JP5630885B1 - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価な構成で器具内への水の浸入をより確実に防止することが可能な照明器具を提供する。【解決手段】押し出し材で構成される器具本体1の縦板12に設けたパッキン溝12aに、外周パッキン4付きのガラス板2を嵌め込む構造としているので、ヒンジ及び押え金具などが必要なものに比べて、部品数を削減することができ、製品コストの低減化をはかることができる。しかも、器具本体1の両端部の開口を塞ぐ側板4の内側に配置する側板パッキン7に、ガラス板2に配置した外周パッキン4の側辺部41の幅方向の端部に当接する押え部71を設けて、当該外周パッキン4と側板パッキン7との密着性を高めているので、この部分の防水性能をより一層高めることができる。【選択図】図5

Description

本発明は、屋外環境で使用される防水型の照明器具に関し、さらに詳しくは、器具本体(筐体)が押し出し材で構成された照明器具に関する。
屋外環境で使用される防水型の照明器具にあっては、前面側が開口された器具本体に光源を収容し、その器具本体の開口部をガラス板等の透光性カバーによって塞ぐ構造のものがある(例えば特許文献1、2参照)。このような防水型の照明器具の一例を図14(A)、(B)に示す。
この図14に示す照明器具500は、前面側と側部とが開口され、光源(図示せず)を収容する器具本体501、器具本体501の前面側の開口部501a(投光用の開口部)を塞ぐガラス板(透光性カバー)502、器具本体501の側部の開口部を塞ぐ側板503、ガラス板502を器具本体501に開閉自在に支持するヒンジ505、器具本体501とガラス板502との合わせ部の防水を確保するパッキン504、及び、ガラス板502を器具本体501に押え付けて当該ガラス板502を器具本体501に固定するための押え金具506などを備えている。
このような構造の照明器具500において、器具本体501内の光源のメンテナンスなどを行う際には、押え金具506によるガラス板502の押え付けを解除し、そのガラス板502を前面側(下方側)に開くことによって器具本体501の内部を開口部501aを通じて開放している。
ところで、図14に示す照明器具500によれば、ガラス板502をパッキン504に押え付けることによって防水を確保する構造であるので、その押え付けるための押え金具506、及び、ガラス板502を開閉自在に支持するヒンジ505などの部品が必要である。また、ヒンジ505をガラス板502に取り付けるための加工等も必要であるので製品コストが高くなる。
そこで、本願特許出願人は、押し出し材で構成された器具本体と、その器具本体の前面側の開口部を塞ぐ矩形の透光板を用いた構造で、ヒンジ及び押え金具などを不要とした照明器具を提案している。この提案の照明器具では、器具本体を、押し出し方向に延びる上板と、この上板から互いに対向した状態で前面側に向けて立設された一対の縦板とが一体形成された構造とし、その一対の縦板の内側で互いに対向する位置にそれぞれ器具本体の押し出し方向に延びる溝(パッキン溝)を形成している。そして、透光板(ガラス板)の外周縁部に外周パッキンを嵌め込んだ状態で、当該透光板の縁部及びパッキンを前記器具本体の一対の縦板の溝内に、その各溝の内面と透光板の縁部との間にパッキンを圧縮した状態で嵌め込むことにより、器具本体の前面側に透光板を取り付けている。
特開2005−166628号公報 特開2008−311062号公報
ところで、上記した提案の照明器具つまり押し出し材で構成される器具本体を用いた照明器具にあっては、器具本体の押し出し方向における両端部の開口は側板(サイドカバー)によって塞いでおり、その側板の内側に配置した板状の側板パッキンによって防水性能を確保しているが、器具本体に側板を組み付けた際に、透光板(ガラス板)周縁の外周パッキンと側板パッキンとの密着状態が悪くなることがあり、防水性能が低下する場合がある。
本発明はそのような実情を考慮してなされたもので、安価な構成で器具内への水の浸入をより確実に防止することが可能な照明器具を提供することを目的とする。
本発明は、押し出し材で構成され、内部に光源を収容する器具本体と、その器具本体の前面側の開口部を塞ぐ矩形の透光板(例えばガラス板)とを備え、前記器具本体内の光源が出射した光を前記透光板を通じて外部に出力する照明器具を前提としている。
