JP5640461B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

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本願発明は、電気湯沸かし器に関し、さらに詳しくは内容器底部に湯沸かしヒータを備え、簡易且つ速やかに湯沸かしを行うことができる電気湯沸かし器であって、把手部に沸騰検知機能を備えた電気湯沸かし器に関するものである。
最近では、常時保温ヒータに通電しておくことが必要な電気ポットに代わって、内容器底部に湯沸かしヒータを備え、必要に応じて簡易且つ速やかに湯沸かしを行うことができるようにした電気湯沸かし器が、省エネ性の高い湯沸かし手段として重宝されている。
このような電気湯沸かし器は、一般に、水を収容する内容器と、該内容器を収納一体化した容器本体と、該容器本体の上部にあって前記内容器上部の開口を閉蓋する着脱可能な蓋体と、前記容器本体の上端部と下端部とを連結する形で設けられた把手部と、前記内容器の底部に設けられた湯沸かしヒータを含む電装品と、前記蓋体に設けられた蓋体上方への蒸気排出通路と、前記把手部の上端部内にあって前記蓋体側の蒸気排出通路を通る蒸気の一部を導入する蒸気導入空間と、該蒸気導入空間に対応して設けられた沸騰検知センサ(例えば、バイメタル)と、前記蒸気導入空間内に導入された蒸気を前記把手部の下端部側に形成された開口に導いて外部に排出する蒸気排出ダクトとを備えて構成されており、沸騰状態になると、前記沸騰検知センサが作動し、前記湯沸かしヒータへの電源供給を自動的に停止するようになっている(特許文献1参照)。
このように、従来の電気湯沸かし器においては、蓋体が容器本体に対して着脱できるようになっているため、沸騰検知センサへの通電が必要なところから、蓋体側の蒸気排出通路に直接沸騰検知センサを配設することができない。そこで、前記蓋体に対応する把手部上端部に蒸気導入空間を設けて沸騰検知に必要な量の蒸気を蒸気排出通路から分岐導入するとともに、前記蒸気導入空間部分に沸騰検知センサを設け、把手部内下方から延設した電源配線を介して同センサに通電するとともに、沸騰時の同センサの作動によって前記湯沸かしヒータへの電源供給を停止するようにしている。
特開2009−178525号公報。
ところが、上記した従来の電気湯沸かし器の場合、蓋体に対応する把手部上端部に蒸気導入空間を設けて沸騰検知に必要な量の蒸気を蒸気排出通路から分岐導入するとともに、前記蒸気導入空間部分に沸騰検知センサを設け、把手部内下方から延設した電源配線を介して同センサに通電するとともに、沸騰時の同センサの作動によって前記湯沸かしヒータへの電源供給を停止するようにしているが、蒸気排出通路から蒸気導入空間に分岐導入される蒸気の量が限定されるため、蒸気導入空間部分に配設された沸騰検知センサと接触する蒸気の量がさらに限定されることとなり、沸騰検知精度が良くならないという問題が発生するおそれがある。
この出願の発明は、このような事情に基づいてなされたもので、電気湯沸かし器の基本的構造上の問題から生じていた不具合である沸騰検知精度の不良を改善して、沸騰検知精度の向上を図ることを目的とする。
本願発明では、前記の課題を解決するために、水を収容する内容器と、該内容器を収納一体化した容器本体と、該容器本体の上部にあって前記内容器上部の開口を閉蓋する着脱可能な蓋体と、前記容器本体の上端部と下端部とを連結する形で設けられた把手部と、前記内容器の底部に設けられた湯沸しヒータを含む電装品と、前記蓋体に設けられた蓋体上方への蒸気排出通路と、前記把手部の上端部内にあって前記蓋体側の蒸気排出通路を通る蒸気の一部を導入する蒸気導入空間と、該蒸気導入空間の上端面側に設けられた沸騰検知スイッチと、前記蒸気導入空間内に導入された蒸気を前記把手部の下端部側に形成された開口に導いて外部に排出する蒸気排出ダクトとを備えてなる電気湯沸かし器であって、前記蒸気導入空間の上端面を蒸気導入部上流側が高く、下流側が低い斜め上向きに形成することによって、前記蒸気導入空間を前記蓋体側蒸気排出通路に向けて開口した形状のものとするとともに、前記沸騰検知スイッチにおける沸騰検知センサのセンサ面を、前記蒸気導入空間の上端面に沿って、蒸気導入部上流側が高く、下流側が低い斜め上向きに配設したことを特徴としている。
