JP5621004B2 - シフト法によるデータ通信装置、及び、データ通信方法 - Google Patents

シフト法によるデータ通信装置、及び、データ通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、データ通信装置、及び、データ通信方法に関し、特に、超低電力でありながら長距離通信が可能なスペクトラム拡散通信方式の通信装置において、従来のものと比べ大量のデータを伝送することができるデータ通信装置、及び、データ通信方法に関する。
近年、データ通信の技術分野においては、より大量のデータを、より高速で通信するための技術(大容量高速通信技術)の開発が盛んに進められている。しかし、気象データや防災データ等を取り扱うデータ通信の分野においては、例えば1秒あたり100ビット程度の少量のデータを伝送できれば十分であり、このような分野に、設備費が高額で、消費電力も大きい大容量高速通信システムをそのまま適用することは、経済性の観点からも、また、運用面でも問題があり、現実的ではない。そこで、通信速度はそれほど高速でなくても、消費電力が少なく、ある程度の通信距離を確保することが可能な通信システムの開発が求められている。
本発明の発明者は、通信帯域幅を小さくした通信システムにスペクトラム拡散方式の通信技術を適用した、超低電力でありながら長距離通信が可能な通信装置を提案している(国際公開WO2004/070967号公報)。
ここで上記公報に記載されている通信装置について簡単に説明すると、基本的にスペクトラム拡散方式の通信では、干渉波排除能力を確保するために、拡散符号あたりのデータ伝送量が1ビット以下に抑制される。スペクトラム拡散方式を、通信帯域幅を小さくした通信システムに適用する場合、使用する拡散符号の1チップ時間をある程度長く設定する必要があるため、伝送されるデータが少量である場合は別として、データを伝送し終えるまでに長時間を要するという問題が生じることになる。また、スペクトラム拡散方式では、送信側と受信側との間で同期を確立し、維持する必要があり、通信帯域幅を小さくした通信システムにおいて、使用する拡散符号の1チップ時間を長く設定すると、同期の確立までに長時間を要することになる。
これに対し上記公報の通信装置では、拡散変調された受信信号から、信号の位相が反転するトグル点を抽出し、抽出されたトグル点に基づいてシフト量を算出し、拡散符号をシフト量に従ってシフトさせて受信信号に乗算して逆拡散を行うことにより、使用する拡散符号の1チップ時間を長く設定した場合でも、短時間で同期を確立させることができる。従って、取り扱われるデータが少量であるデータ通信の分野においては、超低電力でありながら長距離通信が可能な通信装置として好適に利用することができる。
国際公開WO2004/070967号公報
上記公報に記載の通信装置は、上述の通り、超低電力でありながら長距離通信が可能であるが、データ伝送速度(拡散符号あたりのデータ伝送量)は低いレベルに留まるため、その適用分野は、取り扱われるデータが少量であるデータ通信の分野に限定されてしまうことになる。従って、適用分野を拡大するためには、拡散符号あたりのデータ伝送量を増加させて、データ伝送速度を向上させることが必要となる。本発明は、超低電力でありながら長距離通信が可能なスペクトラム拡散方式の通信装置において、従来のものと比較して大量のデータを伝送することができるデータ通信装置、及び、データ通信方法を提供することを目的とする。
本発明に係るデータ通信装置は、スペクトラム拡散方式により通信データを送信する送信機と、当該送信機から送信された通信データをスペクトラム拡散方式により復元する受信機とからなり、送信機が、搬送波を通信データによって変調するとともに、搬送波を変調した通信データと同一の又は異なる通信データに基づいて拡散符号のシフト量を算出し、当該シフト量に従って拡散符号の開始点をシフトさせることによりシフト拡散符号を生成し、変調された搬送波を、当該シフト拡散符号を用いてスペクトラム拡散を行うことにより送信信号を生成し、当該送信信号を同期確立後に送信するように構成され、受信機が、同期確立後に受信した受信信号の搬送波の復調のために必要となる逆拡散符号のシフト量を決定し、決定されたシフト量に基づいて、シフト拡散符号のシフト量の算出に用いられた通信データを復元するとともに、決定されたシフト量に基づいてシフトした逆拡散符号を用いて受信信号の搬送波を逆拡散して復調し、復調された搬送波から、搬送波を変調した通信データを抽出するように構成されていることを特徴としている。
