JP5637560B2 - 近視および疲労の防止および治療のための方法およびデバイス - Google Patents

近視および疲労の防止および治療のための方法およびデバイス Download PDF

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Description

本発明は、概して、眼の輻輳の軽減に関する。本発明の実施形態は、コンピュータディスプレイ、コンピュータゲーム、およびテレビの長期に及ぶ使用による、近視の防止および治療のための方法ならびにデバイスを提供する。ディスプレイ画面上の電子画像に対する眼の輻輳の軽減について、特定の参照が成されるが、本発明の実施形態は、他の画像および他のディスプレイと使用可能である。
ディスプレイは、多くの場所に存在し、幅広い用途で使用される。例えば、ディスプレイは、コンピュータ、ビデオゲーム、ホームムービーシアター、電話、およびテレビと使用される。多くの事例では、ディスプレイをユーザに近くに位置付けることが望ましい可能性がある。ユーザにディスプレイが近いことは、ディスプレイ上に示される画像をユーザにより大きく見せることが可能であって、例えば、コンピュータおよびビデオディスプレイは、ユーザから約1メートル以下である場合が多い。
ユーザの近くにディスプレイを配置することは、利点を有し得るが、また、多くの状況下で完全に補正され得ない不利点である可能性もある。眼の水晶体によって遠近調節を行なうことが可能な多くの人々は、眼の水晶体が遠近調節を行ない、ディスプレイに焦点を合わせることが可能であるため、すぐ近くのディスプレイを容易に見ることができる。しかしながら、長期に及ぶ眼の遠近調節は、機能的近視、すなわち、近眼をもたらす可能性がある。遠近調節反射は、近くの物体を見る時に生じるため(いわゆる、近見反応または遠近調節反応)、コンピュータディスプレイ、コンピュータゲーム、およびテレビを含む、近くの物体に焦点を合わせる限り、毛様筋の収縮を回避することは、困難である可能性があり、いくつかの事例では、事実上不可能である。
本発明の実施形態に関連する研究は、コンピュータディスプレイ、コンピュータゲーム、およびテレビの長期に及ぶ使用が、近視をもたらす場合があることを示唆する。例えば、近くのディスプレイの長期に及ぶ観察は、機能的近視をもたらし得る毛様筋痙攣を生じさせ、ユーザは、痙攣が持続する間、遠位物体を観察する際さえ、近眼となる場合がある。加えて、近くのディスプレイの長期に及ぶ観察および付随する毛様筋痙攣は、発達性永久近視、例えば、青年期の発達性近視の一因となる場合がある。
上述に照らして、上述の不利点のうちの少なくともいくつかを回避する、ディスプレイ等の物体を観察するための改良された方法および/または装置を提供することが望ましいであろう。
関連し得る特許および特許公開として、特許文献1〜特許文献6を含む。
米国特許第6,709,101号明細書 米国特許第6,347,869号明細書 米国特許第5,204,702号明細書 米国特許第3,883,225号明細書 米国特許出願公開第2005/0213035号明細書 欧州特許第0362692号明細書
本発明は、概して、眼の輻輳の軽減に関し、より具体的には、ディスプレイデバイスと関連する眼精疲労に関する。本発明の実施形態は、コンピュータディスプレイ、コンピュータゲーム、およびテレビの長期に及ぶ使用による、近視の防止および治療のための方法およびデバイスを提供する。ディスプレイ上の電子画像に関する特定の参照が成されるが、本発明の実施形態は、他の画像および他のディスプレイと使用可能である。いくつかの実施形態では、電子ディスプレイ上に示される画像は、左眼観察のために左へシフトされ、右眼観察のために右へシフトされる。左眼シャッタは、左眼上に位置付けられ、右眼シャッタは、右眼上に位置付けられ得る。左眼シャッタは、ディスプレイ上に示される画像が左へシフトされると開放可能であって、右眼シャッタは、ディスプレイ上に示される画像が右へシフトされると開放可能であって、各眼は、実質的輻輳を伴わずに、画像を観察することが可能である。輻輳の軽減に加えて、本発明の実施形態は、擬似近視をもたらす可能性のある長期に及ぶ毛様筋痙攣を軽減または少なくとも低減させ得る。したがって、眼の輻輳ならびに関連する眼精疲労および眼の疲労の低減に加えて、本発明のいくつかの実施形態はまた、近視の発症および重さ、例えば、発達性近視を減少させ得る。
第1の側面では、本発明の実施形態は、投影ディスプレイ、コンピュータ画面、またはビデオゲーム画面等のディスプレイ上の電子画像を観察する際、眼の輻輳を軽減するための方法を提供する。電子画像は、時間パターン、例えば、ビデオフレーム速度に従って、ディスプレイ上で水平にシフトされる。ディスプレイの左眼観察および右眼観察は、時間パターンに従って、交代される。距離は、実質的輻輳を伴わずに、各眼が画像を観察するために十分な大きさである。
多くの実施形態では、時間パターンは、不変である。特定の実施形態では、画像は、ある速度でシフトし、その速度は、30Hz乃至120Hzの範囲内である。特定の実施形態では、事前選択された距離は、ある範囲を含み、その範囲は、0.1cm乃至5cmである。
多くの実施形態では、左眼および右眼視力は、各眼の上に装着されるシャッタを交互に開閉することによって交代される。いくつかの実施形態では、液晶シャッタは、各眼の上に装着されるシャッタを開閉するようにエネルギー供給をオンオフ可能である。いくつかの実施形態では、機械的シャッタが、各眼の上に装着されるシャッタを開閉するように開閉され得る。
