JP5637045B2 - 経営データ分析支援プログラム、経営データ分析支援装置、および経営データ分析支援方法 - Google Patents

経営データ分析支援プログラム、経営データ分析支援装置、および経営データ分析支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、経営データ分析支援プログラム、経営データ分析支援装置、および経営データ分析支援方法に関する。
企業経営においては、コンピュータが計算する様々な指標によって経営状態が分析され、その結果に基づいて経営者が経営判断を行っている。近年、病院経営においても経営分析が重要視されている。このような状況の下、病院の経営状況をコンピュータで分析する技術が提案されている。
特開2006−18532号公報
病院経営者はより多くの判断材料を入手することで、より多角的に経営判断を行うことができる。例えば疾病ごとに病院経営に及ぼす影響を知ることできれば、病院経営者はより多角的で的確な経営判断を行うことができる。
特許文献1の病院経営情報分析システムによれば、DPC(Diagosis Procedure Combination)評価および出来高評価それぞれと患者の入院日数との相関を得ることができる。しかし、このシステムでは、種々の疾病がそれぞれ病院経営に及ぼす影響を直接知ることはできない。
種々の疾病がそれぞれ病院経営に及ぼす影響は、病院の経営状況(外来稼動額、利益率など)と各疾病の患者数との相関係数を計算することで、把握できると考えられる。相関係数を計算する場合、計算対象となるデータの記録期間が短すぎると、相関係数の精度が低くなってしまう。従って、種々の疾病がそれぞれ病院経営に及ぼす影響を正確に把握するためには、1年以上の長期間に亘るデータに基づいて相関係数を計算することが好ましい。
一方、季節性の疾病(例えば、花粉症やインフルエンザ)等については、計算期間に非流行期間が含まれていると、病院経営状況と各疾病の患者数との相関が弱く見積もられてしまう。このため長期間のデータに基づいて相関係数を計算し、得られた相関係数を用いて経営状況を分析すると、季節性の疾病が病院経営に及ぼす影響を見落としてしまう虞がある。
そこで、本発明の目的は、病院経営状況と各疾病の患者数との相関関係情報を病院経営者に提供して病院経営の分析を支援する技術において、季節性疾病が経営状況に及ぼす影響を見落とし難くすることである。
上記の問題を解決するために、本プログラムの一観点によれば、コンピュータに、疾病の種類を識別する疾病識別子のうち、期間における病院経営実績を表す実績値の推移と該疾病の患者数の推移との第1の相関係数の絶対値が所定の基準値以下の疾病に対応する疾病識別子を取得する工程と、前記疾病識別子と前記期間とは異なる前記疾病の流行期間とを対応付けて記録する流行期間マスタデータベースから、取得された前記疾病識別子に対応する流行期間情報を取得する工程と、前記病院経営実績値の推移を記録する経営実績データベースから、取得した前記流行期間情報が示す流行期間における前記病院経営実績値の推移を取得する工程と、前記疾病識別子と当該疾病識別子に対応する疾病の患者数の推移とを対応付けて記録する疾病別患者数データベースから、前記流行期間において取得された前記疾病識別子に対応する患者数の推移を取得する工程と、前記流行期間における、前記病院経営実績値の推移と前記患者数の推移との第2の相関係数を計算する工程と、前記第2の相関係数および前記疾病識別子に基づく相関情報を表示する工程とを実行させることを特徴とする経営データ分析支援プログラムが提供される。
本プログラムによれば、季節性疾病が経営状況に及ぼす影響を見落し難くなる。
実施の形態の経営データ分析支援装置の使用状態を示す図である。 サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 ハードディスクに記録された経営実績データベースの一例を示す図である。 ハードディスクに記録された疾病別患者数データベースの一例を示す図である。 ハードディスクに記録された流行期間マスタデータベースの一例を示す図である。 経営データ分析支援装置の動作を示すフローチャートである(その1)。 経営データ分析支援装置の動作を示すフローチャートである(その2)。 クライアントのディスプレイに表示される画面の遷移図である。 初期画面の内容を示す図である。 第1の疾病別患者数分析画面の内容を示す図である。 第2の疾病別患者数分析画面の内容を示す図である。 第1の相関係数配列の一例を示す図である。 ソート後の第2の相関係数配列の一例を示す図である。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。尚、図面が異なっても対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