尚、送信機は、通信データを独立変数として、予め定められた関数Fの従属変数値を計算し、算出された値をシフト量として出力するシフト量算出部と、拡散符号を生成する拡散符号生成部と、シフト量に従って拡散符号の開始点をシフトさせることによりシフト拡散符号を生成するシフト拡散符号生成部と、シフト拡散符号を用いて搬送波を拡散することにより送信信号を生成する送信信号生成部と、送信信号を送信する送信部と、を含み、受信機は、送信信号を受信して受信信号を生成する受信信号生成部と、受信信号の搬送波の中に存在しているトグル点(位相変化点)を検出してトグル信号を出力するトグル検出部と、受信信号、及び、トグル信号を対応付けて記憶する受信信号・トグル信号記憶部と、拡散符号と同一の符号からなる逆拡散符号を生成する逆拡散符号生成部と、受信信号・トグル信号記憶部に記憶されたトグル信号と逆拡散符号から生成したトグル信号との相互相関値を算出する相互相関値算出部と、相互相関値に基づいて逆拡散符号のシフト量(受信信号に逆拡散符号を乗算して搬送波を復調する場合において、復調を成功させるために、乗算する逆拡散符号をシフトさせるべき量)を決定するシフト量決定部と、シフト量決定部において決定された逆拡散符号のシフト量を独立変数として、関数Fの逆関数の従属変数値を計算し、算出された値を復元された通信データとして出力する復元部と、を含むことが好ましい。
また、本発明に係るデータ通信方法は、スペクトラム拡散方式により通信データを送信する送信機と、当該送信機から送信された通信データをスペクトラム拡散方式により復元する受信機とを使用するデータ通信方法であって、搬送波を通信データによって変調するとともに、搬送波を変調した通信データと同一の又は異なる通信データに基づいてデータ通信用の拡散符号のシフト量を算出し、当該シフト量に従って拡散符号の開始点をシフトさせることによりシフト拡散符号を生成し、変調された搬送波を、当該シフト拡散符号を用いてスペクトラム拡散を行うことにより送信信号を生成し、当該送信信号を、同期確立用の拡散符号(同期確立用の拡散符号によって搬送波を拡散して生成した同期確立用の送信信号)の送信に続けて送信するデータ送信工程と、同期確立用の拡散符号による同期確立後に続けて受信した信号に含まれているシフト拡散符号のシフト量を決定し、決定されたシフト量に基づいて、シフト拡散符号のシフト量の算出に用いられた通信データを復元するとともに、決定されたシフト量に基づいてシフトした逆拡散符号を用いて受信信号の搬送波を逆拡散して復調し、復調された搬送波から、搬送波を変調した通信データを抽出するデータ受信工程と、が実行されることを特徴としている。
尚、データ送信工程は、通信データを独立変数として、予め定められた関数Fの従属変数値を計算し、算出された値をシフト量として出力するシフト量算出段階と、拡散符号を生成する拡散符号生成段階と、シフト量に従って拡散符号の開始点をシフトさせることによりシフト拡散符号を生成するシフト拡散符号生成段階と、シフト拡散符号を用いて搬送波を拡散することにより送信信号を生成する送信信号生成段階と、送信信号を送信する送信段階と、を含み、データ受信工程は、送信信号を受信して受信信号を生成する受信信号生成段階と、受信信号の搬送波の中に存在しているトグル点を検出してトグル信号を出力するトグル検出段階と、受信信号、及び、トグル信号を対応付けて記憶する受信信号・トグル信号記憶段階と、拡散符号と同一の符号からなる逆拡散符号を生成する逆拡散符号生成段階と、受信信号から生成されたトグル信号と逆拡散符号から生成されたトグル信号との相互相関値を算出する相互相関値算出段階と、相互相関値に基づいて逆拡散符号のシフト量を決定するシフト量決定段階と、シフト量決定段階において決定された逆拡散符号のシフト量を独立変数として、関数Fの逆関数の従属変数値を計算し、算出された値を復元された通信データとして出力する復元段階と、を含むことが好ましい。
本発明に係るデータ通信装置によれば、超低電力でありながら長距離通信が可能なスペクトラム拡散方式の通信装置において、拡散符号あたりのデータ伝送量を、従来のものと比較して飛躍的に増大させることができる。具体的には、従来のスペクトラム拡散方式の通信装置においては、拡散符号あたりのデータ伝送量は1ビット程度(GPSでは、拡散符号あたり0.05ビット以下)であったのに対し、このデータ通信装置によれば、拡散符号あたり10ビット、或いは、それ以上のデータ伝送能力を実現できる。従って、この方式の通信装置の適用分野を拡大することができ、その有用性及び利用価値をより一層向上させることができる。
