JP5608297B1 - カーテンの牽引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カーテンを開き切ったとき、そのカーテン束を端部に圧縮して窓の開口をより大きくすること。
【解決手段】 レール7の案内面5の端部にラック8を配置し、装置本体4の駆動輪1に、その駆動輪1より小径のピニオン9を設け、レールの端部では他の部分より減速するとと共に、その端部ではピニオン9とラック8とを歯合し、カーテンの牽引力を強化する。
また、その端部以外ではピニオン9とラック8との歯合を外し、静かな牽引装置を提供できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動モータによりカーテンを開閉自在に牽引する牽引装置に関し、特に、カーテンを開き切った窓の端部でカーテンの束を十分に圧縮することができる牽引装置に関する。
カーテンを開放して窓の端部に寄せると、その端部で蛇腹状にたたまれる。この状態でさらにカーテンを窓の端に寄せようとすると、蛇腹カーテンから比較的大きな反力が加わり、通常の牽引装置では、車輪が空転する。
そこで、下記特許文献1に記載された電動式カーテンおよびカーテン固定装置は、牽引装置に加えて、窓の端部に巻取部を設け、カーテンの中間部にコードを取付け、カーテンを開き切ったとき、さらにコードを巻き取ってカーテンを束ねるものである。
特許第5103554号公報
上記特許文献記載1の電動式カーテンおよびカーテン固定装置は、コードとそのコードの巻取装置とを有し、構造が複雑にならざるを得ない。
そこで、本発明は構造が簡単でカーテンを開き切ったとき、それを容易に圧縮することができるカーテンの牽引装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、
駆動輪(1)及びそれに連結される電動モータ(2)を有して、カーテン(3)を吊り下げて牽引する装置本体(4)と、
その装置本体(4)の駆動輪(1)を案内する案内面(5)および、電動モータ(2)に給電する給電体(6)が長手方向に配置されたレール(7)と、を具備し、
そのレール(7)の端部及び/または中央部のみにラック(8)がレールの長手方向に配置され、
前記駆動輪(1)と同軸にピニオン(9)が設けられ、そのピニオン(9)の直径が前記駆動輪(1)より小径に形成され、
その端部及び/または中央部では、前記電動モータ(2)により、ピニオン(9)が駆動されて、それがラック(8)に歯合し、
前記端部及び/または中央部以外では、同一の前記電動モータ(2)により、前記駆動輪(1)が駆動されて、それがレール(7)の案内面(5)に接地して転動し、ピニオン(9)とラック(8)との歯合が外れ、歯合音が生じないように構成されたカーテンの牽引装置である。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のカーテンの牽引装置において、
前記端部及び/または中央部では、前記電動モータ(2)により走行速度が減速してピニオン(9)がラック(8)に歯合し、その端部及び/または中央部以外では、ラックとピニオンとの歯合音をなくしたカーテンの牽引装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のカーテンの牽引装置において、
前記電動モータ(2)の電源がOFFの際、手動でカーテン(3)を引いて、それを端部まで移動できるように構成したカーテンの牽引装置である
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のカーテンの牽引装置において、
前記ラック(8)とピニオン(9)との歯合の際に、その歯合の離脱を防止する浮き上がり防止手段(10)を設け、
浮き上がり防止手段(10)として、ピニオン(9)の回転軸または、その回転軸に平行な軸の周りに第1ローラ(11)を回転自在に配置し、その第1ローラ(11)の上下をレール(7)の側壁に設けた案内溝(12)に導いたカーテンの牽引装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のカーテンの牽引装置において、
前記浮き上がり防止手段(10)として、装置本体(4)に重力を付加する重り(13)を設けたカーテンの牽引装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項3に記載のカーテンの牽引装置において、