(1)装置
図1は、本実施の形態の経営データ分析支援装置2の使用状態を示す図である。経営データ分析支援装置2には、イントラネット等の院内ネットワーク4を介してクライアント6が接続される。
クライアント6は、例えばパーソナルコンピュータ等のコンピュータである。クライアント6には、例えばWEB(World Wide Web)コンテンツ閲覧用のブラウザソフトウエア(以下、ブラウザと呼ぶ)がインストールされている。
経営データ分析支援装置2は、例えばサーバである。図2は、サーバ2のハードウェア構成例を示すブロック図である。サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)8、ROM(Read Only Memory)10a、RAM(Random Access Memory)10bを含む。更にサーバ2は、ハードディスク12、ディスクドライブ15、通信部21、表示部17、および操作部19を含む。サーバ2のハードウェア各部は、バス13を介して相互に接続されている。
CPU12は、サーバ2のハードウェア各部を制御するプロセッサである。またCPU12は、ハードディスク12に記録されたプログラム14,16をRAM10bにロードし、プログラム14,16を実行する。
ROM10aは、例えば不揮発性の半導体メモリ又は半導体メモリ以外の読み出し専用記憶媒体である。ROM10aは、サーバ2の起動時にCPU12が実行するBIOS(Basic Input/Output System)、ファームウェア等を記録している。
RAM10bは、例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)であり、CPU12が実行する処理の過程で必要な作業変数、データ等を一時的に記録する。なお、RAM10bは主記憶装置の一例であり、RAM10bの代わりにフラッシュメモリ、メモリカード等が用いられてもよい。
ハードディスク12は、サーバ2の内部に取り付けられるものであっても、サーバ2の外部に置かれるものであってもよい。また、ハードディスク12は補助記憶装置の一例であり、大容量の情報の記録が可能なフラッシュメモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc、登録商標)等の光ディスク1aで代替してもよい。
ディスクドライブ15は、外部の記録媒体であるCD、DVD、BD等の光ディスク1aから情報を読み込み、光ディスク1aに情報を記録する。CPU12は、操作部19からディスクドライブ15に対する光ディスク1aの排出命令を受け付けた場合、ディスクドライブ15の図示しないトレイを排出する。
通信部21は、有線又は無線通信のモデム又はLAN(Local Area Network)カード等であり、院内ネットワーク4に接続されている。
表示部17は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等の画面を有し、CPU12からの指示に従って、プログラム14,16に係る各種情報を表示する。
操作部19は、利用者が各種の入力を行うキーボード、マウス、電源スイッチ、ディスクドライブ15から光ディスク1aを排出するための操作ボタン等の入力デバイスを含む。操作部19は、利用者による操作に基づいて入力信号を生成する。生成された入力信号は、バス13を介してCPU12に送信される。
ハードディスク12には、医事統計プログラム14、経営データ分析支援プログラム16、および複数のデータベース(Data Base;以下、DBと呼ぶ)18a〜18cが記録されている。尚、データベースとは、検索に適したデータ構造を有するファイルまたは当該ファイルを記録した記憶装置のことである。
CPU8(すなわちサーバ2)は医事統計プログラム14を実行することで、医事統計システムになる。また、CPU8(すなわちサーバ2)は経営データ分析支援プログラム16を実行することで、経営データ分析支援装置になる。
サーバ2は医事統計プログラム14が起動(ロード)されて医事統計システムになると、定期的に医療会計システム(図示せず)にアクセスする。するとサーバ2は、医療会計システムから所定のデータ(例えば、稼動額や患者数)を取得して、各データベース(例えば、経営実績データベース18aや疾病別患者数データベース18b)にデータを蓄積する。
図3は、ハードディスク12に記録された経営実績データベース18aの一例を示す図である。経営実績データベース18aには、色々な病院経営実績値の推移が記録されている。経営実績データベース18aは、例えば図3に示すように、SEQ(Sequence)識別子20と、病院経営実績値の名称22と、所定期間ごとの病院経営実績値24(病院経営実績値の推移)とを対応付けて記録している。また病院経営実績値24は、それぞれが得られた時期に対応付けられている。
