JP5619440B2 - 筋力トレーニング椅子 - Google Patents
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Description
図1は筋力トレーニング椅子の第1実施例を示す側面図(トレーニングユニットを格納した状態)、図2及び図3は前記トレーニングユニットを使用する状態を示す側面図、図4は前記トレーニングユニットを使用する状態を示す正面図である。
第1実施例で示す筋力トレーニング椅子は、被験者が筋肉を鍛える際に椅子部Aの座部10に座った状態でレッグエクステンション機能を有するトレーニングユニットBを格納位置(図1参照)から使用位置(図2・図4参照)に引き出してセッティングすることを特徴とする。これにより、椅子に座ってからトレーニングBを引き出すことが可能になり、高齢者や介護認定者などが楽にトレーニングを実施することができる。
トレーニングユニットBは、座部10の前方側の下面中央部分に回転軸20を介して支持部21が取り付けられており、支持部21は所定の格納位置から所定の使用位置の範囲内で上下方向に回動可能であり、それぞれの所定位置でストッパーなどの係止手段(図示省略)を用いて係止される。支持部21の先端部には、回転軸22を介してアーム部23が取り付けられており、アーム部23は上下方向に回動可能となっている。アーム部23の先端部には、被験者下肢に当接する押当部24が取り付けられ、アーム部23には被験者が筋肉を鍛える際に負荷をかける油圧シリンダーなどの負荷手段30が連結されている。
上記筋力トレーニング椅子を使用する際、被験者は座部10に座った状態でトレーニングユニットBを引き出して使用位置(図2・図4参照)にセッティングすることができる。そして、被験者が下肢に当接する押当部24を前方に移動させると(図3参照)、負荷手段30が前方に伸びて負荷がかかり大腿四頭筋が鍛えられる。トレーニングが終了した後は、被験者は座部10に座った状態でトレーニングユニットBを椅子部Aの下側の格納位置(図1参照)に格納することができる。
図5は筋力トレーニング椅子の第2実施例を示す側面図(トレーニングユニットを格納した状態)、図6及び図7は前記トレーニングユニットを使用する状態を示す側面図、図8は前記トレーニングユニットを使用する状態を示す正面図である。
第2実施例で示す筋力トレーニング椅子は、第1実施例と同様に被験者が筋肉を鍛える際に椅子部Aの座部40に座った状態でレッグエクステンション機能を有するトレーニングユニットBを格納位置(図5参照)から使用位置(図6・図8参照)に引き出してセッティングすることを特徴とする。これにより、椅子に座ってからトレーニングBを引き出すことが可能になり、高齢者や介護認定者などが楽にトレーニングを実施することができる。
トレーニングユニットBは、左右独立型で構成されおり、椅子部Aの前方側に突出した左右の脚部41の先端部に回転軸50を介して左右のアーム部51が取り付けられており、左右のアーム部51はそれぞれ独立して上下方向に回動可能であり、所定の格納位置でロックピンなどの係止手段(図示省略)を用いてそれぞれが係止される。左右のアーム部51の先端部には、被験者下肢に当接する左右の押当部52が取り付けられ、左右のアーム部51には被験者が筋肉を鍛える際に負荷をかける油圧シリンダーなどの負荷手段60がそれぞれ連結されている。
上記筋力トレーニング椅子を使用する際、被験者は座部40に座った状態でトレーニングユニットBを引き出して使用位置(図6・図8参照)にセッティングすることができる。そして、被験者が下肢に当接する押当部52を前方に移動させると(図7参照)、負荷手段60が前方に伸びて負荷がかかり左右の大腿四頭筋が鍛えられる。トレーニングが終了した後は、被験者は座部40に座った状態でトレーニングユニットBを椅子部Aの下側の格納位置(図5参照)に格納することができる。
図9は筋力トレーニング椅子(第1実施例)にショルダープレス用トレーニングユニットを配置した例を示す側面図である。
トレーニングユニットCは、図9に示すように筋力トレーニング椅子の後方に配置される基台101と、筋力トレーニング椅子の後脚部に嵌め合わせて固定する嵌合部102と、基台101の上に設置される柱部100と、被験者が両手でつかみ上下方向に回動可能に取り付けられるアーム部103と、アーム部103に連結される負荷手段104とから構成されている。
上記トレーニングユニットCを配置した筋力トレーニング椅子を使用する場合、被験者が上半身の筋肉を鍛える際には椅子部Aの座部に座った状態でショルダープレスのトレーニングを行うことができる。
なお、上記トレーニングユニットCを配置する筋力トレーニング椅子は、第1実施例に限定されるものではなく、第2実施例や後述する第5実施例にも適用できる。
図10は筋力トレーニング椅子(第2実施例)にショルダープレス用トレーニングユニットを固定した例を示す側面図である。
トレーニングユニットCは、図10に示すように筋力トレーニング椅子の背もたれ部に固定される固定110と、被験者が両手でつかみ上下方向に回動可能に取り付けられるアーム部111と、アーム部111に連結される負荷手段112とから構成されている。
上記トレーニングユニットCを配置した筋力トレーニング椅子を使用する場合、被験者が上半身の筋肉を鍛える際には椅子部Aの座部に座った状態でショルダープレスのトレーニングを行うことができる。
なお、上記トレーニングユニットCを配置する筋力トレーニング椅子は、第2実施例に限定されるものではなく、第1実施例や後述する第5実施例にも適用できる。
図11は筋力トレーニング椅子のトレーニングユニットの変形例を示す一部拡大側面図(トレーニングユニットを格納した状態)、図12及び図13は前記トレーニングユニットを使用する状態を示す一部拡大側面図である。
第5実施例で示す筋力トレーニング椅子は、被験者が筋肉を鍛える際に椅子部Aの座部70に座った状態でレッグプレス機能を有するトレーニングユニットBを格納位置(図11参照)から使用位置(図12参照)に引き出してセッティングすることを特徴とする。これにより、第1実施例及び第2実施例と同様に椅子に座ってからトレーニングBを引き出すことが可能になり、高齢者や介護認定者などが楽にトレーニングを実施することができる。
トレーニングユニットBは、座部70の下面中央部分にスライド溝71を介して支持部80が取り付けられており、支持部80は所定の格納位置から所定の使用位置の範囲内で前後方向にスライド可能であり、それぞれの所定位置でストッパーなどの係止手段(図示省略)を用いて係止される。
支持部80の内部には、前後方向にスライドするアーム部82が取り付けられ、アーム部82の先端部には、被験者足裏に当接する押当部81が取り付けられ、アーム部82には被験者が筋肉を鍛える際に負荷をかける負荷手段(図示省略)が連結されている。
上記筋力トレーニング椅子を使用する際、被験者は座部70に座った状態でトレーニングユニットBを引き出して使用位置(図12参照)にセッティングすることができる。そして、被験者が足裏に当接する押当部81を前方に蹴りだして移動させると(図13参照)、負荷手段(図示省略)が前方に伸びて負荷がかかり大腿四頭筋が鍛えられる。トレーニングが終了した後は、被験者は座部70に座った状態でトレーニングユニットBを椅子部Aの下側の格納位置(図11参照)に格納することができる。
なお、筋力トレーニング椅子にリクライニング機能を備えておくことにより、被験者は体を寝かした状態でくつろぎながらレッグプレスのトレーニングができる。
B トレーニングユニット
C トレーニングユニット
10 座部
20 回転軸
21 支持部
22 回転軸
23 アーム部
24 押当部
30 負荷手段
40 座部
41 脚部
50 回転軸
51 アーム部
52 押当部
60 負荷手段
70 座部
71 スライド溝
80 支持部
81 押当部
82 アーム部
100 柱部
101 基台
102 嵌合部
103 アーム部
104 負荷手段
110 固定部
111 アーム部
112 負荷手段
Claims (4)
- 本来の腰掛機能を備えた椅子部と、被験者が座る前記椅子部の座部の下方に格納できるように取り付けられるトレーニングユニットとを有する筋力トレーニング椅子において、前記トレーニングユニットは前記座部の前方側の下面中央に回転軸により取り付け格納位置から使用位置の範囲内で上下方向に回動する支持部と、前記支持部の先端部に回転軸により取り付け上下方向に回動するアーム部と、前記アーム部の先端部に取り付け被験者下肢に当接する押当部と、前記アーム部に連結して被験者が筋肉を鍛える際に負荷をかける負荷手段とから構成され、被験者が筋肉を鍛える際に前記椅子部の座部に座った状態で前記トレーニングユニットを格納位置から使用位置にセッティングして被験者が下肢に当接する前記押当部を前方に移動させると前記負荷手段が前方に伸びて負荷がかかり大腿四頭筋が鍛えられることを特徴とした筋力トレーニング椅子。
- 本来の腰掛機能を備えた椅子部と、被験者が座る前記椅子部の座部の下方に格納できるように取り付けられるトレーニングユニットとを有する筋力トレーニング椅子において、前記トレーニングユニットは前記椅子部の前方側に突出した左右の脚部の先端部に回転軸により取り付け上下方向に回動する左右のアーム部と、前記各アーム部の先端部に取り付け被験者下肢に当接する押当部と、前記各アーム部に連結して被験者が筋肉を鍛える際に負荷をかける負荷手段とから構成され、被験者が筋肉を鍛える際に前記椅子部の座部に座った状態で前記トレーニングユニットを格納位置から使用位置にセッティングして被験者が下肢に当接する前記押当部を前方に移動させると前記負荷手段が前方に伸びて負荷がかかり大腿四頭筋が鍛えられることを特徴とした筋力トレーニング椅子。
- 前記椅子部の後方にショルダープレスのトレーニングを行うことができるトレーニングユニットを配置し、前記トレーニングユニットは筋力トレーニング椅子の後方に配置される基台と、筋力トレーニング椅子の後脚部に嵌め合わせて固定する嵌合部と、前記基台の上に設置される柱部と、被験者が両手でつかみ上下方向に回動可能に取り付けられるアーム部と、前記アーム部に連結される負荷手段とから構成されていることを特徴とした請求項1又は請求項2に記載の筋力トレーニング椅子。
- 前記椅子部の背もたれ部にショルダープレスのトレーニングを行うことができるトレーニングユニットを固定し、前記トレーニングユニットは筋力トレーニング椅子の背もたれ部に固定される固定部と、被験者が両手でつかみ上下方向に回動可能に取り付けられるアーム部と、前記アーム部に連結される負荷手段とから構成されていることを特徴とした請求項1又は請求項2に記載の筋力トレーニング椅子。
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