多くの実施形態では、画像シフト距離は、事前選択された距離、例えば、既定距離を備える。いくつかの実施形態では、画像シフト距離は、ユーザによって選択された距離に対応し得る。例えば、選択された距離は、ユーザによって知覚され、ユーザの快適性に応じて、選択可能である。特定の実施形態では、画像シフト距離は、ユーザが画像を単一画像として知覚する最大距離まで増分的に増加可能である。したがって、ある範囲の距離が軽減を提供し得るが、最大距離が、ユーザ知覚に応じて選択され得る。
多くの実施形態では、画像は、ユーザの左眼によって観察されるとき、左にシフトされ、ユーザの右眼によって観察されるとき、右にシフトされる。画像の倍率は、各眼ごとに各眼による観察のための量だけ減少され得、画像の倍率の減少量は、両目に対して同一であり得る。画像の倍率は、ディスプレイ上の画像のサイズが縮小されるが、ディスプレイ上で各眼による観察のためにシフトされるとき、トリミングされないように、各眼による観察のために減少され得る。
別の側面では、ディスプレイ上の電子画像を観察する際、眼の輻輳を軽減するためのシステムが提供される。システムは、電子画像を受信し、画像の一連のフレームを備える出力を生成するための電子回路を備える。フレームは、時間パターンに従って、事前選択された距離だけ交互に左右にシフトされる。距離は、実質的輻輳を伴わずに、各眼が画像を観察するために十分な大きさである。左右眼シャッタは、時間パターンに従って、交互に開閉するように構成されている。
多くの実施形態では、ディスプレイは、電子回路の出力を受信するために接続される。源が、電子画像を電子回路に供給するために接続される。
多くの実施形態では、電子回路は、左右シャッタに連結される、タイミング信号を発生させる。タイミング信号は、有線で連結可能である。いくつかの実施形態では、タイミング信号は、電子回路から左右シャッタまで無線で連結される。
多くの実施形態では、時間パターンは、不変である。画像は、ある速度でシフトされ、その速度は、30Hz乃至120Hzの範囲内である。事前選択された距離は、0.1cm乃至5cmの範囲内であり得る。
多くの実施形態では、事前選択された距離は、入力によってユーザ選択可能であって、電子回路は、入力に応答して、事前選択された距離を調節するように構成されている。いくつかの実施形態では、電子回路は、ユーザが距離を選択可能なように、ディスプレイ上で交互に左右にシフトされるフレームを表示するように構成可能である。特定の実施形態では、電子回路は、ユーザが画像を単一画像として知覚する最大距離まで距離を増分的に増加するように構成されている。
多くの実施形態では、電子回路は、左眼および右眼視力を交代させるために、各眼の上に装着されるシャッタを開閉するように構成されている。いくつかの実施形態では、左眼および右眼シャッタは、タイミング信号に応答して開閉するように構成されている、液晶シャッタを備える。いくつかの実施形態では、左眼および右眼シャッタは、タイミング信号に応答して開閉するように構成されている、機械的シャッタを備える。
多くの実施形態では、システムは、ユーザによって装着されるように構成されている、フレームを備え、左右眼シャッタは、フレーム上に搭載される。いくつかの実施形態では、システムは、左レンズおよび右レンズを備え、各レンズは、フレームに接続され、ユーザの視力を矯正する。
多くの実施形態では、フレームおよびシャッタは、ユーザの視力を矯正するレンズを使用するために構成されている。レンズは、ユーザの近視、遠視、乱視、または擬似近視のうちの少なくとも1つを矯正し得る。特定の実施形態では、レンズは、読書用眼鏡を備える。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
ディスプレイ上の電子画像を観察する際の眼の輻輳を軽減するための方法であって、
時間パターンに従った距離だけ、該ディスプレイ上で該電子画像を水平にシフトさせるステップと、
該時間パターンに従って、該ディスプレイの左眼観察と右眼観察とを交代させるステップと
を包含し、該距離は、実質的輻輳を伴わずに、各眼が該画像を観察するために十分な大きさである、方法。
(項目2)
上記時間パターンは、不変である、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記画像は、30Hz乃至120Hzの範囲内の速度でシフトする、項目2に記載の方法。
(項目4)
上記事前選択された距離は、0.1cm乃至5cmの範囲内である、項目2に記載の方法。
(項目5)
上記左眼視力および上記右眼視力を交代させるステップは、各眼の上に装着されるシャッタを交互に開閉するステップを包含する、項目1に記載の方法。
(項目6)
上記開閉するステップは、液晶シャッタへのエネルギー供給をオンオフするステップを包含する、項目5に記載の方法。
(項目7)
上記開閉するステップは、機械的シャッタを開閉するステップを包含する、項目5に記載の方法。
(項目8)
上記画像シフト距離は、事前選択された距離を含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
上記画像シフト距離は、ユーザによって選択された距離に対応する、項目1に記載の方法。
(項目10)
上記ユーザによって選択された距離は、該ユーザによって知覚され、ユーザの快適性に応じて選択される、項目9に記載の方法。
(項目11)
上記画像シフト距離は、上記ユーザが上記画像を単一画像として知覚する最大距離まで増分的に増加される、項目9に記載の方法。
(項目12)
上記画像は、上記ユーザの左眼で観察されるとき、左へシフトされ、該画像は、該ユーザの右眼で観察されるとき、右へシフトされる、項目1に記載の方法。
(項目13)
上記画像の倍率は、各眼ごとに各眼による観察のための量だけ減少され、該量は、各眼に対して同一である、項目1に記載の方法。