病院経営実績値24は、例えば病院全体の稼動額や病院全体の利益率である。或いは、病院経営実績値24は、外来稼動額や入院稼動額である。また病院経営実績値24は、外来稼動額の利益率や入院稼動額の利益率である。すなわち病院経営実績値24とは、病院経営に係る実績値である。
図3の2行目に示す例は、SEQ「1」に「病院全体稼動額」が対応し、2007年1月における病院全体稼動額が25,000,000円であることを示している。また図3の2行目に示す例は、2007年2月における病院全体稼動額が30,000,000円であることを示している。尚、各種データベースの名称に含まれる「データベース」の部分は、以下DBと略される。例えば、経営実績データベースは、経営実績DBと略される。
図4は、ハードディスク12に記録された疾病別患者数データベース18bの一例を示す図である。疾病別患者数データベース18bは、疾病の種類を識別する疾病識別子(例えば、疾病の名称)とその疾病識別子に対応する疾病の患者数の推移とを対応付けて記録している。例えば疾病別患者数データベース18bは、図4に示すように、SEQ20と、疾病の名称(疾病識別子)26と、所定期間ごとの患者数28(患者数の推移)とを対応付けて記録している。患者数28は、それぞれが生じた時期に対応付けられている。以下の説明では、疾病の名称26が疾病識別子として用いられている。しかし疾病の名称26とは別の疾病識別子を設けてもよい。
図4の2行目に示す例は、SEQ「1」に「麻疹」が対応し、2007年1月における麻疹の患者数が10人であることを示している。また図4の2行目に示す例は、2007年2月における麻疹の患者数が13人であることを示している。
図5は、ハードディスク12に記録された流行期間マスタデータベース18cの一例を示す図である。流行期間マスタデータベース18cは、各疾病の疾病識別子(例えば、疾病の名称)とその疾病の流行期間とを対応付けて記録している。例えば流行期間データベース18cは、図5に示すように、SEQ20と、疾病の名称(疾病識別子)26と、各疾病の開始月30と終了月32とを対応付けて記録している。
図5の2行目に示す例は、SEQ「1」に「インフルエンザ」が対応し、インフルエンザの第1の流行期間は11月に開始し翌年の2月に終了することを示している。更に、図5の2行目に示す例は、インフルエンザの第2の流行期間は7月に開始し9月に終了することを示している。
(2)動作
図6および7は、経営データ分析支援装置2の動作を示すフローチャートである。図8は、クライアント6のディスプレイに表示される画面の遷移図である。図9は、初期画面35の内容を示す図である。図10は、第1の疾病別患者数分析画面の内容を示す図である。図11は、第2の疾病別患者数分析画面の内容を示す図である。
病院経営者は、クライアント6からサーバ2にアクセスして、経営データ分析支援プログラム16を起動(ロード)する。これによりサーバ2は、経営データ分析支援装置になる。
経営データ分析支援プログラム16が起動されると、サーバ2は、経営実績データベース18a(図3)から分析対象フィールド34に記録された各病院経営実績値の名称22を取得する。経営データ分析支援プログラム16の分析対象は、これらの名称に対応する病院経営実績値(分析対象群)から選択される。すなわちサーバ2が、分析対象群を取得する(S2)。
サーバ2は、取得した名称22を用いて、初期画面35の画像データ(例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)ファイル)を作成し、クライアント6に送信する。この画像データを受信するとクライアント6は、WEBソフトウエアが応答して、初期画面35(図8)を表示する。図9は、この初期画面35の一例である。
初期画面35には、図9に示すように、ドロップダウンリストボックス36とドロップダウンボタン38が設けられている。ドロップダウンボタン38がクリックされると、病院経営実績値の名称22がリストアップされる。
病院経営者は、このリストから所望の病院経営実績値の名称(例えば、病院全体稼動額)を選択する(S4)。すると、クライアント6は、選択された病院経営実績値の名称をサーバ2に送信する。この選択された病院経営実績値が、分析対象になる。
サーバ2は、受信した病院経営実績値の名称(例えば、病院全体稼動額)をキーにして経営実績DB18a(図3)を検索し、所定の期間(例えば、2007年1月〜2009年12)における(すなわち所定の期間内の)病院経営実績値の推移(例えば、図3の表の第2行目第3列目〜第9列目)を取得する(S6)。病院経営実績値の推移を取得する期間は、1年以上が好ましい。すなわちサーバ2は、経営実績DB18aから、1年以上の長期間の病院経営実績値(以下、長期間の病院経営実績値と呼ぶ)の推移を取得する。この時、サーバ2は、ステップS6を実行するユニットになる。
