は、図9を用いて後述する。
第2整合手段305は、マージされた差分情報に基づく属性値を有する複数の画面要素間で不整合を検知し、検知された画面要素の属性値を調整する。不整合とは、例えば、画面要素が重なる、画面要素の一部が表示領域を超えるなどである。第2整合手段305は、図10を用いて後述する。
次に、第1整合手段304について詳しく説明する。図9は、第1整合手段304の構成の一例を示すブロック図である。図9に示す第1整合手段304は、利用制限取得手段401、利用制限検知手段402、マージ手段403を備える。
利用制限取得手段401は、通信手段204が情報処理装置1から取得した、カスタマイズを行うユーザが利用制限を受ける機能を取得する。通信手段204は、認証時のユーザ情報を情報処理装置1に送信し、情報処理装置1は、アカウント管理手段102の利用制限リストからこのユーザ情報に対応する利用制限の情報(利用制限を受ける機能名)を特定する。情報処理装置1は、特定した利用制限の情報を、通信手段101を介してMFP5に送信する。
利用制限取得手段401は、カスタマイズを行うユーザに対する利用制限を受ける機能を、利用制限検知手段402に出力する。
利用制限検知手段402は、UIファイルの画面要素に対応する機能を取得し(図7参照)、利用制限取得手段401から取得した利用制限を受ける機能と同じ機能があれば、この機能の画面要素を検知する。利用制限検知手段402は、検知した画面要素をマージ手段403に出力する。
利用制限を受ける機能について、例えば、管理者のみが使用する機能の画面要素を、一般ユーザが取り込もうとした場合、この画面要素は、一般ユーザにとって、利用制限を受ける機能の画面要素となる。
マージ手段403は、検知された画面要素については差分情報をマージせず、利用制限を受けない機能の画面要素については差分情報をマージする。差分情報をマージする際に、同一属性において複数の差分情報がある場合は、どの差分情報を優先するかを決める必要がある。これは、前述したように、カスタマイズしたユーザの優先度に応じて決めてもよいし、UIファイルを組み合わせるユーザに決めさせてもよいし、差分情報の平均値をとってもよい。
これにより、画面要素をカスタマイズする場合に、その画面要素の利用の権限があるか否かを判断して、権限に応じたカスタマイズを行うことができる。
次に、第2整合手段305について詳しく説明する。図10は、第2整合手段305の構成の一例を示すブロック図である。図10に示す第2整合手段305は、整合設定取得手段501、重なり検知手段502、配置手段503、位置、サイズ調整手段504を備える。
整合設定取得手段501は、画面要素の属性間整合において、ユーザ毎に設定された重なりと判定する条件(重なり判定条件ともいう)や、画面要素を配置する際の画面要素間の制約条件や、位置やサイズを調整する際の調整条件を取得する。整合設定取得手段501が取得する各条件は、情報処理装置1から取得するようにすればよい。情報処理装置1は、これらの条件を保持しておく。
重なり検知手段502は、整合設定取得手段501により取得された重なり判定条件に従って、画面要素間のバウンディングボックスを比較することで、重なりを検知する。この条件は、ユーザがカスタマイズすることができる。重なり判定条件は、例えば、画面要素のバウンディングボックス同士が10ピクセル以内であれば重なりと判定するという条件である。
重なり検知手段502は、重なりがあると判定された場合、その旨を配置手段503に通知する。重なり検知手段502によって重なりがないと判定された場合、画面生成手段206は、マージされた差分情報に基づく属性値に従って画面要素を配置し、組み合わされたUI画面を生成する。
配置手段503は、重なりがあると判定された画面要素を、配置する際の制約条件に従って配置する。
図11は、配置する際の制約条件の一例を示す図である。図11に示す制約条件は、最も右にある画面要素の右境界線は整列させるという条件、画面要素間は等間隔で配置されるという条件、画面要素間の縦方向は最小間隔以上離すという条件、及び/又は画面要素間の横方向は最小間隔以上離すという条件が設定されている。これらの各条件は、全て適用する必要はなく、必要な条件を適用すればよい。また、制約条件は、ユーザ毎に設定することができる。
図10に戻り、配置手段503は、制約条件に従って画面要素を配置した場合、制約条件と、各属性値との間で矛盾が生じているか否かを判定する。矛盾が生じるとは、制約条件に従って配置すると、他の画面要素と重なってしまう場合や、画面要素が画面外の領域に配置されてしまうなどをいう。
配置手段503は、矛盾が生じた場合は、位置・サイズ調整手段504にその旨を通知する。配置手段503によって矛盾が生じなかった場合、画面生成手段206は、この配置に基づくUI画面を生成する。
位置・サイズ調整手段504は、配置する際の制約条件に従って画面要素を配置しても矛盾が生じる場合、整合設定取得手段501により取得された位置やサイズを調整する際の調整条件に従って、位置やサイズの属性値を調整する。例えば、この調整条件には、サイズを10%小さくする、画面要素同士の位置を10ピクセルずらす、などが設定されている。これらの調整条件の設定値は、各ユーザがカスタマイズすることができる。