(項目14)
上記画像の倍率は、上記ディスプレイ上の画像のサイズが縮小されるが、該ディスプレイ上で各眼による観察のためにシフトされるとき、該画像がトリミングされないように、各眼ごとに各眼による観察のために減少される、項目1に記載の方法。
(項目15)
ディスプレイ上の電子画像を観察する際、眼の輻輳を軽減するためのシステムであって、
電子画像を受信し、該画像の一連のフレームを含む出力を生成するように構成されている電子回路であって、
該フレームは、時間パターンに従った距離だけ、該ディスプレイ上で左右にシフトされ、該距離は、実質的輻輳を伴わずに、各眼が該画像を観察するために十分な大きさである、電子回路と、
該時間パターンに従って、交互に開閉するように構成されている、左眼シャッタおよび右眼シャッタと
を備えている、システム。
(項目16)
上記電子回路の出力を受信するために接続されている、ディスプレイをさらに備えている、項目15に記載のシステム。
(項目17)
上記電子画像を上記電子回路に供給するために接続されている、源をさらに備えている、項目16に記載のシステム。
(項目18)
上記電子回路は、上記左眼シャッタおよび上記右眼シャッタに連結されるタイミング信号を発生させる、項目15に記載のシステム。
(項目19)
上記タイミング信号は、上記電子回路から上記左眼シャッタおよび上記右眼シャッタへと有線で連結される、項目18に記載のシステム。
(項目20)
上記タイミング信号は、上記電子回路から上記左眼シャッタおよび上記右眼シャッタへと無線で連結される、項目18に記載のシステム。
(項目21)
上記時間パターンは、不変である、項目15に記載のシステム。
(項目22)
上記電子回路は、30Hz乃至120Hzの範囲内の速度で上記画像をシフトするように構成されている、項目21に記載のシステム。
(項目23)
上記画像シフト距離は、0.1cm乃至5cmの範囲内である、項目21に記載のシステム。
(項目24)
上記画像シフト距離は、デバイスからの入力によって、ユーザ選択可能であって、上記電子回路は、該入力に応答して、上記事前選択された距離を調節するように構成されている、項目15に記載のシステム。
(項目25)
上記電子回路は、上記ユーザが上記距離を選択可能であるように、上記ディスプレイ上で交互に左右にシフトされるフレームを表示するように構成されている、項目24に記載のシステム。
(項目26)
上記電子回路は、上記ユーザが上記画像を単一画像として知覚する最大距離まで増分的に上記距離を増加するように構成されている、項目24に記載のシステム。
(項目27)
上記電子回路は、左眼視力および右眼視力を交代させるために、各眼の上に装着されているシャッタを開閉するように構成されている、項目15に記載のシステム。
(項目28)
上記左眼シャッタおよび上記右眼シャッタは、上記電子回路からのタイミング信号に応答して開閉するように構成されている、液晶シャッタを備えている、項目27に記載のシステム。
(項目29)
上記左眼シャッタおよび上記右眼シャッタは、上記電子回路からのタイミング信号に応答して開閉するように構成されている、機械的シャッタを備えている、項目27に記載のシステム。
(項目30)
ユーザによって装着されるように構成されているフレームをさらに備え、上記左眼シャッタおよび上記右眼シャッタは、上記フレーム上に搭載されている、項目15に記載のシステム。
(項目31)
左レンズおよび右レンズをさらに備え、それぞれ、上記フレームに接続され、上記ユーザの視力を矯正する、項目30に記載のシステム。
(項目32)
上記フレームおよびシャッタは、上記ユーザの視力を矯正するレンズと使用するために構成されている、項目30に記載のシステム。
(項目33)
上記レンズは、上記ユーザの近視、遠視、乱視、または擬似近視のうちの少なくとも1つを矯正する、項目32に記載のシステム。
(項目34)
上記レンズは、読書用眼鏡を含む、項目32に記載のシステム。
図1Aは、遠くの標的の両眼観察を示す。 図1Bは、近くの標的に応答する両眼の輻輳を示す。 図1Cは、図1Aにおける遠くの標的に応答する、弛緩状態にある眼の水晶体を示す。 図1Dは、図1Bにおける近くの標的に応答する、眼の水晶体の遠近調節を示す。 図1Eは、図1Cにおける眼の弛緩状態と関連する瞳孔を示す。 図1Fは、図1Dにおける眼の瞳孔の収縮を示す。 図1Gは、図1Bにおける近くの標的に対する長期に及ぶ反応から生じ得る、擬似近視を示す。 図1Hは、本発明の実施形態に従う、近くの刺激に応答する遠近調節を抑制するシステムの概略図を示す。 図2Aは、本発明の実施形態に従う、近視および眼精疲労を防止ならびに治療するためのシステムを示す。 図2Bは、図2Aに示されるシステムのシフトデバイスとシャッタ眼鏡との間の同期を示す。 図2Cは、図2Aに示されるシステムのシフトデバイスの詳細を示す。 図2Dは、本発明の実施形態に従う、図2Aにおけるシステムの入力フレーム、第1のフレームバッファ、第2のフレームバッファ、および出力フレームを示す。 図3Aは、本発明の実施形態に従う、近視および眼精疲労を防止ならびに治療するための方法を示す。 図4A−4Dは、本発明の実施形態に従う、シフトされた画像による、近くの刺激に対する反応の減少の実験的証拠を示す。 図4A−4Dは、本発明の実施形態に従う、シフトされた画像による、近くの刺激に対する反応の減少の実験的証拠を示す。 図4A−4Dは、本発明の実施形態に従う、シフトされた画像による、近くの刺激に対する反応の減少の実験的証拠を示す。 図4A−4Dは、本発明の実施形態に従う、シフトされた画像による、近くの刺激に対する反応の減少の実験的証拠を示す。