更に、サーバ2は、疾病別患者数DB18b(図4)から、疾病名称フィールド40に記録されたいずれかの疾病の名称(例えば、麻疹)を取得する。上述したように、疾病の名称は疾病識別子として機能する。
サーバ2は、疾病別患者数DB18bから、取得した疾病識別子(疾病の名称)に対応する患者数の推移(例えば、図4の表の第2行目第3列目〜第9列目)を取得する。患者数の推移を取得する期間は、病院経営実績値の推移を取得した上記長期間である(S8)。この時、サーバ2は、ステップS8を実行するユニットになる。
次に、サーバ2は、取得した患者数の推移と取得した病院経営実績値の推移との相関係数(第1の相関係数)を計算する(S10)。この時、サーバ2は、ステップS10を実行するユニットになる。式(1)は、相関係数の計算式である。
Figure 0005637045
ここでxは、各期間(例えば、2007年1月)の選択された分析対象(例えば、病院全体稼働額)に対応する病院経営実績値(例えば25,000,000円)である。yは、各期間(例えば、2007年1月)の各疾病識別子(例えば、麻疹)に対応する患者数(例えば、10人)である。xバーは、xの平均値である。yバーは、yの平均値である。
サーバ2は、疾病識別子と計算した相関係数とを対応付けて、メインメモリ10に設けられた第1の相関係数配列に記録する。図12は、第1の相関係数配列42の一例を示す図である。
第1の相関係数配列42には、例えば図12に示すように、疾病識別子44(例えば、麻疹)とその相関係数46(例えば、「−0.88」)が対応付けられて記録される。
サーバ2は、分析対象(図6では「解析対象」と記載)の全ての疾病の相関係数を計算し終えるまで、ステップS8およびステップS10を繰り返す(S12)。
分析対象の疾病は、例えば疾病別患者数DB18b(図4)の疾病名称フィールド40に記録された全ての疾病である。或いは、分析対象の疾病は、疾病名称フィールド40に記録された疾病の一部であってもよい。
すなわち、サーバ2は、疾病別患者数DB18bから複数の疾病識別子それぞれに対応する上記長期間における患者数の推移を取得し、この長期間における患者数の推移それぞれとステップS6で取得した長期間の病院経営実績値の推移との相関係数を計算する(S8〜S12)。この時、サーバ2は、ステップS8〜S12を実行するユニットになる。
その後サーバ2は、第1の相関係数配列42(図12)を相関係数46の絶対値に基づいてソートして、この絶対値の大きさの順に疾病識別子と相関係数の組合せを並べ替える(S14)。
サーバ2は、ソートされた第1の相関係数配列42に基づいて第1の疾病別患者数分析画面48(図8参照)の画像データを作成し、クライアント6に送信する。クライアント6はこの画像データを受信すると、第1の疾病別患者数分析画面を表示する。図10は、この第1の疾病別患者数分析画面48の一例である。
図10に示す例では、ステップS4で選択された分析対象の病院経営実績値の名称が、ドロップダウンリストボックス36に示されている。分析結果テーブル50には、相関係数の絶対値が大きい順位に、疾病識別子44とその相関係数(第1の相関係数)46が示されている。
第1の疾病別患者数分析画面48では、初期画面35(図9)ではインアクティブの流行期間マスタ適用ボタン54がアクティブになる。この流行期間マスタ適用ボタン54がクリックされると、クライント6は流行期間マスタ適用要求をサーバ2に送信する。流行期間マスタ適用要求を受信するとサーバ2は、流行期間における相関係数計算処理を実行する(S18)。
図7は、流行期間における相関係数計算処理の手順を示すフローチャートである。サーバ2は、まず第1の相関係数配列42(図12)をコピーして第2の相関係数配列を生成する。更に、サーバ2は、第1の相関係数配列42から相関係数46の絶対値が所定の基準値(例えば、0.2)以下の疾病識別子44(例えば、インフルエンザや花粉症)を全て取得する(S20)。
すなわち、サーバ2は、疾病の種類を識別する疾病識別子44のうち病院経営実績値の推移との相関係数(第1の相関係数)の絶対値が所定の基準値以下の疾病に対応する疾病識別子を取得する。ここで上記相関係数(第1の相関係数)は、所定の期間(好ましくは、1年以上の期間)における病院経営実績値(病院経営実績を表す実績値)の推移と疾病識別子44に対応する患者数の推移との相関係数である。この時サーバ2は、ステップS20を実行する疾病識別子取得ユニットになる。
上記所定の基準値は、好ましくは0.6であり、更に好ましくは0.4であり、最も好ましくは0.2である。但し、上記所定の基準値は、0.6以上1未満であってもよい。相関係数(第1の相関係数)の絶対値が大きくなるほど、季節性疾病と病院経営実績値との相関を見落とし難くなる。一方、上記所定の基準値が大きくなり過ぎると、病院経営実績値と相関が薄い季節性疾病も検出してしまう。従って、相関関係が薄いと判断される境界値である0.2が、上記所定の基準値として最も好ましい。因みに、相関係数は、−1以上+1以下の数値である。
