JP5635195B2 - データパケットを送信するための周波数帯域の選択 - Google Patents

データパケットを送信するための周波数帯域の選択 Download PDF

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Description

関連出願
[0001] 本願は、ここにその全文を参照により組み込まれる、2010年9月16日に出願された、Kim et al. による「より広い帯域幅のためのアーキテクチャ(“Architecture for Wider Bandwidth ”)」と題された、米国仮特許出願第61/383,637号の優先権を主張する。
[0002] IEEE(電気電子技術者協会)802.11ac無線コンピュータネットワーキング規格は、特に、(5GHz帯と称される)6GHz未満の周波数で、最大160MHzまでのより広い無線周波数(RF)帯域幅を可能にする。いかなる周波数スペクトルでもそうであるように、5GHz帯は、増え続けるユーザ、デバイス、およびアプリケーションによって共用されなければならない限定された量の周波数を含むので、ますます混雑するであろう。一般的に言えば、5GHz帯には限られた量のスペクトルのみが存在し、ますます多くのユーザがその消費を希望するであろう。
[0003] さらに、時には、5GHz帯のある特定の部分は、RFソースでないデバイス(例えば、電力線)から来る(comes from )、あるいは自然において存在する、局所的な干渉(例えば、大気擾乱)により利用できないことがある。米国連邦通信委員会は、レーダーが検出された場合、チャネルが明け渡される(vacated )ことを要求するので、レーダーの存在もまた、連続した160MHz帯域幅で動作する確率を低減させうる。この結果、5GHz帯内では、送信機が利用可能な連続した160MHzスペクトルを検出できないときがありうる。
[0004] したがって、最大160MHzまでの帯域幅を利用する能力(capability )が存在している一方で、その量の帯域幅は、必ずしも利用可能であるとは限らないであろう。
[0005] 本発明によるIEEE802.11acの実施形態では、160MHzスペクトルは、第1の80MHzセグメントと第2の80MHzセグメントにセグメント化され(segmented )うる。第1および第2のセグメントは、互いに連続していることも、あるいは連続していないこともありうる(即ち、それらは、ある周波数帯域によって互いから分離されている)。このような一実施形態において、第1のセグメントおよび第2のセグメントは、各帯域が20MHzの倍数(a multiple of 20 MHz )である1つまたは複数の周波数帯域に分けることができる。例えば、第1のセグメントは、それぞれ40MHzの2つの帯域に分割され、第2のセグメントは、それぞれ40MHzの2つの帯域に分割されうる。全帯域(即ち、160MHzスペクトル全体)を含む組み合わせを含む、周波数帯域の異なる組み合わせは、パケットごとに(packet-by-packet basis )選択されうる。2つのセグメントにおけるすべての周波数帯域が利用可能である場合には、すべての周波数帯域が、データパケットを送信するために使用されうる。いくつかの周波数帯域のみが利用可能である場合には、利用可能な周波数帯域のみが、データパケットを送信するために選択されうる。
[0006] より一般的には、一実施形態において、第1の周波数帯域の組み合わせが、第1のデータパケットを送信するために選択され、第2の、異なる周波数帯域の組み合わせが、第2のデータパケットを送信するために選択される。このような一実施形態では、データストリームは、第1のデータのセット(例えば、ビットまたはデータユニット)および第2のデータのセット(例えば、ビットまたはデータユニット)に分割される。第1のデータのセットは、第1の周波数帯域の組み合わせに割り当てられ、第2のデータのセットは、第2の周波数帯域の組み合わせに割り当てられる。
[0007] 一実施形態では、各データパケットは、そのデータパケットを送信するために使用されている選択された周波数帯域を識別する情報を含む。このような一実施形態では、データパケット中の1つまたは複数のビット値は、そのデータパケットのために使用されている周波数帯域の組み合わせを示すように設定される。
[0008] したがって、周波数スペクトル全体(例えば、160MHzスペクトル)が利用可能でない場合、そのスペクトルの少なくとも利用可能な部分が、データパケットを送信するために使用されうる。この結果、スペクトルの利用が改善され、所与のデータ量(またはデータパケット数)を送信するために必要とされる(経過時間として測定される)総時間量が低減されうる。
[0009] 本発明の様々な実施形態のこれらおよびその他の目的および利点が、様々な図面に例示される実施形態の以下の詳細な説明を読むことにより、当業者によって理解されるであろう。
[0010] 本明細書に組み込まれ、その一部を形成し、かつ同様の番号が同様の構成要素を表す添付図面は、本発明の実施形態を例示し、記述とともに、本発明の原理を説明するために役立つ。
図1は、本発明による実施形態がインプリメント(implemented )されうる無線デバイスの例のブロック図である。 図2は、本発明による実施形態での周波数スペクトルにおける周波数帯域の例を例示する。 図3は、本発明の実施形態による、データパケットを送信するための方法の例を示すフローチャートである。 図4は、本発明による実施形態をインプリメントするために使用されうる送信機の例のブロック図である。 図5は、本発明による実施形態をインプリメントするために使用されうる送信機の別の例のブロック図である。 図6は、本発明による実施形態をインプリメントするために使用されうる送信機の別の例のブロック図である。 図7Aは、本発明による実施形態における動作時の周波数セグメントパーサ(frequency segment parser )の例を例示する。 図7Bは、本発明による実施形態における動作時の周波数セグメントパーサの例を例示する。 図8Aは、本発明による実施形態をインプリメントするために使用されうる送信機の別の例のブロック図である。 図8Bは、本発明による実施形態における動作時の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(media access control protocol data unit )(MPDU)パーサの例を例示する。
詳細な説明
[0020] ここで本開示の様々な実施形態が詳細に参照され、その例が添付図面において例示される。これらの実施形態と関連して説明される一方で、それらは、本開示をこれらの実施形態に限定するように意図されないことが理解されるであろう。むしろ、本開示は、代替例、修正および同等物をカバーするように意図され、これらは、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の趣旨および範囲内に含まれうる。さらに、本開示の以下の詳細な説明では、多くの特定の詳細が、本開示の完全な理解を提供するために説明される。しかしながら、本開示はこれらの特定の詳細なしで実施されうることが理解されるであろう。他の事例では、周知の方法、手順、コンポーネント、および回路は、本開示の態様を不必要に不明瞭にしないように、詳細には説明されていない。