本発明の実施形態は、ディスプレイデバイスと関連する眼の輻輳および眼精疲労の軽減を提供可能である。ディスプレイ上の電子画像に関する特定の参照が成されるが、本発明の実施形態は、他の画像および他のディスプレイと使用可能である。いくつかの実施形態では、電子ディスプレイ、例えば、ディスプレイ画面上に示される画像は、左眼観察のために左へシフトされ、右眼観察のために右へシフトされる。左眼シャッタは、左眼上に位置付けられ、右眼シャッタは、右眼上に位置付けされ得る。左眼シャッタは、ディスプレイ上に示される画像が左へシフトされると開放可能であって、右眼シャッタは、ディスプレイ上に示される画像が右へシフトされると開放可能であって、各眼は、実質的輻輳を伴わずに、画像を観察することが可能である。輻輳の軽減に加えて、本発明の実施形態は、擬似近視をもたらす可能性がある長期に及ぶ毛様筋痙攣を軽減または少なくとも低減し得る。したがって、眼の輻輳ならびと関連する眼精疲労および眼の疲労の低減に加えて、本発明のいくつかの実施形態はまた、近視の発症および重さ、例えば、発達性近視を軽減し得る。
本発明の実施形態は、患者に近くの標的に対する近見反応の低減を提供する。近見反応は、ヒトの眼が輻輳し、両眼の水晶体が遠近調節を行ない、両瞳孔が収縮する、三つの反応、すなわち、三つの徴候を備える。以下に示される三つの徴候は、本発明のいくつかの実施形態に従って、正視眼を参照してなされる。例えば、眼鏡、コンタクトレンズを伴う眼、および屈折異常の外科的矯正を伴う眼等、光学補正を伴う眼は、示される正視眼と同様に作用し得る。また、いくつかの屈折異常を伴う眼は、本発明の実施形態に従って、正視眼と同様に、近見刺激に反応し得る。
図1Aは、遠くの標的の両眼観察を示す。第1の眼、すなわち、右眼110A、および第2の眼、すなわち、左眼110Bは、並列配列で示される。眼110Aから遠くの標的までの視線112Aは、眼110Bから標的までの視線112Bと平行である。そのような遠くの標的の両眼観察は、眼110Aおよび眼110Bの弛緩状態と関連付けられる。
図1Bは、近くの標的130に応答する両眼の輻輳を示す。右眼110Aおよび左眼110Bは、視線112Aおよび視線112Bが角度132で標的130と交差するように、近くの標的130に固定される。近くの標的130は、ディスプレイ160上に配置され得る。右眼110Aおよび左眼110Bは、瞳孔間距離114、すなわち、IPDだけ離れている。右眼110Aおよび左眼110Bは、物体距離134だけディスプレイ160から離れている。
図1Cは、図1Aにおける遠くの標的に応答する、弛緩状態にある眼110の前部を示す。眼110は、角膜112、虹彩120、および水晶体114を含む。虹彩120は、水晶体114によって屈折されるように光が通過する瞳孔122を画定する。角膜112は、曲面を備えるため、角膜112および水晶体114は、屈折力を提供し、光を屈折させ、網膜上に標的130の画像を形成する。眼110は、毛様筋116を含む。遠近調節の弛緩状態では、毛様筋116は、弛緩する。
図1Dは、図1Bにおける近くの標的に応答する、図1Cにおける眼の遠近調節を示す。毛様筋116は、近くの標的130に応答して収縮し、網膜上に形成される標的の画像の焦点に対して調節を提供するように水晶体114を変化させる。毛様筋116の収縮は、矢印118によって示されるように、水晶体114の外辺縁を内側に移動させる。矢印119によって示されるように、水晶体114の前面は、前方に移動し、水晶体114の後面は、後方に移動する。結果として、水晶体114は、曲率の上昇に伴ってより厚くなり、水晶体114の屈折力を増加させ、近くの標的が網膜上で適切に焦点を合わせるように保証する。
図1Eは、図1Cにおける眼の弛緩状態と関連する瞳孔122を示す。瞳孔122は、上述のように、虹彩120によって画定される。
図1Fは、図1Dにおける遠近調節状態にある眼110の瞳孔が収縮している瞳孔122を示す。瞳孔122は、より小さく、水晶体114の構造変化を補償するために収縮される。本発明の実施形態に関連する研究は、瞳孔の収縮が光の通過を制限し、厚くなった眼の水晶体の適切な使用を保証し得ることを示唆する。
図1Gは、図1Bにおける近くの標的に対する長期に及ぶ反応から生じ得る、擬似近視を示す。長期に及ぶ近見反応は、毛様筋痙攣を生じさせ、擬似近視、すなわち、機能的擬似近視をもたらす場合がある。光線130は、平行配列で示され、遠くの標的から眼114に入射する。眼114は、網膜140を備える。水晶体114は、上述のように、瞳孔の収縮を伴う遠近調節状態のままである。結果として、光線130は、近視と一致する、網膜140の正面で焦点132、すなわち、最小錯乱円に至る。本発明の実施形態に関連する研究は、物体がユーザにとって遠くに見えるように、各眼によって見られる物体の位置をシフトさせることによって、擬似近視が低減または排除さえされ得ることを示唆する。
図1Hは、近くの刺激に対する反応における遠近調節を抑制するためのシステム150の概略図を示す。システム150は、ユーザの右眼110Aの正面に配置される右シャッタ150A、および左眼110Bの正面に配置される左シャッタ110Bを含む。ディスプレイ160は、左の近くの標的130Aおよび右の近くの標的130Bを示す画面を備える。ディスプレイ160は、右の近くの標的130Aと左の近くの標的130Bとを交互に示す。右シャッタ150Aは、右の近くの標的130Aがディスプレイ160上に示されると開放され、左シャッタ150Bは、左の近くの標的130がディスプレイ160上に示されると開放される。近くの標的130、右の近くの標的130A、および左の近くの標的130Bは、一例として参照されるが、システム150は、ビデオフレーム、ビデオ画像、コンピュータ生成映像および画像、文字等を含む、多くの視覚的刺激と共に機能し得る。右眼110Aおよび左眼110Bは、瞳孔間距離114だけ離れている。多くの実施形態では、右の近くの標的130Aおよび左の近くの標的130Bのそれぞれに含まれる情報は、実質的に類似しており、例えば、同一であり得る。多くの実施形態では、各近くの標的は、主体が、主観的に見る、すなわち、単一標的を知覚し、快適に見ることが可能な最大距離だけシフトされ得る。左眼110Aおよび左眼110Bは、物体距離134、例えば、0.5メートルだけ画面から離れている。いくつかの実施形態では、また、標的が、極度に遠近調節を行なうことなく、網膜上で焦点が合うことが可能なように、例えば、+2Dの矯正等の近見矯正が提供され得る。
図2Aは、本発明の実施形態に従う、近視および眼精疲労を防止ならびに治療するためのシステム200を示す。システム200は、ディスプレイ210を含む。ディスプレイ210は、液晶ディスプレイ(LCD)、ブラウン管(CRT)モニタ、デジタル光処理(DLP)ディスプレイ、デジタルマイクロミラーディスプレイ、高解画像度テレビ(HDTV)ディスプレイ、ならびにコンピュータ、テレビ、ビデオゲーム、およびデジタルムービーカメラに接続可能な多くの公知のディスプレイを備え得る。システム200は、ディスプレイ220を観察するための眼鏡220を含む。眼鏡220は、ディスプレイ上に示される画像がユーザにとって遠くに見えるように、ディスプレイ210のフレームと同期して開閉するシャッタ、例えば、液晶(LC)シャッタを含むことが可能である。システム200は、ビデオ回路、例えば、ビデオカード232を伴う、プロセッサ230、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)を含み得る。ビデオカード232は、内蔵映像処理チップ、あるいはデジタルビデオインターフェース(DVI)、および/またはビデオグラフィクスアレイ/アダプタ(VGA)出力を伴う、プロセッサを備え得る。プロセッサ230は、キーボード、キーパッド、タッチスクリーン、マウス、トラックボール、レーザポインタ、音声作動ユーザコントロール、ジョイスティック、操舵輪、および多くの公知のユーザインターフェース入力デバイスを備え得る、入力デバイス238を備える。いくつかの実施形態では、ユーザは、入力デバイス238を使用して、ディスプレイ上に示される左右眼画像のシフトを調節可能である。システム200は、フレームをシフトするための電子シフト回路240を含む。ケーブル234は、ビデオカード232を電子シフト回路240と接続し得る。電子シフト回路は、ケーブル234を介して、ビデオカード232から、入力として、ビデオ源、例えば、オリジナルフレーム画像、またはフレームを受信する。電子シフト回路240は、同期信号242をシャッタ眼鏡220に伝送する。電子シフト回路240は、ケーブル236を介して、処理済みフレームをディスプレイ210に伝送する。
図2Bは、図2Aに示されるシステムの電子シフト回路240からシャッタ眼鏡220に伝送される同期信号242を示す。同期信号242は、有線、例えば、有線同期、または無線、例えば、無線同期を介して、伝送可能である。同期信号242は、無線周波数(RF)および赤外線(IR)信号の両方を含むことが可能である。
シャッタ眼鏡220は、左シャッタ220Lおよび右シャッタ220Rを含み得る。左シャッタ220Lおよび右シャッタ220Rは、公知の市販の光学シャッタ、例えば、液晶シャッタ、マイクロミラーシャッタ、および機械的シャッタを備え得る。いくつかの実施形態では、シャッタ眼鏡220は、公知の市販のLCシャッタ眼鏡を備える。シャッタ眼鏡220は、左レンズ222Lおよび右レンズ222Rを含み得る。左レンズ222Lおよび右レンズ222Rはそれぞれ、眼の屈折異常を矯正するための処方箋レンズ、眼の近見矯正を提供する読書用レンズ、またはサングラス用レンズのうちの少なくとも1つを備えることが可能である。いくつかの実施形態では、左レンズ222Lおよび右レンズ222Lはそれぞれ、シャッタ眼鏡220に取り付け可能な個々のレンズを備え得る。いくつかの実施形態では、シャッタ眼鏡220は、ユーザによって装着される他の眼鏡、例えば、漸増的追加レンズ、遠近両用等の近見矯正を伴う、処方箋眼鏡に取り付ける、および/またはそれらと組み合わせることが可能である。レンズは、ユーザの近眼、遠視、乱視、または老眼のうちの少なくとも1つを矯正し得る。特定の実施形態では、レンズは、老眼鏡を備える。
シャッタ眼鏡220は、ユーザによって装着されるように構成されている、フレームを備え得る。左右眼シャッタは、フレーム上に搭載可能である。左レンズ222Lおよび右レンズ222Rはそれぞれ、フレームに接続され、ユーザの視力を矯正可能である。多くの実施形態では、フレームおよびシャッタは、上述のように、ユーザの視力を矯正するレンズ、例えば、シャッタ眼鏡220とともに装着可能な眼鏡と使用するために構成されている。
電子シフト回路240は、多くの方法で設計可能である。いくつかの実施形態では、シフト回路240は、アドオンデバイス、例えば、ケーブル234とケーブル236との間に差し込まれるボックスを備える。いくつかの実施形態では、シフト回路240は、コンピュータに追加可能なビデオカードを備える。いくつかの実施形態では、電子シフト回路は、ビデオカード上に追加可能な付加的チップを備える。いくつかの実施形態では、電子シフト回路240は、例えば、nVidea(Santa Clara、California)から市販のビデオプロセッサおよび回路等、画像をシフトさせるためのビデオプロセッサ回路を構成するソフトウェアによってアップグレードされる、公知のビデオプロセッサ回路を備え得る。