位置・サイズ調整手段504は、この調整を繰り返し、画面要素間で矛盾が生じなければ、調整を終了する。また、位置・サイズ調整手段504は、この調整を繰り返し、矛盾が生じたまま繰り返し回数が閾値以上になった場合、調整条件又は属性値をユーザに調整してもらうようにする。
位置・サイズ調整手段504により属性値の調整が終わると、画面生成手段206は、この配置に基づくUI画面を生成する。なお、配置手段503と位置・サイズ調整手段504とをまとめて構成し、画面要素同士が重ならないように属性値を調整してもよい。
<具体例>
図12は、複数のUIファイルを組み合わせる場合の具体例を示す図である。図12に示すUI画面601は、オリジナルのUI画面を示す。UI画面602は、ユーザAによりcopyの画面要素が拡大されたUI画面を示す。UI画面603は、ユーザBにより各画面要素の色が変更されたUI画面を示す。UI画面604は、ユーザCによりlogの画面要素が追加され、その他の画面要素が移動されたUI画面を示す。UI画面605は、管理者によりadminの画面要素が追加され、その他の画面要素が移動されたUI画面を示す。なお、adminの画面要素は、管理者のみが利用できる機能の画面要素である。
ここで、ユーザAが、例えば表示手段201に表示されたUI画面の一覧から、UI画面602〜605を選択し、組み合わせる指示をしたとする。このとき、受付手段202は、組み合わせが指示された各UI画面のUIファイルを特定するためのUIファイルIDを取得し、通信手段204を介して情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1は、このUIファイルIDに対応するUIファイルを取得し、MFP5に送信する。また、情報処理装置1は、利用制限情報をMFP5に送信してもよい。
MFP5は、複数のUIファイルを取得した場合、まず、第1整合手段304で、差分情報のマージを行う。このとき、MFP5は、利用制限情報を参照すると、adminの画面要素は、管理者のみが許可されていることを知ることができ、adminの画面要素をマージしない。その他の差分情報は、マージされる。
この結果のUI画面が、UI画面606である。UI画面606は、adminの画面要素はマージされておらず、UI画面602のUIファイルに基づきcopyの画面要素のサイズが変更される。また、UI画面606は、UI画面603のUIファイルに基づき各画面要素の色が変更され、UI画面604のUIファイルに基づきlogの画面要素が追加され、各画面要素の位置が変更されている。
次に、MFP5は、第2整合手段305で、画面要素間で重なりが発生していないかを検知し、重なりが発生しないよう、また、配置する際の制約条件を満たすように画面要素の属性値を調整する。
UI画面606では、copyの画面要素と、scanの画面要素とが重なっているので、位置・サイズ調整手段504により、これらの画面要素の位置が移動される。画面生成手段206は、これらの画面要素の配置に基づくUI画面を生成する。
すなわち、MFP5は、カスタマイズされた複数のUIファイルを組み合わせる際、カスタマイズ前の属性値からの差分のうち、画面要素毎に画面要素の追加、画面要素の削除、画面要素のサイズ変更量(幅、高さ)、画面要素の位置変更量(X,Y)を抽出する。MFP5は、その差分をマージして画面要素に適用し、画面要素のバウンディングボックスを他のバウンディングボックスと比較して重なりを検知する。MFP5は、重なりがある場合には、画面要素間の制約条件(アスペクト比固定、等間隔、整列など)に基づいて画面要素のサイズと画面要素の位置を調整する。
<動作>
次に、MFP5の動作について説明する。図13は、実施例におけるカスタマイズ処理の一例を示すフローチャートである。図13に示すステップS101で、受付手段202は、操作部56を用いて入力された認証情報を取得する。ユーザ認証手段203は、取得された認証情報を用いてユーザ認証を行う。
ステップS102で、ユーザ認証手段203は、認証されたユーザに対して、そのユーザの権限に応じて利用可能なカスタマイズされたUI画面を、表示手段201を通じて表示する。表示されるUI画面は、例えば、ユーザ自身のUI画面および他のユーザのUI画面である。また、表示手段201は、そのUI画面に対し、いつ、誰がカスタマイズしたかなど表示するようにしてもよい。受付手段202は、ユーザにより指示された組み合わせの対象となる複数のUI画面のUIファイルを受け付ける。
ステップS103で、通信手段204は、組み合わせ対象の複数のUIファイルを情報処理装置1から取得する。通信手段204は、取得した複数のUIファイルを画面生成手段206に出力する。
ステップS104で、画面生成手段206は、取得した複数のUIファイルを組み合わせたUI画面を生成する。
ステップS105で、画面記憶手段205は、画面生成手段206により組み合わされたUI画面を記憶する。
ステップS106で、表示手段201は、組み合わされたUI画面を表示する。
(画面生成処理)
次に、画面生成手段206による画面生成処理について説明する。図14は、実施例における画面生成処理の一例を示すフローチャートである。図14に示すステップS201で、画面解釈手段301は、指定された複数のUIファイルを読み込み、それぞれに含まれる画面要素の属性情報を解釈する。