前記第1ローラ(11)の回転軸(11a)またはその回転軸に平行な軸に直交する回転軸(14a)の周りに回転自在に配置された側部案内用の第2ローラ(14)を、装置本体(4)の両側に一対配置し、その一対の第2ローラ(14)を挟持するように前記レール(7)の側壁に案内させたカーテンの牽引装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のカーテンの牽引装置において、
レール(7)の端部にレールキャップ(16)が被嵌され、そのレールキャップ(16)に前記電動モータ(2)の制御装置および無線(赤外線を含む)の受信部を有する基板(17)が設けられ、無線送信器(19)を介してカーテン(3)の開閉制御を行うように構成したカーテンの牽引装置である。
請求項6に記載の発明は、
請求項4に記載のカーテンの牽引装置において、
前記第1ローラ(11)の回転軸(11a) またはその回転軸に平行な軸に直交する回転軸(14a)の回りに回転自在に配置された側部案内用の第2ローラ(14)を、装置本体(4)の両側に一対配置し、その一対の第2ローラ(14)を挟持するように前記レール(7)の側壁に案内させたカーテンの牽引装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のカーテンの牽引装置において、
レール(7)の端部にレールキャップ(16)が被嵌され、そのレールキャップ(16)に前記電動モータ(2)の制御装置および無線(赤外線を含む)の受信部を有する基板(17)が設けられ、無線送信器(19)を介してカーテン(3)の開閉制御を行うように構成したカーテンの牽引装置である。
本発明のカーテンの牽引装置は、レール(7)の端部及び/または中央部のみにラック(8)がレールの長手方向に配置され、
前記ピニオン(9)と同軸に且つ、ピニオン(9)の直径より大径の駆動輪(1)が設けられ、
前記ラック(8)が配置され、その端部及び/または中央部では、前記電動モータ(2)により、ピニオン(9)が駆動されて、そのピニオン(9)がラック(8)に歯合するように構成され、
前記端部及び/または中央部以外では、同一の前記電動モータ(2)により、前記駆動輪(1)が駆動されて、それがレール(7)の案内面(5)に接地して転動し、ピニオン(9)とラック(8)との歯合が外れ、その歯合音をなくしたカーテンの牽引装置である。
そして、ピニオン(9)の直径を前記駆動輪(1)より小経に形成したので、レール(7)の端部及び/または中央部では、走行速度が減速してピニオン(9)がラック(8)に歯合して、カーテンの牽引力を強化することができる。
そのため、端部では、カーテンの弾発力に抗して可及的にカーテンを端部に圧縮して、その占有面積を縮小し、窓を広く開放できる効果がある。
さらに、端部及び/または中央部では、ピニオン(9)とラック(8)との歯合を外して、静かな牽引装置を提供できる。
また、両開きカーテンのレールの中央部では、減速して互いに反対方向から近づく一対の牽引装置の衝突を避けることができる。それと共に、一対のカーテンの隙間をなくすことができる。
請求項2に記載の発明は、前記端部及び/または中央部では、電動モータ(2)の走行速度が減速してピニオン(9)がラック(8)に歯合し、その端部及び/または中央部以外では、ラックとピニオンとの歯合音をなくしたので、静かな牽引装置となる。
そして、ラック(8)とピニオン(9)との歯合を可及的に少なくしたため、その歯合に伴う音の発生を防止して、静かな牽引装置を提供できる。
また、中央部にラック(8)を配置した場合には、一対の装置本体4が互いに近づくとき、それぞれのピニオン9がラック8に歯合した状態で、互いに接する。そのため、一対の装置本体4どうしが衝突して、互いに離反することを防止する。それにより、レールの中央で一対のカーテンの間に隙間が生じるのを防ぐ。
上記構成において、請求項3に記載のように、電動モータ(2)の電源がOFFの際、手動でカーテン(3)を引いて、それを端部まで移動できるように構成した場合には、停電等で牽引装置が作動しなくても、カーテンを容易に開閉することができる。
上記構成において、請求項4に記載のように、ラックとピニオンとの歯合の離脱を防止する浮き上がり防止手段(10)として、ピニオンの回転軸に第1ローラ(11)を配置し、その第1ローラ(11)の上下をレール(7)の案内溝(12)に導いた場合には、簡単な構造でラックとピニオンの離脱を防止し、カーテンを確実に端部に圧縮することができる。
