JP5614038B2 - 無線通信システム - Google Patents

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この発明は、スマートエントリー用の車載無線通信装置及び携帯通信機に関する。
近年、一部の自動車等車両(以下、単に「車両」という)には、メカニカルキーを用いずに、小型の無線端末(以下、「携帯通信機」と呼ぶ)を車両の近くや車室内に持ち込むだけで、ドアの施解錠を行ったり、エンジンのスタートを許容したりできる便利なシステムが搭載されている。このようなシステムの呼び方は様々であり、例えば、スマートエントリーシステム(登録商標)やインテリジェントキーシステムなどと呼ばれる。以下、本明細書ではこのようなシステムをスマートエントリーシステムと呼ぶ。
スマートエントリー(システム)用に車両に搭載される車載無線通信装置として例えば特許文献1に開示された無線端末位置検出装置が挙げられる。この無線端末位置検出装置は、各々の通信可能エリアの一部が重複するように配置されたn 個の送信アンテナからリクエスト信号を送信し、そのリクエスト信号に応答して携帯通信機から返送されるアンサー信号に基づいて、上記携帯通信機の位置を検出する無線端末位置検出装置において、一つのリクエスト信号をn 分割する分割手段と、各分割部を前記n 個の送信アンテナに振り分けて各送信アンテナから順次に送信する振り分け送信手段とを備えて構成されている。
また、特許文献1に開示された無線端末位置検出方法は、各々の通信可能エリアの一部が重複するように配置されたn 個の送信アンテナからリクエスト信号を送信し、そのリクエスト信号に応答して携帯通信機から返送されるアンサー信号に基づいて、上記携帯通信機の位置を検出する無線端末位置検出方法において、一つのリクエスト信号をn 分割する分割ステップと、各分割部を前記n 個の送信アンテナに振り分けて各送信アンテナから順次に送信する振り分け送信ステップとを含んで実行されている。
特開2005−76329号公報
上述した特許文献1に開示された装置及び方法では、送信アンテナからn個のリクエスト信号を順次送信し、そのリクエスト信号に応答して携帯通信機から返送されるアンサー信号を順次返信して行っており、携帯通信機の位置を検出すべくn回のリクエスト信号,アンサー信号の送受信を行う必要があるため、位置検出に時間を要する結果、応答性が悪いという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、携帯通信機の所在の判断を速やかに行うことができる車載無線通信装置及びそれに対応する携帯通信機並びにこれらから構成される無線通信システムを得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載の無線通信システムは、車載無線通信装置と携帯通信機との間で無線通信することで前記携帯通信機の所在の判断を行って車両に関する制御動作を行う無線通信システムであって、前記車載無線通信装置は、第1の通信可能領域有する第1の送信信号を送信する第1の送信機構と、第2の通信可能領域を有する第2の送信信号を前記第1の送信信号と同時にする送信する第2の送信機構とを備え、前記第1の通信可能領域は、車両内の共通内部領域及び車両外の第1の外部領域を含み、前記第2の通信可能領域は、前記共通内部領域及び前記第1の外部領域と重複しない車両外の第2の外部領域を含み、前記携帯通信機は、前記第1及び第2の送信信号を受ける受信機構と、前記受信機構における前記第1及び第2の送信信号の受信状況に基づき、前記第1及び第2の送信信号の一方のみを正常に受信する正常受信、第1及び第2の送信信号の双方を競合して受信する競合受信、並びに第1及び第2の送信信号の双方の無受信を識別可能な携帯通信機用制御部と、前記携帯通信機用制御部による制御下で、少なくとも前記正常受信及び前記競合受信を指示する返信信号を前記車載無線通信装置に送信する送信機構とを備え、前記車載無線通信装置は、前記返信信号を受け、前記返信信号の指示内容に基づき車両に関する制御動作を実行する通信装置用制御部をさらに備えている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の無線通信システムであって、第1の送信信号は共通データ部分と第1の固有データ部分とを含み、第2の送信信号は前記共通データ部分と前記第1の固有データ部分と異なる第2の固有データ部分とを含み、前記携帯通信機用制御部は、前記共通データ部分と前記第1及び第2の固有データ部分の一方とを正常に受信した場合に前記正常受信と判断し、前記共通データ部分のみを正常に受信した場合に前記競合受信と判断している