[0021] 以下の詳細な説明のいくつかの部分は、コンピュータメモリ内のデータビットに対する動作の手順、論理ブロック、処理、およびその他のシンボリック表現という観点から示される。これら説明および表現は、データ処理分野の当業者によって、それらの作業の内容(substance )を他の当業者に最も効果的に伝達するために使用される手段である。本願では、手順、論理ブロック、プロセス、またはこれに類するものは、所望の結果をもたらすステップまたは命令の首尾一貫したシーケンス(self-consistent sequence )であるとみなされる。これらステップは、物理量の物理的操作を利用するものである。必ずしもではないが、通常、これらの量は、コンピュータシステムにおいて、記憶される、転送される、組み合わされる、比較される、および、さもなければ操作されることが可能な電気信号または磁気信号の形を取る。主に一般用法の理由で、これらの信号を、トランザクション(transactions )、ビット、値、要素、シンボル、文字、サンプル、画素、またはこれに類するものとして称することは、時に便利であることが分かっている。
[0022] しかしながら、これらのすべておよび類似の用語は、適切な物理量と関連付けられるものであり、単に、これらの量に適用される便利なラベルにすぎないことに留意されたい。以下の記述から明らかであるように、明記されていない限り、本開示の全体を通して、「選択する(selecting )」、「パーズする(parsing )」、「割り当てる(allocating )」、「含む(including )」、「設定する(setting )」、「取得する(obtaining )」、「送信する(transmitting )」、「受信する(receiving )」、「分割する(dividing )」、またはこれに類することなどの用語を用いる記述は、コンピュータシステムまたは同様の電子コンピューティングデバイス(例えば、図1のデバイス100のような無線デバイス)あるいはプロセッサの動作および処理(例えば、図3のフローチャート300)を指すことが理解される。このコンピュータシステムまたは同様の電子コンピューティングデバイスは、コンピュータシステムメモリ、レジスタ、またはその他のこのような情報の記憶、送信または表示デバイス内の物理(電子)量として表されるデータを操作および変換する。
[0023] ここに説明される実施形態は、1つまたは複数のコンピュータまたはその他のデバイスによって実行される、プログラムモジュールのような、何らかの形のコンピュータ可読記憶媒体上に存在するコンピュータ実行可能命令の一般的な文脈において説明されうる。限定ではなく例として、コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体および通信媒体を備えることができ、非一時的なコンピュータ可読媒体は、一時的な、伝搬信号を除くすべてのコンピュータ可読媒体を含む。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するか、または特定の抽象データ型をインプリメントするルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含む。プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態において、所望に応じて分散または組み合わされうる。
[0024] コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたはその他のデータなどの情報の記憶のために、任意の方法または技術でインプリメントされる、揮発性および不揮発性の、取外し可能および取外し不可能な媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、それに限定されるものではないが、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリまたはその他のメモリ技術、コンパクトディスクROM(CD−ROM)、デジタル多目的ディスク(DVDs)またはその他の光学記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは所望の情報を記憶するために使用されることができ、かつその情報を取り出すためにアクセスされることができる任意の他の媒体を含む。
[0025] 通信媒体は、コンピュータ実行可能命令、データ構造、およびプログラムモジュールを具現化することができ、かつ任意の情報伝送媒体を含む。限定ではなく例として、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接有線接続などの有線媒体、音波(acoustic )、無線周波数(RF)、赤外線およびその他の無線媒体などの無線媒体を含む。上記の任意の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれうる。
[0026] 図1は、本発明による実施形態がインプリメントされうる無線デバイス100において利用されうる様々なコンポーネントを例示する。無線デバイス100は、無線通信ネットワークにおける基地局、アクセスポイント、またはユーザ端末であることができ、例えば、携帯電話またはスマートフォン、コンピュータシステム、衛星航法システムデバイス、あるいはこれに類するものであることができる。
[0027] 無線デバイス100は、無線デバイス100の動作を制御するプロセッサ104を含みうる。ROMおよびRAMの両方を含みうるメモリ106は、プロセッサ104に命令およびデータを提供する。また、メモリ106の一部分が、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含みうる。
[0028] 図1の例では、無線デバイス100は、送信機110および受信機112を含む。送信機110および受信機112は、トランシーバへと組み合わされうる。1つまたは複数のアンテナ116は、トランシーバに結合され、ここで送信機110および受信機112は、1つまたは複数のアンテナ116に結合されうる。送信機110は、マルチプル(multiple )の送信チェーン(transmit chain )を含むことができ、また、受信機112は、マルチプルの受信チェーンを含むことができる。したがって、無線デバイス100は、多入力、多出力(MIMO)デバイスとしてインプリメントされうる。
[0029] 一実施形態では、無線デバイス100は、総エネルギー、シンボル当たりのサブキャリア当たりのエネルギー(energy per subcarrier per symbol )、電力スペクトル密度、およびこれに類するものなどの、トランシーバによって受信される信号のレベルを検出し、定量化するために使用されうる信号検出器118を含む。また、無線デバイス100は、無線デバイス100における使用のために、データストリームを提供または受信しうる媒体アクセスコントローラ(media access controller )(MAC)120を含みうる。一実施形態では、このデータストリームは、データリンク層に関連するまたは関連づけられるデータから導出されうる。
[0030] 無線デバイス100の様々なコンポーネントは、バスシステム122によって共に結合されることができ、これは、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含むことができる。
[0031] 送信機110は、データストリームから送信される信号を生成するように動作可能である。本発明の実施形態によると、送信機110は、データストリームを異なる周波数帯域に分割しうる。どの周波数帯域が利用可能であるかに依存して、1つのデータパケットは、1つの周波数帯域の組み合わせを使用して送られることができ、別のデータパケットは、別の周波数帯域の組み合わせを使用して送られることができる。送信機110は、異なる方法でインプリメントされうる、例えば、図4、図5、図6、および図8Aを参照。