サーバ2は、取得した疾病識別子44うちのいずれか(例えば、花粉症)をキーとして流行期間マスタDB18c(図5)を検索し、当該疾病識別子44が流行期間マスタDB18cに記録されているか判断する(S22)。
キーにした疾病識別子44が流行期間マスタDB18cに記録されている場合、サーバ2は、流行期間マスタデータベース18cから、キーにした疾病識別子に対応する流行期間情報を取得する(S24)。この時サーバ2は、ステップS24を実行する流行期間情報取得ユニットになる。
例えば、キーにした疾病識別子44が花粉症の場合、図5に示す例では流行期間情報として、第1の開始月(開始月1)とその終了時期(終了月1)および第2の開始時期(開始月2)とその終了時期(終了月2)が取得される(S24)。図5に示す例では、疾病識別子「花粉症」の流行期間情報は、流行期間「1月〜5月および8月〜11月」である。
次に、サーバ2は、経営実績DB18a(図3)から、取得した流行期間情報が示す流行期間における病院経営実績値の推移を取得する(S26)。この時サーバ2は、ステップS26を実行する病院経営実績値取得ユニットになる。
図3に示す例では、2007年〜2009年の各流行期間(1月〜5月および8月〜11月)において、サーバ2は、病院全体稼動額(SEQ識別番号=1)の推移を取得する。
更に、サーバ2は、疾病別患者数DB18b(図4)から、ステップS22でキーとした疾病識別子(例えば、花粉症)に対応する患者数のうち上記流行期間における患者数の推移を取得する(S28)。この時サーバ2は、ステップS28を実行する患者数取得ユニットになる。
図4に示す例では、2007年〜2009年の各流行期間(1月〜5月および8月〜11月)において、疾病識別子「花粉症」(SEQ識別番号=7)に対応する患者数の推移が取得される。
次に、サーバ2は、ステップS26で取得された病院経営実績値の推移とステップ28で取得された患者数の推移との相関係数(第2の相関係数)を、式(1)を用いて再計算する(S30)。すなわち、サーバ2は、流行期間における、前記病院経営実績値の推移と前記患者数の推移との第2の相関係数を計算する。この時サーバ2は、ステップS30を実行する相関係数計算ユニットになる。
第2の相関係数を計算するとサーバ2は、第2の相関係数配列に第2の相関係数を記録する。図13は、第2の相関係数配列42aの一例である。第2の相関係数を記録するフィールドは、ステップS22でキーにした疾病識別子44a(例えば、花粉症)に対応するフィールド45である。
次にサーバ2は、ステップ20で取得した全ての疾病識別子に対して、第2の相関係数を計算したか判断する(S32)。計算が行われていない疾病識別子が残っている場合には、サーバ2はステップS22に戻って、残された疾病識別子のいずれか(例えば、インフルエンザ)についてステップS22〜S32を再度実行する。
ステップS22でキーにした疾病識別子44が流行期間マスタDB18c(図5)に記録されていない場合にも、ステップ20で選択した全ての疾病識別子に対して第2の相関係数を計算したか判断する(S32)。そして、残された疾病識別子が存在する場合には、第2の相関係数を計算する(S32→S22→・・・→S30)。
ステップ20で取得した全ての疾病識別子について第2の相関係数の計算が終了した場合、サーバ2は、第2の相関係数配列42aを相関係数46a,46bの絶対値に基づいてソートして、疾病識別子44a,44bと相関係数46a,46bの組合せを並べ替える(S34)。
図13に示す第2の相関係数配列42aは、ソート後の配列である。図13には、第2の相関係数46aと第1の相関係数46bが、絶対値の大きさの順に記録されている。
流行期間における相関係数計算処理(S18)が終了すると、サーバ2は第2の相関係数配列42a(図13)に基づいて、第2の疾病別患者数分析画面56(図8参照)の画像データを作成し、クライアント6に送信する。クライアント6はこの画像データを受信すると、第2の疾病別患者数分析画面56を表示する(図6のS36)。この時サーバ2は、ステップS36を実行する相関情報表示ユニットになる。
以上のようにサーバ2は、第2の相関係数46aおよび第2の相関係数46aに対応する疾病識別子44aを含む相関情報(例えば、第2の相関係数配列42a)を、クライアント6のディスプレイに表示する。この時、サーバ2は第2の相関係数46aとその疾病識別子44aを対応させて表示し、更に絶対値が大きい第2の相関係数46aほど上位に表示する。また、サーバ2は第1の相関係数46bとその疾病識別子44bを対応させて表示し、更に絶対値が大きい第1の相関係数46bほど上位に表示する。
