JP5601122B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5601122B2
JP5601122B2 JP2010215619A JP2010215619A JP5601122B2 JP 5601122 B2 JP5601122 B2 JP 5601122B2 JP 2010215619 A JP2010215619 A JP 2010215619A JP 2010215619 A JP2010215619 A JP 2010215619A JP 5601122 B2 JP5601122 B2 JP 5601122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
information
specific
time difference
acquired
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010215619A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012070339A (ja
Inventor
智詞 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2010215619A priority Critical patent/JP5601122B2/ja
Publication of JP2012070339A publication Critical patent/JP2012070339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5601122B2 publication Critical patent/JP5601122B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本明細書では、ネットワークに接続される通信装置を開示する。
特許文献1には、ユーザによって指定された送信先のファクシミリ装置に、データを送信する送信元のファクシミリ装置が開示されている。送信元のファクシミリ装置は、送信先のファクシミリ装置にデータを送信できない場合に、予め決められたタイミングで、データを再送する。
特開平3−126369号公報
データが再送されるタイミングで、データの送信先のデバイスの電源がOFFされている可能性がある。この場合、データの送信元のデバイスは、データの送信先のデバイスにデータを再送することができない。
例えば、送信元のデバイスが設置されている送信元地域と、送信先のデバイスが設置されている送信先地域と、の間に時差があるために、送信元地域は昼間であり、送信先地域は夜間である状況が起こり得る。環境問題等の観点から、送信先のデバイスが使用されない夜間の時間帯に、送信先のデバイスの電源がOFFにされる場合がある。この場合、送信元のデバイスは、電源がOFFにされている送信先のデバイスに、データを再送することができない。
本明細書では、適切な再送タイミングを決定し得る技術を提供する。
本明細書によって開示される技術は、ネットワークに接続される通信装置である。この通信装置は、送信部と取得部と決定部と再送部とを備える。送信部は、ユーザによって指定される第1の識別情報を用いて、第1の識別情報によって識別される特定のデバイスに特定のデータを送信する。送信部は、通信装置と上記の特定のデバイスとの間で確立される通信路を用いて、上記の特定のデータを上記の特定のデバイスに送信する。取得部は、第1の識別情報を用いて、上記の特定のデバイスが設置されている第1の設置地域の時刻に関する特定の時刻情報を取得する。決定部は、上記の特定のデータの送信が失敗する場合に、取得済みの上記の特定の時刻情報を用いて、上記の特定のデータを上記の特定のデバイスに再送するための再送タイミングを決定する。再送部は、決定済みの再送タイミングで、上記の特定のデバイスに上記の特定のデータを再送する。
この通信装置では、特定のデータの送信が失敗する場合に、取得済みの特定の時刻情報を用いて、上記の特定のデータを特定のデバイスに再送するための再送タイミングを決定する。この結果、通信装置は、上記の特定のデバイスが設置されている第1の設置地域の時刻を考慮して、適切な再送タイミングを決定することができる。この構成によれば、例えば、通信装置は、上記の特定のデバイスの電源がOFFされている可能性が高い時間帯を避けて、再送タイミングを決定し得る。
取得部は、第1の識別情報を用いて、第1の設置地域を示す第1の設置地域情報を取得し、取得済みの第1の設置地域情報を用いて、上記の特定の時刻情報を取得してもよい。この構成によると、通信装置は、上記の特定の時刻情報を適切に取得することができる。
上記の特定の時刻情報は、第1の設置地域の時刻と、通信装置が設置されている第2の設置地域の時刻と、の間の時差を示す情報であってもよい。この構成によると、通信装置は、第1の設置地域の時刻と第2の設置地域の時刻との間の時差を示す情報を用いて、適切な再送タイミングを決定し得る。
取得部は、第1の時差情報取得部と第2の時差情報取得部とを備えていてもよい。第1の時差情報取得部は、第1の識別情報を用いて、世界標準時刻と、第1の設置地域の時刻と、の間の第1の時差情報を取得してもよい。第2の時差情報取得部は、通信装置を識別するための第2の識別情報を用いて、世界標準時刻と、第2の設置地域の時刻と、の間の第2の時差情報を取得してもよい。取得部は、取得済みの第1の時差情報と、取得済みの第2の時差情報と、を用いて、第1の設置地域の時刻と、第2の設置地域の時刻と、の間の時差を算出することによって、上記の特定の時刻情報を取得してもよい。この構成によると、通信装置は、上記の特定の時刻情報を適切に取得することができる。
第1の時差情報取得部は、第1の識別情報を用いて、第1の設置地域を示す第1の設置地域情報を取得し、取得済みの第1の設置地域情報を用いて、第1の時差情報を取得してもよい。第2の時差情報取得部は、第2の識別情報を用いて、第2の設置地域を示す第2の設置地域情報を取得し、取得済みの第2の設置地域情報を用いて、第2の時差情報を取得してもよい。この構成によると、通信装置は、第1及び第2の時差情報を適切に取得することができる。
取得部は、第1の識別情報を用いて、第1の設置地域を示す第1の設置地域情報を取得してもよい。取得部は、複数個の地域のそれぞれについて、当該地域に存在する組織の標準的な営業時間を示す営業時間情報を記憶しているサーバから、第1の設定地域情報を用いて、第1の設置地域に対応する営業時間情報を取得する営業時間情報取得部を備えていてもよい。決定部は、第1の設置地域に対応する営業時間情報が示す営業時間内に上記の特定のデータが再送されるように、取得済みの上記の特定の時刻情報と、取得済みの営業時間情報と、を用いて、再送タイミングを決定してもよい。この構成によれば、通信装置は、第1の設置地域に存在する組織の標準的な営業時間内に、上記の特定のデータを再送することができる。即ち、通信装置は、上記の特定のデバイスの電源がOFFされている時間帯を避けて、再送タイミングを決定し得る。
決定部は、第1の設置地域の予め決められた現地時刻に上記の特定のデータが再送されるように、取得済みの上記の特定の時刻情報を用いて、再送タイミングを決定してもよい。この構成によれば、通信装置は、第1の設置地域の予め決められた現地時刻に、上記の特定のデータを再送することができる。即ち、通信装置は、上記の特定のデバイスの電源がOFFにされている時間帯を避けて、再送タイミングを決定し得る。
上記の特定の時刻情報は、第1の設置地域の時刻を示す情報であってもよい。この構成によると、通信装置は、第1の設置地域の時刻を示す情報を用いて、適切な再送タイミングを決定し得る。
再送部は、再送タイミングが決定された後、上記の特定のデータが再送タイミングで再送されるまでの間に、上記の特定のデバイスに上記の特定のデータを再送しなくてもよい。この構成によれば、再送タイミングまで再送処理が実行されないために、通信装置の処理負荷が少なくて済む。
なお、上記の通信装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納しているコンピュータ読取可能記憶媒体も、新規で有用である。また、上記の通信装置と上記のサーバとを備えるシステムも、新規で有用である。
ネットワークシステムの構成を示す。 データ送信処理のフローチャートを示す。
(ネットワークシステムの構成)
図1に示すように、ネットワークシステム2は、複数個の多機能機10,120と、DNSサーバ200と、WHOISサーバ300と、時差サーバ400と、営業時間サーバ500と、SNTP(Simple Network Time Protocol)サーバ600と、を備える。各多機能機10,120は、インターネット4を介して、相互に通信可能に接続されている。多機能機10は、インターネット4を介して、各サーバ200〜600と通信可能に接続されている。
(多機能機の構成)
多機能機10は、印刷機能、スキャン機能、等の多機能を備える。多機能機10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェイス16と、制御部20と、を備える。制御部20は、CPU22とメモリ30とを備える。CPU22は、メモリ30に記憶されているプログラム32に従って処理を実行する。CPU20がプログラム32に従って処理を実行することによって、送信部40、取得部42、決定部44、及び、再送部46の各機能が実現される。なお、取得部42は、第1の時差情報取得部42a、第2の時差情報取得部42b、及び、営業時間情報取得部42cを備える。
メモリ30は、CPU22によって実行されるプログラム32を記憶している。プログラム32は、多機能機10の出荷段階において、多機能機10に予めインストールされている。変形例では、制御部20は、多機能機10のベンダが提供するサーバからプログラム32を取得して、メモリ30に記憶させてもよい。別の変形例では、制御部20は、例えば、多機能機10に接続されたUSBメモリ等の記録媒体からプログラム32を取得して、メモリ30に記憶させてもよい。
プログラム32は、CPU22がSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ機能を実行するためのSMTPサーバプログラムと、CPU22がSMTPクライアント機能を実行するためのSMTPクライアントプログラムと、を含む。SMTPサーバ機能は、例えば、多機能機10,120と別体で構成される特定の電子メールサーバを介さずに、SMTPの手順に従って、直接(ダイレクトに)、多機能機10が多機能機120から電子メールを受信するための機能(即ちダイレクトSMTPの受信機能)を含む。SMTPクライアント機能は、例えば、上記の特定の電子メールサーバを介さずに、SMTPの手順に従って、多機能機10が多機能機120に直接電子メールを送信する機能(即ちダイレクトSMTPの送信機能)を含む。
なお、図示省略しているが、メモリ30は、さらに、各サーバ200〜600のURLを記憶している。
多機能機120は、多機能機10と同様の構成を備える。
(DNSサーバの構成)
DNSサーバ200は、IPアドレステーブル202を記憶している。IPアドレステーブル202には、複数個のIP組合せ情報202a,202bが記録される。各IP組合せ情報202a,202bは、外部デバイス(例えば多機能機120)のドメイン名と、当該外部デバイスのグローバルIPアドレスと、が対応付けられたものである。DNSサーバ200は、ドメイン名及びグローバルIPアドレスがデバイスに割り当てられると、当該デバイスからドメイン名及びグローバルIPアドレスを取得して、IPアドレステーブル202に記録する。変形例では、DNSサーバ200の管理者は、ドメイン名及びグローバルIPアドレスがデバイスに割り当てられると、当該デバイスのドメイン名及びグローバルIPアドレスをIPアドレステーブル202に記録させてもよい。