このような構成によると、把手部上端側の蒸気導入空間の上端面が、蒸気導入部の上流側では高く、下流側では低く形成されていることから、同蒸気導入空間は、その上流側の蒸気導入用の開口部が蓋体側からの蒸気排出通路に向けて開口したものとなる。したがって、蓋体側の蒸気排出通路から分岐して蒸気導入空間側に供給される蒸気が上方に仰向き、かつ入り口側で大きく開口した導入空間内にスムーズに導入されるようになり、しかも、流入時には上端面側に沿って流入するようになる。
そして、そのような蒸気導入部の上流側では高く、下流側では低く形成された上端面に沿う傾斜状態で、沸騰検知スイッチにおける沸騰検知センサのセンサ面が配設されている。
したがって、前記上端面に沿って導入される蒸気は、該沸騰検知スイッチにおける沸騰検知センサのセンサ面に接触しながら導入されるようになり、沸騰検知センサは応答性良く沸騰を検知するようになり、沸騰検知を速やかに行うことができる。
このため、蓋体側の蒸気排出通路から分岐して蒸気導入空間側に供給する蒸気量を増やす必要がなくなり、無駄な蒸気量が減る。その結果、容器本体が無駄に熱くなることもなく、省エネにもなる。
また、蒸気導入空間の上端面および沸騰検知センサのセンサ面が蒸気導入部の上流側から下流側に傾斜しているので、沸騰検知センサのセンサ面に接触した蒸気が結露した場合であっても、結露水が流れ落ち易くなり、連続して湯沸かしを行っても沸騰誤検知が起きにくくなる。
以上の結果、本願発明によると、蒸気導入空間側へ流す蒸気量自体を増大させなくても、必要な蒸気量を効果的に蒸気導入空間に導入して、有効に沸騰検知センサの検知面に作用させることができるので、沸騰検知の応答性が向上する。
また、沸騰検知センサの検知面における結露水の滞留がなくなり、この点でも沸騰検知センサの検知精度が向上する。
本願発明の実施の形態にかかる電気湯沸かし器の縦断面図である。 本願発明の実施の形態にかかる電気湯沸かし器の内容器底部における電源装置部分の配線構造等を示す底面図である。 本願発明の実施の形態にかかる電気湯沸かし器における把持部を取り外した状態を示す分解断面図である。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の好適な実施の形態について説明する。
図1ないし図3には、本願発明の実施の形態にかかる電気湯沸かし器が示されている。
この電気湯沸かし器は、図1および図2に示すように、水を収容して湯沸かしを行う内容器3を備えた容器本体1と、該容器本体1の上部開口を開閉する蓋体2と、前記内容器3の底部を加熱する加熱手段である湯沸かしヒータ4と、前記内容器3内のお湯を外部へ給湯するための湯注出口5bと、前記容器本体1の背部において上端側から下端側に延びる状態で取り付けられた側面略コ字状の把手部6とを備えて構成されている。
前記容器本体1は、底部1bを備えた合成樹脂製の円筒状ケース1aよりなり、その上端側周囲に一体に設けられた環状の肩部材1cを介して前記内容器3を支持一体化している。
前記内容器3は、例えば1枚板構造のステンレス製の有底円筒形状の筒体からなっており、その底部3a下面に前記湯沸かしヒータ4が当接されている。
この場合、湯沸かしヒータ4は、中央部分がフラットな伝熱性の良いヒータプレート4aと、該ヒータプレート4aの外周部に一体に突設され、下向きに所定の高さを有し且つ断面逆台形状であって平面視C字形の電熱線埋設用の凸部4bと、該凸部4b内に埋め込まれた電熱線4cとからなっている。そして、前記凸部4bの両端側には、前記電熱線4cの両端に接続された電源リード線接続用の電源リード端子7,8が、前記凸部4bの両端から所定の長さ突出する形で設けられている。
