JP5607386B2 - 取引処理システム - Google Patents

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この発明は、金融機関等の伝票管理を行う取引処理システムに関するものである。
従来、銀行等の金融機関にあっては、窓口で貨幣の取引が行われるとこの取引の内容を記録するとともに顧客が記入した所定の取引伝票に認証印字を行う取引処理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−12550号公報
ところで、上述した従来の取引処理システムにあっては、顧客が記入した取引伝票に応じた取引を操作者が行う際に、伝票に記載された金額等を誤って操作卓に入力するオペミスを起こす場合がある。このオペミスが発生したときにその場で気付かないと、例えば、顧客に対して釣銭を多く又は少なく支払ってしまう不具合が生じる虞がある。そして、このような不具合が生じた場合、一日の締め上げ精査時に現金違算として発覚し、この違算が一日の総取引中何れの取引で生じたものかを特定する作業ならびに、その後の処置に多大な時間と労力を費やしてしまうという課題がある。
そこで、この発明は、オペミスの発生をその場で報知できる取引処理システムを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、貨幣の取引操作を行うとともに画面表示を行う操作表示手段(例えば、実施形態におけるディスプレイ12、キーボード13およびマウス14)と、一件の取引ごとの取引伝票(例えば、実施形態における取引伝票D)に認証印字を行う認証手段(例えば、実施形態における認証プリンター15)と、該認証手段によって認証印字が行われる際の前記取引伝票を撮像する撮像手段(例えば、実施形態における撮像手段S)と、前記操作表示手段より入力された一件の取引ごとの取引データを記憶すると共に、前記撮像手段により撮像された前記取引伝票の画像を記憶する記憶手段(例えば、実施形態における記憶手段22)と、前記撮像手段により撮像された前記取引伝票の画像の中の取引金額を読み取る伝票金額読取手段(例えば、実施形態における伝票金額読取手段31)と、前記取引データと前記伝票金額読取手段で読み取った取引金額の一致を確認する金額一致確認手段(例えば、実施形態における金額一致確認手段32)と、該金額一致確認手段による一致が確認されない場合に警告を行う警告報知手段(例えば、実施形態における警告報知手段33)と、を備え、前記取引伝票が前記認証手段にセットされ、前記操作表示手段により完了操作がなされると、前記認証手段によって認証印字が行われる直前の前記取引伝票を前記撮像手段により撮像し、前記金額一致確認手段によって前記記憶手段に記憶された前記取引データと、前記伝票金額読取手段により前記取引伝票の画像の中から読み取った取引金額との一致が確認された場合に、前記認証手段にセットされている前記取引伝票に認証印字を行い、前記撮像手段は、前記取引伝票が前記認証手段にセットされる挿入口近傍を撮像し、前記認証手段の取引伝票の挿入口と排出口とは同一方向であって、一つの挿入排出口からなり、前記撮像手段は、前記認証手段によって認証印字が行われた後の前記取引伝票を撮像し、該撮像手段により撮像された取引伝票の画像を、前記記憶手段へ記憶させる登録手段を備えることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、前記金額一致確認手段により一致が確認されない場合に、前記伝票金額読取手段で読み取った取引金額を前記操作表示手段へ表示するとともに、前記伝票金額読取手段で読み取った取引金額と前記取引データの取引金額との何れが誤りであるかの確認を促す確認済表示手段(例えば、実施形態における確認済表示手段34)を備えたことを特徴とする。
請求項に記載した発明は、請求項1又は2に記載の発明において、一の取引伝票の種別を特定する伝票種別特定手段(例えば、実施形態における伝票種別特定手段24)を備え、前記伝票金額読取手段は、前記伝票種別特定手段により特定された一の取引伝票の種別に応じて、前記取引伝票の画像の中から取引金額を読み取ることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、取引伝票に記入された伝票金額を操作者が誤って操作表示手段を介して入力した場合であっても、認証印字が行われる際に金額一致確認手段により一致を確認して、不一致の時には警告報知手段により警告を行うことで操作者にオペミスを気付かせることができるため、オペミスの状態でその取引を完了するのを防止することができる効果がある。