(WHOISサーバの構成)
WHOISサーバ300は、国情報テーブル302を記憶している。国情報テーブル302には、複数個の国組合せ情報302a,302bが記録される。各国組合せ情報302a,302bは、グローバルIPアドレスの範囲と、当該グローバルIPアドレスの範囲が使用される国を示す国情報と、が対応付けられたものである。WHOISサーバ300の管理者は、国組合せ情報302a,302bを、国情報テーブル302に記録させる。
(時差サーバの構成)
時差サーバ400は、時差テーブル402を記憶している。時差テーブル402には、複数個の時差組合せ情報402a,402bが記録される。各時差組合せ情報402a,402bは、国情報と、UTC(Universal Time, Coordinated、協定世界時)に対する当該国情報によって示される国の時刻の時差と、が対応付けられたものである。なお、例えば、アメリカ合衆国のように、UTCに対する時差が異なる複数個の地域を有する国が存在する。この場合、時差テーブル402には、複数個の地域のうち、特定の時刻(例えば午前9時)に到達するのが最も遅い地域の時刻と、UTCと、の間の時差が記録される。時差サーバ400の管理者は、時差組合せ情報402a,402bを、時差テーブル402に記録させる。
(営業時間サーバの構成)
営業時間サーバ500は、営業時間テーブル502を記憶している。営業時間テーブル502には、複数個の営業時間組合せ情報502aが記録される。各営業時間組合せ情報502aは、国情報と、当該国情報によって示される国に存在する組織(企業、商店等)の標準的な営業開始時刻情報と、が対応付けられたものである。なお、営業開始時刻情報は、曜日と営業開始時刻とが対応付けられたものである。例えば、ドイツでは、月〜金曜日の営業開始時刻が午前9時であり、土曜日の営業開始時刻が午前10時であるために、月〜金曜日と午前9時(9:00)とが対応づけて記録され、土曜日と午前10時(10:00)とが対応づけて記録される。営業時間サーバ500の管理者は、営業時間組合せ情報502aを、営業時間テーブル502に記録させる。
(SNTPサーバの構成)
SNTPサーバ600は、外部装置(例えば多機能機10)からの要求に応じて、現在のUTCを、外部装置に提供するためのサーバである。
(多機能機が実行するデータ送信処理)
次いで、図2を参照して、多機能機10が実行するダイレクトSMTPの送信機能によるデータ送信処理を説明する。多機能機10のユーザは、原稿のスキャンを多機能機10に実行させるための操作を、操作部12に加えることができる。また、多機能機10のユーザは、スキャンによって得られるデータの送信先のドメイン名(例えばAAA.com)を指定するための指定操作を、操作部12に加えることができる。上記の指定操作は、メモリ30内の図示省略されたアドレス帳からドメイン名を選択するための操作であってもよいし、ドメイン名を直接的に入力するための操作であってもよい。以下では、ユーザが、多機能機120のドメイン名(AAA.com)を指定した場合を例にして説明する。
S12において、制御部20は、ユーザによって指定されたドメイン名を、DNSサーバ200に送信する。DNSサーバ200は、多機能機10から受信されたドメイン名(AAA.com)と対応付けて、IPアドレステーブル202に記録されているグローバルIPアドレス(XX.XX.64.10)を特定する。DNSサーバ200は、特定されたグローバルIPアドレスを、多機能機10に送信する。この結果、S12では、制御部20は、ユーザによって指定されたドメイン名に対応するグローバルIPアドレス(即ち多機能機120のグローバルIPアドレス)を、DNSサーバ200から取得する。
次いで、S14では、送信部40は、プログラム32のSMTPクライアントプログラムに従って、多機能機120との間で通信セッション(即ち通信路)を確立することを試行する。具体的には、送信部40は、最初に、SMTPの手順に従って、S12で取得されたグローバルIPアドレスを送信先として、接続要求を送信する。送信部40は、接続要求の応答として、接続可能であることを示す接続可能情報(即ち250 OK)を受信することを監視している。送信部40は、多機能機120から接続可能情報を受信すると、通信セッションが確立されたと判断して(S14でYES)、S16に進む。なお、「多機能機10と多機能機120との間で通信セッションが確立される」は、例えば、「多機能機10と多機能機120との間でデータ通信可能な通信路が確立される」、又は、「多機能機10と多機能機120とは、データ通信可能に接続される」と言い換えてもよい。
S16では、送信部40は、確立された通信セッションを用いて、多機能機120にデータを送信する。具体的には、送信部40は、プログラム32のSMTPクライアントプログラムに従って、上記のデータを含む電子メールを送信する。なお、多機能機120は、SMTPサーバプログラムに従って、当該電子メールを受信する。即ち、多機能機120は、多機能機120と別体に構成されている電子メールサーバを介さずに、多機能機10から電子メールを受信する。次いで、S18では、制御部20は、データの送信を実行したことを示す情報(即ちデータ送信の完了を示す情報)を、表示部14に表示させて、データ送信処理を終了する。
一方、多機能機120との間で通信セッションが確立されなかった場合(S14でNO)、制御部20は、S20からS40の処理を実行する。例えば、多機能機120の電源がOFFされている状態には、多機能機10と多機能機120との間で通信セッションが確立されない。以下の状況では、多機能機120の電源がOFFされている可能性がある。即ち、多機能機120が設置されている国(本実施例ではドイツ)の現在時刻(例えば午前3時)が、多機能機120を有する組織(企業、商店等)の営業時間外であるために、多機能機120の電源がOFFされる。この場合、当該組織が営業を開始するまで、多機能機10は、多機能機120にデータを送信することができない。
