JP5613755B2 - 通貨オプションプレミアム計算システム及びプログラム - Google Patents
通貨オプションプレミアム計算システム及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5613755B2 JP5613755B2 JP2012274513A JP2012274513A JP5613755B2 JP 5613755 B2 JP5613755 B2 JP 5613755B2 JP 2012274513 A JP2012274513 A JP 2012274513A JP 2012274513 A JP2012274513 A JP 2012274513A JP 5613755 B2 JP5613755 B2 JP 5613755B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- option
- volatility
- currency
- premium
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 title claims description 114
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 59
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 36
- 238000000034 method Methods 0.000 description 33
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 18
- 230000006870 function Effects 0.000 description 13
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000008033 biological extinction Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 101100216185 Oryza sativa subsp. japonica AP25 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
σC25=σATM+ΔσBF+ΔσRR/2 ...(3)
σP25=σATM+ΔσBF−ΔσRR/2 ...(4)
そして、算出した25フォワードデルタ・コールプレインオプションのボラティリティσC25及び25フォワードデルタ・プットプレインオプションのボラティリティσP25を、利用者によって入力されたATMプレインオプションのボラティリティと共にメモリ10Bに記憶させる。
D2←D2−X/F'(D2) ...(10)
但し、(10)式におけるF'(D2)は次の(11)式で表せる。
ZetaC25=PC25−P'C25 ...(19)
ZetaP25=PP25−P'P25 ...(20)
またステップ80では、ステップ78で演算した偏差ZetaC25,ZetaP25及び先のステップ74で演算した構成比率AC25,AP25をメモリ10Bから各々読み出し、読み出した各情報を次の(21)式に各々代入して補正値Zetaを演算し、演算した補正値Zetaをメモリ10Bに記憶させる。
Zeta=AC25・ZetaC25+AP25・ZetaP25 ...(21)
ところでノックアウトオプションでは、スポットレートS0がオプションの権利が消滅するノックアウト価格KVに近づくに従ってオプションの権利消滅の確率が高くなり、そのプレミアムはオプションの権利消滅の確率が高くなるに従って低下する。次のステップ82では、スポットレートS0のノックアウト価格KVへの到達確率に応じて補正値Zetaを更に補正することを目的として、スポットレートS0のノックアウト価格KVへの到達確率を表すGap到達率Rを演算する。Gap到達率Rは、ノックアウト価格KVへが設定されていないプレインオプション等では一律に0(%)になるが、評価対象の通貨オプションがリバースノックアウトオプション等である場合は、デジタルタッチオプション(Digital Touch Option)のプレミアムを演算することで求めることができる。
Zeta=(1−R)・Zeta ...(25)
上記の(25)式における(1−R)は評価対象の通貨オプションが行使期日まで生存している(権利が消滅していない)確率を表しており、ノックアウト価格KVが設定されていないプレーンオプション等ではGAP到達率R=0(%)であるので、(1−R)=1となり、上記の補正演算に拘わらず補正値Zetaの値は変化しないが、ノックアウト価格KVが設定されているノックアウトオプションやノックインオプション等のバリア系オプションでは、GAP到達率R>0(%)であるので、(1−R)<1となり、評価対象の通貨オプションが行使期日まで生存している確率が小さくなるに従って、上記の補正演算後の補正値Zetaの値は小さくなる。
P0=P0+Zeta ...(26)
そしてステップ88では、ステップ84の補正演算を経たプレミアムP0をメモリ10Bから読み出し、読み出したプレミアムP0を評価対象の通貨オプションのプレミアムとして出力し(例えばディスプレイ12に表示させ)、プレミアム演算処理を終了する。
10B メモリ
10C 記憶部
12 ディスプレイ
14 キーボード
20 為替情報提供システム
Claims (4)
- スポットレートと、第1通貨金利と、第2通貨金利と、該第1通貨金利に対応する一年以上の金利期間と、一年以上の行使期間と、先物為替相場を基準とする、標準デルタ値に対応する標準ボラティリティ値と所定のデルタ値に対応する第1ボラティリティ値と第2ボラティリティ値とを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記標準ボラティリティ値と前記第1ボラティリティ値と前記第2ボラティリティ値とに基づき、所定のデルタ値および通貨オプションの種別にそれぞれ対応するコールオプション用ボラティリティおよびプットオプション用ボラティリティを各々計算するボラティリティ値計算手段と、
前記取得手段により取得された前記スポットレートと前記第1通貨金利と前記第2通貨金利と、前記一年以上の金利期間と、前記一年以上の行使期間と、前記ボラティリティ値計算手段により計算された前記コールオプション用ボラティリティおよびプットオプション用ボラティリティと、に基づき、前記標準デルタ値と、前記所定のデルタ値および通貨オプションの種別にそれぞれ対応するコールオプションまたはプットオプションの権利行使価格を各々計算する権利行使価格計算手段と、
前記取得手段により取得された前記スポットレートと、前記第1通貨金利と、前記第2通貨金利と、前記一年以上の金利期間と、前記一年以上の行使期間と、前記標準ボラティリティ値と、前記ボラティリティ値計算手段により計算された前記コールオプション用ボラティリティまたは前記プットオプション用ボラティリティと、前記権利行使価格計算手段により計算されたコールオプションまたはプットオプションの前記権利行使価格とに基づき、前記標準デルタ値に対応する通貨オプションプレミアムと前記所定のデルタ値および前記通貨オプションの種別にそれぞれ対応するコールオプションプレミアムまたはプットオプションプレミアムをそれぞれ計算するプレミアム計算手段と、