上記構成において、請求項5に記載のように、浮き上がり防止手段(10)として、装置本体(4)に重力を付加する重り(13)を設けた場合には、簡単な構造でラックとピニオンの離脱を防止し、カーテンを確実に端部に圧縮することができる。
上記構成において、請求項6に記載のように、第1ローラ(11)の軸に直交して、第2ローラ(14)を、装置本体(4)の両側に一対配置し、その一対の第2ローラ(14)を挟持するように前記レール(7)に案内させた場合には、牽引装置の横揺れ及び、走行に伴う摺接音の発生を防止して、安定した牽引を実現できる。
上記構成において、請求項7に記載のように、レール(7)の端部にレールキャップ(16)を被嵌し、そのレールキャップ(16)に電動モータの制御装置および無線(赤外線を含む)の受信部を有する基板(17)を設け、無線送信器(19)を介してカーテン(3)の開閉制御を行うように構成した場合には、構造が簡単で場所をとらないシンプルな牽引装置となる。
上記構成において、請求項8に記載のように、レール(7)を2本並列し、各レールにカーテンの牽引装置(18)および無線(赤外線を含む)の受信部を有する基板(17)を設け、一方のカーテンの牽引装置(18)でレースカーテンを牽引すると共に、他方のカーテンの牽引装置(18)で通常カーテンを牽引し、一つの無線送信器(19)で二つのカーテンの牽引装置(18)の各受信部に制御信号を送信できるように構成した場合には、シンプルで使い勝手のよい牽引装置となる。
本発明の牽引装置の横断面図。 図1のII−II矢視断面図。 図1におけるブラシ24の拡大斜視図。 そのローラ型ブラシ24の他の例を示す斜視図。 同実施例の牽引装置のレール端部における要部断面斜視図。 同実施例の通電説明図。 同実施例のレール7の一方端に取り付ける、基板17付きレールキャップ16の正面図。 同実施例のレール7の他方端に取付ける基板なしレールキャップ16の正面図。 レール7の一方端に取り付ける、基板17付き他のレールキャップ16の正面図 。 本発明の他の牽引装置の横断面図。 本発明の他の牽引装置の説明図。 図1および図11の実施例の受信部31付き基板17の説明図。 図11の実施例の無線送信器19の説明図。 本発明の他の牽引装置の説明図。 本発明の他の牽引装置のレール両端部における説明図。 本発明の他の牽引装置の説明図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図1〜図3は本発明の実施例を示し、図1はそのレール7の横断面とそれに案内される装置本体4である。
レール7は、樹脂材又はアルミニウムの押出材からなり、その上部断面は偏平に形成されて天井等に吊り下げられる取付部7aを形成する。そして、その取付部7aの下側に一対のチャンネル部7bが設けられ、そのチャンネル部7bの内側の下面に案内面5が形成され、そこに装置本体4の車輪15が転動する。さらに、その案内面5の幅方向中間には、ラック8が立設されている。
なお、このラック8は図2に示す如く、レール7の端部においてのみ設けられている。
そして、このレール7の端部においては、そのラック8とピニオン9とが歯合する。このピニオン9は、電動モータ2に連結された回転軸11aに固定され、そのピニオン9の両側にこの例では一対の車輪15が配置されている。
なお、この車輪15は各チャンネル部7bに一つのみ設けてもよい。また、回転軸11aの端部には、第1ローラ11が回転軸11aの回転とは無関係に回動自在に軸支(遊嵌)され、それがチャンネル部7bの内側壁に設けた案内溝12に案内されて浮き上がり防止手段10を構成する。
装置本体4は、その内部に電動モータ2が内装されると共に、その下部に重り13が設けられ、その重り13も浮き上がり防止手段10を形成する。そして、この装置本体4の両側には下向きのL字状に曲折された一対の回転軸14aが突設され、その先端部に第2ローラ14がそれぞれ回転自在に軸支されている。
この一対の第2ローラ14はレール7の一対のチャンネル部7bの立ち上げ側壁面に挟持されるように案内され、装置本体4の幅方向の揺れを防止する。
次に、レール7の取付部7aの下面には一対の溝状部が長手方向に平行に形成され、そこに導電体からなる帯状の給電体6がレール7に対して電気絶縁的に貼着されている。さらにこの例では、レール7の取付部7aの上面にも一対の補助給電体25が同様に貼着されている。
