JP5637016B2 - ヒートポンプ式給湯機の室外機 - Google Patents
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そこで、従来のヒートポンプ給湯機の室外機では、水熱交換器を送風ファンの下方に配置して送風ファンの外周に沿うように水熱交換器の上部を円弧形状にする構成、或いは、水熱交換器を送風ファンが設けられている送風ファンが配置されている空間から圧縮機が設けられている空間まで延在させる構成のものがある(例えば、特許文献1)。
図1乃至図3を用いて本発明の実施の形態1のヒートポンプ給湯機の室外機100(以下、室外機100と記載)の構造について説明する。図1は室外機100の外郭となる筐体1の分解斜視図である。図2は室外機100の内部構造を示す上面図である。図3は室外機100の内部構造を示す正面図である。
前面板3は筐体1の前面となる前面パネル4と前面パネル4の端部から側面にかけて折れ曲がった側面パネル5とを備えている。側面パネル5には室外空気の吸入口となる開口と、前面パネル4には側面パネル5及び背面から吸い込んで熱交換された空気の吹き出し口となる円形の開口とが設けられている。
側面板6は筐体1の側面パネル5と対面する側面を形成する側面パネル7と側面パネル7の端部から筐体1の背面にかけて折れ曲がった背面パネル8とを備えている。背面パネル8は筐体1の背面の一部を形成し、残りの背面は室外空気の吸入口となっている。また、側面パネル7には外部電源との接続部及び給湯するための水が流れる配管を取り付けるための開口が形成されている。
天板9は前面板3及び側面板6で形成される上部開口を覆うように設けられる。
仕切板10は底板2に固定されて、略垂直方向に配置されたプレートであり、筐体1の内部空間を2つの空間に仕切っており、前面パネル4から背面パネル8の背面開口側端部にかけて配置されており、途中で背面パネル8の端部に向けて折れ曲がっている。
風路室Bは、冷媒と室外空気が熱交換する空気熱交換器14や空気熱交換器14に室外空気を送風する送風ファン15が設けられている空間であり、熱交換される空気がこの空間を通過する。
水熱交換器23に内部では水が流れる配管とその外周で接しながら冷媒が流れる配管が設けられており、冷媒が流れる配管は水が流れる配管にらせん状に巻きついている構成となっている。尚、冷媒の流れは水の流れに対して対向流となっている。
反対に第2の水熱交換器21から第1の水熱交換器16に水を流すと第2の水熱交換器21の出口で水圧が下がっており、第1の水熱交換器16の上部まで水を流すためには第2の水熱交換器21に流入する水の水圧を上げねばならず、第2の水熱交換器21内部を流れる水の圧損が大きくなり効率が悪くなる場合がある。
実施の形態1では、第1の水熱交換器16が第2の水熱交換器21よりも高さが大きい場合のヒートポンプ給湯機の室外機100の構成について説明したが、本実施の形態2では、第2の水熱交換器27が第1の水熱交換器25より高さが大きいヒートポンプ給湯機の室外機200(以下、室外機200と記載)について説明する。尚、本実施の形態2において実施の形態1と同一の構成部分には同一の符号を付して説明は省略する。
そこで、室外機200では、水はまず第2の水熱交換器27の下部に設けられた流入口から流入する(矢印F4)。第2の水熱交換器27に流入した水は第2の水熱交換器27内を下から上にかけて流れる。そして、第2の水熱交換器27の上部に設けられた流出口から第1の水熱交換器25の下部に設けられた流入口にかけて流れる(矢印F5)。第1の水熱交換器25に流入した水は第1の水熱交換器25内を下から上にかけて流れる。そして、第2の水熱交換器21の上部に設けられた流出口から流出し(矢印F6)、貯湯タンクやお風呂などの負荷側へと供給される。
さらに、高さが第1の水熱交換器25よりも大きい第2の水熱交換器27から先に水を流した後に第1の水熱交換器25に水を流す構成にすると、第2の水熱交換器27の上部にある水の位置エネルギーを第2の水熱交換器27から第1の水熱交換器25に流れる水の運動エネルギーに利用することができ、効率よく水を流すことができる。
本実施の形態3では、実施の形態1、2で風路室Bに設けた水熱交換器をさらに2つの熱交換器に分割したヒートポンプ給湯機の室外機300(以下、室外機300と記載)について説明する。尚、本実施の形態3において実施の形態1、2と同一の構成部分には同一の符号を付して説明は省略する。
この場合、水は第2の水熱交換器32若しくは第3の水熱交換器34の下部から水熱交換器に流入し、その流れは以下のようになる。
(第2の水熱交換器32下部)→(第2の水熱交換器32上部)→(第3の水熱交換器34下部)→(第3の水熱交換器34上部)→(第1の水熱交換器30下部)→(第1の水熱交換器30上部)
若しくは、
(第2の水熱交換器32下部)→(第2の水熱交換器32上部)→(第3の水熱交換器34上部)→(第3の水熱交換器34下部)→(第1の水熱交換器30下部)→(第1の水熱交換器30上部)
つまり、水は第2の水熱交換器32下部から流入し、最終的に第1の水熱交換器30上部から流出する。尚、第2の水熱交換器32と第3の水熱交換器34の順序を入れ替えても同様である。
又は、
(第2の水熱交換器32下部)→(第2の水熱交換器32上部)→(第1の水熱交換器30下部)→(第1の水熱交換器30上部)
(第3の水熱交換器34下部)→(第3の水熱交換器34上部)→(第1の水熱交換器30下部)→(第1の水熱交換器30上部)
このように第2の水熱交換器32と第3の水熱交換器34を並列に水が流れて、第1の水熱交換器30下部で合流する構成としてもよい。
この場合、水は第1の水熱交換器30下部から水熱交換器に流入し、その流れは以下のようになる。
(第1の水熱交換器30下部)→(第1の水熱交換器30上部)→(第2の水熱交換器32下部)→(第2の水熱交換器32上部)→(第3の水熱交換器34下部)→(第3の水熱交換器34上部)。
又は、以下のように分流した水が第2の水熱交換器32と第3の水熱交換器34を並列に流れてもよい。
(第1の水熱交換器30下部)→(第1の水熱交換器30上部)→(第2の水熱交換器32下部)→(第2の水熱交換器32上部)
(第1の水熱交換器30下部)→(第1の水熱交換器30上部)→(第3の水熱交換器34下部)→(第3の水熱交換器34上部)。
(第2の水熱交換器32下部)→(第2の水熱交換器32上部)→(第3の水熱交換器34下部)→(第3の水熱交換器34上部)→(第1の水熱交換器30下部)→(第1の水熱交換器30上部)
の順に流れる場合、冷媒の流れはその逆で、
(第1の水熱交換器30上部)→(第1の水熱交換器30下部)→(第3の水熱交換器34上部)→(第3の水熱交換器34下部)→(第2の水熱交換器32上部)→(第2の水熱交換器32下部)
の順に流れる。
Claims (7)
- 筐体と、
前記筐体内を圧縮機が設けられた機械室と空気熱交換器に空気を送風する送風ファンが設けられた風路室に仕切る仕切板と、
前記機械室内の前記圧縮機の下方に配置され、水と冷媒が熱交換する第1の熱交換器と、
前記第1の熱交換器と前記仕切板を隔てて前記風路室内に設けられ、前記送風ファンの下方に配置され、水と冷媒が熱交換する第2の熱交換器と、を備え、
前記第1の熱交換器の高さと前記第2の熱交換器の高さが異なる
ことを特徴とするヒートポンプ給湯機の室外機。 - 前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換器では前記圧縮機で圧縮された冷媒と外部から流入した水が熱交換し、
前記第1の熱交換器の上部に前記水が流出する流出口が設けられ、前記流出口から流出した水が前記第2の熱交換器の下部に設けられた流入口から前記第2の熱交換器に流入することを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯機の室外機。 - 前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換器では前記圧縮機で圧縮された冷媒と外部から流入した水が熱交換し、
前記第2の熱交換器の上部に前記水が流出する流出口が設けられ、前記流出口から流出した水が前記第1の熱交換器の下部に設けられた流入口から前記第1の熱交換器に流入することを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯機の室外機。 - 前記第1の熱交換器の高さが前記第2の熱交換器の高さよりも大きく、
前記水は前記第1の熱交換器の下部に設けられた流入口から前記第1の熱交換器に流入することを特徴とする請求項2に記載のヒートポンプ給湯機の室外機。 - 前記第2の熱交換器の高さが前記第1の熱交換器の高さよりも大きく、
前記水は前記第2の熱交換器の下部に設けられた流入口から前記第2の熱交換器に流入することを特徴とする請求項3に記載のヒートポンプ給湯機の室外機。 - 前記冷媒は前記水の流れに対して対向流となって前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換器を流れることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載のヒートポンプ給湯機の室外機。
- 前記送風ファンの支持する支持体が底板に固定され、
前記第2の熱交換器は、上部が前記送風ファンの外周に沿うように円弧形状となって、前記支持体の両側に分割して配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のヒートポンプ給湯機の室外機。
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