JP5608044B2 - 潜熱回収式熱源装置・浴室システム - Google Patents
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潜熱回収熱交換器から発生するドレンは、ドレンタンクに一時的に貯留し、所定のタイミングで戸外へ排出する必要がある。この排出において、例えば、ドレンタンクからドレンをユニットバス内の浴槽近傍に設けられる排水箇所に導いて、その排水口を使用してドレンを戸外に排出することが提案されている。
このように、浴槽近傍に設けられている排水口を利用してドレンを排出する構造に関して、従来、新築の家屋を対象とする場合と、既築の家屋を対象とする場合との夫々の場合において、異なった構造が採用されてきた。
この構造においては、図10に示すように、浴槽戻管路10、浴槽往管路20、及びドレン配管30を備えた、所謂、トリプルチューブが採用される。新築の場合、配管スペースに3本の配管を新たに設置する余裕があるためである。
図9に示す既築の家屋を対象とする場合、基本的に、ドレン排出系統の設置は、熱源装置1aの交換のタイミングで行われるが、既設の熱源装置にはドレン排出系統が備えられていないため、既設の熱源装置において浴槽YSと熱源装置とを接続する配管系統は、浴槽戻管路10、浴槽往管路20の2本となっており、この2本のうちの一本をドレン排出系統に利用する必要がある。
そこで、図11に示すように、既築の家屋を対象とする場合は、循環ポンプPJが、ドレン排出用のポンプとしての機能を果たす。
その第1特徴構成は、前記熱源装置内流路における前記浴槽戻側接続部と前記循環ポンプとの間に、前記浴槽戻側接続部と前記循環ポンプとを接続する戻側第1状態と、前記ドレンタンクと前記循環ポンプとを接続する戻側第2状態とに択一的に切換自在な戻側流路切換手段が設けられ、
前記熱源装置内流路における前記循環ポンプと前記浴槽往側接続部との間に、前記循環ポンプと前記浴槽往側接続部とを接続する往側第1状態と、前記循環ポンプと前記浴槽往側接続部とは別の第2往側接続部とを接続する往側第2状態とに択一的に切換自在な往側流路切換手段が設けられ、
前記戻側流路切換手段を前記戻側第2状態とした状態で、前記往側流路切換手段を前記往側第1状態又は前記往側第2状態に切換え、前記循環ポンプを働かせて、前記ドレンタンクに貯留されたドレンを前記浴槽往側接続部又は前記第2往側接続部から排出するドレン排出処理を実行可能に構成されている点にある。
すなわち、いずれの場合にも、戻側流路切換手段から往側流路切換手段に到る流路内には確実にドレンパージ水を流すドレンパージ処理を実行できるものとなる。
前記ユニット接続情報受付手段で、前記ユニット接続情報を受付けた場合には、前記往側流路切換手段を前記往側第1状態に固定するユニット有り状態に設定し、前記ユニット接続情報を受付けなかった場合には、前記往側流路切換手段を前記往側第1状態又は前記往側第2状態のいずれかに切換えるユニットなし状態に設定する自動設定手段を備えている点にある。
そこで、上記の如く、自動設定手段が、そのユニット接続情報受付手段がユニット接続情報を受付けた場合に往側流路切換手段を前記往側第1状態に固定するユニット有り状態に設定し、ユニット接続情報を受付けなかった場合には、往側流路切換手段を往側第1状態又は往側第2状態のいずれかの状態に切換えるユニットなし状態に設定するように構成することによって、設置作業時において、設置箇所が新築の家屋であって流路切換ユニットを設ける必要がない場合、及び、設置箇所が既築の家屋であって流路切換ユニットを設ける必要がある場合夫々における潜熱回収式熱源装置側の設定間違い等の発生を回避することが可能な潜熱回収式熱源装置を提供することができる。
前記浴槽戻側接続部と前記浴槽とを前記浴槽戻管路にて接続するとともに、前記浴槽往側接続部と前記浴槽とを前記浴槽往管路にて接続し、
前記第2往側接続部と前記排水箇所とを、前記浴槽戻管路、前記浴槽往管路とは異なるドレン用管路にて接続し、
