JP5627626B2 - Ctデータ照合装置、ctデータ照合方法、および患者位置決めシステム - Google Patents

Ctデータ照合装置、ctデータ照合方法、および患者位置決めシステム Download PDF

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Description

本発明は、放射線や粒子線などを患者の病巣部に照射して治療を行う放射線治療における、好適な患者位置決めシステムに関する。
患者位置決めシステムでは、始めに、断層像撮影装置(例えば、X線CT(Computed Tomography)装置)を用いて患者の病巣部を撮影した治療計画用3次元CTデータを取得し、このCTデータの診断結果に基づいて治療計画を立てる。このとき3次元CTデータに基づいて腫瘍患部の位置や形状を特定し、放射線を照射する方向や照射線量などを決める。次に、決定した治療計画に基づいて放射線治療を行うことになる。しかし、CT撮影時から放射線治療までの間にかなりの時間が経過していると、治療時における治療台の患者の位置や体位が治療計画作成時の患者の位置や体位と異なっていることが多い。そのため放射線治療を行う前に、現在の患者位置と治療計画時の患者位置のずれを補正する必要がある。
このずれの補正量を算出するために、治療時においても治療台の患者の3次元CTデータを取得する。この治療時CTデータと、治療計画時CTデータとを比較し、画像処理を施すことによって補正量を算出する。治療ビームが患部の適切な位置を照射するように、算出した補正量に基づいて治療台の3次元位置と姿勢を調整する。以上の処理を行う装置が患者位置決めシステムである。こうした患者位置決めシステムでは、患者位置決めの精度向上や速度向上が要望されている。
特に、近年、たとえば粒子線など、体内で線量を集中させることが可能な放射線治療法がある。この治療法では、粒子線ビームのエネルギーを調節して腫瘍の深さ方向の位置に合わせることによって、高い線量部分を腫瘍患部に一致させることが可能である。つまり、腫瘍だけに高い線量を照射しつつ、周囲の正常組織に対する影響を低減できる。この性質を活かすためには、腫瘍患部のみに粒子線を照射するための、高精度な患者の位置決め技術が重要になってくる。
このような患者位置決めシステムにおいては、精度向上や速度向上のために、様々な補助的な装置や方式が用いられている。例えば、特許文献1では、治療計画時に患者の特定の人体箇所の基準座標を決定し、治療時に、まず患者の人体箇所の相対位置決め(例えば姿勢)が、基準座標の相対位置決めと合致するように行われ、その後患者単体を基準座標の絶対位置と合致するよう移動させて位置決めする、という技術が開示されている。
また、特許文献2ではCTデータから算出した特徴点の3次元座標を用いて、ICP(Iterative Closest Point)により初期位置決めを行い、MPR(Multi Planar Reconstruction)画像を用いることにより位置決めの微調節を行う方法が開示されている。
特表2002−528168号公報 国際公開第2010/143400号公報
特許文献2によれば、CTデータ同士の位置決めでは、CTデータから算出した特徴点
の3次元座標を用いて、ICP(Iterative Closest Point)により初期位置決めを行い
、MPR(Multi Planar Reconstruction)画像を用いることにより位置決めの微調節を
行う。図13にMPR画像生成の概念図を示す。CTデータは複数の断面画像から構成され、ボクセルP1で表現することが可能である。MPR画像は、S2のようにCTデータを分断する平面を仮定した際に、分断ボクセルのCT値から作成することができる。このように、MPR画像の生成は、平面とCTデータの分断面を算出する必要があるため、計算負荷が高いという問題がある。
上記のような問題点を解決するためになされたものであり、MPR画像を生成することなく、計算負荷の軽減ができ、高速な位置決め演算を行うことを目的としている。
