JP5611802B2 - 真空弁構造 - Google Patents

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Description

この発明は、真空式下水道システムに使用される真空弁構造に関するものである。
自然流下式下水道システムに代えて、真空式下水道システムを用いることが既に行われている。この真空式下水道システムは、真空圧を利用して、汚水枡に一定量溜まった汚水を吸引収集するものである。
図5は、真空式下水道システム1の主要部である真空弁ユニット2を示すものである。
この真空式下水道システム1では、建物などから排出された汚水は、汚水流入管3を介して、自然流下で真空弁ユニット2へ一時的に貯留される。そして、真空弁ユニット2内の汚水が一定量に達した時に、真空弁ユニット2に接続された真空下水管4を通じて、汚水が真空圧により下流の図示しない真空ステーションの集水タンクへと移送される。
この際、真空弁ユニット2には、通気管5を介して外部から空気を導入し得るようになっており、上記した真空圧によって、汚水と通気管5からの空気とが順に吸込まれるようにしている(気液分離吸引方式、特許文献1参照)。そして、吸込まれた汚水は、汚水前方の真空圧と、汚水後方の吸引空気圧との圧力差を利用して気液混送流として集水タンクへ搬送される。
上記した真空弁ユニット2は、上記した汚水流入管3からの汚水を一時的に貯留する汚水枡6を備えている。そして、汚水枡6内の汚水は、液位検知管11によって液位を検知されており、一定液位となった時に、汚水吸込管7を介して真空下水管4に吸込まれる。汚水吸込管7と真空下水管4との間には、真空圧を利用して開閉可能な真空弁8が設けられ、この真空弁8と真空下水管4との間には、真空弁8などのメンテナンス時に、真空弁8と真空下水管4との間を仕切るための仕切弁9が設けられる。
なお、上記した気液分離吸引方式の場合には、上記した通気管5は、汚水枡6に対して接続される。
図6は、上記した真空弁8の詳細を示すものである。
この真空弁8は、汚水を流通可能な接続管部12と、この接続管部12の内部に設けられて接続管部12を開閉可能な弁部13と、この弁部13を開閉駆動可能な弁駆動部14とを備えている。
ここで、接続管部12は、汚水吸込管7と仕切弁9との間に接続され、汚水吸込管7から吸込んだ汚水を、仕切弁9を介して、真空下水管4へと導くものである。接続管部12は、内外径の径寸法がほぼ一定で、ほぼ水平方向へ延びる短管状をしている。
弁部13は、接続管部12の内面に形成された弁座15と、この弁座15に対して当接離反自在に配設された弁体16とを備えている。また、接続管部12の弁座15の上流側近傍には、弁体16が弁座15から当接離反する際に弁体16が移動する空間となる短管状の弁体通路部17が分岐形成されている。そして、弁体16が弁座15に着座することにより接続管部12が閉じ、弁体16が弁座15から離れて弁体通路部17内へと退避することにより接続管部12が開くようになっている。
弁駆動部14は、シリンダ状の本体ケーシング18と、この本体ケーシング18の内部に軸線方向へ移動可能に設けられたダイヤフラム付きのピストン19とを備えている。この本体ケーシング18は、上記した弁体通路部17の図中上側の端部の位置に設置されている。ダイヤフラム付きのピストン19には、弁棒21を介して上記した弁体16が一体的に移動可能に連結されている。弁棒21は、上記した弁体通路部17内に同軸状に配設されている。
なお、このような真空弁8では、一般に、弁駆動部14は、上記した接続管部12の上側に設けられると共に、上流側(汚水吸込管7の側)へ向けて斜めに傾斜した状態で設置されており、これに応じて、上記した弁部13も、接続管部12に対して弁駆動部14と同じに斜めに傾斜された状態で設けられている。この弁駆動部14および弁部13の傾斜角度は、通常、ほぼ45゜とされている。
そして、本体ケーシング18のヘッド側の作動室の内部には、コイルバネなどの付勢手段22が介装され、この付勢手段22によって、ダイヤフラム付きのピストン19が、弁体16を弁座15に着座させる方向へ常時付勢されている。そして、本体ケーシング18の図中上端部には、ヘッド側の作動室に対して真空圧を作用させる弁制御部23が取付けられている。この弁制御部23には、真空下水管4に作用される真空圧が、真空ホース24を介して供給されるようになっている。
更に、この真空弁8には、接続管部12または弁部13の開閉を検知可能な弁検知手段が設けられている。この弁検知手段は、真空弁8の使用開始から現在に至るまでの弁部13の開閉回数を積算表示可能な積算計25と、弁部13の現在の開閉状態を検知可能なオンオフ計26とを備えている。