図11は、クライアント6に表示される第2の疾病別患者数分析画面56の一例である。サーバ2は、図11に示すように、第2の相関係数46aと第2の相関係数46aに対応する疾病識別子44a(例えば、「花粉症」)に基づく第2の分析テーブル50a(補正された相関情報)をクライアント6に表示する。
第2の分析結果テーブル50aは、更に第2の相関係数44bおよび第2の相関係数44bに対応する疾病識別子46b(例えば、「肺がん」等)に基づいている。図11の第2の疾病別患者数分析画面56では、第1および第2の相関係数46a,46bが絶対値の大きさの順に配列された状態で表示されている。
図11に示す例では、花粉症の識別子およびその相関係数は3番目にランクされている。また、インフルエンザの識別子およびその相関係数は、7番目にランクされている。疾病識別子44a,44bとして疾病の名称が用いられない場合、分析結果テーブル50aには、疾病識別子44の代わりに疾病の名称が示されることが好ましい。
以上のように分析結果テーブル50aには、季節性疾病の流行期間を考慮した相関情報が示される。病院経営者は、この分析結果テーブル50a(図11)を参照することで、的確に経営データを分析することができる。
例えば図11に示す例では、病院全体の稼動額と花粉症は強い正の相関関係を有している。従って、病院経営者は、耳鼻科スタッフの増員や花粉症の先端医療機器を購入する等の経営計画を立案することができる。
今、病院経営者が、分析結果テーブル50aを閲覧して、稼動額と花粉症の間の強い相関関係に気がついたとする。すると病院経営者は、別の分析ツールを用いて、例えば耳鼻科スタッフの増員等の計画を実行した場合の稼動額や利益率の変化を予測することができる。このような分析に基づいて、病院経営者は、経営計画の詳細を検討することができる。
一方、負の強い相関関係を有する疾病がある場合には、病院経営者は稼動額を減少させる原因を究明して、経営状態の改善策を検討することができる。例えば病院経営者は、別の分析ツールを用いて稼動額減少の原因を究明し、経営改善のヒントを得ることができる。
このように本実施の形態によれば、季節性疾病が病院経営状況に及ぼす影響を見落とし難くする相関関係情報を提供することができる。従って、病院経営者は、病院経営を的確に改善することができる。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
疾病の種類を識別する疾病識別子のうち、期間における病院経営実績を表す実績値の推移と該疾病の患者数の推移との第1の相関係数の絶対値が所定の基準値以下の疾病に対応する疾病識別子を取得する工程と、
前記疾病識別子と前記期間とは異なる前記疾病の流行期間とを対応付けて記録する流行期間マスタデータベースから、取得された前記疾病識別子に対応する流行期間情報を取得する工程と、
前記病院経営実績値の推移を記録する経営実績データベースから、取得した前記流行期間情報が示す流行期間における前記病院経営実績値の推移を取得する工程と、
前記疾病識別子と当該疾病識別子に対応する疾病の患者数の推移とを対応付けて記録する疾病別患者数データベースから、前記流行期間において取得された前記疾病識別子に対応する患者数の推移を取得する工程と、
前記流行期間における、前記病院経営実績値の推移と前記患者数の推移との第2の相関係数を計算する工程と、
前記第2の相関係数および前記疾病識別子に基づく相関情報を表示する工程とを実行させることを
特徴とする経営データ分析支援プログラム。
(付記2)
前記期間は、1年以上の期間であって、
前記疾病識別子を取得する工程において、前記コンピュータに、
前記経営実績データベースから、前記期間内の病院経営実績値の推移を取得する工程と、
前記疾病別患者数データベースから複数の疾病識別子それぞれに対応する前記期間における患者数の推移を取得し、前記期間における患者数の推移それぞれと取得した前記期間内の病院経営実績値の推移との前記第1の相関係数を計算する工程とを、更に実行させることを特徴とする付記1記載の経営データ分析支援プログラム。
(付記3)
前記相関情報は、更に前記第2の相関係数および前記疾病識別子を含む情報であることを
特徴とする付記1または2記載の経営データ分析支援プログラム。
(付記4)
前記病院経営実績値は、病院全体の稼働額、外来の稼動額、入院稼動額、病院全体の利益率、外来の利益率、および入院利益率のいずれかであることを
特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の経営データ分析支援プログラム。
(付記5)
前記疾病識別子を取得する工程において、複数の該疾病識別子を取得した場合に、
前記相関情報を表示する工程において、前記コンピュータは、
