JP5601284B2 - 内燃機関制御装置 - Google Patents
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Description
すなわち、図5に示すように、イグニッションスイッチが「ON」とされているタイミングt11において所定の自動停止条件が成立して自動停止要求フラグFが「OFF」から「ON」になると、これに伴って開弁制御が行なわれる。この開弁制御によって、タイミングt11からタイミングt12までの所定期間にわたってスロットル開度TAが強制的に全開とされる。そして、タイミングt13において燃料噴射が停止され、これに伴って機関回転速度NEが低下するようになる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関の自動停止に際して圧縮反力の増大に起因した機関振動の発生を抑制することのできる内燃機関制御装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、所定の自動停止条件が成立することをもって内燃機関を自動的に停止するとともに、イグニッションスイッチがオフ操作されること及び前記所定の自動停止条件が成立することのいずれか一方による機関停止指令が出力された際に、吸気通路に設けられて吸気を調量する調量弁を一時的に開弁させる開弁制御を行なう内燃機関制御装置において、内燃機関の自動停止中にイグニッションスイッチのオフ操作による機関停止指令が出力された場合には当該機関停止指令に伴う前記開弁制御の実行を制限することをその要旨としている。
一方、内燃機関の自動停止中において機関回転速度が低下するときにイグニッションスイッチのオフ操作がなされることで、この機関停止指令に伴い調量弁が一時的に全開されると、このことに起因して気筒内に多くの空気が導入されることとなり、圧縮反力の増大により発生する機関振動の問題が顕著となる。この点、請求項1又は請求項2に記載の発明を適用すれば、機関出力軸が回転停止する際に、調量弁の一時的な開弁に起因して気筒内に空気が導入されることが抑制される。
図1に、本実施形態のディーゼル機関(以下、内燃機関1)及びこれを制御する制御装置として機能する電子制御装置5の概略構成を示す。尚、同図においては、直列4気筒式の内燃機関1における1つの気筒の縦断面構造を模式的に示している。
吸気通路2には吸気を調量するための調量弁として機能するスロットルバルブ22が設けられている。シリンダヘッド11には、吸気通路2と燃焼室15との間の連通及び遮断を行うための吸気バルブ23が設けられている。また、シリンダヘッド11には、燃焼室15と排気通路3との間の連通及び遮断を行うための排気バルブ33が設けられている。また、シリンダヘッド11には、燃焼室15内に燃料を噴射供給するための燃料噴射弁16が設けられている。
また、スタータモータ等によって構成されるとともに機関始動時にクランキングを行うための始動装置41が設けられている。
こうした内燃機関1において、排気バルブ33が閉弁された状態において、吸気バルブ23が開弁するとともにピストン14が下動することで、吸気通路2を通じて燃焼室15内に空気が吸入される(吸気行程)。その後、吸気バルブ23が閉弁するとともにピストン14が上動することによって空気が圧縮される。ここで、圧縮された空気に対して燃料噴射弁16から燃料が噴射供給されることによって混合気が生成され、ピストン14が更に上動することにより混合気が圧縮される。そして、混合気の温度及び圧力が更に上昇すると、混合気が自己着火することで燃焼が開始する(圧縮行程)。その後、混合気の燃焼に伴い気筒13内の圧力が上昇すると、ピストン14が下動するようになり、ピストン14に駆動連結されているクランクシャフト17が回転駆動される(膨張行程)。そして、排気バルブ33が開弁されるとともにピストン14が上動することで、燃焼ガスである排気が排気通路3に排出される(排気行程)。
(52)機関冷却水の温度である冷却水温ThWを検出する冷却水温センサ52。
(54)スロットルバルブ22の開度であるスロットル開度TAを検出するスロットル開度センサ54。
(56)機関始動指令及び機関停止指令を切り替えるイグニッションスイッチ(以下、IGスイッチ56)。
(58)ブレーキ踏み込み量Bを検出するブレーキセンサ58。
(61)車速Vを検出する車速センサ59。
また、電子制御装置5には、この他にも各種情報が入力される。
ここで、図2を参照して、本実施形態におけるスロットル制御の処理手順について説明する。尚、図2は、上記スロットル制御の処理手順を示すフローチャートであり、このフローチャートに示す一連の処理は電子制御装置5を通じて機関運転中において所定周期毎に繰り返し実行される。
ここで、図3を参照してカウント処理の手順について説明する。尚、図3は、カウント処理の処理手順を示すフローチャートであり、このフローチャートに示す一連の処理は電子制御装置5を通じて図2のステップS1の処理に移行する毎に実行される。
(1)内燃機関1の自動停止中にIGスイッチ56のオフ操作による機関停止指令が出力された場合には当該機関停止指令に伴う開弁制御の実行を禁止するようにした。こうした構成によれば、内燃機関1の自動停止に際して圧縮反力の増大に起因した機関振動の発生を好適に抑制することができる。
こうした構成によれば、内燃機関1の運転停止に際してスロットルバルブ22が一時的に全開されるため、多くの空気を燃焼室15内に導入することができ、気筒13内の掃気を的確に行なうことができる。
(4)開弁制御では、所定の自動停止条件が成立したときにスロットルバルブ22を開弁するとともに当該自動停止条件の成立から所定期間Δt1が経過したときにスロットルバルブ22を閉弁するようにした。
尚、本発明に係る内燃機関制御装置は、上記実施形態にて例示した構成に限定されるものではなく、これを適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・所定の自動停止条件は上記実施形態において例示したものに限定されない。他に例えばシフトポジションSHIFTが非走行ポジション(NポジションやPポジション)とされることに基づいて自動停止条件が成立するものとしてもよい。
Claims (5)
- 所定の自動停止条件が成立することをもって内燃機関を自動的に停止するとともに、イグニッションスイッチがオフ操作されること及び前記所定の自動停止条件が成立することのいずれか一方による機関停止指令が出力された際に、吸気通路に設けられて吸気を調量する調量弁を一時的に開弁させる開弁制御を行なう内燃機関制御装置において、
内燃機関の自動停止中にイグニッションスイッチのオフ操作による機関停止指令が出力された場合には当該機関停止指令に伴う前記開弁制御の実行を制限する
ことを特徴とする内燃機関制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関制御装置において、
内燃機関の自動停止中にイグニッションスイッチのオフ操作による機関停止指令が出力された場合には当該機関停止指令に伴う前記開弁制御の実行を禁止する
ことを特徴とする内燃機関制御装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の内燃機関制御装置において、
前記開弁制御では、最初に機関停止指令が出力された際に前記調量弁を一時的に全開させる
ことを特徴とする内燃機関制御装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関制御装置において、
前記開弁制御では、イグニッションスイッチがオフ操作されたときに前記調量弁を開弁するとともに当該オフ操作が行なわれてから所定期間が経過したときに前記調量弁を閉弁する一方、内燃機関の自動停止中にイグニッションスイッチのオフ操作による機関停止指令が出力された場合には当該オフ操作されてからの経過期間の計測を禁止する
ことを特徴とする内燃機関制御装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の内燃機関制御装置において、
前記開弁制御では、前記所定の自動停止条件が成立したときに前記調量弁を開弁するとともに当該自動停止条件の成立から所定期間が経過したときに前記調量弁を閉弁する
ことを特徴とする内燃機関制御装置。
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