そして、上記した積算計25は、本体ケーシング18のヘッド側の外周面に設置された磁気式カウンタ25aによって主に構成されている。この磁気式カウンタ25aは、ピストン19に取付けられた検知用磁石27を検知して計数可能なものである。この磁気式カウンタ25aは、本体ケーシング18のヘッド側の外周面に設置されたカウンタ収容ケース28の内部に収容設置されている。
また、上記したオンオフ計26は、本体ケーシング18のロッド側の外周面に設置された開閉検知用センサ26aによって主に構成されている。この開閉検知用センサ26aは、上記した検知用磁石27を検知してオンオフ信号を発生可能なものである。この開閉検知用センサ26aには、例えば、リードスイッチなどの磁気検知可能な磁気センサが用いられている。この開閉検知用センサ26aは、本体ケーシング18のロッド側の外周面に対して、周方向へ延びる金属製のバンド部材29を用いて固縛される。また、上記したオンオフ信号は、検知用磁石27を検知した時にオンとなり、検知用磁石27を検知しない時にオフとなる。即ち、オンの時は閉弁しており、オフの時は開弁している。
ここで、上記した本体ケーシング18は、上ケーシング18aと、下ケーシング18bとに上下分割されている。そして、図6の場合、上ケーシング18aと下ケーシング18bとの合せ面および、弁体通路部17の上端部には、それぞれ互いに当接可能なフランジ部31が形成されている。そして、これらフランジ部31が、互いに当接状態となって連結具32により一体に連結されている。この連結具32は、フランジ部31を抱持可能な断面ほぼコ字状をして、フランジ部31に沿い本体ケーシング18の周方向へ延びる金属製のバンド体33とされると共に、このバンド体33の外曲げされた両端部間には本体ケーシング18の接線方向とほぼ平行な方向へ締結可能な図示しないボルト締結部が設けられている。
上記したような構成により、主に付勢手段22の付勢力によって、ダイヤフラム付きのピストン19がロッド側へ移動することにより、弁体16が弁座15に着座して弁部13が常時閉となっている。そして、弁制御部23によってヘッド側の作動室に真空圧が作用した時に、付勢手段22の付勢力に抗して、ダイヤフラム付きのピストン19がヘッド側へ移動し、これにより、弁体16が弁座15から離れて、弁部13が開き、汚水が真空吸引されるようになっている。
そして、真空弁8における弁体通路部17または弁部13の開閉は、弁検知手段によって検知されるようになっている。この弁検知手段としての積算計25は、磁気式カウンタ25aが、ピストン19に取付けられた検知用磁石27の磁力によってピストン19がヘッド側へ移動したことを検知し、この検知回数をカウントして表示するようになっている(特許文献2参照)。
また、弁検知手段としてのオンオフ計26は、開閉検知用センサ26aが、ピストン19に取付けられた検知用磁石27の磁力によってピストン19がロッド側へ移動したことを検知してオンオフ信号を発生するようになっており、このオンオフ信号によって弁部13の現在の開閉状態が分かるようにしてあり、それによって真空弁8の異常を検知できるようにしている(特許文献3参照)。
なお、真空弁8には、図7に示すような小型のものも存在している。即ち、図6の場合には、下ケーシング18bが、弁体通路部17の内側に挿入配置されると共に、上ケーシング18aと下ケーシング18bと弁体通路部17との3部材を、フランジ部31を介して、バンド体33で一体に抱持固定するようにしているが、図7の場合には、下ケーシング18bの下端部が、弁体通路部17の上端に嵌合されると共に、上ケーシング18aと下ケーシング18bとの2部材を、フランジ部31を介して、連結具32で固定するようにしている。しかも、連結具32には、フランジ部31を本体ケーシング18の軸線方向へ延びるボルト締結部35によって直接締結するようにしている。このボルト締結部35は、本体ケーシング18の周方向へ所要の間隔を有して複数個設けられる。
特公平7−109568号公報 特公平8−001567号公報 特公平6−084640号公報
しかしながら、上記真空弁構造には、以下のような問題があった。
即ち、弁検知手段としての積算計25とオンオフ計26とは、共に同じ検知用磁石27を検知するようにしているので、検知用磁石27の移動範囲に沿って設ける必要があるが、開閉検知用センサ26aには、図8に示すように、その特性上、検知用磁石27の中心位置に不感帯38(検知できない部分)があるため、検知用磁石27の中心位置よりも周方向に位置を僅かにズラして設置する必要がある。なお、図8中、縦軸は検知用磁石27が移動する、本体ケーシング18軸線方向の位置である。横軸は本体ケーシング18の周方向の位置である。
