JP5641863B2 - Cooling tower louver cleaning device - Google Patents
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Description
この発明は、冷却塔のルーバを高圧水などで洗浄するための冷却塔ルーバの洗浄装置に関する。 The present invention relates to a cooling tower louver cleaning device for cleaning a cooling tower louver with high-pressure water or the like.
冷却塔のルーバには、散布水が飛散することにより、泥などの塔外の汚れ物質が付着したり、シリカが付着したりする。特に、シリカは固形物として堆積し、取り入れられる外気(取入外気)の流路を狭め、取入外気量の減少により、冷却塔の冷却能力を低下させてしまう。このため、定期的にルーバを洗浄し、流路を確保する必要がる。 As the spray water scatters, dirt substances outside the tower such as mud or silica adhere to the louver of the cooling tower. In particular, silica accumulates as a solid, narrows the flow path of outside air (intake outside air) to be taken in, and reduces the cooling capacity of the cooling tower due to a reduction in the amount of outside air taken in. For this reason, it is necessary to periodically clean the louver and secure the flow path.
また、高所に設置されている冷却塔の点検を安全かつ容易に行うために、冷却塔の外壁に梯子を水平方向に移動可能に設置した技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。さらに、ルーバ周りで散布水が凍結して閉塞するのを防止するために、冷却塔の内壁の下部周辺に冷却水の一部を散水して、結氷を融解する技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。 In addition, in order to safely and easily check a cooling tower installed at a high place, a technique is known in which a ladder is installed on the outer wall of the cooling tower so as to be movable in the horizontal direction (see, for example, Patent Document 1). .) Furthermore, in order to prevent the sprayed water from being frozen and clogged around the louver, a technique is known in which a part of the cooling water is sprayed around the lower part of the inner wall of the cooling tower to melt the ice (for example, , See Patent Document 2).
ところで、市街地など敷地面積が狭い場所の屋上に冷却塔を設置せざるを得ない場合があり、このような場合、高所での保守作業等のための歩廊スペースを確保することが困難である。また、敷地面積が狭い場所では、冷却塔を平面的に広く設置することができず、高さを高く設定・設計して、冷却水に対する冷却能力を確保する必要がある。このように作業スペースが狭く、かつ高所である作業条件下で、ルーバを洗浄する作業は、作業者にとって負担が大きく、さらに、高所では梯子を登っての作業となるため、安全性を確保するために落下防止用の手すりを要するなど、保安設備に多くの費用を要する。 By the way, there are cases where it is necessary to install a cooling tower on the rooftop of a small area such as an urban area. In such a case, it is difficult to secure a walking space for maintenance work at a high place. . Also, in a place where the site area is small, the cooling tower cannot be installed widely in a plane, and it is necessary to set and design a high height to ensure the cooling capacity for cooling water. In this way, the work to clean the louver under the working conditions where the work space is small and high is heavy, and the work is heavy on the operator. Many costs are required for security equipment, such as requiring handrails to prevent falling.
また、特許文献1の技術でも、冷却塔に設置された梯子に作業者が登って、ルーバの洗浄作業を行わなければならず、作業者に負担が大きく、また、安全性を確保する措置・対策が必要となる。さらに、特許文献2の技術では、冷却塔の内壁の一部である定位置に対して、ノズルを固定した状態で冷却水を散水するのみであり、ルーバ全体を洗浄することはできない。
Also, in the technique of
そこでこの発明は、容易かつ安全に冷却塔のルーバを洗浄することが可能な冷却塔ルーバの洗浄装置を提供することを目的としている。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a cooling tower louver cleaning device capable of easily and safely cleaning a cooling tower louver.
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、管状で上下方向に延び、冷却塔のルーバと対向して配設され、管内に洗浄用の高圧流体が供給される洗浄管と、前記洗浄管に上下方向に沿って複数配設され、前記洗浄管の管内に供給された高圧流体を前記ルーバに向けて噴射する洗浄ノズルと、前記洗浄管を搭載し、移動自在な洗浄台車と、前記洗浄ノズルの噴射角度を、前記洗浄ノズルから遠隔の床上の作業者が手動で調整可能な噴射角度変更手段と、備え、前記噴射角度変更手段は、前記洗浄管と平行に延びて配設された操作棒で構成され、該操作棒を上下方向に移動させることで、前記洗浄ノズルの噴射角度が同一方向に変わるようになっている、ことを特徴とする冷却塔ルーバの洗浄装置である。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
この発明によれば、高圧水などの高圧流体を洗浄管に供給すると、各洗浄ノズルからルーバに向けて高圧流体が噴射され、ルーバが洗浄される。また、上下方向に複数の洗浄ノズルが配設されているため、高さ方向のルーバを一括して洗浄することが可能となる。さらに、洗浄台車を移動させることで、洗浄管および洗浄ノズルが移動し、ルーバの所望の位置が洗浄される。また、噴射角度変更手段によって洗浄ノズルの噴射角度を調整することで、作業者が高所で操作を行うことなく、ルーバの表面や裏面などの各部位が洗浄される。 According to this invention, when a high-pressure fluid such as high-pressure water is supplied to the cleaning pipe, the high-pressure fluid is ejected from each cleaning nozzle toward the louver, and the louver is cleaned. In addition, since a plurality of cleaning nozzles are arranged in the vertical direction, the louvers in the height direction can be cleaned in a lump. Further, by moving the cleaning carriage, the cleaning pipe and the cleaning nozzle move, and the desired position of the louver is cleaned. Further, by adjusting the spray angle of the cleaning nozzle by the spray angle changing means, each part such as the front surface and the back surface of the louver is cleaned without the operator performing an operation at a high place.
請求項2の発明は、請求項1に記載の洗浄装置において、前記洗浄ノズルは、前記洗浄管に取り付けられたソケットに対して回動自在な接続管を介して配設され、前記操作棒を上下方向に移動させることで、前記各接続管が回動して前記洗浄ノズルの噴射角度が同一方向に変わる、ことを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the cleaning apparatus according to the first aspect, the cleaning nozzle is disposed via a connection tube that is rotatable with respect to a socket attached to the cleaning tube, By moving in the vertical direction, each of the connecting pipes is rotated to change the spray angle of the cleaning nozzle in the same direction .
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の洗浄装置において、前記洗浄台車を前記ルーバに沿って案内するガイド手段を備え、該ガイド手段は、前記ルーバに水平方向に延びて配設されたガイドレールと、前記洗浄管に取り付けられ前記ガイドレールと係合するガイドユニットと、を備え、前記洗浄台車を動かすと、前記ガイドユニットと前記洗浄管と前記洗浄台車が、前記ガイドレールに沿って移動する、ことを特徴とする。
Distribution of invention of
請求項1に記載の発明によれば、上下方向に沿って配設された複数の洗浄ノズルから、ルーバに向けて高圧流体が噴射されるため、作業者が梯子などに登って作業を行わなくても、ルーバを洗浄することができる。また、洗浄台車によって洗浄位置を変えられるため、ルーバ全体を適正に洗浄することが可能となる。このように、容易かつ安全に冷却塔のルーバを洗浄することが可能となる、しかも、洗浄管が搭載された洗浄台車を配設可能なスペースを有するだけでよいため、歩廊スペースなどを確保することが困難な作業環境であっても、本装置を使用して、ルーバを洗浄することが可能となる。 According to the first aspect of the present invention, since the high pressure fluid is ejected toward the louver from the plurality of cleaning nozzles arranged in the vertical direction, the worker does not climb the ladder or perform the work. Even the louver can be washed. Moreover, since the washing position can be changed by the washing carriage, the entire louver can be washed appropriately. Thus, it becomes possible to clean the louver of the cooling tower easily and safely, and it is only necessary to have a space in which a washing carriage equipped with a washing pipe can be disposed, so that a walkway space and the like are secured. Even in a difficult working environment, the louver can be cleaned using this apparatus.
また、洗浄ノズルの噴射角度を変えて、ルーバの各部位を適正に洗浄することができる。しかも、遠隔で噴射角度を変えることができるため、容易かつ安全にルーバ全体を洗浄することが可能となる。
Moreover , each part of a louver can be wash | cleaned appropriately by changing the injection angle of a washing nozzle. Moreover, since the injection angle can be changed remotely, the entire louver can be cleaned easily and safely.
請求項3に記載の発明によれば、ガイド手段によって洗浄台車がルーバに沿って案内され、移動するため、容易に移動することができるとともに、各洗浄ノズルとルーバとの位置関係を常に適正に保って、ルーバ全体に対して適正に洗浄することが可能となる。 According to the third aspect of the present invention, since the cleaning carriage is guided along the louver by the guide means and moves, it can be easily moved, and the positional relationship between each cleaning nozzle and the louver is always properly set. Thus, the entire louver can be properly cleaned.
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。 The present invention will be described below based on the illustrated embodiments.
図1、2は、この発明の実施の形態に係る冷却塔ルーバの洗浄装置(以下、単に「洗浄装置」とも言う)1を示す正面図と側面図である。この洗浄装置1は、冷却塔100のルーバ101を高圧水(高圧流体)で洗浄するための装置であり、主として、洗浄管2と、洗浄ノズル3と、操作棒(噴射角度変更手段)4と、洗浄台車5と、ガイドレール6とを備えている。ここで、この実施の形態では、冷却塔100は、地上22.5mの建物の屋上に設置され、冷却塔100の天板は、建物の屋上面から4.8mの高さに位置し、道路に面しているため、点検歩廊を張り出すことができず、冷却塔100の外周と手すりとの距離は、約550mmとなっている。そして、図3に示すように、このような冷却塔100の長手方向に延びる両側部102に、洗浄装置1が設置されている。
1 and 2 are a front view and a side view showing a cooling tower louver cleaning device (hereinafter also simply referred to as “cleaning device”) 1 according to an embodiment of the present invention. The
洗浄管2は、円管で垂直方向に延び、ルーバ101と対向して配設されている。また、図4に示すように、下端部に接続プラグ21が設けられ、この接続プラグ21に給水ホースが接続されて、管内に洗浄用の高圧水が供給されるようになっている。すなわち、図3に示すように、冷却塔100の長手方向の両端中央部に清掃用のカラン103が設けられ、このカラン103に高圧ポンプ(高圧洗浄機、図示せず)が接続され、さらに高圧ポンプの下流側・吐出側に接続口(取水出口)が設けられている。そして、この接続口に、給水ホースの一端部を接続し、給水ホースの他端部を接続プラグ21に接続する。
The
これにより、建物の屋上の床G近くに横引きされた給水本管からの水道水が、カラン103を経て高圧ポンプに供給され、高圧ポンプで昇圧されて、給水ホースを介して洗浄管2内に供給されるものである。ここで、給水ホースは、合成ゴム製の耐圧ホースで、給水本管の両端まで移動できるように、その長さが設定されている。また、接続口には、元バルブが設けられ、この元バルブを開くと高圧ポンプが起動するようになっている。
As a result, tap water from the water supply main pipe that is laterally drawn near the roof G of the building is supplied to the high-pressure pump through the
洗浄ノズル3は、洗浄管2の管内に供給された高圧水をルーバ101に向けて噴射するノズルであり、洗浄管2に配設されている。すなわち、図5〜7に示すように、洗浄管2にソケット22が取り付けられ、このソケット22に脱着自在なプラグ32が、接続管31の第1の管部31aの端部に取り付けられている。この接続管31は、略L字形に曲がった円管で、第2の管部31bの端部に洗浄ノズル3が取り付けられ、ソケット22に対して回動自在となっている。これにより、洗浄管2内の高圧水が、ソケット22、プラグ32および接続管31を介して、洗浄ノズル3から噴射されるようになっている。
The
このような洗浄ノズル3が、洗浄管2の上下方向に沿って複数配設されている。すなわち、洗浄ノズル3の噴射面積や後述する噴射角度範囲などを考慮して、ルーバ101全体が漏れなく均等に洗浄されるように、各洗浄ノズル3の配設間隔および配設数が設定されている。また、洗浄ノズル3とルーバ101との距離は、ルーバ101に付着したシリカなどが確実に除去・洗浄され、かつ、各洗浄ノズル3でできるだけ広く洗浄できるように設定されている。同様に、洗浄ノズル3からの噴射圧は、高圧ポンプの能力に依存するが、ルーバ101に付着したシリカなどを確実に除去・洗浄できる大きさに、設定されている。
A plurality of
操作棒4は、各洗浄ノズル3の噴射角度を遠隔、ここでは、床G上を歩行する作業者Mの手元で手動にて変更・調整するものであり、洗浄管2と平行に垂直方向に延びて配設されている。すなわち、操作棒4は、棒状で、各接続管31に対向して操作用U字ボルト41が取り付けられ、この操作用U字ボルト41内に接続管31の第2の管部31bが、洗浄ノズル3が斜め下方に向くように挿入されている。そして、図7に示すように、操作棒4を上下方向に移動させることで、ソケット22を中心にして各接続管31が回動し、各洗浄ノズル3の噴射角度が変わるものである。このように、ひとつの操作棒4を操作することで、すべての洗浄ノズル3の噴射角度が、同一方向に変わるようになっている。ここで、操作棒4の長さは、床Gに立っている作業者Mが容易に把持でき、かつ作業や通行の邪魔にならないように、設定されている。
The
洗浄台車5は、洗浄管2などを搭載し、移動自在な台車であり、図4に示すように、台車本体51と2つの車輪52とを備えている。台車本体51は、断面が略コ字形で、側板部51aが垂直に面し、この側板部51aに2つの固定用U字ボルト53が取り付けられている。これらの固定用U字ボルト53は、各中心が一致するように上下方向に配設され、これらの固定用U字ボルト53内に洗浄管2が挿入された状態で、洗浄管2が洗浄台車5に固定されている。ここで、側板部51aが冷却塔100の一側面(ルーバ101を有する面)と平行になるように、洗浄台車5がセットされる。
The
また、車輪52は、台車本体51の下面部51bに配設され、その回転方向が、側板部51aの板面方向と同方向に、つまり、後述するようにしてルーバ101に沿うように、配設されている。このような洗浄台車5を動かすことで、洗浄管2、各洗浄ノズル3および操作棒4などが、移動するようになっている。
Further, the
ガイドレール6は、洗浄台車5をルーバ101に沿って水平方向に案内するレールであり、図1に示すように、ルーバ101の下端部と中央部とに、それぞれ水平方向に延びるように配設されている。このガイドレール6は、図8に示すように、断面が略コ字形で、コ字の開口両端部に、垂直方向に延びる係合部61が形成されている。
The
一方、洗浄管2の各ガイドレール6に対向する部位には、ガイドユニット7が取り付けられている。このガイドユニット7は、略コ字形のユニットフレーム71の開口両端部に、ローラ72が回転自在に配設され、このローラ72には、係合溝72aが形成されている。そして、この係合溝72aにガイドレール6の係合部61が係合することで、ガイドユニット7がガイドレール6に沿って案内されるようになっている。
On the other hand, a
また、ユニットフレーム71のローラ72に対向する取付面部71aには、ガイド用U字ボルト73が取り付けられ、このガイド用U字ボルト73内に洗浄管2が挿入された状態で、洗浄管2がユニットフレーム71で支持されている。ここで、ローラ72からガイド用U字ボルト73までの距離は、洗浄ノズル3とルーバ101との距離が上記のようになるように、設定されている。そして、洗浄台車5を車輪52の回転方向に動かすと、ガイドユニット7、洗浄管2および洗浄台車5などが、ガイドレール6に沿って移動するものである。このようなガイドレール6とガイドユニット7とによって、ガイド手段が構成されている。
Further, a guide
次に、このような構成の洗浄装置1の作用などについて説明する。
Next, the operation and the like of the
まず、給水ホースを洗浄管2の接続プラグ21に接続した状態で、給水ホースの一端部を給水本管の接続口に接続し、接続口に設けられた元バルブを開く。これにより、元バルブが開くとともに高圧ポンプが起動し、各洗浄ノズル3からルーバ101に向けて高圧水が噴射され、ルーバ101に付着した泥やシリカなどが、高圧水によって除去される。
First, in a state where the water supply hose is connected to the connection plug 21 of the
次に、床Gに立っている作業者Mが操作棒4を上下方向に動かすことで、各洗浄ノズル3の噴射角度が所望の角度に変わり、ルーバ101の所望の部位が洗浄される。例えば、洗浄ノズル3の噴射角度を上向きにすることで、洗浄ノズル3よりも高く位置するルーバ101の裏面(床側)が主として洗浄され、噴射角度を下向きにすることで、洗浄ノズル3よりも低く位置するルーバ101の表面(天空側)が主として洗浄される。
Next, when the worker M standing on the floor G moves the
このようにしてルーバ101の一部(噴霧水の水平方向の到達距離の範囲)縦方向の洗浄が終了した後に、作業者Mが洗浄管2を水平方向に押すと、上記のようにして、ガイドユニット7、洗浄管2および洗浄台車5などが、ガイドレール6に沿って、つまりルーバ101の配設面に沿って水平に移動する。そして、所望の位置で移動を止めると、その位置において、上記と同様な洗浄が行われる。このような洗浄を、ルーバ101の全面、あるいは所望の面に対して行うものである。
When the worker M pushes the
ここで、洗浄ノズル3の噴射角度は、連続的に変化・上下動させてもよいし、所定の角度で固定してもよく、角度を固定する場合、固定する角度およびその静止・噴射時間は、例えば、次のようにして設定する。すなわち、ルーバ101の開度や洗浄ノズル3の配設位置に基づいて、予め実験を行って設定したり、低い位置で試運転を行って設定したりする。あるいは、作業者Mが目視できる低い高さにも洗浄ノズル3を配設し、この洗浄ノズル3による洗浄状況を目視確認することで、高所における洗浄状況を把握するようにしてもよい。
Here, the spray angle of the
以上のように、この冷却塔ルーバの洗浄装置1によれば、各洗浄ノズル3から噴射される高圧水によってルーバ101が洗浄されるため、作業者Mが梯子などに登って洗浄作業を行う必要がない。また、洗浄ノズル3の噴射角度を変えることで、ルーバ101の表面や裏面などを適正に洗浄し、さらに、洗浄台車5を動かして洗浄位置を変えることで、ルーバ101全面を適正に洗浄することが可能となる。すなわち、洗浄ノズル3の噴射角度を変えることで、ルーバ101の縦方向においてルーバ101を漏れなく洗浄し、洗浄台車5を移動することで、ルーバ101の横方向においてルーバ101を漏れなく洗浄することができる。
As described above, according to the cooling tower
しかも、床Gに立っている作業者Mが操作棒4を上下方向に動かすだけで、遠隔で洗浄ノズル3の噴射角度を変えることができる。さらには、洗浄台車5がガイドレール6によって案内されて、ルーバ101に沿って移動するため、容易に移動することができるとともに、各洗浄ノズル3とルーバ101との位置関係が常に適正に保たれ、ルーバ101全体に対して適正に洗浄することが可能となる。
In addition, the worker M standing on the floor G can move the
このように、容易かつ安全にルーバ101全体を適正に洗浄することが可能となる。しかも、洗浄管2などが搭載された洗浄台車5が移動可能なスペースを有するだけでよいため、歩廊スペースなどを確保することが困難な作業環境であっても、本装置1を使用して、ルーバ101を洗浄することが可能となる。また、給水ホースは本装置1と別体であり、使用時にのみ取り付けるため、本装置1による洗浄を行わないときには、洗浄台車5と洗浄管2と操作棒4のユニットをガイドレール6の端に寄せたり、ガイドレール6から取り外したりすることで、冷却塔100周辺のスペースを有効に活用することができる。
Thus, it becomes possible to clean the
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、水道水を洗浄水としているが、冷却塔100の冷却水配管の一部を分岐させて、冷却水を洗浄水として使用してもよい。また、ひとつの操作棒4の操作によって、すべての洗浄ノズル3の噴射角度を同一方向に変えているが、各洗浄ノズル3の噴射角度をそれぞれ個別に変えるようにしてもよい。さらに、操作棒4によらず、洗浄ノズル3の噴射角度を電動によって可変とし、タイマで定期的に噴射角度を変えるようにしてもよい。また、手動によって洗浄台車5などを移動させているが、電動によって移動させるようにしてもよい。さらには、高圧ポンプによって、予め系内(給水ホース、洗浄管2など)を高圧にし、洗浄管2の作業者手元近くに別途設ける弁の開弁によって、給水を開始してもよい。
Although the embodiment of the present invention has been described above, the specific configuration is not limited to the above embodiment, and even if there is a design change or the like without departing from the gist of the present invention, Included in the invention. For example, in the above embodiment, the tap water is used as the cleaning water, but a part of the cooling water piping of the
一方、高圧流体として高圧水を使用しているが、圧縮空気を使用してもよい。この場合、給水本管に代えて高圧空気管を横引き管として設置し、コンプレッサと連通させたり、あるいは可搬式のエアポンプにエアホースをつないで、高圧空気を空気ノズルからルーバ101に向けて吹き付ける。また、この場合、シリカなどが完全に乾いている状態で高圧空気を吹き付け、除去されたシリカなどが冷却塔100外に飛散した場合には、清掃を行う。
On the other hand, high-pressure water is used as the high-pressure fluid, but compressed air may be used. In this case, instead of the water supply main pipe, a high-pressure air pipe is installed as a horizontal pulling pipe and communicated with a compressor, or an air hose is connected to a portable air pump to blow high-pressure air from the air nozzle toward the
1 冷却塔ルーバの洗浄装置
2 洗浄管
22 ソケット
3 洗浄ノズル
31 接続管
32 プラグ
4 操作棒(噴射角度変更手段)
5 洗浄台車
6 ガイドレール(ガイド手段)
7 ガイドユニット(ガイド手段)
100 冷却塔
101 ルーバ
M 作業者
DESCRIPTION OF
5
7 Guide unit (guide means)
100
Claims (3)
前記洗浄管に上下方向に沿って複数配設され、前記洗浄管の管内に供給された高圧流体を前記ルーバに向けて噴射する洗浄ノズルと、
前記洗浄管を搭載し、移動自在な洗浄台車と、
前記洗浄ノズルの噴射角度を、前記洗浄ノズルから遠隔の床上の作業者が手動で調整可能な噴射角度変更手段と、備え、
前記噴射角度変更手段は、前記洗浄管と平行に延びて配設された操作棒で構成され、該操作棒を上下方向に移動させることで、前記洗浄ノズルの噴射角度が同一方向に変わるようになっている、
ことを特徴とする冷却塔ルーバの洗浄装置。 A tubular cleaning tube that extends in the vertical direction, is disposed opposite the louver of the cooling tower, and is supplied with a high-pressure fluid for cleaning in the tube;
A plurality of cleaning pipes arranged in the vertical direction in the cleaning pipe, and a cleaning nozzle for injecting high-pressure fluid supplied into the pipe of the cleaning pipe toward the louver;
A washing carriage that is equipped with the washing tube and is movable,
A spray angle changing means capable of manually adjusting the spray angle of the cleaning nozzle by an operator on the floor remote from the cleaning nozzle ;
The spray angle changing means is composed of an operating rod arranged extending in parallel with the cleaning pipe, and the spray angle of the cleaning nozzle is changed in the same direction by moving the operating rod in the vertical direction. Has become,
An apparatus for cleaning a cooling tower louver.
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却塔ルーバの洗浄装置。 The cleaning nozzle is disposed via a connecting pipe that is rotatable with respect to a socket attached to the cleaning pipe. By moving the operation bar in the vertical direction, each connecting pipe is rotated. The spray angle of the washing nozzle changes in the same direction,
The cleaning device for a cooling tower louver according to claim 1.
該ガイド手段は、前記ルーバに水平方向に延びて配設されたガイドレールと、前記洗浄管に取り付けられ前記ガイドレールと係合するガイドユニットと、を備え、前記洗浄台車を動かすと、前記ガイドユニットと前記洗浄管と前記洗浄台車が、前記ガイドレールに沿って移動する、
ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の冷却塔ルーバの洗浄装置。 E Bei guide means for guiding along the cleaning carriage on the louver,
The guide means includes a guide rail disposed on the louver extending in the horizontal direction, and a guide unit that is attached to the cleaning pipe and engages with the guide rail. When the cleaning carriage is moved, the guide The unit, the washing tube and the washing carriage move along the guide rail;
The apparatus for cleaning a cooling tower louver according to any one of claims 1 and 2.
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