JP5621623B2 - 連続鋳造機におけるロールの冷却方法、冷却装置及び鋳片支持ロール - Google Patents

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Description

本発明は、連続鋳造機に使用されるロールの曲がりトラブルを解消できる連続鋳造機におけるロール冷却方法及び装置に関する。
連続鋳造機は、タンディッシュ、鋳型、鋳片を支持するロール群(鋳片を曲げるロール、矯正するロール、挟んで引き抜くピンチロール)、鋳片を冷却するスプレーノズル群、鋳片切断用ガス切断機などを備える。取鍋内の溶鋼は、中間容器としてのタンディッシュを介して鋳型に上方から注入される。鋳型に注入された溶鋼は、鋳型の下方から引き抜かれる。鋳型から引き抜かれた鋳片は未凝固の溶鋼が薄い凝固殻で包まれたものである。鋳片は下降するにつれ、表面が水又は水ミストのスプレーで冷却され凝固殻厚が増す一方、溶鋼静圧も上がる。この圧力で凝固殻が変形しないようにロール群で支える。
ロールは常に高温の鋳片と接触し水や蒸気、スケールなどの存在する悪環境に置かれており、長年の使用により磨耗や曲がりが発生する。このため、ロールは定期的に交換されている。ロールの交換中は連続鋳造を停止せざるを得ないので、ロールの寿命を延ばすために従来から様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、連続鋳造機にロール冷却専用のミストノズル又はスプレーノズルを設置し、該ノズルからロール1個当たり0.3L/min以上の水をロールに吹き付けることによって、ロールの表面を適正温度の600℃以下に保持して表面の劣化を防ぐロール冷却方法が開示されている。
特許文献2には、ロールの表層部近傍に同心円上にロールの軸方向に伸びる複数の冷却水流路を形成し、複数の冷却水流路に流れる冷却水を流量調整治具によって制御する多孔ロールが開示されている。流量調整治具は、高温物体との接触側に冷却水が多く流れ、非接触側に冷却水が少なく流れるように冷却水の流量を制御している。複数の冷却水流路及び流量調整治具によって、ロール内の温度分布を均一化し、ロールに発生する熱変形を低減している。
特開2002−126859号公報 実開平6−1834号公報
ところで、連続鋳造において、非定常時、すなわちタンディッシュの交換時や異鋼種接続時等にロールの回転の停止を余儀なくされる。ロールの回転が停止すると、ロールの鋳片に接触する側(接触側)と鋳片に接触しない側(非接触側)との温度差が大きくなり、ロールに温度差による過大な熱応力が発生する。特に厳しい冷却条件の下では、過大な熱影響を受けたロールが、熱応力により塑性変形して曲がりに至る事態が発生する。
しかし、上記特許文献1に記載の発明にあっては、ロールの回転が停止する非定常時には、ロールへの水の吹き付けを停止している(特許文献1,段落0025〜0026)。このため、ロールの鋳片に接触する側と鋳片に接触しない側の温度差が過大になり、ロールの曲がりが助長される。上記特許文献1には、ロールへの水の吹き付けを停止するのは、鋳片に水滴が垂れるのを防止するためであると説明されている。
さらに、上記特許文献1には、ロールの上部に放射式温度測定装置を設置し、放射式温度測定装置を用いてロールの外周面の温度を測定することが記載されている(特許文献1、段落0028)。しかし、放射式温度測定装置を用いても、ロールの回転停止時にはロールの周方向の温度分布を測定することができず、またロールの外周面の温度はロールの内部の温度と異なるので、ロールの曲がりを正確に予測することができない。
上記特許文献2には、二つの測温装置をロールのアーバ(芯材)及びスリーブに設置し、二つの測温装置によってロールの中心部と周辺部の温度を測定することが記載されている(特許文献2,段落0025)。しかし、特許文献2に記載の測温装置によっても、ロールの周方向の温度分布を測定することができない。また、ロールに軸方向に伸びる複数の冷却水流路を形成し、複数の冷却水流路に流れる冷却水を流量調整治具によって制御するのは、ロールの加工が困難になったり、冷却水の流量の制御が困難になったりするという問題があり、現実的ではない。
そこで本発明は、非定常時のロールの曲がりに起因するロールの周方向温度分布を測定することができ、ロールへの熱負荷の少ない適正な冷却条件が得られる連続鋳造におけるロールの冷却方法及び装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第一の態様は、ノズルから鋳片及びロールの少なくとも一方に冷却水を吹き付けて鋳片を冷却する連続鋳造機におけるロールの冷却方法において、ロールの端面にロールの外周面と同心円上に複数の穴を空け、複数の穴それぞれに温度計を埋め込み、複数の温度計によってロールの周方向の温度分布を測定し、測定したロールの周方向の温度分布に基づいて、ノズルから噴出する冷却水の流量を制御する連続鋳造機におけるロールの冷却方法である。
本発明の他の態様は、ノズルから鋳片及びロールの少なくとも一方に冷却水を吹き付けて鋳片を冷却する連続鋳造機におけるロールの冷却装置において、ロールの端面にロールの外周面と同心円上に複数の穴が空けられるロールと、ロールの複数の穴それぞれに埋め込まれる温度計と、複数の温度計が測定したロールの周方向の温度分布に基づいて、ノズルから噴出する冷却水の流量を制御する制御装置と、を備える連続鋳造機におけるロールの冷却装置である。
本発明のさらに他の態様は、連続鋳造機に使用される、鋳片を支持するためのロールであって、ロールの端面にロールの外周面と同心円上に複数の穴が空けられ、前記複数の穴それぞれに温度計が埋め込まれる鋳片支持ロールである。
本発明によれば、ロールの端面にロールの外周面と同心円上に複数の穴に埋められた複数の温度計によって、ロールの曲がりトラブルに起因するロール内部の周方向の温度分布を測定することができる。このため、ロールがどの程度の熱影響を受けているかを判断し、非定常時のロールの曲がりトラブルの発生を防止することができる。
連続鋳造機の全体概略図 ロールの側面図 ロールの詳細図(図中(a)はロールの軸線方向から見たロールの端面を示し、図中(b)はロールの軸線に沿った断面図を示す) ロールに発生する応力の解析手法を示す模式図 実施例のロールセグメントの概略図 ロール温度の測定結果を示すグラフ
以下に添付図面に基づいて、本発明の一実施形態の連続鋳造機におけるロール冷却装置を説明する。図1は、ロール冷却装置が組み込まれた連続鋳造機の全体の概略図を示す。
図1において、符号1はスラブ連続鋳造機、2はタンディッシュ、xはタンディッシュ内の溶鋼、3は流量調整用のスライディングノズル、4は浸漬ノズル、5は鋳型、6〜8は鋳片支持ロール(6は鋳型から引き抜き直後の鋳片を支持するサポートロール、7は鋳片を曲げたり、矯正したりするガイドロール、8は鋳片を挟んで引き抜くピンチロール)、9は鋳造された鋳片を搬送するための複数の搬送ロール、10は、鋳造される鋳片から所定の長さのスラブを切断するためのトーチカッター、14は鋳片に冷却水を吹き付けるノズル、15はノズルから噴出する冷却水の流量を制御する流量調整弁、16は流量調整弁を制御する制御装置である。
図1において、タンディッシュ2内の溶鋼xは浸漬ノズル4を介して鋳型5に注入される。溶鋼xは鋳型5で冷却されて凝固シェル12を形成し、内部に未凝固相11を有する鋳片18として、鋳型5の下方に設けられたサポートロール6及びガイドロール7に支持されつつ、ピンチロール8の駆動力により鋳型5の下方に連続的に引抜かれる。鋳型5の出口から1mないし4m程度はなれた位置に配置される複数対のガイドロール7は、鋳片18の支持・案内方向が鉛直方向から湾曲方向へと方向を変える曲げ帯(上部矯正帯21)を構成している。鋳型5から垂直方向に引き抜かれた鋳片18は、上部矯正帯21で次第に半径が一定の円弧状に曲げられる。湾曲部以降に配置される複数対のガイドロール7は、鋳片18の支持・案内方向が湾曲方向から水平方向へと方向を変える矯正帯(下部矯正帯22)を構成している。鋳片18は矯正帯で次第に平板状に曲げ戻される。
鋳片18は、鋳片支持ロール(サポートロール6、ガイドロール7及びピンチロール8)を通過する間、ノズル14から吹き付けられる冷却水で冷却され、やがて内部までの凝固を完了する。凝固完了した鋳片18は、トーチカッター10によって所定の長さに切断されてスラブ18aとなる。スラブ18aは搬送ロール9によって搬送される。
鋳造方向に隣り合うサポートロール6、ガイドロール7及びピンチロール8の間隙には、水スプレーノズル或いはエアーミストスプレーノズルなどのノズル14が配置され、二次冷却帯が構成される。二次冷却帯のノズル14から噴出する冷却水(二次冷却水)によって鋳片18は引き抜かれながら冷却される。複数のノズル14のそれぞれには、流量調整弁15が接続される。ノズル14から噴出する冷却水の流量は流量調整弁15によって調整される。流量調整弁15のバルブ開度は制御装置16によって制御される。流量調整弁15の上流には、ノズル14に冷却水を供給するポンプ17が設けられる。
図2は、鋳片18の上面側に位置するガイドロール7(以下、単にロールという)の側面図を示し、図3はこのロール7の詳細図を示す。図3(a)に示すように、ロール7の端面7a(正確にはロール7の軸線方向の端面7a)には、ロール7の外周面7bと同心円上に(すなわちロール7の中心からの半径方向の距離を等しくして)複数の穴24が空けられる。複数の穴24ぞれぞれはロール7の外周面7bから半径方向の内側に例えば10〜20mmの範囲に配置される。なお、穴24を空けるロールは、ガイドロールに限られることはなく、サポートロール6やピンチロール8であってもよい。
図3(b)に示すように、各穴24は深穴加工により形成されていて、その深dさはロール7の端面7aからロール7の軸方向へロール7の中央付近まで至る。ただし、各穴24の深さdは、ロール7の鋳片接触領域まで至っていればよく、必ずしもロール7の軸線方向の中央付近まで至る必要はない。各穴24には、温度計としての熱電対26が埋め込まれる。熱電対26は、端を接合した2種の異なった導体からなる温度センサである。2種の異なった導体の2つの接点の間で発生する熱電圧は、2つの接点間の温度差に比例している。熱電対26の高温側の接点は穴の最深部に配置され、低温側の接点は穴の外側に配置される。低温側の接点を既知の温度に保てば、高温側の接点の温度、すなわちロール7の軸線方向の中央付近の温度を測定することが可能になる。
図3(a)に示すように、複数の穴は周方向に均等間隔を空けて(この実施形態では30度の均等間隔を空けて)合計12個設けられる。複数の熱電対26も同様に周方向に均等間隔を空けて合計12個設けられる。熱電対26の数は2つ以上であれば、その数は12個に限定されるものではないが、非定常時にロール7がどの角度で停止しても鋳片接触部に近い熱電対26を推定することができるように温度計は4つ以上あるのが望ましい。
複数の熱電対26は制御装置16(図1参照)に電気的に接続されており、オンラインでロール7の温度を常時測定することが可能となっている。制御装置16は、熱電対26からの信号に測定される熱電圧に基づいてロール7の内部温度を算出する。12個の熱電対26がロール7の周方向に配列されているので、制御装置16はロール7の周方向の温度分布を算出することが可能になっている。ロール7の周方向の温度分布は、定常時、非定常時にかかわらず熱電対26によって連続的に測定され、制御装置16によって連続的に算出される。
ロール7の回転が停止する非定常時には、ロール7の鋳片18に接触する側(接触側)と鋳片18に接触しない側(非接触側)とでの温度差が大きくなる。制御装置16には、予め温度差の閾値(例えば400〜500℃の範囲内のいずれかの温度)が設定されている。そして、制御装置16は、ロール7の接触側と非接触側とでの温度差(具体的には複数の熱電対26で検出したロール7の温度の最大値と最小値との差)が予め設定された閾値以上のとき、熱応力により塑性変形が発生する(すなわちロール7に曲がりが発生する)と判断し、自動的に電気信号により流量調整弁15のバルブ開度を大きくし、ノズル14から噴出する二次冷却水の流量を増やす。これにより、ロール曲がりトラブルの発生を防止するのに必要なロール外冷、及び二次冷却水流量を確保することができ、非定常時のロールの曲がりトラブルの発生を防止することができる。
ノズル14が噴出する二次冷却水量を増量させる閾値は、オンライン測定結果を元に図4に示すような熱応力解析を行うことよって決定される。すなわち、まず、図4(a)及び(b)に示すように、オンライン測定したロール7の周方向の温度分布から熱伝導解析を行い、ロール断面における定常・非定常時の温度分布を求める。次に、図4(c)に示すように、非定常時のロール7の周方向の温度分布から弾塑性解析を行い、熱応力を求めて、ロール7が塑性変形に至るかを検証する。そして、ロール7が塑性域に達する最低限度の温度を閾値として決定する。
図5に示すセグメントロールのNo.2ロール7−2(ロール径φ330mm、ロール長2426mm、材質SUS431M)に熱電対26を埋め込んだ。具体的には、ロール7−2のセンター付近、及びロール表面から15mmの同心円上に7箇所の深穴加工を施し、合計7箇所の穴のそれぞれに熱電対26を埋め込んだ。複数の穴は円周方向に不均等に配列した。
図6にロールの温度の測定結果を示す。定常時には、ロール7−2の温度は50℃〜100℃の範囲にあり、ロール7−2の鋳片18に接触する側と接触しない側とでそれほどの温度差は生じなかった。一方、非定常時には、ロール7−2の鋳片18に接触する側の熱電対の温度が急激に上昇し、タンディッシュ2の交換中に最大320℃まで上昇した。ロール7−2の温度は定常時よりも非定常時の方がより高くなることがわかった。
その後、ロール7−2の周方向の温度分布を測定・算出し、ロール7−2の周方向の温度分布に基づいてロール7−2の熱応力解析を行った。その結果から閾値を決定し、流量調整弁15の自動制御を行い、ロール冷却条件の最適化を図った。ロール冷却条件の最適化を行った結果、ロール曲がりトラブルによりダウンタイムはゼロになった。
なお、上記説明は、スラブ連続鋳造機1について行ったが、本発明が対象とする連続鋳造機はスラブ連続鋳造機1に限るものでなく、ブルーム連続鋳造機またはビレット連続鋳造機の何れであっても本発明を適用することができる。また、連続鋳造機の型式には、鋳片の引き抜き方向の違いにより、垂直型連続鋳造機、垂直曲げ型連続鋳造機、全湾曲型連続鋳造機及び水平連続鋳造機などの型式があるが、その何れであっても本発明を適用することができる。更には、鋳型内或いは二次冷却帯に存在する鋳片の未凝固相の流動を制御する電磁攪拌装置、電磁ブレーキ装置、更には中心偏析や内部割れ防止のために凝固末期の鋳片をロールによって軽圧下する軽圧下装置などを装着していても、何ら問題なく本発明を適用することができる。
また、本発明において、非定常時には、ロールが停止する時のみならず、鋳造速度等の変更を含めた異常時も含まれる。ロールは鋳片を支持するロールであればガイドロールに限られることはなく、サポートロールやピンチロールであってもよい。
さらに、本発明は、鋳片を冷却するノズルに限られることはなく、ロールを冷却するノズルにも適用することができる。
1…連続鋳造機
2…タンディッシュ
6…サポートロール(ロール)
7…ガイドロール(ロール)
7a…端面
7b…外周面
8…ピンチロール(ロール)
10…トーチカッター
14…ノズル
15…流量調整弁
16…制御装置
18…鋳片
24…穴
26…熱電対(温度計)

Claims (7)

  1. ノズルから鋳片及びロールの少なくとも一方に冷却水を吹き付けて鋳片を冷却する連続鋳造機におけるロールの冷却方法において、
    ロールの端面にロールの外周面と同心円上に複数の穴を空け、複数の穴それぞれに温度計を埋め込み、
    複数の温度計によってロールの周方向の温度分布を測定し、
    測定したロールの周方向の温度分布に基づいて、ノズルから噴出する冷却水の流量を制御する連続鋳造機におけるロールの冷却方法。
  2. ロールの鋳片に接触する側の温度と接触しない側の温度との差が所定の閾値以上のとき、ノズルから噴出する冷却水の流量を増やすことを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造機におけるロールの冷却方法。
  3. 前記複数の穴は、ロールの端面に周方向に均等間隔を空けて配列されることを特徴とする請求項1又は2に記載の連続鋳造機におけるロールの冷却方法。
  4. ノズルから鋳片及びロールの少なくとも一方に冷却水を吹き付けて鋳片を冷却する連続鋳造機におけるロールの冷却装置において、
    ロールの端面にロールの外周面と同心円上に複数の穴が空けられるロールと、
    ロールの複数の穴それぞれに埋め込まれる温度計と、
    複数の温度計が測定したロールの周方向の温度分布に基づいて、ノズルから噴出する冷却水の流量を制御する制御装置と、を備える連続鋳造機におけるロールの冷却装置。
  5. 前記制御装置は、ロールの鋳片に接触する側の温度と接触しない側の温度との差が所定の閾値以上のとき、ノズルから噴出する冷却水の流量を増やすことを特徴とする請求項4に記載の連続鋳造機におけるロールの冷却装置。
  6. 前記複数の穴は、ロールの端面に周方向に均等間隔を空けて配列されることを特徴とする請求項4又は5に記載の連続鋳造機におけるロールの冷却装置。
  7. 連続鋳造機に使用される、鋳片を支持するためのロールであって、
    ロールの端面にロールの外周面と同心円上に複数の穴が空けられ、
    複数の穴それぞれに温度計が埋め込まれる鋳片支持ロール。
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