この補助給電体25もレール7の長手方向に平行な一対の溝状部に嵌着固定されている。
装置本体4の下部には係止部20が設けられ、それがフック21を介してカーテン3の袋状部に連結される。そして、この係止部20は、カーテン3の端部を吊り下げ、それ以外の部分は、図2に示す如く、車輪22aを有する幅の狭い吊り部材22bに、係止部20及びフック21を介して吊り下げられている。
装置本体4の上面には、互いに離間して一対のローラ型ブラシ24が固定され、それが一対の給電体6に回転自在に接触する。このローラ型ブラシ24は、図3に示す如く、一例としてU字状に折り曲げた板バネ23とその先端部に軸支されたローラ22とからなり、それらが導電体からなる。そして、板バネ23にはビス孔26が設けられ、そのビス孔26を介して図示しないビスによって装置本体4の上面に固定される。あるいは、スポット溶接により装置本体4に固定される。
この例の牽引装置は、一例としてカーテンレールの中心からカーテンが両側に開くタイプのものであり、そのために図6に示す如く、図示しない絶縁材を介して一対づつの給電体6がレールの中間から左右に配置され、それらに夫々一対の装置本体4がローラ型ブラシ24を介して接続されるものである。図6において、右側の一対の給電体6には基板17を介して直接給電され、左側の一対の給電体6には補助給電体25を介して基板17から給電される。この補助給電体25は、一例として、図1において取付部7aの上面に配置され、その先端と左側の一対の給電体6とが導通されるものである。
レール7の一方の端部には、一例として、図5及び図7または図9に示す受信部を有する基板17付きレールキャップ16が嵌着され、レール7の他方の端部には、一例として図8に示す、基板なしのレールキャップ16aが嵌着される。
レールキャップ16の上面側及び下面側には、レール7の給電体6及び補助給電体25に整合する位置に、夫々接続片33が上下方向に弾性変形可能に突設固定されている。そして、その接続片33と基板17とがリード線6aによって接続される。
なお、レール7が金属材である場合には、給電体6及び補助給電体25は絶縁材を介してレール7に取付けられるが、レール7が絶縁性の樹脂材である場合には、そのまま補助給電体25及び給電体6が取付けられる。
このレールキャップ16の基板17は、図6において右側に配置された装置本体4に直接給電すると共に、補助給電体25および基板なしのレールキャップ16a(図8参照)を介して左側の装置本体4に給電する。図8に示すレールキャップ16aは、その上端に設けた接続片33と下端に設けた接続片33とがリード線6aを介して接続される。
なお、装置本体4の電動モータ2(図1参照)は可逆型のもので、一対の給電体6に供給される直流電圧の正、負に応じて、正転、逆転するものである。また、電源がOFFの場合には、電動モータ2と回転軸11aとの接続が図示しないクラッチを介して、分離され、手動で自由に車輪15を転動させて、装置本体4を移動できる。
(作用)
この第1実施例では、図示しない送信器を介して図6の基板17に無線信号(赤外線による信号を含む)が受信され、それによって基板17から一対づつの各給電体6に給電される。一対の給電体6は、一方がプラス電極となり他方がマイナス電極となる。そしてそれが一対のローラ型ブラシ24を介して電動モータ2に供給され、その回転軸11aを回動させる。その極性が逆になると、回転軸11aは逆転する。
この例では、レール7の中間ではラック8が存在せず、装置本体4に設けた一対の車輪15がレール7の案内面5上を転動する。
そしてカーテン3が端部に引き寄せられたとき、駆動輪1の中心に固定したピニオン9がラック8に歯合する。このとき、装置の走行速度が減速する。これはピニオン9の外周直径が駆動輪1の外周直径より小さいことに基づき、その周速が減速するからである。そして、ラック8とピニオン9との歯合により、装置本体4をさらに端部方向に移動する。その端部においてカーテン3は波形に圧縮されるため、このとき、装置本体4に加わり、ピニオン9がラック8から浮き上がる場合が考えられる。その回転軸11aには、図1に示す、第1ローラ11が転動自在に設けられ、それがチャンネル部7bの側壁内面に設けられた案内溝12に案内されるため、装置本体4が上方に浮き上がることを防止する。さらには、装置本体4に内装された重り13によってもその浮き上がりが防止される。