ステップS202で、差分取得手段303は、それぞれのUIファイルに対して、カスタマイズによる画面要素の属性値とデフォルトの属性値との差分情報を取得する。
ステップS203で、第1整合手段304は、複数のUIファイルの属性の差分情報をマージする。第1整合手段304は、同一属性において複数の差分情報がある場合は、カスタマイズしたユーザの優先度に従う、あるいはユーザにどの差分情報を優先させるかを指示させる、あるいは属性の差分情報を平均化するなどする。
ステップS204で、第2整合手段305は、複数の画面要素間で、画面要素同士が重なるなどの不整合を検知し、この画面要素の属性値を調整する。
(第1整合処理)
次に、第1整合手段304による整合処理について説明する。図15は、実施例における整合処理(その1)の一例を示すフローチャートである。図15に示すステップS301で、利用制限取得手段401は、複数のUIファイル間で、不整合があるが、まだ未処理の画面要素があるか否かをチェックする。未処理の画面要素がある場合(ステップS301−YES)ステップS302に進み、未処理の画面要素がない場合(ステップS301−NO)この処理を終了する。
ステップS302で、利用制限取得手段401は、未処理の画面要素に対して、情報処理装置1からユーザが利用制限を受ける機能を取得する。
ステップS303で、利用制限検知手段402は、UIファイルの画面要素から対応機能を取得し、利用制限を受ける機能に対応する画面要素があるか否かを判定する。利用制限がある場合ステップS301に戻り、利用制限がない場合ステップS304に進む。
ステップS304で、マージ手段403は、利用制限を受けない画面要素の差分情報をマージする。
(第2整合処理)
次に、第2整合手段305による整合処理について説明する。図16は、実施例における整合処理(その2)の一例を示すフローチャートである。図16に示すステップS401で、整合設定取得手段501は、画面要素の属性間整合において、ユーザ毎に設定された重なりと判定する重なり判定条件や、画面要素を配置する際の画面要素間の制約条件や、位置やサイズを調整する際の調整条件を取得する。
ステップS402で、重なり検知手段502は、整合設定取得手段501により取得された重なり判定条件に従って画面要素間のバウンディングボックスを比較することで、重なりを検知する。重なりがある場合はステップS403に進み、重なりがない場合は、この処理を終了し、UI画面が生成される。
ステップS403で、配置手段503は、整合設定取得手段501により取得された制約条件に従って画面用素を配置する。
ステップS404で、位置・サイズ調整手段504は、配置の制約条件とUIファイルの属性値間で整合するか否かをチェックする。これらに矛盾があれば(両立しない)ステップS405に進み、これらに矛盾がなければ(両立する)この処理を終了し、UI画面が生成される。
ステップS405で、位置・サイズ調整手段504は、整合チェックを繰り返した回数が閾値以上か否かを判定する。繰り返し回数が閾値以上であればステップS407に進み、繰り返し回数が閾値未満であればステップS406に進む。繰り返し回数の閾値は、例えば5回とする。
ステップS406で、位置・サイズ調整手段504は、整合設定取得手段501により取得された調整条件(10%ずつサイズを小さくする、10pxずつ位置をずらすなど)に従い、サイズと位置を調整する。ステップS406の処理後は、ステップS404に進む。
ステップS407で、整合設定取得手段501は、矛盾を調整するために、ステップS401で取得されたユーザ毎に設定された条件を変更するためのユーザの指示を受ける。また、画面生成手段206は、現状のUI画面を表示し、ユーザに画面要素を直接調整させてもよい。ステップS407の処理後、ステップS402に戻る。
以上、実施例によれば、UIに対し、カスタマイズされた内容を複数組み合わせる場合に、不整合が生じないようにすることができる。また、実施例によれば、画面要素の利用制限も考慮して複数のUIファイルを組み合わせることができる。また、実施例によれば、画面の重なり等を自動で解消することができる。
また、MFPでのカスタマイズを考えた場合、表示部が小さく、MFPの操作画面の性質上画面遷移を行いながらカスタマイズを行うため、ユーザビリティがよくなかったが、本発明では、組み合わせ対象の複数のUIファイルを選択するだけでよいので、ユーザビリティが向上する。
[変形例]
次に、本発明の変形例について説明する。実施例では、複数のUIファイルを組み合わせる際の処理について説明したが、一人のユーザが、1つのUIファイルに対し、複数のカスタマイズを行いたい場合にも適用可能である。
図17は、1つのUIファイルで複数のカスタマイズを組み合わせる場合の具体例を示す図である。図17に示すUI画面701は、オリジナル(デフォルト)のUI画面を示す。UI画面702は、copyの画面要素が拡大されたUI画面を示す。UI画面703は、各画面要素の色が変更されたUI画面を示す。UI画面704は、logの画面要素が追加され、その他の画面要素が移動されたUI画面を示す。