このような照明器具において、前記器具本体は、その押し出し方向に延びる上板と、前記押し出し方向に延びる部材であって、前記上板から互いに対向した状態で前面側に向けて立設された一対の縦板とが一体形成されている。また、前記一対の縦板の内側で互いに対向する位置に、それぞれ、前記器具本体の押し出し方向に延びる溝(パッキン溝)が形成されている。さらに、前記透光板の縁部内面及び縁部外面と前記透光板の端面との3面に当接可能な外周パッキンと、前記器具本体の押し出し方向における両端部の開口を塞ぐ側板と、その各側板の内側に配置される板状の側板パッキンとを備えており、前記透光板の縁部に前記パッキンが配置された状態で、当該透光板の縁部及びパッキンが前記一対の縦板の溝内に、その各溝の内面と前記透光板の縁部との間に前記パッキンが圧縮された状態で嵌め込まれている。さらに、前記器具本体に前記側板を取り付けた状態で、前記器具本体の押し出し方向の端面が前記側板の内側の側板パッキンに押圧状態で当接し、かつ前記透光板の前記押し出し方向の端面と前記側板の内面との間に前記外周パッキンが圧縮された状態で挟み込まれている。そして、前記側板パッキンには、前記透光板の前記押し出し方向の端面と前記側板の内面との間に配置される前記外周パッキンの幅方向の端部(外周パッキンの側辺部の幅方向の端部)に当接する押え部が設けられていることを特徴としている。なお、「幅方向」とは、「押し出し方向」と直交する方向のことである。
本発明によれば、器具本体の縦板に設けた溝に外周パッキン及び透光板の縁部を嵌め込むことにより、透光板を器具本体に取り付ける構造であるので、図14に示す構造の照明器具つまりヒンジ及び押え金具などが必要なものに比べて部品数を削減することができ、製品コストの低減化をはかることができる。
また、透光板の縁部が一対の縦板の溝内に、その各溝内面と透光板の縁部との間に外周パッキンが圧縮された状態で嵌め込まれているので、透光板の縁部内面及び縁部外面(器具本体の内部側の面及び外部側の面)と、透光板の端面との3面に外周パッキンが密着するようになる。これにより照明器具内に水が浸入することを確実に防止することができ、目的とする防水性能を確保することができる。
さらに、側板パッキンには、透光板の端面(器具本体の押し出し方向の端面)と側板の内面との間に配置される外周パッキンの幅方向の端部(側辺部の幅方向の端部)に当接する押え部が設けられているので、側板を器具本体に取り付ける際に、透光板の端面と側板の内面との間の外周パッキン(側辺部)が圧縮されて幅方向に広がろうとする力によって、当該外周パッキンの端部と側板パッキンの押え部との密着性が高くなり、この部分の防水性能をより一層高めることができる。
このように本発明によれば、器具内に水が浸入することをより確実に防止することが可能な照明器具を安価な構成で実現することができる。
本発明において、器具本体の一対の縦板は、当該器具本体に透光板及びパッキンが嵌め込まれていない状態のときには、器具本体に透光板及びパッキンが嵌め込まれている状態のときと比較して、一対の縦板の溝間の間隔(押し出し方向と直交する方向の間隔)が小さくなるように内側に傾いた形状(図7参照)であることが好ましい。
ここで、本発明の照明器具にあっては、透光板の周縁部に外周パッキンを取り付けた状態で、器具本体の一対の縦板の各溝に透光板の縁部及び外周パッキンを器具本体の側方から嵌め込むという方法で透光板を器具本体に取り付ける。つまり、縦板の溝内に外周パッキンをスライド挿入することにより透光板を器具本体に取り付ける。このため、外周パッキンの締め代(圧縮代)を大きくすると、外周パッキンの挿入性が低下して透光板の全体を溝に嵌め込むことができなる場合がある。一方、外周パッキンの締め代を小さくすると、外周パッキンの挿入性は良くなるものの、目的とする防水性能を確保できなる場合がある。
このような点を考慮して、本発明では、上記した透光板及び外周パッキンを一対の縦板の溝に嵌め込む際に、拡幅用治具を用いて一対の縦板を外側に強制的に押し広げて当該一対の縦板の溝の間隔を大きくしておく。そして、この状態で、一対の縦板の各溝内に、それぞれ透光板の縁部に配置した外周パッキン及び透光板の縁部を嵌め込んだ後に、拡幅用治具を除去するという方法により器具本体に透光板を嵌め込む。このような方法を採用することにより、外周パッキンの締め代を大きくしても、透光板及び外周パッキンを器具本体の正規の位置まで挿入することが可能となるので、目的とする防水性能を確保することができる。
本発明の照明器具によれば、安価な構成で器具内への水の浸入をより確実に防止することができる。