前記ドレン排出処理時に、前記戻側流路切換手段を前記戻側第2状態に、前記往側流路切換手段を前記往側第2状態に切換え、前記循環ポンプを働かせて、前記ドレンタンクに貯留されたドレンを、前記ドレン用管路を介して前記排水箇所よりドレンを排出する点にある。
前記浴槽戻側接続部と前記浴槽とを前記浴槽戻管路にて接続するとともに、前記浴槽往側接続部と前記浴槽とを前記浴槽往管路にて接続し、前記第2往側接続部を閉止し、
前記浴槽往管路を通流する流体を前記浴槽に供給するユニット第1状態と、前記浴槽往管路を通流する流体を前記排水箇所に排出するユニット第2状態とに切換自在に構成される流路切換ユニットを、前記浴槽往管路の浴室内部位に設け、
前記ドレン排出処理時に、前記戻側流路切換手段を前記戻側第2状態に、前記往側流路切換手段を前記往側第1状態に、さらに、前記流路切換ユニットをユニット第2状態に切換え、前記循環ポンプを働かせて、前記ドレンタンクに貯留されたドレンを前記浴槽往管路を介して前記排水箇所よりドレンを排出する点にある。
説明にあたっては、まず、本発明に係る潜熱回収式熱源装置について説明し、続いて、その潜熱回収式熱源装置の設置箇所が新築の家屋である場合(図1参照)、その潜熱回収式熱源装置の設置箇所が既築の家屋である場合(図6参照)の順に説明する。
ここで、新築の家屋にあっては、熱源装置と浴室との間に3本の配管を設置可能であり、既築の家屋にあっては、図9で説明したように、既に、熱源装置と浴室との間に2本の配管が設置されているため、これら2本の配管を有効に使用することが必要となる。
本願の潜熱回収式熱源装置は、その構造から、新築、既築の場合共、共通して使用することができる。
潜熱回収式熱源装置1は、設置箇所が新築の家屋である場合、及び、設置箇所が既築の家屋である場合共通に使用されるものであり、図1、図6に示すように、潜熱回収熱交換器K1を備えた加熱部Kにおいて発生したドレンを貯留するドレンタンクD1と、一端側が浴槽YSに接続されて前記浴槽YSからの浴槽戻水を通流させる浴槽戻管路10を接続する浴槽戻側接続部10cと、一端側が浴槽YSに接続されてYS浴槽への浴槽往水を通流させる浴槽往管路20が接続される浴槽往側接続部20cと、浴槽戻水を、循環ポンプPJにて加熱部Kを経由して浴槽往管路20に送るべく通流させる熱源装置内流路Jとを設けて構成されている。
加熱部作動手段H4は、加熱部Kによる加熱を行うか否かの動作指令を、浴槽水循環処理手段H5は、循環ポンプPJを作動させるか否かの動作指令を、さらに、給水処理手段H6は、給水を行うか否かの動作指令を行うように構成されている。
従って、湯張作動処理手段H01、追焚作動処理手段H02、凍結防止処理手段H1、ドレン排出処理手段H2、ドレンパージ処理手段H3は、加熱部作動手段H4、浴槽水循環処理手段H5、給水処理手段H6を介して、戻側流路切換手段S1,往側流路切換手段S2、流通切換手段S4、給水電磁弁S5、加熱部K等を状態設定(制御)する。図3は、新築の家屋に適用した場合の各作動処理における状態設定を、図7は、既築の家屋に適用した場合の各作動処理における状態設定を示している。
尚、後述するように、この流路切換ユニットS3は、設置箇所が新築の家屋である場合においては設置されず、設置箇所が既築の家屋である場合においてのみ設置が必要となるものである。
次に、設置箇所が新築の家屋であって3本の配管を敷設可能な場合の浴室システムについて、図1に基づいて説明する。
浴室システムは、潜熱回収式熱源装置1と、浴槽YSを備えた浴室Yとを備え、浴室Y内に排水箇所35を備えて構成されている。また、浴室Y内には、後述する潜熱回収式熱源装置1の制御装置Hに接続され、運転の指令や設定温度情報の表示等を行うリモコンRが設けられている。