さらに、挿入部近傍を撮像手段により撮像することで認証手段にセットされて認証印字される直前の取引伝票の画像を得ることができるため、取引対象ではない取引伝票を誤って撮像することを防止して確実に取引対象の取引伝票だけを撮像することができる効果がある。
さらに、撮像手段により認証印字が行われた後の取引伝票の画像を記憶手段へ記憶させることで、認証印字後の取引伝票を電子データとして保管することができるため、紙媒体と比較して容易に保管することができる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、金額一致確認手段により一致が確認されない場合に、確認済表示手段によって取引金額を操作表示手段へ表示させ、確認済表示手段により誤りの確認を促すことで、取引が完了する前に伝票金額読取手段で読み取った取引金額と取引データの取引金額との何れが誤りであるか、例えば、顧客が記入した文字が汚くて読み取りに誤りが生じたのか、或いは、操作者によるオペミスが生じたのかを操作者に確認させることが可能となるため、より確実にオペミスを防止することができる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、請求項1又は2の効果に加え、取引伝票の画像から、例えば、取引伝票に記載された種別を表す文字である、入金、出金、両替、振込み等や、A,B,C等や、数字1,2,3等、あるいは、種別を表す記号などを読み取り取引伝票の種別として入金、出金、両替、振込み等を特定することで、取引の種別に応じて取引伝票の様式が異なり取引金額欄の位置が相違する場合であっても、確実に取引金額を読み取ることができる効果がある。
請求項5に記載した発明によれば、請求項1乃至4の何れか一項の効果に加え、撮像手段により認証印字が行われた後の取引伝票の画像を記憶手段へ記憶させることで、認証印字後の取引伝票を電子データとして保管することができるため、紙媒体と比較して容易に保管することができる効果がある。
本発明の実施形態における取引処理システムの構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態における取引処理システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における取引伝票の一例を示す図である。
次に、この発明の実施形態の取引処理システムについて図面を参照しながら説明する。
図1,2は、この実施形態における取引処理システム1を示している。この取引処理システム1は、銀行等の金融機関の各窓口に設置されて、取引担当者が、顧客が記入した取引伝票Dに基づき入金や出金などの出納処理に関する取引データを登録する取引処理機10と、認証プリンター15とを備えて構成される。
取引処理機10は、処理機本体11と、ディスプレイ12と、キーボード13と、マウス14とを備える情報端末である。ディスプレイ12、キーボード13、マウス14、および、認証プリンター15はそれぞれ処理機本体11に接続されている。
ディスプレイ12は、処理機本体11により表示制御され、取引に係る各種情報を画面表示する。
キーボード13およびマウス14は、取引担当者により預かり現金等を手入力する取引データの入力、および、入力後の決定操作やディスプレイ12の表示内容を確認した際の確認済み操作など各種入力操作を行うユーザインターフェースである。なお、ディスプレイ12とキーボード13とマウス14とにより操作表示手段が構成される。
認証プリンター15は、処理機本体11の制御指令に基づき取引伝票Dに認証印字を行うプリンターである。認証プリンター15には、取引伝票Dの紙面方向に沿って取引伝票Dを挿入および排出可能な挿入排出口(挿入部)17および取引伝票通路18が設けられている。また、認証プリンター15には撮像手段Sが設けられている。なお、上述した認証プリンター15では一の挿入排出口17を設けていたが、開口する方向が同一方向であれば挿入口と排出口とを個別に設けるようにしてもよい。
撮像手段Sは、認証印字が行われる直前の取引伝票Dを撮像し、その画像データを処理機本体11へ出力する。撮像手段Sによる撮像位置としては、挿入排出口17の近傍を撮像するのが好ましく、取引伝票D全体を一度で撮影可能なタイプの撮像手段Sや、取引伝票Dのフィードに応じて連続して撮像を行ったものを合成して取引伝票D全体の画像を得るタイプの撮像手段Sの何れを用いてもよい。また撮像手段Sは、認証印字が行われた後の取引伝票Dを同じ位置で撮像し、その画像データを処理機本体11へ出力する。ここで、認証プリンター15への取引伝票Dの挿入と排出が一つの挿入排出口17から行われることで、同じ位置の撮像手段Sにより認証印字前と認証印字後の両方の取引伝票Dの画像を撮像することが可能となっている。
処理機本体11は、記憶手段22と、伝票種別特定手段24と、伝票金額読取手段31と、金額一致確認手段32と、警告報知手段33と、確認済表示手段34と、登録手段35とを備えて構成される。
記憶手段22は、キーボード13やマウス14を介して手入力された情報を記憶するとともに、撮像手段Sで撮像された認証印字前の取引伝票Dの画像を一時記憶し、また、認証印字後の取引伝票Dの画像を記憶する。
伝票種別特定手段24は、取引伝票Dの画像に基づき、取引伝票Dに記入されている種別に関する文字や記号などを読み取り、種別を特定する。ここで、取引伝票Dに記入される種別に関する文字は、例えば、「入金」、「出金」、「両替」、「振込み」等や、「A」、「B」、「C」や「1」、「2」、「3」等の文字である。また、種別に関する記号は、予め種別ごとに異なったものが設定される。
伝票金額読取手段31は、伝票種別特定手段24により特定される伝票種別に応じて、撮像手段Sにより撮像された取引伝票Dの画像の取引金額欄に記入された金額を読み取る。ここで、伝票種別を表す文字や記号が記載されている位置は伝票種別に関わらず略同一に設定される。一方、取引金額欄の位置については種別によって異なる場合があるため、特定された伝票種別に応じて取引金額欄の位置を特定して取引金額の読み取りを行っている。
金額一致確認手段32は、一の取引について、伝票金額読取手段31により読み取った金額と、キーボード13、マウス14により手入力された取引金額との一致を確認する。
警告報知手段33は、金額一致確認手段32による一致が確認されない場合に、例えば、ディスプレイ12へ警告表示を行うなど、取引担当者に対する警告を行う。
確認済表示手段34は、金額一致確認手段32により一致が確認されない場合に、伝票金額読取手段31で読み取った取引金額をディスプレイ12へ表示させるとともに、伝票金額読取手段31で読み取った取引金額とキーボード13、マウス14を介して入力された取引金額との何れが誤りであるかの確認を促す表示をディスプレイ12へ表示させる。
登録手段35は、撮像手段Sによって撮像された認証印字後の取引伝票Dの画像を記憶手段22へ記憶させる。
この実施形態の取引処理システムは上記構成を備えており、次に、上述した取引処理システムの動作ついて説明する。
まず取引担当者により窓口業務を開始する際に、担当者の認証を行うべく認証入力を行う。ここで、認証入力は取引処理機10のキーボード13、マウス14を介したオペレータ番号の手入力やカードリーダ(不図示)へのオペレータカードの挿通などにより行う。
一方、銀行等の金融機関の店舗に入店した顧客は、所定のカウンターで取引の種類に応じた取引伝票Dに取引情報を記入する。顧客は取引伝票Dの記入が一通り終わると、窓口への呼び出しを待つ。なお、窓口への顧客呼び出しは所定の受付順に行われる。
図3は、出金(払い戻し)用の取引伝票Dの一例を示しており、取引伝票Dには顧客が記入する欄として、それぞれ預金種目記入欄40、金額記入欄41、店番号記入欄42、口座番号記入欄43、氏名(おなまえ)記入欄44、および、押印欄45とが設けてある。また取引伝票Dには、認証プリンター15により認証印字が行われる認証印字欄46が設けてある。また、取引伝票Dの上部には、取引種別の文字「お引出し」と、この取引種別を示す数字「3」が予め印字されている。取引伝票Dは、顧客による記入内容および認証プリンター15による印字内容が裏写りにより複数枚の控え伝票に亘って複写されるようになっている。
取引担当者は、順次顧客を窓口へ呼び出し、取引情報が記入された取引伝票Dを受け取る。この際、取引の種別が入金や振込みの場合には同時に貨幣を受け取り、入金処理を行うべく貨幣の計数を行い、顧客により取引伝票Dに記入された金額、顧客住所などの取引情報や計数結果など、所定の情報を取引処理機10のキーボード13およびマウス14を用いて手入力する。なお、他の取引内容(出金など)の場合も、取り扱う貨幣の計数が行われてその取引情報が取引処理機10へ手入力される。
取引処理機10は、取引情報が手入力されると、この取引情報等を含む取引ジャーナルを一の取引ごとに付与される通し番号などの取引番号と共に記憶手段22へ記憶する。
取引担当者は一の取引を完了させる直前に取引伝票Dに認証印字をさせるべく認証プリンター15に取引伝票Dをセットして、キーボード13の完了キー(不図示)を押下する。
処理機本体11は、認証プリンター15に取引伝票Dがセットされ、キーボード13の完了キーが押下されると、認証プリンター15の撮像手段Sによって認証印字前の取引伝票Dを撮像させ、この取引伝票Dの画像を記憶手段22へ一時記憶させて、以下の取引伝票Dの種別特定処理と取引金額読取処理を行う。
すなわち処理機本体11は、伝票種別特定手段24によって撮像した取引伝票Dの画像から取引伝票Dの種別を特定し、この特定した種別に対応する取引金額欄の位置に記入されている顧客の文字(金額)をOCRなどにより読み取る。そして、読み取った金額の情報を金額一致確認手段32へ出力する。
金額一致確認手段32へ金額の情報が入力されると、金額一致確認手段32は対応する取引ジャーナルを記憶手段22から呼び出して取引担当者により手入力された金額と一致しているか否かを判定する。この判定の結果一致していると判定された場合には、上述した取引担当者による完了キーの押下を有効として、取引伝票Dへ認証印字を行う。
一方、上記判定の結果、不一致であると判定された場合(一致が確認されない場合)は、警告報知手段33へその判定結果を出力するとともに、確認済表示手段34へ取引ジャーナルの金額と取引伝票Dの画像とを出力する。一致が確認されないという判定結果が入力されると、警告報知手段33はディスプレイ12に一致が確認されなかった旨を表示させ、さらに確認済表示手段34は、一致が確認されなかった取引ジャーナルの金額と取引伝票Dの画像とをディスプレイ12へ表示させて何れの金額が誤りであったのかを選択させる選択確認操作(エンターキー押下など)を取引担当者に促す表示を行う。
ここで、取引担当者は、ディスプレイ12に表示された取引ジャーナルの金額と取引伝票Dの画像とを視認しながら何れに誤りがあるかを判断して選択操作を行う。
選択確認操作が行われて取引ジャーナルの金額の誤りが選択された場合は、取引ジャーナルの金額を修正する入力画面をディスプレイ12に表示させる一方、伝票金額読取手段31により読み取られた金額の誤りが選択された場合は、読み取られた金額を修正する入力画面をディスプレイ12に表示させる。そして、誤りが選択された方の金額が修正されて確認操作が行われると、ディスプレイ12へ完了キーの押下を促す表示を行う。なお、完了キーの押下を促す前にもう一度金額一致確認手段32により金額の一致を確認させるようにしてもよい。
ここで、完了キーがアクティブ状態になったことを取引担当者が認識して再度押下操作が行われると、処理機本体11は、認証プリンター15により取引伝票Dへ認証印字させる。そして撮像手段Sにより認証印字後の取引伝票Dを撮像し、登録手段35によってその取引伝票Dの画像を取引番号に関連付けて記憶手段22へ記憶し、一の取引に係る処理を一旦終了する。なお、認証印字後の取引伝票Dを撮像し、登録手段35によってその取引伝票Dの画像を取引番号に関連付けて記憶手段22へ記憶するため、先に一時記憶した認証印字前の取引伝票Dの画像は不要となり削除される。
取引担当者は、取引伝票Dへの認証印字が行われると取引伝票Dの顧客用控えを顧客に手渡して一の取引を終了し、次の取引へと移行する。
したがって、上述した実施形態の取引処理システム1によれば、取引伝票Dに記入された伝票金額を取引担当者が誤ってキーボード13やマウス14を介して入力した場合であっても、認証印字が行われる前に金額一致確認手段32により一致を確認して、不一致の時には警告報知手段33により警告を行うことで取引担当者にオペミスを気付かせることができるため、オペミスの状態でその取引を完了するのを防止することができる。
また、認証プリンター15の挿入排出部17近傍を撮像手段Sにより撮像することで認証プリンター15にセットされて認証印字される直前の取引伝票Dの画像を得ることができるため、取引対象ではない取引伝票Dを誤って撮像することを防止して確実に取引対象の取引伝票Dだけを撮像することができる。
そして、金額一致確認手段32により一致が確認されない場合に、確認済表示手段34によって取引金額をディスプレイ12へ表示させ、確認済表示手段34により誤りの確認を促すことで、取引が完了する前に伝票金額読取手段31で読み取った取引金額と取引データの取引金額との何れが誤りであるか、例えば、顧客が記入した文字が汚くて読み取りに誤りが生じたのか、或いは、操作者によるオペミスが生じたのかを操作者に確認させることが可能となるため、より確実にオペミスを防止することができる。