[0032] IEEE802.11acの実施形態では、例えば、160MHzスペクトルは、第1の80MHzセグメントと第2の80MHzセグメントにセグメント化されうる。第1および第2のセグメントは互いに連続(contiguous )しうる、あるいは、それらは1つまたは複数の周波数帯域によって分離されうる。このような一実施形態では、第1のセグメントおよび第2のセグメントは、各帯域が20MHzの倍数である1つまたは複数の周波数帯域に分けることができる。例えば、第1のセグメントは、それぞれ40MHzの2つの帯域に分割されることができ、第2のセグメントは、それぞれ40MHzの2つの帯域に分割されることができる。IEEE802.11acの実施形態では、第1のセグメントにおける第1の帯域は、20MHzのプライマリチャネル(primary channel )を含む。プライマリチャネルは、制御情報を送るために使用され、IEEE802.11acデバイスとレガシーデバイスの間の通信を容易にするために使用されることができ、各送信に含まれる。
[0033] 全帯域(即ち、例えば、160MHzスペクトル全体)を含む組み合わせを含む、周波数帯域の異なる組み合わせは、パケットごとに選択されうる。2つのセグメントにおけるすべての周波数帯域が利用可能である場合には、すべての周波数帯域が、データパケットを送信するために使用されうる。いくつかの周波数帯域のみが利用可能である場合には、利用可能な周波数帯域のみが、データパケットを送信するために選択されうる。
[0034] 図2は、本発明による実施形態での周波数スペクトルにおける周波数帯域の例を例示する。説明の簡単化のために、図2は、IEEE802.11acの実施形態の文脈において説明される。しかしながら、本発明は、それに限定されるものではない。図2の例は、他の無線コンピュータネットワーキング規格にまで拡張されることができ、また、他の周波数スペクトルおよび帯域に適合されることができる。
[0035] 図2の例では、160MHzの周波数スペクトルは、80MHzの第1の周波数スペクトル(セグメントS1)と80MHzの第2の周波数スペクトル(セグメントS2)に分割される。一実施形態では、第1のセグメントS1および第2のセグメントS2は、不連続であり(non-contiguous) 、即ち、第1のセグメントS1は、周波数帯域F1によって、第2のセグメントS2から分離されている。周波数帯域F1についての典型的な値は、20の倍数(例えば、20、40、または80MHz)あるいはゼロよりも大きい、いずれの任意の値(例えば、100または200MHz)でありうる。別の実施形態(図示せず)では、第1および第2のセグメントS1およびS2は、互いに連続している(F1はゼロである)。
[0036] 図2の例では、第1のセグメントS1は、それ自体が、第1の周波数帯域のセットに分割され、第2のセグメントS2もまた、第2の周波数帯域のセットに分割される。一実施形態では、第1の周波数帯域のセットは、(プライマリチャネルを含む)第1の40MHz帯域B1と第2の40MHz帯域B2を含み、第2の周波数帯のセットは、第1の40MHz帯域B3と第2の40MHz帯域B4を含む。
[0037] 動作時に、無線デバイス100(図1)は、データパケットを別の無線デバイスに送信するために利用可能である帯域幅を決定する(「トークする前にリッスンする(listen before talk ))」。あるいは、他の無線デバイスが、どの帯域幅が利用可能であるかを無線デバイス100に通知しうる。例えば、他の無線デバイスは、どの帯域幅が利用可能であるかを識別する「送信可(clear to transmit )」信号を送信しうる。
[0038] 一旦、無線デバイス100が、利用可能な帯域幅を知ると、それは、データパケットの送信に使用するために、周波数帯域B1−B4のうちの1つまたは複数を選択しうる。例えば、時間T1では、それぞれ80MHzの2つの不連続な(non-contiguous )帯域幅が利用可能でありうる。したがって、1つまたは複数のデータパケットは、すべての周波数帯域B1−B4に割り当てられ、かつすべての周波数帯域B1−B4を使用して送られうる。時間T2では、おそらく80MHz(連続する)のみが利用可能であり(例えば、セグメントS2が利用可能でなく、周波数帯域B1およびB2が利用可能である)、この場合、1つまたは複数のデータパケットは、例えば、周波数帯域B1およびB2に割り当てられ、かつ周波数帯域B1およびB2を使用して送られうる。時間T3では、おそらく追加の40MHzが利用可能であり(例えば、おそらく周波数帯域B1、B2、およびB3が利用可能である)、この場合、1つまたは複数のデータパケットは、周波数帯域B1、B2、およびB3に割り当てられ、かつ周波数帯域B1、B2、およびB3を使用して送られうる。
[0039] 上述したように、本発明による実施形態は、図2において説明された特定の例に限定されない。一般に、本発明の実施形態によると、周波数スペクトルは、任意の実用的な幅の2つ以上の周波数セグメント(例えば、S1、S2、...)に分割されうる。これらセグメントは、互いに連続する(contiguous )ことも連続しないこともありえ、および、同じ幅を有することも有さないこともありうる。これらセグメントのうちの1つまたは複数は、任意の実用的な幅の周波数帯域のセット(例えば、B1、B2、...;およびB3,B4、...)にさらに分割されることができ、これら周波数帯域は、同じ幅を有することも有さないこともできる。利用可能な帯域幅に依存して、周波数帯域の異なる組み合わせが、データパケットを送るために使用されうる。周波数帯域の組み合わせは、パケットごとに選択されることができ、即ち、1つまたは複数のパケットは、(すべてを含む)1つまたは複数の周波数帯域の1つの組み合わせを用いて送られることができ、(すべてを含む)1つまたは複数の周波数帯域の別の組み合わせを用いて送られることができる1つまたは複数のパケットによって後続される。周波数帯域の特定の組み合わせに含まれる周波数帯域は、互いに連続することも連続しないこともでき、例えば、パケットは、周波数帯域B1とB2を使用して、あるいは周波数帯域B1とB3を使用して送られることができる。
[0040] 一実施形態では、各データパケットは、そのパケットのために選択される周波数帯域を識別する情報を含む。このような一実施形態では、データパケット中の1つまたは複数のビット値は、そのデータパケットのために使用されている周波数帯域の組み合わせを示すために設定される。
[0041] 図2の例をインプリメントするために、4ビットの値b0、b1、b2、およびb3は、データパケットを送信するために使用されている周波数帯域を示すために使用されうる。一実施形態では、4ビットの値は、データパケットのプリアンブル中の超高速スループット−信号フィールド(Very High Throughput-Signals field )(例えば、VHT−SIG−Aフィールド)に含まれる。データパケットを送信するために使用されうる周波数帯域の組み合わせまたは数に依存して、異なる数のビットが使用されうる。例えば、IEEE802.11acは、可能な帯域幅のモードを次のものに限定する:連続した20MHz、連続した(contiguous )40MHz、連続した80MHz、不連続な(non-contiguous )80+80MHz、または連続した160MHz。したがって、2ビットのみが、データパケットを送信するために使用されている周波数帯域を示すために使用されうる。
[0042] 表1は、図2の例に基づいて、選択された周波数帯域の組み合わせを示すために使用されうるビット値の例である。
Figure 0005635195