また、前記ヒータプレート4aの下面側には、前記凸部4bの内周側に位置して、空焚き防止の安全用のバイメタル9,10および電源基板11,12が設けられている。
前記電源基板11,12の前記把手部6側端部には、前記湯沸かしヒータ4両端の電源リード端子7,8と電源リード線L1,L2 L3を介して接続するための電源コネクタ端子13,14が設けられている。そして、そのうちの一方の電源コネクタ端子14(電源基板10に接続されている)は、電源リード線L1を介して、前記把手部6内の配線空間15(後述する)を介して把手部6の上端側のスイッチレバー16の開閉接点16a、沸騰検知センサ17のバイメタル開閉接点部とそれぞれ直列な関係で接続され、このバイメタル開閉接点部からは電源リード線L2を介して前記把手部6の配線空間15内をUターンして湯沸かしヒータ4の電源リード端子8に接続されている。また、電源基板11側の電源コネクタ端子13は、電源リード線L3を介して前記湯沸かしヒータ4の電源リード端子7に接続されている。
符号18は卓上型の電源台であり、その中央部には、スリーブ構造の受電カプラ19内に嵌合される同じくスリーブ構造の給電カプラ20が所定の高さ突出して設けられている一方、裏面側にはAC電源コードの収納部18aが設けられている。
前記給電カプラ20は、スリーブ状のガイド筒19aに対応して、その内側に摺動可能に嵌合されるガイド筒20aと、該ガイド筒20aの内周側にあってスリーブ状電極19bの内側にブラシ構造の電極を介して嵌合接触するスリーブ状電極20bと、該スリーブ状電極20bの内側にあって前記受電カプラ19側の棒状電極21が挿入される軸筒状電極20cとからなっており、前記電源コード収納部18aのAC電源コードがAC電源に接続されると、前記電源台18側の給電カプラ20を介して前記容器本体1側の受電カプラ19にAC電源が供給され、さらに前記受電カプラ19を介して前述の電源基板11,12の電源回路に電源が供給される。その結果、同電源回路を介して、さらに前記湯沸かしヒータ4、空焚き防止の安全用のバイメタル9,10、スイッチレバー16の開閉接点16a、沸騰検知スイッチ17の沸騰検知センサ部17aにおけるバイメタル開閉接点部などに電源が供給されることになる。
一方、前記蓋体2は、合成樹脂製の上板2aと該上板2aに対して外周縁が結合された合成樹脂製の下板2bと、その下方に取り付けられた金属製(例えば、ステンレス製)の
内カバー2cとからなっており、前記肩部材1c内側の開口部に対して上下方向に着脱自在に嵌合されることとなっている。
前記上板2aおよび下板2b間の空間は、必要に応じて断熱材を充填した断熱構造体に形成されるとともに、下板2bの一部には、下方から上方に向けて凹んだ蒸気パイプの収納部が設けられている。そして、同収納部内に収納設置された蒸気パイプには、下方側内カバー2cの蒸気導入口部2dから上方側蒸気排出口に向けて相互にジグザク構造に連通した蒸気排出通路2a〜2cが形成されている。そして、同蒸気排出通路2a〜2c下部の蒸気導入口部2d内には、転倒止水弁2が設置されている。
また、それらのうちの中間に位置する前記蒸気排出通路2b部分は、さらに前記把手部6の上端側にあって沸騰検知スイッチ17の沸騰検知センサ部17aが設置される蒸気導入空間2fに蒸気を分流させるための蒸気分流通路2d,2eが背面方向から下方に向けて設けられている。
そして、前記把手部6側の蒸気導入空間2の上端面側には沸騰検知スイッチ17の沸騰検知センサ部(バイメタル)17aが設けられており、該沸騰検知センサ部17aの作動により内容器3内のお湯の沸騰を検知して、前記湯沸かしヒータ4への電源供給を遮断するようになっている。
前記把手部6側の蒸気導入空間22fの上端面は、蒸気導入部上流側が高く、下流側が低い斜め上向きに形成され、それによって同蒸気導入空間22fは前記蓋体側からの蒸気分流通路22d,22eに向いて開口した形状のものとなっている。
そして、それにより蓋体2側の蒸気排出通路22cから分岐して蒸気導入空間22f側に供給される蒸気が、上方に仰向き、かつ入り口側で大きく開口した蒸気導入空間22f内にスムーズに導入されるようになり、しかも、流入時には上端面側に沿って流入するようになる。
