JP5643330B2 - サーボ・パターンの検出を確保する方法及びそのシステム - Google Patents

サーボ・パターンの検出を確保する方法及びそのシステム Download PDF

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    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes

Description

本発明は、データ・ヘッドを磁気テープに対し横方向に位置付けするためのサーボ・システムに関し、さらに具体的には、磁気テープ上に記録されたサーボ・パターンを追跡してトラックを検出し確保することに関する。
磁気テープは、アーカイブ保管が可能、または自動データ保存ライブラリのストレージ・シェルフに保管が可能で、必要な際にアクセスできるデータを物理的に格納するための手段を提供する。格納できるデータの量を最大化する一つの方法は、媒体上の並行トラックの数を最大化することで、これは、通常、トラック追跡を備え、トラックを非常に狭い間隔で配置することを可能にするサーボ・システムを用いることによって達成される。
磁気テープ記憶装置のためのトラック追跡サーボ・システムは、通常、サーボ・エレメントを有するテープ・ヘッドのサーボ・トラックに対する正確な位置付けを可能にするために、事前記録されたサーボ・トラックのトラック追跡サーボ・パターンを含む。テープ・ヘッドは、サーボ・エレメントに対し正確に位置付けされた一つ以上の読み取り/書き込みエレメントを含み、サーボ・トラックと平行してデータ・トラックをたどる。具体的には、テープ・ヘッドに搭載されたサーボ・エレメントが、サーボ・パターンを読み取り、サーボ制御ループ中にサーボ信号を入力する。
高トラック密度のテープ記憶デバイスでは、トラック追跡システム中に複合アクチュエータを使用することができる。複合アクチュエータは、一般に粗アクチュエータと微細アクチュエータとを含む。微細アクチュエータ部分は、高いバンド幅の応答性を有し、テープ導送における高速の変化に追従することができる。微細アクチュエータは、一般に「微細」なトラック追跡に使われ、テープ・ヘッドが、テープの小さな変位に正確に追従することを可能にする。しかしながら、微細アクチュエータの移動の範囲は限定されており、一般に、テープの全長に亘るデータ・トラックの追跡のために必要な全ダイナミック・レンジはカバーできないことになる。粗アクチュエータは、一般に、サーボ信号上にロックを確保し、テープ・ヘッドをサーボ・トラックの一つのセットからサーボ・トラックの別のセットに移すなど、テープ・ヘッドの大きな移動のために使われる。粗アクチュエータは、非常に大きなストローク距離の能力があるが、粗アクチュエータは格段に遅い応答性を有する。
テープは、通常、一または二リールのカートリッジ中に収容されており、テープは、供給リールと巻き取りリールとの間を移動する。リールは、通常、テープが長手方向に移動されるにつれ、横方向にテープが動けるようにする逃げを有する。多くの場合、テープの横方向の動きの大きさを制限するためのテープ・ガイドが設けられ、テープの動きが、トラック追跡サーボ・システムの横方向の移動能力を超えないようにされている。しかしながら、テープ・ガイドを用いても、まだ横方向の高速な瞬時的ぶれは発生する。横方向の瞬時的ぶれの発生は、高速で、且つサーボ信号が微細アクチュエータの範囲から外れてしまうほど大きな距離に亘り得ることを十分理解する。さらに、粗アクチュエータの動きは、サーボ・ロック時間閾値内にサーボ信号を取得するには遅すぎることがあり得ることをよく理解すべきである。その結果、トラック追跡が不可能になって読み取りが停止され得、隣接トラックに上書きしてリードバック・エラーが発生するのを防止するために書き込みが停止され得る。
テープはさらに高いトラック密度に向かうにつれ、ガイドされたテープ進路であっても、横方向の動きの問題はより大きくなる。従って、動作中、サーボ信号上にロックを迅速に確保し、テープ・ヘッドに対するテープの精度ある安定性およびトラッキングを備えた改良されたテープ位置決めシステムに対する必要性が高まっている。
テープがさらに高いトラック密度に向かうにつれ、横方向の動きの問題はより大きくなる。これは、トラックがより小さくなり相互により近接し、ずれ発生の危険度が増大していることによる。従って、動作中、サーボ信号上にロックを迅速に確保し、テープ・ヘッドに対するテープのトラッキングの精度ある安定性を備えた、改良されたテープ位置決めシステムに対する必要性が高まっている。