そのため、従来は、開閉検知用センサ26aを、現場で少しずつ位置をズラせながら、検知用磁石27を感知するかどうかをテスターで調べて取付位置を調整し決定するようにしているので、取付位置の調整や決定に手間や時間がかかるという問題があった。
そして、このような位置調整作業を必要とすることにより、一人では位置調整や取付けができないという問題や、真空弁8のメンテナンスを行う度にこの手間のかかる位置調整作業を行わなければならないという問題などの各種の問題を生じていた。
また、開閉検知用センサ26aを、本体ケーシング18のロッド側の外周面に対し、バンド部材29を用いて固縛するようにしているので、開閉検知用センサ26aの取付けに手間がかかるという問題があった。また、バンド部材29による固縛の仕方が悪いと、開閉検知用センサ26aの位置がズレてしまい、検知がうまく行かなくなるなどの問題があった。
上記課題を解決するために、本発明は、内部に弁座を有して、真空下水管の途中に接続される接続管部と、前記弁座に対して弁体を当接離反可能に支持する弁駆動部とを備え、該弁駆動部が、その本体ケーシングの外周面に、弁座の開閉状況を検知可能な開閉検知用センサを備えた真空弁構造において、前記弁駆動部の本体ケーシングに、前記開閉検知用センサの取付位置を示すセンサ取付位置指示部を設け、前記弁駆動部の本体ケーシングが、上ケーシングと下ケーシングとに分割されて、連結具により連結される構成を備え、該連結具が、本体ケーシングの外周面に対して開閉検知用センサを取付保持可能なセンサ保持部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、弁駆動部の本体ケーシングに予めセンサ取付位置指示部を設けたことにより、現場でテスターを用いて探ることなく開閉検知用センサの最適取付位置を直接得ることが可能となり、開閉検知用センサの取付作業の容易化を図ることができる。
また、本体ケーシングの上ケーシングと下ケーシングとを連結する連結具が、センサ保持部を備えるようにしたことにより、バンド部材などの専用の取付具を用いることなく本体ケーシングの外周面に対して開閉検知用センサを取付保持することが可能となり、部品コストや取付工数を削減して合理化を図ることができる。
本発明の実施例にかかるセンサ取付位置指示部を示す図である。 図1とは異なるセンサ取付位置指示部を示す図である。 主にセンサ固定部を示す図であり、(a)は分解図、(b)は組付図である。 主にセンサ保持部を示す図であり、(a)は全体図、(b)は部分拡大図、(c)は平面図である。 従来例の説明に用いた真空弁ユニットの断面図である。 図5の真空弁の断面図である。 図6とは異なる真空弁の断面図である。 開閉検知用センサの不感帯を示す特性図である。
本発明は、上記した各問題点を解決するために、開閉検知用センサの取付作業を容易化できるように構成している。
以下、本発明を具体化した実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
<構成>以下、構成について説明する。
真空式下水道システム1、真空弁ユニット2、真空弁8などについては、上記従来例のものと同様なので、説明を省略する。但し、必要な場合には、上記記載をこの実施例に流用する。
そして、この実施例のものでは、以下のような構成を備えるようにしている。
図6、図7に示すように、少なくとも、内部に弁座15を有して、真空下水管4の途中に接続される接続管部12と、弁座15に対して弁体16を当接離反可能に支持する弁駆動部14とを備え、この弁駆動部14が、その本体ケーシング18の外周面に、弁座15の開閉状況を検知可能な開閉検知用センサ26aを備えた真空弁8の構造に対して、以下のような構成を備えるようにする。
(構成1)センサ取付位置指示部41について
図1(または図2)に示すように、弁駆動部14の本体ケーシング18に、予め開閉検知用センサ26aの取付位置を示す目印となるセンサ取付位置指示部41を設けるようにする。
この場合、本体ケーシング18におけるセンサ取付位置指示部41の位置は、検知用磁石27の特性および通過範囲や、開閉検知用センサ26aの特性などから予め計算や実測などによって求めておくようにする。このセンサ取付位置指示部41は、本体ケーシング18に対して一体に形成するのが好ましい。
センサ取付位置指示部41は、単なる目印であっても良いが、好ましくは、以下のようにする。
(構成2)センサ取付部42について
上記したセンサ取付位置指示部41を、開閉検知用センサ26aを設置可能なセンサ取付部42とする。
センサ取付部42は、例えば、図1に示すような、開閉検知用センサ26aを設置可能な凸部42aとすることができる。この凸部42aは、例えば、その頂部に開閉検知用センサ26aを当接配置可能な平坦面を有するものなどとする。この平坦面は、開閉検知用センサ26aと同じ大きさか若干大きなものとする。この場合、凸部42aは、上ケーシング18aに設けられたフランジ部31の上面から上方へ突設されたものとしている。このようにする場合、連結具32としてのバンド体33には、凸部42aとの干渉を防止可能な切欠部33aなどを設けるようにする。なお、上記した凸部42aは、本体ケーシング18の外周面から突設するようにしても良い。
または、センサ取付部42は、例えば、図2に示すような、開閉検知用センサ26aを収容可能な凹部42bとすることができる。この凹部42bは、例えば、開閉検知用センサ26aを嵌合可能な形状を有するものなどとする。この場合、凹部42bは、本体ケーシング18の外周面に開閉検知用センサ26aの少なくとも一部を収容可能な深さとなるように凹設されている。
なお、ここまでは、開閉検知用センサ26aは、従来と同様のバンド部材(図6のバンド部材29参照)を用いて固縛して固定することになる。そして、以下に、バンド部材29が不要となる構成について説明する。
(構成3)センサ固定部43について
図3に示すように、センサ取付部42が、開閉検知用センサ26aを固定可能なセンサ固定部43を有するものとする。
このセンサ固定部43は、例えば、開閉検知用センサ26aを係止可能な爪部43aなどとする。これに対し、開閉検知用センサ26aには、必要に応じて、爪部43aが係止可能な爪受部43bなどを設けることができる。なお、図は、凹部42bに対して爪部43aを設けた場合を示しているが、凸部42aに対して爪部43aを設けることも可能である。
(構成4)センサ保持部44について
図6、図7に示すように、弁駆動部14の本体ケーシング18が、上ケーシング18aと下ケーシング18bとに分割されて、連結具32により連結される構成を備えている場合に、図4に示すように、連結具32が、本体ケーシング18の外周面に対して開閉検知用センサ26aを取付保持可能なセンサ保持部44を備えるようにする。
このセンサ保持部44は、例えば、図4(c)に示すように、本体ケーシング18との間で開閉検知用センサ26aを挟着可能な背面板部44aと、背面板部44aの両側部に設けられた側板部44bとを有して、上方の開口部44cから開閉検知用センサ26aを差込可能な金属製のセンサポケット44Aなどとすることができる。
このセンサポケット44Aは、連結具32を構成するバンド体33の上側部分に対して一体に形成することができる。或いは、図7のように連結具32がボルト締結部35となっている場合には、センサポケット44Aをボルト締結部35とは別に作成して、ボルト締結部35によってフランジ部31に共締めし得るようなものとしても良い。
また、センサ保持部44には、開閉検知用センサ26aを本体ケーシング18に対して押圧可能なセンサ押圧部44dを設けることができる。センサ押圧部44dは、センサポケット44Aの背面板部44aに形成した突起部や切起部などとすることができる。この場合、センサ押圧部44dは、背面板部44aの上部(開口部44cの近傍)にプレスなどにより押出形成した突起部となっている。この突起部は、開閉検知用センサ26aのセンサポケット44Aからの抜止機能も有するものとなっている。
更に、連結具32に、開閉検知用センサ26aの位置ズレを防止可能な周方向位置規制部44eを設けるようにしても良い。周方向位置規制部44eは、バンド体33に形成された切欠部などとすることができる。これに対応させて、フランジ部31にも、切欠部と合致して連結具32の周方向の位置を規制する突起部31eを設けるようにする。
なお、センサ保持部44と上記したセンサ固定部43とは、どちらか一方または両方を設けるようにする。但し、センサ保持部44と上記したセンサ固定部43との両方を設ける場合には、互いの干渉を防止可能な干渉防止手段を設けるようにする。
(構成5)ケーブル配索部45について
図4(b)に示すように、本体ケーシング18に、開閉検知用センサ26aから延びるケーブル26bを配索可能なケーブル配索部45を設けるようにする。
このケーブル配索部45は、本体ケーシング18に一体に形成したケーブル配索用溝部45aなどとすることができる。
また、ケーブル配索部45に、ケーブル配索部45からのケーブル26bの脱落を防止可能なケーブル係止部45bを設けるようにする。このケーブル係止部45bは、例えば、係止用爪部などとすることができる。
なお、ケーブル配索部45は、本体ケーシング18に対して単独で設けることもできるが、上記したセンサ取付位置指示部41やセンサ取付部42やセンサ固定部43やセンサ保持部44など組合せることにより、有効に機能するものとなる。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(作用効果1)センサ取付位置指示部41による作用効果
弁駆動部14の本体ケーシング18に予め目印としてセンサ取付位置指示部41を設けるようにしたことにより、現場でテスターを用いて詳細に探ることなく開閉検知用センサ26aの最適取付位置を直接得ることが可能となり、開閉検知用センサ26aの取付作業の容易化を図ることができる。
(作用効果2)センサ取付部42による作用効果
センサ取付位置指示部41をセンサ取付部42とすることにより、センサ取付部42に対して開閉検知用センサ26aを簡単確実に取付けることが可能となる。
(作用効果3)センサ固定部43による作用効果
センサ取付部42に設けたセンサ固定部43により、面倒な開閉検知用センサ26aのバンド固定作業をなくすか或いは簡易化することが可能となり、一人作業であっても開閉検知用センサ26aをワンタッチで簡単確実に固定することができる。また、バンド部材を不要化することによりコストを下げることができる。
(作用効果4)センサ保持部44による作用効果
本体ケーシング18の上ケーシング18aと下ケーシング18bとを連結する連結具32が、センサ保持部44を備えるようにしたことにより、バンド部材などの専用の取付具を用いることなく本体ケーシング18の外周面に対して開閉検知用センサ26aを取付保持することが可能となり、部品コストや取付工数を削減して合理化を図ることができる。また、センサ保持部44にセンサ押圧部44dを設けることにより、開閉検知用センサ26aを確実に本体ケーシング18に押圧保持させることが可能となる。更に、連結具32に周方向位置規制部44eを設けることにより、開閉検知用センサ26aの位置ズレを防止して、常に最良の検知可能状態に保持することができる。
(作用効果5)ケーブル配索部45による作用効果
本体ケーシング18にケーブル配索部45を設けたことにより、開閉検知用センサ26aから延びるケーブル26bをケーブル配索部45に沿って容易に配索することができると共に、ケーブル26bを周囲の邪魔にならないようにきれいに取回すことができるようになる。特に、ケーブル配索部45によって開閉検知用センサ26a付根近傍のケーブル26bを固定することにより、ケーブル26bの曲げられ易い部分の内部断線を防止することが可能となる。また、ケーブル配索部45に、ケーブル係止部45bを設けることにより、ケーブル配索部45からのケーブル26bの脱落を防止して、確実にケーブル26bを保持することができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
4 真空下水管
8 真空弁
12 接続管部
14 弁駆動部
15 弁座
16 弁体
18 本体ケーシング
18a 上ケーシング
18b 下ケーシング
26a 開閉検知用センサ
26b ケーブル
32 連結具
41 センサ取付位置指示部
42 センサ取付部
43 センサ固定部
44 センサ保持部
45 ケーブル配索部

Claims (4)

  1. 内部に弁座を有して、真空下水管の途中に接続される接続管部と、前記弁座に対して弁体を当接離反可能に支持する弁駆動部とを備え、
    該弁駆動部が、その本体ケーシングの外周面に、弁座の開閉状況を検知可能な開閉検知用センサを備えた真空弁構造において、
    前記弁駆動部の本体ケーシングに、前記開閉検知用センサの取付位置を示すセンサ取付位置指示部を設け
    前記弁駆動部の本体ケーシングが、上ケーシングと下ケーシングとに分割されて、連結具により連結される構成を備え、
    該連結具が、本体ケーシングの外周面に対して開閉検知用センサを取付保持可能なセンサ保持部を備えたことを特徴とする真空弁構造。
  2. 前記センサ取付位置指示部が、開閉検知用センサを設置可能なセンサ取付部とされたことを特徴とする請求項1記載の真空弁構造。
  3. 前記センサ取付部が、開閉検知用センサを固定可能なセンサ固定部を有することを特徴とする請求項2記載の真空弁構造。
  4. 本体ケーシングに、前記開閉検知用センサから延びるケーブルを配索可能なケーブル配索部を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の真空弁構造。
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