また、請求項3の発明は、請求項1あるいは請求項2記載の無線通信システムであって、前記第1及び第2の送信機構のうち少なくとも一つは、前記共通内部領域を調整する領域調整機能を有している。
この発明における請求項1記載の無線通信システムにおける車載無線通信装置によれば、第1及び第2の送信機構により、第1及び第2の送信信号は同時に送信される。そして、第1の送信信号の第1の通信可能領域は、車両内の共通内部領域及び車両外の第1の外部領域を含み、第2の送信信号の第2の通信可能領域は、上記共通内部領域及び上記第1の外部領域と重複しない車両外の第2の外部領域を含んでいる。
したがって、第1及び第2の送信信号のうち一方のみが正常に受信される領域は必ず第1及び第2の外部領域のいずれかであり、第1及び第2の送信信号のうち双方が競合受信される領域は必ず共通内部領域となる。
一方、請求項1記載の無線通信システムにおける携帯通信機において、携帯通信機用制御部は、第1及び第2の送信信号の一方のみを正常に受信する正常受信、第1及び第2の送信信号の双方を競合して受信する競合受信を識別可能であり、送信機構は少なくとも上記正常受信及び上記競合受信を指示する返信信号を上記車載無線通信装置に送信可能である。このため、第1及び第2の送信信号を用いた車載通信無線装置と携帯通信機との間の1回の送受信により、自身の所在(車両内,車両外)を上記車載無線通信装置に認識させることができる。
したがって、携帯通信機の所在の判断を速やかに行うことが可能な車載無線通信装置を得ることができるとともに、無線通信システムとして必要な自身の所在の判断を速やかに行うことが可能な携帯通信機を得ることができる効果を奏する。
さらに、請求項1記載の無線通信システムにおける車載無線通信装置は、携帯通信機からの返信信号の有無及びその内容に基づき、携帯通信機の所在の判断を速やかに行いながら、通信装置用制御部により適切な車両に関する制御動作を行うことができる効果を奏する。
請求項2記載の無線通信システムにおける車載無線通信装置の第1及び第2の送信信号は上記のように構成されるため、携帯通信器において第1及び第2の送信信号に対する以下の識別処理が可能となる。
すなわち、上記共通データ部分に加え上記第1及び第2の固有データ部分の一方とを正常に受信した場合に上記正常受信と判断し、上記共通データ部分のみを正常に受信した場合に上記競合受信と判断する。
その結果、携帯通信機の所在の判断を正確に行うことが可能な車載無線通信装置を得ることができる。
加えて、携帯通信機用制御部は、上記共通データ部分と上記第1及び第2の固有データ部分の一方とを正常に受信した場合に上記正常受信と判断し、上記共通データ部分のみを正常に受信した場合に上記競合受信と判断する。
その結果、無線通信システムとして必要な自身の所在の判断を正確に行うことが可能な携帯通信機を得ることができる効果を奏する。

請求項3記載の無線通信システムにおける車載無線通信装置の第1及び第2の送信機構のうち少なくとも一つは領域調整機能を有するため、共通内部領域を比較的大きく変化させて共通内部領域の設定内容の細分化を図ったり、共通内部領域を微変化させて共通内部領域の精度を高めたりすることができる。
この発明の実施の形態である車載無線通信装置の送信アンテナ配置構成を示す説明図である。 携帯通信機の所在位置に基づく本実施の形態の車載無線通信装置の送信アンテナ,携帯通信機間の通信状態を表形式で示す説明図である。 車載無線通信装置及び携帯通信機からなる本実施の形態の無線通信システムの構成を示す説明図である。 車載無線通信装置の送信用のアンテナ及び携帯通信機の受信用のLFアンテナの構成を示す説明図である。 本実施の形態のスマートエントリー用無線通信システムにおける携帯通信機の位置検出方法を示すフローチャートである。 図4で示した送信アンテナコイルにおける各種パラメータを模式的に示す説明図である。 図4で示した送信アンテナコイルにおけるコア長とコア断面面積とによる電力増大方向を示すグラフである。 従来のスマートエントリー用車載無線通信装置としての一般的な送信アンテナ配置例を示す説明図である。
<車載無線通信装置の送信アンテナ配置>
(本実施の形態の配置)
図1はこの発明の実施の形態である車載無線通信装置20の送信アンテナ配置構成を示す説明図である。