前記取得手段により取得された前記標準ボラティリティ値と、前記ボラティリティ値計算手段により計算された前記コールオプション用ボラティリティおよび前記プットオプション用ボラティリティとに基づき、ボラティリティ変化に関する所定の複数の微分係数であるリスクパラメータの値を計算するリスクパラメータ計算手段と、
前記リスクパラメータ計算手段により計算された前記複数のリスクパラメータの値に基づき、前記デルタ値とオプションの種別とに対応するオプション・ポートフォリオの構成比率を計算するポートフォリオ構成比率計算手段と、
前記プレミアム計算手段により計算された、前記標準デルタ値に対応する通貨オプションプレミアムと前記所定のデルタ値に対応するコールオプションまたはプットオプションプレミアムとに基づき、通貨オプションの種別毎に同種類のオプションプレミアムの偏差を各々計算するプレミアム偏差計算手段と、
前記ポートフォリオ構成比率計算手段により出力された前記所定のデルタ値に対応するオプション・ポートフォリオ構成比率と前記所定のデルタ値に対応する前記オプションプレミアムとの偏差とに基づき、補正値を計算する補正値計算手段と、
前記プレミアム計算手段により計算された標準デルタ値に対応する通貨オプションプレミアムと前記補正値とに基づき評価対象の通貨オプションのプレミアムを計算する計算手段と、
を備える通貨オプションプレミアム計算システム。 - 前記権利行使価格計算手段は、前記所定のデルタ値に対応するコールまたはプット通貨オプションの権利行使価格を数値計算に基づき計算する、
請求項1に記載の通貨オプションプレミアム計算システム。 - 前記取得手段は、第1通貨を支払通貨とする請求項1または2に記載の通貨オプションプレミアム計算システム。
- コンピュータを、
スポットレートと、第1通貨金利と、第2通貨金利と、該第1通貨金利に対応する一年以上の金利期間と、一年以上の行使期間と、先物為替相場を基準とする、標準デルタ値に対応する標準ボラティリティ値とデルタ値に対応する所定の第1ボラティリティ値と第2ボラティリティ値とを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記標準ボラティリティ値と前記第1ボラティリティ値と前記第2ボラティリティ値とに基づき、該所定のデルタ値および通貨オプションの種別にそれぞれ対応するコールオプション用ボラティリティおよびプットオプション用ボラティリティを各々計算するボラティリティ値計算手段と、
前記取得手段により取得された前記スポットレートと前記第1通貨金利と前記第2通貨金利と、前記一年以上の金利期間と、前記一年以上の行使期間と、前記ボラティリティ値計算手段により計算された前記コールオプション用ボラティリティおよびプットオプション用ボラティリティと、に基づき、前記標準デルタ値と、前記所定のデルタ値および通貨オプションの種別にそれぞれ対応するコールオプションまたはプットオプションの権利行使価格を各々計算する権利行使価格計算手段と、
前記取得手段により取得された前記スポットレートと、前記第1通貨金利と、前記第2通貨金利と、前記一年以上の金利期間と、前記一年以上の行使期間と、前記標準ボラティリティ値と、前記ボラティリティ値計算手段により計算された前記コールオプション用ボラティリティまたは前記プットオプション用ボラティリティと、前記権利行使価格計算手段により計算されたコールオプションまたはプットオプションの前記権利行使価格に基づき、前記標準デルタ値および前記通貨オプションの種別にそれぞれ対応するコールオプションプレミアムまたはプットオプションプレミアムをそれぞれ計算するプレミアム計算手段と、
前記取得手段により取得された前記標準ボラティリティ値と、前記ボラティリティ計算手段により計算された前記コールオプション用ボラティリティおよび前記プットオプション用ボラティリティとに基づき、ボラティリティ変化に関する所定の複数のリスクパラメータの値を計算するリスクパラメータ計算手段と、
前記リスクパラメータ計算手段により計算された前記複数のリスクパラメータの値に基づき、前記デルタ値とオプションの種別とに対応するオプション・ポートフォリオの構成比率を計算するポートフォリオ構成比率計算手段と、
前記プレミアム計算手段により計算された、前記標準デルタ値に対応する通貨オプションプレミアムと前記所定のデルタ値に対応するコールオプションまたはプットオプションプレミアムとに基づき、と通貨オプションの種別毎に同種類のオプションプレミアムの偏差を各々計算するプレミアム偏差計算手段と、
前記ポートフォリオ構成比率計算手段により出力された前記所定のデルタ値に対応するオプション・ポートフォリオ構成比率と前記所定のデルタ値に対応する前記オプションプレミアムとの偏差とに基づき、補正値を計算する補正値計算手段と、
前記プレミアム計算手段により計算された標準デルタ値に対応する前記通貨オプションプレミアムと前記補正値とに基づき評価対象の通貨オプションのプレミアムを計算する計算手段と、
を備える通貨オプションプレミアム計算システムとして動作させるための、通貨オプションプレミアム計算プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012274513A JP5613755B2 (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 通貨オプションプレミアム計算システム及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012274513A JP5613755B2 (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 通貨オプションプレミアム計算システム及びプログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010505118A Division JP5166515B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | 通貨オプションのプレミアム演算装置、プログラム及び記録媒体 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014132830A Division JP5809327B2 (ja) | 2014-06-27 | 2014-06-27 | 通貨オプションプレミアム計算装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013054781A JP2013054781A (ja) | 2013-03-21 |
JP5613755B2 true JP5613755B2 (ja) | 2014-10-29 |
Family
