JP5614664B1 - 電柱切断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤソーを用いた電柱切断方法に関し、特にコンクリート電柱等の高配筋コンクリート中空構造物を切断する際に、切断面内でワイヤソーの折れ曲がりを防止することによってワイヤソーが損傷しないようにした電柱切断方法を提供する。【解決手段】ワイヤソーの走行方向を正逆両方向に交互に切り替えることによって、ワイヤソーが損傷するような折れ曲がりを生じさせないようにしたことにより、ワイヤソーの折れ曲がりを防止することによってワイヤソーが損傷しないようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤソーを用いた電柱切断方法に関し、特にコンクリート電柱等の高配筋コンクリート中空構造物を切断する際に生じ易いワイヤソー損傷の対策を目的とする電柱切断方法に関する。
コンクリート電柱等の高配筋コンクリートの中空構造物を切断する場合、図3に示すように、矢印で示すワイヤソー2の走行方向に対し進入側C1よりも出口側C2が先に切断され易く、切断面内でワイヤソー2が折れ曲がる状態となり、ワイヤソー2の損傷を招きやすくなる。
また、従来の技術として特許文献1を参照すると、この文献に記載の切断方法及び切断装置は、一対のガイドプーリの位置を移動することで切断対象物との接触角度を種々に変化させ、切断対象物に対して小さい接触面積で切断することにより、ワイヤソーが損傷しないようにしている。
特開2009−101542
上記の文献に記載された技術は、左右の走行レールに沿って移動する一対のガイドプーリを設け、ワイヤソーが折れ曲がる状態を回避することによってワイヤソーの損傷を防止するようにしているが、左右の走行レール等を設置するのに必要な余地を確保する等の理由で、装置の適用環境が制限されるという欠点があった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、ワイヤソーを用いた電柱切断方法に関し、特にコンクリート電柱等の高配筋コンクリート中空構造物を切断する際に、切断面内でワイヤソーの折れ曲がりを防止することによってワイヤソーが損傷しないようにした電柱切断方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の電柱切断方法は、ワイヤソーを用いて電柱を切断する方法において、電柱に対して垂直方向に張り出させたガイド部材を締結部材で固定し、ガイド部材に沿って移動する駆動プーリに掛けたワイヤソーを電柱の外周に巻き掛けた状態にして、駆動プーリを回転させながら電柱から離れた方向に移動させることによって電柱を切断すると共に、ワイヤソーの走行方向を正逆両方向に交互に切り替えることによってワイヤソーが損傷するような折れ曲がりを生じさせないようにしたことを特徴とする。
上記の本発明によれば、電柱等の切断面でワイヤソーが折れ曲がる前に走行方向を切り替えることを繰り返すことによって、ワイヤソーが損傷に至るような折れ曲がりを生じさせずに、切断を完了することが可能となる。従って、ワイヤソーの折れ曲がりを防止するためのガイドプーリ等を必要とせず、電柱切断装置の小型化及び簡易化が可能となり、現場での適用範囲を拡大することが可能となる。
本発明の実施例における引き切り切断工法に係る電柱切断装置であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明の実施例における引き切り切断工法に係る電柱切断装置の斜視図である。 本発明の実施例に係る引き切り切断工法によって電柱を切断している状況を示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の実施例における引き切り切断工法の一実施形態によって電柱を切断している状況を示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の実施例における引き切り切断工法の他の実施形態によって電柱を切断している状況を示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の実施例における引き切り切断工法の他の実施形態によって電柱を切断している状況を示す断面図である。
本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本発明の電柱切断方法に係る実施形態の一例を図1(a)、(b)に示す。この図に示す切断装置1は、引き切り切断工法に係るものであり、駆動プーリ3に掛けたワイヤソー2を電柱Dの外周に巻き掛けた状態にして、駆動プーリ3を回転させながら電柱Dから離れる方向に移動させることによって電柱Dを切断するようにしている。
上記の図1(a)、(b)に示す切断装置の具体的な実施形態を図2の斜視図に示すと、電柱Dに対して垂直方向に張り出させたガイド部材6をチェーン等の締結部材5で固定し、ガイド部材6に沿って設けた案内ギヤ7に歯合して移動する駆動ギヤ(不図示)を内蔵したギヤボックスを設ける。このギヤボックスの駆動ギヤ(不図示)はアクチュエータによって駆動されると共に、駆動プーリ3はモータ4で回転駆動することが可能である。
上記の電柱切断装置を用いた切断方法において、駆動プーリ3の回転方向が一定の場合、ワイヤソー2の走行方向も一方向となり、図3に示すように、電柱Dの切断面内におけるワイヤソー2の進入側C1よりも出口側C2が先に切断され、電柱Dの切断面内でワイヤソー2が大きな角度で折れ曲がる状態となる。
そこで、上記の電柱切断装置において、本発明の電柱切断方法である、ワイヤソー2の走行方向を正逆両方向に交互に切り替えるため、駆動プーリ3の回転方向を切り替えることが可能なモータ4を使用し、ワイヤソー2の折れ曲がり状態を確認しながら回転方向の逆転を繰り返すようにする。ワイヤソー2の走行方向を切り替えることにより、ワイヤソー2を損傷させるような折れ曲がりを生じさせずに電柱Dの切断を完了することが可能となる。
ワイヤソー2の走行方向の切り替えについては、切り替え時間を設定することでワイヤソー2の走行方向を正逆両方向に交互に切り替えることが可能となる。
なお、切り替え時間については、コンクリート柱等の径や配筋量などの条件によって目安となる時間が設定されており、切断対象のコンクリート柱に合わせて適当な設定時間でワイヤソー2の走行方向の正逆を切り替えることが可能である。
また、走行方向の切り替え操作を、ワイヤソーの折れ曲がりセンサー(不図示)を設けたり、駆動プーリ間の左右におけるワイヤソーの張力差を計測するセンサー(不図示)を設けて自動化しても良く、また、目視で折れ曲がり状態を確認しながら手動で切り替え操作を行っても良い。
なお、図4(a)は、本実施例に係る引き切り工法の一実施形態であり、上記の図1又は図2に示す電柱切断装置のように、駆動プーリ3に掛けたワイヤソー2を電柱Dの遠方側の外周に巻き掛けた状態にする。そして、駆動プーリ3を電柱Dから遠ざかる方向へ移動すると、図4(b)に示すように、電柱Dの切断面内におけるワイヤソー2の進入側C1よりも出口側C2が先に切断され、電柱Dの切断面内でワイヤソー2が大きく折れ曲がる状態となる。
そこで、ワイヤソー2の走行方向を反対方向へ交互に切り替えることによって、図4(c)に示すように、ワイヤソー2を損傷するような折れ曲がりをなくし、このようなワイヤソー2の走行方向の切り替えを繰り返すことによって電柱Dの切断を完了することが可能となる。
また、図5(a)は、本実施例に係る引き切り工法の他の実施形態であり、電柱Dの両側に固定プーリ9、9を設け、駆動プーリ3に掛けたワイヤソー2を両側のプーリ9、9に掛けると共に電柱Dの遠方側の外周に巻き掛けた状態にし、駆動プーリ3を電柱Dから遠ざかる方向へ移動する。
この場合もまた、図5(b)に示すように、電柱Dの切断面内におけるワイヤソー2の進入側C1よりも出口側C2が先に切断され、電柱Dの切断面内でワイヤソー2が大きく折れ曲がる状態となる。そこで、ワイヤソー2の走行方向を反対方向へ交互に切り替えることによって、図5(c)に示すように、ワイヤソー2を損傷するような折れ曲がりを生じさせずに電柱Dの切断を完了することが可能である。
さらに、図6(a)は、本実施例に係る引き切り工法の他の実施形態であり、電柱Dの両側にプーリ9、9を設け、駆動プーリ3に掛けたワイヤソー2を両側のプーリ9、9に掛けると共に、電柱Dの手前側の外周に巻き掛けた状態にして、駆動プーリ3を電柱Dから遠ざかる方向へ移動する。
この場合もまた、図6(b)に示すように、電柱Dの切断面内におけるワイヤソー2の進入側C1よりも出口側C2が先に切断され、電柱Dの切断面内でワイヤソー2が大きく折れ曲がる状態となる。そこで、ワイヤソー2の走行方向を反対方向へ交互に切り替えることによって、図6(c)に示すように、ワイヤソー2を損傷するような折れ曲がりを生じさせずに電柱Dの切断を完了することが可能となる。
本発明の電柱切断方法は、ワイヤソーを用いた電柱切断方法に関し、特にコンクリート電柱等の高配筋コンクリート中空構造物を切断する際に、切断面内でワイヤソーの折れ曲がりを防止することによってワイヤソーが損傷しないようにした電柱切断方法として利用可能である。
1 電柱
2 ワイヤソー
3 駆動プーリ
4 モータ
5 締結部材
6 ガイド部材
7 案内ギヤ
9 固定プーリ
D 電柱

Claims (2)

  1. ワイヤソーを用いて電柱を切断する方法において、電柱に対して垂直方向に張り出させたガイド部材を締結部材で固定し、ガイド部材に沿って移動する駆動プーリに掛けたワイヤソーを電柱の外周に巻き掛けた状態にして、駆動プーリを回転させながら電柱から離れた方向に移動させることによって電柱を切断すると共に、ワイヤソーの走行方向を正逆両方向に交互に切り替えることによってワイヤソーが損傷するような折れ曲がりを生じさせないようにしたことを特徴とする電柱切断方法。
  2. ワイヤソーの走行方向を、設定時間により正逆の走行方向が切り替え可能なことを特徴とする請求項1に記載の電柱切断方法。
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