JP5622241B2 - 電力ケーブル気中終端接続部及び電力ケーブル気中終端接続部の製造方法 - Google Patents
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Description
そこで、低温特性に優れたシリコーンゲルの原料を碍管内に注入し、その後硬化させてゲル化させて絶縁充填物として使用する方法も考えられるが、市販のシリコーンゲルの場合、硬さや硬化時間の調節がしにくく、脱泡するための装置を必要とするうえ、コストも嵩む。
前記絶縁充填物が、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゴムを混合したもの、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゲルを混合したもの又はジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゴムとシリコーンゲルを混合したものの何れかで形成されており、前記ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルの混合比率が、質量比で1.5:1〜18:1の範囲であることを特徴とする。
上記発明は、(1)ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゴムを混合したもの、(2)ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゲルを混合したもの、(3)ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゴムとシリコーンゲルを混合したもの、のいずれかを絶縁充填物としている。
そして、本発明における発明者の考察によれば、これらの混合物からなる絶縁充填物は全体として一体の物になっており、シリコーンゴム又はシリコーンゲルの粗い架橋体がマトリックスとなりその中にオイルが分散した状態で保持された構造になっているものと考えられる。
この構造により、シリコーンゴム、シリコーンゲル又はこれらの混合物と電力ケーブル、碍管、又はゴムストレスコーンなどの各種部品との間に隙間を生じた場合に、シリコーンゴム又はシリコーンゲルの粗い架橋体からなるマトリックスからシリコーンオイルが滲出し、隙間を充填することが可能となるため、電力ケーブル、碍管、又はゴムストレスコーンなどの各種部品と絶縁充填物との間での隙間の発生を抑止することが可能である。
さらに、この電力ケーブル気中終端接続部の碍管内に充填された絶縁充填物は、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとを混合することにより優れた低温特性を有するとともに、前述の剥離や割れが生じにくい柔軟さを持つので、この終端接続部は極低温下から高温下で使用されて絶縁充填物が熱膨張・熱収縮を繰り返したときでも、絶縁充填物と電力ケーブル等との界面に隙間が生じ難いものになる。
また、前記絶縁充填物は原料を混合した後の脱泡性が良いため、注入前に脱泡する工程を省くことができる。この発明により、極低温下でも耐久性・信頼性に優れた乾式の終端接続部が実現される。また、この発明の絶縁充填物は、硬化前は流動性を有するので、従来の油浸式の終端接続部と同等の構成を利用することができ、安価に製造することができる。
当該電力ケーブル気中終端接続部を施工するときに、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゴムの原料の混合作業、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゲルの原料の混合作業又はジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゴムの原料とシリコーンゲルの原料の混合作業のいずれかを行い、この混合作業で得られた混合物を前記碍管内に充填することを特徴とする。
この発明によれば、電力ケーブル気中終端接続部の発明と同様に、低温特性に優れ、剥離や割れが生じにくい柔軟さを持つとともに、脱泡性が良いため施工時に特殊な装置を使用しなくてもボイドを生じない絶縁充填物を形成できる。この結果、この終端接続部は、−40℃等の極低温環境下で使用される場合でも、ゲルが凍結することなく絶縁充填物と電力ケーブル等との界面に隙間が生じにくいものになる。したがって、この発明により、極低温下でも耐久性・信頼性に優れた乾式の終端接続部が実現される。また、この発明の絶縁充填物はシリコーンオイルの含有比率を大きくすることにより、絶縁充填物以外の構造は従来の油浸式の終端接続部と同等のものを利用することができ、安価に製造することができる。
さらに、前記ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルを合わせたものの混合比率を質量比で1.5:1から18:1の範囲とする。
これにより、絶縁充填物の低温特性が向上するので、極低温環境下でも高い耐久性・信頼性を有する終端接続部が実現される。
また、フェニル基含有シリコーンオイルは低温特性の向上に寄与するが、ジメチルシリコーンオイルに比べて高価である。従って、上記のようにジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルの混合比率の適正範囲が設定されることにより、低温特性を特に要求される極低温下での終端接続部の使用が想定される場合にはフェニル基含有シリコーンオイルの混合比率を大きくし、要求が少ない場合にはフェニル基含有シリコーンオイルの混合比率を小さくするなど、用途とコストの調整を図ることが可能となる。
またジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルは比重差により分離する傾向があるが、ある程度までは分離しない。このような分離しない配合比の範囲でジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとを混ぜ、さらに“シリコーンゴム”、“シリコーンゲル”又は“シリコーンゴム及びシリコーンゲル”の原料と混合し、これを硬化させることが望ましい。
一方、上述したジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルの混合比率の範囲は、概ね分離しない範囲であるが一部分離を生じ得る範囲を含んでいる。
しかしながら、シリコーンの架橋体の中にオイルが分散した状態になるので、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルを混ぜたとき少量分離していても、絶縁充填物としては問題なく機能するものになる。
この発明によれば、特殊な装置を必要とせず、シリコーンゴム又はシリコーンゲルの原料及びシリコーンオイルを、適度に混合した状態で碍管内に注入できるので、所望の絶縁充填物を簡易に形成することができる。
また、工場のような攪拌設備のない施工現場で混合することにより、シリコーンゴムの原料、シリコーンゲルの原料又はシリコーンゴムの原料及びシリコーンゲルの原料と、ジメチルシリコーンオイル及びフェニル基含有シリコーンオイルとを厳格に均一に混ぜることが困難となるが、シリコーンゴム又はシリコーンゲルの粗い架橋体のマトリックス中にシリコーンオイルが偏って分散されている場合の方が、各種部品と絶縁充填物との間に隙間を生じた場合にシリコーンオイルが容易に滲出し、隙間の発生をより効果的に防止することが可能となる。
この発明によれば、絶縁充填物の低温特性と界面密着性が好適化され、さらに脱泡性に優れるので、極低温環境下高い耐久性・信頼性を有する終端接続部が実現される。
この発明によれば、絶縁充填物の低温特性と界面密着性が好適化され、さらに脱泡性に優れるので、極低温環境下でも高い耐久性・信頼性を有する終端接続部が実現される。
この発明によれば、絶縁充填物の低温特性と界面密着性等が最適化されるので、さらに高い耐久性・信頼性を有する終端接続部が実現される。また、シリコーンオイルの粘性は絶縁充填物の稠度に影響を与える傾向にあり、シリコーンオイルが適度な粘性を有することにより、絶縁充填物の界面密着性を向上する。
図1は、実施形態に係る終端接続部の概略構成を示す断面図である。
図1において、電力ケーブル11は、ゴム又はプラスチックで絶縁された電力ケーブル(例えばCVケーブル)である。電力ケーブル11は、導体111、導体111の外周部に形成された絶縁層112、絶縁層112の外周に形成された外部半導電層113、外部半導電層113の外周に形成された遮蔽層(図示略)及びシース114等を有し、所定長で段剥ぎすることにより各層が順次露出されている。また、導体111の先端には、導電性を有する導体引出棒13が接続されている。
これら絶縁充填物10は、後述するように、シリコーンオイルにシリコーンゴム又はシリコーンゲルの原料を混合して硬化させることにより製造されたものである。
そして、段剥ぎした電力ケーブル11の端部に、下部銅管17及び下部金具16を取り付け、ゴムストレスコーン14を装着するとともに、導体111の端部に導体引出棒13を接続する。この電力ケーブル11の端部に碍管12を被せて、下部金具16上に液密に固定する。また、電力ケーブル11と下部銅管17とをシール18により密封する。
なお、後述するように絶縁充填物10を作成したときにストレスコーン14の表面にジメチルシリコーンオイル、フェニル基含有シリコーンオイル又はこれらを合わせたものを予め塗布してオイル膜143を形成しておくと、ストレスコーン14の表面に生じるボイドをより少なくでき、さらにはストレスコーンの低温特性を向上させることもできる。
実施例1では、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゴムの原料を混合して混合物とし、これを硬化させたゲル状硬化物について、JIS K 2220で規定される稠度、耐寒性(−40℃下で何日後に凍結しているか確認する)、界面密着性を評価した。ジメチルシリコーンオイルには、東レ・ダウコーニング株式会社製のSH200シリーズ(粘度の異なるものが販売されている)を用い、フェニル基含有シリコーンオイルには東レ・ダウコーニング株式会社製のSH510シリーズ(粘度の異なるものが販売されている)を用い、シリコーンゴムには、東レ・ダウコーニング株式会社製のSE6910(液状タイプ、硬化前の粘度: 7500cst)を用いた。
ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルを合わせたものとシリコーンゴム原料の混合比率は8:1〜21:1の範囲で、表1に示したように変化させた。
評価結果1に示す。
なお、架橋ポリエチレンは電力ケーブルの絶縁層に用いられる素材であり、エチレンプロピレンゴムは終端接続部内のストレスコーンに用いられる素材である。即ち、終端接続部内において、絶縁充填物が密着性を要求される素材を用いて上記界面密着性試験を行った。
2枚のシートに夫々ゲルが残った場合を“○”、一方のシートにゲル状硬化物、他方に油分が残った場合を“△”、片方のシートにのみゲル状硬化物が残った(他方には油分も残らなかった)場合を“×”で示す。
気泡消滅時間を確認することにより、現場で特殊な装置を使用しなくても絶縁充填物10に気泡がないことを確認することができる。
表1に示すように、シリコーンオイルとシリコーンゴムの混合比率を9:1、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルの混合比率を18:1とした実施例1−1(オイル粘度は2000cst)では、硬化後の稠度が310であり、界面密着性が実施例1−2,1−3,1−4よりも低下していたが、耐寒性試験では良好な結果が得られた。なお、気泡消滅時間は8hであり、現場で施工の際に大型装置を使用しなくても問題ないと考えられる。
ここで、図2にシリコーンオイルとシリコーンゴム原料の混合比率を20:1とした場合のオイル粘度と硬化後の稠度の関係について示す。不思議なことに、シリコーンオイルの粘度と、得られる絶縁充填物の硬さ(稠度)の関係は、逆の関係になる。すなわち、図2に示すように、シリコーンオイルの粘度が高いほど得られる絶縁充填物は軟らかく(稠度大)、シリコーンオイルの粘度が低いと絶縁充填物が硬くなる(稠度小)。
実施例1−6のように、オイル粘度が1000cstの場合には絶縁充填物10の稠度は小さくなり(硬くなる)、界面密着性が低下すると思われる。界面密着性の観点から、シリコーンオイルの粘度は2000以上とすることが好ましい。また、撹拌作業の容易さの観点から30000以下が望ましいと考えられる。
また、表1には、上記各実施例1−1〜1−10との比較を行うための比較例1の試験結果についても記載している。
シリコーンオイルとシリコーンゴムの混合比率を9:1、ジメチルシリコーンオイルのみを使用した比較例1(オイル粘度は2000cst)では、−40℃、21日間で絶縁充填物1が凍結した。また、シリコーンオイルとシリコーンゴムの混合比率が同等である比較例1、シリコーンオイルとシリコーンゴムの混合比率を9:1、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルの混合比率を19:1とした実施例1−10、シリコーンオイルとシリコーンゴムの混合比率を9:1、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルの混合比率を18:1とした実施例1−1では稠度がそれぞれ255、285、310であり、フェニル基含有シリコーンオイルを混合すると稠度が大きくなり、混合比率が大きいほど稠度が大きくなっていた。
実施例2では、シリコーンオイルとシリコーンゲルの原料を混合して硬化させたゲル状硬化物について、実施例1と同様に、JIS K 2220で規定される稠度、耐寒性、界面密着性、及び気泡消滅時間を評価した。シリコーンオイルには、東レ・ダウコーニング株式会社製のSH200、SH510シリーズを用い、シリコーンゲルには、東レ・ダウコーニング株式会社製のSE1886(硬化前の粘度:1122cst)を用いた。また、シリコーンオイルとシリコーンゴムの混合比率は1:9〜8:2の範囲で変化させた。評価結果の一例を表2に示す。
さらに、リコーンオイルとシリコーンゲル原料の混合物の硬化時間が長い場合、これらがシール18を高度にしないと碍管12から流出する虞がある。したがって、シリコーンオイルのシリコーンゲルに対する配合比率は、8:2よりも小さくするのが望ましい。
しかしながら、25℃,5日で硬化しないため、未硬化時に事故があった場合、油漏れが生じる恐れがある。
また、表2には、上記各実施例2−1〜2−7との比較を行うための比較例2の試験結果についても記載している。
シリコーンオイルとシリコーンゲルの混合比率を2:8、ジメチルシリコーンオイルのみを使用した比較例2では、硬化後の稠度が265であり、耐寒性の試験においては21日でゲルが凍結した。また、界面密着性試験は実施例2−4と同等であった。なお、気泡消滅時間については8.5hであり、シリコーンオイルとシリコーンゲル注入後、半日後には課電可能であると考えられる。
なお、この実施例2ではオイル粘度を2000cstに固定して試験を行ったが、オイル粘度の変化による影響は、シリコーンゲルを用いた場合もシリコーンゴムを用いた場合と同様であると、本発明者は予想している。
これにより、碍管12内に充填された絶縁充填物10が、低温下でも凍結することなく、優れた界面密着性を有する。したがって、低温下でも高い耐久性・信頼性を有する完全乾式の終端接続部が実現される。また、終端接続部1は、絶縁充填物10の構成が異なるだけで、その他の構造は従来の油浸式の終端接続部と同等であるので、安価に製造することができる。他方、油浸式の終端接続部のような漏油の危険性は解消される。
すなわち、この終端接続部2も実施形態の終端接続部1と同様に、電力ケーブル21の端部と、この電力ケーブル21の導体211端部に接続された導体引出棒23とが、碍管22内に収容され、この碍管22内にシリコーンゲル及び/又はシリコーンゴムとシリコーンオイルとからなる絶縁充填物10と同じ絶縁充填物20が充填されて構成されている。
10,20 絶縁充填物
11,21 電力ケーブル
111,212 導体
112,212 絶縁層
113,213 外部半導電層
12,22 碍管
13,23 導体引出棒
14,24 ゴムストレスコーン
141 半導電ゴム部
142 絶縁ゴム部
143 オイル膜
15,25 上部金具
16,26 下部金具
17,27 下部銅管
18,28 シール
Claims (6)
- 電力ケーブルの端部が碍管内に収容され、この碍管内に絶縁充填物が充填されてなる電力ケーブル気中終端接続部であって、
前記絶縁充填物が、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゴムを混合したもの、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゲルを混合したもの又はジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゴムとシリコーンゲルを混合したものの何れかで形成されており、
前記ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルの混合比率が、質量比で1.5:1〜18:1の範囲であることを特徴とする電力ケーブル気中終端接続部。 - 電力ケーブルの端部と、この電力ケーブルの導体端部と接続された導体引出棒とが、碍管内に収容され、この碍管内に絶縁充填物が充填されてなる電力ケーブル気中終端接続部の製造方法であって、
当該電力ケーブル気中終端接続部を施工するときに、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゴムの原料の混合作業、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゲルの原料の混合作業又はジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゴムの原料とシリコーンゲルの原料の混合作業のいずれかを行い、この混合作業で得られた混合物を前記碍管内に充填し、
前記ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルの混合比率が、質量比で1.5:1〜18:1の範囲であることを特徴とする電力ケーブル気中終端接続部の製造方法。 - シリコーンゴムの原料、シリコーンゲルの原料又はシリコーンゴムの原料及びシリコーンゲルの原料のいずれかと、ジメチルシリコーンオイル及びフェニル基含有シリコーンオイルとを別々の容器に入れて当該電力ケーブル気中終端接続部の施工現場に持ち込み、これらを施工現場で混合した後、前記碍管内に充填することを特徴とする請求項2に記載の電力ケーブル気中終端接続部の製造方法。
- ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゴムの原料を混合する場合に、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルを合わせたものとシリコーンゴムの原料の混合比率が、質量比で9:1から20:1の範囲であることを特徴とする請求項2又は3に記載の電力ケーブル気中終端接続部の製造方法。
- ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとシリコーンゲルの原料を混合する場合に、ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルを合わせたものとシリコーンゲルの原料の混合比率が、質量比で2:8から7:3の範囲であることを特徴とする請求項2又は3に記載の電力ケーブル気中終端接続部の製造方法。
- 前記ジメチルシリコーンオイルとフェニル基含有シリコーンオイルとを混合したシリコーンオイルの粘度が、2000cstから30000cstの範囲であることを特徴とする請求項2から5の何れか一項に記載の電力ケーブル気中終端接続部の製造方法。
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