そして、この浴室システムにおいては、潜熱回収式熱源装置1における浴槽戻側接続部10cと浴槽YSとが、浴槽戻管路10にて接続されるとともに、浴槽往側接続部20cと浴槽YSとが浴槽往管路20にて接続され、第2往側接続部30cと排水箇所35とが、ドレン用管路30にて接続されている。即ち、新築の場合は、浴槽往側接続部20cと第2往側接続部30cとの両方が使用される。
ドレン排出処理においては、制御手段Hにおけるドレン排出処理手段H2が、図3の表に「ドレン排出処理」として示す如く、戻側流路切換手段S1を戻側第2状態とした状態で、往側流路切換手段S2を往側第2状態に切換え、循環ポンプPJを働かせて、ドレンタンクD1に貯留されたドレンを第2往側接続部30cから排出するように構成されている。尚、このとき、通流切換手段S4は通流停止状態とし、給水電磁弁S5は給水停止状態とするように制御されている。
つまり、ドレンタンクD1に貯留されたドレンは、図5Aに示すように、戻側流路切換手段S1、循環ポンプPJ、往側流路切換手段S2を経由して、ドレン用管路30から排水箇所35に排出される。
ドレンパージ処理は、図3の表に「ドレンパージ処理」として示す如く、ドレンパージ水として、外部より供給される給水を使用する給水パージ、又は、浴槽戻水を使用する浴槽水パージのいずれかの形態にて実行される。尚、図示はしていないが、潜熱回収式熱源装置1には水位検出部が備えられており、浴槽YS内の浴槽水の水位がドレンパージを実行するに十分であるときには浴槽水パージを実行し、浴槽水がドレンパージを実行するには不十分又は全く無い場合には給水パージを実行するように構成されている。
また、浴槽水パージの場合においては、制御手段Hにおけるドレンパージ処理手段H3が、戻側流路切換手段S1を戻側第1状態とし、往側流路切換手段S2を往側第2状態とし、通流切換手段S4を通流状態とし、そして給水電磁弁S5を給水停止状態として循環ポンプPJを働かせることになる。
つまり、ドレンパージ処理における給水パージ時には、図5Bに示すように、外部より供給される給水を、戻側流路切換手段S1、循環ポンプPJ、往側流路切換手段S2を経由して、ドレン用管路30から排水箇所35に排出することになり、浴槽水パージ時には、図5Cに示すように、浴槽戻水を、戻側流路切換手段S1、循環ポンプPJ、往側流路切換手段S2を経由して、ドレン用管路30から排水箇所35に排出することになる。
さらに、制御手段Hにおける加熱部作動手段H4は、上記ドレン排出処理またはドレンパージ処理において加熱部Kを作動させて、加熱部Kによりドレン又はドレンパージ水を加熱することが可能なように構成され、ドレン排出処理手段H2又はドレンパージ処理手段H3は、加熱されたドレン又はドレンパージ水を第2往側接続部30cから排出させることが可能なように構成されている。
即ち、凍結防止を例に取ると、ドレン排出、ドレンパージで、凍結防止が可能と考えられる状況では、加熱部Kによる加熱を行うことなく、流水のみで凍結を防止することができ、さらに厳しい状況では、加熱を伴って温水を流すことで凍結を防止できる。
また、ドレンは低温状態で貯留されているため、ドレン排出処理で管路が冷える場合があるが、例えば、ドレンパージ処理で温水を流すことで、管路の加温を行うこともできる。
次に、設置箇所が既築の家屋であって既に設置されている2本の配管の他に配管を増設できない場合の浴室システムについて、図6に基づいて説明する。尚、潜熱回収式熱源装置1の構成は上記設置箇所が新築の家屋である場合と同一であるので、重複部分については同一符号を用いるとともにその説明を省略し、主に設置箇所が新築の家屋である場合と異なる部分について説明を加える。
つまり、この形態においては、設置箇所が新築の家屋である場合において第2往側接続部30cに接続されていたドレン用管路30を備えず、潜熱回収式熱源装置と浴槽YSとの間には浴槽戻管路10と浴槽往管路20との2本の配管のみを備えるものとなる。
つまり、ドレンタンクD1に貯留されたドレンは、図8Aに示すように、戻側流路切換手段S1、循環ポンプPJ、往側流路切換手段S2を経由して、浴槽往配管20を通流し、流路切換ユニットS3に接続されるドレン排出管32から排水箇所35に排出される。