このように、ラック8をレールの端部のみに設けた場合、減速して、ラック8とピニオン9との歯合音を可及的に小さくできる。しかも、レールの端部ではカーテン3を波形に圧縮して、端部にそれを保持できる。また、端部以外では、装置本体を増速することができる。
次に、図11は、本発明の他の実施例である。
この牽引装置は、レースカーテン用のレール7と通常のカーテン用のレール7とが並列され、夫々に一対づつ、装置本体4が設けられている。そして、レール7の中間位置には受信部31を含む基板17が夫々配置されている。そして、各レール7の一方の両端部にはレールキャップ16が嵌着され、そのうちの一方のレールキャップ16にコネクタ29が接続される。このコネクタ29は、AC-DC変換器28及びプラグ30を介して商用電源に接続される。レールキャップ16に供給された直流電圧は、リード線6aを介し基板17に供給される。
なお、この例では左側のリード線が省略されているが、実際には左側にも右側同様のリード線6aが基板17に接続されている。そして、無線送信器19の送信信号が受信部31を介して基板17に伝達され、無線送信器19の指示により各装置本体4の移動方向およびその停止を制御する。
図12は基板17の説明図であり、中央制御装置CPUと駆動部Drvとスイッチ部とを有する。そのスイッチ部は図13に示す如く、一対のカーテンのうち何れか一以上を選択することができる。ここで、ドレープは通常のカーテンであり、レースはレースカーテンをさす。そして両カーテンを指定するときは、全てを選択することができる。
さらに、それらカーテンの開動作と閉動作と停止動作とを行うことができる。さらには、各カーテンの左片側又は右片側の何れか一方のみの開閉動作も行うことができる。そして、その開閉の時間設定も可能となっている。
次に、図14は本発明の他の実施例の牽引装置の説明図である。
この実施例は、ラック8がレール7の天井面から下方に突設され、それにピニオン9が歯合する。このとき、車輪15は案内面5に接地している。その接地により、ラック8とピニオン9に加重が加わっても、その歯合が離脱することはない。即ち、この例では、他の手段を用いることなく、本発明の浮き上がり防止手段を構成する。
次に、ラック8の取付け位置は任意の位置に選択される。それを側壁に取り付けることもできる。
この例でも、ラック8はレールの端部のみに配置され、ラック8とピニオン9との歯合音を可及的に少なくし、静かな牽引装置を提供できる。
また、図15の実施例は、両開きカーテンにおいて、レールの両端にのみ、ラック8とピニオン9が存在する。
次に、図16は、本発明の他の実施例の牽引装置の説明図である。
この例では、ラック8がレールの両端部および中央のみに配置されでいる。両端部のラック8は、図15の例と同一である。図16ではそれに加えて、レールの中央部にもラック8が一対設けられている。なお、中央の一対のラック8はそれを連続したものとすることもできる。
中央のラック8は、両開きカーテンにおいて、一対の装置本体4どうしが衝突して、互いに離反し、レールの中央で一対のカーテンの間に隙間が生じるのを防ぐものである。
この実施例では、一対の装置本体4が互いに近づくとき、それぞれのピニオン9がラック8に歯合した状態で、互いに接する。そのため、一対の装置本体4どうしが衝突して、互いに離反することを防止する。それにより、レールの中央で一対のカーテンの間に隙間が生じるのを防ぐ。従って、レールの中央部におけるラック8とピニオン9は、一対のカーテン間の隙間をなくすためのものである。
(変形例)
上記の各実施例は、夫々カーテンの両開き型について説明したが、それに変えて片開き型とすることもできる。
図2において、駆動側である回転軸11aにのみピニオン9を設けたが、それに加えて従動側の車輪15の中心部にもピニオン9を配置することもできる。
図7の外付の基板17付きレールキャップ16に代えて、図9に示す如く、キャップ内に基板17を配置し、それと各接続片33とを内部で接続し、外面両側に受信部31を設けてもよい。同様に、図8の基板なしレールキャップ16aのリード線6aをキャップ内で行ってもよい。
次に、送受信は、無線通信でも、赤外線のリモコンでもよい。
また、給電体6は、実施例において、レール7の取付部7aの下面に設けたが、レール7の側面や下面、さらには図10のラック8自体を給電体として利用できる。この場合、ピニオン、回転軸を介してモータに通電する。このとき、ラック8はレール7との電気絶縁を要する。また、図10のラック8をレールの内側の天井面や側面に突設して、ピニオンに歯合することもできる。
1 駆動輪
2 電動モータ
3 カーテン
4 装置本体
5 案内面
6 給電体
6a リード線
7 レール
7a 取付部
7b チャンネル部
8 ラック
9 ピニオン
10 浮き上がり防止手段
11 第1ローラ
11a 回転軸
12 案内溝
13 重り
14 第2ローラ
14a 回転軸
15 車輪
16 レールキャップ
16a レールキャップ
17 基板
18 牽引装置
19 無線送信器
20 係止部
21 フック
22 ローラ
22a 車輪
22b 吊り部材
23 板バネ
24 ローラ型ブラシ
25 補助給電体
26 ビス孔
28 AC-DC変換器
29 コネクタ
30 プラグ
31 受信部
32 操作スイッチ
33 接続片

Claims (8)

  1. 駆動輪(1)及びそれに連結される電動モータ(2)を有して、カーテン(3)を吊り下げて牽引する装置本体(4)と、
    その装置本体(4)の駆動輪(1)を案内する案内面(5)および、電動モータ(2)に給電する給電体(6)が長手方向に配置されたレール(7)と、を具備し、
    そのレール(7)の端部及び/または中央部のみにラック(8)がレールの長手方向に配置され、
    前記駆動輪(1)と同軸にピニオン(9)が設けられ、そのピニオン(9)の直径が前記駆動輪(1)より小径に形成され、
    その端部及び/または中央部では、前記電動モータ(2)により、ピニオン(9)が駆動されて、それがラック(8)に歯合し、
    前記端部及び/または中央部以外では、同一の前記電動モータ(2)により、前記駆動輪(1)が駆動されて、それがレール(7)の案内面(5)に接地して転動し、ピニオン(9)とラック(8)との歯合が外れ、歯合音が生じないように構成されたカーテンの牽引装置。
  2. 請求項1に記載のカーテンの牽引装置において、
    前記端部及び/または中央部では、前記電動モータ(2)により走行速度が減速して、ピニオン(9)がラック(8)に歯合し、その端部及び/または中央部以外では、ラックとピニオンとの歯合音をなくしたカーテンの牽引装置。
  3. 請求項1において、前記電動モータ(2)の電源がOFFの際、手動でカーテン(3)を引いて、それを端部まで移動できるように構成したカーテンの牽引装置。
  4. 請求項2に記載のカーテンの牽引装置において、
    前記ラック(8)とピニオン(9)との歯合の際に、その歯合の離脱を防止する浮き上がり防止手段(10)を設け、
    浮き上がり防止手段(10)として、ピニオン(9)の回転軸または、その回転軸に平行な軸の周りに第1ローラ(11)を回転自在に配置し、その第1ローラ(11)の上下をレール(7)の側壁に設けた案内溝(12)に導いたカーテンの牽引装置。
  5. 請求項4に記載のカーテンの牽引装置において、
    前記浮き上がり防止手段(10)として、装置本体(4)に重力を付加する重り(13)を設けたカーテンの牽引装置。
  6. 請求項4に記載のカーテンの牽引装置において、
    前記第1ローラ(11)の回転軸(11a) またはその回転軸に平行な軸に直交する回転軸(14a)の回りに回転自在に配置された側部案内用の第2ローラ(14)を、装置本体(4)の両側に一対配置し、その一対の第2ローラ(14)を挟持するように前記レール(7)の側壁に案内させたカーテンの牽引装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のカーテンの牽引装置において、
    レール(7)の端部にレールキャップ(16)が被嵌され、そのレールキャップ(16)に前記電動モータ(2)の制御装置および無線(赤外線を含む)の受信部を有する基板(17)が設けられ、無線送信器(19)を介してカーテン(3)の開閉制御を行うように構成したカーテンの牽引装置。
  8. 請求項7に記載のカーテンの牽引装置において、
    レール(7)が2本並列して配置され、各レール(7)にカーテンの牽引装置(18)および受信部を有する基板(17)が設けられ、一方のカーテンの牽引装置(18)でレースカーテンが牽引されると共に、他方のカーテンの牽引装置(18)で通常カーテンが牽引され、一つの無線送信器(19)で二つのカーテンの牽引装置(18)の各受信部に制御信号を送信できるように構成したカーテンの牽引装置。
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