JP5624389B2 - 記録装置、及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のディレクトリに記録されたファイルを統合する技術に関する。
従来、デジタルカメラ等の撮像装置では、撮像した画像を記録媒体に記録する際、カメラファイルシステム規格であるDCF形式規格(JEIDA規格:Design Rule for Camera File system)に則った記録方式が主流である。DCF形式規格では、図2のように記録媒体のrootディレクトリにDCFイメージルートディレクトリであるDCIMディレクトリを設け、DCIMディレクトリ以下にディレクトリ構造を持ち、画像ファイルを記録する。具体的には、DCIMディレクトリ直下にはDCFディレクトリが配置され、DCFディレクトリ内に、DCFオブジェクトである画像ファイルが記録される。
DCF形式規格では、DCFディレクトリ及びDCFオブジェクトの命名規則が規定されており、記録媒体に画像ファイルを記録する際には、画像ファイル名が命名規則に従って決定されて記録されることになる。DCFディレクトリの名称は半角英数字8文字で構成され、1〜3文字目に「100」〜「999」のディレクトリ番号、及び4〜8文字目に半角大文字英数字及びアンダーバーで構成される自由な文字列が割り当てられる。またDCFオブジェクトの名称も半角英数字8文字で構成され、1〜4文字目に半角大文字英数字及びアンダーバーで構成される自由な文字列、及び5〜8文字目に「0001」〜「9999」のファイル番号が割り当てられる。なお、DCFオブジェクトは8文字の名称に加え、記録形式のフォーマットに従った拡張子が付される。
このように、DCFディレクトリ及びDCFオブジェクトの命名規則では、割り当てることが可能なディレクトリ番号及びファイル番号が存在する。また、ディレクトリ番号及びファイル番号は、新規にDCFディレクトリまたはDCFオブジェクトが作成される際に、直前に作成したDCFディレクトリまたはDCFオブジェクトに付された番号と連番になるように付すことが、DCF形式規格で推奨されている。即ち、ディレクトリ番号及びファイル番号は、DCFディレクトリまたはDCFオブジェクトが作成された時系列順に、昇順となるように付される。このため、ディレクトリ番号及びファイル番号が上限値となった際に、記録媒体の記録可能容量に満たない場合であっても、新たなディレクトリ番号及びファイル番号が採番できないため、それ以上記録媒体に画像ファイルを記録できない状況に陥る問題があった。特許文献1では、ディレクトリ番号及びファイル番号が上限値となった際に、全てのディレクトリ番号を最小値から採番し直す、またはDCIMディレクトリをリネームすることにより、画像ファイルを記録可能とする技術が開示されている。
しかしながら、記録媒体に全てのディレクトリ番号のディレクトリが存在する場合、特許文献1のようにディレクトリ番号及びファイル番号が上限値となった際に、ディレクトリ番号を最小値から採番し直しても、ディレクトリ番号の空きは作ることができなかった。また、ディレクトリ番号及びファイル番号が上限値となった際にDCIMディレクトリをリネームする方式では、DCF形式規格に記録されたディレクトリ構造のファイルを読み取り可能な任意の機器において、全てのファイルを読み取れない可能性があった。
このため、DCFディレクトリ内のファイル番号の空きがある場合は、2つのDCFディレクトリ間でDCFオブジェクトを移動することにより、少なくともファイル番号の空きを作ることが可能であるため、記録媒体に画像ファイルを記録することができる。
特開2003−158645号公報
しかしながら、DCFディレクトリの中には、例えばユーザが画像ファイルを分類するために、意図的に作成されたDCFディレクトリが存在することがある。このような意図的に作成されたDCFディレクトリが存在する場合に、上述のように2つのDCFディレクトリ間でDCFオブジェクトを移動することによりファイル番号の空きを作ろうとすると、次のような問題があった。即ち、意図的に作成されたDCFディレクトリに記録されている画像ファイルが、別のDCFディレクトリに移動してしまうことがあり、ユーザは再度画像ファイルを分類しなおす必要があった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、意図的に作成されたディレクトリのファイル構成及びディレクトリの時系列順序を崩すことなく、ファイルの統合を行うことを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明の記録装置は、以下の構成を備える。
ィレクトリ内に記録されている複数のファイルの属性情報の予め定められた項目が全て同一条件を満たすか否かを判定する判定手段と、複数のディレクトリに記録されているファイルを1つのディレクトリに統合する統合手段と、を備え、統合手段は、判定手段により複数のファイルの属性情報の予め定められた項目が全て同一条件を満たすと判定されたディレクトリが存在する場合、該判定されたディレクトリより前に作成された複数のディレクトリ、及び該判定されたディレクトリより後に作成された複数のディレクトリの少なくともいずれかに記録されているファイルを統合し、該判定されたディレクトリに記録されている複数のファイル他のディレクトリに記録されているファイルと同一ディレクトリに統合しないことを特徴とする。
このような構成により本発明によれば、意図的に作成されたディレクトリのファイル構成及びディレクトリの時系列順序を崩すことなく、ファイルの統合を行うことを可能とする。
実施形態に係るデジタルカメラの機能構成を表すブロック図。 DCF形式規格のフォルダ構造及びファイル構成を説明するための図。 実施形態1のファイル再構築処理を説明するための図。 実施形態1のファイル再構築処理のフローチャート。 変形例のファイル再構築処理のフローチャート。 変形例のディレクトリ単位統合確認処理のフローチャート。 実施形態2のディレクトリ作成条件を設定するためのGUI例。 実施形態2の管理ファイルの構成例。
(実施形態1)
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は、記録装置の一例としての、DCF形式規格に則った画像記録が可能なデジタルカメラに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、ディレクトリ構造を有し、複数のディレクトリに記憶されたファイルを統合することが可能な任意の機器に適用可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の機能構成を示すブロック図である。
CPU101は、例えば内蔵メモリ107に記憶されているデジタルカメラ100の各ブロックの動作プログラムを読み出して、RAM104に展開して実行することにより、デジタルカメラ100の各ブロックの動作を制御する。内蔵メモリ107は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、デジタルカメラ100の各ブロックの動作プログラムに加え、各ブロックの動作に必要な設定値や、ユーザによって設定された撮像解像度等の設定情報を記憶する。RAM104は、一時的なデータの記憶領域であり、デジタルカメラ100の各ブロックの動作プログラムの展開や、後述する画像音声処理部103から出力された画像データ等が記録される。撮像部102は、撮像レンズ群、絞り、シャッタ等の制御可能な撮像光学系と、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子からなり、撮像光学系によって撮像素子上に結像された光学像を光電変換し、得られたアナログ画像信号を、画像音声処理部103に出力する。画像音声処理部103は、入力されたアナログ画像信号にA/D変換処理を適用し、得られたデジタル画像データに対し、各種画質調整処理及び圧縮符号化処理を適用してRAM104に出力する。画像音声処理部103は、撮像された画像信号だけでなく、動画像撮像時に不図示のマイクから入力された音声信号に対し、種々の調整処理を適用し、得られたデジタル音声データをRAM104に出力する。
本実施形態では、画像音声処理部103からRAM104に出力されたデジタル画像データに対し、CPU101が後述する記録媒体106に記録する際のディレクトリ名及びファイル名を、DCF形式に基づいて決定する。ディレクトリ名及びファイル名のそれぞれに、DCF形式に基づいて付される番号は、例えば内蔵メモリ107に記憶されているものとする。CPU101は、内蔵メモリ107に記憶されている、前回記録された画像に付したディレクトリ及びファイルそれぞれの番号を参照し、RAM104に記憶されている、新たに記録するデジタル画像データのディレクトリ名及びファイル名を決定する。なお、本実施形態では、DCF形式規格に則り、ディレクトリ名は100〜999、ファイル名は0001〜9999までの番号を付して決定するものとし、それぞれの番号は、記録された時系列順に昇順となるように付される。例えば前回記録されたファイルの、ディレクトリ名に付した番号(ディレクトリ番号)が199、ファイル名に付した番号(ファイル番号)が9999である場合、新たに記録されるファイルにはディレクトリ名には200、ファイル名には0001が付される。このときCPU101は、内蔵メモリ107から、ディレクトリ番号が199及びファイル番号が9999であることを表す情報を受信し、それぞれの番号についてDCF形式規格に則って、連続する新たな番号を採番する。また、CPU101はRAM104に記憶されている、新たに記録するデジタル画像データにディレクトリ名及びファイル名を決定して記録媒体106に記録した後、新たなディレクトリ番号及びファイル番号の情報を、内蔵メモリ107に上書きして記憶させる。
記録媒体106は、例えばデジタルカメラ100に着脱可能に接続される、メモリカードやHDD等の記録装置であり、記録媒体I/F105によって接続が検出されている間、デジタルカメラ100と通信可能である。記録媒体106には、CPU101によって決定されたファイル名を付された、RAM104から入力されたデジタル画像データが記録される。なお、RAM104から出力されたデジタル画像データは、記録媒体I/F105が記録媒体106の接続を検出していない場合は、例えば内蔵メモリ107に記憶されればよい。
表示部108は、例えば小型LCD等の表示装置であり、撮像部102から出力されたアナログ画像信号、及び記録媒体106に記録されているデジタル画像データに、画像音声処理部103でD/A変換処理が適用されて出力されたアナログ画像信号を表示する。音声出力部109は、例えばスピーカ等の音声信号を出力可能な再生装置であり、記録媒体106に記録されているデジタル音声データを、画像音声処理部103により音声出力部109で再生可能な形式に変換されて得られた音声信号が入力され、再生される。ユーザ操作部110は、例えばレリーズボタンやメニューボタン等の、デジタルカメラ100が備える入力インタフェースであり、ユーザによってなされた操作指示を判別し、CPU101に伝送する。
次に図3を用いて、このような構成をもつ本実施形態のデジタルカメラ100における、ディレクトリのファイルを統合する、ファイル再構築処理の流れについて説明する。
ファイル再構築処理を行う前に、例えば記録媒体106に図3(a)のようなディレクトリ構造を有してファイルが記録されている場合を考える。CPU101は、DCIMディレクトリ以下のディレクトリに関する情報を記録媒体I/F105を介して記録媒体106から取得する。そして、DCFディレクトリである、DCIMディレクトリ以下のディレクトリのそれぞれについて、ディレクトリ番号及びファイル番号に空きがあるかを確認する。
例えば、ディレクトリ「100AAAAA」には「IMG_0001.JPG」、「IMG_0002.JPG」、「IMG_0003.JPG」の3つのファイルのみが記録されている。このため、ディレクトリ「100AAAAA」には0004〜9999までのファイル番号が付されたファイルが存在しないため、9996個のファイル番号の空きが存在する。またDCIMディレクトリには「100AAAAA」、「200AAAAA」、「300AAAAA」、「400AAAAA」、「500AAAAA」の5つのディレクトリが記録されている。このため、DCIMディレクトリには101〜199、201〜299、301〜399、401〜499、及び501〜999のディレクトリ番号が付されたディレクトリが存在しないため、895個のディレクトリ番号の空きが存在する。
ディレクトリ番号及びファイル番号の空きが存在するのは、当該番号は、時系列順に昇順とする命名規則では採番が不可能となってしまったためである。これらの空き番号は、ディレクトリ及びファイルを統合して、ディレクトリ番号及びファイル番号を、それぞれの最小の番号からの連番となるように付け直すことにより、採番が可能である。このような統合処理によれば、記録媒体106にまだ記録可能な空き容量が存在するにも関わらず、DCF形式規格の命名規則のために新たなファイルの記録が不可能となってしまうことを回避できる。
さらにCPU101は、DCFディレクトリである、DCIMディレクトリ以下のディレクトリのそれぞれについて、ファイルの属性情報を記録媒体106に記録されているそれぞれのファイルから取得する。そしてCPU101は、DCFディレクトリが意図的に分類されたディレクトリであるか否かを判断する。具体的には、CPU101は1つのDCFディレクトリ内に複数のファイルが存在し、全てのファイルの属性情報の記録日の項目が同一である場合、該当のDCFディレクトリはユーザまたは設定により意図的に作成されたディレクトリであると判断する。即ち、ディレクトリ内に記録されている全てのファイルの属性情報の記録日が同一である場合は、ディレクトリが特定の記録日の撮影のために作成されたディレクトリである可能性が高い。このため、CPU101は該当のディレクトリによって分類されているファイルが、ファイルの統合処理によって異なるディレクトリに記録されたり、ディレクトリ内に異なる条件のファイルが統合によって記録されたりしないように保護する必要があると判断する。
例えば、ディレクトリ「300AAAAA」は、ディレクトリ内に記録されている「IMG_0301.JPG」、「IMG_0302.JPG」、「IMG_0303.JPG」の3つのファイルの記録日が「2007/12/21」で全て同一である。このためCPU101は、ディレクトリ「300AAAAA」を意図的に作成されたディレクトリであると判断し、ファイル再構築処理の保護対象ディレクトリとして設定する。
以上のように、ディレクトリ番号及びファイル番号に空きがあるか、及びディレクトリが意図的に作成されたディレクトリであるかを判断して、CPU101は意図的に作成されたディレクトリのファイル構成を崩すことなく、ファイルの統合を行うことができる。例えば図3(a)のディレクトリ構造を有する場合は、ディレクトリ「300AAAAA」を保護して、図3(b)のようにディレクトリ構造及びファイル構成を再構築することができる。
このとき、保護されたディレクトリに記録されているファイルより後に記録されたファイルは、保護されたディレクトリの再構築後のディレクトリ番号より小さいディレクトリ番号のディレクトリには移動しない。即ち、再構築後のディレクトリ「100AAAAA」に空きがあっても、再構築前のディレクトリ「400AAAAA」及び「500AAAAA」に記憶されているファイルは再構築後のディレクトリ「100AAAAA」に移動しない。再構築前のディレクトリ「400AAAAA」及び「500AAAAA」に記憶されているファイルは、保護された再構築後のディレクトリ「101AAAAA」より後のディレクトリ「102AAAAA」に統合される。このようにすることで、ディレクトリ番号順に各DCFディレクトリのファイルを読み出した際に、時系列順となるようにディレクトリ構造及びファイル構成を保つことが可能となる。
なお、本実施形態では、DCFオブジェクトである画像データが有する属性情報のうち、記録日の項目に基づいて、意図的に作成されたディレクトリとして判断する方法について説明するが、本発明の実施はこれに限らない。意図的に作成されたディレクトリとして判断するために用いられる属性情報の項目は、例えば読み取り専用フラグや、撮像モード設定等、ユーザが任意に選択可能である項目であってよい。また、例えば日付をまたぐ一連の連射撮像された画像ファイル等は、撮像時刻の間隔を参照することにより、同一のディレクトリとなるように再構築を行ってもよい。
(ファイル再構築処理)
以下、本実施形態のデジタルカメラ100のファイル再構築処理について、図4(a)のフローチャートをさらに用いて、具体的な処理について説明する。当該フローチャートに対応する処理は、CPU101が、例えば内蔵メモリ107に記憶されている対応する処理プログラムを読み出し、RAM104に展開して実行することにより実現することができる。なお、本ファイル再構築処理は、例えば撮像途中で、ディレクトリ番号及びファイル番号がそれぞれの上限値に達し、新たな画像ファイルの記録が不可能な状態になった際に開始されるものとして説明する。
S401で、CPU101は記録媒体I/F105を介して記録媒体106内のディレクトリ構造及び全てのディレクトリのファイル構成を参照して、未使用のディレクトリ番号及びファイル番号が存在するかを解析する。そしてS402で、CPU101は解析の結果、ディレクトリ番号またはファイル番号に空き、即ち未使用の番号が存在するか否かを判断し、ディレクトリ番号またはファイル番号に空きが存在する場合は処理をS403に移す。なお、ディレクトリ番号またはファイル番号に空きが存在しない場合は、記録媒体106に全てのディレクトリ番号が付されたディレクトリと、それぞれのディレクトリに全てのファイル番号が付されたファイルが記録されているということである。即ち、記録されているファイルまたはディレクトリを削除しない限り、新たな画像ファイルの記録を行うことができないため、CPU101は本ファイル再構築処理を終了する。
S403以降、CPU101は記録媒体106に存在する全てのDCFディレクトリについてスキャンを繰り返し、ファイルの再構築を行う。即ち、S403からS410の処理を繰り返すことにより、記録媒体106に存在するディレクトリを、時系列順に1つずつ選択し、ディレクトリ番号及びファイル番号を変更する処理を行う。なお、全てのDCFディレクトリついてスキャンを開始する前に、CPU101はファイルの再構築を行うため、内蔵メモリ107に記憶されている、ディレクトリ番号及びファイル番号の情報を消去するものとする。即ち、ファイルの再構築によって最初にディレクトリ番号及びファイル番号を付した名称を決定する際、CPU101は内蔵メモリ107に、前回の記録の際に付したディレクトリ番号及びファイル番号の情報がないため、それぞれの最小値を付して名称を決定する。
S404で、CPU101はスキャンを行っているディレクトリ(スキャンディレクトリ)内に記録されているファイルが複数存在し、全てのファイルに係る属性情報の記録日の項目が同一の日付であるかを判断する。CPU101は、スキャンディレクトリ内のファイルの記録日が同一の日付であった場合は処理をS405に移し、ディレクトリ単位統合処理を実行する。
ここで、S405で行われるディレクトリ単位統合処理について、図4(b)のフローチャートを用いて説明する。なお、ディレクトリ単位統合処理は、スキャンディレクトリが意図的に作成されたディレクトリと判断した際の再構築処理であり、ファイル構成を維持したまま、スキャンディレクトリに付されているディレクトリ番号のみを変更する。
S411で、CPU101は、内蔵メモリ107から、すでに付された(前回の記録の際にCPU101が付した)ディレクトリ番号の情報を取得し、当該ディレクトリ番号の次の番号を用いて、スキャンディレクトリのディレクトリ番号を変更する。本ファイル再構築処理では、再構築を行った後にディレクトリ番号及びファイル番号のそれぞれが、最小の番号から連番となるように、CPU101はディレクトリ番号及びファイル番号を新たに採番して付すものとする。このため、S411でスキャンディレクトリに付されるディレクトリ番号は、処理の過程で付されたディレクトリ番号を除いたディレクトリ番号のうち、採番可能な最小のディレクトリ番号が付される。即ち、処理の過程で116までのディレクトリ番号がすでに再構築を行ったディレクトリに付されている場合、S411で新たに付されるディレクトリ番号は117となる。なお、すでに付されたディレクトリ番号及びファイル番号の情報は、例えば内蔵メモリ107に記憶されていればよい。なお、CPU101は本ステップで付したディレクトリ番号の情報を、内蔵メモリ107に、すでに付されたディレクトリ番号の情報として上書きして記憶させる。 そしてS412で、CPU101は、内蔵メモリ107に記憶されている移動先ディレクトリの情報を削除し、ディレクトリ単位統合処理を完了する。なお、移動先ディレクトリとは、ファイルを統合する際に、処理対象となっているファイルを移動する、ファイル番号に空きが存在するディレクトリである。S412で移動先ディレクトリの情報を削除することにより、CPU101は次のスキャンディレクトリのファイルが、本ディレクトリ単位統合処理でディレクトリ番号を変更したディレクトリより小さいディレクトリ番号のディレクトリに移動されることを防ぐ。即ち、ディレクトリ番号順に記録媒体106に存在する各DCFディレクトリのファイルを読み出した際に時系列順となるように、ディレクトリ構造及びファイル構成が保たれる。
また、S404でスキャンディレクトリ内のファイルの記録日が同一の日付ではなかった場合、CPU101は処理をS406に移す。
S406で、CPU101は、内蔵メモリ107を参照し、移動先ディレクトリの情報が設定されているか否かを判断する。移動先ディレクトリの情報が存在しない場合、CPU101は処理をS407に移し、内蔵メモリ107から、すでに付されたディレクトリ番号の情報を取得し、当該ディレクトリ番号の次の番号を用いて、スキャンディレクトリのディレクトリ番号を変更する。そしてS408で、CPU101は内蔵メモリ107に、移動先ディレクトリの情報としてスキャンディレクトリの情報を設定して処理をS409に移し、ファイル単位統合処理を実行する。
ここで、S409で行われるファイル単位統合処理について、図4(c)のフローチャートを用いて説明する。
S421以降、CPU101はスキャンディレクトリ内の全てのファイルについて処理を繰り返し、ファイルの再構築を行う。即ち、S421からS428の処理を繰り返すことにより、スキャンディレクトリ内に記録されているファイルを、時系列順に1つずつRAM104に読み出し、新たなディレクトリへの移動及びファイル番号変更の処理を行う。
S422で、CPU101は内蔵メモリ107から、すでに付されたファイル番号の情報を取得し、当該ファイル番号の次の番号を用いて、RAM104に読み出されている、選択されたファイルのファイル番号を変更する。なお、CPU101は本ステップで付したファイル番号の情報を、内蔵メモリ107に、すでに付されたファイル番号の情報として上書きして記憶させる。そしてS423で、CPU101は内蔵メモリ107を参照し、設定されている移動先ディレクトリに選択されたファイルを移動する。
S424で、CPU101はS422で付したファイル番号が、ファイル番号の上限値であるか否かを判断する。即ち、CPU101は移動先ディレクトリが、移動したファイルによって全てのファイル番号が付されたファイルが記録され、新たなファイルを記録不可能な状態になったかを判断する。CPU101は、S422で付したファイル番号がファイル番号の上限値であった場合は処理をS425に移し、上限値ではなかった場合は処理をS428に移して次のファイルについてS422からの処理を行う。
S425で、CPU101は、S423のファイルの移動後も、スキャンディレクトリに記録されているファイルが存在するかを判断する。スキャンディレクトリに記録されているファイルが存在する場合、CPU101は処理をS426に移す。そしてS426でCPU101は、内蔵メモリ107から、すでに付されたディレクトリ番号の情報を取得し、当該ディレクトリ番号の次の番号を用いて、スキャンディレクトリのディレクトリ番号を変更する。また、CPU101は本ステップで付したディレクト番号の情報を、内蔵メモリ107に、すでに付されたディレクトリ番号の情報として上書きして記憶させる。さらにS427で、CPU101は内蔵メモリ107に、移動先ディレクトリの情報としてスキャンディレクトリの情報を設定して処理をS428に移して次のファイルについてS422からの処理を行う。
S425で、スキャンディレクトリに記録されているファイルが存在しないと判断された場合、CPU101は処理をS429に移し、記録されているファイルがなくなったスキャンディレクトリを削除する。そしてS430で、CPU101は内蔵メモリ107に記憶されている移動先ディレクトリの情報を削除し、ファイル単位統合処理を完了する。
なお、上述したようにスキャンディレクトリに対し、S405のディレクトリ単位統合処理またはS409のファイル単位統合処理を行った後、CPU101は処理をS410に移し、次のスキャンディレクトリに対し、S403からの処理を行う。
このようにして、スキャンディレクトリ内のファイルの属性情報が全て同一であるか否かによって、ディレクトリ単位統合処理またはファイル単位統合処理を行って、ファイルの再構築を行うことができる。なお、本実施形態では、ファイル再構築処理はディレクトリ番号及びファイル番号の両方が上限数に到達した際に実行されるものとして説明した。しかしながら、ファイル再構築処理の開始はユーザによって決定可能であってもよいし、例えば設定されたディレクトリ番号より大きいディレクトリ番号が記録された際に行うようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の記録装置は、それぞれに少なくとも1つのファイルを記録する、時系列に作成された2以上のディレクトリが存在する場合、ディレクトリに記録されているファイルを統合して、ディレクトリ構造及びファイルの再構築を行う。具体的には、記録装置は、記録されている全てのファイルに係る属性情報を、ファイルとともに記録し、ファイルを統合する際に以下のように処理する。記録装置は、ファイルを統合する際に、1つのディレクトリに複数のファイルが記録されており、複数のファイルの属性情報の予め定められた項目が全て同一である場合、該ディレクトリを保護し、該ディレクトリに記録されている複数のファイルは統合を行わない。また、保護されたディレクトリより前に作成されたディレクトリ、及び保護されたディレクトリより後に作成されたディレクトリの少なくともいずれかで、それぞれにファイルの統合を行う。
これにより、属性情報が同一である、意図的に作成されたディレクトリのファイル構成を保ったまま、ディレクトリ構造及びファイルの再構築を行うことが可能である。また、意図的に作成されたディレクトリより前または後に作成されたディレクトリのファイルを、それぞれ独立に統合することにより、時系列順を保ったままディレクトリ構造及びファイルの再構築を行うことができる。
(変形例)
上述した実施形態1のファイル再構築処理では、記録媒体106に存在するディレクトリに記録されている複数のファイルが、全て同一の記録日の属性情報を有する場合にディレクトリ単位で統合処理を行う方法について説明した。本変形例では、さらに記録媒体106に全てのディレクトリ番号のディレクトリが存在し、かつ、それぞれのディレクトリに記録されているファイルが全て同一の記録日の属性情報を有する場合に、ファイルの再構築を行う方法について説明する。
記録媒体106に全てのディレクトリ番号のディレクトリが存在し、かつ、それぞれのディレクトリに記録されているファイルが全て同一の記録日の属性情報を有する場合、上述の実施形態1のファイル再構築処理では、全てのディレクトリは保護される。このとき、各ディレクトリのファイル番号に空きがある場合は、意図的に作成されたディレクトリのファイル構成を崩すことにはなるが、ファイル単位統合処理を行うことにより、デジタルカメラ100を記録可能な状態にすることができる。
(ファイル再構築処理)
以下、意図的に作成されたディレクトリのファイル構成を崩すか否かをユーザに選択させ、ファイル単位統合処理を行うファイル再構築処理について図5のフローチャートを用いて説明する。当該フローチャートに対応する処理は、CPU101が、例えば内蔵メモリ107に記憶されている対応する処理プログラムを読み出し、RAM104に展開して実行することにより実現することができる。なお、本ファイル再構築処理において、実施形態1と同様の処理を行うステップについては同一の参照符号を付して説明を省略し、本変形例の特徴的なステップの説明に留める。
S401で記録媒体106内のディレクトリ構造及び全てのディレクトリのファイル構成を参照して、未使用のディレクトリ番号及びファイル番号が存在するかを解析した後、S501で、CPU101はディレクトリ単位統合確認処理を行う。ここで、ディレクトリ単位統合確認処理について図6のフローチャートを用いて説明する。
S601で、CPU101はS401で解析を行った結果、記録媒体106に存在するディレクトリが上限数であるか否か、即ち、全てのディレクトリ番号のディレクトリが存在するか否かを判断する。CPU101は、記録媒体106に存在するディレクトリが上限数である場合は処理をS602に移し、上限数ではない場合は処理をS612に移し、ディレクトリ単位で統合処理を行うことが可能であることを、例えば内蔵メモリ107に記憶し、処理を完了する。
S602で、CPU101は、実際にファイルの移動は行わないが、移動先ディレクトリに移動を行った際のファイル数を算出するための変数を設け、値を0とする。そしてS603以降、CPU101は記録媒体106に存在する全てのDCFディレクトリについてスキャンを繰り返し、ディレクトリ単位で統合処理を行うことが可能であるかを判断する。即ち、S603からS611の処理を繰り返すことにより、記録媒体106に存在するディレクトリを、時系列順に1つずつ選択し、移動先ディレクトリに移動を行った際のファイル数を参照して、ディレクトリ単位で統合処理を行えるかを判断する。
S604で、CPU101は、スキャンディレクトリ内に記録されているファイルが複数存在し、全てのファイルに係る属性情報の記録日の項目が同一の日付であるかを判断する。CPU101は、スキャンディレクトリ内のファイルの記録日が同一の日付であった場合は処理をS605に移し、移動先ディレクトリに移動を行った際のファイル数を0にリセットした後、処理をS611に移し、次のディレクトリについてS604の処理を行う。
S604でスキャンディレクトリ内のファイルの記録日が同一の日付ではなかった場合、CPU101は処理をS606に移し、移動先ディレクトリに移動を行った際のファイル数が、現在0であるかを判断する。移動先ディレクトリに移動を行った際のファイル数が0であるとは、スキャンディレクトリが記録媒体106に記録されている先頭のディレクトリであるか、スキャンディレクトリの次にディレクトリ番号が大きいディレクトリが保護されていることを意味する。CPU101は、移動先ディレクトリに移動を行った際のファイル数が0である場合は処理をS607に移し、0ではない場合は処理をS608に移す。
S607で、CPU101は、移動先ディレクトリに移動を行った際のファイル数に、スキャンディレクトリに記録されているファイル数を設定し、処理をS611に移し、次のディレクトリについてS604の処理を行う。
また、S608で、CPU101は、移動先ディレクトリに移動を行った際のファイル数に、スキャンディレクトリに記録されているファイル数を加算する。そしてS609で、CPU101は、移動先ディレクトリに移動を行った際のファイル数が、ディレクトリに記録可能なファイルの上限数、即ち採番可能なファイル番号の数より大きいか否かを判断する。CPU101は、移動先ディレクトリに移動を行った際のファイル数が、ディレクトリに記録可能なファイルの上限数より大きいである場合は処理をS610に移す。またCPU101は、移動先ディレクトリに移動を行った際のファイル数が、ディレクトリに記録可能なファイルの上限数以下である場合は処理をS612に移し、ディレクトリ単位で統合処理を行うことが可能であることを内蔵メモリ107に記憶する。即ち、移動先ディレクトリに、2以上のディレクトリからファイルを移動した場合に、移動先ディレクトリに記録可能なファイルの上限数を超えないのであれば、2以上のディレクトリを1つのディレクトリに統合可能であることを意味する。このため、記録媒体106はファイル単位統合処理を行うことにより、ディレクトリ数を減らすことが可能であるから、ディレクトリ単位の統合処理を行うことが可能となる。
またS610で、CPU101は、移動先ディレクトリに移動を行った際のファイル数からディレクトリに記録可能なファイルの上限数を減算した後、処理をS611に移し、次のディレクトリについてS604の処理を行う。
なお、全てのディレクトリについてS603からS611の処理を行う間にS612に処理が移らなかった場合、CPU101は処理をS613に移す。そしてS613でCPU101は、ディレクトリ単位で統合処理を行うことが不可能であることを内蔵メモリ107に記憶して、ディレクトリ単位統合確認処理を完了する。
このようにしてディレクトリ単位統合確認処理で判定された情報を用いて、S502でCPU101はディレクトリ単位で統合可能か否かを判断する。内蔵メモリ107に、ディレクトリ単位で統合処理を行うことが可能である情報が記憶されている場合、CPU101は処理をS403に移し、実施形態1と同様にファイルの再構築を行う。また、内蔵メモリ107に、ディレクトリ単位で統合処理を行うことが不可能である情報が記憶されている場合、CPU101は処理をS503に移す。
S503で、CPU101は、意図的に作成したディレクトリのファイル構成を崩すことになるが、ファイル単位で統合処理を行って記録可能な状態にするか否かを、ユーザに確認する表示を表示部108に表示させ、ユーザの入力を待機する。ユーザによって、統合処理を行うことが選択された場合、CPU101は処理をS403に移し、全てのディレクトリに対し、ファイル単位統合処理のみを行って、ファイル再構築処理を完了する。また、ユーザによって統合処理を行わないことが選択された場合、CPU101はそのままファイル再構築処理を完了する。なお、S401で記録媒体106に存在する全てのディレクトリにおいて、ファイル番号の空きが存在しないと判断された場合は、CPU101は実施形態1と同様にファイル再構築処理を完了してもよい。
以上のようにすることで、ディレクトリ単位に統合処理が行えない状況であっても、各ディレクトリのファイル番号に空きがある場合は、ファイル単位統合処理を行うことにより、デジタルカメラ100を記録可能な状態にすることができる。
(実施形態2)
上述した実施形態1及び変形例では、ディレクトリに記録されている全てのファイルの属性情報を参照することにより、ディレクトリが意図的に作成されたディレクトリであるか否かを判定する方法について説明した。本実施形態では、ディレクトリが作成された際の情報を、ディレクトリを作成する際に管理ファイルとして記録媒体106に記録する場合の、ファイルを統合する方法について説明する。管理ファイルは、例えばDCIMディレクトリ下に「MISC」ディレクトリを作成し、図8のようなテーブル形式のデータの「M0100.CTG」として記録されればよい。なお、本実施形態の記録装置の一例であるデジタルカメラは、実施形態1と同じの構成を有するものとして、デジタルカメラが備える各ブロックの説明は省略する。
本実施形態では図7(a)のように、ユーザが設定可能な記録に関するメニューに、ディレクトリの作成条件を設定可能な項目を備える。ユーザによってディレクトリ作成のメニューが選択されると、ユーザはメニュー内で記録媒体106に記録するディレクトリを新規作成するか、設定された時間及び条件で自動的にディレクトリを作成するように設定することが可能である。図7(b)は、ユーザによってディレクトリを新規作成するよう選択された際の表示部108に表示されるGUIを表している。このようにユーザがメニューを操作することで、記録媒体106には新たにCPU101によって採番されたディレクトリ番号が付されたディレクトリが作成される。また、図7(c)のようにディレクトリを自動作成する条件を、毎日午前8時として設定することで、CPU101は設定された条件の日時を過ぎると、記録媒体106に新たにディレクトリ番号が付されたディレクトリが作成される。このように、ユーザによって、またはユーザによって選択された条件によって作成されたディレクトリについては、管理ファイル内のフォルダ作成条件を表す項目に、それぞれ「新規作成」または「自動作成」を表す情報が記録される。
(ファイル再構築処理)
本実施形態のファイル再構築処理については、実施形態1とS404における判断処理のみが異なるため、図及びその他のステップについての説明は省略する。
CPU101は、S404に対応するステップおいて、記録媒体106に記録されている管理ファイルを参照することにより、スキャンディレクトリがユーザによって意図的に作成されたディレクトリであるか否かを判断する。CPU101は、スキャンディレクトリが意図的に作成されたディレクトリである場合は処理をS405に移し、意図的に作成されたディレクトリではない場合は処理をS406に移す。
これにより、意図的に作成されたディレクトリのファイル構成を保ったまま、ディレクトリ構造及びファイルの再構築を行うことが可能である。また、意図的に作成されたディレクトリより前または後に作成されたディレクトリのファイルを、それぞれ独立に統合することにより、時系列順を保ったままディレクトリ構造及びファイルの再構築を行うことができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (7)

  1. ディレクトリ内に記録されている複数のファイルの属性情報の予め定められた項目が全て同一条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
    複数のディレクトリに記録されているファイルを1つのディレクトリに統合する統合手段と、を備え、
    前記統合手段は、前記判定手段により前記複数のファイルの属性情報の予め定められた項目が全て同一条件を満たすと判定されたディレクトリが存在する場合に、該判定されたディレクトリより前に作成された複数のディレクトリ、及び該判定されたディレクトリより後に作成された複数のディレクトリの少なくともいずれかに記録されているファイルを統合し、該判定されたディレクトリに記録されている複数のファイルを他のディレクトリに記録されているファイルと同一ディレクトリに統合しないことを特徴とする記録装置。
  2. 前記統合手段は、前記統合される複数のディレクトリに含まれるファイルのうちの、記録された時系列順に選択された1つのディレクトリに記録可能なファイル数のファイルを、1つのディレクトリに統合することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. ディレクトリ及びファイルのそれぞれについて、所定の上限値を有する番号を記録された時系列順で昇順となるように付す採番手段をさらに備え、
    前記採番手段は、前記統合手段により統合されたディレクトリ及び該ディレクトリ内のファイルに、それぞれ最小の番号からの連番となるように新たに番号を付すことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記判定手段は、前記採番手段によりディレクトリ及びファイルに付された番号の少なくともいずれかが上限値となった場合に判定を行うことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記採番手段は、DCF形式規格に則ってディレクトリ及びファイルに番号を付すことを特徴とする請求項3または4に記載の記録装置。
  6. 前記判定手段は、ディレクトリ内に記録されている全てのファイルの前記属性情報の記録日の項目が同一条件を満たすか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 判定手段が、ディレクトリ内に記録されている複数のファイルの属性情報の予め定められた項目が全て同一条件を満たすか否かを判定する判定工程と、
    統合手段が、複数のディレクトリに記録されているファイルを1つのディレクトリに統合する統合工程と、を備え、
    前記統合工程において前記統合手段は、前記判定工程において前記複数のファイルの属性情報の予め定められた項目が全て同一条件を満たすと判定されたディレクトリが存在する場合に、該判定されたディレクトリより前に作成された複数のディレクトリ、及び該判定されたディレクトリより後に作成された複数のディレクトリの少なくともいずれかに記録されているファイルを統合し、該判定されたディレクトリに記録されている複数のファイルを他のディレクトリに記録されているファイルと同一ディレクトリに統合しないことを特徴とする記録装置の制御方法。
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