上記をかんがみ、本開示の諸実施形態は、サーボ信号上にロックを確保するため微細アクチュエータを活用する方法、サーボ・システム、およびテープ・ドライブを提供する。一つの実施形態において、この微細アクチュエータは第一位置にセットされる。一つの実施形態では、この第一位置は、粗アクチュエータに対し中立的な位置である。有効なサーボ信号を検出するため、少なくとも一つのサーボ・エレメントのサーボ信号がモニタされる。有効なサーボ信号が検出されない場合、微細アクチュエータは、有効なサーボ信号が検出されるか、または微細アクチュエータが可動限界に到達するまで、第一方向に移動される。
一つの実施形態において、有効なサーボ信号が検出された場合、微細アクチュエータは第一位置にセットされ、粗アクチュエータは第一方向に移動される。さらに、一つの実施形態では、微細アクチュエータが可動限界に到達した場合、微細アクチュエータは第一位置に移動され、粗アクチュエータは、第一方向と反対の第二方向に移動される。
単なる例示として、添付の図面を参照しながら以降に本発明の諸実施形態を説明する。
本発明のある実施形態によるサーボ・システムを実装したテープ・ドライブを示す。 本発明のある実施形態によるテープ・ヘッドおよびサーボ・コントローラの、原寸比例の描写ではないブロック図を示す。 本発明のある実施形態による、サーボ・パターンを確保する方法のフローチャートである。
図1は、本説明の一つの実施形態によるサーボ・システムを用いた、磁気テープ・ドライブなどのテープ・ドライブ10を示す。磁気テープ21は、磁気カートリッジ23中の供給リール22から巻き取りリール24へのテープ進路に沿って移動され、これらリールは、駆動モータによって作動されるドライブ・システムの駆動リールを含む。磁気テープは、テープ・ヘッド25を通過して長手方向にテープ進路沿いに移動される。テープ・ヘッドは、サーボ・システムのアクチュエータ27によって支持され、これは、例えば複合アクチュエータを構成することができる。例えば磁気テープ・ヘッドなどのテープ・ヘッド25には、複数の読み取りおよび書き込みエレメントと、複数のサーボ読み取りエレメントとを含めることができる。テープは、データ・トラックと平行してテープの長手方向にテープ上に記録された複数のサーボ・トラックまたはバンド28を含む。サーボ読み取りエレメント(図示せず)は、テープ21が長手方向に移動される際の長手方向トラックの横方向の動きを追跡し、テープ・ヘッド25を横方向に移動させるためのトラック追跡サーボ・システムの部分であって、該システムは、これによりテープ・ヘッド25をデータ・トラック上に位置付け、データ・トラックを追跡させる。
複合アクチュエータ27は、ステッパ・モータなどの粗アクチュエータ(図2に示されており、以降426)、および粗アクチュエータ上に搭載された、ボイス・コイル・モータなどの微細アクチュエータ(図2に示されており、以降420)を有する。一つの実施形態において、微細アクチュエータ部分は、高いバンド幅の応答性を有し、テープ導送中の高速な変化に追従する。しかしながら、微細アクチュエータの移動の範囲は限定されており、テープの全長に亘るデータ・トラックの追跡のために必要な全ダイナミック・レンジをカバーすることはできない。一つの実施形態において、微細アクチュエータの移動の範囲または(例、微細アクチュエータの可動限界)は900ミクロンである。一つの実施形態では、粗アクチュエータは、大きなストローク距離の能力があり、大きな横方向距離越しに(例えば、12〜8500ミクロンの範囲に亘って)テープ・ヘッドを移すために用いられる。粗アクチュエータは、非常に大きなストローク距離の能力があるが、粗アクチュエータは微細アクチュエータより格段に遅い応答性を有する。
複合アクチュエータの一つの例が、同一出願人の米国特許第5,793,573号に記載されており、該特許は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。当業者は、本発明の実施形態を実施するために、多くの異なった型の複合アクチュエータを用いることが可能なことを理解していよう。
横方向の瞬時的ぶれの発生は、高速で、且つサーボ信号が微細アクチュエータの範囲から外れてしまうほど大きな距離に亘り得ること、および粗アクチュエータの動きは、ロック許容ウィンドウ内にサーボ信号を取得するには遅すぎることを十分理解する。その結果、トラック追跡が不可能になって読み取りが停止され得、隣接トラックに上書きしてリードバック・エラーが発生するのを防止するため、書き込みが停止され得る。