本発明の照明器具の一例を示す外観斜視図である。 図1の照明器具の分解斜視図である。 図1の照明器具を、押し出し方向と直交する平面で切断して示す断面図である。 図1の照明器具を押し出し方向に沿う平面で切断して示す端面図である。 図5(A)は図4のI−I端面図であり、図5(B)は図5(A)相当図であって外周パッキンの側辺部を圧縮しない状態で示す図である。 ガラス板及び外周パッキンと側板パッキンとの配置関係を示す図である。 図1の照明器具の器具本体のみを抽出して示す側面図である。 図1の照明器具の器具本体のみを抽出して示す斜視図である。 ガラス板に外周パッキンを装着した状態を示す平面図(A)及び断面図(B)を併記して示す図である。 側板パッキンの斜視図である。 側板及び側板パッキンの斜視図である。 器具本体にガラス板を嵌め込む際に用いる拡幅治具の一例を模式的に示す平面図(A)及び断面図(B)を併記して示す図である。なお、図12(B)は図12(A)のII−II断面図である。 器具本体にガラス板を嵌め込む際の作業説明図である。 従来の照明器具の一例を示す外観斜視図(A)、及び、断面図(B)を併記して示すである。なお、図14(B)において内部機構は省略している。 器具本体への側板の取付構造の一例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の照明器具の一例について図1〜図11を参照して説明する。
この例の照明器具100は、器具本体1、ガラス板(透光板)2、2枚の側板3,3、外周パッキン4、LED光源5、光源取付板6、及び、2枚の側板パッキン7、7などによって構成されている。
器具本体1はアルミニウム等の押し出し成形品(押し出し材)である。器具本体1は、押し出し方向に延びる平板状の上板11と、押し出し方向に延びる部材であって上板11の両端部(押し出し方向と直交する方向の端部)からそれぞれ互いに対向した状態で前面側(照明側)に向けて立設された一対の縦板12,12とが一体形成されている。
器具本体1の前面側と押し出し方向の両端部(側部)とは開口されている。以下、この器具本体1の前面側の開口を開口部1aという。また、器具本体1の両端部の開口を開口部1bという。
器具本体1には、一対の縦板12,12の内側で互いに対向する位置に、それぞれ、器具本体1の押し出し方向に延びるパッキン溝12a,12aが形成されている。これらパッキン溝12a,12aは、器具本体1の押し出し方向における一端から他端にわたって形成されている。各パッキン溝12a,12aの溝幅は、外周パッキン4の締め代を考慮して、ガラス板2の縁部に嵌め込んだ状態での外周パッキン4(図9(B)参照)の厚さ(ガラス板2と直交する方向の厚さ)よりも所定量だけ小さい寸法に設定されている。
また、器具本体1には、一対の縦板12,12の内側で互いに対向する位置に、それぞれ、器具本体1の押し出し方向に延びる光源取付溝12b,12bが形成されている。これら光源取付溝12b,12bも上記パッキン溝12aと同様に、器具本体1の一端から他端にわたって形成されている。
さらに、器具本体1には、上板11と各縦板12との連結部(角部)と、各縦板12の光源取付溝12bに近傍位置とに、それぞれ、ねじ用孔12c・・12cが形成されている。これら4つのねじ用孔12c・・12cは、後述する側板3を器具本体1にねじ止めによって固定するための孔である。なお、各ねじ用孔12c内には雌ねじを加工しておいてもよい。
以上の構成の器具本体1にあっては、一対のパッキン溝12a,12aに、後述するガラス板2の縁部及び外周パッキン4が嵌め込まれていない状態(図7に示す状態)で、器具本体1の一対の縦板12,12は上板11と直交する面Fzに対してそれぞれ内側に傾いている。この状態(ガラス板2未装着の状態)での一対のパッキン溝12aと12aとの間の間隔Daは、一対のパッキン溝12a,12aにガラス板2の縁部及び外周パッキン4が嵌め込まれている状態(組立完了状態)のときの一対のパッキン溝12aと12aとの間隔Db(図13(C)参照)よりも小さい(Da<Db)。
ガラス板2は例えば透明強化ガラス板である。ガラス板2は、器具本体1の前面側の開口部1aを塞ぐものであって、器具本体1内に配置のLED光源5から出射した光はこのガラス板2を通じて外部に出力される。ガラス板2は、図2〜図5などに示すように、当該ガラス板2の縁部(周縁部)に外周パッキン4を取り付けた状態で器具本体1のパッキン溝12a,12aに嵌め込まれる。その嵌め込み方法については後述する。
ここで、図9に示すガラス板2のX方向(器具本体1の押し出し方向)の長さ寸法は、器具本体1の縦板12,12の押し出し方向の長さ寸法と同じであり、図4及び図5に示すように、ガラス板2を器具本体1に嵌め込んだ状態で、そのガラス板2の押し出し方向の端面2eと、縦板12,12の端面12e,12eとを同じ位置に配置することができる。
なお、ガラス板2の押し出し方向の長さを縦板12,12よりも所定量だけ短い長さとして、ガラス板2を器具本体1に嵌め込んだ状態で、縦板12,12の端面12e,12eに対しガラス板2の端面2eが僅かに内側に凹む形態となるようにしてもよい。
外周パッキン4は、ガラス板2の器具本体1への取り付け部分の防水性を確保するものである。外周パッキン4は、図9(A)に示すように、互いに対向する一対の長辺部42,42と、互いに対向する一対の側辺部41,41とからなる矩形環状の部材である。外周パッキン4の4角(側辺部41の角部)にはそれぞれアールが形成されている(図5(B)参照)。外周パッキン4は、図9(B)の断面図に示すように、互い所定の間隔を隔てて対向する上下の横片4a,4b及び縦片4cを有し、これら横片4a,4b及び縦片4cによって囲われる凹部内にガラス板2の縁部を嵌め込むようになっている。そして、外周パッキン4をガラス板2の周縁部に嵌め込んだ状態で、外周パッキン4の2つの横片4a,4bの内面がガラス板2の縁部内面2aと縁部外面2bとにそれぞれ当接する。さらに、外周パッキン4の縦片4cの内面がガラス板2の端面2eに当接する。
なお、外周パッキン4の材質としては、例えばCR(クロロプレンゴム)またはシリコン等のスポンジゴム、あるいはEPT(エチレン−プロピレン ターポリマ)等の合成樹脂などが挙げられる。
そして、ガラス板2に外周パッキン4を嵌め込んだ状態(図9(A)の状態)での幅方向(Y方向:押し出し方向と直交する方向)の寸法Wa(Wa=[ガラス板2の幅寸法]+2×[外周パッキン4の縦片4cの肉厚])は、ガラス板2の縁部及び外周パッキン4を器具本体1のパッキン溝12a,12aに嵌め込んだ状態(外周パッキン4の締め代が圧縮された状態)において、器具本体1の一対の縦板12,12が外側に向けて変形し、その各縦板12の外面が上板11と直交する面Fzに沿うように(上板11に対して各縦板12が垂直となるように)設定されている。
また、ガラス板2に外周パッキン4を嵌め込んだ状態での長さ方向(X方向:押し出し方向)の寸法Laは、(La=[ガラス板2の押し出し方法の長さ]+2×[外周パッキン4の縦片4cの肉厚])であり、ガラス板2の縁部及び外周パッキン4を器具本体1のパッキン溝12a,12aに嵌め込んだ状態で、図5に示すように、外周パッキン4の側辺部41,41のみが器具本体1の縦板12の押し出し方向(X方向)の端面12eから外側(側板3側)に突き出すようになっている(ガラス板2は器具本体1の縦板12から突出しない)。
LED光源5は、LEDランプ(発光ダイオードランプ)を基板上に実装したものであって、器具本体1に光源取付板6を介して取り付けられる。
光源取付板6は、図3に示すように、板材を折り曲げ加工した部材であって、第1傾斜部6aと、第2傾斜部6bと、第1傾斜部6a側の取付部6cと、第2傾斜部6b側の取付部6dとが一体形成されており、第1傾斜部6aにLED光源5が着脱自在に取り付けられている。なお、第2傾斜部6bは反射板としても機能する。そして、この光源取付板6は、一方の取付部6cを器具本体1の一方の縦板12の光源取付溝12bに嵌め込み、他方の取付部6dを器具本体1の他方の縦板12の光源取付溝12bに嵌め込むことによって器具本体1に組み付けることができる。
次に、側板3,3及び側板パッキン7,7について、図2、図4〜図6、及び、図9〜図11を参照して説明する。なお、2つの側板3と側板3とは同じ構成であり、また、2つの側板パッキン7と側板パッキン7とも同じ構成であるので、以下の説明では、1つの側板3及び側板パッキン7についてのみ説明する。
(側板)
側板3は、器具本体1の端部(側部)の開口部1bを塞ぐ側面矩形状の部材(例えば、アルミニウム等の加工品)である。側板3の周縁には内側に突出するフランジ31が一体形成されている。また、側板3には、それぞれ、4つのねじ挿通孔3b・・3bが設けられている(図2参照)。これら4つのねじ挿通孔3b・・3bは、器具本体1(ガラス板2を取り付けた状態(図3、図4等の状態)の器具本体1)のねじ用孔12c・・12cに対応する位置に設けられている。
さらに、側板3には、側板3のフランジ31の下片31aの内側に化粧バー21が配置されている(図2、図4及び図11参照)。化粧バー21は側板3の幅方向に延びる断面矩形の部材であって、ビス止めによって側板3のフランジ31に固定されている。このような化粧バー21を配置しておくことにより、ガラス板2の前面を伝って流れる水が外周パッキン4に直接当たることを防止することができる。
そして、このような側板3は、図2に示すように、小ねじ(例えば、タッピングビス)8・・8を用いて器具本体1の端部(側部)に後述する側板パッキン7を挟んだ状態で取り付けられる。
なお、この例の照明器具100において、器具本体1内のLED光源5のメンテナンスなどを行う際には、器具本体1の両端部の側板3,3のいずれか一方もしくは両方を開放して行うことができる。また、図示はしないが、側板3,3のいずれか一方もしくは両方には電線貫通用の孔が設けられている。
(側板パッキン)
側板3の内面32(フランジ31の内側)には、板状の側板パッキン7が配置されている。側板パッキン7は、例えば厚さが2mmのシリコンゴム製のパッキンであって、側板3の内面32に接着されている。側板パッキン7は、図10及び図11等に示すように、全体形状が側板3の形状(フランジ31の内側の形状)に対応する矩形状に成形されており、上辺部72及び一対の縦辺部73,73を備えている。各縦辺部73については当該側板パッキン7の下端部(後述するスリット孔7aの周縁部)までの範囲を縦辺部73としている。そして、これら上辺部72及び一対の縦辺部73,73は、器具本体1の上板11及び縦板12,12に対応する位置に設けられており、図4及び図5に示すように、側板3を器具本体1に取り付けた状態で、器具本体1の上板11及び縦板12,12の押し出し方向の各端面11e,12eが、側板パッキン7の上辺部72及び一対の縦辺部73,73に押圧状態で当接し、これら上板11及び縦板12,12の各端面11e,12eと、側板パッキン7の上辺部72及び一対の縦辺部73,73とがそれぞれ密着した状態となるので、この部分の防水性能を確保することができる。
また、側板パッキン7には、4つのねじ挿通孔7b・・7bが設けられている(図10参照)。これら4つのねじ挿通孔7b・・7bは側板3のねじ挿通孔3b・・3bに対応する位置に設けられている。
さらに、側板パッキン7の下部には、当該側板パッキン7の幅方向(Y方向)に沿って延びるスリット孔7aが設けられている。そのスリット孔7aは、器具本体1にガラス板2を嵌め込んだ状態(図4参照)で、そのガラス板2のX方向(器具本体1の押し出し方向)の両端部の外周パッキン4つまり側辺部41に対応する位置に設けられている。スリット孔7aの幅方向(長手方向)の寸法Sa(図10参照)は、ガラス板2に外周パッキン4を嵌め込んだ状態(図9(A)の状態)での幅方向(Y方向:押し出し方向と直交する方向)の寸法Waと同じである。また、スリット孔7aの高さ方向の寸法は、外周パッキン4(図9(B)参照)の厚さ(ガラス板2と直交する方向の厚さ)と同じである(図6参照)。そして、そのスリット孔7aの幅方向の各縁部がそれぞれ押え部71となっている。
このようにして側板パッキン7にスリット孔7aを形成して側板パッキン7に押え部71を設けておくことにより、図5に示すように、側板3を器具本体1の端部の所定位置に配置した状態(図5(B)に示す状態)で、外周パッキン4の側辺部41,41の幅方向(Y方向)の各端部に押え部71,71が当接し、その側板3を器具本体1にねじ止め固定した状態(図5(A)に示す状態:ねじ止め固定の方法は後述)で、外周パッキン4の側辺部41の各端部と側板パッキン7の押え部71,71とが密着するので、この部分の防水性能を確保することができる。
ここで、側板パッキンの形状は図10に示す形状に限定されない。例えば図10において、上辺部72及び一対の縦辺部73,73によって囲われる開口部7cとスリット孔7aとの間に存在する片部を除去した形状(開口部7cとスリット孔7aとを連通した形状)の側板パッキンであってもよい。
<効果>
以上説明したように、本実施形態の照明器具100によれば、器具本体1の縦板12,12に設けたパッキン溝12a,12aに外周パッキン4及びガラス板2の縁部を嵌め込むことにより、ガラス板2を器具本体1に取り付ける構造であるので、図14に示す構造の照明器具500つまりヒンジ及び押え金具などが必要なものに比べて、部品数を削減することができ、製品コストの低減化をはかることができる。
また、ガラス板2の縁部が縦板12のパッキン溝12a内に、そのパッキン溝12aの内面とガラス板2の縁部との間に外周パッキン4が圧縮された状態で嵌め込まれているので、ガラス板2の縁部内面2a及び縁部外面2b(器具本体1内部側の面及び外部側の面)とガラス板2の端面2eとの3面に外周パッキン4(横片4a,4b及び縦片4c)が密着する。これにより、照明器具100内に水が浸入することを確実に防止することができ、目的とする防水機能を確保することができる。
さらに、板状の側板パッキン7に、外周パッキン4の側辺部41,41の端部に当接する押え部71,71を設けているので、防水性能をより一層高めることができる。この点について説明する。
まず、器具本体への側板の取付構造として、例えば図15に示す構造が考えられる。
この図15の構造では、側板203の内面にパッキン溝(凹部)203aが形成されている。パッキン溝203aは、当該側板203を器具本体201の端部の所定位置に配置した状態で、器具本体201に嵌め込んだガラス板202(外周パッキン204)の押し出し方向の端部と対応する位置に設けられている。また、側板203の内側には側板パッキン207が配置されている。
そして、この図15に示す構造によれば、ガラス板202を器具本体201に嵌め込んだ状態で、ガラス板202の端面(器具本体201の押し出し方向の端面)202eが、器具本体201の縦板212の端面212eよりも外方に突き出しているため、図15に示す状態(外周パッキン204が圧縮されていない状態)から、側板203をねじによって器具本体201に向けて移動させた場合、外周パッキン204のG部分(器具本体201の縦板212の端面212eとガラス板202の端面202eとの間の部分)に皺が発生してしまう。この皺の発生により、ガラス板202の外周パッキン204と側板パッキンとの密着状態が悪くなり、防水性能が低下する場合がある。
これに対し、本実施形態では、側板3の内面32には上記パッキン溝がない構造とし、図5に示すように、ガラス板2を器具本体1に嵌め込んだ状態で、そのガラス板2の押し出し方向の端面2eと縦板12,12の端面12e,12eとが同じ位置となるようにしている。さらに、外周パッキン4の側辺部41の角部にアールを設けて、その側辺部41の角部と、側板3の内面32及び側板パッキン7の縦辺部73と間に隙間(外周パッキン4の側辺部41の逃げ代)が空くようにしている(図5(B))。このような構造を採用することにより、外周パッキン4の長辺部42,42はその全長に亘ってガラス板2と縦板12,12との間に挟まれた状態となるので、側板3をねじによって器具本体1に向けて移動させる過程において長辺部42,42に皺が発生することがない。また、外周パッキン4の側辺部41の幅方向の端部(図5(B)において縦板12の端面12eと側板パッキン7の縦辺部73との間に相当する部分)については、上記隙間を設けているので、この部分にも皺が発生することはない。
さらに、側板3を器具本体1の端部の所定位置に配置した状態で、外周パッキン4の側辺部41の幅方向(Y方向)の各端部に、側板パッキン7の押え部71が当接するようにしているので、図5(B)の状態(外周パッキン4の側辺部41が圧縮されていない状態)から、側板3が器具本体1に向けて移動すると、側板3の内面32とガラス板2の端面2eとで外周パッキン4の側辺部41が圧縮され、その側辺部41が幅方向に広がろうとする力によって、外周パッキン4と側板パッキン7とが密着するとともに、器具本体1の縦板12,12の端部が側板パッキン7の縦辺部73,73に食い込む(図5(A))ので、この部分の防水性能をより一層高めることができる。
ここで、上記図15に示す構造(ガラス板が縦板より出ている構造)のものと、本実施形態の構造(図5に示す構造)のものとを試作したところ、図15に示す構造では外周パッキン204に皺が発生する場合があることが確認できた。これに対し、本実施形態の構造では外周パッキン2の皺の発生がなく、防水性能(気密性)がより高くなることが確認できた。
以上説明したように、本実施形態によれば、照明器具100内に水が浸入することをより確実に防止することが可能な照明器具100を安価な構成で実現することができる。
また、本実施形態では、当該器具本体1にガラス板2及び外周パッキン4が嵌め込まれていない状態(図7の状態)のときには、器具本体1にガラス板2及び外周パッキン4が嵌め込まれている状態(図3、図13(C)の状態)のときと比較して、一対の縦板12,12のパッキン溝12a,12a間の間隔Daが小さく(Da<Db)なるように、一対の縦板12,12が内側に傾いた形状としているので、一対の縦板12,12のパッキン溝12a,12aにガラス板2の縁部及び外周パッキン4を嵌め込んだ状態での各縦板12の弾性変形によるスプリング効果が大きくなり、各縦板12が元の姿勢(内側)に戻ろうとする力(弾性力)、つまり外周パッキン4を締め付ける(圧縮する)力が更に大きくなる。その結果として、照明器具100内に水が浸入することをより確実に防止することができる。
次に、この例の照明器具100の製造方法(組立方法)について説明する。
(拡幅用治具)
まず、器具本体1にガラス板2を嵌め込む際に用いる拡幅用治具について、図12(A)及び(B)を参照して説明する。
この図12に示す拡幅用治具9は、ベース板9aと、複数のローラ9b・・9bなどによって構成されている。各ローラ9b・・9bは、ベース板9aの幅方向(短手方向)の両端部に互いに対向する位置に対をなして配置されている。ベース板9aの長手方向の一端部は先端に向かうにしたがって細くなるテーパ形状に加工されており、そのテーパ部91に配置されているローラ9b・・9bもテーパ状に配置されている。また、テーパ部91を除く平行部92に配置されているローラ9b・・9bは一方向に平行な2本の平行線上に沿って配置されている。
各ローラ9bはベース板9aに対して回転(自転)可能に支持されている。これらローラ9b・・9bのうち、上記テーパ部91の最先端に配置の一対のローラ9bとローラ9bとの外周面間の距離Rx(図12(A))は、図7に示す状態(ガラス板2を嵌め込んでいない状態)の器具本体1の一対の縦板12と縦板12との間にローラ9b,9bを挿入できる寸法に設定されており、この最先端の一対のローラ9b,9bから3列目の一対のローラ9b,9bまでの間において、上記外周面間の距離Rxが一定の割合で徐々に広がっている。
また、平行部92において対をなしているローラ9bとローラ9bとの外周面間の距離Ra(図12(B))については、各対のローラ9b,9bを器具本体1の縦板12と縦板12との間に配置した状態(図13(A)に示す状態)で、器具本体1の各縦板12,12が外側に押し広げられ、それら縦板12,12が、それぞれ、上記した垂直面Fz(図7参照)に対して外側に広がるようになっている。
なお、拡幅用治具9の平行部92の長さは、例えば、器具本体1の押し出し方向の長さと同程度に設定されている。
(製造方法)
次に、この例の照明器具100の製造方法(組立方法)について図1〜図13を参照して説明する。
(S1)図9(A)及び図9(B)に示すように、ガラス板2の周縁部に外周パッキン4を嵌め込んでおく。
(S2)拡幅用治具9を用いて器具本体1の縦板12,12を外側に強制的に広げる(拡幅する)。具体的には、器具本体1の押し出し方向の一端部と拡幅用治具9の先端部(テーパ部91側の端部)とを対向して配置し、器具本体1を拡幅用治具9側に向けてスライド(または、拡幅用治具9を器具本体1側に向けてスライド)させることにより、拡幅用治具9を器具本体1内に挿入していく。この挿入過程において、拡幅用治具9のテーパ部91に配置のローラ9b・・9bによって器具本体1の一対の縦板12,12が順次外側に押し広げられる。そして、更に拡幅用治具9を器具本体1内に挿入して拡幅用治具9の平行部92のほぼ全体を器具本体1内に配置する。この状態で、器具本体1の全長にわたって一対の縦板12,12が外側に押し広げられた状態(図13(A))となり、一対のパッキン溝12a,12aの間の距離Dcが、組立完了状態での距離Db(図13(C)参照)よりも大きくなる。これにより、外周パッキン4の締め代を大きくしても、パッキン溝12a,12aに外周パッキン4をスムースに挿入することが可能になる。
(S3)上記(S1)において外周パッキン4を嵌め込んだガラス板2を、拡幅状態の一対の縦板12,12の一端側に配置し、このガラス板2の一辺部(長手方向の一辺部)を一対のパッキン溝12a,12a内に合わせた状態で、ガラス板2及び外周パッキン4を器具本体1内にスライド挿入していき、ガラス板2のほぼ全体を器具本体1に嵌め込む(図13(B))。このとき、図5に示すように、ガラス板2の端面2e(押し出し方向の端面)と縦板12,12の端面12e,12eとが同じ位置となるようにしておく。
(S4)上記した(S3)の嵌め込み作業が完了した後、拡幅用治具9を挿入方向とは逆向き(もしくは同じ向き)にスライドさせて拡幅用治具9を器具本体1から除去する(図13(C))。このようにして拡幅用治具9を除去すると、各縦板12,12の弾性力つまり各縦板12,12が元の姿勢(内側)に戻ろうとする力によって外周パッキン4が締め付けられた状態(圧縮された状態)でパッキン溝12a内に嵌め込まれる。
(S5)以上のようにしてガラス板2を嵌め込んだ器具本体1の内部に、LED光源5(図3参照)を取り付けた状態の光源取付板6を挿入し、縦板12,12の光源取付溝12b,12bに取り付ける。また、図示はしないが、光源取付溝12b,12b等を利用してLED光源5の駆動用回路等の電気機器を器具本体1の内部に取り付ける。
次に、例えば、LED光源5の内部配線などを行った後に、器具本体1の両端部(側部)をそれぞれ側板3,3によって塞ぐ。具体的には、図2、図5及び図11等に示すように、側板3,3の各内面32に側板パッキン7を配置(接着)した状態で、各側板3の各ねじ挿通孔3bを器具本体1のねじ用孔12cに合わせる。次に、各側板3の各ねじ挿通孔3bに小ねじ8を、防水ワッシャ8aを嵌めた状態で挿通し、その小ねじ8を器具本体1のねじ用孔12cにねじ込むことによって、各側板3を器具本体1に固定する。このようにして側板3,3を取り付けることにより、器具本体1の側部における防水性能を確保することができ、器具全体としての防水性能を確保することができる。また、各小ねじ8の頭部と側板3との間に防水ワッシャ8aを挟み込んでいるので、各小ねじ8の挿通部の防水性能も確保することができる。
なお、LED光源5の内部配線や照明器具100内への入線などの配線の引き回しについては、その具体的な説明は省略する。
以上の製造方法では、ガラス板2及び外周パッキン4を一対の縦板12,12のパッキン溝12a,12aに嵌め込む際に、拡幅用治具9を用いて一対の縦板12,12を外側に強制的に押し広げて当該一対の縦板12,12のパッキン溝12a,12aの間隔を大きくしておき、この状態で、一対の縦板12,12のパッキン溝12a,12a内に、ガラス板2の縁部に配置した外周パッキン4及びガラス板2の縁部を嵌め込むという方法を採用しているので、外周パッキン4の締め代を大きくしても、パッキン溝12a,12aに外周パッキン4をスムースに挿入することができ、ガラス板2及び外周パッキン4を器具本体1の正規の位置まで挿入することが可能となるので、目的とする防水性能を確保することができる。
なお、このような点(外周パッキン4の締め代を大きくできる点)は、試作・実験等によって確認できている。また、器具本体1の一対の縦板12,12の変形時(図7の形状から図13(A)の形状(拡幅状態)への変形時)における器具本体1の各部の応力について解析したところ、その変形時の応力はいずれも降伏点よりも十分に小さいことが確認できた。
−他の実施形態−
以上の実施形態では、器具本体1(パッキン溝12a,12a)にガラス板2の縁部及び外周パッキン4が嵌め込まれていない状態で、器具本体1の一対の縦板12,12は上板11と直交する面Fzに対してそれぞれ内側に傾いた形状(図5参照)としているが、本発明はこれに限定されない。例えば、ガラス板2の縁部及び外周パッキン4が嵌め込まれていない状態で、器具本体の一対の縦板が上板と直交する面Fzに沿う形状とし、器具本体にガラス板の縁部及び外周パッキンを嵌め込んだ状態で、一対の縦板がそれぞれ外側に傾くような構造としてもよい。
以上の実施形態では、器具本体1の断面形状を、平板状の上板11の両端部から縦板12,12が垂直に立設する「コ」字形としているが、本発明はこれに限定されず、例えば「U」字形、円弧状などの他の断面形状の器具本体を用いてもよい。
以上の実施形態では、器具本体内に配置する光源をLED光源としているが、本発明はこれに限られることなく、例えば、白熱電球、蛍光ランプなどの他の任意の光源であってもよい。
以上の実施形態では、器具本体の前面側の開口部を塞ぐ透光板として透明のガラス板2を用いているが、本発明はこれに限られることなく、透明樹脂板を用いてもよいし、また、半透明のガラス板や半透明樹脂板などの透光板を用いてもよい。
本発明は、屋外環境で使用される防水型の照明器具に利用可能であり、さらに詳しくは、器具筐体が押し出し材で構成された照明器具に有効に利用することができる。
100 照明器具
1 器具本体
11 上板
12 縦板
12a パッキン溝
2 ガラス板(透光板)
2a ガラス板の縁部内面
2b ガラス板の縁部外面
2e ガラス板の端面
3 側板
32 側板の内面
4 外周パッキン
4a,4b パッキンの横片
4c パッキンの縦片
7 側板パッキン
7a スリット孔
71 押え部

Claims (2)

  1. 押し出し材で構成され、内部に光源を収容する器具本体と、その器具本体の前面側の開口部を塞ぐ矩形の透光板とを備え、前記器具本体内の光源が出射した光を前記透光板を通じて外部に出力する照明器具において、
    前記器具本体は、その押し出し方向に延びる上板と、前記押し出し方向に延びる部材であって前記上板から互いに対向した状態で前面側に向けて立設された一対の縦板とが一体形成され、前記一対の縦板の内側で互いに対向する位置に、それぞれ、前記押し出し方向に延びる溝が形成されているとともに、前記透光板の縁部内面及び縁部外面と前記透光板の端面との3面に当接可能な外周パッキンと、前記器具本体の押し出し方向における両端部の開口を塞ぐ側板と、その各側板の内側に配置される板状の側板パッキンとを備え、
    前記透光板の周縁部に前記外周パッキンが配置された状態で、当該透光板の縁部及び外周パッキンが前記一対の縦板の溝内に、その各溝の内面と前記透光板の縁部との間に前記外周パッキンが圧縮された状態で嵌め込まれているとともに、
    前記器具本体に前記側板を取り付けた状態で、前記器具本体の押し出し方向の端面が前記側板の内側の側板パッキンに押圧状態で当接し、かつ前記透光板の前記押し出し方向の端面と前記側板の内面との間に前記外周パッキンが圧縮された状態で挟み込まれており、
    前記側板パッキンには、前記透光板の前記押し出し方向の端面と前記側板の内面との間に配置される前記外周パッキンの幅方向の端部に当接する押え部が設けられていることを特徴とする照明器具。
  2. 請求項1記載の照明器具において、
    前記器具本体の一対の縦板は、器具本体に前記透光板が嵌め込まれていない状態のときには、当該器具本体に前記透光板が嵌め込まれている状態のときと比較して、当該一対の縦板の溝間の間隔が小さくなるように内側に傾いていることを特徴とする照明器具。
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