第1の疾病識別子の第2の相関係数と、第2の疾病識別子の第2の相関係数とを比較し、該第1の疾病識別子の第2の相関係数が該第2の疾病識別子の第2の相関係数よりも大きい場合に、該第1の疾病識別子に係る第1の疾病を該第2の疾病識別子に係る第2の疾病よりも上位に表示する形態で前記相関情報を表示することを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項に記載の経営データ分析支援プログラム。
(付記6)
疾病の種類を識別する疾病識別子のうち、期間における病院経営実績を表す実績値の推移と該疾病の患者数の推移との第1の相関係数の絶対値が所定の基準値以下の疾病に対応する疾病識別子を取得する疾病識別子取得ユニットと、
前記疾病識別子と前記期間とは異なる前記疾病の流行期間とを対応付けて記録する流行期間マスタデータベースから、取得された前記疾病識別子に対応する流行期間情報を取得する流行期間情報取得ユニットと、
前記病院経営実績値の推移を記録する経営実績データベースから、取得した前記流行期間情報が示す流行期間における前記病院経営実績値の推移を取得する病院経営実績値取得ユニットと、
前記疾病識別子と当該疾病識別子に対応する疾病の患者数の推移とを対応付けて記録する疾病別患者数データベースから、前記流行期間において取得された前記疾病識別子に対応する患者数の推移を取得する患者数取得ユニットと、
前記流行期間における、前記病院経営実績値の推移と前記患者数の推移との第2の相関係数を計算する相関係数計算ユニットと、
前記第2の相関係数および前記疾病識別子に基づく相関情報を表示する相関情報表示ユニットとを有することを特徴とする経営データ分析支援装置。
(付記7)
前記期間は、1年以上の期間であって、
疾病識別子取得ユニットは、
前記経営実績データベースから、前記期間内の病院経営実績値の推移を取得するユニットと、
前記疾病別患者数データベースから複数の疾病識別子それぞれに対応する前記期間における患者数の推移を取得し、前記期間における患者数の推移それぞれと取得した前記期間内の病院経営実績値の推移との前記第1の相関係数を計算するユニットと有することを特徴とする付記6記載の経営データ分析支援プログラム。
(付記8)
コンピュータが、疾病の種類を識別する疾病識別子のうち、期間における病院経営実績を表す実績値の推移と該疾病の患者数の推移との第1の相関係数の絶対値が所定の基準値以下の疾病に対応する疾病識別子を取得する工程と、
コンピュータが、前記疾病識別子と前記期間とは異なる前記疾病の流行期間とを対応付けて記録する流行期間マスタデータベースから、取得された前記疾病識別子に対応する流行期間情報を取得する工程と、
コンピュータが、前記病院経営実績値の推移を記録する経営実績データベースから、取得した前記流行期間情報が示す流行期間における前記病院経営実績値の推移を取得する工程と、
コンピュータが、前記疾病識別子と当該疾病識別子に対応する疾病の患者数の推移とを対応付けて記録する疾病別患者数データベースから、前記流行期間において取得された前記疾病識別子に対応する患者数の推移を取得する工程と、
コンピュータが、前記流行期間における、前記病院経営実績値の推移と前記患者数の推移との第2の相関係数を計算する工程と、
コンピュータが、前記第2の相関係数および前記疾病識別子に基づく相関情報を表示する工程と有することを特徴とする経営データ分析支援方法。
(付記9)
前記期間は、1年以上の期間であって、
前記疾病識別子を取得する工程において、
コンピュータが、前記経営実績データベースから、前記期間内の病院経営実績値の推移を取得し、
コンピュータが、前記疾病別患者数データベースから複数の疾病識別子それぞれに対応する前記期間における患者数の推移を取得し、前記期間における患者数の推移それぞれと取得した前記期間内の病院経営実績値の推移との前記第1の相関係数を計算することを特徴とする付記8記載の経営データ分析支援方法。
2・・・経営データ分析支援装置(サーバ)
18a・・・経営実績データベース
18b・・・疾病別患者数データベース
18c・・・流行期間マスタデータベース
22・・・病院経営実績値の名称
24・・・病院経営実績値
26・・・疾病の名称
28・・・患者数
44・・・疾病識別子
46・・・相関係数
46a・・・第1の相関係数
46b・・・第2の相関係数
50・・・第1の分析結果テーブル
50a・・・第2の分析結果テーブル(相関情報)

Claims (7)

  1. コンピュータに、
    疾病の種類を識別する疾病識別子のうち、期間における病院経営実績を表す実績値の推移と該疾病の患者数の推移との第1の相関係数の絶対値が所定の基準値以下の疾病に対応する疾病識別子を取得する工程と、
    前記疾病識別子と前記期間とは異なる前記疾病の流行期間とを対応付けて記録する流行期間マスタデータベースから、取得された前記疾病識別子に対応する流行期間情報を取得する工程と、
    前記病院経営実績値の推移を記録する経営実績データベースから、取得した前記流行期間情報が示す流行期間における前記病院経営実績値の推移を取得する工程と、