S20では、第1の時差情報取得部42aは、S12で取得されたグローバルIPアドレスが使用されている国を示す国情報を、WHOISサーバ300から取得する。具体的には、第1の時差情報取得部42aは、S12で取得されたグローバルIPアドレスを、WHOISサーバ300に送信する。WHOISサーバ300は、多機能機10から受信されたグローバルIPアドレス(即ちXX.XX.64.10)に対応付けて、国情報テーブル302に記録されている国情報(即ちドイツ)を特定する。次いで、WHOISサーバ300は、特定された国情報を、多機能機10に送信する。この結果、第1の時差情報取得部42aは、WHOISサーバ300から送信された国情報を取得する。
S22では、第1の時差情報取得部42aは、S20で取得された国情報によって示される国の時刻とUTCとの時差を、時差サーバ400から取得する。具体的には、第1の時差情報取得部42aは、S20で取得された国情報を、時差サーバ400に送信する。時差サーバ400は、多機能機10から受信された国情報(即ちドイツ)に対応付けて、時差テーブル402に記録されている時差(即ち+2(時間))を特定する。次いで、時差サーバ400は、特定された時差を、多機能機10に送信する。この結果、第1の時差情報取得部42aは、時差サーバ400から時差を取得する。S20及びS22の処理によって、第1の時差情報取得部42aは、時差サーバ400から、時差を適切に取得することができる。なお、変形例では、時差テーブル402は、多機能機10のメモリ30に記憶されていてもよい。この場合、第1の時差情報取得部42aは、S20で取得された国情報に対応付けられている時差を、メモリ30内の時差テーブル402から取得する。
S24では、第2の時差情報取得部42bは、多機能機10が設置されている国を示す国情報を、WHOISサーバ300から取得する。具体的には、第2の時差情報取得部42bは、多機能機10のグローバルIPアドレスを、WHOISサーバ300に送信する。WHOISサーバ300は、多機能機10から受信されたグローバルIPアドレス(例えばZZ.ZZ.128.10)に対応付けて、国情報テーブル302に記録されている国情報(本実施例では日本)を特定する。次いで、WHOISサーバ300は、特定された国情報を、多機能機10に送信する。この結果、第2の時差情報取得部42bは、WHOISサーバ300から国情報を取得する。なお、変形例では、多機能機10のメモリ30内に、多機能機10が設置されている国を示す国情報が記憶されていてもよい。この場合、S24では、第2の時差情報取得部42bは、メモリ30内から国情報を取得する。
S26では、第2の時差情報取得部42bは、S22と同様の手法で、S24で取得された国情報を時差サーバ400に送信することによって、S24で取得された国情報によって示される国の時刻とUTCとの時差(即ち+9(時間))を、時差サーバ400から取得する。S24及びS26の処理によって、第2の時差情報取得部42bは、時差サーバ400から、時差を適切に取得することができる。
S28では、取得部42は、多機能機10が設置された国(日本)と、多機能機120が設置された国(ドイツ)と、の間の時差を算出する。日本は、UTCとの時差が+9時間である。ドイツは、UTCとの時差が+2時間ある。従って、ドイツの時刻は、日本の時刻の−7時間である。この構成によれば、多機能機10は、多機能機10が設置された国(日本)と、多機能機120が設置された国(ドイツ)と、の間の時差を、適切に取得(即ち算出)することができる。
S30では、取得部42は、多機能機10が設置されている国の現在日時を算出する。具体的には、最初に、取得部42は、UTCを、SNTPサーバ600から取得する。次いで、取得部42は、取得されたUTC(例えば2010年9月15日 午前1時00分)に、S26で取得された時差(即ち+9時間)を加算することによって、多機能機10の現在日時(例えば2010年9月15日 午前10時00分)を算出する。なお、変形例では、多機能機10が時計機能を有していてもよい。この場合、取得部42は、多機能機10に内蔵されている時計機能を用いて、多機能機10の現在日時を取得してもよい。
S32では、営業時間情報取得部42cは、S20で取得された国情報によって示される国(即ちドイツ)の営業開始時刻情報を、営業時間サーバ500から取得する。具体的には、営業時間情報取得部42cは、S20で取得された国情報(ドイツ)を、営業時間サーバ500に送信する。営業時間サーバ500は、多機能機10から受信された国情報(ドイツ)に対応付けて、営業時間テーブル502に記録されている営業開始時刻情報を特定する。次いで、営業時間サーバ500は、特定された営業開始時刻情報を、多機能機10に送信する。この結果、営業時間情報取得部42cは、営業時間サーバ500から営業開始時刻情報を取得する。
S34では、決定部44は、データの再送時刻を決定する。具体的には、最初に、決定部44は、S28で算出された時差(−7時間)と、S30で取得された日本の現在日時情報(2010年9月15日 午前10時00分)と、を用いて、多機能機120が設置されている国(ドイツ)の現在日時(2010年9月15日 午前3時00分)を算出する。次いで、決定部44は、多機能機120が設置されている国(ドイツ)の現在日時と、多機能機10に内蔵されているカレンダー機能と、を用いて、多機能機120が設置されている国(ドイツ)の現在の曜日(例えば水曜日)を特定する。続いて、決定部44は、S32で取得された営業開始時刻情報から、特定された曜日に対応づけられている営業開始時刻(午前9時00分)を特定する。決定部44は、多機能機120が設置されている国(ドイツ)の現在日時(午前3時00分)と、特定された営業開始時刻(午前9時00分)と、を用いて、営業開始時刻以降にデータを再送するための再送タイミングを算出する。なお、本実施例では、決定部44は、営業開始時刻に一致する再送タイミング(即ち6時間後)を算出する。変形例では、営業開始時刻よりも後の再送タイミング(例えば7時間後)を算出してもよい。次いで、決定部44は、S30で取得された日本の現在日時情報(2010年9月15日 午前10時00分)に、算出された再送タイミング(6時間後)を加算することによって、日本におけるデータの再送時刻(2010年9月15日 午後4時00分)を決定する。この構成によれば、S28で算出された時差(−7時間)を用いて、適切な再送タイミングを決定することができる。
なお、再送部46は、再送タイミング(6時間後)が算出されると、多機能機10に内蔵されているタイマ機能(図示省略)を実行することによって、6時間を計測する。S36では、再送部46は、S34で決定された再送時刻を、表示部14に表示させる。
次いで、S38では、再送部46は、タイマ機能から6時間を計測したことを示す情報を取得すると、S16と同様の手法で、データを多機能機120に再送する。この構成によれば、多機能機120を有する組織の営業時間外を避けて、即ち、多機能機120の電源がOFFである可能性が高い時間帯を避けて、データを再送することができる。また、本実施例では、ドイツの営業開始時刻に一致するタイミングでデータが再送されるために、できるだけ早期にデータを再送することができる。なお、再送部46は、再送タイミングが決定されると、再送タイミングまで再送処理が実行されないために、第1多機能機10の処理負荷が少なくて済む。
データが再送されると、S40において、制御部20は、データの再送を実行したことを示す情報を、表示部14に表示させて、処理を終了する。
(本実施例の効果)
多機能機10では、データの送信先のデバイスとの間で、通信セッションが確立されない場合(図2のS14でNO)に、データの送信先のデバイスが設置されている地域の現在時刻を用いて、再送タイミング(図2のS34)を決定する。この結果、データの送信先のデバイスが設置されている地域の現在時刻を考慮して、適切な再送タイミングが決定される。この構成によれば、多機能機10は、データの送信先のデバイスの電源がOFFである可能性が高い時間帯を避けて、データを再送し得る。
第1実施例の各要素と本発明の各要素との対応関係を記載しておく。多機能機10が「通信装置」の一例であり、多機能機120が「特定のデバイス」の一例である。ドメイン名が「第1の識別情報」の一例であり、多機能機10のグローバルIPアドレスが「第2の識別情報」の一例である。通信セッションが「通信路」の一例である。多機能機10が設置されている国と多機能機120が設置されている国と間の時差が「特定の時刻情報」の一例である。UTCが「世界標準時刻」の一例である。多機能機10とデータの送信先のデバイスとの間で通信セッション(通信路)が確立されない場合が、「特定のデータの送信が失敗する場合」の一例である。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点について説明する。本実施例のネットワークシステム2は、営業時間サーバ500を備えていない。メモリ30は、多機能機10のユーザによって予め決められた再送実行時刻(例えば午前10時00分)を記憶している。
(多機能機のデータ送信処理)
図2のS12からS30までの処理は、第1実施例と同じである。本実施例では、図2のS32及びS34の処理に代えて、以下の処理が実行される。即ち、S30の処理が実行されると、決定部44は、多機能機120が設置されている国の時刻が、メモリ30内の再送実行時刻となるタイミングでデータが再送されるように、データの再送時刻(日本における時刻)を決定する。次いで、図2のS36からS40の処理が実行される。
第2実施例においても、第1実施例と同様の効果を奏することができる。また、多機能機10は、営業時間サーバ500から営業開始時刻情報を取得せずに済む。
(第3実施例)
第1実施例と異なる点について説明する。本実施例では、多機能機10が実行するデータ送信処理が異なる。
(多機能機のデータ送信処理)
図2のS12からS26までの処理は、第1実施例と同じである。図2のS28の処理は実行されてない。図2のS30及びS32の処理は、第1実施例と同じである。本実施例では、図2のS34に代えて、以下の処理が実行される。即ち、S32の処理が実行されると、決定部44は、再送時刻を決定する。具体的には、決定部44は、図2のS22で取得された時差(多機能機120が設置されている国の時刻とUTCとの時差)と、SNTPサーバ600から取得された現在のUTCと、から、多機能機120が設置されている国(ドイツ)の現在時刻を算出する。次いで、算出されたドイツの現在時刻(例えば午前3時00分)と、図2のS32で取得された営業時間情報(例えば午前9時00分)と、を用いて、再送タイミング(6時間後に再送)を決定する。
図2のS36に代えて、上記の処理が実行されると、再送部46は、決定された再送タイミング(6時間後)を、表示部14に表示させる。図2のS38及びS40の処理は、第1実施例と同様である。この構成によれば、S28で算出されたドイツ(多機能機120が設置されている国)の現在時刻を用いて、適切な再送タイミングを決定することができる。
第3実施例においても、第1実施例と同様の効果を奏することができる。なお、本実施例では、多機能機120が設置されている国の現在時刻が「特定の時刻情報」の一例である。
(変形例)
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(1)上記の実施例では、再送時刻を決定する際に、多機能機10,120が設置されている国(日本及びドイツ)の現在日時情報を用いて、再送時刻を決定する。しかしながら、決定部44は、S28で算出された時差(―7時間)を用いて、S32で取得された営業時間情報(午前9時00分)を、日本の時刻に換算してもよい(午後4時00分)。決定部44は、換算された時刻を再送時刻に決定してもよい。なお、第1実施例では、営業時間サーバ500から取得される営業開始時刻情報は、曜日と営業開始時刻とが対応付けられたものである。しかしながら、本実施例では、営業開始時刻情報は、1個の営業開始時刻であり、曜日とは対応付けられていないものであってもよい。この場合、最も遅い営業開始時刻が、営業開始時刻情報であってもよい。
(2)上記の実施例では、取得部42は、多機能機120が設置されている国の時刻と、UTCと、の時差を取得する。しかしながら、取得部42は、多機能機120が設置されている国の現在時刻を取得してもよい。取得部42は、例えば、国情報を含む要求情報を取得すると、当該国情報によって示される国の現在時刻を、当該要求情報の応答として提供するサーバから、現在時刻を取得してもよい。この場合、取得部42は、時差サーバ400から、多機能機120が設置されている国の時刻と、UTCと、の時差を取得しなくてもよい。なお、取得部42は、上記の手法と同様に、多機能機10が設置されている国の現在時刻を取得してもよい。
(3)多機能機10のメモリ30は、各テーブル202〜502のうちの少なくとも1個のテーブルを、記憶していてもよい。この場合、取得部42は、メモリ30内のテーブルから、所定の情報を特定することによって、所定の情報を取得してもよい。この構成も、「取得部は、所定の情報を取得する」ということができる。例えば、第1の時差情報取得部42aは、メモリ30内の国情報テーブル302から、多機能機120が設置されている国を示す国情報を特定することによって、国情報を取得することは、「第1の時差情報取得部42aは、多機能機120が設置されている国を示す国情報を取得する」ことに等しい。
(4)上記の実施例では、多機能機10は、インターネット4を介して、データを送信する。しかしながら、多機能機10は、PSTN(Public Switched Telephone Networks)を介して、データを送信可能であってもよい。この場合、多機能機10のユーザは、データの送信先として、FAX番号(例えば、49−11−111−1111)を指定してもよい。この場合、取得部42は、FAX番号のうち、国番号に相当する部分(上記の例では「49」)を用いて、国情報を取得してもよい。本変形例では、FAX番号が「第1の識別情報」の一例である。取得部42は、国番号と、当該国番号によって特定される国を示す国情報と、が対応付けられているテーブルから、国情報を取得してもよい。
PSTNを介してデータを送信すべき場合、送信部40は、ユーザによってFAX番号が指定されると、指定されたFAX番号を送信先に指定して、発呼信号を送信してもよい。発呼信号を受信したデバイスは、発呼信号の応答として、応答信号を多機能機10に送信してもよい。送信部40は、発呼信号の応答として応答信号を受信すると、通信路が確立されたと判断してもよい(図2のS14でYES)。一方、送信部40は、発呼信号の応答として応答信号を受信できなかった場合に、通信路が確立されなかったと判断してもよい(図2のS14でNO)。
(5)上記の実施例では、送信部40は、多機能機10とデータの送信先のデバイスとの間に通信セッションを確立するための処理を実行し、通信セッションを確立することができなかった場合に(図2のS14でNO)、S20の処理を実行する。しかしながら、送信部40は、通信セッションを確立することができなかった場合に、再度、通信セッションを確立するためのセッション確立処理を実行してもよい。送信部40は、セッション確立処理を、複数回に亘って連続的に実行しても、通信セッションが確立されない場合に、S20の処理を実行してもよい。多機能機120と他のデバイスとの間で既に通信セッションが確立されており、多機能機10,120との間で通信セッションが確立されない状況がある。この状況では、多機能機120と他のデバイスとの間の通信セッションが終了されると、多機能機10は、多機能機120との間で通信セッションを確立し得る。このため、複数回に亘って連続的にセッション確立処理を実行することによって、多機能機10,120間に通信セッションを確立することができる。
(6)上記の実施例では、多機能機10のユーザは、ドメイン名を送信先に指定する。しかしながら、多機能機10のユーザは、グローバルIPアドレスを送信先に指定してもよい。この場合、取得部42は、グローバルIPアドレスを、DNSサーバ200から取得せずに済む。本変形例では、グローバルIPアドレスが「第1の識別情報」の一例である。
(7)上記の実施例では、時差テーブル402には、国情報とUTCとの時差とが、対応付けて記録される。これに代えて、時差テーブル402には、グローバルIPアドレスの範囲とUTCとの時差とが、対応付けて記録されていてもよい。同様に、上記の実施例では、営業時間テーブル502には、国情報と営業時間情報とが、対応付けて記録されるが、これに代えて、営業時間テーブル502には、グローバルIPアドレスの範囲と営業時間情報とが、対応付けて記録されていてもよい。この場合、第1及び第2の時差情報取得部42a,42bは、図2のS12で取得されたグローバルIPアドレスを、時差サーバ400及び営業時間サーバ500のそれぞれに送信することによって、UTCとの時差及び営業時間情報を取得してもよい。本変形例では、ネットワークシステム2は、WHOISサーバ300を備えていなくてもよい。
(8)「世界標準時刻」は、UTC以外に、GMT(Greenwich Mean Time)、GPS時であってよい。
(9)上記の実施例では、通信セッションを確立することができない場合(図2のS14でNO)に、図2のS20からS32の処理を実行している。しかしながら、図2のS20からS32の処理の少なくとも1個の処理は、図2のS14の前に実行されてもよい。
(10)上記の実施例では、多機能機10は、タイマ機能を実行することによって、再送タイミングまでの時間を計測する。しかしながら、再送部46は、多機能機に内蔵されている時計機能を用いて、図2のS34で決定された再送時刻となったのか否かを判断してもよい。再送時刻になったと判断される場合に、再送部46は、データを多機能機120に再送してもよい。
(11)多機能機10では、CPU22がプログラム32に従って処理を実行することによって、多機能機10の電源をOFFする機能が実現されてもよい。例えば、多機能機10の電源がONであって、かつ、制御部20が予め決められた処理(例えば印刷処理、データ送信処理)を実行しない状態が予め決められた時間継続される特定の場合に、制御部20は、多機能機10の電源をOFFしてもよい。この場合、再送時刻(即ち再送タイミング)が決定されると(図2のS34)、制御部20は、上記の特定の場合であっても、再送時刻にデータが再送されるまで、多機能機10の電源をONの状態で維持してもよい。また、多機能機10では、CPU22がプログラム32に従って処理を実行することによって、多機能機10の電源をONする機能が実現されてもよい。この場合、制御部20は、再送時刻において多機能機10の電源がOFFである場合に、多機能機10の電源をONしてもよい。これらの構成によれば、多機能機10の電源がOFFされることによって、データが再送されなくなる事態を防止することができる。
(12)上記の実施例では、多機能機10のCPU20がプログラム32に従って処理を実行することによって、各部40〜46が実現されるが、各部40〜46の少なくとも1個は、論理回路等のハードウェアで実現されてもよい。
(13)「通信装置」は、多機能機10以外に、PC、プリンタ、PDA等の通信装置であってもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:ネットワークシステム、4:インターネット、10,120:多機能機、40:送信部、42:取得部、42a:第1の時差情報取得部、42b:第2の時差情報取得部、42c:営業時間情報取得部、44:決定部、46:再送部、200:DNSサーバ、300:WHOISサーバ、400:時差サーバ、500:営業時間サーバ、600:SNTPサーバ

Claims (8)

  1. ネットワークに接続される通信装置であって、
    ユーザによって指定される第1の識別情報を用いて特定される第1のグローバルIPアドレスを用いて、前記第1の識別情報によって識別される特定のデバイスに特定のデータを送信する送信部であって、前記通信装置と前記特定のデバイスとの間で確立される通信路を用いて、前記特定のデータを前記特定のデバイスに送信する前記送信部と、
    グローバルIPアドレスの範囲と、当該グローバルIPアドレスの範囲に含まれるグローバルIPアドレスが使用される地域を示す地域情報と、を対応付けて記憶する第1のサーバから、前記第1のグローバルIPアドレスに対応付けて前記第1のサーバに記憶されている第1の地域情報を取得する取得部であって、取得済みの前記第1の地域情報を用いて、前記特定のデバイスが設置されている第1の設置地域の時刻に関する特定の時刻情報を取得する前記取得部と、
    前記特定のデータの送信が失敗する場合に、取得済みの前記特定の時刻情報を用いて、前記特定のデータを前記特定のデバイスに再送するための再送タイミングを決定する決定部と、
    決定済みの前記再送タイミングで、前記特定のデバイスに前記特定のデータを再送する再送部と、を備える通信装置。
  2. 前記特定の時刻情報は、前記第1の設置地域の時刻と、前記通信装置が設置されている第2の設置地域の時刻と、の間の時差を示す情報である、請求項に記載の通信装置。
  3. 前記取得部は、
    前記取得済みの前記第1の地域情報を用いて、世界標準時刻と、前記第1の設置地域の時刻と、の間の第1の時差情報を取得する第1の時差情報取得部と、
    前記通信装置を識別するための第2の識別情報を用いて、前記世界標準時刻と、前記第2の設置地域の時刻と、の間の第2の時差情報を取得する第2の時差情報取得部と、を備え、
    前記取得部は、取得済みの前記第1の時差情報と、取得済みの前記第2の時差情報と、を用いて、前記第1の設置地域の時刻と、前記第2の設置地域の時刻と、の間の時差を算出することによって、前記特定の時刻情報を取得する、請求項に記載の通信装置。
  4. 記第2の時差情報取得部は、前記第2の識別情報を用いて特定される第2のグローバルIPアドレスに対応付けて前記第1のサーバに記憶されている第2の地域情報であって、前記第2の設置地域を示す第2の地域情報を取得し、取得済みの前記第2の地域情報を用いて、前記第2の時差情報を取得する、請求項に記載の通信装置。
  5. 記取得部は、複数個の地域のそれぞれについて、当該地域に存在する組織の標準的な営業時間を示す営業時間情報を記憶している第2のサーバから、前記第1の地域情報を用いて、前記第1の設置地域に対応する前記営業時間情報を取得する営業時間情報取得部を備え、
    前記決定部は、前記第1の設置地域に対応する前記営業時間情報が示す営業時間内に前記特定のデータが再送されるように、取得済みの前記特定の時刻情報と、取得済みの前記営業時間情報と、を用いて、前記再送タイミングを決定する、請求項1からのいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記決定部は、前記第1の設置地域の予め決められた現地時刻に前記特定のデータが再送されるように、取得済みの前記特定の時刻情報を用いて、前記再送タイミングを決定する、請求項1からのいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記特定の時刻情報は、前記第1の設置地域の時刻を示す情報である、請求項に記載の通信装置。
  8. 前記再送部は、前記再送タイミングが決定された後、前記特定のデータが前記再送タイミングで再送されるまでの間に、前記特定のデバイスに前記特定のデータを再送しない、請求項1からのいずれか一項に記載の通信装置。