図2Cは、図2Aに示されるシステムのシフトデバイスの詳細を示す。ケーブル234は、ビデオカードからのビデオデータを提供する。ケーブル234は、DVIコネクタ241に接続可能である。DVIコネクタ241は、DVI受信機242、例えば、Silicon Imaging Inc.(Costa Mesa、California)から市販の遷移時間最短差動信号(TDMS)受信機に接続される。DVI受信機242は、汎用ICを備え得る。DVI受信機242は、フレームプロセッサ244の入出力モジュール244Iに接続される。フレームプロセッサ244は、中央処理装置、すなわち、CPU244C、電気的消去可能読み出し専用メモリ、すなわち、EEPROM244E、およびラインメモリ244Lを備える。EEPROM244Eは、CPU244Cのための命令、例えば、修正およびアップグレード可能なフレーム処理プログラムを含むことが可能である。電子シフト回路240は、デュアルポートビデオメモリに画素データ245を出力するフレームプロセッサ244、およびコントローラ246を備える。コントローラ246は、第1のフレームバッファ246Aおよび第2のフレームバッファ246Bを備える。第1のフレームバッファ246Aは、そこに保存される処理済みフレーム246Xを備え、第2のフレームバッファ246Bは、そこに保存される処理済みフレーム246Yを備える。コントローラ246は、画素データ247として、第1のフレームバッファ246Aおよび第2のフレームバッファ246Bを読み出す。画素データ247は、コントローラ246から、DVI送信機248、例えば、Silicon Imaging Inc.から市販のTDMS送信機に送信される。DVI送信機248は、汎用ICを備え得る。DVI送信機248は、DVIコネクタ249に接続される。DVIコネクタ249は、シフトされたフレームがディスプレイ210に伝送されるように、ケーブル236に接続される。
シャッタ眼鏡220は、電子シフト回路240からのタイミング信号に接続される。左信号236Lは、左シャッタ220Lに伝送され、右信号236Rは、右シャッタに伝送される。いくつかの実施形態では、左右シャッタコマンド信号は、電子シフト回路240からの単一信号によって多重化され得る。電子シフト回路からシャッタへの信号は、左眼画像がディスプレイ上にあるとき、左シャッタが開放し、右眼画像がディスプレイ上にあるとき、右眼シャッタが開放するように、各眼の観察をディスプレイ上に提示されるビデオフレームと同期させる。
図2Dは、図2Aにおけるシステムの入力フレーム234F、第1のフレームバッファ246A、第2のフレームバッファ246B、および出力フレーム236Fを示す。入力フレーム236Fは、PCビデオカード出力に提供され得る。入力フレーム234Fは、受信、縮小され、第1のフレームバッファ246Aまたは第2のフレームバッファ246Bのうちの1つによって保存され得る。多くの実施形態では、例えば、コンピュータゲーム、映画、およびコンピュータグラフィックスの場合、入力フレームは、トリミングを回避するためのフレームサイズ縮小を行なわずに、受信され、第1のフレームバッファ246Aまたは第2のフレームバッファ246Bのうちの1つによって保存され得る。いくつかの実施形態では、例えば、Windows(登録商標)および/またはMacintosh(登録商標)搭載のいくつかのパーソナルコンピュータでは、トリミングを回避するために、入力フレームサイズおよび/またはディスプレイ上に示される画像の倍率を縮小することが有用である場合がある。フレームの縮小は、シフトされた画像のトリミングを回避するために、ディスプレイ画面上に示されるとき、画像および/またはフレームのサイズが減少するように、フレーム内の画像の倍率の縮小を備え得る。縮小は、各眼に示される画像の倍率およびサイズが同一であるように、画像が左右画像に分割される前に生じ得る。第1の入力フレーム234Xは、プロセッサによって受信され、縮小され、第1のフレームバッファ246A内に保存される。第1の入力フレーム234Xは、読み込まれ、シフトされ、出力フレーム234X1および出力フレーム234X2として伝送され得る。出力フレーム234X1は、左眼によって見られるフレームに対応し、出力フレーム234X2は、右眼によって見られるフレームに対応し得る。出力フレーム234X1は、左にシフト可能であって、出力フレーム234X2は、右にシフトされ得る。第2の入力フレーム234Yは、プロセッサによって受信され、読み込まれ、第2のフレームバッファ246B内に保存され得る。第2の入力フレーム234Yは、読み込まれ、シフトされ、出力フレーム234Y1および出力フレーム234Y2として伝送され得る。出力フレーム234Y1は、左眼によって見られるフレームに対応し、出力フレーム234Y2は、右眼によって見られるフレームに対応し得る。第3の入力フレーム234Zは、プロセッサによって、受信され、縮小され、第1のフレームバッファ246A内に保存され得る。第3の入力フレーム234Zは、読み出され、シフトされ、出力フレーム234Z1および出力フレーム234Z2として伝送され得る。出力フレーム234Z1は、左眼によって見られるフレームに対応し、出力フレーム234Z2は、右眼によって見られるフレームに対応され得る。さらなるフレームが、相応じて、受信、縮小、保存、読み込み、シフト、および伝送され得る。
いくつかの実施形態では、入力フレーム234Fの速度は、出力フレーム236Fの速度の半分であり得る。入力フレーム速度(FR IN)(ヘルツ(Hz))に対して、出力フレーム速度(FR OUT)は、2倍であることが可能である。相応じて、出力フレームの期間、すなわち、持続時間は、入力フレームの期間の半分であり得る。
電子シフト回路は、多くの電子デバイス内で使用可能である。本発明の実施形態から恩恵を受け得るディスプレイとして、それぞれ、Nintendo、Microsoft、およびSonyから市販のWii、X-box、ならびにPlay Station等、公知のビデオゲームディスプレイを含む。いくつかの実施形態では、電子シフト回路は、テレビディスプレイと使用可能である。
多くの適用が、図2Aから2Dに示される実施形態に成され得る。例えば、入力フレームは、縮小される代わりに、トリミングされてもよく、入力フレームは、入力フレームの時間間隔が出力フレームの時間間隔と整合するように1つおきに省略可能である。いくつかの実施形態では、シフト距離は、事前選択された既定距離を備え得る。多くの実施形態では、ユーザは、ユーザ選好に基づいて、画像シフト距離を選択可能である。例えば、ユーザは、標的画像が単一画像として見えなくなる閾値距離を見出すことが可能である。次いで、ユーザは、弛緩を最大化するように距離をわずかに低減することが可能である。
図3は、本発明の実施形態に従う、眼精疲労を防止し、近視を治療するための方法300を示す。方法300は、上述のようなプロセッサを備えるシフト回路によって行なうことが可能である。ステップ305は、上述のように、フレーム、例えば、画像を備えるビデオフレームを入力する。ステップ310は、観察時、フレームがトリミングされないように、フレームを好適なサイズに縮小する。ステップ315は、メモリ、例えば、ビデオメモリバッファ内にフレームを保存する。ステップ320は、フレームを読み出す。ステップ325は、フレームをシフトさせ、それぞれ、左右眼に対応するフレームに分割する。いくつかの実施形態では、シフト距離は、最初は、既定距離に対応し、シフト距離は、ユーザ知覚および/または快適性に応じて、ユーザによって調節され得る。ステップ330は、フレームをディスプレイに伝送する。ステップ335は、眼が左フレームを観察可能なように、左シャッタを開放する。ステップ340は、左眼によって、左フレームを観察する。ステップ345は、左シャッタを閉鎖する。ステップ250は、右眼が右フレームを観察可能なように、右シャッタを開放する。ステップ360は、右シャッタを閉鎖する。
多くの実施形態では、フレームはそれぞれ、ユーザ決定距離、例えば、ユーザによって快適であると主観的に判定される距離だけシフトされる。ステップ365では、ユーザは、シフトされた画像、例えば、ディスプレイ上のシフト画像を知覚する。ステップ370は、シフト距離を調節する。多くの実施形態では、画像シフト距離は、ユーザの快適性のために調節可能であって、シフト距離は、シフト距離における画像のユーザ知覚に応じて、ユーザによって選択可能である。ユーザは、入力デバイスを使用して、選択された距離を調節可能である。いくつかの実施形態では、ユーザが最初に2つの画像を知覚する距離に若干満たない最大シフト距離を確立するために、ユーザが、1つの画像の代わりに、2つの画像を知覚するまで、シフト距離は、漸増的および/または増分的に増加し得る。いくつかの実施形態では、ユーザは、確立された最大シフト距離に関連して選択されたシフト距離を示すためのソフトウェアボタン、グラフィックディスプレイ等が提供される。いくつかの実施形態では、ユーザ知覚および快適性に応じて、ユーザによって選択されたシフト距離は、確立された最大シフト距離未満であり得る。ステップ305から370は、過度の遠近調節を回避するように、眼に軽減を提供するために有益な限り、繰り返すことが可能である。
図3に例証される特定のステップは、本発明の実施形態に従って、眼を弛緩させる特定の方法を提供することを理解されたい。また、他のステップのシーケンスも、代替実施形態に従って行なわれてもよい。例えば、本発明の代替実施形態は、異なる順番で、上述のステップを行なってもよい。さらに、図3に例証される個々のステップは、個々のステップへの適性に応じて、種々のシーケンスで行なわれ得る、複数のサブステップを含み得る。さらに、さらなるステップが、特定の用途に応じて、追加または除去され得る。当業者は、多くの変形例、修正例、および代替例を認識するであろう。
(実験的試験)
図4Aから4Dは、本発明の実施形態に従う、シフトされた画像によって、近くの刺激への反応の低減の実験的証拠を示す。視覚刺激は、1メートルの距離で試験対象に提示された。試験対象の片眼は、画素が距離に変換され得るように較正されたデジタルムービーカメラによって撮像された。シフトされた場所に試験刺激の虚像を提供するために、プリズムが、試験対象の左眼の正面に導入された。同じ眼が、デジタルカメラで撮像された。瞳孔サイズが、プリズムの有りとプリズム無しで測定した。眼瞼に沿った距離が、プリズムの有りで撮像された画像とプリズム無しで撮像された画像とを比較するために測定され、カメラ倍率を変更するために患者が動かなかったことを保証した。
図4Aは、プリズムを伴わずに測定された33歳男性の実験的に測定された瞳孔サイズを示す。示される瞳孔サイズは、5.5mmである。図4Bは、定位置にプリズムを伴って測定された33歳男性の実験的に測定された瞳孔サイズを示す。示される瞳孔サイズは、5.9mmである。したがって、眼の遠近調節は、画像をシフトすることによって弛緩したと考えられる。
図4Cは、プリズムを伴わずに測定された37歳男性の実験的に測定された瞳孔サイズを示す。示される瞳孔サイズは、3.9mmである。図4Dは、定位置にプリズムを伴って測定された37歳男性の実験的に測定された瞳孔サイズを示す。示される瞳孔サイズは、4.5mmである。したがって、眼の遠近調節は、画像をシフトすることによって弛緩したと考えられる。