さらに、取引伝票Dの画像から、例えば、取引伝票Dに記載された種別を表す文字である、入金、出金、両替、振込み等や、A,B,C等や、数字1,2,3等、あるいは、種別を表す記号などを読み取り取引伝票Dの種別として入金、出金、両替、振込み等を特定することで、取引の種別に応じて取引伝票Dの様式が異なり取引金額欄の位置が相違する場合であっても、確実に取引金額を読み取ることができる。
また、撮像手段Sにより認証印字が行われた後の取引伝票Dの画像を記憶手段22へ記憶させることで、認証印字後の取引伝票Dを電子データとして保管することができるため、紙媒体と比較して容易に保管することができる。
なお、この発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、警告報知手段33により警告を報知する際にスピーカを駆動させて警告音を出力させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態の取引処理システムにおいては、登録手段35によって認証印字後の取引伝票Dの画像を取引番号にのみ関連付けて記憶させる場合について説明したが、認証印字には含まれない情報、例えば、オペレータナンバーや操作卓ナンバーなど、必要に応じて記憶手段22に記憶されている他の記憶データを関連付けて記憶させるようにしても良い。これにより、取引伝票Dの電子化に伴い運用上必要とする情報の保管・照会が容易になる。
また、外部出力手段を設けて、記憶手段22の記憶情報を外部サーバなどに出力するようにしてもよい。
12 ディスプレイ(操作表示手段)
13 キーボード(操作表示手段)
14 マウス(操作表示手段)
15 認証プリンター(認証手段)
22 記憶手段
24 伝票種別特定手段
31 伝票金額読取手段
D 取引伝票
S 撮像手段

Claims (3)

  1. 貨幣の取引操作を行うとともに画面表示を行う操作表示手段と、
    一件の取引ごとの取引伝票に認証印字を行う認証手段と、
    該認証手段によって認証印字が行われる際の前記取引伝票を撮像する撮像手段と、
    前記操作表示手段により入力された一件の取引ごとの取引データを記憶すると共に、前記撮像手段により撮像された前記取引伝票の画像を記憶する記憶手段と、
    前記撮像手段により撮像された前記取引伝票の画像の中の取引金額を読み取る伝票金額読取手段と、
    前記取引データと前記伝票金額読取手段で読み取った取引金額の一致を確認する金額一致確認手段と、
    該金額一致確認手段による一致が確認されない場合に警告を行う警告報知手段とを備え、
    前記取引伝票が前記認証手段にセットされ、前記操作表示手段により完了操作がなされると、前記認証手段によって認証印字が行われる直前の前記取引伝票を前記撮像手段により撮像し、前記金額一致確認手段によって前記記憶手段に記憶された前記取引データと、前記伝票金額読取手段により前記取引伝票の画像の中から読み取った取引金額との一致が確認された場合に、前記認証手段にセットされている前記取引伝票に認証印字を行い、
    前記撮像手段は、前記取引伝票が前記認証手段にセットされる挿入口近傍を撮像し、
    前記認証手段の取引伝票の挿入口と排出口とは同一方向であって、一つの挿入排出口からなり、
    前記撮像手段は、前記認証手段によって認証印字が行われた後の前記取引伝票を撮像し、
    該撮像手段により撮像された取引伝票の画像を、前記記憶手段へ記憶させる登録手段を備えることを特徴とする取引処理システム。
  2. 前記金額一致確認手段により一致が確認されない場合に、前記伝票金額読取手段で読み取った取引金額を前記操作表示手段へ表示するとともに、前記伝票金額読取手段で読み取った取引金額と前記取引データの取引金額との何れが誤りであるかの確認を促す確認済表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の取引処理システム。
  3. 一の取引伝票の種別を特定する伝票種別特定手段を備え、
    前記伝票金額読取手段は、前記伝票種別特定手段により特定された一の取引伝票の種別に応じて、前記取引伝票の画像の中から取引金額を読み取ることを特徴とする請求項1又は2に記載の取引処理システム。
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