JP5620655B2 - 多段燃焼システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、多段燃焼システム及び方法に関する。
様々なタイプのガスタービンシステムが存在する。例えば、航空転用ガスタービンは、発電、舶用推進、ガス圧縮、コジェネレーション及び海上作業台動力のような用途に使用される。ガスタービンシステムは一般的に、空気流を加圧するための圧縮機と、加圧空気を燃料と混合しかつ混合気に点火して作動ガスを生成する燃焼器と、作動ガスを膨張させかつ発電するためのタービンセクションとを含む。燃焼器は一般的に、圧縮機及びタービンセクションと同軸に配置される。
ガスタービンシステムの燃焼器が、窒素酸化物(NO)、一酸化炭素及び未燃炭化水素のような排出物(エミッション)を最小限にすることは有利である。軸方向多段化は、そのようなエミッションを低減するための1つの解決法である。
軸方向多段化をもってしても、NOは、高い火炎温度で大量に生成される。NOエミッションは、火炎温度を低下させること及び/又は高温ゾーンでの燃料の滞留時間を短縮することによって、低減することができる。一酸化炭素は、燃料と二酸化炭素との間の中間体として生成される。NOエミッションに比べて、低い一酸化炭素エミッションには、より長い滞留時間及びより高い温度が有利である。多段燃焼器の最初の火炎ゾーン(すなわち第1段)は一般的に、NOと一酸化炭素との要件をバランスさせるような低い火炎温度及び長い滞留時間を有する。第2の火炎ゾーンは、燃焼生成物を所望の最終温度にしながら、この温度での滞留時間を最小限にするように用いられる。一般的に、第2段噴射器は、第1段噴射器よりも高温ゾーン内に配置される。従って、第2段噴射器は、熱損傷を一層受けやすい。時には、第2段において、空気、蒸気、窒素又は別の不活性ガスを燃料と混合させ又はそれらと共に噴射して、熱制御を改善しかつ冷却を行う場合がある。
軸方向多段化はまた、燃焼ダイナミックス(振動)又は騒音として知られる別の燃焼器の問題に対処するために用いられる。燃焼ダイナミックスは、燃焼により放出された熱と燃焼器又は燃料管路内で発生した圧力波との間の相互作用によって生じる。軸方向多段化においては、燃焼ダイナミックスの問題は、燃焼を2つのゾーンにわたって拡散させて相互作用を分離する又は弱めることによって対処される。
燃料の燃焼特性は、軸方向多段燃焼器における設計選択肢を制限することが多い。例えば、遅い反応速度は、不完全燃焼を引き起こしかつ一酸化炭素及び未燃炭化水素のエミッションを生じるおそれがある。一方、速すぎる反応速度は、第2段反応ゾーンが第2段噴射器に非常に近接した位置になるような保炎を生じる可能性があり、第2段噴射器が損傷を受けるおそれがある。最後に、第2段燃料と第1段生成物との間の混合の不足は、高温火炎ゾーンを発生させることに加えて上記の問題との両方を悪化させ、それにより一層高いNO、不安定な火炎及び他の問題を引き起こすおそれがある。一般的に、1つ又はそれ以上の希釈剤或いは空気を燃料に加えるか又は多段燃焼器内の燃料付近に噴射して噴射燃料の運動量を増加させて、混合過程を強化することができる。
一般的に、軸方向多段燃焼器は、希薄燃焼段すなわち第1段からリッチ燃焼段すなわち第2段に熱エネルギーを移動させて部分酸化反応を加速することによって機能する。段間の熱交換が、2つの等量比のうちより高い方を有する段で発生する部分酸化反応を加速するように用いられる。この熱交換は、2つの段の燃焼ガスの直接混合、又はガス生成物を実際には混合しない状態で熱エネルギーを移動させるための機構、又は段の1つ又は両方内への蒸気の導入の1つ或いはそれ以上によって可能にすることができる。
米国特許第6,868,676号公報 米国特許第3,675,425 A号公報 米国特許第5,069,029 A号公報 米国特許第5,934,067 A号公報 米国特許第6,672,756 B1号公報 米国特許第7,172,638 B2号公報 米国特許第7,263,985 B2号公報 米国特許出願公開第2007/0130830 A1号公報
軸方向多段燃焼システムの設計においてより柔軟性を有すること、及びそのような燃焼システムにおいて望ましくないエミッションを低減することが好ましいと言える。
簡潔に言うと、本明細書に開示した1つの実施形態によると、多段燃焼システムは、第1の化学組成を有する第1の燃料を供給するための第1の燃料源と、第1の燃料を噴射するための第1の噴射器と、第1の化学組成における水素、一酸化炭素、炭化水素、或いは2つ又はそれ以上の炭化水素の組合せの1つ若しくはそれ以上の相対反応濃度(relative reactive concentration)がその相対反応濃度とは異なるようになった第2の化学組成を有する第2の燃料を供給するための第2の燃料源と、第1の噴射器の下流に第2の燃料を噴射するように配置された第2の噴射器とを含む。
別の実施形態では、第1の化学組成における水素、一酸化炭素、炭化水素、或いは2つ又はそれ以上の炭化水素の組合せの1つ若しくはそれ以上の相対反応濃度が第2の化学組成の相対反応濃度とは異なるようになった種々の化学組成を有する2つ又はそれ以上の燃料を2つ又はそれ以上の燃焼段において別個に導入するように構成された多段燃焼器を提供する。
別の実施形態では、多段燃焼させる方法を提供する。本方法は、第1段において、第1の燃料を導入するステップと、次に第2段において、第1の燃料の第1の化学組成における水素、一酸化炭素、炭化水素、或いは2つ又はそれ以上の炭化水素の組合せの1つ若しくはそれ以上の相対反応濃度がその相対反応濃度とは異なるようになった該第1の燃料とは異なる化学組成を有する第2の燃料を導入するステップとを含む。
別の実施形態では、多段燃焼させる方法を提供する。本方法は、初期燃料を分離器に導入して、該初期燃料を化学的に分離して第1の燃料及び第2の燃料を該第1の燃料が該第2の燃料よりも低反応性であるように形成するステップと、第1段において第1の燃料を導入するステップと、次に第2段において第2の燃料を導入するステップとを含む。
別の実施形態では、多段燃焼させる方法を提供する。本方法は、第1の燃料を第1の部分及び第2の部分に分割するステップと、第1段において第1の燃料の第1の部分を導入するステップと、第1の燃料の第2の部分を付加的燃料と混合して、該第1の燃料がそれよりも低反応であるように第2の燃料を形成するステップと、次に第2段において第2の燃料を導入するステップとを含む。
本発明のこれらの及びその他の特徴、態様並びに利点は、図面全体にわたって同じ参照符号が同様の部分を表している添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むことより一層理解されるようになるであろう。
燃焼器エンジンの断面図。 本明細書に開示した例示的な多段燃焼システムの実施形態のブロック図。 本明細書に開示した例示的な多段燃焼システムの実施形態のブロック図。 本明細書に開示した例示的な多段燃焼システムの実施形態のブロック図。 本明細書に開示した例示的な多段燃焼システムの実施形態のブロック図。 タービン内蔵システムで使用する燃焼器セクション用の燃焼器の側面断面図。
1つの実施形態では、図1に示すように、多段燃焼システム10は、第1の化学組成を有する第1の燃料を供給するための第1の燃料源と、第2の化学組成を有する第2の燃料を供給するための第2の燃料源とを含み、第1の化学組成における水素、一酸化炭素、炭化水素、或いは2つ又はそれ以上の炭化水素の組合せの1つ若しくはそれ以上の相対反応濃度は、第2の化学組成の相対反応濃度とは異なるようになっている。本明細書で使用する場合に、異なる「相対反応濃度」というのは、燃料の1つ又は両方が、窒素、二酸化炭素及び蒸気のような1つ又はそれ以上の非反応性成分を有する可能性があるかどうかに関わらず、反応性成分(水素、一酸化炭素、炭化水素、或いは2つ又はそれ以上の炭化水素の組合せ)の間の異なる濃度を意味する。換言すると、非反応性成分が第1及び第2の燃料から除去されることになったとしても、得られた化学組成は依然として異なったものとなる。また、本明細書で使用する場合に、「数詞のない」表現は、文脈上そうでないことを明記していない限り、複数の指示対象も含む。例えば、各それぞれの燃料源から燃料を噴射するための単一の噴射器を示しているが、幾つかの実施形態では、複数の噴射器を用いて第1及び/又は第2の燃料を噴射することができる。
