JP5609720B2 - セルロースエステルフィルム、それを用いた偏光板及び液晶表示装置 - Google Patents
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Description
2.前記一般式(1)で表されるスクロース誘導体の置換度が、4.5〜7.5であることを特徴とする前記1に記載のセルロースエステルフィルム。
最初に本発明に係る前記一般式(1)で表されるスクロース誘導体について説明する。
以下、本発明に係るスクロース誘導体の合成法を具体的に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
(例示化合物1−1の合成)
蔗糖34.2gとジメチルホルムアミド400gを1000mlの三つ口フラスコに入れ、100℃で加熱溶解してから、乾燥窒素ガスで15分間バブリングして脱水する。次いで、テトラエチルアンモニウムハイドロオキシド0.3gを添加してから、温度を40℃まで下げてから、2−メトキシメチルクロリド56gを15分を要して滴下する。滴下後更に、10分加熱を続けて反応を終了した。反応後ジメチルホルムアミドを減圧留去し、残留物を水洗し、メチルエチルケトンに溶解し、硫酸ソーダで脱水して、から溶媒を留去して目的物を得た。得られた例示化合物1−1の置換度は4.2であった。
蔗糖34.2gとピリジン100gと酢酸エチル300mlを1000mlの三つ口フラスコに入れ、35℃に保ち、N−メチルグリシルクロリド90gの酢酸エチル200ml溶液を30分を要して滴下する。滴下後更に、10分加熱を続けて反応を終了した。後処理は例示化合物1と同様に行った。得られた例示化合物A−1の置換度は6.8であった。
上記例示化合物Aの合成において、N−メチルグリシルクロリド55gの代わりにベンゼンスルホニルクロリド169gを15分を要して滴下する。滴下後更に、10分加熱を続けて反応を終了した。後処理は例示化合物1と同様に行った。得られた例示化合物B−1の置換度は5.6であった。
置換度はASTM−D817−96に規定された方法に準じて測定した。
次に、本発明のセルロースエステルフィルムの詳細について説明する。
本発明に係るセルロースエステルとしては特に限定されないが、炭素数2〜22程度の直鎖または分岐のカルボン酸エステルであることが好ましく、これらのカルボン酸は環を形成してもよく、芳香族カルボン酸のエステルでもよい。なお、これらのカルボン酸は置換基を有してもよい。セルロースエステルとしては、特に炭素数が6以下の低級脂肪酸エステルであることが好ましい。
式(b) 0≦Y≦1.5
式中、Xはアセチル基の置換度、Yはプロピオニル基またはブチリル基、もしくはその混合物の置換度である。
カラム: Shodex K806、K805、K803G(昭和電工(株)製を3本接続して使用する)
カラム温度:25℃
試料濃度: 0.1質量%
検出器: RI Model 504(GLサイエンス社製)
ポンプ: L6000(日立製作所(株)製)
流量: 1.0ml/min
校正曲線: 標準ポリスチレンSTK standard ポリスチレン(東ソー(株)製)Mw=1000000〜500の13サンプルによる校正曲線を使用する。13サンプルは、ほぼ等間隔に用いる。
本発明のセルロースエステルフィルムは、可塑剤を含有させることができる。可塑剤としては特に限定されないが、好ましくは、多価カルボン酸エステル系可塑剤、グリコレート系可塑剤、フタル酸エステル系可塑剤、脂肪酸エステル系可塑剤及び多価アルコールエステル系可塑剤、ポリエステル系可塑剤、アクリル系可塑剤等から選択される。そのうち、可塑剤を2種以上用いる場合は、少なくとも1種は多価アルコールエステル系可塑剤であることが好ましい。
本発明に係るセルロースエステルフィルムは、可塑剤として(メタ)アクリル系重合体を含有することもできる。
本発明に係るセルロースエステルフィルムは、紫外線吸収剤を含有することもできる。紫外線吸収剤は400nm以下の紫外線を吸収することで、耐久性を向上させることを目的としており、特に波長370nmでの透過率が10%以下であることが好ましく、より好ましくは5%以下、更に好ましくは2%以下である。
酸化防止剤は劣化防止剤ともいわれる。高湿高温の状態に液晶画像表示装置などが置かれた場合には、セルロースエステルフィルムの劣化が起こる場合がある。
本発明に係るセルロースエステルフィルムは、微粒子を含有することが好ましい。
《セルロースエステルフィルム1の作製》
用いるセルロースエステルについては表1に示す。
微粒子(R972V(日本アエロジル(株)製)) 11質量部
エタノール 89質量部
以上をディゾルバーで50分間攪拌混合した後、マントンゴーリンで分散を行った。
メチレンクロライドを入れた溶解タンクに下記セルロースエステルを添加し、加熱して完全に溶解させた後、これを安積濾紙(株)製の安積濾紙No.244を使用して濾過した。濾過後のセルロースエステル溶液を充分に攪拌しながら、ここに微粒子分散液をゆっくりと添加した。更に、アトライターにて分散を行った。これを日本精線(株)製のファインメットNFで濾過し、微粒子添加液を調製した。
セルロースエステル(セルロースアセテートプロピオネート(CAP);アセチル基置
換度1.8、プロピオニル基置換度0.7) 4質量部
微粒子分散液 11質量部
下記組成の主ドープ液を調製した。まず加圧溶解タンクにメチレンクロライドとエタノールを添加した。溶剤の入った加圧溶解タンクにセルロースエステルを攪拌しながら投入した。これを加熱し、攪拌しながら、完全に溶解し、更に可塑剤及び紫外線吸収剤を添加、溶解させた。これを安積濾紙(株)製の安積濾紙No.244を使用して濾過し、主ドープ液を調製した。
メチレンクロライド 300質量部