[0043] 表2は、図2の例に基づくいくつかの可能な帯域幅構成の例であり、また、ビットb0−b3の対応する値およびデータトーンの数を示す。他の帯域幅構成も可能であるが、簡単化のために、表2には含まれていない。
Figure 0005635195
[0044] 図3は、本発明の実施形態による、データパケットを送信するための方法の例を示すフローチャート300である。一実施形態では、以下に説明される動作は、図1の無線デバイス100、具体的には送信機110、によって実行される。上述されたように、送信機110は、異なる方法でインプリメントされうる。例えば、図4、図5、図6、および図8Aを参照。
[0045] 図3では、特定のステップが開示されているが、このようなステップは典型的である。すなわち、本発明による実施形態は、図3に記載されたステップのバリエーションまたは様々なその他のステップを含みうる。また、図3のステップは、それらが説明される順序以外の順序でも実行されうる。
[0046] ブロック302では、第1の複数の周波数が第1のパケットを送信するために利用可能であることを識別する情報が取得/アクセスされる。IEEE802.11acの実施形態では、例えば、第1の複数の周波数は、160MHz以下の連続したスペクトル、あるいはそれぞれ80MHz以下の2つの不連続なスペクトル(例えば、1つまたは両方が、80MHz未満の幅を有しうる)を含みうる。
[0047] ブロック304では、第1の周波数帯域の組み合わせが選択される。この第1の組み合わせは、第1の複数の周波数に含まれる第1の周波数帯域のセットから選択される。第1の周波数帯域の組み合わせは、第1の複数の周波数における利用可能な帯域幅の量に依存して、例えば、周波数帯域B1、B2、B3、およびB4(図2)の任意の組み合わせを含みうる。
[0048] 図3のブロック306では、第1のデータパケットは、第1の周波数帯域の組み合わせを使用して送信される。
[0049] ブロック308では、第2の複数の周波数が第のパケットを送信するために利用可能であることを識別する情報が取得/アクセスされ、ここで、第2の複数の利用可能な周波数は、第1の複数の利用可能な周波数とは異なる。上述したように、IEEE802.11acの実施形態では、例えば、第2の複数の周波数は、160MHz以下の連続したスペクトル、あるいはそれぞれ80MHz以下の2つの不連続なスペクトル(例えば、1つまたは両方が、80MHz未満の幅を有しうる)を含みうる。
[0050] ブロック310では、第2の周波数帯域の組み合わせが選択される。この第2の組み合わせは、第2の複数の周波数に含まれる第2の周波数帯域のセットから選択される。第2の周波数帯域の組み合わせは、第2の複数の周波数における利用可能な帯域幅の量に依存して、例えば、周波数帯域B1、B2、B3、およびB4(図2)の任意の組み合わせを含みうる。この第2の組み合わせは、第1のパケットを送信するために使用される第1の周波数帯域の組み合わせとは異なりうる。
[0051] 図3のブロック312では、第2のデータパケットは、第2の周波数帯域の組み合わせを使用して送信される。
[0052] したがって、本発明によると、周波数スペクトル全体(例えば、160MHzスペクトル)が利用可能でない場合、そのスペクトルの少なくとも利用可能な部分が、データパケットを送信するために使用されうる。この結果、スペクトルの利用が改善され、所与のデータ量(またはデータパケット数)を送信するために必要とされる(経過時間として測定される)総時間量が低減されうる。
[0053] 図4は、本発明による実施形態をインプリメントするために使用されうる典型的な送信機400のブロック図である。送信機400は、図1の送信機110をインプリメントしうる。送信機400は、(図2および図3に関連して上述されたように)どの周波数が利用可能であるかに依存して、(表2に示されたように)異なる組み合わせの周波数を有する信号を生成するために使用されうる。
[0054] 図4のデータのソースは、データリンク層であることができ、これはパケットローカライズされたデータ(packet localized data )を示す。このようなデータは、スクランブラ410でスクランブルされて、比較的バランスの取れた複数の1およびゼロの数を有するデータストリームを生成する。その後、スクランブルされたデータストリームは、パケット化されたデータをFECブロック430において前方誤り訂正(forward error correction )(FEC)プロトコルが実行されうるモジュラー要素に分割するために、エンコーダパーサ420よってパーズ(parsed )される。エンコーダパーサ420は、畳み込み符号化(convolutional coding )のような何らかの符号化が求められる場合に使用されうる。いくつかの実施形態では、エンコーダパーサ420は、低密度パリティチェック(Low Density Parity Check )(LDPC)が送信データ経路の処理(processing of the transmit data path )における他の場所で用いられる場合に省略されうる。一実施形態では、エンコーダパーサ420は、入力(incoming )データストリームをビット単位(bit-wise )またはブロック単位(block-wise )のラウンドロビン方式でパーズしうる。
[0055] FECブロック430は、任意の一般的な前方誤り訂正符号化を用いて、データのストリームをエンコードしうる。このような符号化は、受信機に受信誤りまたは送信誤りを訂正することを可能にするために、追加データ(例えば、追加の、冗長ビット)を加える。図4の例では、有効データリンク層全体が、全帯域幅にわたってエンコードされる。FECブロック430の出力は、ストリームパーサ440へストリームされ(streamed )、それは、出力を収集し、その後マルチプルの並列経路にデータを供給する。この実施形態では、ストリームパーサ440は、FECブロック430からのデータを2つのストリームにパーズする。他の実施形態では、ストリームパーサ440は、そのストリームを3つ以上のストリームにパーズしうる。なお他の実施形態では、ストリームパーサ440は、1つのストリームのみ(例えば、QAMの1つの経路)が使用される場合、バイパスされうる。任意の特定の実施形態におけるストリーム数のみならず、送信機400のマルチプルのブロックの構成が、802.11acに従うように、および/または他の考慮すべきことを考慮するように構成されうる。ストリームパーサ440は、ラウンドロビンビット単位方式(round-robin bit-wise fashion )で複数のビットをパーズしうる。代替の実施形態では、ストリームパーサ440は、ラウンドロビン方式で、あるいは任意のランダムまたは疑似ランダムの方式で、複数のビットのグループをパーズしうる。
[0056] ストリームパーサ440の出力は、インターリーバ(INT)ブロック445に結合される。インターリーバブロック445は、任意の周知のインターリービング方法を使用しうる。一実施形態では、インターリーバは、メモリでインプリメントされうる。入力データは、メモリの行に書き込まれることができ、一方、送出データは、メモリの列から読み出されることができる。この実施形態では、データは、対象の帯域全体にわたってインターリーブされる。インターリーバ445は、それぞれの直交振幅マッピング(quadrature amplitude mapping )(QAM)ブロック450に結合されうる。
[0057] 一実施形態では、QAMブロック450の出力は、時空間ブロック符号器(space-time block coder )(STBC)455に結合され、それは、時空間ブロック符号化を実行する。一実施形態では、QAMブロックのうちの1つの出力は、巡回シフト遅延器(cyclic shift delayer )(CSD)458に結合される。CSDは、意図的でないビームフォーミングを阻止するのに役立ちうる。