テープ・ドライブ10は、加えて、サーボ・システムを実行し複合アクチュエータを作動するための電子モジュールおよびプロセッサを備えたサーボ・コントローラ30を含む。本事例の磁気テープ21は、供給リール22を有する、または供給リール22および巻き取りリール24の双方を有するテープ・カートリッジまたはカセット23中に備えることができる。
一つの実施形態において、テープ・ガイド41、42、43、44は、例えば、供給リール22または巻き取りリール24の逃げによる過剰な横方向の動きを、少なくともテープの動きの大きさの点においては、低減する。しかしながら、リールに巻かれるとき、通常、テープは、例えば、重ねずれまたはジグザグ巻きに起因する高速の横方向の瞬時的ぶれに曝され、テープの一周りの巻きは隣接の巻きに対して相当にオフセットしている。高速の横方向の瞬時的ぶれの他の一般的な要因源には、1)テープがテープ・ガイド・フランジに対して這い進み、突然横方向にベアリング上にずれ込むテープ・エッジのゆがみ、2)テープ・ガイドに接触したとき、テープを横方向にジャンプさせるテープのエッジ損傷、および、3)巻き取りリールまたは供給リールの逃げが大きいためリールのフランジがテープのエッジにぶつかる場合、が含まれる。テープ21は非常に薄く、エッジ部ではほとんど横方向に剛性がないことをよく理解すべきである。
一つの実施形態において、テープ・ガイド41、42、43、44はフランジ無しのテープ・ガイドである。フランジ無しのテープ・ガイドには、フランジとの相互作用によるテープ・エッジの損傷を解消する利点があるが、これらはテープのさらに多くの横方向の動きを許容する。フランジ無しのテープ・ガイドを用いている一部の実施形態では、磁気テープ21が両横方向に1000ミクロン以上ぶれるのを許容することになる。この横方向のぶれは、サーボ・システムがサーボ信号を取得し維持するのを困難にする。
図2は、本実施形態による、本発明の実装が可能なテープ・ドライブ・システム400の一部のブロック図であり、その中にテープ・ヘッド・アセンブリ411、サーボ・コントローラ430、および粗モータ440がある。また、テープ媒体421のトラックに記録された典型的なサーボ・パターン450も示されている。ヘッド・アセンブリ411は、ボイス・コイル・モータ(VCM: voice coil motor)414と、屈曲部の対416と、テープ・ヘッド415とを有する微細アクチュエータ420を含む。テープ・ヘッド415は、サーボ・パターン450の2つの位置に対応する2つのサーボ・エレメント445、およびこれらサーボ・エレメント445の間に定間隔配置された一つ以上の読み取り/書き込みエレメント(図示せず)を有する。図2のヘッド415上のエレメントの配列は例示のためのものである。ヘッドのエレメントの他の構成も可能であることを理解すべきである。例えば、本発明は、単一のサーボ・エレメントまたは2より多いサーボ・エレメントを使う他の構成にも適用可能である。
サーボ・コントローラ430は、プロセッサ432と、メモリ436と、デジタル/アナログ変換器(DAC:digital−to−analog converter)434と、VCMドライバ418(例、微細サーボ・ドライバ)とを有する。プロセッサ432は、サーボ・エレメント445からフィード・バックされる位置信号を受信する入力端と、粗モータ440を制御するための第一出力端と、DAC434に入力値を供給するための第二出力端と、メモリ436に供給するための第三出力端とを有する。一つの実施形態において、プロセッサ432は、サーボ・ロックを確保し、サーボ・パターン450を追跡するための、サーボ・ロジックおよびプログラミング命令を有する。
メモリ436は、サーボ・エレメント445の位置制御のための情報およびプログラミングを格納する。一つの実施形態において、このメモリは、ROM、フラッシュ、磁気コンピュータ記憶デバイス(例、ハード・ディスク、フレキシブル・ディスク、および磁気テープ)および光ディスクなど、不揮発性メモリとすることができる。さらに、このメモリを、RAM、DRAM、およびSRAMなどの揮発性メモリとすることもできる。メモリ436は、プロセッサから位置情報を受信する入力端、およびプロセッサ432に位置情報を供給するための出力端を有する。DAC434は、プロセッサ432からの出力を受信するよう連結された入力端、およびVCMドライバ418に電流を供給するための出力端を有する。VCMドライバ418は、DAC434の出力を受電するよう連結された入力端、および微細アクチュエータ420のVCM414を駆動するよう連結された出力端を有する。VCM414は屈曲部416を屈曲させ、サーボ・エレメント445を、テープ421の長さに対して横方向に小さな距離移動させる。プロセッサ432と、DAC434と、ドライバ418と、VCM414と、サーボ・エレメント445とは、微細サーボ・ループを構成する。