この形態におけるドレンパージ処理は、図7の表に「ドレンパージ処理」として示す如く、ドレンパージ水として、外部より供給される給水を使用する給水パージ、又は、浴槽戻水を使用する浴槽水パージのいずれかの形態にて実行される。尚、この形態においても、上記新築の家屋に適用した場合と同様に、浴槽YS内の浴槽水の水位がドレンパージを実行するに十分であるときには浴槽水パージを実行し、浴槽水がドレンパージを実行するには不十分又は全く無い場合には給水パージを実行するように構成されている。
つまり、ドレンパージ処理における給水パージ時には、図8Bに示すように、外部より供給される給水を、戻側流路切換手段S1、循環ポンプPJ、往側流路切換手段S2を経由して、浴槽往配管20を通流させ、流路切換ユニットS3に接続されるドレン排出管32から排水箇所35に排出することになり、また、浴槽水パージ時には、図8Cに示すように、浴槽戻水を、戻側流路切換手段S1、循環ポンプPJ、往側流路切換手段S2を経由して、浴槽往配管20を通流させ、流路切換ユニットS3に接続されるドレン排出管32から排水箇所35に排出することになる。
さらに、制御手段Hにおける加熱部作動手段H4は、上記ドレン排出処理またはドレンパージ処理において加熱部Kを作動させて、加熱部Kによりドレン又はドレンパージ水を加熱可能に構成され、ドレン排出処理手段H2又はドレンパージ処理手段H3は、加熱されたドレン又はドレンパージ水を浴槽往側接続部20cから排出させるように構成されている。
次に本発明の別実施形態を説明する。
(イ)上記実施形態においては、ドレン排出処理またはドレンパージ処理において、必要に応じて加熱部Kを作動させて、加熱部Kによりドレン又はドレンパージ水を加熱し、加熱されたドレン又はドレンパージ水を浴槽往側接続部20c又は第2往側接続部30cから排出可能とする構成を例示したが、このような構成に代えて、加熱部Kを働かせることなく、流水状態でのみ、凍結に対処するようにしてもよい。
10 浴槽戻管路
20 浴槽往管路
30 ドレン排出管路
10c 浴槽戻側接続部
20c 浴槽往側接続部
30c 第2往側接続部
35 排水箇所
K 加熱部
K1 潜熱回収熱交換器
D1 ドレンタンク
PJ 循環ポンプ
J 熱源装置内循環路
S1 戻側流路切換手段
S2 往側流路切換手段
S4 通流切換手段
S5 給水電磁弁
H 制御装置
H7 ユニット接続情報受付手段
H8 自動設定手段
Y 浴室
YS 浴槽
QF 温度検出手段
QW ドレン水位検出手段
T1〜T5、TR、TF,TQ 制御用通信線
Claims (9)
- 潜熱回収熱交換器を備えた加熱部において発生したドレンを貯留するドレンタンクと、一端側が浴槽に接続されて前記浴槽からの浴槽戻水を通流させる浴槽戻管路を接続する浴槽戻側接続部と、一端側が前記浴槽に接続されて前記浴槽への浴槽往水を通流させる浴槽往管路が接続される浴槽往側接続部と、
前記浴槽戻水を、循環ポンプにて前記加熱部を経由して前記浴槽往管路に送るべく通流させる熱源装置内流路と、が設けられた潜熱回収式熱源装置であって、
前記熱源装置内流路における前記浴槽戻側接続部と前記循環ポンプとの間に、前記浴槽戻側接続部と前記循環ポンプとを接続する戻側第1状態と、前記ドレンタンクと前記循環ポンプとを接続する戻側第2状態とに択一的に切換自在な戻側流路切換手段が設けられ、
前記熱源装置内流路における前記循環ポンプと前記浴槽往側接続部との間に、前記循環ポンプと前記浴槽往側接続部とを接続する往側第1状態と、前記循環ポンプと前記浴槽往側接続部とは別の第2往側接続部とを接続する往側第2状態とに択一的に切換自在な往側流路切換手段が設けられ、
前記戻側流路切換手段を前記戻側第2状態とした状態で、前記往側流路切換手段を前記