本発明の患者位置決めシステムは、入力された移動量により変換して新第二のCTデータを生成する照合スライス面生成部と、新第二のCTデータの各々のボクセルに最も近い第一のCTデータのボクセルを求めて、新第二のCTデータの各々のボクセルのCT値はそのままで、求めたボクセル位置に変換して新第二のCTデータを第一のCTデータの座標系で表わした離散化処理後の第二のCTデータを生成する照合スライス面離散化部と、離散化処理後の第二のCTデータと、第一のCTデータとの相違度を算出する相違度算出部と、入力された移動量を修正して修正された移動量を照合スライス面生成部に出力する移動量修正部とを有し、繰り返し演算により相違度算出部で算出する相違度が最小となる最適移動量を求める詳細移動量演算部を備え、求めた最適移動量に基づいて治療台の位置決めを行うようにしたものである。
この発明によれば、MPR画像を生成することなく位置決め演算を行うことができるため、計算負荷が軽く、高速な位置決め演算が可能となる患者位置決めシステムが得られる。
この発明の実施の形態1による患者位置決めシステムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による患者位置決め装置の動作を説明するための治療計画時のブロック図である。 この発明の実施の形態1による患者位置決め装置の動作を説明するための治療時のブロック図である。 この発明の実施の形態1による患者位置決め装置の初期移動量演算部の動作を説明する概念図である。 この発明の実施の形態1による患者位置決め装置の照合スライス面離散化部の動作を説明する3次元で表わす概念図である。 この発明の実施の形態1による患者位置決め装置の照合スライス面離散化部の動作を説明する2次元で表わす概念図である。 図6の斜線部を拡大して示す拡大図である。 この発明の実施の形態1によるCTデータ照合方法の手順を示すフロー図である。 この発明の実施の形態2による患者位置決め装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による患者位置決めシステムの照合スライス面離散化部の動作を説明する3次元で表わす概念図である。 この発明の実施の形態2による患者位置決めシステムの別の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3による患者位置決めシステムの構成を示すブロック図である。 MPR画像生成の概念図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による患者位置決めシステムの構成を示すブロック図である。また、図2は、本発明の実施の形態1による患者位置決めシステムの動作を説明するための治療計画時のブロック図、図3は治療時のブロック図である。図2に示すように、治療計画時に治療台3に載せられた患者1のCT画像をCTスキャナ2で撮影して、CTデータ取得部5で治療計画時CTデータとして取得する。取得した治療計画時CTデータは治療計画時CTデータ保存部6に保存する。治療時には、図3に示すように、患者1のCT画像をCTスキャナ2で撮影してCTデータ取得部5で治療時CTデータとして取得し、移動量演算部8において治療時CTデータと治療計画時CTデータ保存部6に保存されている治療計画時CTデータとを照合することにより、位置決めを行うための治療台の移動量の演算を実施する。演算により求めた移動量のデータが治療台制御部9に送られて治療台3を移動することにより患者位置決めが行われる。このように、患者位置決めシステムの要部は、CTデータ同士を比較して照合するCTデータ照合装置10である。
移動量演算では、特許文献2に記載された技術と同様に特徴点を抽出した結果を用いてICPにより、初期照合を行うことにより初期移動量演算を行う。初期移動量演算後に、断面をCTスライス面に量子化することにより、詳細照合、すなわち詳細移動量演算を行う。本発明は、この詳細移動量演算に関するものである。以上の移動量演算により、最終的に治療台の移動量を決定して、この移動量のデータを治療台制御部9に送り、治療台3を移動させて位置決めを行う。位置決め後粒子線などの放射線照射装置4により患者1に放射線を照射して治療を行う。
まず、患者位置決めシステムの治療計画時の動作について説明する。CTデータ取得部5では、CTスキャナ2を用いて撮影された患者1のCT画像をCTデータとして取得する。撮影されたCT画像は、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)形式のスライス画像群であるが、フォーマットは特にこれに限定されるものではない。治療計画時CTデータ保存部6では、CTデータ取得部5で取得された治療計画時CTデータを保存する。このCTデータには、DICOM形式ファイルのようにタグ情報である画素間隔やスライス間隔の情報も同時に保存される。