JP2010215619A 2010-09-27 2010-09-27 通信装置 Active JP5601122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010215619A JP5601122B2 (ja) 2010-09-27 2010-09-27 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010215619A JP5601122B2 (ja) 2010-09-27 2010-09-27 通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012070339A JP2012070339A (ja) 2012-04-05
JP5601122B2 true JP5601122B2 (ja) 2014-10-08

Family

ID=46167033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010215619A Active JP5601122B2 (ja) 2010-09-27 2010-09-27 通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5601122B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5971365B2 (ja) * 2014-02-28 2016-08-17 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 画像形成装置、画像形成システム、その制御方法及びプログラム
JP6364999B2 (ja) * 2014-06-24 2018-08-01 ブラザー工業株式会社 通信システム、サーバ装置、及びクライアント装置
JP6540247B2 (ja) * 2015-06-05 2019-07-10 ブラザー工業株式会社 携帯端末及びfaxプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3614044B2 (ja) * 1999-08-12 2005-01-26 サクサ株式会社 電話装置
JP2001352371A (ja) * 2000-06-08 2001-12-21 Murata Mach Ltd 通信端末装置
JP2003076644A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Hitachi Kokusai Electric Inc 送信端末
JP2007194920A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Murata Mach Ltd 通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012070339A (ja) 2012-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012252452A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP4151661B2 (ja) 通信装置及びプログラム
JP2012129727A (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2011029915A (ja) ネットワーク複合機
JP5601122B2 (ja) 通信装置
JP4462320B2 (ja) 画像送信装置、画像送信方法、及び画像送信プログラム
US20070177463A1 (en) Network terminal device, and timestamp correcting method of the same
JP5195212B2 (ja) 管理システム、管理装置、管理方法、管理プログラム、および記録媒体
JP3900175B2 (ja) 複合機
JP2009069892A (ja) ログ時刻調整方法、サーバおよび情報処理システム
US7616652B2 (en) Facsimile machine
JP4702463B2 (ja) 画像データ送信装置、画像データ送信方法、およびコンピュータプログラム
JP5153843B2 (ja) サーバ装置、メールサーバ装置、及びfaxサーバ装置
JP2012160086A (ja) データ処理装置、クライアント装置、及びデータ処理システム
JP5088611B2 (ja) 管理システム及び管理方法並びに制御プログラム
JP4997995B2 (ja) 通信装置、通信システム、および通信プログラム
US9203984B2 (en) Communication apparatus and communication system
JP5625657B2 (ja) 電子メール通信装置
JP6063364B2 (ja) 電子機器、情報表示システム、及び情報表示方法
JP2007013324A (ja) ネットワーク複合機
JP3815246B2 (ja) データ送信装置、方法、プログラム及び記録媒体
JP2009146356A (ja) 情報処理装置
GB2435148A (en) An internet protocol facsimile machine (IP-FAX)
JP2005303914A (ja) 通信装置及びプログラム
JP2004234102A (ja) 通信装置、制御プログラム提供装置及び制御プログラム授受システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140722

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140804

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5601122

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150