一つの実施形態における本発明のオペレーションを、図3を参照しながら以下に説明する。ステップ602において、テープ・ドライブ10は、サーボ信号上へのロックの確保を開始する。一つの実施形態において、テープ・ドライブ10は、テープ媒体421への読み取りもしくは書き込みまたはその両方の命令に応じて、サーボ信号上へのロックの確保を開始する。テープ媒体421への読み取りもしくは書き込みまたはその両方の命令に応じて、テープ・ドライブ10は、テープ・カートリッジ23を装着する。また一方、他の実施形態では、テープ・カートリッジを、テープ・ドライブ10に既に装着しておくこともできる。ステップ604において、微細アクチュエータ420は、粗アクチュエータ426に対する第一横方向位置にセットされる。一つの実施形態において、この第一横方向位置は、DAC出力を0に等しく設定(OutPut DAC=0)することによって、微細アクチュエータ420の中立位置となる。中立位置において、微細アクチュエータ420は粗アクチュエータ426の両端から横方向に等距離であり、中立位置に対していずれの方向にも等しい能力で変位させることができる。当業者は、この第一位置は、微細アクチュエータの、粗アクチュエータ426に対して任意の開始位置とすることができることを理解すべきである。ただし、中立位置が好ましい。
ステップ606において、サーボ・エレメント445は、第一横方向位置(例、OutPut DAC=0の中立位置)で、サーボ・パターン450を検出するためサーボ信号のモニタリングを開始する。
ステップ608で、プロセッサ432は、サーボ・エレメント445が有効なサーボ信号を検出したかどうかを判定する。プロセッサ432は、所定のサーボ・ロック閾値が満たされたとき有効なサーボ信号があると判定する。この所定サーボ・ロック閾値は、ユーザ、管理者が設定でき、あるいはテープ・ドライブの製造者が設定することもできる。一つの実施形態では、サーボ・サンプルの50パーセントを上回るサーボ信号が検出されると、所定サーボ・ロック閾値が満たされる。例えば、サーボ・エレメントが200のサーボ・サンプルをモニタし、その200のサンプルのうち100以上を感知したならば、プロセッサ432は、所定サーボ・ロック閾値が満たされ、しかして有効なサーボ信号があると判定することになろう。当業者は、この所定サーボ・ロック閾値は、ユーザごとにまたは異なる作動条件ごとに異なり得ることを理解すべきである。例えば、所定サーボ・ロック閾値は、設計選択、システム改善、またはユーザのリスク許容度によって変えることが可能である。例として、他の実施形態では、サンプルの10%を上回ってサーボ信号が検出された場合、プロセッサ432は、所定サーボ・ロック閾値が満たされ、しかして有効なサーボ信号があると判定することができる。さらになお、サンプルの90%を上回ってサーボ信号が検出された場合に、プロセッサ432が、所定サーボ・ロック閾値が満たされ、しかして有効なサーボ信号があると判定することもできる。
ステップ608において、プロセッサ432が、サーボ・エレメント445によって有効なサーボ信号が検出されたと判定した場合、プロセスは、ステップ620に進む。所定サーボ・ロック閾値内の有効なサーボ信号が検出されたならば、ステップ620において、プロセッサ432は、サーボ・システム400を、テープ・ヘッド・サーボ・エレメント445の現在の横方向位置にロックする(ステップ620)。当業者なら理解しているように、サーボ・コントローラ430は、所望の横方向位置においてサーボ信号を追跡する通常のトラック追跡機能を遂行し、関連するデータ・トラック上でのデータの読み取りもしくは書き込みまたはその両方を可能にする。
また一方、ステップ608で、プロセッサ432が有効なサーボ信号が検出されなかったと判定した場合、微細アクチュエータ420は、粗アクチュエータ426に対して第一方向に増分Xだけ移動される(ステップ610)。微細アクチュエータ420が、粗アクチュエータ426に対し第一方向の増分Xだけ移動されるとき、Output DAC=DAC+Yとなり、前式のYは、微細アクチュエータ420を第一方向に増分Xだけ移動させる、DACの値である。一つの実施形態において、増分Xは、1サーボ・バンド間(例えば、200ミクロン)とすることができる。しかしながら、必要に応じ、増分Xは200ミクロンより大きくすることも小さくすることも可能であることを当業者は理解すべきである。具体的には、増分Xをサーボ調整プロセスで設定する、もしくは駆動マイクロコードを介して動的に変更する、またはその両方を行うことができる。