一方、このようにして蒸気導入空間2fに蒸気を導入するようにすると、同部分に導入した蒸気を外部へ排出することが必要であり、また当該部分で蒸気が結露して結露水を生ずることにもなるので、これを外部へ排出することが必要になる。そこで、上述した把手部6に対応する容器本体1の側壁部1aの内側には、前記蒸気導入空間22f底部から把手部6下端の蒸気および結露水排出口2に至る蒸気排出ダクト2が設けられており、該蒸気排出ダクト2内の蒸気排出通路(ストレート部2g、後方への曲成部2h)を介して蒸気および結露水が把手部6の下部から背面方向に向けて排出されるようになっている。
前記把手部6は、図3に示すように、合成樹脂製の把手部本体6aと該把手部本体6aの外側を配線空間15を介在させて覆う合成樹脂製の把手部カバー6bとからなっており、該把手部カバー6bの上端側には、前記スイッチレバー16を臨ませる開口25が形成されている。該スイッチレバー16は、半透明あるいは透明な合成樹脂部材によって構成されており、その内部には、ネオンランプ26が配設されている。該ネオンランプ26は、湯沸かしヒータ4に電源が供給されている間だけ点灯されることとなっている。また、前記把手部6は、前述したように、前記容器本体1の背部において上端側から下端側に延びる状態で取り付けられた側面略コ字状の部材とされており、背面側に位置するストレート部がユーザが実際に把持する把持部6cとされている。
そして、前記沸騰検知スイッチ17における沸騰検知センサ部17aのセンサ面は、前記蒸気導入空間2fにおいて、その上端面に沿って前側(蒸気導入部上流側)が高く、後側(蒸気導入部下流側)が低い斜め上向きに配設されている。
したがって、前記蒸気導入空間22fの上端面に沿って導入される蒸気は、該沸騰検知スイッチ17における沸騰検知センサ部17aのセンサ面に接触しながら導入されるようになり、沸騰検知センサ部17aは応答性良く沸騰を検知するようになり、沸騰検知を速やかに行うことができる。
このため、蓋体側の蒸気排出通路22cから分岐して蒸気導入空間側に供給する蒸気量を増やす必要がなくなり、無駄な蒸気量が減る。その結果、容器本体が無駄に熱くなることもなく、省エネにもなる。
また、蒸気導入空間22fの上端面および沸騰検知センサ部17aのセンサ面が蒸気導入部の上流側から下流側に傾斜しているので、沸騰検知センサ部17aのセンサ面に接触した蒸気が結露した場合であっても、結露水が流れ落ち易くなり、連続して湯沸かしを行っても沸騰誤検知が起きにくくなる。
また、前記スイッチレバー16は、前記沸騰検知スイッチ17の上部に配置されており、スイッチレバー16は、前記沸騰検知センサ部17aのセンサ面と同様に前側が高く、後側が低い斜め上向きに配置されている。しかも、前記把手部6の上端部は、前記蒸気導入空間2f側が高く、前記把手部6における把持部6c側が低くなるように構成されている。また、前記沸騰検知スイッチ17を取り付けるために前記蒸気導入空間2fの下部に設けられるスイッチ受け27の先端部には、前記蒸気導入空間2fから前記蒸気排出ダクト2に向かう蒸気経路の一部を狭める延出部27aが一体に形成されている。さらに、前記スイッチ受け27の下面には、該スイッチ受け27と前記把手部本体6aとの間から蒸気導入空間2fの蒸気が漏れ出るのを防止するためのリブ28が一体に形成されている。
図3において、符号29は蒸気導入空間2fの背面側を閉塞するカバー部材、30は沸騰検知スイッチ17をスイッチ受け27に取り付けるための取付部材、31はスイッチレバー16の操作力を伝達するための操作部材、32は前記取付部材30における蒸気排出通路2e側に取り付けられるシール部材である。また、図1において、符号5aは蓋体2側において前記湯注出口5bに対応して設けられた湯注出通路、33はお湯の注出状態をロック・アンロックする機械式のロック・アンロックスイッチであり、該ロック・アンロックスイッチ33が付勢スプリング33bの反発力に抗して下方側に押し下げられると、弁体部材33aが所定ストローク下方に押し下げられ、蓋体2側と容器本体1の湯注出口5b側との間の湯注出通路5aを開放し、内容器3内のお湯の注出を可能とする。