往側第1状態又は前記往側第2状態に切換え、前記循環ポンプを働かせて、前記ドレンタンクに貯留されたドレンを前記浴槽往側接続部又は前記第2往側接続部から排出するドレン排出処理を実行可能に構成されている潜熱回収式熱源装置。 - 前記ドレン排出処理を実行した後、前記戻側流路切換手段から前記往側流路切換手段に到る流路に、ドレンとは異なる流体をドレンパージ水として流すドレンパージ処理を実行可能に構成されている請求項1記載の潜熱回収式熱源装置。
- 外部より供給される給水を前記戻側流路切換手段を介して前記循環ポンプに供給可能に構成され、
前記ドレンパージ処理時に、前記ドレンパージ水として、前記外部より供給される給水、又は、前記浴槽戻水を使用する請求項2記載の潜熱回収式熱源装置。 - 前記ドレン排出処理または前記ドレンパージ処理において、前記加熱部を作動させて、前記加熱部によりドレン又はドレンパージ水を加熱し、加熱された前記ドレン又は前記ドレンパージ水を前記浴槽往側接続部又は前記第2往側接続部から排出する請求項1〜3の何れか一項記載の潜熱回収式熱源装置。
- 凍結予防用の温度検出手段を備え、前記温度検出手段により検出される温度が所定の凍結警戒温度より低い場合に、前記ドレンパージ処理を実行する請求項2又は3記載の潜熱回収式熱源装置。
- 前記熱源装置内流路における前記浴槽戻側接続部と前記戻側流路切換手段との間の位置に、内部流路を通流状態と通流停止状態とに択一的に切換自在な通流切換手段が設けられ、
前記ドレン排出処理または前記ドレンパージ処理において、前記通流切換手段を前記通流停止状態に切換える請求項1〜5のいずれか一項に記載の潜熱回収式熱源装置。 - 前記浴槽往管路を通流する流体を前記浴槽に供給するユニット第1状態と、前記浴槽往管路を通流する流体を排水箇所に排出するユニット第2状態とに切換自在に構成され、前記浴槽往管路の浴室内部位に設けられる流路切換ユニットからユニット接続情報を受付けるユニット接続情報受付手段を備え、
前記ユニット接続情報受付手段で、前記ユニット接続情報を受付けた場合には、前記往側流路切換手段を前記往側第1状態に固定するユニット有り状態に設定し、前記ユニット接続情報を受付けなかった場合には、前記往側流路切換手段を前記往側第1状態又は前記往側第2状態のいずれかに切換えるユニットなし状態に設定する自動設定手段を備えた請求項1〜6の何れか一項記載の熱回収式熱源装置。 - 請求項1〜7の何れか一項記載の潜熱回収式熱源装置と、前記浴槽を備えた浴室とを備え、前記浴室内に排水箇所を備えた浴室システムであって、
前記浴槽戻側接続部と前記浴槽とを前記浴槽戻管路にて接続するとともに、前記浴槽往側接続部と前記浴槽とを前記浴槽往管路にて接続し、
前記第2往側接続部と前記排水箇所とを、前記浴槽戻管路、前記浴槽往管路とは異なるドレン用管路にて接続し、
前記ドレン排出処理時に、前記戻側流路切換手段を前記戻側第2状態に、前記往側流路切換手段を前記往側第2状態に切換え、前記循環ポンプを働かせて、前記ドレンタンクに貯留されたドレンを、前記ドレン用管路を介して前記排水箇所に排出する浴室システム。 - 請求項1〜7の何れか一項記載の潜熱回収式熱源装置と、前記浴槽を備えた浴室とを備え、前記浴室内に排水箇所を備えた浴室システムであって、
前記浴槽戻側接続部と前記浴槽とを前記浴槽戻管路にて接続するとともに、前記浴槽往側接続部と前記浴槽とを前記浴槽往管路にて接続し、前記第2往側接続部を閉止し、
前記浴槽往管路を通流する流体を前記浴槽に供給するユニット第1状態と、前記浴槽往管路を通流する流体を前記排水箇所に排出するユニット第2状態とに切換自在に構成される流路切換ユニットを、前記浴槽往管路の浴室内部位に設け、
前記ドレン排出処理時に、前記戻側流路切換手段を前記戻側第2状態に、前記往側流路切換手段を前記往側第1状態に、さらに、前記流路切換ユニットをユニット第2状態に切換え、前記循環ポンプを働かせて、前記ドレンタンクに貯留されたドレンを、前記浴槽往管路を介して前記排水箇所に排出する浴室システム。
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