次に、本発明の実施の形態1における治療時について説明する。CTスキャナ2により撮影された治療時における患者1のCT画像をCTデータ取得部5が治療時CTデータとして取得し、取得した治療時CTデータを移動量演算部8に出力する。治療時CTデータは、治療計画時CTデータと同様に、複数のスライス画像が集まったデータとなっており、タグ情報も同時に取得している。移動量演算部8は、治療計画時CTデータ保存部6に保存されている治療計画時CTデータとタグ情報も読み込む。
移動量演算部8の初期移動量演算部81において、治療計画時CTデータと治療時CTデータを用いて、患者の位置決めを行うための移動量を算出する。ここで、移動量を、患者のX、Y、Z方向への平行移動ベクトルTとX軸、Y軸、Z軸を軸とした回転行列Rと定義する。初期移動量演算部81では、図4の概念図に示すように、治療計画時CTデータにおける特徴点f01、治療時CTデータおよびにおける特徴点f02を抽出した結果を用いて、周知のICP法により初期位置あわせを行えばよい。ICP法では、治療計画時のN個の3次元特徴点をXn=(xn, yn, zn)とし、移動ベクトルT、回転行列Rにより変
換した治療計画時の3次元特徴点に最も近い治療時の3次元特徴点をX’n=(xn, yn, zn)
としたとき、以下のような式を満たす、すなわち誤差関数が最小となる移動量である移動ベクトルTと回転行列Rを算出する。
詳細移動量演算部82では、初期移動量演算部81で算出した移動量を元に、CT値を基準とした演算を行い、最適な移動量を算出する。詳細移動量演算部82は、図1に示す照合スライス面生成部83、照合スライス面離散化部84、相違度算出部85、および移動量修正部88を用い、滑降シンプレックス法などを用い、繰り返し演算により最適な移動量を算出する。滑降シンプレックス法においても、評価関数である相違度を最小とする移動量を求めることとなる。
照合スライス面生成部83では、初期移動量演算部81により算出した初期移動量を用いて治療時CTデータの形状を変換、すなわち初期移動量だけ位置が移動した治療時CTデータを求めて新治療時CTデータとする。これは、平行移動ベクトルと回転行列による変換で求めることが可能である。
次に、照合スライス面離散化部84において、新治療時CTデータのスライス面に最も近い治療計画時CTデータのボクセル群を算出する。このイメージを図5〜図7に示す。図5は、治療計画時CTデータのボクセルP1と新治療時CTデータのあるスライス面S2を3次元で示すイメージ図、図6は、治療計画時CTデータのボクセルP1と、新治療時CTデータのボクセルP2と、新治療時CTデータのあるスライス面S2を2次元で示すイメージ図、図7は、図6の斜線部分を拡大して示すイメージ図である。図5において、新治療時CTデータの、あるスライス面S2に最も近い治療計画時CTデータのボクセルを黒塗りで示している。この関係を2次元で説明する図が、図6および図7である。図6において、実線で示すボクセルP1が治療計画時CTデータのボクセルであり、破線で示すボクセルP2が新治療時CTデータのボクセルである。この新治療時CTデータは、スライス面を積み重ねたデータとなっており、新治療時CTデータにおけるあるスライス面S2のボクセルに注目する。
以下、図7の拡大図を用いて照合スライス面離散化部84の動作を説明する。CTデータにおいて、各ボクセルのデータは、当該ボクセルのボクセル番号と当該ボクセルのCT値によって表わされる。ボクセル番号は、位置に対応した番号となっており、3次元の番号で、例えば治療計画時CTデータのボクセルをP1i,j,kのような番号で表わす。図7では、ボクセル番号を簡単のため2次元のみの番号で示している。図7において、治療計画時のボクセルをP1、初期移動量演算により求めた移動量で形状変換した後の治療時CTデータ、すなわち新治療時CTデータのボクセルをP2で表わしている。
照合スライス面離散化部84において、例えば、スライス面S2にある新治療時のボクセルP2i,j位置に最も近い治療計画時ボクセルを演算によって求める。すなわちP2i,jの中心p2i,jが治療計画時ボクセルのうちどのボクセル内にあるかを演算により求める
。図7では、p2i,jは治療計画時ボクセルのP1i,j内にある。この場合、新治療時CTデータのボクセルP2i,jのCT値そのものを用いて、治療計画時ボクセルのP1i,jの位置のデータとして扱う。すなわち、新治療時のボクセルのP2i,jのCT値が治療計画時
ボクセルのP1i,jの位置にあるとして、治療時CTデータを表わす。同様に、形状変換
後の治療時CTデータのP2i,j+3のCT値が治療計画時ボクセルのP1i+1,j+3にあるとして、治療時CTデータを表わす。以上の処理は、新治療時CTデータを、補間処理によらず、治療計画時CTデータのボクセル位置そのものに置き換えて治療計画時座標系のデ
ータに変換する処理であり、離散化処理といえる。離散化処理後の治療時CTデータを、離散化処理後の治療時CTデータと呼ぶ。
以上のようにして、新治療時CTデータのCT値をそのまま用いて、離散化処理により治療計画時座標系で表わされた離散化処理後の治療時CTデータが得られる。例えば特許文献2では、治療計画時CTデータのボクセル位置へデータ変換する際に、新治療時CTデータのCT値を用いて、補間処理により治療計画時のスライス面でのMPR画像を作成することによりデータ変換を行っていた。これに対して本発明の実施の形態1によれば、補間計算を必要とせず離散化処理のみでデータ変換を行うため、計算負荷の大幅な軽減ができる。
治療計画時座標系により表わされた離散化処理後の治療時CTデータを得るのは、位置決めのためのデータを得ることが目的であり、例えば人間が鑑賞する映像の表示画像のように解像度の高い画像のデータを得ることが目的ではない。本発明者らは、補間を行わず最も近い治療計画時のボクセル位置でのデータであるとして扱っても、精度の良い詳細移動量演算を行えることを見出したのである。
なお、CTデータ領域の端において、新治療時CTデータのボクセルの位置に対応した治療計画時CTデータのボクセルが無い場合や、逆に治療計画時CTデータのボクセルに対応する新治療時CTデータのボクセルが無い場合が発生する。これらは、データが無いとして、無視する、すなわち次のステップである相違度算出には用いない。このように無視しても、移動量演算への影響はほとんどない。あるいは、対応するデータが無い場合は、ペナルティーとして、相違度算出時に考慮することで、より移動量算出の精度が上がる、また例えば滑降シンプレックス法において収束速度が上がる。
以上の変換を行うための、実際の演算方法について説明する。初期移動量演算部81において求めた移動量により変換した新治療時CTデータのスライス面s、ピクセル位置(u2, v2)が治療計画時CTデータにおけるスライス面s、ピクセル位置(u1, v1)に対応する箇所を算出する。新治療時スライス面sとピクセル位置(u2, v2)は、タグ情報であ
るスライス間隔α2と画素間隔β2=(βu2v2)により、治療計画時座標系へ変換できる。

変換した座標は、治療計画時座標系であり3次元座標となるため、移動量による変換を行うことで、治療計画時座標系へ変換することができる。
次に、治療計画時CTデータのタグ情報であるスライス間隔α1と画素間隔β1=(βu1,
βv1)を用いることで、治療計画時CTデータのスライス面の連続値s’1、ピクセル位置
の連続値(u’1, v'1)に変換することができる。ここで連続値とは、整数が離散値である
のに対し、少数以下を有する値という意味で使用している。


これらの位置のデータ値は、各ボクセルの中央位置を整数値とした連続値となっている。よって、算出した連続値の小数点以下を四捨五入して整数値とすることにより、各位置が、最も近い治療計画時のボクセルの中央位置に変換される。
次に、相違度算出部85において、照合スライス面離散化部84で求めた対応点同士のCT値の相違度を算出する。相違度の算出は、SSD(Sum of Squared Difference)や
SAD(Sum of Absolute Difference)、NCC(Normalized Cross-Correlation)など、周知の方法を用いればよい。移動量修正部88において移動量を修正して、以上説明した照合スライス面生成部83、照合スライス面離散化部84、相違度算出部85を用い、滑降シンプレックス法などの繰り返し計算により、相違度が最小となる最適な移動量を算出することができる。この最適な移動量が、治療台を位置決めする最終的な移動量となるので、この最終的な移動量のデータを移動量演算部8から治療台制御部9に出力して、治療台を移動することにより、治療時の位置決めを行うことができる。
なお、上記説明では、離散値を算出したが、あらかじめ回転角および平行移動量に従い、離散位置を算出するLUT(Look Up Table)を作成しておいてもよい。
以上の説明では、治療時CTデータを治療計画時座標系で表わすことにより移動量を求めたが、逆に治療計画時CTデータを治療時座標系で表わすことにより移動量を求めても良いことは言うまでもない。このように、治療計画時CTデータと治療時CTデータとは可逆であり、CTデータ照合装置10は、一方のCTデータを他方のCTデータの座標系で表わし、一方のCTデータを移動させて変換しながら双方のCTデータを照合することにより、最も照合する一方のCTデータの移動量を求める装置であると言える。一方のC
Tデータを第二のCTデータ、他方のCTデータを第一のCTデータとすると、上記の説明は、第一のCTデータが治療計画時CTデータであり、第二のCTデータが治療時CTデータということになる。上記の説明において、治療時CTデータを治療計画時CTデータに置き換え、治療計画時CTデータを治療時CTデータに置き換えると、治療計画時CTデータを治療時座標系で表わすことにより移動量を求めることになる。この場合、第一のCTデータは治療時CTデータとなり、第二のCTデータが治療計画時データとなる。患者位置決めシステムは、CTデータ照合装置10により求めた移動量に基づいて治療台を移動させて位置決めを行う装置ということになる。
CTデータ照合装置10において、第一のCTデータと第二のCTデータとを用いて第二のCTデータを第二のCTデータに合わせるための最適な移動量を求める手順、すなわちCTデータ照合方法を、図8のフローチャートにまとめて示す。まず、第一のCTデータと第二のCTデータを取得し(ST0)、第一のCTデータと第二のCTデータとの誤差関数が最小となるようにICP法を用いて、第二のCTデータの初期移動量を求める初期移動量演算を行う(ST1)。次に、求めた初期移動量により第二のCTデータを変換して新第二のCTデータを生成する(ST2)。新第二のCTデータの各々のボクセルに最も近い第一のCTデータのボクセルを求めて、新第二のCTデータに対して離散化処理を行って、新第二のCTデータを第一のCTデータの座標系で表わす離散化処理後の第二のCTデータを生成する(ST3)。第一のCTデータと、離散化処理後の第二のCTデータとの相違度を算出する(ST4)。相違度が最小となる最適移動量が求まったかどうか判断する(ST5)。最適移動量がまだ求まっていないとき(ST5 NO)は移動量を修正して(ST6)ステップST2に戻り、修正した移動量により第二のCTデータを変換して照合スライス面を生成する(ST2)。その後は、最適移動量が求まるまで(ST5 YES)、ST2〜ST6を繰り返す。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2による患者位置決めシステムの構成を示すブロック図である。本実施の形態2においても実施の形態1と同様に、治療計画時に患者1のCT画像をCTスキャナ2で撮影して治療計画時CTデータを取得し、治療時において患者1のCT画像をCTスキャナ2で撮影して治療時CTデータを取得する。この治療計画時CTデータと治療時CTデータとを用いて移動量演算を行う。移動量演算では、まず、特許文献2に記載されている技術と同様に特徴点を抽出した結果を用いてICPにより初期移動量演算を行う。初期移動量演算後に、断面をCTスライス面に量子化することにより、詳細移動量演算を行う。
以下、図9のブロック図を用いて、実施の形態2における動作について説明する。治療計画時は、実施の形態1と同様の動作である。治療時の動作は以下のようである。CTデータ取得部5より、治療時における患者1のCTデータを取得し、初期移動量演算部81へ治療時CTデータとして出力する。治療時CTデータは、治療計画時CTデータと同様に、複数のスライス画像が集まったデータとなっており、タグ情報も同時に取得している。初期移動量演算部81では、治療計画時CTデータ保存部6に保存された治療計画時CTデータとタグ情報を読み込む。
初期移動量演算部81では、治療計画時CTデータと治療時CTデータを用いて、患者の位置決めを行うための移動量を算出する。ここで、移動量を、患者のX、Y、Z方向への平行移動ベクトルTとX軸、Y軸、Z軸を軸とした回転行列Rと定義する。初期移動量演算部81では、図4に示すように、特徴点を抽出した結果を用いてICPにより初期位置あわせを行えばよい。ICP法では、治療計画時のN個の3次元特徴点をXn=(xn, yn, zn)と移動ベクトルT、回転行列Rにより変換した治療計画時の3次元特徴点に最も近い
治療時の3次元特徴点をX’n=(xn, yn, zn)としたとき、実施の形態1と同様式(1)を
満たす移動ベクトルTと回転行列Rを算出する。
本実施の形態2では、図9に示すように局所領域抽出部86を備えている。この局所領域抽出部86では、治療時CTデータから特徴的な領域のみを抽出する。たとえば、骨のコーナーやエッジといった、画像として隣接する部分と明確に識別できる箇所から、N×Mピクセルの領域を抽出する。ここでは、抽出した特徴的な領域を局所領域と呼ぶ。また、この抽出した局所領域の治療時CTデータを、治療時局所領域CTデータと呼ぶことにする。
詳細移動量演算部82では、初期移動量演算部81で算出した移動量を元に、局所領域のCT値を基準とした移動量演算を行い、移動量を算出する。詳細移動量演算部82は、照合スライス面生成部83、照合スライス面離散化部84、相違度算出部85を用い、滑降シンプレックス法などにより、最適な移動量を算出する。滑降シンプレックス法においても、相違度を最小とする移動量を求めることとなる。
照合スライス面生成部83では、初期移動量演算部81により算出した初期移動量を用いて、局所領域抽出部86で求めた治療時局所領域CTデータの形状を変換して新治療時局所領域CTデータを得る。この形状変換は実施の形態1と同様の方法で実行できる。すなわち、平行移動ベクトルと回転行列による変換で求めることが可能である。
次に、照合スライス面離散化部84において、新治療時局所領域CTデータのスライス面に最も近い治療計画時のボクセル群を算出する。図10に、局所領域が複数の場合の離散化のイメージを示す。新治療時局所領域のスライス面s3に最も近い治療計画時のボクセルを黒塗で示している。離散化方法は、実施の形態1と同様の方法、で行う。すなわち、新治療時局所領域のボクセルの中心が治療計画時ボクセルのうちどのボクセル内にあるかを演算により求める。これにより、新治療時局所領域CTデータが治療計画時座標系で表わされた、離散化処理後の治療時局所領域CTデータが得られる。
次に、相違度算出部85において、照合スライス面離散化部84で求めた離散化処理後の治療時局所領域CTデータとこれに対応する点の治療計画時CTデータとのCT値の相違度を算出する。ここで、相違度の算出に用いる領域は、N×Mピクセルの局所領域のみである。局所領域は、隣接する部分と明確に識別できる箇所であるから、この局所領域のみを用いて相違度を算出することにより、移動量演算の評価指数としての相違度の役目を十分に果たす。なお、相違度の算出は、SSD(Sum of Squared Difference)やSAD
(Sum of Absolute Difference)、NCC(Normalized Cross-Correlation)といった周知の方法を用いればよい。以上のように、本実施の形態2によれば、CTデータ全体の相違度を算出する必要が無いため、計算負荷がさらに軽減できる。
以上説明した照合スライス面生成部83、照合スライス面離散化部84、相違度算出部85、移動量修正部88を用い、滑降シンプレックス法など移動量の修正による繰り返し計算により、最適な移動量を算出することができる。この最適な移動量が、治療台を位置決めする最終的な移動量となるので、この最終的な移動量のデータを移動量演算部8から治療台制御部9に出力して、治療台を移動することにより、治療時の位置決めを行うことができる。
以上では、詳細移動量演算を、局所領域を用いて実行する場合を説明した。図11のブロック図に示すように、局所領域抽出部86で抽出した局所領域の治療時CTデータを用いて、初期移動量演算部81において初期移動量演算を行うこともできる。
実施の形態3.
図12は、本発明の実施の形態3による患者位置決めシステムの構成を示すブロック図である。実施の形態2では、局所領域を治療時CTデータから抽出していたが、実施の形態3では、治療計画時CTデータから局所領域を抽出する。局所領域抽出部87では、治療計画時CTデータ保存部6に保存されている治療計画時CTデータから、特徴的な領域のみを抽出する。たとえば、骨のコーナーやエッジといった、画像として隣接する部分と明確に識別できる箇所から、N×Mピクセルの領域を抽出する。この抽出した局所領域の治療計画時CTデータを、治療計画時局所領域CTデータと呼ぶことにする。
次に、実施の形態3における移動量演算について説明する。初期移動量演算部81では、実施の形態1や実施の形態2と同様、治療計画時CTデータと治療時CTデータを用いて、患者の位置決めを行うための移動量を算出する。詳細移動量演算部82では、初期移動量演算部81で算出した移動量を元に、局所領域のCT値を基準とした移動量演算を行い、移動量を算出する。本実施の形態3では、治療計画時局所領域CTデータを初期移動量演算部81で求めた移動量により形状変換して新治療計画時局所領域CTデータを得る。この形状変換は実施の形態1と同様の方法で実行できる。すなわち、平行移動ベクトルと回転行列による変換で求めることが可能である。
次に、照合スライス面離散化部84において、新治療計画時局所領域CTデータのスライス面に最も近い治療時のボクセル群を算出する。この算出方法は、実施の形態1と同様の方法で行う。すなわち、新治療計画時局所領域のボクセルの中心が治療時ボクセルのうちどのボクセル内にあるかを演算により求める。これにより、新治療計画時局所領域CTデータが治療時座標系で表わされた離散化処理後の治療計画時局所領域CTデータが得られる。相違度算出部85において、照合スライス面離散化部84で求めた離散缶処理後の治療計画時局所領域CTデータとこれに対応する治療時CTデータとのCT値の相違度を算出する。ここで、相違度の算出に用いる領域は、N×Mピクセルの局所領域のみである。局所領域は、隣接する部分と明確に識別できる箇所であるから、この局所領域のみを用いて相違度を算出することにより、移動量演算の評価指数としての相違度の役目を十分に果たす。なお、相違度の算出は、SSD(Sum of Squared Difference)やSAD(Sum of Absolute Difference)、NCC(Normalized Cross-Correlation)といった周知の方
法を用いればよい。以上のように、本実施の形態3によれば、実施の形態2と同様、CTデータ全体の相違度を算出する必要が無いため、計算負荷がさらに軽減できる。
以上説明した照合スライス面生成部83、照合スライス面離散化部84、相違度算出部85を用い、滑降シンプレックス法など移動量の修正による繰り返し計算により、最適な移動量を算出することができる。この最適な移動量が、治療台を位置決めする最終的な移動量となる。本実施の形態3では、移動量は治療計画時座標系を治療時座標系に合わせるための移動量となっている。一方、治療台は、治療時座標系を治療計画時座標系に合わせるための移動量により移動させる必要がある。この移動量は、求めた移動量と符号を逆にすれば良いため簡単に求めることができる。この移動量のデータを移動量演算部8から治療台制御部9に出力して、治療台を移動することにより、治療時の位置決めを行うことができる。
1:患者 2:CTスキャナ
3:治療台 5:CTデータ取得部
6:治療時CTデータ保存部 8:移動量演算部
81:初期移動量演算部 82:詳細移動量演算部
83:照合スライス面生成部 84:照合スライス面離散化部
85:相違度算出部 86、87:局所領域抽出部
88:移動量修正部

Claims (7)

  1. 第一のCTデータと第二のCTデータを取得するCTデータ取得部と、
    前記第一のCTデータと前記第二のCTデータとの誤差関数が最小となるようにICP法を用いて前記第二のCTデータの移動量を求めて出力する初期移動量演算部と、
    入力された移動量により前記第二のCTデータを変換して新第二のCTデータを生成する照合スライス面生成部と、前記新第二のCTデータの各々のボクセルに最も近い前記第一のCTデータのボクセルを求めて、前記新第二のCTデータの各々のボクセルのCT値はそのままで、前記新第二のCTデータの各々のボクセルの位置を前記求めた最も近い前記第一のCTデータのボクセル位置に変換することにより、前記新第二のCTデータを前記第一のCTデータの座標系で表わした離散化処理後の第二のCTデータを生成する照合スライス面離散化部と、前記離散化処理後の第二のCTデータと、前記第一のCTデータとの相違度を算出する相違度算出部と、前記入力された移動量を修正して修正された移動量を前記照合スライス面生成部に出力する移動量修正部とを有し、前記照合スライス面生成部と、前記照合スライス面離散化部と、前記相違度算出部と、前記移動量修正部とにより繰り返し演算を行って、前記相違度算出部において算出する相違度が最小となる最適移動量を求める詳細移動量演算部と
    を備えたことを特徴とするCTデータ照合装置。
  2. 前記第二のCTデータから、特徴的な領域のみを抽出して、前記第二のCTデータを局所領域の第二のCTデータとし、詳細移動量演算部においては、変換する第二のCTデータを前記局所領域の第二のCTデータに置き換えて最適移動量を求めることを特徴とする請求項1に記載のCTデータ照合装置。
  3. 患者の患部に放射線を照射して治療を行う放射線治療時に患者を載せる治療台を位置決めする患者位置決めシステムであって、
    請求項1または2に記載のCTデータ照合装置により求めた最適移動量に基づいて前記治療台の位置決めを行うことを特徴とする患者位置決めシステム。
  4. 前記第一のCTデータは、治療計画時に取得した前記患者のCTデータであり、前記第二のCTデータは、治療時に取得した前記患者のCTデータであることを特徴とする請求項3に記載の患者位置決めシステム。
  5. 前記第二のCTデータは、治療計画時に取得した前記患者のCTデータであり、前記第一のCTデータは、治療時に取得した前記患者のCTデータであることを特徴とする請求項3に記載の患者位置決めシステム。
  6. 第一のCTデータと第二のCTデータを取得するCTデータ取得ステップと、
    前記第一のCTデータと前記第二のCTデータとの誤差関数が最小となるようにICP法を用いて前記第二のCTデータの移動量を求める初期移動量演算ステップと、
    前記求めた移動量、または修正された移動量を用いて前記第二のCTデータを変換して新第二のCTデータを生成する照合スライス面生成ステップと、
    前記新第二のCTデータの各々のボクセルに最も近い前記第一のCTデータのボクセルを求めて、前記新第二のCTデータの各々のボクセルのCT値はそのままで、前記求めた最も近い前記第一のCTデータのボクセル位置に変換して前記新第二のCTデータを前記第一のCTデータの座標系で表わした離散化処理後の第二のCTデータを生成する照合スライス面離散化ステップと、前記離散化処理後の第二のCTデータと、前記第一のCTデータとの相違度を算出する相違度算出ステップと、前記照合スライス面生成ステップにおいて用いた移動量を修正して前記照合スライス面生成ステップにおいて次回用いる前記修正された移動量を決定する移動量修正ステップと、を含み、前記照合スライス面生成ステップと、前記照合スライス面離散化ステップと、前記相違度算出ステップと、前記移動量修正ステップと、を繰り返して、前記相違度算出ステップで算出する相違度が最小となる最適移動量を求める詳細移動量演算ステップと、
    CTデータ照合装置が実行することを特徴とするCTデータ照合方法。
  7. 前記第二のCTデータから、特徴的な領域のみを抽出して、前記第二のCTデータを局所領域の第二のCTデータとし、詳細移動量演算ステップにおいては、変換する第二のCTデータを前記局所領域の第二のCTデータに置き換えて最適移動量を求めることを特徴とする請求項6に記載のCTデータ照合方法。
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