[0058] 2つのストリーム(この実施形態では、「上方の(upper )」QAMブロック450からのものと、CSD458からのもの)は、図4に示されるように、空間マッパ(spatial mapper )460に結合される。空間マッパ460は、送信されるべきトーンがどれであるか、およびどれだけの帯域幅がIFFTsに割り当てられているかにしたがって、どのように上方のQAMブロック450からのデータとCSD458からのデータとが、送信用のストリームに分散されるかを決定しうる。この実施形態では、空間マッパ460は、データを2つのストリームにマッピングする。各ストリームは、それぞれの逆高速フーリエ変換(IFFT)プロセッサ470および472に結合される。送信が、互いに連続していない帯域上で生じる場合には(不連続な送信(non-contiguous transmission ))、各ストリームについての空間マッパ460の出力は、各ストリームが別々のIFFTに結合されているマルチプルのストリームに分割されうる。IFFTs 470および472の出力は、それぞれデジタルアナログ変換器(DACs)475および477に結合される。
[0059] 一実施形態では、DACs 475および477の出力は、それぞれバッファブースター増幅器(BBAs:buffer booster amplifiers )480および482に結合され、それらは、DACsとミキサ(MIX)(周波数コンバータ)490および492との間の電気整合を提供するために使用されうる。ミキサ490および492は、信号を変調し、その後、それらは、アンテナ116を通じて送信される。
[0060] 図5は、本発明による実施形態をインプリメントするために使用されうる送信機500の別の例のブロック図である。送信機500は、図1の送信機100をインプリメントしうる。送信機500は、図2に関連して上述されたように、どの周波数が利用可能であるかに依存して、(表2に示されたように)異なる組み合わせの周波数を有する信号を生成するために使用されうる。図5は、2つの帯域幅モジュールのみを示しているが、他の実施形態は、3つ以上の帯域幅モジュールを使用しうる。これら帯域幅モジュールは、同じ帯域幅をサポートでき(例えば、2つの帯域幅モジュールが80MHzの帯域幅をそれぞれサポートできる)、あるいはそれらは、異なる帯域幅をサポートできる(例えば、1つの帯域幅モジュールが80MHzの帯域幅をサポートでき、別の帯域幅モジュールが40MHzの帯域幅をサポートできる)。
[0061] 送信機500は、多くの点において図4の送信機400と類似しているが、空間マッパ460のダウンストリームに追加の要素を含む。より具体的には、送信機500は、追加のIFFTs 571、572、573、および574に加えて、対応するDACs 575、576、577、および578と、BBAs 580、581、582、および583と、ミキサ590、591、592、および593とを含む。ここで前述したとおり、各追加のIFFTおよびDACは、互いから分離されているか、あるいは互いに隣接しうる別々の周波数帯域をサポートしうる。このように、データストリームは、周波数において互いに隣接している必要がない特定の(異なるおよび独立した)周波数帯域にマッピングされる。マルチプルのストリームは、ミキサ590−593の後に組み合されうることに留意されたい。例えば、初期の160MHzストリームの場合には、2つの512ポイントIFFTs(two 512 point IFFTs )が、エンコーディングのために使用されうる。図4では、この初期の160MHzは、2つの80MHzストリームに分割されうるが、各ストリームは256ポイントIFFTを必要とする。各々の2つのストリームは、512トーンのうちの半分(1/2)で作動するので、2つのストリームは、ミキサ590−593に続く加算器594によって合計されうる。さらに、各帯域は、他の帯域とは独立した変調および符号化スキーム(modulation and coding scheme )(MCS)を使用しうる。
[0062] 図6は、本発明による実施形態をインプリメントするために使用されうる送信機600の別の例のブロック図である。送信機600は、図1の送信機100をインプリメントしうる。送信機600は、周波数セグメントS1およびS2(図2)が連続または不連続のいずれかであるインプリメンテーションに有用である。送信機600は、図2に関連して上述されたように、どの周波数が利用可能であるかに依存して、(表2に示されたように)異なる組み合わせの周波数を有する信号を生成するために使用されうる。図6は、2つの帯域幅モジュールのみを示しているが、他の実施形態は、3つ以上の帯域幅モジュールを使用しうる。これら帯域幅モジュールは、同じ帯域幅をサポートでき、あるいは、それらは、異なる帯域幅をサポートできる。
[0063] 送信機600は、多くの点において図4および図5の送信機400および500と類似しているが、エンコーディング機能の前に、データストリームを2つのストリームに分割する周波数セグメントパーサ605を含む。図6の例では、周波数セグメントパーサ605は、スクランブラ410の前に位置する。あるいは、周波数セグメントパーサ605は、スクランブラ410の後およびエンコーダパーサ420の前に位置しうる。
[0064] 周波数セグメントパーサ605は、図7Aおよび図7Bを参照して説明される。図7Aの例では、利用可能な(選択された)帯域幅は、幅が等しい。例えば、選択された(利用可能な)周波数帯域の組み合わせは、2つの80MHz帯域(例えば、図2の周波数帯域B1−B4)、または2つの40MHz帯域(例えば、図2の帯域B1−B4から選択される、同じ周波数帯域の組み合わせ、または2つの帯域の2つの異なる組み合わせ)を含みうる。いずれの場合でも、周波数セグメントパーサ605は、図7Aに示されるように、例えば、偶数ビット(b0、b2、b4…)を選択された帯域のうちの一方に割り当て、奇数ビット(b1、b3、b5…)を他方の選択された帯域に割り当てることによって、入力データストリームを選択された周波数帯域の間で等しく分割しうる。
[0065] 図7Bの例では、利用可能な(選択された)帯域幅は、幅が等しくない。例えば、選択された(利用可能な)周波数帯域の組み合わせは、1つの80MHz帯域(例えば、図2のセグメントS1)および1つの40MHz帯域(例えば、図2の帯域B3またはB4)を含みうる。この状況では、周波数セグメントパーサ605は、例えば、図7Bに示されるように、入力データストリームを、選択された周波数帯域の間で不平等に分割する。この典型的なパーズィング(parsing )では、1つの帯域が他の帯域の2倍の幅を有するが、広い方の帯域(wider band )に割り当てられるビットの数は、必ずしも狭い方の帯域(narrower band )に割り当てられるビットの数の2倍ではないことに留意されたい。80MHzでのトーンの数(234トーン)は、40MHzでのトーンの数(108トーン)の2倍以上であり、したがって、広い方の帯域で送信されるデータ量は、狭い方の帯域で送信されるデータ量の2倍以上になる。これに適応する(accommodate )ために、周波数セグメントパーサ605は、ある時は、狭い方の帯域に割り当てられる各ビットに対して、広い方の帯域に2ビットを割り当て、またある時は、それは、狭い方の帯域に割り当てられる各ビットに対して、広い方の帯域に3ビットを割り当てる。
[0066] 図6に戻って参照すると、空間マッパ460からのデータは、図5の例でのように、2つ以上の連続または不連続な周波数帯域にマッピングされうる。IFFTs 571−574の各々が独立しているので、周波数帯域もまた独立しうる(したがって、周波数帯域は、互いに隣接している必要がない)。さらに、独立した周波数帯域上で送信される信号は、異なるMCSsにより独立にエンコードされうる。
[0067] 図8Aは、本発明による実施形態をインプリメントするために使用されうる送信機800の別の例のブロック図である。送信機800は、図1の送信機100をインプリメントしうる。送信機800は、周波数セグメントS1およびS2(図2)が連続または不連続のいずれかであるインプリメンテーションに有用である。送信機800は、図2に関連して上述されたように、どの周波数が利用可能であるかに依存して、(表2に示されたように)異なる組み合わせの周波数を有する信号を生成するために使用されうる。図8Aは、2つの帯域幅モジュールのみを示しているが、他の実施形態は、3つ以上の帯域幅モジュールを使用しうる。これら帯域幅モジュールは、同じ帯域幅をサポートでき、あるいは、それらは、異なる帯域幅をサポートできる。
[0068] 送信機800は、多くの点において図4、図5、および図6の送信機400、500、および600と類似しているが、スクランブラ410の前に位置するMAC(媒体アクセス制御)プロトコルデータユニット(PDU)パーサ805を含む。あるいは、MPDUパーサ805は、スクランブラ410の後およびエンコーダパーサ420の前に位置しうる。
[0069] MPDUパーサ805は、図8Bを参照して説明される。図6の周波数セグメントパーサ605のようにビット毎に(bit-by-bit )入力データストリームをパーズする代わりに、MPDUパーサ805は、集約(aggregate )MPDUs(A−MPDUs)サブフレームをパーズして、これらサブフレームを選択された(利用可能な)周波数帯域に割り当てる。より具体的には、図8Bの例において、MPDUs 1、2、および3を含むA−MPDUサブフレームは、第1の利用可能な周波数帯域のセットに割り当てられ、また、MPDUs 4、5、6、および7を含むA−MPDUサブフレームは、第2の利用可能な周波数帯域のセットに割り当てられる。各々の周波数帯域のセットに割り当てられるビットの数が等しくなるように、パディングが含まれうる。
[0070] 要約すると、本発明による実施形態は、第1の周波数帯域の組み合わせが、第1のデータパケットを送信するために選択されることと、第2の、異なる周波数帯域の組み合わせが、第2のデータパケットを送信するために選択されることとを可能にする。このような一実施形態では、データストリームは、第1のデータのセット(例えば、ビットまたはMPDUs)および第2のデータのセット(例えば、ビットまたはMPDUs)に分割される。第1のデータのセットは、第1の周波数帯域の組み合わせに割り当てられ、第2のデータのセットは、第2の周波数帯域の組み合わせに割り当てられる。
[0071] したがって、周波数スペクトル全体(例えば、160MHzスペクトル)が利用可能でない場合、そのスペクトルの少なくとも利用可能な部分が、データパケットを送信するために使用されうる。この結果、スペクトルの利用が改善され、所与のデータ量(またはデータパケット数)を送信するために必要とされる(経過時間として測定される)総時間量が低減されうる。
[0072] 前述の開示が、特定のブロック図、フローチャート、および例を使用して様々な実施形態を説明している一方で、ここで説明および/または例示された各々のブロック図のコンポーネント、フローチャートステップ、動作、および/またはコンポーネントは、広範囲のハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェア(あるいは、これらの任意の組み合わせ)の構成を使用して、別箇におよび/または集合的にインプリメントされうる。加えて、他のコンポーネント内に含まれるコンポーネントの任意の開示は、多くの他のアーキテクチャが同じ機能を達成するためにインプリメントされうるので、例として考慮されるべきである。
[0073] ここに説明および/または例示された処理パラメータおよびシーケンスのステップは、単なる例として与えられている。例えば、ここに例示および/または説明されたステップは、特定の順序で説明または示されているが、これらのステップは、必ずしも例示または説明された順序で実行されるわけではない。また、ここに説明および/または例示された様々な実例的な方法は、ここに説明または例示された1つまたは複数のステップを省略することができ、あるいは開示されたそれらに加えて追加のステップを含むことができる。
[0074] したがって、本発明による実施形態は説明された。本開示が特定の実施形態において説明されてきた一方で、本発明は、このような実施形態によって限定されるようには解釈されるべきでなく、むしろ以下の特許請求の範囲にしたがって解釈されることが理解されるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 第1のデータパケットを送信するための第1の周波数帯域の組み合わせを選択することと、
送信機を使用して、第2のデータパケットを送信するための第2の周波数帯域の組み合わせを選択することと、前記第2の組み合わせは、前記第1の組み合わせとは異なる、
データストリームを第1のデータのセットと第2のデータのセットにパーズすることと、前記第1のデータのセットは、前記第1の周波数帯域の組み合わせに割り当てられ、前記第2のデータのセットは、前記第2の周波数帯域の組み合わせに割り当てられる、
を備える方法。
[C2] 第1のセグメントの周波数および第2のセグメントの周波数を備える周波数スペクトルから、前記第1の組み合わせおよび前記第2の組み合わせを選択することをさらに備え、前記第1のセグメントは、第1の周波数帯域のセットを備え、前記第2のセグメントは、第2の周波数帯域のセットを備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記第1のセグメントは、前記第2のセグメントと連続していない、C2に記載の方法。
[C4] 前記セグメントおよび前記第2のセグメントは、80MHzの帯域幅をそれぞれ有する、C2に記載の方法。
[C5] 前記第1の組み合わせにおける各周波数帯域および前記第2の組み合わせにおける各周波数帯域は、20MHz、40MHz、および80MHzを含むグループから選択される帯域幅を有する、C1に記載の方法。
[C6] 前記第1の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別する情報を前記第1のパケット中に含めることと、
前記第2の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別する情報を前記第2のパケット中に含めることと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C7] 前記第1の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別するために、前記第1のパケットの指定されたフィールド中に第1のビットセット値を設定することと、
前記第2の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別するために、前記第2のパケットの前記指定されたフィールド中に第2のビットセット値を設定することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C8] 第1のパケットを送信するために利用可能な第1の複数の周波数を識別する情報を取得することと、
前記第1の複数の周波数のうちの第1の周波数のセットから選択された第1の周波数帯域の組み合わせを使用して、前記第1のデータパケットを送信することと、
送信機を使用して、第2のパケットを送信するために利用可能な第2の複数の周波数を識別する情報を取得することと、前記第2の複数の周波数は、前記第1の複数の周波数とは異なる、
前記第2の複数の周波数のうちの前記第2の周波数のセットから選択された第2の周波数帯域の組み合わせを使用して、前記第2のデータパケットを送信することと、
を備える方法。
[C9] データストリームを第1のデータのセットと第2のデータのセットにパーズすることをさらに備え、前記第1のデータのセットは、前記第1の周波数帯域の組み合わせに割り当てられ、前記第2のデータのセットは、前記第2の周波数帯域の組み合わせに割り当てられる、C8に記載の方法。
[C10] 第1のセグメントの周波数および第2のセグメントの周波数を備える周波数スペクトルから、前記第1の組み合わせおよび前記第2の組み合わせを選択することをさらに備え、前記第1のセグメントは、第1の周波数帯域のセットを備え、前記第2のセグメントは、第2の周波数帯域のセットを備える、C8に記載の方法。
[C11] 前記第1の連続した周波数スペクトルは、前記第2の連続した周波数スペクトルと連続していない、C10に記載の方法。
[C12] 前記第1の連続した周波数スペクトルおよび前記第2の連続した周波数スペクトルは、80MHzの帯域幅をそれぞれ有し、前記第1の組み合わせにおける各周波数帯域および前記第2の組み合わせにおける各周波数帯域は、20MHz、40MHz、および80MHzを含むグループから選択される帯域幅を有する、C10に記載の方法。
[C13] 前記第1の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別する情報を前記第1のパケット中に含めることと、
前記第2の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別する情報を前記第2のパケット中に含めることと、
をさらに備える、C8に記載の方法。
[C14] 前記第1の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別するために、前記第1のパケットの指定されたフィールド中に第1のビットセット値を設定することと、
前記第2の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別するために、前記第2のパケットの前記指定されたフィールド中に第2のビットセット値を設定することと、
をさらに備える、C8に記載の方法。
[C15] データのパケットを備える無線信号を送信するように動作可能な複数のアンテナと、
前記複数のアンテナに結合され、かつデータストリームから前記無線信号を生成するように動作可能な送信機と、
を備え、
前記送信機は、前記データストリームを異なる周波数帯域に分割するように動作可能であり、なお、前記周波数帯域の第1の組み合わせは、第1のパケットを送信するために選択され、前記周波数帯域の第2の組み合わせは、第2のパケットを送信するために選択され、前記第2組み合わせは、前記第1の組み合わせと異なる、
デバイス。
[C16] 前記第1の組み合わせおよび前記第2の組み合わせは、第1の周波数帯域のセットを備える第1の連続した周波数スペクトルから選択され、前記第2の周波数帯域の組み合わせは、第2の周波数帯域のセットを備える第2の連続した周波数スペクトルから選択される、C15に記載のデバイス。
[C17] 前記第1の連続した周波数スペクトルは、前記第2の連続した周波数スペクトルと連続していない、C16に記載のデバイス。
[C18] 前記第1の連続した周波数スペクトルおよび前記第2の連続した周波数スペクトルは、80MHzの帯域幅をそれぞれ有し、前記第1の組み合わせにおける各周波数帯域および前記第2の組み合わせにおける各周波数帯域は、20MHz、40MHz、および80MHzを含むグループから選択される帯域幅を有する、C16に記載のデバイス。
[C19] 前記第1のパケットは、前記第1の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別する情報を備え、前記第2のパケットは、前記第2の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別する情報を備える、C15に記載のデバイス。
[C20] 前記送信機は、前記第1の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別するために、前記第1のパケットの指定されたフィールド中に第1のビットセット値を設定し、前記第2の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別するために、前記第2のパケットの前記指定されたフィールド中に第2のビットセット値を設定するようにさらに動作可能である、C15に記載のデバイス。

Claims (20)

  1. 第1のデータパケットを送信するための第1の周波数帯域の組み合わせを選択することと、
    2のデータパケットを送信するための第2の周波数帯域の組み合わせを選択することと、前記第2の組み合わせは、前記第1の組み合わせとは異なる、
    データストリームを第1のデータのセットと第2のデータのセットにパーズすることと、前記第1のデータのセットは、前記第1の周波数帯域の組み合わせに割り当てられ、前記第2のデータのセットは、前記第2の周波数帯域の組み合わせに割り当てられる、
    前記第1のデータのセットを第1のストリームのセットに、および前記第2のデータのセットを第2のストリームのセットに、空間マッピングすることと、
    前記第1のストリームのセットおよび前記第2のストリームのセットの各々を別々に処理して、処理された第1のストリームのセットおよび処理された第2のストリームのセットを提供することと、
    第1のアンテナおよび第2のアンテナ上での送信のために前記処理された第1のストリームのセットの複数のストリームを合計することと、
    第1のアンテナおよび第2のアンテナ上での送信のために前記処理された第2のストリームのセットの複数のストリームを合計することと、
    を備える方法。
  2. 第1のセグメントの周波数および第2のセグメントの周波数を備える周波数スペクトルから、前記第1の組み合わせおよび前記第2の組み合わせを選択することをさらに備え、前記第1のセグメントは、第1の周波数帯域のセットを備え、前記第2のセグメントは、第2の周波数帯域のセットを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のセグメントは、前記第2のセグメントと連続していない、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のセグメントおよび前記第2のセグメントは、80MHzの帯域幅をそれぞれ有する、請求項2に記載の方法。
  5. 前記第1の組み合わせにおける各周波数帯域および前記第2の組み合わせにおける各周波数帯域は、20MHz、40MHz、および80MHzを含むグループから選択される帯域幅を有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別する情報を前記第1のデータパケット中に含めることと、
    前記第2の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別する情報を前記第2のデータパケット中に含めることと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別するために、前記第1のデータパケットの指定されたフィールド中に第1のビットセット値を設定することと、