図1は、本発明のデータ通信装置1(第一実施形態)の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す拡散符号生成部22において、同期確立用の拡散符号S1,S2を生成する方法の説明図である。 図3は、図1に示すシフト拡散符号生成部24において、シフト拡散符号Aを生成する方法の説明図である。 図4は、本発明のデータ通信装置1(第二実施形態)の構成を示すブロック図である。
以下、本発明「データ通信装置」の実施形態(第一実施形態、及び、第二実施形態)について説明する。図1は、本発明のデータ通信装置1(第一実施形態)の構成を示すブロック図である。このデータ通信装置1は、スペクトラム拡散方式により通信データを送信する送信機2と、送信機2から送信された通信データをスペクトラム拡散方式により復元する受信機3とによって構成されている。
送信機2は、通信データに基づいてシフト量を算出し、当該シフト量に従ってデータ通信用の拡散符号の開始点をシフトさせることによりシフト拡散符号を生成し、当該シフト拡散符号を用いてスペクトラム拡散を行うことにより送信信号を生成し、当該送信信号を、同期確立用の拡散符号(同期確立用の拡散符号によって搬送波を拡散して生成した同期確立用の送信信号)の送信に続けて送信するように構成されている。
具体的には、通信データを読み込むデータ読込部21と、同期確立用の拡散符号、及び、データ通信用の拡散符号を生成する拡散符号生成部22と、読み込まれた通信データに基づいてデータ通信用の拡散符号のシフト量を算出するシフト量算出部23と、算出されたシフト量に従ってデータ通信用の拡散符号の開始点をシフトさせることによりシフト拡散符号を生成するシフト拡散符号生成部24と、シフト拡散符号を用いて搬送波を拡散することにより送信信号を生成する送信信号生成部25と、生成された送信信号を送信する送信部26とによって構成されている。
尚、シフト量算出部22は、データ読込部21によって読み込まれた通信データを独立変数として、予め定められた関数の従属変数値を計算し、算出された値を拡散符号のシフト量として出力する。
受信機3は、同期確立後に続けて受信した信号の搬送波の復調のために必要となるデータ通信用の逆拡散符号のシフト量(同期確立後に続けて受信した信号に含まれているシフト拡散符号)を決定し、決定されたシフト量に基づいて通信データを復元するように構成されている。具体的には、送信機2から送信された送信信号を受信して受信信号を生成し、出力する受信信号生成部31と、データ通信用の逆拡散符号(送信機2の拡散符号生成部22において生成されるデータ通信用の拡散符号と同一内容の符号系列)を生成する逆拡散符号生成部32と、受信信号の搬送波の中に存在しているトグル点を検出し、検出されたトグル点の値をもとにトグル信号を生成して出力するトグル検出部33と、受信信号生成部31から出力された受信信号、及び、トグル検出部33から出力されたトグル信号を、対応付けて記憶する受信信号・トグル信号記憶部34と、受信信号・トグル信号記憶部34によって記憶されたトグル信号と、逆拡散符号生成部32によって生成されたデータ通信用の逆拡散符号から作られたトグル信号との相互相関値を算出する相互相関値算出部35と、算出された相互相関値に基づいて逆拡散符号のシフト量を決定するシフト量決定部36と、シフト量決定部36によって決定された逆拡散符号のシフト量を独立変数として、予め定められた関数の逆関数の従属変数値を計算し、算出された値を、復元された通信データとして出力する復元部37とによって構成されている。
尚、ここに言う「逆拡散符号のシフト量」とは、データ通信用の逆拡散符号を用いて逆拡散を行うことにより、同期確立後に受信した信号の搬送波(シフト拡散符号によって拡散された搬送波)を復調する場合において、復調を成功させるために、乗算するデータ通信用の逆拡散符号をシフトさせるべき量、を意味し、その値は、シフト拡散符号生成部24においてデータ通信用の拡散符号に与えられたシフト量と同じである。但し、本実施形態においては、必ずしも受信機3において、同期確立後の受信信号の搬送波を逆拡散することによる復調が行われるとは限らない。
ここで、送信機2の動作態様の一例として、通信データA及び通信データBを順番に送信機2から送信する場合の送信機2の動作態様(データ送信工程)について説明する。まず、送信機2と受信機3との同期確立のための手順が実行され、同期確立後に、通信データA,Bが反映された送信信号を送信する手順が実行される。
送信機2における同期確立のための手順は、同期確立用の拡散符号Sによって搬送波を拡散(変調)して同期確立用の送信信号SSを生成し、これを送信することによって行われる。同期確立用の拡散符号Sは、拡散符号生成部22によって二つ生成され、直列的に列べられる。ここでは、図2に示すように、先頭側を拡散符号S1、後側を拡散符号S2とする。拡散符号S1と拡散符号S2は、同一内容の符号系列である。尚、搬送波は、送信信号生成部25において生成され、送信信号SSの送信は、送信部26によって行われる。そして、受信機3において、送信信号SSが受信され、同期確立のための手順が実行されると、送信機2と受信機3との同期が確立する。この点については後述する。
通信データA,Bが反映された送信信号を送信する手順は、次のようにして実行される。まず、データ読込部21によって通信データAが読み込まれ、シフト量算出部23において、通信データAを送信するためのシフト量(拡散符号のシフト量)が算出される(シフト量算出段階)。より具体的には、通信データAを独立変数として、予め定められた関数Fの従属変数値が計算される。ここで用いられる関数F(つまり、予め定めておく関数)の種類は特に限定されず、どのような関数でも用いることができるが、1次関数とすることが実用的であり、好適である。通信データAを独立変数とする関数Fの従属変数値が、例えば「32」であった場合、これが通信データAを送信するためのシフト量としてシフト量算出部23から出力される。
シフト量算出部23からシフト量が出力されると同時に、或いは、出力される前又は後で、拡散符号生成部22によって、データ通信用の拡散符号Dが生成される(拡散符号生成段階)。尚、ここで生成されるデータ通信用の拡散符号Dは、同期確立用の拡散符号S1,S2とは異なる符号系列であることが好ましい。データ通信用の拡散符号Dの長さ(チップ数)については、同期確立用の拡散符号S1,S2と同一でも、異なっていてもよい。
次に、シフト拡散符号生成部24において、データ通信用の拡散符号Dの開始点が、算出されたシフト量に従ってシフトされる(シフト拡散符号生成段階)。具体的には、拡散符号Dを二つ生成して直列的に列べ、先頭側を拡散符号D1、後側を拡散符号D2とする。そして、この拡散符号Dの二つ分の長さの符号系列の先頭から、算出されたシフト量に従ってシフトさせた位置を開始点として設定し、このシフトさせた開始点から、拡散符号Dの一つ分の長さの符号系列を抽出する。例えば、拡散符号生成部22によって生成されるデータ通信用の拡散符号Dが256チップ長の拡散符号であり、通信データAを送信するための拡散符号のシフト量が「32」であり、シフト拡散符号生成部24による拡散符号のシフトが1チップ単位で行われるように設定されている場合、図3に示すように、開始点の位置が、拡散符号D1の先頭(1チップ目の位置)から、33チップ目の位置までシフトされ、拡散符号D1の33チップ目から256チップ目までの部分、及び、それに続く拡散符号D2の1チップ目から32チップ目までの部分からなるシフト拡散符号Aが生成される。
また、通信データAに続いて送信される通信データBについても、全く同様の処理が行われる。即ち、データ読込部21によって通信データBが読み込まれ、シフト量算出部23において、通信データBを独立変数とする関数Fの従属変数値が計算される。そして、その値が、例えば「128」であった場合、これが通信データBを送信するためのシフト量として出力され(シフト量算出段階)、拡散符号D(シフト拡散符号Aのシフト前の拡散符号と同一のもの)の開始点が129チップ目までシフトされ、拡散符号D1の129チップ目から256チップ目までの部分、及び、それに続く拡散符号D2の1チップ目から128チップ目までの部分からなるシフト拡散符号Bが生成される(シフト拡散符号生成段階)。
次に、送信信号生成部25において、データ通信用のシフト拡散符号A、及び、データ通信用のシフト拡散符号Bを使用して搬送波を拡散することによりデータ通信用の送信信号SDが生成される(送信信号生成段階)。そして、この送信信号SDが、送信部26によって送信される(送信段階)。
尚、ここでは、便宜上、送信機2と受信機3との同期確立のための手順と、同期確立後に、通信データA,Bが反映された送信信号を送信する手順とを分けて説明したが、通信データA,Bが反映された送信信号を送信する手順のうち、通信データA,Bの読み込みから、データ通信用の送信信号SDの生成までの手順については、同期確立用の送信信号SSの送信の前に行ってもよい。
つまり、同期確立用の拡散符号S(S1,S2)の生成から、同期確立用の送信信号SSの生成までの手順を実行した後、通信データA,Bの読み込みから、データ通信用の送信信号SDの生成までの手順を実行し、最後に、同期確立用の送信信号SSと、データ通信用の送信信号SDを連続して送信するようにしてもよい。
また、同期確立用の拡散符号S1,S2を生成した後、通信データA,Bの読み込みから、シフト拡散符号A,Bの生成までを行い、これらの拡散符号を順番に、即ち、拡散符号S1、拡散符号S2、シフト拡散符号A、シフト拡散符号Bの順番に直列的に列べ、これらの一連の符号系列によって搬送波を拡散することにより、同期確立用の送信信号SSと、これに続くデータ通信用の送信信号SDからなる送信信号を生成して、連続的に送信するようにしてもよい。但し、いずれの場合にも、データ通信用の送信信号SDの送信は、同期確立用の送信信号SSの送信の後に実行される必要がある。
続いて、受信機3の動作態様の一例として、送信機2から送信された同期確立用の送信信号SS、及び、通信データA,Bが反映されたデータ通信用の送信信号SDを受信した場合の受信機3の動作態様(データ受信工程)について説明する。同期確立用の送信信号SSを受信した受信機3は、まず、送信機2との同期を確立するための手順を実行し、次いで、同期確立後に受信したデータ通信用の送信信号SDから通信データA,Bを復元するための手順を実行する。以下、これらの手順についてそれぞれ説明する。
送信機2と受信機3との同期を確立する、とは、送信機2が利用している1拡散符号長単位の時計と、受信機3の1拡散符号長単位の時計とを同期させるということであり、拡散符号によって拡散された搬送波を送信機2が送出するタイミングを受信機3において把握する、ということである。同期確立前の受信機3は、拡散符号によって拡散された搬送波を送信機2が送出するタイミングを把握していない。従って、同期確立前に、送信機2から送信された信号を受信機3が受信した場合、受信機3の受信バッファ(搬送波の拡散に使用される一つの拡散符号と同じ長さ(容量)のバッファ)に取り込まれた信号に含まれている拡散符号と、送信機2において生成された拡散符号とを比較すると、位相に差(ずれ)が生じている。この位相の差の大きさを把握することができれば、必要なシフト量(即ち、復調を成功させるために必要となる逆拡散符号のシフト量)を受信バッファに与えて開始位置を補正することにより、送信機2と受信機3との同期を確立させることができる。
同期を確立するために受信機3において把握されるべき逆拡散符号のシフト量は、既知のスペクトラム拡散通信の同期確立法(或いは、同期検出法)を実行することにより、受信信号から検出することができる。本実施形態においては、送信機2との同期を確立するための方法として、国際公開WO2004/070967号公報に記載されているスペクトラム拡散通信の高速同期確立法が受信機3において実行される。
具体的には、同期確立用の送信信号SSを受信した受信機3において、受信信号の波形から同期推定位置の予備検出(受信信号中に存在するトグル点の候補の検出、及び、トグル信号T1の出力)を行い(トグル検出部33)、受信信号から生成したトグル信号T1と、逆拡散符号から生成されるトグル信号T2(逆拡散符号の微分値の絶対値)との相互相関値を算出し(相互相関値算出部35)、その相互相関値に基づいて、シフト量を決定する(シフト量決定部36)。
より詳細に説明すると、受信機3が同期確立用の送信信号SSを受信すると、受信信号生成部31において受信信号SSが生成され、出力される。出力された受信信号SSは、トグル検出部33に入力され、トグル点が検出され、検出されたトグル点の値をもとにトグル信号T1が生成される。
同期確立用の送信信号SSの搬送波には、拡散符号(同期確立用の拡散符号S1,S2)によって拡散された結果、位相が変化した点(トグル点)が含まれている。一方、トグル検出部33は、同期確立用の拡散符号S1,S2によって拡散された搬送波中に形成されることが予想される期待信号を予め保持している。この期待信号は、受信信号SSの搬送波中に存在するトグル点を検出するために比較参照(相関演算)される信号パターンである。トグル検出部33は、入力された受信信号SSと期待信号との間で相関演算を行うことにより、受信信号SSの搬送波中におけるトグル点を検出し、検出したトグル点の値をもとにトグル信号T1を生成して出力する。
受信信号生成部31から出力された受信信号SS、及び、トグル検出部33から出力されたトグル信号T1は、対応付けられたうえで、受信信号・トグル信号記憶部34に記憶される。受信信号・トグル信号記憶部34に、受信信号SS及びトグル信号T1が記憶されると同時に、或いは、記憶される前又は後で、逆拡散符号生成部32によって、同期確立用の逆拡散符号S’が生成される。尚、ここで生成される同期確立用の逆拡散符号S’は、拡散符号生成部22において生成された同期確立用の拡散符号Sと同一内容の符号系列である。
次に、相互相関値算出部35において、受信信号から生成されたトグル信号T1と、同期確立用の逆拡散符号S’から生成されたトグル信号T2との相互相関値が算出される。より具体的には、トグル信号系列T1のフーリエ変換値と、逆拡散符号S’の微分値の絶対値のフーリエ変換値との相互相関が行われ、得られた結果(相互相関値)が出力される。この相互相関値算出部35は、ソフトウェア、デジタルシグナルプロセッサ、或いは、ハードロジックによるフーリエ変換器を含む相互相関手段によって構成されている。
そして、シフト量決定部36において、算出された相互相関値に基づいて逆拡散符号のシフト量が決定される。シフト量決定部36は、相互相関値算出部35から出力された相互相関値を逆フーリエ変換し、その結果(相互相関値の逆フーリエ変換値)の最大値を逆拡散符号S’のシフト量とみなして出力する。以上の手順を実行することにより、送信機2との同期が確立される。
尚、本実施形態においては、上述の通り、送信機2における同期確立のための手順が実行される際に、同期確立用の拡散符号Sの二つ分の長さの符号系列(拡散符号S1,S2、図2参照)によって搬送波が拡散されているため、送信機2から送信される同期確立用の送信信号SSには、二つ分の拡散符号Sが連続して含まれていることになる。従って、受信機3の受信バッファとして、拡散符号Sと同じ長さ以上のものが使用されていれば、位相の差がどれだけの大きさであったとしても、拡散符号Sを構成する符号系列(必要なシフト量を与えることにより、一つの拡散符号Sと完全に一致させることができる符号系列)を漏れなく取り込むことができる。
このため、シフト量決定部36は、相互相関値算出部35から出力された相互相関値の逆フーリエ変換値から、逆拡散符号S’のシフト量の候補を複数出力したり、候補毎に逆拡散符号S’をシフトさせて試行的な搬送波の復調を行ったり、或いは、その都度、搬送波スペクトルの有効性を検査し、同期成功の判定を行うといった手続を経ることなく、相互相関値の逆フーリエ変換値の最大値を、逆拡散符号S’のシフト量として決定することができ、また、拡散符号Sの二つ分の長さの送信信号SSの受信が完了した時点で、送信機2との同期が必ず確立されることになる。
受信機3において、送信機2との同期が確立されたら、同期確立後に受信したデータ通信用の送信信号SDから通信データA,Bを復元するための手順が実行される。この手順が実行される際には、受信機3において、送信機2が送信信号SDを送出するタイミングを受信機3において把握しているため、送信信号SDに含まれているシフト拡散符号A,Bと、逆拡散符号D’(シフト拡散符号A,Bのシフト前のデータ通信用の拡散符号Dと同一内容の符号系列)とを比較することにより、シフト拡散符号A,Bの生成の際に与えられた各シフト量を検出することができ、それらに基づいて、通信データA,Bを受信機3において復元することができる。
より具体的には、受信機3が、同期確立後にデータ通信用の送信信号SDを受信すると、受信信号生成部31において、受信信号SDが生成され、出力される(受信信号生成段階)。尚、受信信号SDの生成及び出力は、データ通信用の拡散符号単位毎に行われる。例えば、送信信号SDのうち、シフト拡散符号Aによって拡散されて生成された1拡散符号長分の部分は、受信信号SAとして出力され、シフト拡散符号Bによって拡散された1拡散符号長分の部分は、受信信号SBとして出力される。
受信信号SAは、トグル検出部33に入力され、トグル検出部33が予め保持している期待信号(受信信号SDの搬送波中に存在するトグル点を検出するために比較参照される信号パターンであり、データ通信用の拡散符号Dによって送信信号SDの搬送波が拡散された場合に、受信信号SDの搬送波中に含まれているであろうと予想されるトグル点の波形、及び、その前後の部分的な波形をモデルとして形成された信号)と、入力された受信信号SAとの間でそれぞれ相関演算が行われる。これにより、受信信号SAの搬送波中におけるトグル点が検出され、検出されたトグル点の値をもとにトグル信号TAが生成されて出力される(トグル検出段階)。
受信信号生成部31から出力された受信信号SAと、トグル検出部33から出力されたトグル信号TAは、対応付けられたうえで、受信信号・トグル信号記憶部34に記憶される(受信信号・トグル信号記憶段階)。受信信号SAとトグル信号TAが記憶されると同時に、或いは、記憶される前又は後で、逆拡散符号生成部32によって、データ通信用の逆拡散符号D’が生成される(逆拡散符号生成段階)。
次に、相互相関値算出部35において、トグル信号TAのフーリエ変換値と、データ通信用の逆拡散符号D’の微分値の絶対値のフーリエ変換値との相互相関値が出力される(相互相関値算出段階)。続いて、シフト量決定部36において、相互相関値算出部35から出力された相互相関値の逆フーリエ変換値が算出され、その最大値が出力される。シフト量決定部36は、この相互相関値の逆フーリエ変換値の最大値を、シフト拡散符号Aに関する逆拡散符号D’のシフト量として決定する(シフト量決定段階)。
送信機2のシフト量算出部23において、通信データAを送信するためのシフト量として「32」という値が出力された場合、つまり、通信データAを独立変数とする関数Fの従属変数値が「32」であった場合、シフト拡散符号Aに関する逆拡散符号D’のシフト量は、シフト量決定部36において「32である」と判定されることになる。そして、復元部37において、シフト拡散符号Aに関する逆拡散符号D’のシフト量「32」を独立変数として、関数Fの逆関数F−1の従属変数値を計算すると、通信データAが算出されることになり、受信機3において通信データAが復元される(復元段階)。
また、受信信号生成部31から出力される受信信号SDのうち、シフト拡散符号Bによって拡散された1拡散符号長分の部分に相当する受信信号SBについても、上述の受信信号SAに対して行われる手順と同様の手順が実行されることにより、通信データBが復元される。本実施形態のデータ通信装置1は、以上に説明したようなデータ送信工程、及び、データ受信工程からなるデータ通信方法(シフト法)を実行できるように構成されており、送信機2から受信機3へのデータ通信が実現される。
尚、本実施形態のデータ通信装置1は、上述の通り、送信機2と受信機3との同期を確立する際に、国際公開WO2004/070967号公報に記載されているスペクトラム拡散通信の高速同期確立法が実行されるように構成されているが、必ずしもこの方法には限定されず、他の方法によって同期が確立されるように構成してもよい。また、本実施形態においては、送信機2においてデータ通信用のシフト拡散符号が生成される際、データ通信用の拡散符号Dのシフトが1チップ単位で行われるように設定されているが、1チップ以下(例えば、1/2チップ、或いは、1/4チップ)の単位で、或いは、複数チップ単位で行われるように設定してもよい。
次に、本発明に係るデータ通信装置の第二実施形態について説明する。図4は、本発明のデータ通信装置1(第二実施形態)の構成を示すブロック図である。本実施形態のデータ通信装置1も、第一実施形態と同様に、スペクトラム拡散方式によりデータを送信する送信機2と、送信機2から送信されたデータをスペクトラム拡散方式により受信する受信機3とによって構成されている。
但し、本実施形態の送信機2は、第一実施形態のデータ通信装置1の送信機2(図1参照)に、変調部27が追加された構成となっている。本実施形態においては、データ読込部21に読み込まれた通信データが、シフト量算出のためにシフト量算出部23に入力されるほか、変調部27にも入力され、搬送波が通信データによって変調されるようになっている(変調段階)。そして、通信データによって変調された搬送波が、送信信号生成部25において、シフト拡散符号によって拡散されることにより、データ通信用の送信信号が生成されるようになっている(送信信号生成段階)。
また、本実施形態の受信機3は、第一実施形態のデータ通信装置1の受信機3(図1参照)に、シフト逆拡散符号生成部38、及び、復調部39が追加された構成となっている。これらのうち、シフト逆拡散符号生成部38は、シフト量決定部36において決定された逆拡散符号のシフト量に従って逆拡散符号の開始点をシフトさせることにより、シフト逆拡散符号を生成する(シフト逆拡散符号生成段階)。一方、復調部39は、受信信号・トグル信号記憶部34に記憶された受信信号のうち、送信機2の変調部27において通信データによって変調され、更に、データ通信用のシフト拡散符号によって拡散された搬送波を、シフト逆拡散符号を用いて逆拡散した後、検波して搬送波を復調する(復調段階)。
即ち、本実施形態のデータ通信装置1は、送信機2の送信信号生成部25において搬送波の拡散の際に使用されたシフト拡散符号と内容及びシフト量が同一であるシフト逆拡散符号を用いて受信信号の搬送波を逆拡散することにより、送信機2の変調部27において通信データにより変調された搬送波を正しく復調することができ、その結果、復調された搬送波から、通信データを抽出することができる。つまり、本実施形態のデータ通信装置1は、第一実施形態において説明したシフト法によるデータ通信に加えて、本来のスペクトラム拡散方式によるデータ通信を、同時に実行することができる。
スペクトラム拡散方式によるデータ通信によってどのような通信を行うかは特に制限されないため、同一内容の通信データを、シフト法と、スペクトラム拡散方式とによって、重複して伝送してもよいし、異なる通信データをそれぞれの方法によって伝送してもよい。同一内容の通信データを、シフト法、及び、スペクトラム拡散方式によって重複して伝送する場合には、2つの異なる方法によって伝送した通信データを照合することにより、通信の正確性を向上させることができる。一方、異なる通信データをそれぞれの方法によって伝送した場合は、1通信あたりのデータ伝送量を増加させることができる。
尚、第一実施形態及び第二実施形態のデータ通信装置1は、無線によりデータ通信を行うものであるが、当然のことながら、有線によるデータ通信に適用することも可能であるし、音波、光波など、あらゆる媒体による通信に利用できる。
1:データ通信装置、
2:送信機、
3:受信機、
21:データ読込部、
22:拡散符号生成部、
23:シフト量算出部、
24:シフト拡散符号生成部、
25:送信信号生成部、
26:送信部、
27:変調部、
31:受信信号生成部、
32:逆拡散符号生成部、
33:トグル検出部、
34:受信信号・トグル信号記憶部、
35:相互相関値算出部、
36:シフト量決定部、
37:復元部、
38:シフト逆拡散符号生成部、
39:復調部

Claims (2)

  1. スペクトラム拡散方式により通信データを送信する送信機と、当該送信機から送信された通信データをスペクトラム拡散方式により復元する受信機とからなるデータ通信装置であって、
    前記送信機が、搬送波を通信データによって変調するとともに、搬送波を変調した前記通信データと同一の又は異なる通信データに基づいて拡散符号のシフト量を算出し、当該シフト量に従って拡散符号の開始点をシフトさせることによりシフト拡散符号を生成し、変調された搬送波を、当該シフト拡散符号を用いてスペクトラム拡散を行うことにより送信信号を生成し、当該送信信号を同期確立後に送信するように構成され、
    前記受信機が、同期確立後に受信した受信信号の搬送波の復調のために必要となる逆拡散符号のシフト量を決定し、決定されたシフト量に基づいて、前記シフト拡散符号のシフト量の算出に用いられた前記通信データを復元するとともに、決定されたシフト量に基づいてシフトした逆拡散符号を用いて受信信号の搬送波を逆拡散して復調し、復調された搬送波から、搬送波を変調した前記通信データを抽出するように構成されていることを特徴とするデータ通信装置。
  2. スペクトラム拡散方式により通信データを送信する送信機と、当該送信機から送信された通信データをスペクトラム拡散方式により復元する受信機とを使用するデータ通信方法であって、
    搬送波を通信データによって変調するとともに、搬送波を変調した前記通信データと同一の又は異なる通信データに基づいてデータ通信用の拡散符号のシフト量を算出し、当該シフト量に従って拡散符号の開始点をシフトさせることによりシフト拡散符号を生成し、変調された搬送波を、当該シフト拡散符号を用いてスペクトラム拡散を行うことにより送信信号を生成し、当該送信信号を、同期確立用の拡散符号の送信に続けて送信するデータ送信工程と、
    前記同期確立用の拡散符号による同期確立後に続けて受信した信号に含まれている前記シフト拡散符号のシフト量を決定し、決定されたシフト量に基づいて、前記シフト拡散符号のシフト量の算出に用いられた前記通信データを復元するとともに、決定されたシフト量に基づいてシフトした逆拡散符号を用いて受信信号の搬送波を逆拡散して復調し、復調された搬送波から、搬送波を変調した前記通信データを抽出するデータ受信工程と、が実行されることを特徴とするデータ通信方法。
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