JP5626141B2 - Crane jib coupling device - Google Patents
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Description
本発明は、ブームとジブとを連結する、クレーンのジブ連結装置に関する。 The present invention relates to a crane jib coupling device for coupling a boom and a jib.
特許文献1に、クレーンのブームとジブとを連結する技術が記載されている。ブームはジブフットピンを備え、ジブはU字状のジブフットを備える。ジブフットがジブフットピンにはめ込まれ、ジブフットに抜け止めピンが差し込まれて、ブームとジブとが連結される。同文献の図12に記載のように、ブーム起伏シリンダとジブとが干渉しないように、ブームに対してジブをずらしてブームとジブとが連結される。このため、同文献の図5に記載のように、左右のジブフットのうち一方のジブフットが長い。よって、そのままクレーン作業を行うと、ジブがブームに対して横方向(ブーム幅方向)に振られる。そこで従来は、ブームの前方にジブを張り出してブームを地上付近に伏せ、ジブフット先端側のピン孔からジブフット底部側のピン孔(同文献の図13の符号83)へ抜け止めピンを差し替えていた。
特許文献1の図1には、ブームを起こしたままジブを張出格納する技術が記載されている。この技術は、ジブ基端係合部(32)(ジブフット)に配置されたジブ側ガイド片(33)(突起)と、ジブ連結軸(31)(ジブフットピン)に固定されたブーム側ガイド部材(35)と、ジブ連結軸(31)とブーム側ガイド部材(35)とを連結するプレート(39)とを備える。ブーム側ガイド部材(35)の内側ガイド面(34)にジブ側ガイド片(33)が当接することにより、ジブ基端係合部(32)のジブ連結軸(31)からの離脱が規制され、その結果、ジブがブームに対して横方向に振られることが規制される。
FIG. 1 of
しかしながら、特許文献1に記載の技術には、重量、強度、寸法、安全、コストに関し多くの課題がある。
However, the technique described in
上記技術には、ブーム側ガイド部材(35)やプレート(39)が大きくなる問題がある。さらに詳しくは、ブーム側ガイド部材(35)の内側ガイド面(34)にジブ側ガイド片(33)が当接すると、プレート(39)及びブーム側ガイド部材(35)(以下、「ガイド部材等」という)に曲げの力がかかる。よって、強度を確保するためにガイド部材等を大きくする必要が生じうる。ガイド部材等が大きくなると、ブームの先端部の重量が増加し、クレーン能力の低下に直結する。また、ガイド部材等が大きくなると、クレーン作業時にクレーン周辺の部材とガイド部材等とが干渉しやすくなり危険である。また、ガイド部材等が大きくなると、ガイド部材等の製造コストが増加する。 The above technique has a problem that the boom side guide member (35) and the plate (39) become large. More specifically, when the jib side guide piece (33) comes into contact with the inner guide surface (34) of the boom side guide member (35), the plate (39) and the boom side guide member (35) (hereinafter referred to as “guide member or the like”). ") Is a bending force. Therefore, it may be necessary to enlarge the guide member or the like in order to ensure the strength. When the guide member or the like becomes large, the weight of the tip of the boom increases, which directly leads to a decrease in crane capacity. In addition, when the guide member or the like becomes large, there is a danger that a member around the crane easily interferes with the guide member or the like during crane work. Further, when the guide member or the like becomes large, the manufacturing cost of the guide member or the like increases.
また、上記技術には、ジブ側ガイド片(33)の強度を十分確保することが難しい問題がある。さらに詳しくは、ジブ側ガイド片(33)が破損すれば、ブームに対してジブが横方向に振れて重大事故につながるおそれがあるため、ジブ側ガイド片(33)は十分な強度を持ったもので構成する必要がある。しかし、ジブ側ガイド片(33)は、ジブ連結軸(31)とブーム側ガイド部材(35)とに挟まれるように設けられているので、ジブ側ガイド片(33)の寸法には制約がある。よって、ジブ側ガイド片(33)の強度を十分確保することが難しい。 Further, the above technique has a problem that it is difficult to sufficiently secure the strength of the jib side guide piece (33). More specifically, if the jib side guide piece (33) is damaged, the jib may swing laterally with respect to the boom, leading to a serious accident. Therefore, the jib side guide piece (33) has sufficient strength. It needs to be composed of things. However, since the jib side guide piece (33) is provided so as to be sandwiched between the jib connecting shaft (31) and the boom side guide member (35), there is a restriction on the size of the jib side guide piece (33). is there. Therefore, it is difficult to ensure sufficient strength of the jib side guide piece (33).