エタノール 60質量部
セルロースエステル(セルロースアセテートプロピオネート;アセチル基置換度1.8
、プロピオニル基置換度0.7) 73質量部
添加剤1(本発明の一般式(1)で表されるスクロース誘導体:例示化合物1)
25質量部
紫外線吸収剤(チヌビン109(BASFジャパン(株)) 1.3質量部
紫外線吸収剤(チヌビン171(BASFジャパン(株)) 0.6質量部
《セルロースエステルフィルム1〜15の作製》
表1記載の、添加剤の種類及び量、セルロースエステルを変更した以外は、セルロースエステルフィルム1と同様にしてセルロースエステルフィルム2〜15を作製した。
DAC:ジアセチルセルロース;アセチル基置換度2.4
TAC:トリアセチルセルロース;アセチル基置換度2.8
CAB:セルロースアセテートブチレート;アセチル基置換度2.1、ブチリル基置換度0.7
表1で用いた化合物を以下に示す。
セルロースエステルフィルムを80℃、90%RHの高温高湿雰囲気下に1000時間放置後、フィルム表面のブリードアウトの評価をした。
○:フィルム表面に部分的なブリードアウトがかすかに分かるが、使用には全く問題ない
△:フィルム表面に全面的なブリードアウトが分かる
×:フィルム表面に全面的なブリードアウトがハッキリ分かる
<偏光板の作製>
厚さ、120μmのポリビニルアルコールフィルムを、一軸延伸(温度110℃、延伸倍率5倍)した。
次に、以下のようにして偏光板の耐久性を評価した。結果を表2に示す。
強制劣化未処理試料の平行透過率(H0)と直行透過率(H90)を測定し、下式に従って偏光度を算出した。その後、各々の偏光板をサンシャインウェザーメーター500時間、UVカットフィルター無しの条件で強制劣化処理を施した後、再度、強制劣化処理後の平行透過率(H0′)と直行透過率(H90′)を測定し、下式に従って偏光度P0、P500を算出し、偏光度変化量を下記式により求めた。
偏光度P0=〔(H0−H90)/(H0+H90)〕1/2×100
偏光度P500=〔(H0′−H90′)/(H0′+H90′)〕1/2×100
偏光度変化量=P0−P500
P0:強制劣化処理前の偏光度
P500:強制劣化処理500時間後の偏光度
以上のようにして求めた偏光度変化量を、以下の基準に則り判定し、耐光性の評価を行った。
B:偏光度変化量が2%以上10%未満
C:偏光度変化量が10%以上25%未満
D:偏光度変化量が25%以上
ここで、A、Bが実用上問題ないレベルと判断した。
上記の要領で得られた500mm×500mmの偏光板試料2枚を熱処理(条件:80℃、90%RHで100時間放置する)し、直交状態にしたときの縦または横の中心線部分のどちらか大きい方の縁の白抜け部分の長さを測定して、辺の長さ(500mm)に対する比率を算出し、その比率に応じて下記のように判定した。縁の白抜けとは直交状態で光を通さない偏光板の縁の部分が光を通す状態になることで、目視で判定できる。偏光板の状態では縁の部分の表示が見えなくなる故障となる。
B:縁の白抜けが5%以上10%未満(偏光板として問題ないレベル)
C:縁の白抜けが10%以上20%未満(偏光板として何とか使えるレベル)
D:縁の白抜けが20%以上(偏光板として問題のあるレベル)
ここで、A、Bが実用上問題ないレベルと判断した。
<液晶表示装置の作製>
視野角測定を行う液晶パネルを以下のようにして作製し、液晶表示装置としての特性を評価した。
上記のようにして作製した液晶表示装置について、以下に記載した評価を行った。その結果を表3に示す。
23℃55%RHの環境で、各々の液晶表示装置のバックライトを1週間連続点灯した後、測定を行った。測定にはELDIM社製EZ−Contrast160Dを用いて、液晶表示装置で白表示と黒表示の表示画面の法線方向からの輝度を測定し、その比を正面コントラストとした。
液晶表示装置の任意の5点の正面コントラストを測定し、以下の基準にて評価した。
B:正面コントラストが5〜10%未満のばらつきであり、ムラがややある
C:正面コントラストが10%以上のばらつきであり、ムラが大きい
ここで、A、Bが実用上問題ないレベルと判断した。
23℃55%RHの環境でELDIM社製EZ−Contrast160Dを用いて液晶表示装置の視野角測定を行った。続いて23℃20%RH、更に23℃80%RHの環境下で、作製した液晶表示装置の視野角を測定し下記基準にて評価した。最後に23℃55%RHの環境でもう一度視野角測定を行い、前記測定の際の変化が可逆変動であることを確認した。尚、これらの測定は、液晶表示装置を当該環境に5時間置いてから測定を行った。
B:視野角変動がやや認められる
C:視野角変動が認められる
ここで、A、Bが実用上問題ないレベルと判断した。
Claims (6)
- 前記一般式(1)で表されるスクロース誘導体の置換度が、4.5〜7.5であることを特徴とする請求項1に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記セルロースエステルの総アシル基置換度が2.1以上、2.55以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記一般式(1)で表されるスクロース誘導体を、1.0〜25.0質量%含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルム。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルムを偏光子の少なくとも一方の面に有することを特徴とする偏光板。
- 請求項5に記載の偏光板を液晶セルの少なくとも一方の面に有することを特徴とする液晶表示装置。
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