ステップ611において、サーボ・エレメント445は、微細アクチュエータ420の第二横方向位置(Output DAC=DAC+Y)において、サーボ・パターン450を検出するためにサーボ信号をモニタする。例えば、サーボ・エレメント445は、サーボ・エレメント445がサーボ・パターン450の遷移と交差しながらアナログ信号パルスをモニタおよび受信することによってサーボ信号をモニタする。ステップ612において、プロセッサ432は、ステップ608に関連して説明した方法によって、サーボ・エレメント445が有効なサーボ信号を検出したかどうかを判定する。
ステップ612で、プロセッサ432が、サーボ・エレメント445によって有効なサーボ信号が検出されたと判定した場合、プロセスはステップ615に進む。ステップ615において、プロセッサ432はDACに出力を送信して、微細アクチュエータ420を粗アクチュエータ426に対する第一横方向位置(例、中立位置、Output DAC=0)に移動させる。さらに、ステップ615において、プロセッサは、粗モータ440に出力を送信し、粗アクチュエータ426を第一方向に移動させる。次いでプロセスはステップ617に進む。
ステップ612で、プロセッサ432が、サーボ・エレメント445によって有効なサーボ信号が検出されなかったと判定した場合、プロセスはステップ614に進む。
ステップ614において、プロセッサ432は、微細アクチュエータが可動限界に到達しているかどうかを判定する。例えば、プロセッサ432は、微細アクチュエータが900ミクロン移動した場合、微細アクチュエータは可動限界に到達していると判定する。前述したように、微細アクチュエータは限定された移動範囲を有する。微細アクチュエータが可動限界に到達していない場合、プロセスは、ステップ610に戻る。ステップ610において、微細アクチュエータ420は、粗アクチュエータ426に対し第一方向に再度増分Xだけ移動される。
また一方、ステップ614で、微細アクチュエータが可動限界に到達していると判定された場合、プロセスはステップ616に進む。ステップ616において、プロセッサ432は、DAC434に出力を送信し、微細アクチュエータ420を第一横方向位置(例、中立位置、Output DAC=0)に移動させる。さらに、ステップ616で、プロセッサは、粗モータ440に出力を送信し、粗アクチュエータ426を第一方向と反対の第二方向に移動させる。一つの実施形態において、粗アクチュエータは、第二方向の12〜1500ミクロンの範囲のどこにでも移動させることができる。
ステップ617において、サーボ・エレメント445は、粗モータ440が第二方向に粗アクチュエータを移動させるのに応じ、サーボ信号をモニタする。ステップ618で、プロセッサ432は、サーボ・エレメント445が、ステップ608に関連して説明した方法によって有効なサーボ信号を検出したかどうかを判定する。ステップ618で有効なサーボ信号が検出された場合、プロセスはステップ620に進む。当業者者なら理解するように、ステップ620において、サーボはサーボ信号上にロックされる。
有効なサーボ信号が検出されない場合、粗アクチュエータは、再度、現在方向に移動される(ステップ619)。この現在方向は、直前の微細アクチュエータ420の方向(例、ステップ618で微細アクチュエータが移動していた方向)として定義できる。この現在方向は、第一方向であっても第二方向であってもよい。例えば、プロセスがステップ615から流れてきた場合であって、粗アクチュエータが現在第一方向に移動している場合(ステップ615参照)、このとき、粗アクチュエータはステップ619において第一方向に移動することになろう。また一方、プロセスが616から流れてきた場合であって、粗アクチュエータが現在第二方向に移動している場合、このとき、粗アクチュエータはステップ619において第二方向に移動することになろう。粗アクチュエータが現在方向に移動されると、プロセスはステップ617に戻る。
前述のように、ステップ618で有効なサーボ信号が検出されるまで、ステップ617、618、および619が繰り返される。所定サーボ・ロック閾値内の有効なサーボ信号が検出されたならば、プロセッサ432は、サーボ・ループを、テープ・ヘッド・サーボ・エレメント445の現在の横方向位置にロックする(ステップ620)。当業者なら理解しているように、サーボ・コントローラ430は、所望の横方向位置においてサーボ信号を追跡する通常のトラック追跡機能を遂行し、関連するデータ・トラック上でのデータの読み取りもしくは書き込みまたはその両方を可能にする。
上記の実施形態では、サーボ信号上にロックを確保する全プロセスを通して、微細アクチュエータ420を、増分Xで有限回数移動するように(例、ステップ610、615、616、および619において)説明しているが、微細アクチュエータ420は、全プロセスを通して、サーボ・エレメント445がサーボ信号をモニタする際に連続的に移動させることも可能なことを理解すべきである。例えば、ステップ610〜612全体を通して、微細アクチュエータ420は、微細アクチュエータの限界に到達するまで、または有効なサーボ信号が検出されるまで第一方向に移動する。
同様に、上記の実施形態では、サーボ・エレメント445およびプロセッサ432が、サーボ信号上にロックを確保する全プロセスを通して、有効なサーボ信号を有限回数モニタするように(例、ステップ606、612、および618において)説明しているが、サーボ・エレメント445およびプロセッサ432は連続的にサーボ信号をモニタできることも理解すべきである。一つの実施形態において、サーボ・エレメント445およびプロセッサ432は、15マイクロ秒ごとにサーボ信号をモニタする。
上記の実施形態では、微細アクチュエータが、粗アクチュエータ426に対しての方向に移動することを説明しているが、一つの実施形態では、粗アクチュエータ426は、微細アクチュエータ420が限界に到達するのを回避できるように、微細アクチュエータ420が移動するのと同じ方向に移動することに留意するのが重要である。一つの実施形態において、粗アクチュエータは、200マイクロ秒ごとに移動する。
本発明は、磁気テープ・ドライブ10を作動するための、全体がハードウエアの実施形態、またはハードウエアおよびソフトウエア・エレメント両方を包含する実施形態の形を取ることができる。
さらに、本発明の方法は、コンピュータまたは任意の命令実行システムによってまたはこれらに関連して用いられるプログラム・コードを備えた、コンピュータ可用またはコンピュータ可読媒体に格納され、これらからアクセス可能なコンピュータ・プログラム製品の形を取ることもできる。本説明の目的上、コンピュータ可用またはコンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって、またはこれらに関連して使用されるプログラムを、収容または格納できる任意の装置であり得る。
記憶媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外的な、または半導体システム(あるいは、装置またはデバイス)とすることができる。436などのコンピュータ可読媒体の例には、半導体または固体メモリ、磁気テープ、着脱可能コンピュータ・ディスケット、並びにランダム・アクセス・メモリ(RAM:random access memory)、読み取り専用メモリ(ROM:read−only memory)、剛体磁気ディスクおよび光ディスクが含まれる。光ディスクの現在の例には、コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM:compact disk−read only memory)、コンパクト・ディスク読み取り/書き込み(CD−R/W:compact disk−read/write)およびDVDが含まれる。
プログラム・コードを格納もしくは実行またはその両方を行うのに適したデータ処理システムは、システム・バスを介してメモリ・エレメント436に直接的または間接的に連結された少なくとも一つのプロセッサ432を含むことになる。
本実施形態は、サーボ・パターン450の位置を判定するためにより速く移動する微細サーボ・アクチュエータ420を活用することによって、サーボ信号上にロックを確保するための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム製品を表している。本発明は、サーボ・ロック時間閾値内にサーボ信号を確保するには粗アクチュエータの動きが遅すぎるため、読み取りもしくは書き込みまたはその両方の停止を引き起こすという、従来技術の方法の不利点を克服する。本実施形態において、微細アクチュエータ420は、有効なサーボ信号が検出されるかまたは微細アクチュエータの限界に到達するまで、第一方向に移動される。微細アクチュエータの限界に到達した場合、それはサーボ・パターン450が第二方向にあるという印であり、これに応じ、微細アクチュエータ420は、有効なサーボ信号が検出されるまで第二方向に移動される。有効なサーボ信号が検出された場合、微細アクチュエータ420は、中立位置にセットされ、粗アクチュエータ426は、現在方向(直前の微細アクチュエータ420の方向、例えば、ステップ618で微細アクチュエータが移動していた方向)に移動される。結果として、サーボ信号上へのロックが迅速且つ正確に確保される。
本発明の記述は、例示および説明目的で提示されたもので、網羅的であること、または本発明を開示した形態に限定することは意図されていない。本実施形態は、本発明の原理および実際的な応用を最善に説明し、他の当業者が、意図する特定の用途に適したさまざまな修改を加えたさまざまな実施形態のため、本発明を理解できるようにするため、選択し説明されたものである。ステップの順序の変更を含め、上記で説明した方法に対して変更を加えることが可能なことを十分理解すべきである。さらに、当業者は、本明細書で示したものと異なった特定のコンポーネント配置を用いることが可能なことを理解していよう。当業者は、添付の請求項に記載された本発明の範囲から逸脱しない範囲で、これら実施形態の修改および改作を思い浮かべることができよう。

Claims (12)

  1. 磁気テープのサーボ・パターンを追跡して、トラックを検出し確保する方法であって、
    第一位置に微細アクチュエータをセットするステップと、
    有効なサーボ信号を検出するため少なくとも一つのサーボ・エレメントの信号をモニタするステップと、
    前記有効なサーボ信号が検出されない場合には、前記微細アクチュエータを、(a)有効なサーボ信号が検出される、および(b)微細アクチュエータが可動限界に到達する、の一つまで、横方向の第一方向に移動させるステップと、
    前記有効なサーボ信号が検出されるのに応じ、前記微細アクチュエータを前記第一位置にセットし、粗アクチュエータを前記第一方向に移動させるステップと
    を含む、前記方法。
  2. 前記微細アクチュエータが可動限界に到達するのに応じ、前記微細アクチュエータを前記第一位置にセットし、粗アクチュエータを、前記第一方向と反対の第二方向に移動させるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第一位置は、粗アクチュエータに対し中立位置である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記有効なサーボ信号は、所定サーボ・ロック閾値内である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記所定サーボ・ロック閾値は、サーボ・サンプルの50パーセントである、請求項に記載の方法。
  6. 前記微細アクチュエータを前記第一方向に移動させるステップは、前記微細アクチュエータを増分Xだけ移動させるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 磁気テープのサーボ・パターンを追跡して、トラックを検出し確保するためのサーボ・システムであって、前記サーボ・システムは、
    微細アクチュエータおよび粗アクチュエータ、並びにサーボ信号をモニタするよう構成された少なくとも一つのサーボ・エレメントを含むテープ・ヘッド・アセンブリと、
    前記磁気テープに対して前記テープ・ヘッドを横方向に位置決めするため、前記テープ・ヘッドに連結されたサーボ・コントローラと、
    を含み、
    前記サーボ・コントローラは、有効なサーボ信号が検出されないのに応じ、前記微細アクチュエータを、(a)有効なサーボ信号が検出される、および(b)微細アクチュエータが可動限界に到達する、の一つまで、横方向の第一方向に移動させるよう作動し、
    さらに、前記有効なサーボ信号が検出されるのに応じ、前記微細アクチュエータを第一位置にセットし、前記粗アクチュエータを前記第一方向に移動するよう作動する、
    前記サーボ・システム。
  8. 前記微細アクチュエータが可動限界に到達するのに応じ、前記微細アクチュエータを第一位置にセットし、前記粗アクチュエータを前記第一方向と反対の第二方向に移動するよう作動する、前記サーボ・コントローラをさらに含む、請求項に記載のサーボ・システム。
  9. 前記第一位置は、前記粗アクチュエータに対し中立位置である、請求項7又は8に記載のサーボ・システム。
  10. 前記有効なサーボ信号は、所定サーボ・ロック閾値内である、請求項に記載のサーボ・システム。
  11. 前記所定サーボ・ロック閾値は、サーボ・サンプルの50パーセントである、請求項10に記載のサーボ・システム。
  12. テープ・ヘッドを通過させて長手方向に磁気テープを移動するためのテープ・ドライブ・システムと、
    請求項7〜11のいずれか1項に記載のサーボ・システムと、
    を含む磁気テープ記憶装置ドライブ。
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