ID=48131639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012274513A Expired - Fee Related JP5613755B2 (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 通貨オプションプレミアム計算システム及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5613755B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002230304A (ja) * | 2000-12-01 | 2002-08-16 | Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ltd | 通貨オプションのプレミアム計算方法、通貨オプションのプレミアム計算システム、通貨オプションのプレミアムをコンピュータに計算させるためのプログラム、このプログラムを記録した記録媒体 |
JP2002288436A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-04 | Daiwa Securities Group Inc | 通貨オプション適正価格の決定方法及びそのシステム |
-
2012
- 2012-12-17 JP JP2012274513A patent/JP5613755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013054781A (ja) | 2013-03-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7593879B2 (en) | System and method for using diversification spreading for risk offset | |
US20160212462A1 (en) | Method and system for pricing options | |
US8266046B2 (en) | System and method for using diversification spreading for risk offset | |
US20140172674A1 (en) | System and method for activity based margining | |
US20050027634A1 (en) | Method and system for pricing financial derivatives | |
US20060059067A1 (en) | System and method of margining fixed payoff products | |
AU2006252168A1 (en) | System and method for processing composite trading orders | |
EP1787255A2 (en) | System and method for efficiently using collateral for risk offset | |
US20110087579A1 (en) | Leg pricer | |
Cohen et al. | Detecting and repairing arbitrage in traded option prices | |
US20190130485A1 (en) | Methods and systems for creating an interest rate swap volatility index and trading derivative products based thereon | |
JP2002230304A (ja) | 通貨オプションのプレミアム計算方法、通貨オプションのプレミアム計算システム、通貨オプションのプレミアムをコンピュータに計算させるためのプログラム、このプログラムを記録した記録媒体 | |
JP5166515B2 (ja) | 通貨オプションのプレミアム演算装置、プログラム及び記録媒体 | |
JP2019179306A (ja) | オプション取引計画作成装置 | |
JP5613755B2 (ja) | 通貨オプションプレミアム計算システム及びプログラム | |
JP5809327B2 (ja) | 通貨オプションプレミアム計算装置 | |
Ghosh et al. | Profit possibilities in currency markets: Arbitrage, hedging, and speculation | |
Kamp | Local volatility modelling | |
JP2003067580A (ja) | リスクヘッジ方法及びリスクヘッジシステム | |
Khan et al. | Short rate models: Hull-White or Black-Karasinski? Implementation note and model comparison for ALM | |
Irell Fridlund et al. | Dispersion Trading: A Way to Hedge Vega Risk in Index Options | |
Bouchouev | Volatility Smile Trading | |
Agarwal et al. | Efficient calibration of the shifted square-root diffusion model to credit default swap spreads using asymptotic approximations | |
Cavazzi | On the diversification benefits of cryptocurrencies | |
KR20150128745A (ko) | 국채 변동성 지수를 생성하고 그에 기초하여 파생 상품들을 거래하기 위한 방법 및 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121217 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20121217 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20121217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131203 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140203 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140401 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140627 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140826 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5613755 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |