JP5612360B2 - タイヤ用ゴム組成物及びスタッドレスタイヤ - Google Patents
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Description
(但し、R13、R14、R15は、水素又は炭素数1〜8の炭化水素基を表し、同一であっても異なっていてもよい。sは、1、2又は3の整数を表す。)
で表される化合物が好ましい。
上記共役ジエン化合物は、1,3−ブタジエン及び/又はイソプレンが好ましい。
M(R19)u (V)
(式(V)中、Mは、アルミニウム、ホウ素、ケイ素又はチタンを表す。R19は、炭素数1〜8の脂肪族若しくは脂環族炭化水素基、炭素数1〜8の脂肪族若しくは脂環族アルコキシ基、又はハロゲン類を表し、同一であっても異なっていてもよい。uは、3又は4の整数を表す。)
で表される化合物とを反応させ、次いで、得られた反応生成物と前記共役ジエン化合物とを共重合することにより得られるものが好ましい。
本発明はまた、上記ゴム組成物を用いて作製したスタッドレスタイヤに関する。
本発明で使用するジエン系ゴム成分は、特に限定されないが、例えば、天然ゴム(NR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)、エポキシ化ジエン系ゴム(エポキシ化天然ゴム(ENR)、エポキシ化ブタジエンゴム(EBR)、エポキシ化イソプレンゴム(EIR)、エポキシ化スチレン−ブタジエンゴム(ESBR)、エポキシ化スチレン−ブタジエン−ステレン共重合体、これらの部分水素化物など)などが挙げられる。なかでも、氷上性能、ドライ路面での操縦安定性能、及び耐摩耗性をバランスよく示すことから、NR、BR、SBRが好ましく、NRがより好ましい。これらのゴムは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせてもよい。
上記極性基含有共重合体は、共役ジエン化合物と極性基含有ビニル化合物とを共重合して得られるものである。また、上記極性基含有ビニル化合物は、重合性不飽和結合と極性基とを有し、かつ該重合性不飽和結合を形成するいずれかの炭素原子と該極性基が結合する炭素原子とが少なくとも1個の炭素原子を介して結合する化合物である。つまり、極性基含有ビニル化合物が下記一般式(IV)の場合は、二重結合(重合性不飽和結合)とX(極性基)とを有し、かつ二重結合を形成する2つの炭素原子のうちのR16とCが結合する炭素原子とXが結合する炭素原子とが「−(C(R17)2)t−」におけるt個のC(少なくとも1個の炭素原子)を介して結合している。更に、極性基含有共重合体において、上記共役ジエン化合物の二重結合部分のシス含量は、80モル%以上である。
上記極性基含有ビニル化合物は単独で用いても良いし、二種以上を組み合わせて用いても良い。
M(R19)u (V)
(式(V)中、Mは、アルミニウム、ホウ素、ケイ素又はチタンを表す。R19は、炭素数1〜8の脂肪族若しくは脂環族炭化水素基、炭素数1〜8の脂肪族若しくは脂環族アルコキシ基、又はハロゲン類を表し、同一であっても異なっていてもよい。uは、3又は4の整数を表す。)
で表される化合物とを反応させることが挙げられる。これにより、重合反応の阻害要因の1つである極性基含有ビニル化合物の水酸基等の極性基が不活性化され、該反応により得られた反応生成物と上記共役ジエン化合物とを共重合することで、目的とする極性基含有共重合体を良好に製造できる。
具体的には、反応に不活性な有機溶剤、例えば、脂肪族、脂環族、芳香族炭化水素化合物などの炭化水素系溶剤中において、式(IV)及び式(V)の反応生成物と、共役ジエン化合物とを、前記ランタニド、Ti、Co、Ni含有化合物を触媒、前記Al、B含有化合物を助触媒として用いて共重合することにより、目的の重合体を得ることができる。
なお、本発明において、極性基含有ビニル化合物の含有量は、後述の実施例の方法により測定される。
なお、本発明において、シス成分量(シス含量)は、後述の実施例の測定方法により得られる値である。
なお、本発明において、重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)は、後述の実施例の方法により測定される。
本発明では、上記一般式(I)で表される硫黄含有シラン化合物〔(R1O)p(R2O)3−p−Si−(CH2)n−Sm−(CH2)n−Si−(OR2)3−p(OR1)p〕、及び/又は上記一般式(II)で表される硫黄含有シラン化合物〔(R6O)k(R7O)3−k−Si−(CH2)j−SH〕がシランカップリング剤として使用される。これらの化合物はオキシアルキレン構造を含み、通常使用されるトリエトキシ基やトリメトキシ基を有するシランカップリング剤に比べるとシリカとの親和性が高くなるため、良好にフィラーを分散させることができ、これにより、良好な氷上性能とドライ路面での操縦安定性能の改善効果が得られる。
なお、式(I)、(II)で表される硫黄含有シラン化合物は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明で使用するシリカは、チッ素吸着比表面積(N2SA)が好ましくは50m2/g以上、より好ましくは80m2/g以上である。また、該N2SAは、好ましくは300m2/g以下、より好ましくは250m2/g以下である。チッ素吸着比表面積が50m2/g未満のシリカでは補強効果が小さく耐摩耗性が低下する傾向があり、300m2/gを超えるシリカでは分散性が悪く、ヒステリシスロスが増大し燃費性能が低下する傾向がある。
なお、シリカのチッ素吸着比表面積は、ASTM D3037−81に準じてBET法で測定される値である。
本発明では、補強剤としてカーボンブラックを含有させてもよい。カーボンブラックのチッ素吸着比表面積(N2SA)は、80〜280m2/gが好ましく、下限は100m2/g、上限は250m2/gであることがより好ましい。カーボンブラックのN2SAが80m2/g未満では、耐摩耗性が低下する傾向がある。一方、280m2/gを超えると、分散性に劣り、耐摩耗性が低下する傾向がある。
なお、カーボンブラックのチッ素吸着比表面積は、JIS K6217のA法によって求められる。
本発明のスタッドレスタイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法によって製造できる。すなわち、必要に応じて前記各種薬品を配合したゴム組成物を未加硫の段階でタイヤの各部材(トレッド等)の形状に合わせて押し出し加工し、タイヤ成型機上にて通常の方法にて成形し、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧してタイヤを得る。このようにして得られた本発明のスタッドレスタイヤは、耐摩耗性と氷上性能とドライ路面での操縦安定性を両立させることができる。
以下に製造例で用いた各種薬品について説明する。なお、薬品は必要に応じて定法に従い精製を行った。
Si266:デグッサ社製のSi266(ビス(3−トリエトキシシリルプロピルジスルフィド))
チタンテトラブチラート:東京化成工業(株)製チタンテトラブチラート
トリエチレングリコールブチルエーテル:東京化成工業(株)製
シクロヘキサン:関東化学(株)製の無水シクロヘキサン
トルエン:関東化学(株)製の無水トルエン
イソプロパノール:関東化学(株)製のイソプロパノール
水酸基モノマー:東京化成工業(株)製の5−へキセン−1−オール
アミンモノマー:東京化成工業(株)製の2−(1−シクロヘキセニル)エチルアミン
エチルヘキサン酸ネオジム:和光純薬工業(株)製のエチルヘキサン酸ネオジム
TIBA溶液:東ソー・ファインケム(株)製の1M−トリイソブチルアルミ/ヘキサン溶液
DEAC溶液:東ソー・ファインケム(株)製の1M−塩化ジエチルアルミニウム/ヘキサン溶液
DIBAH溶液:東ソー・ファインケム(株)製の1M−水素化イソジブチルアルミニウム/トルエン溶液
ブタジエン:高千穂化学工業(株)製の1,3−ブタジエン
PMAO(ポリメチルアルミノシロキサン):東ソー・ファインケム(株)製PMAO
メタノール:関東化学(株)製のメタノール
2,6−tert−ブチル−p−クレゾール(BHT):関東化学(株)製の2,6−tert−ブチル−p−クレゾール
Mw、Mnは、東ソー(株)製GPC−8000シリーズの装置を用い、検知器として示差屈折計を用い、分子量は標準ポリスチレンにより校正した。
重合体中のブタジエンユニット中の二重結合のシス含量は、日本電子(株)製JNM−ECAシリーズのNMR装置を用いて測定した。測定は、合成した重合体、中間体を1gずつ15mlのトルエンに溶解させ、それぞれ30mlのメタノール中にゆっくり注ぎ込んで精製後、乾燥させて精製したものについて行った。なお、1H−NMR測定による1,4−結合(5.30〜5.50ppm)と1,2−結合(4.94〜5.03ppm)のシグナル強度比、及び13C−NMR測定によるシス結合(25.5ppm)とトランス結合(32.8ppm)のシグナル強度比から計算を行った。
アミンモノマーの導入量は、上記NMR装置を用いて測定を行い、アミンモノマーに基づく2.73〜2.80ppm(2H)のシグナル強度比と前述のブタジエンユニットに基づくシグナル強度比から計算した。
水酸基モノマーの導入量は、上記NMR装置を用いて測定を行い、水酸基モノマーに基づく3.50〜3.70ppm(2H)のシグナル強度比と前述のブタジエンユニットに基づくシグナル強度比から計算した。
100mLの蒸留装置に、8.4mlのSi266、62.5mLのトリエチレングリコールブチルエーテル及び6μLのチタンテトラブチラートを仕込んだ後、窒素導入用のキャピラリー管を取り付け、窒素バブリング条件下、150℃にて4時間反応を行った。室温まで冷却後、反応混合物を濃縮し、シランカップリング剤2((BuO(C2H4O)3)3−Si−C3H6−S2−C3H6−Si−((OC2H4)3OBu)3)を得た。なお、反応中に冷却管部から流出するエタノールを液体窒素浴上のナスフラスコに溜めておき、その質量からアルコキシシリル基の交換率を計算した結果、約93%であった。
氷水バス上の200ccガラス製容器を窒素置換し、シクロヘキサン50mlとTIBA溶液80mlを入れ撹拌しながら水酸基モノマー60mmolをゆっくり滴下した。滴下終了後室温下で30分間撹拌した。得られた水酸基モノマー溶液は、遮光下窒素雰囲気を保ったまま冷蔵庫に保管した。
氷水バス上の200ccガラス製容器を窒素置換し、シクロヘキサン50mlとTIBA溶液80mlを入れ撹拌しながらアミンモノマー30mmolをゆっくり滴下した。滴下終了後室温下で30分間撹拌した。得られたアミンモノマー溶液は、遮光下窒素雰囲気を保ったまま冷蔵庫に保管した。
50ml耐圧ガラス容器を窒素置換し、ブタジエンのシクロヘキサン溶液(3.5mol/L)4ml、エチルヘキサン酸ネオジム/トルエン溶液(0.2mol/L)1ml、PMAO(Al:6.8質量%)を8ml加え、撹拌を行った。5分後DIBAH溶液を5ml加え、更に5分後DEAC溶液を2ml加え、触媒溶液を得た。
反応釜(3Lの耐圧ステンレス容器)を窒素置換し、窒素雰囲気を保持しながらシクロヘキサンを1800ml、ブタジエンを75g、TIBA溶液を1ml、アミンモノマー溶液25mlを入れ密閉し、5分撹拌後、上記触媒溶液を1.5ml添加し、30℃を保ったまま撹拌を行った。3時間後、反応釜に0.01M−BHT/イソプロパノール溶液を10ml滴下し反応を終了させた。反応溶液は冷却後、別途用意しておいたメタノール3L中に加え、得られた沈殿物を1晩風乾し、更に2日間減圧乾燥を行い、重合体(1)を得た。収量は約74.8gであった。
反応釜(3Lの耐圧ステンレス容器)を窒素置換し、窒素雰囲気を保持しながらシクロヘキサンを1800ml、ブタジエンを75g、TIBA溶液を1ml、水酸基モノマー溶液50.0mlを入れ密閉し、5分撹拌後、上記触媒溶液を1.5ml添加し、30℃を保ったまま撹拌を行った。3時間後、反応釜に0.01M−BHT/イソプロパノール溶液を10ml滴下し反応を終了させた。反応溶液は冷却後、別途用意しておいたメタノール3L中に加え、得られた沈殿物を1晩風乾し、更に2日間減圧乾燥を行い、重合体(2)を得た。収量は約74.9gであった。
反応釜(3Lの耐圧ステンレス容器)を窒素置換し、窒素雰囲気を保持しながらシクロヘキサンを1800ml、ブタジエンを75g、TIBA溶液を1ml入れ密閉し、5分撹拌後、上記触媒溶液を1.5ml添加し、30℃を保ったまま撹拌を行った。3時間後、反応釜に0.01M−BHT/イソプロパノール溶液を10ml滴下し反応を終了させた。反応溶液は冷却後、別途用意しておいたメタノール3L中に加え、得られた沈殿物を1晩風乾し、更に2日間減圧乾燥を行い、重合体(3)を得た。収量は約73.5gであった。
以下に、実施例及び比較例で用いた各種薬品について説明する。
重合体:上記製造例で調製
NR:天然ゴム(TSR20)
BR:宇部興産(株)製のハイシスBR150B
カーボンブラック:キャボットジャパン(株)製のショウブラックN220(チッ素吸着比表面積(N2SA):125m2/g)
シリカ:デグッサ社製のウルトラシルVN3(チッ素吸着比表面積(N2SA):175m2/g)
シランカップリング剤1:デグッサ社製のSi69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
シランカップリング剤2:上記製造例で調製
シランカップリング剤3:エボニックデグッサ社製のSi363(下記式で表されるシランカップリング剤(上記式(II)のR6=−C2H4−(OC2H4)4−OC13H27、R7=C2H5、k=2、j=3)
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸
オイル:出光興産(株)製のミネラルオイルPW−380
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックワックス
硫黄:鶴見化学(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤1:大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
加硫促進剤2:大内新興化学工業(株)製のノクセラーD(N,N’−ジフェニルグアニジン)
ティ・エス・インスツルメント(株)製の粘弾性測定試験機を用いて、温度0℃、周波数5Hz、振幅0.1%における弾性率(0.1%G*)、及び振幅40%における弾性率(40%G*)から0.1%G*を引いた値(ΔG*)を測定した。
氷上性能と操縦安定性のバランス指標として、次式
S=(ΔG*)/(0.1%G*)
で表される指数Sを用い(Sは0<S<1の値である)、比較例1を100とした相対値を指標とした。Sが小さいほど、氷上性能と操縦安定性のバランスが良いことを示す。
LAT試験機(Laboratory Abration and Skid Tester)を用い、荷重50N、速度20km/h、スリップアングル5°の条件にて、各加硫ゴム試験片の容積損失量を測定した。表2の数値は、比較例1の容積損失量を100としたときの相対値である。当該数値が大きいほど耐摩耗性に優れている。
Claims (11)
- ジエン系ゴム成分、共役ジエン化合物と極性基含有ビニル化合物とを共重合して得られる極性基含有共重合体、シリカ、及び硫黄含有シラン化合物を含むタイヤ用ゴム組成物であって、
前記極性基含有ビニル化合物は、重合性不飽和結合と極性基とを有し、かつ該重合性不飽和結合を形成するいずれかの炭素原子と該極性基が結合する炭素原子とが少なくとも1個の炭素原子を介して結合する化合物であり、
前記極性基含有共重合体における共役ジエン化合物ユニット中の二重結合のシス含量が、80モル%以上であり、
前記硫黄含有シラン化合物は、下記一般式(I)及び/又は下記一般式(II)で表される化合物であるタイヤ用ゴム組成物。
- 前記極性基は、水酸基、−NR13 2、又は−Si(OR14)s(R15)3−sで表される基である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
(但し、R13、R14、R15は、水素又は炭素数1〜8の炭化水素基を表し、同一であっても異なっていてもよい。sは、1、2又は3の整数を表す。) - 前記極性基含有ビニル化合物が、下記一般式(IV);
で表される化合物である請求項2記載のタイヤ用ゴム組成物。 - 前記極性基含有共重合体は、重量平均分子量が1.0×103〜2.0×106であり、かつ前記極性基含有ビニル化合物の含有量が0.01〜5モル%である請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
- 前記共役ジエン化合物が1,3−ブタジエン及び/又はイソプレンである請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
- 前記極性基含有共重合体は、共重合を行う前に、前記極性基含有ビニル化合物と下記一般式(V);
M(R19)u (V)
(式(V)中、Mは、アルミニウム、ホウ素、ケイ素又はチタンを表す。R19は、炭素数1〜8の脂肪族若しくは脂環族炭化水素基、炭素数1〜8の脂肪族若しくは脂環族アルコキシ基、又はハロゲン類を表し、同一であっても異なっていてもよい。uは、3又は4の整数を表す。)
で表される化合物とを反応させ、次いで、得られた反応生成物と前記共役ジエン化合物とを共重合することにより得られる請求項1〜5のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。 - 前記極性基含有共重合体は、触媒としてランタニド、Ti、Co又はNi含有化合物、助触媒としてAl又はB含有化合物を使用して共重合することにより得られるものである請求項1〜6のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
- 全ゴム成分100質量部に対して前記シリカを2〜150質量部含み、かつ該シリカ100質量部に対して前記硫黄含有シラン化合物を0.1〜45質量部含む請求項1〜7のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
- 前記極性基含有共重合体をゴム成分として含む請求項1〜8のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
- 前記極性基含有共重合体の含有量が、全ゴム成分100質量%中、5〜90質量%である請求項1〜9のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
- 請求項1〜10のいずれかに記載のゴム組成物を用いて作製したスタッドレスタイヤ。
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