JP5804684B2 - 電気ケーブル終端接続部の組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電気ケーブル終端接続部の組立方法に関する。
従来より、電気ケーブル終端接続部としては、碍管内に油が充填された油浸式の終端接続部が知られている。この方式であると油漏れが生じた場合に周囲の環境を汚染するおそれがあることから、近年においては、完全乾式の終端接続部が開発されている。
完全乾式の終端接続部には、例えば油の代わりにシリコーンゲルなどのゲル状の絶縁性樹脂(以下「ゲル」という)を碍管内に充填する終端接続部が知られている(例えば特許文献1参照)。ゲルの原料(以下「ゲル原料」という)は液状であるが、これが硬化してゲルになると流動性を失うので、ゲルを充填した終端接続部によれば、前記のような環境汚染のおそれを回避できる。
ところで、ゲルを充填した終端接続部では、ゲル内に気泡が存在すると、場所によっては気泡部分で放電が発生する可能性があり、絶縁性能に悪影響を及ぼす可能性がある。このため、前記方式が適用された終端接続部では、ゲル原料を碍管内に注入する際に、例えば図8に示すような専用の注入装置300(例えば非特許文献1参照)を用いている。この注入装置300は、スタティックミキサー301とポンプ302とを有している。ゲル原料となる主剤Aと硬化剤Bとをポンプ302を介してスタティックミキサー301まで供給し、スタティックミキサー301で撹拌した後に、碍管400の下部からゲル原料を注入することにより、ゲル原料に空気が混入してしまうことを防止している。
実開平6−80338号公報
ところで、注入装置は高価なので、終端接続部の組立コストが増加する一因となっていた。
このため、本発明の課題は、専用の注入装置を用いなくとも、硬化後のゲルに気泡が生じるのを抑制できる電気ケーブル終端接続部の組立方法を提供することである。
以上の課題を解決するため、本発明の一の態様の電気ケーブル終端接続部の組立方法は、
ゲル原料を、電気ケーブル終端接続部の碍管内に注入した後に、前記碍管内に充填された硬化前の前記ゲル原料を加圧することにより、圧力を加えた状態で前記ゲル原料を硬化させることを特徴とする。
本発明者らは、種々の実験を行うことにより、硬化前のゲル原料に空気が混入していたとしても、圧力が加わった状態でゲル原料を硬化させれば硬化したゲル中の気泡を抑制できることを見出した。つまり、上述した通り、電気ケーブル終端接続部を組み立てる際に、硬化前のゲル原料を加圧して圧力を加えた状態で硬化させれば、ゲル原料内に空気が混入していたとしても、ゲル原料内からの空気の排除を促進できる。また、混入した空気が気泡になるのを防止することができる。これにより、専用の注入装置を用いる必要がなく
なる。
前記ゲル原料に対する加圧に用いる加圧装置として好ましいものとしては、
前記碍管内に配置された電気ケーブルの外径よりも大きい内径の貫通孔を有し、なおかつ外径が前記碍管の内径よりも小さい円板状部材を備えたものがある。
この加圧装置には、さらに、前記電気ケーブルが前記貫通孔を挿通した状態で前記碍管内における前記ゲル原料の上面に配置された円板状部材に付勢力を付与することで、前記円板状部材によって前記ゲルを加圧する付勢手段を設けるとよい。
ゲル原料の上面に配置された円板状部材でゲル原料が加圧されるので、円板状部材によって均一にゲル原料を加圧することができる。付勢手段により付勢力を付与すれば、ゲル原料をより確りと加圧できる。
好ましくは、前記円板状部材には、前記電気ケーブルに密着する環状の第一シール部材を前記貫通孔の内周に沿って取り付けるとよい。また、前記碍管に密着する環状の第二シール部材を前記円板状部材の外周に沿って取り付けるとよい。
円板状部材に、第一シール部材及び/又は第二シール部材を取り付けると、加圧した際にゲル原料が円板状部材の上側に漏れ出ることを防止することができ、効率的な加圧を行うことができる。
前記ゲル原料に対する加圧に用いる加圧装置の、好ましい別態様としては気圧調整装置を挙げることができる。
前記碍管内に前記ゲル原料を充填した後に前記碍管を密閉して、前記気圧調整装置で前記碍管内の内部空間の気圧を高めて前記ゲル原料を加圧する。
気圧調整装置によって碍管内の内部空間の気圧を高めることでゲル原料が加圧されるので、内部空間の気圧変動によって均一にゲル原料を加圧することができる。
本発明によれば、専用の注入装置を用いなくとも、硬化後のゲル中の気泡を減少させることができる電気ケーブル終端接続部の組立方法が提供される。
本実施形態に係る電気ケーブル終端接続部の概略構成を示す断面図である。 本実施形態の加圧装置に備わる円板状部材の概略構成を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 図2の円板状部材が碍管内に設置された状態を示す断面図である。 本実施形態の加圧装置に備わる付勢手段の概略構成を示す説明図である。 図4の付勢手段の変形例を示す説明図である。 図1の電気ケーブル終端接続部の組立時に、碍管内にゲルを注入している状態を示す説明図である。 本実施形態の加圧装置の変形例を示す説明図である。 従来用いられていた専用の注入装置の一例を示す説明図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施形態1)
本発明に係る電気ケーブル終端接続部の組立方法を説明する前に、当該組立方法で組み立てられる電気ケーブル終端接続部1と、組立時に用いられる加圧装置100について説明する。
まず、電気ケーブル終端接続部1について説明する。図1は、本実施形態に係る電気ケーブル終端接続部1の概略構成を示す断面図である。この図1において、2はゴム又はプラスチック絶縁電気ケーブルである。この電気ケーブル2は段剥ぎされており、外部半導電層3、絶縁層4、導体5が順次露出している。6は外部半導電層3から絶縁層4にかけて電気ケーブル2の外周に装着された常温収縮ゴムブロックである。ゴムブロック6は、電界緩和用の半導電ゴム部61と絶縁ゴム部62とから構成され、ケーブル2より拡径されていることによる収縮力でケーブルコア外周面に密着している。7は導体5に圧縮接続された導体引出棒、8は碍管、9は碍管8の上側開口を塞ぐ上部金具、10は碍管8の下側開口を塞ぐ下部金具、11は下部金具10と一体化されたケーブル保持管、12aは碍管8内に充填されたゲル、13はゲル原料12の流出を阻止するゲル止め部である。
碍管8は、例えばFRPから形成された筒体に対してシリコーンゴム等のゴムを被覆することにより多数のヒダが形成されている。
ゲル12aは、ゲル原料12(液状の主剤と硬化剤とを撹拌して混合したもの)を碍管8内に注入した後、硬化させることで、碍管8内に充填されている。市販のゲル原料12としては、例えば、旭化成ワッカーシリコーン株式会社製のELASTOSIL(登録商標)RT601や、東レ・ダウコーニング株式会社製のDY35−700A/B等のシリコーンゲルがある。ゲル原料12としては、第一工業製薬株式会社製のEF243や、日立化成工業株式会社製のKU7008等のウレタンゴムを用いることも可能である。
また、検討中のゲル原料12として、付加反応タイプのシリコーンゴムの原料とシリコーンオイルとを混合すると生成するゲルがある。この場合、混合比率は、シリコーンゴムが1で、シリコーンオイルが9であることが好ましい。
次に、加圧装置100について説明する。図2〜5は加圧装置100の概略構成を示す説明図である。これら図2〜5に示すように加圧装置100は、碍管8内におけるゲル原料12の上面に配置される円板状部材110と、円板状部材110に付勢力を付与することで、円板状部材110によってゲル12を加圧する付勢手段120とを備えている。
図2は、円板状部材110の概略構成を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。図3は、円板状部材110が碍管8内に設置された状態を示す断面図である。図2,3に示すように、円板状部材110は、その中央に貫通孔111を有する。この貫通孔111の内径h1は、電気ケーブル2の絶縁層4の部分の外径H1よりも大きく設定されている。一方、円板状部材110の外径h2は、碍管8の内径H2よりも小さく設定されている。
また、円板状部材110は、その内側下部に貫通孔111の内周に沿って一周する切欠112を有する。この切欠112にはOリング(第一シール部材)113を取り付けている。さらに、円板状部材110は、その外側下部に当該円板状部材110の外周に沿って一周する切欠114を有する。この切欠114にはOリング(第二シール部材)115を取り付けている。
そして、円板状部材110は、碍管8内にゲル原料12を充填した後、図3に示すように、電気ケーブル2が貫通孔111を挿通した状態で碍管8内におけるゲル原料12の上面に配置される。このとき、Oリング113は電気ケーブル2の絶縁層4の外周面に密着し、Oリング115は碍管8の内周面に密着して、ゲル原料12が通過しない程度に液密となっている。
図4は、碍管8内に設置された付勢手段120の概略構成を示す説明図である。この図4に示すように、付勢手段120は、円板状部材110上に載置される複数の錘121である。これらの錘121により円板状部材110に付勢力(図3における矢印)が付与されて、この付勢力と円板状部材110の自重によってゲル原料12が加圧される。
なお、重い円板状部材110を用いて錘121を省略することも可能である。
また、付勢手段120は、円板状部材110に付勢力を付与することで、円板状部材110によってゲル原料12を加圧するものであれば如何なるものであってもよいので、例えば、図5に示すような付勢手段120Aを用いることもできる。この付勢手段120Aでは、バネ部材の弾性力を用いて円板状部材110に付勢力を付与している。具体的に説明すると、付勢手段120Aは、導体引出棒7に固定された固定部材121aと、固定部材121aとその下方にある円板状部材110とを所定間隔で保持する複数の柱部材122aと、柱部材122aに係合されたバネ部材123aと、を有する。
固定部材121aには、柱部材122aが取り付けられる複数の取付孔124aが形成されている。一方、円板状部材110にも柱部材122aが取り付けられる複数の凹部125aが形成されている。柱部材122aには、それぞれバネ部材123aが挿通されている。このバネ部材123aの弾性復帰力が円板状部材110に付勢力を付与し、円板状部材110がゲル原料12を加圧することになる。
また、柱部材122aの上部にはネジが切られていて、このネジにナット126aを螺合させることで、固定部材121aと円板状部材110との間隔を調整できるようになっている。すなわち、円板状部材110の最も下方の位置は、固定部材121aを導体引出棒7に固定した位置と、前記ナット126aで調整する固定部材121aと円板状部材110との間隔とによって調整できるようになっている。
次に、本実施形態の電気ケーブル終端接続部1の組立方法について説明する。
まず、電気ケーブル2の終端を段剥ぎして導体5を露出させ、その導体5に対して導体引出棒7を圧縮等により接続する。次いで、電気ケーブル2に対して下部金具10を取り付け、その後ゴムブロック6を所定位置(ケーブルコア)に取り付ける。ゴムブロック6の位置合わせが完了すると、碍管8内に電気ケーブル2を挿入し、碍管8に下部金具10を取り付ける。この取付後においては、下部金具10のケーブル保持管11と、電気ケーブル2との間に防食処理を施しつつ、ゲル止め部13を形成する。
そして、図6に示すように、ハンドミキサー等により主剤と硬化剤とを撹拌混合したゲル原料12を碍管8の上方から注入する。ゲル原料12が所定位置まで満たされて碍管8内に充填した後、当該ゲル原料12が硬化する前に加圧装置100を設置する。
加圧装置100の設置としては、まず図3に示すように貫通孔111内に電気ケーブル2を挿通させて、碍管8内に円板状部材110を入れて、注入したゲル原料12の上面に設置する。その後、図4に示すように、円板状部材110に複数の錘121を載せて、ゲル原料12を加圧する。ここで、錘121及び円板状部材110の総重量は、ゲル原料12に対する圧力が0.1kg/cm2〜1.5kg/cm2となるように設定されていることが好ましい。そして、ゲル原料12が硬化する所定時間が経過するまで、そのままで待機し、経過後においては加圧装置100を取り外す。硬化後において、ゲル12aの上面が所定位置まで達していない場合には、再度、主剤と硬化剤を撹拌混合してゲル原料12を追加する。追加されたゲル原料12の硬化時においては、当該部分に気泡が混入していても絶縁性能に悪影響を及ぼさないので、加圧装置100を設置せずに自然に硬化させる。
ゲル原料12の硬化が完了すると、碍管8に上部金具9を取り付ける。これにより、電
気ケーブル終端接続部1の組み立てが完了する。
以上のように、本実施形態によれば、電気ケーブル終端接続部1を組み立てる際に、硬化前のゲル原料12を加圧して圧力を加えた状態で硬化させるので、撹拌時にゲル原料12内に空気が混入していたとしても、ゲル12a中に気泡が発生するのを抑制することができる。この終端接続部1の組立方法によれば、従来必要であった専用の注入装置を用いないで、終端接続部1を組み立てることも可能になる。
また、ゲル原料12の上面に配置された円板状部材110に対して付勢手段120が付勢力を付与することでゲル原料12が加圧されるので、円板状部材110によって均一にゲル原料12を加圧することができる。
また、円板状部材110に、Oリング113,115が取り付けられているので、加圧した際にゲル原料12が円板状部材110の上側に漏れ出ることを防止することができ、効率的な加圧を行うことができる。
(実施形態2)
実施形態1では、ゲル原料12に対する加圧を加圧装置100により行う場合を例示して説明したが、碍管8の内部空間の気圧を調整する気圧調整装置によってゲル原料12を加圧するものであってもよい。
具体的に、気圧調整装置を用いる電気ケーブル終端接続部の組立方法について説明する。なお、以下の説明において、上記実施形態と同一の部分においては同一の符号を付してその説明を省略する。
まず、電気ケーブル2の終端を段剥ぎして導体5を露出させ、その導体5に対して導体引出棒7を圧縮等により接続する。次いで、電気ケーブル2に対して下部金具10を取り付け、その後ゴムブロック6を所定位置(ケーブルコア)に取り付ける。ゴムブロック6の位置合わせが完了すると、碍管8内に電気ケーブル2を挿入し、碍管8に下部金具10を取り付ける。この取付後においては、下部金具10のケーブル保持管11と、電気ケーブル2との間に防食処理を施しつつ、ゲル止め部13を形成する。
そして、図6に示すように、ハンドミキサー等により主剤と硬化剤とを撹拌混合したゲル原料12を碍管8の上方から注入する。ゲル原料12が所定位置まで注入した後、図7に示すように碍管8に上部金具9aを取り付け、碍管8の内部空間を密閉する。上部金具9aには碍管の内部空間と外部とを連通する連通口91が形成されていて、この連通口91に気圧調整装置を取り付ける。ここでは気圧調整装置として圧縮気体を貯留したボンベ200を例示する。ボンベ200に貯留される気体としては、例えば窒素や、空気、六弗化硫黄ガス等が好ましい。なお、気圧調整装置としては、ボンベ以外にもポンプやコンプレッサー等を用いることが可能である。
次いで、ボンベ200を連通口91に接続した後には、ボンベ200から気体を碍管8の内部空間に供給する。これにより、碍管8の内部空間の気圧が高められ、ゲル原料12が加圧される。この際、内部空間の気圧は、ゲル原料12に対する圧力が0.3kg/cm2〜1.5kg/cm2となるように設定されていることが好ましい。そして、加圧したままの状態で、ゲル原料12が硬化する所定時間が経過するまで待機し、経過後においてはボンベ200を取り外す。これにより、電気ケーブル終端接続部1の組み立てが完了する。
このように、気圧調整装置によって碍管8内の内部空間の気圧を高める場合においても、内部空間の気圧変動によって均一にゲル原料12を加圧することができる。その結果、
ゲル12a中に気泡が発生するのを抑制することができる。
1 電気ケーブル終端接続部
2 電気ケーブル
3 外部半導電層
4 絶縁層
5 導体
6 ゴムブロック
7 導体引出棒
8 碍管
9 上部金具
10 下部金具
11 ケーブル保持管
12 ゲル原料
12a ゲル
13 ゲル止め部
61 半導電ゴム部
62 絶縁ゴム部
91 連通口
100 加圧装置
110 円板状部材
111 貫通孔
113 Oリング(第一シール部材)
115 Oリング(第二シール部材)
120 付勢手段
200 ボンベ(気圧調整装置)

Claims (2)

  1. ゲル原料を、電気ケーブル終端接続部の碍管内に注入した後に、前記碍管内に充填された硬化前の前記ゲル原料を加圧することにより、圧力を加えた状態で前記ゲル原料を硬化させる電気ケーブル終端接続部の組立方法であって、
    前記ゲル原料に対する加圧には加圧装置が用いられ、
    前記加圧装置には、
    前記碍管内に配置された電気ケーブルの外径よりも大きい内径の貫通孔を有し、なおかつ外径が前記碍管の内径よりも小さい円板状部材が設けられており、
    前記円板状部材によって前記ゲル原料を加圧することを特徴とする電気ケーブル終端接続部の組立方法。
  2. ゲル原料を、電気ケーブル終端接続部の碍管内に注入した後に、前記碍管内に充填された硬化前の前記ゲル原料を加圧することにより、圧力を加えた状態で前記ゲル原料を硬化させる電気ケーブル終端接続部の組立方法であって、
    前記ゲル原料に対する加圧には気圧調整装置が用いられ、
    前記碍管内に前記ゲル原料が充填された後に前記碍管を密閉して、前記気圧調整装置により前記碍管内の内部空間の気圧を高めて前記ゲル原料を加圧することを特徴とする電気ケーブル終端接続部の組立方法。
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