一部の実施形態では、第2の燃料は、第1の燃料よりも高反応性の燃料を含むことができる。これらの実施形態の幾つかにおいて、第1の燃料は、第2の燃料よりも低いエネルギー含量燃料である。他の実施形態では、第1の燃料は、第2の燃料よりも高いエネルギー含量燃料である。ここで考えている実施形態では、第1の噴射器12は、第1の燃料を噴射するために存在し、また第2の噴射器14は、第2の燃料を噴射するために存在しており、ここで第2の噴射器14は、第1の噴射器12の下流に配置される。第1の噴射器12は、多段燃焼システム10の第1段内に設置することができる。同様に、第2の噴射器14は、多段燃焼システム10の第1段内に設置することができる。一般的に、第2段の上流端部は、縮小断面のスロート領域によって第1段の下流端部に相互連結される。換言すると、スロート領域は、第1段に近接する該スロート領域の断面が第2段に近接する断面よりも大きくなるように先細にすることができる。第1及び第2段は、円形断面を有することができるが、その他の構成もまた使用することができる。
1つの実施形態では、第1及び第2の燃料は、両方とも液体燃料か又は両方とも気体燃料とすることができる。別の実施形態では、第1の燃料又は第2の燃料の一方は液体燃料とすることができ、また他方は気体燃料とすることができる。本明細書で使用する場合に、「より高反応性の燃料」という用語は、相対的に速い反応速度を有する燃料を意味し、同様に、「より低反応性の燃料」という用語は、相対的に遅い反応速度を有する燃料を意味する。さらに、本明細書で使用する場合に、「高エネルギー燃料」という用語は、高いエネルギー密度を有する燃料を意味し、同様に「低エネルギー燃料」という用語は、低いエネルギー密度を有する燃料を意味する。高エネルギー燃料は低エネルギー燃料よりも高反応性である場合も、或いは高反応性でない場合もあることに注目されたい。
燃焼システム10は、ガスタービン、ガス発生器、ガスタービンエンジン又はその他の熱発生装置を含む幾つかの実施例を有するあらゆる所望の用途で使用される。この図示した実施例では、燃焼システム10は、空気用の入口ポート16及び出口ポート18を含む。参照符号20及び22は、それぞれ燃焼の第1段及び第2段を表している。各段に付加される燃料が同一でありかつ異なる段において異なるように混合することができる空気のような付加的ガスが相違しているだけである従来型の解決法に比べて、第1の噴射器によって供給される燃料の下流により高反応性の燃料を噴射することにより、汚染物質をより少なくし、燃焼ゾーンにおける空気対燃料混合比をより一定に保持しかつ一次ゾーンにおけるフラッシュバック事象の発生を減少させるように作用させることができる。1つの実施形態では、第1及び第2の燃料の一方又は両方が、それぞれ第1及び第2の噴射器に供給される前に空気と予混合される。別の実施形態では、燃料は、該燃料及び空気が火炎ゾーンの前に混合されるのを可能にするように、燃焼器の上流部分で空気内に噴射することができる。加えて少量の空気を、冷却のような目的で第2段内に噴射することができる。
水素、エタン又はその他の炭化水素のような天然ガスよりも高反応性である燃料は、より高い速火炎速度及び/又はより速い点火時間を有する傾向にあり、これが、火炎温度に耐えるように設計されていない燃焼器システムの一部で過早燃焼を引き起こすおそれがある。本明細書で使用する場合に、「天然ガス」という用語は、主としてメタン(CH)と、それに限定されないがエタン(C)、ブタン(C10)、プロパン(C)、二酸化炭素(CO)、窒素(N)、ヘリウム(He)、硫化水素(HS)、又はそれらの組合せのようなその他のものの1つ或いはそれ以上とを含む気体燃料を意味する。天然ガスよりも低反応性の燃料(例えば、一酸化炭素又は二酸化炭素又は窒素又はそれらの組合せのより高い濃度を有する燃料)の場合には、火炎速度が遅いことにより、ネットフローがその正常安定ゾーンから下流方向に火炎を吹き飛ばしかつ該火炎を消滅させる可能性があるような吹消えを引き起こすおそれがある。燃焼器内での総滞留時間があまりに短い場合には、燃焼が完了しないおそれがある。その場合には、排気内に、未燃燃料又は過度な一酸化炭素が存在するおそれがある。
燃料ストリームの反応性成分を変更すること、従って異なる段で噴射される燃料組成を変化させることによって、多段燃焼の有効性を高めることができる。例えば、より高反応性の燃料の幾つかは、燃焼器の第2段において導入して、第2の燃料が迅速に燃焼しかつ滞留時間を最小にするようにすることができる。従って、より低反応性の燃料は、燃焼器の第1ゾーンに移動させて、燃焼器内での第1の燃料の滞留時間を増加させることによって完全燃焼を可能にすることができる。
加えて、窒素及び二酸化炭素のような不活性物質は、熱制御のために第2段において導入することができる。例えば、窒素は、第2段において導入して噴射器を冷却するのに役立てることができる。
1つの実施形態では、第1の燃料は、第2の燃料よりも高い炭素含有量を有する。別の実施形態では、第2の燃料は、第1の燃料よりも高い水素含有量を有する。より具体的な実施例では、第1の燃料は、天然ガス又は一酸化炭素又は水素又は窒素の1つ或いはそれ以上を含み、また第2の燃料は、水素又はメタン又はメタンより大きい炭化水素又は天然ガスの1つ或いはそれ以上を含む。燃料源の数は必ずしも2つに限定されないことに注目されたい。幾つかの実施形態では、燃焼システムは、2つより多い燃料源を含むことができる。また、多段燃焼は、軸方向多段化するか、又は半径方向に多段化するか、又は幾つかのその他の形態として構成することができる。
幾つかの実施形態では、第2の噴射器は、第1段からの燃焼生成物のストリーム内に設置することができる。ガスタービン内で多段燃焼システムを使用する1つの実施形態では、第2の噴射器は、タービン入口セクション内に又はタービンセクションの第1段翼形部上に設置することができる。この実施形態では、燃焼システムは、吸気セクションと、吸気セクションの下流の圧縮機セクションと、第1の噴射器を使用する第1段を有する燃焼器セクションと、第2の噴射器を使用しかつ第1段の下流に設置されて第1段の燃焼生成物のストリームをさらに燃焼させるようになった第2段と、タービンセクションと、排気セクションとを含むことができる。噴射器は、継手と、燃料混合通路を囲む翼形部形状を形成した壁と、燃料混合通路及び一次燃焼生成物ストリーム間を連通するようになった少なくとも1つの出口とを含む。他の実施形態では、第2の噴射器は、該第2の噴射器が第1段からの燃焼生成物のストリーム内に設置されるように燃焼器の壁の表面上に設置することができる。
次に図2を参照すると、第1の燃料源24は、第1の噴射器12内に供給される第1の燃料26を含む。第2の燃料源30は、第2の噴射器14によって燃焼器内に供給される第2の燃料32を含む。例えば、第1の燃料26は、天然ガスを含むことができ、また第2の燃料32は、約50容量%のメタン及び約50容量%の一酸化炭素を含むことができる。別の実施形態では、第1の燃料26は、天然ガスを含み、また第2の燃料32は、約50容量%のメタン及び約50容量%の水素を含む。
1つの実施形態では、第1及び第2の燃料源の少なくとも1つは、初期燃料を第1の燃料、第2の燃料又はその両方に化学的に分離するようになった燃料分離器を含む。図3の実施形態では、例えば、初期燃料源36によって供給された燃料を化学的に分離するための燃料分離器38が設けられる。この図示した実施形態では、燃料源36に含まれた初期燃料は、第1の燃料40及び第2の燃料44に分離される。第1の燃料40は、第1の噴射器12に輸送され、また第2の燃料44は、第2の噴射器14に輸送される。
燃料源36内の燃料が、約90容量%の水素及び約10容量%の一酸化炭素を含む1つの実施例では、第1の燃料40は、約20容量%の一酸化炭素及び80容量%の水素の混合物を含む一方、第2の燃料44は、約100容量%の水素を含む。この実施形態では、燃料源36内の燃料は、炭素の少なくとも一部分を分離するために事前処理することができる。
別の実施例では、燃料源36内の燃料は、ガス化複合発電で用いられる「合成ガス」のようなガスを含む。本明細書で使用する場合に、「合成ガス」というのは、それに限定されないが、組成が原材料に応じて決まるようになった一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO)及び水素(H)のような気体燃料を含むことができる。例えば、初期燃料は、約40容量%の水素、約40容量%の一酸化炭素及び約20容量%の二酸化炭素を含む組成を有することができ、第1の燃料40は、約33.3容量%の水素及び約66.6容量%の一酸化炭素の混合物を含むことができ、また第2の燃料44は、約50容量%の水素及び約50容量%の二酸化炭素を含むことができる。
燃料源36の燃料が、約50容量%の水素及び約50容量%の一酸化炭素を含む別の実施例では、第1の燃料38は、約100容量%の一酸化炭素を含む一方、第2の燃料44は、約100容量%の水素を含む。
燃料源36内の燃料が約50容量%のメタン及び約50容量%の水素を含むさらに別の実施例では、第1の燃料38は、約80容量%のメタン及び約20容量%の水素の混合物を含む一方、第2の燃料44は、約20容量%のメタン及び約80容量%の水素を含む。
別の実施形態では、第1及び第2の燃料源の少なくとも1つは、燃料改質装置58を含む。例えば、図4を参照すると、初期燃料源50は、燃料51を供給し、燃料51は、燃料経路52及び56に沿って2つの分岐路に分割される。第1の燃料51は、燃料経路52に沿って第1の噴射器12に輸送され、また燃料経路56に沿って、燃料は、改質装置58に通して該燃料を化学的に改質して、第2の噴射器14に第2の燃料60を供給する。1つの実施形態では、改質装置58のような改質装置を使用して、天然ガス又はその他の炭化水素燃料を例えば一酸化炭素及び水素の混合物に改質することができる。初期燃料源50内の燃料51がメタンを含む1つの実施例では、第1の燃料は、メタンを含み、また第2の燃料60は、約10容量%の一酸化炭素、20容量%の水素及び70容量%のメタンの混合物を含む。
別の実施形態では、第1及び第2の燃料源の少なくとも1つは、第1の燃料の少なくとも一部分と別の燃料の少なくとも一部分とを混合する燃料混合器を含む。図5に示すように、第1の燃料源66は、第1の燃料67を含む。第1の燃料67の第1の部分68は、第1の噴射器12内に供給される。第2の燃料源72は、第2の噴射器14内に供給される第2の燃料74を提供する。第2の燃料源72は、付加的燃料源78との組合せである。この図示した実施形態では、混合器80は、第1の燃料の一部分82を付加的燃料84と混合して第2の燃料74を形成する。
第1の燃料67が天然ガスでありまた付加的燃料源78が窒素のような低いエネルギー含量燃料を含む1つの実施例では、第2の燃料74は、50容量%の低いエネルギー含量燃料(窒素のような)及び50容量%の天然ガスを含む。別の実施例では、第1の燃料67が、天然ガスであり、付加的燃料源78が、水素のような高いエネルギー含量燃料を含み、また第2の燃料74が、50容量%の高いエネルギー含量燃料(水素のような)及び50容量%の天然ガスを含む。上述の実施形態では、必要に応じて、第1又は第2の燃料のいずれかと空気を混合することができる。
次に図6を参照すると、燃焼器セクション92を有するタービン内蔵システム用の軸方向多段燃焼器90を全体的に示している。タービン内蔵システムは、米国特許第6,868,676号に詳細に説明されており、この特許は、参考文献として本明細書にその全体を組入れている。燃焼器セクション92は、第1段94と、該第1段94の下流の第2段96とを含む。この図示した実施形態では、第2段96は、第1段94の燃焼生成物のストリーム内に第2段燃料混合気を横方向に噴射するために噴射器98を含む。矢印99は、空気の流入方向を表し、また矢印101は、タービンセクションへの排気の排出方向を表している。図示していないが、タービン内蔵システムはまた、吸気セクションと、吸気セクションの下流の圧縮機セクションと、タービンセクションと、排気セクションとを含むことができる。燃焼器セクション92は、複数の円周方向に間隔を置いて配置された燃焼器90の円形配列を含むことができる。燃料/空気の混合気は、各燃焼器90内で燃焼して高温のエネルギーガス流を生成し、このガス流は、移行部品100を通って流れてタービンセクション(図示せず)の第1段翼形部102にガスを流すようにする。本方法は、円形燃焼器システム及び環状燃焼器システムを含むがそれらシステムに限定されない異なる燃焼器システムと関連させて用いることができることを意図している。幾つかの実施形態では、燃焼器セクション92の第1段94に加圧空気を送給して、複数の燃焼器90の各々の一次反応ゾーン104内で燃料混合物と結合させかつ該燃料混合物を燃焼させるようにすることができる。1つの実施形態では、噴射器98は、例えばタービンセクションの第1段翼形部102のようなタービンセクションに設けることができる。
本明細書では本発明の特定の特徴のみを図示しかつ説明してきたが、当業者には多くの修正及び変更が想起されるであろう。従って、特許請求の範囲は、全てのそのような修正及び変更を本発明の技術思想の範囲内に属するものとして保護しようとするものであることを理解されたい。
10 多段燃焼システム
12 第1の噴射器
14 第2の噴射器
16 入口ポート
18 出口ポート
20 第1段
22 第2段
24 第1の燃料源
26 第1の燃料
32 第2の燃料
36 初期燃料源
38 燃料分離器
40 第1の燃料
44 第2の燃料
50 燃料源
51 燃料
52 燃料経路
56 燃料経路
58 燃料改質装置
66 第1の燃料源
67 第1の燃料
68 第1の部分
72 第2の燃料源
74 第2の燃料
78 燃料源
80 混合器
82 部分
84 燃料
90 軸方向多段燃焼器
92 燃焼器セクション
94 第1段
96 第2段
98 噴射器
99 矢印
100 移行部品
101 矢印
102 第1段翼形部
104 一次反応ゾーン

Claims (10)

  1. 多段燃焼システム(10)であって、
    第1の化学組成を有する第1の燃料を供給するための第1の燃料源と、
    第1段において前記第1の燃料を噴射するための第1の噴射器(12)と、
    第2の化学組成を有する第2の燃料であって、前記第1の化学組成における水素、一酸化炭素、炭化水素又は2種以上の炭化水素の組合せの1以上の相対反応濃度が、前記第2の化学組成の相対反応濃度とは異なる第2の燃料を供給するための第2の燃料源と、
    第2段において、前記第1の噴射器(12)の下流で前記第1段の燃焼生成物の流れに前記第2の燃料を噴射するように配置された第2の噴射器(14)と
    を含む、多段燃焼システム(10)。
  2. 前記第1及び第2の燃料の一方が方よりも応性が高い、請求項1記載の多段燃焼システム(10)。
  3. 前記第1及び第2の燃料の一方が方よりも高いエネルギー含量を有する、請求項1記載の多段燃焼システム(10)。
  4. 前記第1の燃料が、前記第2の燃料よりも高い炭素含有量を有する、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の多段燃焼システム(10)。
  5. 前記第2の燃料が、前記第1の燃料よりも高い水素含有量を有する、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の多段燃焼システム(10)。
  6. 前記第1及び第2の噴射器(12、14)が、軸方向に多段化されている、請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の多段燃焼システム(10)。
  7. 前記多段燃焼システムがガスタービンにおける燃焼システムである、請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の多段燃焼システム(10)。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載の多段燃焼システム(10)において多段燃焼させる方法であって、
    第1段において、第1の燃料を導入するステップと、次に
    第2段において、水素、一酸化炭素、炭化水素又は以上の炭化水素の組合せの1以上の濃度が前記第1の燃料の相対反応性化学組成とは異な相対反応性化学組成を有する第2の燃料を導入するステップと
    含む、方法。
  9. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載の多段燃焼システム(10)において多段燃焼させる方法であって、
    初期燃料を分離器に導入して、該初期燃料を化学的に分離して第1の燃料及び第2の燃料を該第1の燃料が該第2の燃料よりも低反応性となるように形成するステップと、
    第1段において前記第1の燃料を導入するステップと、次に
    第2段において前記第2の燃料を導入するステップと
    含む、方法。
  10. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載の多段燃焼システム(10)において多段燃焼させる方法であって、
    第1の燃料を第1の部分第2の部分に分割するステップと、
    第1段において前記第1の燃料の第1の部分を導入するステップと、
    前記第1の燃料の第2の部分を付加的燃料と混合して、第1の燃料りも反応性の低い第2の燃料を形成するステップと、次に
    第2段において前記第2の燃料を導入するステップと
    含む、方法。

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