また、上記技術では、ジブ側ガイド片(33)及びブーム側ガイド部材(35)は、プレート(39)で覆い隠されている。よって、クレーン作業時等に、ジブ側ガイド片(33)及びブーム側ガイド部材(35)の状態を外部から確認することが難しく、安全確認が容易ではない問題がある。 In the above technique, the jib side guide piece (33) and the boom side guide member (35) are covered with the plate (39). Therefore, it is difficult to confirm the state of the jib side guide piece (33) and the boom side guide member (35) from the outside during crane work, and there is a problem that safety confirmation is not easy.
そこで本発明は、ガイド部材を小さくでき、突起の強度を十分なものとすることができ、ガイド部材及び突起の位置を容易に目視確認できる、クレーンのジブ連結装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a crane jib coupling device that can reduce the size of the guide member, can sufficiently increase the strength of the protrusion, and can easily visually check the positions of the guide member and the protrusion. .
本発明のクレーンのジブ連結装置は、ブームと、前記ブームの先端部に連結されるジブと、を連結する装置である。このジブ連結装置は、前記ブームの先端部から当該ブーム幅方向に突出したジブフットピンと、前記ジブフットピンに固定されたガイド部材と、前記ジブの基端部に設けられ前記ジブフットピンにはめ込まれるジブフットと、前記ジブフットに固定された突起と、を備える。前記ガイド部材は、前記突起の位置を規制する位置規制部を備える。前記ジブフットが前記ジブフットピンにはめ込まれるとともに前記ジブが張出状態のとき、前記位置規制部は、前記突起よりも当該ジブフットピン径方向内側に配置されるように形成される。 The crane jib coupling device of the present invention is a device for coupling a boom and a jib coupled to the tip of the boom. The jib coupling device includes a jib foot pin protruding in the boom width direction from the tip of the boom, a guide member fixed to the jib foot pin, a jib foot provided at a base end of the jib and fitted into the jib foot pin, And a protrusion fixed to the jib foot. The guide member includes a position restricting portion that restricts the position of the protrusion. When the jib foot is fitted into the jib foot pin and the jib is in an overhanging state, the position restricting portion is formed so as to be arranged on the inner side in the radial direction of the jib foot pin than the protrusion.
ガイド部材を小さくでき、突起の強度を十分なものとすることができ、ガイド部材及び突起の位置を容易に目視確認できる。 The guide member can be made small, the strength of the protrusion can be made sufficient, and the positions of the guide member and the protrusion can be easily visually confirmed.
(第1実施形態)
図1〜図6を参照して第1実施形態のジブ連結装置1を説明する。
(First embodiment)
A
ジブ連結装置1は、図1〜図3に示すように、ブーム10とジブ20とを連結する装置である。以下、ブーム10及びジブ20の概略を説明した後、ジブ連結装置1の詳細を説明する。
The
ブーム10及びジブ20は、移動式クレーン(図示なし)などの建設機械が備える。この移動式クレーンは、下部走行体(図示なし)と、下部走行体に取り付けられた上部旋回体(図示なし)と、上部旋回体に起伏可能に取り付けられたブーム10と、ブーム10の先端部に連結されるジブ20とを備える。
The
ブーム10は、ワイヤロープを介して吊荷を吊る部材であり、例えば箱型伸縮式ブームである。図1(a)に示すように、ブーム10は、上部旋回体(図示なし)に取り付けられた基端ブーム10cと、基端ブーム10cの先端側に取り付けられた中間ブーム10bと、中間ブーム10bの先端側に取り付けられた先端ブーム10aとを備える。また、図1〜図3に示すように、ブーム10は、先端ブーム10aから左右(横方向両側)に突出したジブフットピン11と、ジブフットピン11を支持するボス部12(図6参照)と、左右のジブフットピン11のうち一方に固定されたガイド部材15とを備える。
The
ジブ20は、ブーム10に対して張り出しおよび格納される部材である。図1(a)及び(b)に示すようにブーム10の腹面の下方にジブ20が抱き込まれた状態(抱込状態)から、図2(a)及び(b)に示すようにブーム10の先端部から鉛直下向きにジブ20が垂下された状態(垂下状態)を経て、図3(a)及び(b)に示すようにブーム10の先端側の作業位置にジブ20が配置された状態(張出状態。張出状態の詳細は後述)まで、ジブ20が張り出しおよび格納される。図1〜図3に示すように(図1〜図3には左右のうち一方側のみ図示している)、ジブ20は、左右二股に分かれた基端部それぞれに設けられた左右のジブフット21と、左右のジブフット21のうちジブ20の軸方向に長いほうのジブフット21に固定された突起25とを備える。左右のジブフット21は、左右のジブフットピン11にはめ込まれる。左右のジブフット21のうちジブ20の軸方向に長いほうのジブフット21が、左右のジブフットピン11のうちガイド部材15を備えるほうのジブフットピン11にはめ込まれる。以下、ガイド部材15を備えるほうのジブフットピン11を単に「ジブフットピン11」と言い、ジブ20の軸方向に長い方のジブフット21を単に「ジブフット21」という。
The
(ジブ連結装置)
ジブ連結装置1は、ブーム10側に、ジブフットピン11と、ジブフットピン11を内側に配置したボス部12(図6参照)と、ジブフットピン11に固定されたガイド部材15とを備える。ジブ連結装置1は、ジブ20側に、ジブフット21と、ジブフット21に固定された突起25とを備える。
(Jib coupling device)
The
(ブーム側)
ジブフットピン11は、ブーム10の先端部から横方向(ブーム10幅方向)に突出するピンである。なお、横方向、すなわち「ブーム10幅方向」は、ブーム10の側板が対向する方向である。ジブフットピン11は、ブーム10の先端部のポイントシーブ(図示なし)を軸支するシーブピン(図示なし)と同軸に設けられる。ジブフットピン11は、ブーム10に対して固定される。
(Boom side)
The
ボス部12は、図6に示すように、ジブフットピン11を支持する筒状部材である。ボス部12は、ブーム10の先端部に固定(溶接)される。ボス部12の径方向内側にジブフットピン11が配置される。
As shown in FIG. 6, the
ガイド部材15は、図1〜図3に示すように、ジブフット21に設けられた突起25をガイドすることで、ブーム10に対するジブ20の動作を規制する部材である。図1〜図3及び図6に示すように、ガイド部材15は、ジブフットピン11の軸方向に直交する板である。すなわち、ガイド部材15の厚さ方向は、横方向(ブーム10幅方向)である。ガイド部材15の厚さは、例えば突起25(後述)の厚さと同程度である。ガイド部材15は、ジブフットピン11の軸方向外側端部に、例えばボルトで固定される。ガイド部材15は、ジブフット21よりも横方向外側に配置される。図4に示すように、横方向から見たとき、ガイド部材15の内側にジブフットピン11全体が配置される。なお、横方向から見たとき、ガイド部材15の外周とジブフットピン11の外周とが重なる部分があっても良い。ガイド部材15は、横方向から見たとき扇形である。ガイド部材15のジブフットピン11径方向外側面(外周)は、突起25の位置を規制等する、いわばガイド面である。ガイド部材15のジブフットピン11径方向外側面は、着脱部16と、位置規制部17と、突起25が接触しない部分18とに分けられる。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
着脱部16は、ジブフットピン11にジブフット21を着脱するとき、ガイド部材15の近傍を突起25が通過可能となるように形成された部分である。図4及び図5に示すように、着脱部16は、横方向から見たとき、ジブフットピン11の外径面とほぼ揃うように形成された円弧状部16aと、円弧状部16aと位置規制部17とをつなぐように直線状に形成された直線部16bとを備える。図2(b)に示すように、ブーム10の起伏角度をジブ20を垂下状態とするための角度(例えば55°)としたとき、図4に示す直線部16bがほぼ鉛直方向に沿う。
The attaching / detaching
位置規制部17は、突起25の位置を規制する部分である。位置規制部17は、ジブフット21がジブフットピン11を中心に回転自在となるように、かつ、ジブフット21がジブフットピン11径方向に位置規制されるように形成されたガイド部分である。図4及び図5に示すように、位置規制部17は、横方向から見たとき、ジブフットピン11の中心軸を中心とする円弧状である。位置規制部17は、ジブフットピン11よりもジブフットピン11径方向外側に配置される。
The
また、位置規制部17は次のように構成される。図4に示すように、ジブフットピン11にジブフット21がはめ込まれたとき、かつ、横方向から見たとき、ジブフット21のジブフットピン11径方向外側の端部21e(図4における左右の端部)から位置規制部17がほぼはみ出ない。なお、図4では、端部21eから位置規制部17がわずかにはみ出た形態を示しているが、完全にはみ出ないようにしても良い。横方向から見たときに端部21eから位置規制部17がはみ出ない場合は、クレーン作業時にクレーン周辺の部材と位置規制部17(ガイド部材15)とが干渉しにくい。
Further, the
また、位置規制部17は、ジブフットピン11の軸方向に直交する板、すなわちガイド部材15に形成される。また、詳細は後述するが、位置規制部17は次のように構成される。ジブフット21がジブフットピン11にはめ込まれるとともにジブ20が張出状態のとき(以下「状態A」という。図3参照)、位置規制部17は、突起25よりもジブフットピン11径方向内側に配置される。また、状態Aのとき、位置規制部17は、突起25(のガイド当たり面27)と対向するように(近接して隣り合うように)形成される。
Further, the
(ジブ側)
ジブフット21は、図1〜図3に示すように、ジブ20の基端部に設けられ、ジブフットピン11にはめ込まれる部分である。ジブフット21は、内面がU字状であり、全体としてもU字状である。図4に示すように、ジブフット21の内側(U字の隙間)、かつ、ジブフット21の基端側(ジブ20の先端側、図4における下側)部分を、ジブフット21の底部21bとする。ジブフット21のうち、ジブフットピン11を挟む2つの直線部分を、ジブフット直線部21c及び21dとする。ジブフット直線部21c及び21dのうち、ジブ20を抱込状態としたときに(図1参照)下側に配置される方、すなわち、ジブ20を張出状態としたときに(図3参照)上側に配置される方をジブフット直線部21cとする。
(Jib side)
As shown in FIGS. 1 to 3, the
突起25は、ジブフット21に固定される部材である。突起25は、ジブフット直線部21cに配置される。突起25は、ガイド部材15にガイドされる、ブロック状の部材である。突起25の長手方向は、ジブフット21の長手方向(ジブ20の軸方向)である。突起25は、横方向から見たとき、例えば四角形である(円弧状を備える形状でも良い)。突起25は、ジブフット21の底部21bよりもジブフット21の先端側に配置される。突起25の長手方向の長さは、例えばジブフットピン11の直径と同程度である。突起25の長手方向に直交する方向の幅(図4における左右方向の幅)は、横方向から見たときにジブフット直線部21cからはみ出ないような幅である。図6に示すように、突起25は、ジブフット21の横方向外側面に固定(例えば溶接)される。図4に示すように、突起25は、ジブ20軸方向基端側端部にガイド当たり面27を備える。
The
ガイド当たり面27は、突起25を構成する面のうち、ジブ20が張出状態のときに(図3参照)位置規制部17と対向する面である(詳細は後述)。ジブフット21の底部21bがジブフットピン11にはめ込まれたとき、ガイド当たり面27の法線の方向はジブフットピン11径方向である。ガイド当たり面27は、例えば平面であり、また例えば内円弧面(図5において二点鎖線で示す)である。
The
(動作)
次に、ジブ連結装置1の動作を説明する。動作の概略は次の通りである。図1及び図2に示すようにジブ20が抱込状態〜垂下状態のとき、ジブフット21に固定された突起25は、ジブフットピン11に固定されたガイド部材15による位置規制がなされない。図3に示すようにジブ20が張出状態のとき、ガイド部材15の位置規制部17(図4参照)により突起25の位置が規制される。以下、詳細に説明する。
(Operation)
Next, the operation of the
図1(a)に、ブーム10を(全縮よりも)伸長させた状態、かつ、ブーム10の下(腹面の下方)にジブ20が抱き込まれた状態を示す。このとき、ジブ20は、基端ブーム10cに固定され、かつ、中間ブーム10b及び先端ブーム10aから切り離された(縁が切れた)状態である。
FIG. 1A shows a state in which the
図1(b)に、図1(a)に示す状態からブーム10を縮小させた状態を示す。ブーム10の縮小により、ジブフット21の先端部21a(図4参照)がジブフットピン11にはめ込まれる。ブーム10の縮小後、突起25は、ガイド部材15の円弧状部16a(図4参照)の近傍、かつ、円弧状部16aよりもジブフットピン11径方向外側に配置される。また、ジブフット21に抜け止めピンPを装着することで、ジブフットピン11とジブフット21とが連結される。
FIG. 1B shows a state in which the
図2(a)に、図1(b)に示す状態からブーム10を所定角度(例えば55°など)に起立させ、ジブ20を垂下させた状態を示す。ジブ20の回動時には、抜け止めピンPがジブフットピン11に接触している。ジブ20の回動時、突起25は、ガイド部材15の円弧状部16a(図4参照)の近傍を移動する。なお、図2(a)に示す状態を前方から見れば、ブーム10に対してジブ20が横方向に傾いている。
FIG. 2A shows a state where the
図2(b)及び図4に、図2(a)に示す状態から、テンションロッド(図示なし)の張力によりジブ20の前記傾きをなくした状態を示す。ジブ20の傾きをなくす動作により、ジブフット21は上方に移動する。そして、ジブフット21の底部21bがジブフットピン11にはめ込まれる(押し付けられる)。図4に示すように、ジブフット21の上方への移動時、突起25は、ガイド部材15の着脱部16の直線部16bにほぼ沿うように、直線部16bよりもジブフットピン11径方向外側を通過する。ジブフット21の上方への移動後、突起25は、直線部16bの端部(位置規制部17の端部17a)の近傍に配置される。
2B and 4 show a state in which the inclination of the
図3(a)及び(b)に、張出状態のジブ20等を示す。張出状態とは、ブーム10の先端部に連結されたジブ20が、ブーム10よりもブーム10先端側に配置された状態のこととする。すなわち、張出状態とは、ブーム10の軸方向とジブ20の軸方向とがなすオフセット角度Oが0°〜90°の状態とする。クレーン作業時および点検時には、オフセット角度Oが例えば0°〜60°等に設定される。図3(a)には、オフセット角度Oが約60°の状態を示す。図3(b)には、オフセット角度Oが約5°の状態を示す。
3A and 3B show the overhanging
図4に示すように、ジブフット21の底部21bがジブフットピン11にはめ込まれるとともにジブ20が張出状態のとき(状態Aのとき、図3参照)、突起25は、(ア)位置規制部17の外側を回動可能であり、かつ、(イ)位置規制部17によりジブフットピン11径方向内側への移動が規制される。以下、上記(ア)及び(イ)についてさらに説明する。
As shown in FIG. 4, when the
(ア)状態Aのとき、突起25は、位置規制部17よりもジブフットピン11径方向外側に配置される。よって、状態Aのとき、位置規制部17と突起25とが干渉しないので、ジブフットピン11まわりにジブ20を回動させることができる。さらに詳しくは、ジブ20を張出状態(図3参照)の範囲内で回動させたとき、突起25は次の(ア−1)〜(ア−3)のように動作する。(ア−1)突起25は、ジブフットピン11の中心軸を中心として回動する。(ア−2)突起25は、位置規制部17よりもジブフットピン11径方向外側を回動する。(ア−3)突起25は、円弧状の位置規制部17に沿って回動する。すなわち、突起25のガイド当たり面27と位置規制部17とが隣り合った状態(近接し、対向した状態)を維持しながら、突起25が回動する。
(A) In the state A, the
(イ)状態Aのとき、位置規制部17は、突起25よりもジブフットピン11径方向内側に配置されるとともに突起25と対向するように形成される。ここで、横方向にジブ20に荷重がかかると、ブーム10に対してジブ20が横方向に振れようとして、ジブフット21の底部21bからジブフットピン11が離れようとする。すると、突起25のガイド当たり面27と位置規制部17とが接触する。よって、ジブフットピン11径方向内側への突起25の移動が規制され、その結果、ジブフット21の底部21bからジブフットピン11が離れることが規制され、その結果、ジブ20がブームに対して横方向に振られることが規制される。
(A) In the state A, the
位置規制部17と突起25とが対向する条件は、次のように設定される。
ジブ20が張出状態(図3参照)のときのオフセット角度Oの範囲(0°〜90°)のうち少なくとも一部の状態のときに、位置規制部17と突起25とが対向する。例えば、クレーン作業時および点検時にとりうるオフセット角度の範囲(例えば0°〜60°)のときに位置規制部17と突起25とが対向する。
また、オフセット角度が90°以上のときに位置規制部17と突起25とが隣り合っても良い。例えば、垂下状態のジブ20(オフセット角度Oが例えば125°など)を、わずかに張り出したとき(オフセット角度が例えば100°など)に、位置規制部17の端部17aと突起25とが隣り合っても良い。
また、オフセット角度Oをマイナスにしたとき、すなわち、図3(b)に示すブーム10の背面側にジブ20が反り返るような状態にしたときには、図4に示す位置規制部17と突起25とが対向する必要はない。具体的には、オフセット角度が0°のときに位置規制部17の端部17bと突起25とが対向するとしたとき、位置規制部17の端部17bと円弧状部16aとの間の部分18には、位置規制部17を形成する必要はない。部分18を位置規制部17を形成しない場合は、ガイド部材15を軽量にできる。
Conditions for the
The
Further, when the offset angle is 90 ° or more, the
Further, when the offset angle O is negative, that is, when the
図2に示すように垂下状態のジブ20を、図3に示すように張出状態とする際、ブーム10は起こした状態のままで良い。さらに詳しくは、ジブフット21の先端付近の抜け止めピンPを底部21b側の位置(特許文献1の図13の符号83参照)に差し替えるために、ブーム10の先端側にジブ20を張り出してブーム10を地面に伏せるという作業を行う必要はない。よって、ジブ20の張り出しの作業を狭いスペースで容易にできる(格納も同様)。
As shown in FIG. 2, when the suspended
以上が、ジブ20の張り出しの動作である。ジブ20の格納は、上述した張出動作とは逆の順序の動作により行われる。
The above is the operation of overhanging the
(効果)
次に、図1〜図4に示すジブ連結装置1の効果を説明する。ジブ連結装置1は、ブーム10と、ブーム10の先端部に連結されるジブ20と、を連結する装置である。ジブ連結装置1は、ブーム10の先端部から横方向(ブーム10幅方向)に突出したジブフットピン11と、ジブフットピン11に固定されたガイド部材15と、ジブ20の基端部に設けられジブフットピン11にはめ込まれるジブフット21と、ジブフット21に固定された突起25と、を備える。図4に示すように、ガイド部材15は、突起25の位置を規制する位置規制部17を備える。
(effect)
Next, the effect of the
(効果1)
ジブフット21がジブフットピン11にはめ込まれるとともにジブ20が張出状態のとき(状態Aのとき。以下、状態Aについては図3参照)、図4に示す位置規制部17は、突起25よりもジブフットピン11径方向内側に配置されるように形成される。ここで、状態Aのとき、位置規制部17が突起25よりもジブフットピン11径方向外側に配置される場合、ジブフットピン11と位置規制部17とをつなぐ大きい部材が必要になる(上述した従来技術の「ガイド部材等」参照)。これに対して、本発明のジブ連結装置1では、上記構成により、位置規制部17を備えるガイド部材15を小さくできる。ガイド部材15を小さくできるので、ガイド部材15を低コストで製造でき、かつ、クレーン作業中のクレーン周辺の部材との干渉を抑制できる。また、ガイド部材15を小さくできるので、ガイド部材15を軽量にでき、その結果、ブーム10の先端部を軽量にでき、その結果、ジブ連結装置1を備えたクレーンの吊上能力を向上できる。
(Effect 1)
When the
また、状態Aのとき、位置規制部17は突起25よりもジブフットピン11径方向内側に配置されるので、突起25の形状の制約が少ない。したがって、突起25の強度を十分なものとすることができる。
Further, in the state A, the
また、状態Aのとき、位置規制部17は、突起25よりもジブフットピン11径方向内側に配置される。よって、突起25よりも内側のジブフットピン11と、突起25よりも外側の位置規制部17とをつなぐ部材(特許文献1の図1のプレート(39)参照)が不要であり、この部材により突起25が覆い隠される問題を解消できる。したがって、位置規制部17(ガイド部材15)及び突起25の位置を容易に目視確認できる。その結果、クレーン作業時、ジブ20張出時、及び、ジブ20格納時の安全性を向上できる。
Further, in the state A, the
(効果2)
横方向(ブーム10幅方向)から見たとき、ガイド部材15の内側にジブフットピン11全体が配置される。よって、横方向から見たガイド部材15の断面積は、横方向から見たジブフットピン11の断面積よりも大きい。よって、上述(「効果1」参照)したようにガイド部材15を小型軽量化できるとともに、ガイド部材15の強度を確保することもできる。
(Effect 2)
When viewed from the lateral direction (
(効果3−1)
突起25の長手方向は、ジブフット21の長手方向である(ジブフット直線部21cの長手方向である)。よって、突起25を大きくでき、その結果、突起25の強度を確保でき、その結果、突起25の変形を抑制できる。
(Effect 3-1)
The longitudinal direction of the
(効果3−2)
突起25を構成する面のうち、ジブ20が張出状態のときに位置規制部17と対向する面(ガイド当たり面27)の法線の方向は、ジブフットピン11径方向である。よって、突起25のガイド当たり面27の磨耗を抑制できる。
(Effect 3-2)
Of the surfaces constituting the
(効果4)
図6に示すように、位置規制部17は、ジブフットピン11の軸方向に直交する板(ガイド部材15)に形成される。また、上述したように、状態Aのとき、図4に示す位置規制部17は、突起25よりもジブフットピン11径方向内側に配置されるように形成される。これらの構成により、位置規制部17が突起25から受ける力の向きは、板(ガイド部材15)を曲げる向き(板面に直交する向き)ではなく、板端面を圧縮する向き(板面に沿う向き)である。よって、位置規制部17を備えるガイド部材15の強度を確保しやすい。その結果、ガイド部材15をより小型、軽量、安価にできる。
(Effect 4)
As shown in FIG. 6, the
(第2実施形態)
図7を参照して第2実施形態のジブ連結装置201を説明する。図4に示すジブ連結装置1では、ガイド部材15の円弧状部16aと位置規制部17の端部17aとの間に直線部16bが設けられた。図7に示すジブ連結装置201では、ガイド部材215の円弧状部16aと位置規制部17の端部17aとの間に案内部219が設けられる。以下、上記相違点をさらに説明する。
(Second Embodiment)
A
案内部219は、ジブ20が垂下状態(図2参照)と張出状態(図3参照)との間の状態にあるときに突起25がガイド部材215に衝突しにくいように形成された部分である。案内部219は、ガイド部材215の一部であり、位置規制部17とつながるように形成される。案内部219は、着脱部16と位置規制部17との間に配置される。案内部219は、直線部16bとつながるように形成される(円弧状部16aとつながるように形成されても良い)。いわば、図4に示すガイド部材15の位置規制部17の端部17a付近の角を落とし(丸め)て、図7に示す案内部219を形成したものが、ガイド部材315である。なお、角を落とす前の状態を図7において二点鎖線で示す。
The
この案内部219は、ジブフット21がジブフットピン11にはめ込まれるとともにジブ20を垂下状態(図2参照)から張出状態(図3参照)へ回動させたとき、突起25に徐々に近接するように形成される。言い換えれば、案内部219は、張出状態(図3参照)から垂下状態(図2参照)へジブ20を回動させたとき、突起25から徐々に離れるように形成される。
The
(効果5)
ジブ連結装置201では、ガイド部材215は、位置規制部17とつながるように形成された案内部219を備える。また、ジブフット21がジブフットピン11にはめ込まれるとともにジブ20を垂下状態(図2参照)から張出状態(図3参照)へ回動させたとき、突起25に徐々に近接するように案内部219が形成される。よって、ジブ20を垂下状態から張出状態へ回動させたとき(または、張出状態から垂下状態へ回動させたとき)、ジブ20が横方向に揺れても突起25がガイド部材215に衝突しにくいので、突起25が破損しにくい。その結果、ジブ連結装置201は、張り出し及び格納時のジブ20の横方向の揺れ(外乱)に対してより強くなる。その結果、より安全確実にジブ20の張り出し及び格納を行える。
(Effect 5)
In the
なお、クレーン作業時には、ブーム10に対してジブ20が横方向に振れると危険である。しかし、ジブ20を垂下状態から張出状態へ起こしている途中や、張出状態から垂下状態へ伏せている途中は、ジブ20が横方向に多少振られても安全上支障がない。
In addition, at the time of crane work, it is dangerous if the
(第3実施形態)
図8及び図9を参照して、第3実施形態のジブ連結装置301を説明する。
図6に示すジブ連結装置1では、突起25及びガイド部材15は、ジブフット21の横方向外側に配置された。図8に示すジブ連結装置301では、突起325及びガイド部材315は、ジブフット21の横方向内側に配置される。以下、上記相違点をさらに説明する。
(Third embodiment)
With reference to FIG.8 and FIG.9, the
In the
突起325は、ジブフット21の横方向内側面に固定される。
The
ガイド部材315は、ボス部12に固定されるとともにジブフット21よりも横方向内側に配置される。図9に示すように、ガイド部材315は、横方向から見たとき円弧状の円弧状部材315aと、ジブフットピン11の一部分315bと、で構成される。
The
円弧状部材315aは、ガイド部材315のうち位置規制部17を備える部材である。円弧状部材315aは、ジブフットピン11の軸方向に直交する板である。円弧状部材315aは、ブロック状の部材であり、図8に示すようにボス部12の横方向外側端部に固定(溶接)される。図9に示すように、円弧状部材315aは、ジブフットピン11との間に間隔をあけて配置される。なお、円弧状部材315aとジブフットピン11とを接触や固定させても良い。円弧状部材315aとジブフットピン11とを接触や固定させた場合、円弧状部材315aをボス部12およびジブフットピン11で支持でき、円弧状部材315aの強度を向上できる。円弧状部材315aの位置規制部17は、例えば、ボス部12の径方向外側面(外周面)よりも外側に配置される。また、第2実施形態と同様、円弧状部材315aに案内部219(図9において二点鎖線で示す)を設けても良い。
The
ガイド部材315の着脱部16の機能はジブフットピン11の一部分315bが発揮する。なお、図8に示すように、ジブフットピン11のうち、ジブフットピン11にはめ込まれたジブフット21とボス部12との間の部分315bが、ガイド部材315を構成する部分である。
The function of the attaching / detaching
(効果6)
ジブ連結装置301では、ガイド部材315は、ジブフット21よりも横方向(ブーム10幅方向)内側に配置される。また、突起325は、ジブフット21の横方向(ブーム10幅方向)内側面に固定される。よって、ガイド部材315や突起325と、クレーン作業中のクレーン周辺の部材とが干渉することを抑制できる。
(Effect 6)
In the
(その他の効果)
ジブ連結装置301では、ガイド部材315の一部分315bは、ジブフットピン11である。よって、ガイド部材315をより小さく、軽量に、安価にできる。
(Other effects)
In the
(変形例)
上述した実施形態は様々に変形しても良い。例えば、ガイド部材15や突起25の寸法や形状は、上述した効果を奏する範囲内で適宜変更しても良い。
(Modification)
The embodiments described above may be variously modified. For example, the dimensions and shapes of the
1、201、301 ジブ連結装置
10 ブーム
11 ジブフットピン
12 ボス部
15、215、315 ガイド部材(板)
17 位置規制部
20 ジブ
21 ジブフット
25、325 突起
27 ガイド当たり面(位置規制部と対向する面)
219 案内部
315a 円弧状部材(板)
1, 201, 301
17
219
Claims (5)
前記ブームの先端部から当該ブーム幅方向に突出したジブフットピンと、
前記ジブフットピンに固定されたガイド部材と、
前記ジブの基端部に設けられ、前記ジブフットピンにはめ込まれるジブフットと、
前記ジブフットに固定された突起と、
を備え、
前記ガイド部材は、前記突起の位置を規制する位置規制部を備え、
前記ジブフットが前記ジブフットピンにはめ込まれるとともに前記ジブが張出状態のとき、前記位置規制部は、前記突起よりも当該ジブフットピン径方向内側に配置されるように形成され、
前記ジブフットが前記ジブフットピンにはめ込まれた状態のとき、前記ガイド部材および前記突起は、前記ジブフットよりも前記ブーム幅方向外側に配置され、
前記ジブフットは、前記ジブフットが前記ジブフットピンにはめ込まれた状態のときに前記ジブフットピンを挟むジブフット直線部を備え、
前記突起は、前記ジブフット直線部に固定され、
前記突起の長手方向は、前記ジブフットの長手方向である、
クレーンのジブ連結装置。 A jib coupling device for coupling a boom and a jib coupled to the tip of the boom,
A jib foot pin protruding from the tip of the boom in the boom width direction;
A guide member fixed to the jib foot pin;
A jib foot provided at the base end of the jib and fitted into the jib foot pin;
A protrusion fixed to the jib foot;
With
The guide member includes a position restricting portion that restricts the position of the protrusion,
When the jib foot is fitted into the jib foot pin and the jib is in an overhanging state, the position restricting portion is formed so as to be arranged on the inner side in the radial direction of the jib foot pin than the protrusion,
When the jib foot is fitted in the jib foot pin, the guide member and the protrusion are disposed on the outer side in the boom width direction than the jib foot .
The jib foot includes a jib foot linear portion that sandwiches the jib foot pin when the jib foot is fitted into the jib foot pin.
The protrusion is fixed to the jib foot straight portion,
The longitudinal direction of the protrusion is the longitudinal direction of the jib foot.
Crane jib coupling device.
前記ジブフットが前記ジブフットピンにはめ込まれるとともに前記ジブを垂下状態から張出状態へ回動させたとき、前記突起に徐々に近接するように前記案内部が形成された、請求項1〜4のいずれか1項に記載のクレーンのジブ連結装置。
The guide member further includes a guide portion formed to be connected to the position restricting portion,
The guide portion is formed so as to gradually approach the protrusion when the jib foot is fitted into the jib foot pin and the jib is rotated from a suspended state to an extended state. The crane jib coupling device according to claim 1.
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