ここで、ユーザが、カスタマイズを終了し、OKボタンを押下したとする。このとき、受付手段202は、カスタマイズされた属性値を画面生成手段207に出力する。
MFP5は、まず、第1整合手段304で、差分情報のマージを行う。この結果のUI画面が、UI画面705である。UI画面705は、UI画面702のUIファイルに基づきcopyの画面要素のサイズが変更される。また、UI画面705は、UI画面703のUIファイルに基づき各画面要素の色が変更され、UI画面704のUIファイルに基づきlogの画面要素が追加され、各画面要素の位置が変更されている。
次に、MFP5は、第2整合手段305で、画面要素間で重なりが発生していないかを検知し、重なりが発生しないよう、また、配置する際の制約条件を満たすように画面要素の属性値を調整する。
UI画面705では、copyの画面要素と、scanの画面要素とが重なっているので、位置・サイズ調整手段504により、これらの画面要素の位置が移動される。画面生成手段206は、これらの画面要素の配置に基づくUI画面を生成する。
よって、カスタマイズの目的が複数あった場合に、それぞれを一度に行ってしまうのではなく、別々にカスタマイズすることで作業の簡便化を図ることができ、最終的に複数のカスタマイズを組み合わせることができる。
また、上記実施例では、MFP5が、UIファイルを組み合わせる処理を行ったが、情報処理装置1で上記処理を行うようにしてもよい。図18は、変形例における情報処理装置1の構成の一例を示すブロック図である。
図18に示す情報処理装置1は、通信手段801、アカウント管理手段102、UIファイル管理手段103、ユーザ認証手段203、画面記憶手段205、画面生成手段206を備える。図18に示す構成で、図5に示す構成と同様のものは同じ符号を付し、その説明を省略する。
通信手段801は、各MFPや情報処理装置2とデータ通信を行う。通信手段801は、情報処理装置1などから指示された複数のUIファイルの組み合わせる要求がきたら、その要求を画面生成手段206に出力する。通信手段801は、組み合わせる対象となる複数のUIファイルを受け付けることから、受付手段としても機能する。
画面生成手段206は、指示された複数のUIファイルをUIファイル管理手段103から特定し、実施例で説明したように、第1整合処理、第2整合処理を行ってUIファイルを組み合わせる。これにより、情報処理装置1でも、複数のUIファイルを組み合わせることができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせて情報処理装置を構成することも可能である。
なお、実施例において説明した処理内容をプログラムとし、このプログラムをコンピュータに実行させて前述した処理を情報処理装置に実行させることも可能である。また、このプログラムを記録媒体に記録し、このプログラムが記録された記録媒体をコンピュータに読み取らせて、前述した処理を情報処理装置に実行させることも可能である。
1 情報処理装置
5、6 MFP
11、51 制御部
12、52 主記憶部
13、53 補助記憶部
14、54 外部記憶装置I/F部
15、55 ネットワークI/F部
16 入力部
17、57 表示部
56 操作部
58 エンジン部
101 受付手段
103 送信手段
105 受信手段
107 表示制御手段
501 記憶手段
503 受信手段
505 判断手段
507 生成手段
509 送信手段
511 マージ手段
特開2009−258914号公報

Claims (9)

  1. カスタマイズされた画面の各画面要素及び該画面要素の各属性値を有する複数のUIファイルのうち、組み合わせ対象となる所定数のUIファイルの指示を受け付ける受付手段と、
    前記UIファイルの各属性値において、デフォルト属性値とカスタマイズ属性値との差分情報をUIファイル毎に取得する差分取得手段と、
    各UIファイルの同一属性間での前記差分情報をマージする第1整合手段と、
    マージされた差分情報に基づく属性値を有する画面要素間で不整合を検知し、検知された画面要素の属性値を調整する第2整合手段と、
    前記第2整合手段により調整された属性値を有する画面要素を配置する画面のUIファイルを生成する生成手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記第2整合手段は、
    画面要素間の制約条件を取得する条件取得手段と、
    複数の画面要素が重なる場合、前記複数の画面要素を前記制約条件に基づき配置する配置手段を備える請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第2整合手段は、
    前記配置手段により前記複数の画面要素を配置した場合でも重なる場合、前記複数の画面要素の位置及びサイズを示す属性値を調整する調整手段をさらに備える請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記第1整合手段は、
    前記画面要素に対応する機能を取得し、機能とユーザの利用制限とを関連付けた利用制限情報から該機能に対する利用制限を受ける画面要素を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された画面要素の差分情報はマージせず、検知されなかった画面要素の差分情報をマージするマージ手段と、
    を備える請求項1乃至3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1整合手段は、
    前記差分情報が各UIファイルで異なる場合、該差分情報の属性値をカスタマイズしたユーザの優先度に基づいて該差分情報をマージする請求項1乃至4いずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1整合手段は、
    前記差分情報が各UIファイルで異なる場合、いずれの差分情報を優先させるかをユーザに選択させる請求項1乃至4いずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1整合手段は、
    前記差分情報が各UIファイルで異なる場合、異なる前記差分情報の平均をとる請求項1乃至4いずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. カスタマイズされた画面の各画面要素及び該画面要素の各属性値を有する複数のUIファイルのうち、組み合わせ対象となる所定数のUIファイルの指示を受け付ける受付ステップと、
    前記UIファイルの各属性値において、デフォルト属性値とカスタマイズ属性値との差分情報をUIファイル毎に取得する差分取得ステップと、
    各UIファイルの同一属性間での前記差分情報をマージする第1整合ステップと、
    マージされた差分情報に基づく属性値を有する画面要素間で不整合を検知し、検知された画面要素の属性値を調整する第2整合ステップと、
    前記第2整合ステップにより調整された属性値を有する画面要素を配置する画面のUIファイルを生成する生成ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのカスタマイズ制御プログラム。
  9. 請求項8記載のカスタマイズ制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2011034387A 2011-02-21 2011-02-21 情報処理装置、カスタマイズ制御プログラム、及び記録媒体 Expired - Fee Related JP5644576B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011034387A JP5644576B2 (ja) 2011-02-21 2011-02-21 情報処理装置、カスタマイズ制御プログラム、及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011034387A JP5644576B2 (ja) 2011-02-21 2011-02-21 情報処理装置、カスタマイズ制御プログラム、及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012173925A JP2012173925A (ja) 2012-09-10
JP5644576B2 true JP5644576B2 (ja) 2014-12-24

Family

ID=46976792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011034387A Expired - Fee Related JP5644576B2 (ja) 2011-02-21 2011-02-21 情報処理装置、カスタマイズ制御プログラム、及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5644576B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2947704B2 (ja) * 1994-03-04 1999-09-13 株式会社ピーエフユー 表示画面の作成方法および表示画面作成装置
US20040113941A1 (en) * 2002-12-12 2004-06-17 Xerox Corporation User interface customization
JP5100215B2 (ja) * 2007-06-20 2012-12-19 キヤノン株式会社 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、及びコンピュータ読み取り可能なプログラム
JP2009054027A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、表示画面カスタマイズ方法、及び表示画面カスタマイズプログラム
JP2009258914A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Canon Inc 情報処理装置及びプログラム、情報処理システム
JP2010074478A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012173925A (ja) 2012-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10582066B2 (en) Image processing device and image processing system
JP5510147B2 (ja) 画像形成装置及び画面制御方法
KR101227077B1 (ko) 화상처리장치, 그 제어방법, 및 기억매체
JP5605054B2 (ja) 画像形成支援システム及び画像形成支援方法
US9355046B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and computer-readable medium
JP2019080237A (ja) 情報処理装置、画像形成装置、情報処理システム、及び情報処理方法
US11076063B2 (en) Information processing system that performs synchronization of information related to display of a button related to an application, information processing apparatus, method of controlling the same, and storage medium
KR20170033785A (ko) 화상 처리 장치, 화상 처리 장치 내에서의 디스플레이 제어 방법 및 저장 매체
JP2016057697A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、及びその制御方法とプログラム
JP5280488B2 (ja) アカウント管理装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
US10009489B2 (en) Display and input device that receives image forming instruction through touch panel
JP2017011517A (ja) 機器、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
US10866795B2 (en) Information processing apparatus and information display method
JP4737215B2 (ja) 情報処理装置、画像読取装置及びプログラム
JP5275319B2 (ja) 画像処理システム、プログラムおよび記録媒体
US20130014017A1 (en) Information processing apparatus, control method therefor and computer-readable recording medium
JP5524164B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法および記録媒体
US9558434B2 (en) Remote operation system, image forming apparatus, remote operation apparatus, and recording medium
US20180213098A1 (en) Information processing apparatus with operation unit, control method therefor, and storage medium storing control program therefor
JP5561017B2 (ja) 画像処理装置、編集プログラム、及び編集システム
JP2013142920A (ja) アプリケーション管理装置、アプリケーション管理システム、プログラムおよびその記録媒体
JP5644576B2 (ja) 情報処理装置、カスタマイズ制御プログラム、及び記録媒体
US20120154863A1 (en) Information processing apparatus capable of setting configuration information for use by image processing apparatus, and control method and storage medium therefor
US9524387B2 (en) Information processing apparatus, control method for information processing apparatus, and storage medium
JP2012054901A (ja) カスタマイズシステム、画像形成装置、情報処理装置及びカスタマイズプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141020

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5644576

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees