JP5621145B2 - 文書チェック装置、文書チェックプログラムおよび文書チェック方法 - Google Patents
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Description
実施の形態に係る文書チェック装置100は、外部から与えられた文書データ中において、特定の文字列が、その文字列に後続する用語が、文書中で既出であることを示すために用いられる場合に、文書中から用語の候補となる語句を抽出し、抽出された候補間において、このような特定の文字列の使用が整合しているか否かをチェックする。
1)文書中で、上記のような特定の文字列が前置される用語は、一般には、名詞、名詞句である。ただし、文書中で使用される全ての名詞、名詞句について、当該文書中に2回目以降に使用される場合に、必ず、特定の文字列が前置されるわけではない。たとえば、一般概念を表すために使用されている名詞、名詞句については、2回目以降であっても、特定の文字列が前置されない。言い換えれば、特定の文字列は、後続する用語が、特定の事物を指していることを前提として使用される。
ii)MeCab(和布蕪(めかぶ)),http://mecab.sourceforge.net/
iii)ChaSen(茶筌),http://chasen-legacy.sourceforge.jp/
[実施の形態1]
(ハードウェア構成)
実施の形態1に係る文書チェック装置100のハードウェア構成について、図1を参照して説明する。図1は、実施の形態1に係る文書チェック装置100の構成をブロック図形式で表す図である。
図2は、本実施の形態1に係る文書チェック装置100の機能的構成をブロック図形式で示す図である。
[文書チェック処理の詳細]
以下では、図3により説明した文書チェック処理をより詳しく説明する。
(構成要素の存在の状態)
まず、構成要素が存在する状態の条件について説明する。
構成要素は、文中に以下の状態で存在することを前提とする。
1.構成要素自身
1−1 名詞で構成する場合(例:半導体レーザ素子、制御装置、など)
1−2 修飾語+名詞で構成する場合(例:特定の半導体レーザ素子、所定の制御装置、など)
1−3 専門用語や固有名詞で構成する場合(例:Pn接合 など)
したがって、構成要素の抽出は、単に、形態素解析により、名詞を特定するだけでは不十分である。
2.構成要素の後方の文字列
2−1 構成要素+助詞(例:記憶装置に)
2−2 構成要素+助動詞(例:記憶装置であって)
2−3 構成要素+末尾語(例:記憶装置ごとに、設定温度以上に、水素電極間に、記憶装置(3)に)
2−4 構成要素+句読点(例:記憶装置、 記憶装置。)
2−5 構成要素+上記以外(例:遊技状態終了後に、)
したがって、逆に、これらの「構成要素の後方の文字列」を文書データ中でのポインタとして用いれば、構成要素の終点の候補を見つけることに利用できる。
3.構成要素の前方の文字列
3−1 名詞以外+構成要素(例:・・を有する記憶装置に・・、)
3−2 名詞 +構成要素(例:・・のうち記憶装置に・・・、)
3−3 接頭詞 +構成要素(例:・・の各記憶装置に・・・、)
3−4 前記 +構成要素(例:・・を前記記憶装置に・・、)
構成要素の始点については、単純に名詞で切れるとするわけにはいかない場合がある。
4.構成要素の部分文字列(特殊)
4−1 名詞+動詞+特定の単語 (例:選択するステップ)
4−2 名詞+動詞+助詞+特定の単語 (例:選択するためのステップ)
上記特定の単語とは、後述する専用辞書の辞書P2に登録する単語である。つまり、構成要素は、単純に、名詞の連結以外にも、動詞等と名詞との複合語となっている場合もある。
図4は、図3のステップS106とステップS108の処理を、より詳しく説明するためのフローチャートである。
まず、図4を参照して、ステップS104でデータ範囲の選択が終了すると、文書データ解析部120.2は、請求項ごとに分離して抽出し、請求項間の従属関係を抽出する(S106.1.1)。なお、このような請求項の分離は、もともとのテキストデータ中のタグを利用して行なうことができる。また、従属関係の抽出は、正規表現を用いたテンプレートとのマッチングにより、たとえば、「請求項○または△に記載の」等の表現を抽出することで、特定することができる。
まず、「フロントエンド処理」で、品詞の割り当てが行なわれるのは、以下のとおりである。
2−1)品詞H1:構成要素の先頭に来る単語。チェック文字列(「前記」「当該」などの特定の文字列)が後置されることはない。例えば、「特定の」などである。
形態素解析での品詞の分析いかんに関わらず、請求の範囲で使用される場合は、必ず、構成要素に後置されるものである。たとえば、「(」などである。
形態素解析での品詞の分析いかんに関わらず、必ず、名詞Nを割当てる。これは、請求項中の記載では、構成要素中に使用される場合があるからである。たとえば、「〜」「/」などである。
構成要素に前置する単語であり、「特定の文字列」として、その使用の整合性がチェックされる単語である。該当単語は、「前記」、「該」、「当該」、「上記」、「各前記」、「前記各」などである。なお、「各前記」、「前記各」もチェック文字列としているのは、以下の理由による。すなわち、「各」は、形態素解析では、「接頭詞かつ名詞接続」と判断される場合がある。ところで、一般には、構成要素としての認識には、「接頭詞かつ名詞接続」の単語は、後続する名詞と一体として取り扱うのが妥当であるところ、「各」については、「各前記○○」、「前記各○○」(○○は名詞)という使用の仕方がされる場合がある。後者の場合は、この原則に従うと、「各○○」が構成要素とされてしまうため、むしろ、「各前記」、「前記各」をチェック文字列としてチェックするという例外扱いが妥当だからである。
その単語が、形態素解析により、名詞と判断された場合であって、かつ、[助詞 or 助動詞 or 句読点 or 接尾語 or 接続詞]が後置する場合に、共通辞書データ134中に構成要素接尾語の以下の品詞として登録があれば、その単語に以下の品詞P1〜P3のいずれかを割当てる。
形態素解析で名詞と判断された場合であって、構成要素に後置する単語である。たとえば、「毎」「以上」「以下」などである。
形態素解析で名詞と判断された場合であっても、その認識を解除して品詞XNを割当てる。たとえば、「うち」「よう」などである。これらの単語は、たとえ名詞であっても、構成要素の中に含めるのが妥当ではないからである。「複数の○○のうち特定の○○」「〜するよう処理を切り換える」というような態様で使用されている場合である。
形態素解析で、「接頭詞かつ名詞接続」と認識された場合であっても、その認識を解除して品詞XSを割当てる。たとえば、「各」などである。これは、「複数の○○」が既出のときに、「各○○」と記載したときは、以後の記載では、本来は、「各前記○○」または「前記各○○」と記載されるのが適切である。しかし、「各」を含めて構成要素と判断してしまうと、「各○○」については、初出であるので、使用態様としては、適切と誤って判断されてしまうおそれがあるからである。
このような単語の連結処理の態様を品詞の記号で表すと、以下の場合があることになる。
2) N0+N →N
3) H1+H1 →H1
4) H3+H1 →H1
5) H3+H2 →H1
6) V+V →V
7) N+V →V
8) V+P2 →P
9) V+N+J+P2 →P
10)N0+P1 →P
11)P0 →P
12)P1 →P
13)P2 →P
14)N+P3 →P
15)N+P →P
16)P+P →P
したがって、構成要素接尾語P0,P1,P2,P3の区別はなくなり、結局、1つの構成要素と認識されるべき用語については、補正処理により、単一の記号である品詞Pが割り付けられることになる。
1)ZZ+[H3+O+H3+P] :ZC
2)ZZ+V+G+[H3+O+H3+P] :ZC
3)[H3+O3+H3+P] :C
4)ZZ+[H2+H3+P] :ZC
5)ZZ+V+G+[H2+H3+P] :ZC
6)[H2+H3+P] :C
7)ZZ+[H3+P] :ZC
8)ZZ+V+G+[H3+P] :ZC
9)[H3+P] :C
10)ZZ+[H2+P] :ZC
11)ZZ+V+G+[H2+P] :ZC
12)[H2+P] :C
13)ZZ+[H1+P] :ZC
14)ZZ+V+G+[H1+P] :ZC
15)[H1+P] :C
16)ZZ+[P] :ZC
17)ZZ+V+G+[P] :ZC
18)[P] :C
なお、ここで、文書データ解析部120.2は、ZZ+[H3+O+H3+P]、すなわち、たとえば「前記第1および第2の○○」となっている場合には、「前記第1の○○」と「前記第2の○○」とが記載されているものとみなす処理を行う。また、文書データ解析部120.2は、[H3+O+H3+P]、すなわち、たとえば「第1および第2の○○」となっている場合には、「第1の○○」と「第2の○○」とが記載されているものとみなす処理を行う。
図13は、文書データ解析部120.2が行う補正処理および構成要素認識処理を概念的に説明する図である。
左上には、検出された請求項の従属関係が、クレームツリーとして表示されている。また、右上には、構成要素の一覧が表示されている。
実施の形態1の文書チェック装置100は、外部から与えられた文書データ中において、特定の文字列が、その文字列に後続する用語が、文書中で既出であることを示すために用いられる場合に、文書中から用語の候補となる語句を抽出し、抽出された候補間において、このような特定の文字列の使用が整合しているか否かをチェックするものとして説明を行った。その場合、実施の形態1の文書チェック装置100は、「特許請求の範囲」をチェック対象として文書チェックを行うものとして説明を行った。
1)必ずしも、特定用語の候補を抽出する際に、「用語接尾語」を手がかりとすることなく、形態素解析エンジンにより特定された名詞が連続する場合は、これら名詞を連結することで特定用語の候補として、必要に応じて、「特定用語の候補」として不適切なものは、ユーザの個別の指示により除外する、という構成でも、同様の処理を実現できる。
以下の実施の形態2の文書チェック装置の動作の説明においては、「特許請求の範囲」と「明細書」とを、チェック対象文書とする例について説明する。
[文書チェック処理の詳細]
以下では、図16により説明した文書チェック処理をより詳しく説明する。
図19に示すように、実施の形態2では、実施の形態1に対して、辞書名と辞書の内容を変更している。
ZC : 前記が前置する構成要素
C : 前記が前置しない構成要素
P : 構成要素候補
H : 構成要素の接頭文字列候補
XX : 適切ではない構成要素
構成要素の認識処理について、以下の処理では、辞書または形態素解析の情報を用いて、対象文字列を分割し、分割した文字列に記号を割り付ける。以下では、その割り付ける記号を「割付記号」とし、割り付ける際の条件を「割付条件」として説明する。
図17は、図16のステップ206の処理を説明するためのフローチャートである。
図22に示すように、上記フロントエンド処理で、記号が割り付けられていない文字列に対して、形態素解析処理をする。形態素解析処理では、入力文字列を分割した文字列とそれに対応する品詞を得る。図22のテーブルに従って、その分割した文字列に対して、品詞を基に、記号を割り付ける(名詞:N,接続詞:O,動詞:V,助動詞:G,助詞:J)。
図18に戻って、次に、文書データ解析部120.2は、構成要素の認識処理を行う(S208.5)。
図26に示されるように、上記の処理で既に記号が割り付けられた文字列に対して、図26のテーブルのルール内に従って記号を割り付ける。但し、大括弧で括られた部分に該当する文字列に記号を割り付ける。例えば、図26のテーブルの順番1を例に挙げると、“H+P”に該当する文字列には、その直前に文字列ZZが存在するので“ZC”を割り付ける。順番3を例に挙げると、“H+P”に該当する文字列には、その直前に文字列ZZが存在しないので“C”を割り付ける。
状態i)構成要素と符号との関係が1対1の関係であるもの(使用は正しい可能性が高い)、
状態ii)1つの構成要素について複数の符号が使用されているもの(誤使用の可能性有り)、
状態iii)1つの符号について複数の構成要素が使用されているもの(明確に誤使用)。
Claims (23)
- 解析対象となる文書中の記載の整合性をチェックするための文書チェック装置であって、
前記文書を表す文書データを記憶する記憶手段と、
特定の文字列が、当該特定の文字列に後続する用語が、前記文書中で既出であることを示すために用いられる場合に、前記特定の文字列の情報を取得する情報取得手段と、
前記文書中に含まれる品詞を特定するための品詞特定手段とを備え、
前記品詞特定手段は、
前記文書中において、前記情報取得手段により取得された情報に基づいて、前記特定の文字列を認識して特定するための特定手段と、
前記文書に対して形態素解析を行い、前記文書中の品詞を特定するための形態素解析手段とを含み、
前記形態素解析の結果に基づき、前記文書中において、連続する名詞を連結することで、前記用語の候補である用語候補を特定する用語候補認識手段と、
特定された前記用語候補間で、前記特定の文字列の使用の整合性をチェックする整合性チェック手段と、
前記整合性のチェック結果を表示装置に表示させるための表示制御手段とをさらに備え、
前記特定の文字列の使用の整合性がない場合には、前記表示制御手段は、前記用語候補に対して不要な前記特定の文字列が付されているために整合性がないものと、前記用語候補に対して必要な前記特定の文字列が付されていないために整合性がないものとを、区別可能な表示態様で前記表示装置に表示させる、文書チェック装置。 - 前記解析対象となる文書は、予め定められたワードプロセッサソフトウェアで作成されたファイルであり、
前記文書を表す文書データは、前記ファイルからテキストデータを抽出することにより生成されたデータである、請求項1に記載の文書チェック装置。 - 前記情報取得手段は、さらに、前記用語の語尾に共通に用いられる複数の用語接尾語の情報を取得し、
前記用語候補認識手段は、前記形態素解析の結果に基づき、前記文書中において、前記用語接尾語の前に連続する名詞を前記用語接尾語に連結することで、前記用語の候補である用語候補を特定する、請求項1または2に記載の文書チェック装置。 - 前記情報取得手段は、さらに、前記文書中で、前記用語候補認識手段での前記用語候補を特定する処理の時点で、特定されなかった前記用語候補を、ユーザの選択により前記用語候補として登録したユーザ辞書の情報を取得し、
前記用語候補認識手段は、さらに、前記ユーザ辞書も参照して、前記用語候補を特定する、請求項3に記載の文書チェック装置。 - 前記記憶手段は、前記特定の文字列の情報と、前記複数の用語接尾語の情報と、前記ユーザ辞書とを記憶し、
前記情報取得手段は、前記記憶手段から、前記特定の文字列の情報と、前記複数の用語接尾語の情報と、前記ユーザ辞書の情報とを読み出す、請求項4に記載の文書チェック装置。 - 前記文書は、内容分野ごとの複数のグループに分類されており、
前記ユーザ辞書は、前記グループごとの部分辞書に分割され、前記ユーザは、前記文書の前記内容分野に対応する前記部分辞書に、特定されなかった前記用語候補を登録する、請求項4または5に記載の文書チェック装置。 - 前記記憶手段は、さらに、前記用語に前置される特定の接頭語を予め記憶しており、
前記用語候補認識手段は、前記用語接尾語の前に連続する名詞を前記用語接尾語に連結した後、前記特定の接頭語が当該連結後の用語の前に連続する場合は、前記特定の接頭語をさらに連結することで、前記用語候補を特定する、請求項5または6に記載の文書チェック装置。 - 前記特定の文字列の情報と、前記複数の用語接尾語の情報と、前記ユーザ辞書とは、前
記文書チェック装置の外部の外部記憶装置に記憶され、
前記情報取得手段は、前記外部記憶装置から、前記特定の文字列の情報と、前記複数の用語接尾語の情報と、前記ユーザ辞書の情報とを通信により取得する、請求項4に記載の文書チェック装置。 - 前記文書データは、
前記特定の文字列が、当該特定の文字列に後続する用語が、前記文書中で既出であることを示すために用いられる第1の文書を表現する第1の部分文書データと、
前記第1の部分文書データで定義される内容を説明するための文書であって、前記用語に相当する説明用語が符号を付されて使用される第2の文書を表現する第2の部分文書データとを含み、
前記形態素解析手段は、前記第1および第2の部分文書データに共通に、前記形態素解析を行い、
前記第2の部分文書データについて、前記説明用語と前記符号との整合性をチェックするための符号チェック手段をさらに備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の文書チェック装置。 - 解析対象となる文書中の記載の整合性のチェックを、演算装置と前記文書を表す文書データを記憶する記憶装置とを備えるコンピュータに実行させるための文書チェックプログラムであって、
前記演算装置が、特定の文字列が、当該特定の文字列に後続する用語が、前記文書中で既出であることを示すために用いられる場合に、前記特定の文字列の情報を取得するステップと、
前記文書中に含まれる品詞を特定するステップとを前記コンピュータに実行させ、
前記品詞を特定するステップは、
前記演算装置が、前記文書中において、前記取得された情報に基づいて、前記特定の文字列を認識して特定するステップと、
前記演算装置が、前記文書に対して形態素解析を行い、前記文書中の品詞を特定するステップとを含み、
前記文書チェックプログラムは、
前記演算装置が、前記形態素解析の結果に基づき、前記文書中において、連続する名詞を連結することで、前記用語の候補である用語候補を特定するステップと、
前記演算装置が、特定された前記用語候補間で、前記特定の文字列の使用の整合性をチェックするステップと、
前記演算装置が、前記整合性のチェック結果を表示装置に表示させるステップとをさらに前記コンピュータに実行させ、
前記チェック結果を前記表示装置に表示させるステップは、前記演算装置が、前記特定の文字列の使用の整合性がない場合には、前記用語候補に対して不要な前記特定の文字列が付されているために整合性がないものと、前記用語候補に対して必要な前記特定の文字列が付されていないために整合性がないものとを前記表示装置に区別可能な表示態様で表示させるステップを含む、文書チェックプログラム。 - 前記解析対象となる文書は、予め定められたワードプロセッサソフトウェアで作成されたファイルであり、
前記文書を表す文書データは、前記ファイルからテキストデータを抽出することにより生成されたデータである、請求項10に記載の文書チェックプログラム。 - 前記情報を取得するステップは、前記用語の語尾に共通に用いられる複数の用語接尾語の情報を取得するステップを含み、
前記用語候補を特定するステップは、前記形態素解析の結果に基づき、前記文書中において、前記用語接尾語の前に連続する名詞を前記用語接尾語に連結することで、前記用語の候補である前記用語候補を特定するステップを含む、請求項10または11に記載の文書チェックプログラム。 - 前記取得するステップは、さらに、前記文書中で、前記用語候補を特定するステップでの前記用語候補を特定する処理の時点で、特定されなかった前記用語候補を、ユーザの選択により前記用語候補として登録したユーザ辞書の情報を取得するステップを含み、
前記用語候補を特定するステップは、さらに、前記ユーザ辞書も参照して、前記用語候補を特定するステップを含む、請求項12に記載の文書チェックプログラム。 - 前記記憶装置は、前記特定の文字列の情報と、前記複数の用語接尾語の情報と、前記ユーザ辞書とを記憶し、
前記取得するステップは、前記記憶装置から、前記特定の文字列の情報と、前記複数の用語接尾語の情報と、前記ユーザ辞書の情報とを読み出すステップを含む、請求項13に記載の文書チェックプログラム。 - 前記文書は、内容分野ごとの複数のグループに分類されており、
前記ユーザ辞書は、前記グループごとの部分辞書に分割され、前記ユーザは、前記文書の前記内容分野に対応する前記部分辞書に、特定されなかった前記用語候補を登録する、請求項13または14に記載の文書チェックプログラム。 - 前記記憶装置は、さらに、前記用語に前置される特定の接頭語を予め記憶しており、
前記用語候補を特定するステップは、前記用語接尾語の前に連続する名詞を前記用語接尾語に連結した後、前記特定の接頭語が当該連結後の用語の前に連続する場合は、前記特定の接頭語をさらに連結することで、前記用語候補を特定するステップを含む、請求項14または15に記載の文書チェックプログラム。 - 前記特定の文字列の情報と、前記複数の用語接尾語の情報と、前記ユーザ辞書とは、前記文書チェックプログラムが実行されるコンピュータの外部の外部記憶装置に記憶され、
前記取得するステップは、前記外部記憶装置から、前記特定の文字列の情報と、前記複数の用語接尾語の情報と、前記ユーザ辞書の情報とを通信により取得するステップを含む、請求項13に記載の文書チェックプログラム。 - 前記文書データは、
前記特定の文字列が、当該特定の文字列に後続する用語が、前記文書中で既出であることを示すために用いられる第1の文書を表現する第1の部分文書データと、
前記第1の部分文書データで定義される内容を説明するための文書であって、前記用語に相当する説明用語が符号を付されて使用される第2の文書を表現する第2の部分文書データとを含み、
前記品詞を特定するステップは、前記第1および第2の部分文書データに共通に、前記形態素解析を行うステップを含み、
前記文書チェック処理は、
前記第2の部分文書データについて、前記説明用語と前記符号との整合性をチェックするステップをさらに備える、請求項10から12のいずれか1項に記載の文書チェックプログラム。 - 解析対象となる文書中の記載の整合性のチェックを、演算装置と前記文書を表す文書データを記憶する記憶装置とを備えるコンピュータに実行させるための文書チェック方法であって、
前記演算装置が、特定の文字列が、当該特定の文字列に後続する用語が、前記文書中で既出であることを示すために用いられる場合に、前記特定の文字列の情報を取得するステップと、
前記文書中に含まれる品詞を特定するステップとを備え、
前記品詞を特定するステップは、
前記演算装置が、前記文書中において、前記取得された情報に基づいて、前記特定の文字列を認識して特定するステップと、
前記演算装置が、前記文書に対して形態素解析を行い、前記文書中の品詞を特定するステップとを含み、
前記文書チェック方法は、
前記演算装置が、前記形態素解析の結果に基づき、前記文書中において、連続する名詞を連結することで、前記用語の候補である用語候補を特定するステップと、
前記演算装置が、特定された前記用語候補間で、前記特定の文字列の使用の整合性をチ
ェックするステップと、
前記演算装置が、前記整合性のチェック結果を表示装置に表示させるステップとをさらに備え、
前記チェック結果を前記表示装置に表示させるステップは、前記演算装置が、前記特定の文字列の使用の整合性がない場合には、前記用語候補に対して不要な前記特定の文字列が付されているために整合性がないものと、前記用語候補に対して必要な前記特定の文字列が付されていないために整合性がないものとを前記表示装置に区別可能な表示態様で表示させるステップを含む、文書チェック方法。 - 前記解析対象となる文書は、予め定められたワードプロセッサソフトウェアで作成されたファイルであり、
前記文書を表す文書データは、前記ファイルからテキストデータを抽出することにより生成されたデータである、請求項19に記載の文書チェック方法。 - 前記情報を取得するステップは、前記用語の語尾に共通に用いられる複数の用語接尾語の情報を取得するステップを含み、
前記用語候補を特定するステップは、前記形態素解析の結果に基づき、前記文書中において、前記用語接尾語の前に連続する名詞を前記用語接尾語に連結することで、前記用語の候補である前記用語候補を特定するステップを含む、請求項19または20に記載の文書チェック方法。 - 前記取得するステップは、さらに、前記文書中で、前記用語候補を特定するステップでの前記用語候補を特定する処理の時点で、特定されなかった前記用語候補を、ユーザの選択により前記用語候補として登録したユーザ辞書の情報を取得するステップを含み、
前記用語候補を特定するステップは、さらに、前記ユーザ辞書も参照して、前記用語候補を特定するステップを含む、請求項19から21のいずれか1項に記載の文書チェック方法。 - 前記文書データは、
前記特定の文字列が、当該特定の文字列に後続する用語が、前記文書中で既出であることを示すために用いられる第1の文書を表現する第1の部分文書データと、
前記第1の部分文書データで定義される内容を説明するための文書であって、前記用語に相当する説明用語が符号を付されて使用される第2の文書を表現する第2の部分文書データとを含み、
前記品詞を特定するステップは、前記第1および第2の部分文書データに共通に、前記形態素解析を行うステップを含み、
前記第2の部分文書データについて、前記説明用語と前記符号との整合性をチェックするステップをさらに備える、請求項19から21のいずれか1項に記載の文書チェック方法。
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