    前記第2の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別するために、前記第2のデータパケットの前記指定されたフィールド中に第2のビットセット値を設定することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 方法であって、
    第1のデータパケットを送信するために利用可能な第1の複数の周波数を識別する情報を取得することと、
    前記第1の複数の周波数のうちの第1の周波数のセットから選択された第1の周波数帯域の組み合わせを使用して、前記第1のデータパケットを送信することと、
    2のデータパケットを送信するために利用可能な第2の複数の周波数を識別する情報を取得することと、前記第2の複数の周波数は、前記第1の複数の周波数とは異なる、
    前記第2の複数の周波数のうちの第2の周波数のセットから選択された第2の周波数帯域の組み合わせを使用して、前記第2のデータパケットを送信することと、
    なお、前記第1のデータパケットを送信することは第1のアンテナおよび第2のアンテナ上での送信のために空間的にマッピングされた複数のストリームを合計することを含前記第2のデータパケットを送信することは、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナ上での送信のために空間的にマッピングされた複数のストリームを合計することを含む、
    を備える方法。
  9. データストリームを第1のデータのセットと第2のデータのセットにパーズすることをさらに備え、前記第1のデータのセットは、前記第1の周波数帯域の組み合わせに割り当てられ、前記第2のデータのセットは、前記第2の周波数帯域の組み合わせに割り当てられる、請求項8に記載の方法。
  10. 第1のセグメントの周波数および第2のセグメントの周波数を備える周波数スペクトルから、前記第1の組み合わせおよび前記第2の組み合わせを選択することをさらに備え、前記第1のセグメントは、第1の周波数帯域のセットを備え、前記第2のセグメントは、第2の周波数帯域のセットを備える、請求項8に記載の方法。
  11. 前記第1の周波数帯域のセットは、前記第2の周波数帯域のセットと連続していない、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の周波数帯域のセットおよび前記第2の周波数帯域のセットは、80MHzの帯域幅をそれぞれ有し、前記第1の周波数帯域の組み合わせにおける各周波数帯域および前記第2の周波数帯域の組み合わせにおける各周波数帯域は、20MHz、40MHz、および80MHzを含むグループから選択される帯域幅を有する、請求項10に記載の方法。
  13. 前記第1の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別する情報を前記第1のデータパケット中に含めることと、
    前記第2の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別する情報を前記第2のデータパケット中に含めることと、
    をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  14. 前記第1の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別するために、前記第1のデータパケットの指定されたフィールド中に第1のビットセット値を設定することと、
    前記第2の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別するために、前記第2のデータパケットの前記指定されたフィールド中に第2のビットセット値を設定することと、
    をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  15. データのパケットを備える無線信号を送信するように動作可能な複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナに結合され、かつデータストリームから前記無線信号を生成するように動作可能な送信機と、
    を備え、
    前記送信機は、前記データストリームを異なる周波数帯域に分割するように動作可能であり、なお、前記周波数帯域の第1の組み合わせは、第1のパケットを送信するために選択され、前記周波数帯域の第2の組み合わせは、第2のパケットを送信するために選択され、前記第2組み合わせは、前記第1の組み合わせと異なり 、
    前記送信機は、
    前記周波数帯域の第1の組み合わせに関連した空間的にマッピングされた第1のストリームのセット、および、前記周波数帯域の第2の組み合わせに関連した空間的にマッピングされた第2のストリームのセットを提供する少なくとも1つの空間マッパと、
    前記空間的にマッピングされた第1のストリームのセットの各々を別々に処理して、処理された第1のストリームのセットを提供するための、および、前記空間的にマッピングされた第2のストリームのセットの各々を別々に処理して、処理された第2のストリームのセットを提供するための、手段と、
    前記複数のアンテナ上での送信のために前記処理された第1のストリームのセットの複数のストリームを合計するための、および、前記複数のアンテナ上での送信のために前記処理された第2のストリームのセットの複数のストリームを合計するための、少なくとも1つの加算器とを含む、
    デバイス。
  16. 前記第1の周波数帯域の組み合わせは、第1の周波数帯域のセットを備える第1の連続した周波数スペクトルから選択され、前記第2の周波数帯域の組み合わせは、第2の周波数帯域のセットを備える第2の連続した周波数スペクトルから選択される、請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記第1の連続した周波数スペクトルは、前記第2の連続した周波数スペクトルと連続していない、請求項16に記載のデバイス。
  18. 前記第1の連続した周波数スペクトルおよび前記第2の連続した周波数スペクトルは、80MHzの帯域幅をそれぞれ有し、前記第1の周波数帯域の組み合わせにおける各周波数帯域および前記第2の周波数帯域の組み合わせにおける各周波数帯域は、20MHz、40MHz、および80MHzを含むグループから選択される帯域幅を有する、請求項16に記載のデバイス。
  19. 前記第1のパケットは、前記第1の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別する情報を備え、前記第2のパケットは、前記第2の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別する情報を備える、請求項15に記載のデバイス。
  20. 前記送信機は、前記第1の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別するために、前記第1のパケットの指定されたフィールド中に第1のビットセット値を設定し、前記第2の周波数帯域の組み合わせに含まれる周波数帯域を識別するために、前記第2のパケットの前記指定されたフィールド中に第2のビットセット値を設定するようにさらに動作可能である、請求項15に記載のデバイス。
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