他の実施形態も、本発明の精神および範囲内であり得ると理解されたい。したがって、本発明の範囲は、添付の請求項とともに、その同等物の全範囲を参照することによって判断されるべきである。

Claims (20)

  1. ディスプレイ画面上に電子画像の一連のフレームを示すための方法であって、該方法は、電子回路により実行され、
    該方法は、
    該電子回路が、時間パターンに従って、距離だけ、左標的位置から右標的位置へと該ディスプレイ画面上で電子画像の各フレームを交互に水平にシフトさせることであって、該左標的位置と該右標的位置とが、所定の距離だけ離れている、ことと、
    該電子回路が、同一の時間パターンに従って、左眼観察位置と右眼観察位置との間で該画像の各フレームの視覚を交代させることにより、左眼観察位置のみから該左標的位置における該フレームを観察することができ、右眼観察位置のみから該右標的位置における該フレームを観察することができるようにすることと
    を包含し、該左標的位置と該右標的位置との間の該距離は、各フレームについて同一であり、該画像が該ディスプレイ画面上に示されている時間全体にわたって実質的輻輳を伴わずにユーザが該左眼観察位置および該右眼観察位置から該画像の各フレームを観察することができるように十分な大きさである、方法。
  2. 前記左標的位置および前記右標的位置における各フレームの表示の速度が不変である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記画像の各フレームは、30Hz〜120Hzの範囲内の速度で前記左標的位置および前記右標的位置において交互に表示される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記左標的位置および前記右標的位置は、0.1cm〜5cmだけ離れている、請求項1に記載の方法。
  5. 前記左標的位置および前記右標的位置は、前記ユーザによって調節可能な距離だけ離れている、請求項1に記載の方法。
  6. 前記左眼観察位置および右眼観察位置から視覚を交代させることは、該左眼観察位置と前記ディスプレイ画面との間の左眼シャッタを開閉する一方で、該右眼観察位置と該ディスプレイ画面との間の右眼シャッタを交互に開閉することを包含する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記左眼シャッタおよび前記右眼シャッタは、前記電子回路からのタイミング信号に応答して開閉するように構成されている液晶シャッタを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記左眼シャッタおよび前記右眼シャッタは、前記電子回路からのタイミング信号に応答して開閉するように構成されている機械式シャッタを含む、請求項6に記載の方法。
  9. 前記電子回路が、ユーザが前記画像を単一画像として知覚する最大距離まで前記距離を調節することをさらに包含する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に従って電子画像を表示するように構成された観察ディスプレイシステムであって、
    該システムは、
    電子画像を受信し、該画像の一連のフレームを含む出力を生成するように構成されている電子回路であって、各フレームは、時間パターンに従って、距離だけ、該ディスプレイ画面上で交互に左シフトおよび右シフトされ、該距離は、実質的輻輳を伴わずに、ユーザの各眼が該画像を観察するために十分な大きさである、電子回路と、
    同一の時間パターンに従って交互に開閉するように構成されている左眼シャッタおよび右眼シャッタと
    を備えている、システム。
  11. 前記電子回路の出力を受信するように接続されているディスプレイ画面をさらに備えている、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記時間パターンは、不変である、請求項10に記載のシステム。
  13. 前記電子回路は、30Hz〜120Hzの範囲内の速度で左標的位置から右標的位置に前記画像をシフトするように構成されている、請求項10に記載のシステム。
  14. 前記画像のシフトの距離は、0.1cm〜5cmの範囲内である、請求項10に記載のシステム。
  15. 前記電子回路は、前記ユーザが前記距離を選択可能であるように、前記ディスプレイ画面上で、交互に右シフトおよび左シフトされるフレームを表示するように構成されている、請求項10に記載のシステム。
  16. 前記電子回路は、前記ユーザが前記画像を単一画像として知覚する最大距離まで増分的に前記距離を増加するように構成されている、請求項10に記載のシステム。
  17. 前記左眼シャッタおよび前記右眼シャッタは、前記電子回路からのタイミング信号に応答して開閉するように構成されている液晶シャッタを備えている、請求項10に記載のシステム。
  18. 前記左眼シャッタおよび前記右眼シャッタは、前記電子回路からのタイミング信号に応答して開閉するように構成されている機械式シャッタを備えている、請求項10に記載のシステム。
  19. 前記ユーザの視力を矯正するように前記左眼シャッタおよび前記右眼シャッタに配置されるか該左眼シャッタおよび該右眼シャッタの近くに配置される左レンズおよび右レンズをさらに備える、請求項10に記載のシステム。
  20. 前記レンズは、読書用眼鏡を含む、請求項19に記載のシステム。
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