同図に示すように、本実施の形態の車載無線通信装置20は車両10内において、助手席側のサイドドア4近傍に配置された送信用のアンテナ1A、運転席側のサイドドア4近傍に配置された送信用のアンテナ1D、バックドア5近傍に配置された送信用のアンテナ1Bを有している。これらアンテナ1A、1D及び1Bから送信信号SLF1A、送信信号SLF1D及び送信信号SLFアンテナ1Bが同時に送信される。
アンテナ1Aは例えば助手席のサイドドア4のピラー部に設けられる等により、送信信号SLF1Aは車両10の外部領域2AE及び車内領域3を含む無線通信範囲2Aを有している。同様にして、アンテナ1Dは例えば運転席のサイドドア4のピラー部に設けられる等により、送信信号SLF1Dは車両10の外部領域2DE及び車内領域3を含む無線通信範囲2Dを有している。
このように、無線通信範囲2Aと無線通信範囲2Dとは、車両10の外部において外部領域2AE及び外部領域2DE間に重複領域を有さず、車両10の車内領域3を共通内部領域として重複させている。また、無線通信範囲2Aは必要外部通信範囲12Aを含んでおり、無線通信範囲2Dは必要外部通信範囲12Dを含んでいる。なお、アンテナ1A及びアンテナ1Dの送信能力は、車内領域3が実質的に車両10の内の全領域を包含するように設定される。
なお、アンテナ1Bはバックドア5の例えば最後部近傍に設けられる等により、送信信号SLF1Bは車両10の必要外部通信範囲12Bを含む無線通信範囲2Bを有している。
(従来の車載無線通信装置)
図8は従来のスマートエントリー用車載無線通信装置としての一般的な送信アンテナ配置例を示す説明図である。
同図に示すように、従来の車載無線通信装置は車両50内において、車両50の位置検出用に助手席側のサイドドア54近傍に配置されたアンテナ51A、運転席側のサイドドア54近傍に配置されたアンテナ51D、バックドア5近傍に配置されたアンテナ51Bを有している。さらに、従来の車載無線通信装置は車両50の車室内の位置検出用に車室前方及び後方に設けられたアンテナ51F及び51Rを備えている。
アンテナ51Aは例えば助手席のサイドドア54の外部に設けられる等により、車両50の外部に無線通信範囲52Aを有している。同様にして、アンテナ51D及び51Bは例えば運転席のサイドドア54及びバックドア55の外部に設けられる等により、車両50の外部に無線通信範囲52D及び52Bを有している。一方、アンテナ51F及び51Rは車両50の内部に無線通信範囲52F及び52Rを有している。なお、無線通信範囲52A、52D及び52Bが、図1で示した実施の形態1の必要外部通信範囲12A、12D及び12Bに相当する。
このように、従来の車載無線通信装置は車両50の外部並びに内部それぞれの位置検出用に独立したアンテナ51A、51D及び51B、並びに51F及び51Rを設けていた。図8で示す従来の車載無線通信装置は、アンテナ51A、51D、51B、51F及び51Rそれぞれから順次送信される送信信号に対する受信信号(返信信号)の有無により無線通信範囲が無線通信範囲52A、52D、52B、52F及び52Rのいずれかであるかを特定する方式を採用していた。
すなわち、図8で示す従来の車載無線通信装置は、アンテナ51A、51D、51B、51F及び51Rから順次、時間的に重複することなく、送信信号を送信し、これに対する返信信号が確認された時、当該送信信号を送信したアンテナ51(51A、51D、51B、51F及び51Rのいずれか)に対応する無線通信範囲52(52A、52D、52R、52F及び52Rのいずれか)に携帯通信機相当が存在することを認識している。
<受信形態>
図2は携帯通信機30の所在位置に基づく図1で示した車載無線通信装置20の送信用のアンテナ1(1A,1D,1B),携帯通信機30間の通信状態を表形式で示す説明図である。なお、携帯通信機30は車両10のサイドドア4等の鍵の機能を有している。
同図において、「1D外」は無線通信範囲2D内に含まれる外部領域2DEを意味し、「1A外」は無線通信範囲2A内に含まれる外部領域2AEを意味し、「1B外」は無線通信範囲2Bを意味し、「車室内」は無線通信範囲2A及び無線通信範囲2Dの重複領域である車内領域3を意味する。
同図に示すように、携帯通信機30が1D外(外部領域2DE)に存在するとき、アンテナ1D,携帯通信機30間の通信が成立するため、携帯通信機30はアンテナ1Dからの送信信号SLF1Dの正常受信を認識することができる。この場合、無線通信範囲2A及び2B外に携帯通信機30が存在することから、携帯通信機30は送信信号SLF1A及びSLF1Bを全く受信することなく、アンテナ1A及び1Bと携帯通信機30間の通信不成立となるため、アンテナ1D,携帯通信機30間の通信は何ら影響を受けない。
同様にして、携帯通信機30が1A外(外部領域2AE)に存在するとき、アンテナ1A,携帯通信機30間の通信が成立するため、携帯通信機30はアンテナ1Aからの正常受信を認識する。この場合、無線通信範囲2D及び2B外に携帯通信機30が存在することから、携帯通信機30は送信信号SLF1D及びSLF1Bを全く受信することなく、アンテナ1D及び1Bと携帯通信機30間の通信不成立となるため、アンテナ1A,携帯通信機30間の通信は何ら影響を受けない。
同様にして、携帯通信機30が1B外(無線通信範囲2B)に存在するとき、アンテナ1B,携帯通信機30間の通信が成立するため、携帯通信機30はアンテナ1Bからの正常受信を認識する。この場合、無線通信範囲2D及び2A外に携帯通信機30が存在することから、携帯通信機30は送信信号SLF1D及びSLF1Aを全く受信することなく、アンテナ1D及び1Aと携帯通信機30間の通信不成立となるため、アンテナ1B,携帯通信機30間の通信は何ら影響を受けない。
一方、携帯通信機30が車内領域3に存在するとき、車内領域3はアンテナ1D,携帯通信機30間及びアンテナ1A,携帯通信機30間の通信の重複領域であるため、携帯通信機30の受信時に競合が生じ結果的に通信不成立となる。すなわち、携帯通信機30は後述する送信信号SLF1D,送信信号SLF1A間で共通のウェークアップ信号WKPのみ正常受信し、他の信号が競合して受信できない競合受信であると認識する。
<無線通信システム>
図3は車載無線通信装置20及び携帯通信機3からなる本実施の形態の無線通信システムの構成を模試的に示す説明図である。
同図に示すように、車載無線通信装置20はLF(Low Frequency)アンテナ25、UHFアンテナ21、UHF(Ultra High Frequency)帯受信部22、制御部23及びLF帯送信部24から構成され、携帯通信機30はLFアンテナ31、LF帯受信部32、制御部33、UHF帯送信部34及びUHFアンテナ35から構成される。
なお、LFアンテナ25はアンテナ1A、アンテナ1D及びアンテナ1Bの総称として示している。すなわち、実際には、アンテナ1A、アンテナ1D及びアンテナ1Bがそれぞれ独立して存在する。同様にして、LF帯送信部24はアンテナ1A、アンテナ1D及びアンテナ1Bそれぞれに対応して独立して存在するLF帯送信部の総称として示している。
したがって、アンテナ1A及びアンテナ1A用のLF帯送信部24により第1の送信機構が構成され、アンテナ1D及びアンテナ1D用のLF帯送信部24により第2の送信機構が構成され、アンテナ1B及びアンテナ1B用のLF帯送信部24により第3の送信機構が構成される。なお、LF帯送信部24をアンテナ1A、アンテナ1D及びアンテナ1B間に共通に用いる構成で実現することも可能である。
以下、説明の都合上、LF帯送信部24、アンテナ1A、アンテナ1D及びアンテナ1Bの総称であるLFアンテナ25、上記第1〜第3の送信機構の総称として送信機構、送信信号SLF1A、SLF1D及びSLF1Bの総称である送信信号SLFを主に用いて図3の構成を説明する。
車載無線通信装置20から携帯通信機30への通信は125MHz程度の低周波帯の搬送波周波数を利用して行われる。すなわち、制御部23の制御下で動作するLF帯送信部24及びLFアンテナ25からなる送信機構から送信信号SLFが送信される。なお、制御部23は、送信信号SLFは車両10のユーザがサイドドア4に装備されたボタンを押す等により発生するスタート信号STの入力をトリガとしたタイミングで送信信号SLFの送信制御を行う。この際、前述したように、アンテナ1A、アンテナ1D及びアンテナ1Bから送信信号SLF1A、SLF1D及びSLF1Bが同時に送信される。
一方、携帯通信機30から車載無線通信装置20への通信(返信)は315MHz程度の高周波帯の搬送波周波数を利用して行われる。すなわち、携帯通信機30の制御部33の制御下でUHF帯送信部34及びUHFアンテナ35からなる送信機構から返信信号として送信信号SUHFが送信される。
車載無線通信装置20からの送信信号SLFは携帯通信機30のLFアンテナ31及びLF帯受信部32による受信機構により受信可能であり、LF帯受信部32における受信状況(正常受信、競合受信、無受信)を制御部33にて認識する。制御部33は、正常受信あるいは競合受信を認識すると、UHF帯送信部34を制御して正常受信あるいは競合受信を指示する送信信号SUHFをUHFアンテナ35から送信させる制御を行う。一方、制御部33は、無受信の場合、特に制御動作を行わないため、送信信号SUHFが送信されることはない。
携帯通信機30からの送信信号SUHFは車載無線通信装置20のUHFアンテナ21及びUHF帯受信部22よりなる受信機構により受信可能であり、制御部23はUHF帯受信部22において受信された送信信号SUHFの指示内容(正常受信、競合受信)を認識すると、認識結果に応じた車両10に関する制御動作を行う。例えば、送信信号SUHFから競合受信であることを認識すると、携帯通信機30が車内領域3に存在するため、サイドドア4を解錠する制御動作を実行し、サイドドア4を施解錠する等の鍵の機能を有する携帯通信機30の車内領域3内の閉じ込みを確実に防止することができる。
なお、送信信号SUHFは送信信号SLFに比べて送信能力は高いため、UHFアンテナ21及びUHF帯受信部22は、車両10の所定箇所にそれぞれ1つ多くとも2つ設ければ十分である。また、送信信号SUHFが暗号化されている場合は、制御部23は上述した送信信号SUHFの認識に先がけて暗号解読処理を併せて行う。
<LFアンテナ詳細>
図4は車載無線通信装置20の送信用のLFアンテナ25及び携帯通信機30の受信用のLFアンテナ31の構成を示す説明図である。
同図に示すように、LFアンテナ25は抵抗R1、キャパシタC1及び送信アンテナコイルL1の直列接続により構成される。抵抗R1の一端はLF帯送信部24に接続され、送信アンテナコイルL1の一端は接地される。LFアンテナ25はLF帯送信部24より供給される送信電流I24に基づき、送信アンテナコイルL1から電磁誘導現象による磁界を発生させることにより、送信信号SLFを送信する。
LFアンテナ31はLF帯受信部32,接地レベル間に並列に設けられた受信アンテナコイルL2、キャパシタC2及び抵抗R2により構成され、送信信号SLFの受信時にLFアンテナ31における受信アンテナコイルL2及びキャパシタC2による共振回路上に得られた受信電圧をLF帯受信部32にて検出することにより送信信号SLFを受信する。
<携帯通信機30の位置検出方法>
図5は車載無線通信装置20及び携帯通信機30よりなる本実施の形態であるスマートエントリー用無線通信システムにおける携帯通信機30の位置検出方法を示すフローチャートである。
同図において、ステップS11〜S14の処理は車載無線通信装置20内の制御部23の制御下で行われ、ステップS21,S22の処理は携帯通信機30内の制御部33の制御下で行われる。
以下、同図を参照して、図3で示した本実施の形態の無線通信システムによる携帯通信機30の位置検出処理手順を説明する。
まず、ステップS11において、車両10のユーザがサイドドア4に設けられたボタンを押す等によりスタート信号STが車載無線通信装置20の制御部23に入力されると、制御部23はスタート信号STの入力をトリガとしてステップS12以降の処理を開始する。
ステップS12の「送信処理」において、制御部23の制御下でアンテナ1A、アンテナ1D及びアンテナ1Bより送信信号SLF1A、SLF1D及びSLF1Bが同時に送信される。
この際、送信信号SLF1A信号の送信フレームはウェークアップ信号WKP及び識別信号ID1Aにより構成され、送信信号SLF1Dの送信フレームはウェークアップ信号WKP及び識別信号ID1Dにより構成され、送信信号SLF1Bの送信フレームはウェークアップ信号WKP及び識別信号ID1Bからなる信号で構成される。
すなわち、送信信号SLF1A、SLF1D及びSLF1Bとして、互いに共通するウェークアップ信号WKP(共通データ部分)、互いに異なる固有の識別信号ID1A、ID1D及びID1B(第1〜第3の固有データ部分)の順で送信される。この際、少なくとも送信信号SLF1A、SLF1D及びSLF1Bそれぞれのウェークアップ信号WKPの送信タイミングは同一に設定されるため、アンテナ1A、アンテナ1D及びアンテナ1Bから共通のウェークアップ信号WKPが同時に送信された後、識別信号ID1A、ID1D及びID1Bが送信される。
続いて、ステップS21において、携帯通信機30による「受信処理(識別処理)」が実行される。LFアンテナ31より、送信信号SLF1A、SLF1D及びSLF1Bの受信待ち状態である携帯通信機30は、送信信号SLF1A、SLF1D及びSLF1Bの受信状況に基づき3つの受信状態(正常受信、競合受信、無受信)のいずれであるかを認識する。
すなわち、外部領域2AE、外部領域2DEあるいは無線通信範囲2Bに携帯通信機30が存在するとき、送信信号SLF1A、SLF1D及びSLF1Bのいずれか一に対してのみ、ウェークアップ信号WKP及び識別信号ID1(ID1A、ID1DあるいはID1B)を正常に受信した状態となるため、認識した識別信号ID1に基づき、送信信号SLF1A、SLF1D及びSLF1Bのいずれかの正常受信を認識することができる。
一方、車内領域3に携帯通信機30が存在するとき、送信信号SLF1A及びSLF1D双方から競合して受信する状態となる。この場合、車内領域3の受信機構は送信信号SLF1A及びSLF1Dに共通のウェークアップ信号WKPのみ正常に受信可能であり、異なる内容で競合する識別信号ID1A及びID1Bの同時受信は不可能であるため、制御部33は、送信信号SLF1A及び送信信号SLF1Dの競合受信を認識することができる。
さらに、無線通信範囲2A、無線通信範囲2D及び無線通信範囲2Bのいずれにも携帯通信機30が存在しないとき、送信信号SLF1A、SLF1D及びSLF1Bのいずれか全てが受信不能であるため、送信信号SLF1A、SLF1D及びSLF1Bを未だ受信していないため携帯通信機30は待ち状態を維持したままである。この携帯通信機30の待ち状態維持状況を携帯通信機30が無受信を認識した見なすことができる。
その後、ステップS22において、携帯通信機30は、ステップS21の認識結果に基づく「送信処理」を行う。すなわち、(1)ステップS21で受信状態として正常受信あるいは競合受信を認識した場合、認識した受信状態を指示する送信信号SUHFを返信信号として送信し、(2)ステップS21で無受信、すなわち、待ち状態を維持している場合、何もしない。すなわち、送信信号SUHFが送信されることはない(無送信)。
一方、車載無線通信装置20はステップS13において、ステップS22の送信処理に応じた「受信処理(認識処理)」を行う。すなわち、(1)送信信号SUHF信号を受信した場合、受信した送信信号SUHFの指示内容(正常受信、競合受信)を認識し、(2)出力信号S12の送信後から所定期間、送信信号SUHFを受信しなかった場合、携帯通信機30の受信状態が無受信であることを認識する。
その後、ステップS14において、ステップS13の携帯通信機30の受信状態の認識結果に基づき、制御部23の制御下で車両10に関するサイドドア4の解錠等の制御動作を行う。
<効果>
このように本実施の形態の車載無線通信装置20は、LFアンテナ25(アンテナ1A、アンテナ1D及びアンテナ1B)及びLF帯送信部24からなる複数の送信機構により、送信信号SLF1A、SLF1D及びSLF1Bを同時に送信する。そして、送信信号SLF1Aの無線通信範囲2Aは、車両10の共通内部領域である車内領域3及び車両10外の外部領域2AE(第1の外部領域)を含み、送信信号SLF1Dの無線通信範囲2Dは、車内領域3及び外部領域2AEと重複しない車両10の外部領域2DE(第2の外部領域)を含んでいる。
したがって、送信信号SLF1A,SLF1D間において、一の送信信号が正常に受信される領域は必ず外部領域2AE及び外部領域2DEのうちいずれか一方のみであり、送信信号SLF1A,SLF1Dの双方が競合受信される領域は必ず共通の車内領域3となる。
このため、スマートエントリー用の送受信機能を有する所定の携帯通信器に、携帯通信機30のように、送信信号SLF1A,SLF1Dに対し一方のみを正常に受信する正常受信及び双方を競合して受信する競合受信を識別しその識別結果を返信する機能を持たせることにより、以下の効果を奏する。すなわち、送信信号SLF1A,SLF1Dを用いた車載通信無線装置30と所定の携帯通信機との間において1回の送受信により、所定の携帯通信機の所在(車内領域3,車両外)を認識することができる効果を奏する。
以下、この点を詳述する、所望の携帯通信機の所在の認識を図8で示した従来の一般的なアンテナ配置の車載無線通信装置で行う場合、前述したように、一のアンテナからの送信信号に対する受信信号(返信信号)の有無で無線通信範囲を特定する方式で行っている。すなわち、アンテナ51A、51D、51B、51F及び51Rから順次、送信信号を送信し、送信信号に対する返信信号の有無を確認することにより行う必要があるため、5回の送受信によってはじめて携帯通信機の所在(車内領域3,車両外)を認識することができる。
また、特許文献1に開示された無線端末位置検出装置においても前述したようにn回のリクエスト信号,アンサー信号の送受信を行う必要がある。
このように、本実施の形態の車載無線通信装置20は、スマートエントリー用として必要な所定の携帯通信機の所在の判断を速やかに行うことができる効果を奏する。
加えて、送信信号SLF1Aはウェークアップ信号WKP及び識別信号ID1Aから構成され、送信信号SLF1Dはウェークアップ信号WKP及び識別信号ID1Dから構成されるため、携帯通信機30のようにスマートエントリー用の送受信機能を有する所定の携帯通信器において送信信号SLF1A,SLF1Dに対する以下の識別処理が可能となる。
すなわち、制御部33は、上記ウェークアップ信号WKPと識別信号ID1A及びIDIDの一方とを共に正常に受信した場合に上記正常受信と判断し、ウェークアップ信号WKPのみを正常に受信した場合に上記競合受信と判断する。
その結果、本実施の形態の車載無線通信装置20は、スマートエントリー用として必要な携帯通信機30相当の所定の携帯器の所在の判断を正確に行うことができる。
本実施の形態の携帯通信機30における制御部33は、送信信号SLF1A,SLF1Dの一方のみを正常に受信する正常受信、送信信号SLF1A,SLF1D双方を競合して受信する競合受信を識別可能であり、UHF帯送信部34及びUHFアンテナ35からなる送信機構は制御部33の制御下で少なくとも上記正常受信及び上記競合受信を指示する返信信号である送信信号SUHFを車載無線通信装置20に送信可能である。このため、送信信号SLF1A,SLF1Dを用いた車載通信無線装置20と携帯通信機30との間の1回の送受信により、自身の所在(車両内,車両外)を認識することができる。
したがって、本実施の形態の携帯通信機30は、スマートエントリー用として必要な自身の所在の判断を速やかに行うことができる効果を奏する。その結果、車載無線通信装置20は携帯通信機30からの送信信号SUHFの有無及びその内容に基づき、携帯通信機30の所在の判断を速やかに認識することができる。
加えて、携帯通信機30の制御部33は、ウェークアップ信号WKPと識別信号ID1A及びIDIDの一方とを正常に受信した場合に上記正常受信と判断し、上記ウェークアップ信号WKPのみを正常に受信した場合に上記競合受信と判断している。
その結果、本実施の形態の携帯通信機30は、スマートエントリー用として必要な自身の所在の判断を正確に行うことができる効果を奏する。
したがって、車載無線通信装置20及び携帯通信機30からなる本実施の形態の無線通信システムは、スマートエントリー用として必要な携帯通信機30の所在の判断を速やかに行いながら、車載無線通信装置20は適切な車両10に関する制御動作を行うことができる効果を奏する。
<LFアンテナの送信能力>
図6は送信アンテナコイルL1における各種パラメータを模式的に示す説明図である。図7は送信アンテナコイルL1におけるコア長とコア断面面積とによる電力増大方向DPを示すグラフである。なお、図7は巻数及び駆動電流を一定とした場合のグラフを示している。以下、図6及び図7を参照して、車載無線通信装置20におけるアンテナ1の送信能力について説明する。
図6において、「a」は送信アンテナコイルL1の一方辺長、「b」は送信アンテナコイルL1の他方辺長、「P」は観測点、「z」は観測点Pまでの距離である。
このような送信アンテナコイルL1に関し観測点Pにおける磁束密度B(T)は、次の式(1)により導き出される。なお、式(1)における実効透磁率μeは次の式(2)により導き出される。
Figure 0005614038
Figure 0005614038
なお、式(1)において、N1はコイル巻数、Iは送信アンテナコイルL1を流れる電流I、μ0は真空中の透磁率であり、式(2)において、μiは初透磁率、Nは反磁界計数である。
上述した式(1)から、実効透磁率μe、コイル巻数N1及び送信アンテナコイルL1を流れる電流I(図4の供給電流I24に相当)を大きくすることにより、磁束密度B(T)を増加させてLFアンテナ25による送信信号SLFの向上を図ることができる。
したがって、LF帯送信部24からの供給電流I24を調整することにより、送信信号SLFの能力を可変制御することにより、車内領域3の領域調整機能を持たせることができる。具体的には、アンテナ1A及びアンテナ1Dそれぞれに対応するLF帯送信部24とから構成される2つの送信機構のうち少なくとも一つに上記領域調整機能を持たせることができる。
その結果、車載無線通信装置20の2つの送信機構(LF帯送信部24のLFアンテナ25の組合せ)のうち少なくとも一つは上記領域調整機能を有するため、共通内部領域である車内領域3を比較的大きく変化させて多様な内容の車内領域3の設定することにより車内領域3の細分化を図ったり、車内領域3を微変化させてその精度を高めたりすることができる。
また、図7において、同一の磁束密度B(T)を等高線CLとして示されており、等高線CLの間隔は2dBであり、電力増大方向DPに磁束密度B(T)が増加していることが示されている。図7に示すように、コア長(実効透磁率μeと正の相関有り)及びコア断面積(a×b)を大きくすれば、コイル巻数N1及び送信アンテナコイルL1を流れる電流I(UHF帯送信部34からの供給電流I34)を必要最小限に抑えながら、磁束密度B(T)の増大を図ることができる。
このように、実効透磁率μe、コイル巻数N1、コイルを流れる電流I(供給電流I24)、コア長、コア断面積等、送信アンテナコイルL1の磁束密度B(T)の相関の強いパラメータを調整することにより、図1で示した無線通信範囲2A、2D及び2Bを実現するアンテナ1A,1D及び1Bを実現することができる。さらに、アンテナ1A、1D及び1Bの取り付け位置を工夫することにより、無線通信範囲2A、2D及び2Bのさらなる精度向上が期待できる。
1A,1B,1D,25 (LF)アンテナ
2A,2B,2D 無線通信範囲
2AE,2DE 外部領域
3 車内領域
4 サイドドア
5 バックドア
20 車載無線通信装置
21,35 UHFアンテナ
22 UHF帯受信部
23,33 制御部
24 LF帯送信部
30 携帯通信機
31 LFアンテナ
32 LF帯受信部
34 UHF帯送信部
L1 送信アンテナコイル
L2 受信アンテナコイル

Claims (3)

  1. 車載無線通信装置と携帯通信機との間で無線通信することで前記携帯通信機の所在の判断を行って車両に関する制御動作を行う無線通信システムであって、
    前記車載無線通信装置は、
    第1の通信可能領域有する第1の送信信号を送信する第1の送信機構と、
    第2の通信可能領域を有する第2の送信信号を前記第1の送信信号と同時にする送信する第2の送信機構とを備え、
    前記第1の通信可能領域は、車両内の共通内部領域及び車両外の第1の外部領域を含み、
    前記第2の通信可能領域は、前記共通内部領域及び前記第1の外部領域と重複しない車両外の第2の外部領域を含み、
    前記携帯通信機は、
    前記第1及び第2の送信信号を受ける受信機構と、
    前記受信機構における前記第1及び第2の送信信号の受信状況に基づき、前記第1及び第2の送信信号の一方のみを正常に受信する正常受信、第1及び第2の送信信号の双方を競合して受信する競合受信、並びに第1及び第2の送信信号の双方の無受信を識別可能な携帯通信機用制御部と、
    前記携帯通信機用制御部による制御下で、少なくとも前記正常受信及び前記競合受信を指示する返信信号を前記車載無線通信装置に送信する送信機構とを備え、
    前記車載無線通信装置は、
    前記返信信号を受け、前記返信信号の指示内容に基づき車両に関する制御動作を実行する通信装置用制御部をさらに備える、
    無線通信システム。
  2. 請求項1記載の無線通信システムであって、
    第1の送信信号は共通データ部分と第1の固有データ部分とを含み、
    第2の送信信号は前記共通データ部分と前記第1の固有データ部分と異なる第2の固有データ部分とを含み、
    前記携帯通信機用制御部は、
    前記共通データ部分と前記第1及び第2の固有データ部分の一方とを正常に受信した場合に前記正常受信と判断し、前記共通データ部分のみを正常に受信した場合に前記競合受信と判断する、
    無線通信システム。
  3. 請求項1あるいは請求項2記載の無線通信システムであって、
    前記第1及び第2の送信機構のうち少なくとも一つは、前記共通内部領域を調整する領域調整機能を有する、
    無線通信システム。
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