    前記疾病識別子と当該疾病識別子に対応する疾病の患者数の推移とを対応付けて記録する疾病別患者数データベースから、前記流行期間において取得された前記疾病識別子に対応する患者数の推移を取得する工程と、
    前記流行期間における、前記病院経営実績値の推移と前記患者数の推移との第2の相関係数を計算する工程と、
    前記第2の相関係数および前記疾病識別子に基づく相関情報を表示する工程とを実行させることを特徴とする経営データ分析支援プログラム。
  2. 前記期間は、1年以上の期間であって、
    前記疾病識別子を取得する工程において、前記コンピュータに、
    前記経営実績データベースから、前記期間内の病院経営実績値の推移を取得する工程と、
    前記疾病別患者数データベースから複数の疾病識別子それぞれに対応する前記期間における患者数の推移を取得し、前記期間における患者数の推移それぞれと取得した前記期間内の病院経営実績値の推移との前記第1の相関係数を計算する工程とを、更に実行させることを特徴とする請求項1記載の経営データ分析支援プログラム。
  3. 前記相関情報は、更に前記第2の相関係数および前記疾病識別子を含む情報であることを
    特徴とする請求項1または2記載の経営データ分析支援プログラム。
  4. 前記病院経営実績値は、病院全体の稼働額、外来の稼動額、入院稼動額、病院全体の利益率、外来の利益率、および入院利益率のいずれかであることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の経営データ分析支援プログラム。
  5. 前記疾病識別子を取得する工程において、複数の該疾病識別子を取得した場合に、
    前記相関情報を表示する工程において、前記コンピュータは、
    第1の疾病識別子の第2の相関係数と、第2の疾病識別子の第2の相関係数とを比較し、該第1の疾病識別子の第2の相関係数が該第2の疾病識別子の第2の相関係数よりも大きい場合に、該第1の疾病識別子に係る第1の疾病を該第2の疾病識別子に係る第2の疾病よりも上位に表示する形態で前記相関情報を表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の経営データ分析支援プログラム。
  6. 疾病の種類を識別する疾病識別子のうち、期間における病院経営実績を表す実績値の推移と該疾病の患者数の推移との第1の相関係数の絶対値が所定の基準値以下の疾病に対応する疾病識別子を取得する疾病識別子取得ユニットと、
    前記疾病識別子と前記期間とは異なる前記疾病の流行期間とを対応付けて記録する流行期間マスタデータベースから、取得された前記疾病識別子に対応する流行期間情報を取得する流行期間情報取得ユニットと、
    前記病院経営実績値の推移を記録する経営実績データベースから、取得した前記流行期間情報が示す流行期間における前記病院経営実績値の推移を取得する病院経営実績値取得ユニットと、
    前記疾病識別子と当該疾病識別子に対応する疾病の患者数の推移とを対応付けて記録する疾病別患者数データベースから、前記流行期間において取得された前記疾病識別子に対応する患者数の推移を取得する患者数取得ユニットと、
    前記流行期間における、前記病院経営実績値の推移と前記患者数の推移との第2の相関係数を計算する相関係数計算ユニットと、
    前記第2の相関係数および前記疾病識別子に基づく相関情報を表示する相関情報表示ユニットとを有することを特徴とする経営データ分析支援装置。
  7. コンピュータが、疾病の種類を識別する疾病識別子のうち、期間における病院経営実績を表す実績値の推移と該疾病の患者数の推移との第1の相関係数の絶対値が所定の基準値以下の疾病に対応する疾病識別子を取得する工程と、
    コンピュータが、前記疾病識別子と前記期間とは異なる前記疾病の流行期間とを対応付けて記録する流行期間マスタデータベースから、取得された前記疾病識別子に対応する流行期間情報を取得する工程と、
    コンピュータが、前記病院経営実績値の推移を記録する経営実績データベースから、取得した前記流行期間情報が示す流行期間における前記病院経営実績値の推移を取得する工程と、
    コンピュータが、前記疾病識別子と当該疾病識別子に対応する疾病の患者数の推移とを対応付けて記録する疾病別患者数データベースから、前記流行期間において取得された前記疾病識別子に対応する患者数の推移を取得する工程と、
    コンピュータが、前記流行期間における、前記病院経営実績値の推移と前記患者数の推移との第2の相関係数を計算する工程と、
    コンピュータが、前記第2の相関係数および前記疾病識別子に基づく相関情報を表示する工程と有することを特徴とする経営データ分析支援方法。
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