上記のように構成したことにより、蓋体2側の蒸気排出通路2bから分岐して蒸気導入空間2fに導入されて蒸気排出ダクト2に向かって流れる蒸気が沸騰検知スイッチ17における沸騰検知センサ部17aと接触し易くなり、沸騰検知を速やかに行うことができる(即ち、沸騰検知精度が向上する)。しかも、蓋体2側の蒸気排出通路2bから分岐して蒸気導入空間2fに導入される蒸気量を増やす必要がなくなり、無駄な蒸気が減る(即ち、容器本体1が無駄に熱くならず、省エネとなる)。また、沸騰検知センサ部17aに接触した蒸気が結露した場合であっても、結露水が流れ落ち易くなり、連続して湯沸かしを行っても沸騰誤検知が起きることがなくなる。
また、前記沸騰検知スイッチ17の上部に配置されるスイッチレバー16は、前記沸騰検知センサ部17aと同様に斜め上向きに配置されているので、スイッチレバー16が操作し易くなるとともに、スイッチレバー16付近から侵入した水や蒸気が結露した結露水が流れ落ち易くなる。
また、前記把手部6の上端部を、前記蒸気導入空間2f側が高く、前記把手部6における把持部6c側が低くなるように構成しているので、デザインの自由度が広がるとともに、スイッチレバー16付近から侵入した水や蒸気が結露した結露水が流れ落ち易くなる。
また、前記沸騰検知スイッチ17を取り付けるために前記蒸気導入空間2fの下部に設けられるスイッチ受け27の先端部に、前記蒸気導入空間2fから前記蒸気排出ダクト24に向かう蒸気経路の一部を狭める延出部27aを一体に形成しているので、蒸気導入空間2fから蒸気排出ダクト24に向かう蒸気を沸騰検知スイッチ17の沸騰検知センサ部17a側へ誘導し易くなり、より確実な沸騰検知を行うことができる。
また、前記スイッチ受け27の下面には、該スイッチ受け27と前記把手部本体6aとの間から蒸気導入空間2fの蒸気が漏れ出るのを防止するためのリブ28が一体に形成
されているので、スイッチ受け27と前記把手部本体6aとの間から蒸気導入空間2fの蒸気が漏れ出ることがなくなる。
本願発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
1は容器本体
2は蓋体
3は内容器
4は湯沸かしヒータ
6は把手部
6aは把手部本体
6bは把手部カバー
6cは把持部
16はスイッチレバー
17は沸騰検知スイッチ
17aは沸騰検知センサ部
22a,22b,22cは蒸気排出通路
22d,22eは蒸気分流通路
22fは蒸気導入空間
22gはストレート部
22hは曲成部
25は蒸気排出ダクト
27はスイッチ受け
27aは延出部

Claims (1)

  1. 水を収容する内容器と、該内容器を収納一体化した容器本体と、該容器本体の上部にあって前記内容器上部の開口を閉蓋する着脱可能な蓋体と、前記容器本体の上端部と下端部とを連結する形で設けられた把手部と、前記内容器の底部に設けられた湯沸しヒータを含む電装品と、前記蓋体に設けられた蓋体上方への蒸気排出通路と、前記把手部の上端部内にあって前記蓋体側の蒸気排出通路を通る蒸気の一部を導入する蒸気導入空間と、該蒸気導入空間の上端面側に設けられた沸騰検知スイッチと、前記蒸気導入空間内に導入された蒸気を前記把手部の下端部側に形成された開口に導いて外部に排出する蒸気排出ダクトとを備えてなる電気湯沸かし器であって、前記蒸気導入空間の上端面を蒸気導入部上流側が高く、下流側が低い斜め上向きに形成することによって、前記蒸気導入空間を前記蓋体側蒸気排出通路に向けて開口した形状のものとするとともに、前記沸騰検知スイッチにおける沸騰検知センサのセンサ面を、前記蒸気導入空間の上端面に沿って、蒸気導入部上流側が高く、下流側が低い斜め上向きに配設したことを特徴とする電気湯沸かし器。
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