JP5600148B2 - 映像配信装置、映像配信方法及び映像配信プログラム - Google Patents

映像配信装置、映像配信方法及び映像配信プログラム Download PDF

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本発明は、映像配信装置、映像配信方法及び映像配信プログラムに関する。
従来、自由視点映像と呼ばれる技術が知られている。自由視点映像とは、視点位置が異なる複数台の撮像装置(例えば、カメラ)から得られた映像に基づいて、自由な視点位置から見た映像を生成する技術である。
かかる自由視点映像技術においては、例えば、利用者が指定した任意の視点から見た画像を表示する一方、画像データを生成するために使用したカメラの光軸の方向等に基づく視点位置に誘導する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2010−72921号公報
しかしながら、上記従来の自由視点映像の技術では、ショッピングサイトやオークションサイト等のeコマースサービスにおいて、ユーザの購買意欲を向上させることが困難であった。具体的には、eコマースサービスにおいて取り扱う商品を自由視点映像により提供する場合、上記の従来技術では、予め決められている視点位置に誘導することに留まり、ユーザの購買意欲を向上させることができるとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの購買意欲を向上させることができる映像配信装置、映像配信方法及び映像配信プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る映像配信装置は、ユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、視点位置が異なる映像データに基づいて生成される被写体に関する自由視点映像に対して行われた視点条件を変更する操作の履歴である操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段と、第1ユーザが利用する端末装置から前記被写体に関する自由視点映像の配信要求を受け付けた場合に、前記ユーザ情報記憶手段に記憶されているユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザとユーザ情報が類似する第2ユーザを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された第2ユーザに対応する操作履歴を前記操作履歴記憶手段から取得し、取得した操作履歴に基づいて生成した前記被写体に関する自由視点映像を前記端末装置に配信する映像配信手段と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザの購買意欲を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るネットワークシステムの構成を示す図である。 図2は、実施形態に係る映像配信装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る操作履歴記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る視点条件を説明するための図である。 図6は、実施形態に係る自由視点映像を含むウェブページの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る映像配信装置による映像配信処理手順を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る自由視点映像を含むウェブページの一例を示す図である。
以下に、本願に係る映像配信装置、映像配信方法及び映像配信プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る映像配信装置、映像配信方法及び映像配信プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.ネットワークシステムの構成〕
図1は、実施形態に係るネットワークシステムの構成を示す図である。図1に示すように、ネットワークシステム1は、映像配信システム2と、複数の端末装置3とを含む。映像配信システム2は、ネットワーク4を介して端末装置3と通信可能に接続される。
映像配信システム2は、ショッピングサイトやオークションサイト等のeコマースサービスを提供する。かかる映像配信システム2は、被写体である撮像対象Aに関する自由視点映像を生成し、生成した自由視点映像を端末装置3に配信する。かかる撮像対象Aは、例えば、ショッピングサイトやオークションサイトに出品される取引対象の商品等に該当する。このような自由視点映像は、視点位置、視線方向および画角を自由に選択することが可能である。すなわち、端末装置3のユーザは、撮像対象Aの自由視点映像のうち所望する視点位置、視線方向および画角の映像である任意視点位置の映像を閲覧することができる。
端末装置3は、映像配信システム2によって配信される自由視点映像を閲覧するユーザによって利用される。例えば、端末装置3は、パーソナルコンピュータ(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等に該当する。
映像配信システム2は、複数の撮像装置10と、映像配信装置11とを有する。各撮像装置10は、所定の商品等の撮像対象Aに対して互いに異なる視点位置に配置されており、撮像した撮像対象Aの各領域の映像データを映像配信装置11に出力する。撮像装置10から出力される映像データは、例えば、30フレーム/秒の動画像データである。
映像配信装置11は、複数の撮像装置10から出力される撮像対象Aに関する映像データに基づいて、ポリゴン(例えば、三角形や四角形等の多角形のポリゴン)によって表現される3次元モデルを生成する。そして、映像配信装置11は、3次元モデルにテクスチャをマッピングすることで撮像対象Aに関する自由視点映像を生成し、かかる自由視点映像を端末装置3に配信する。
ここで、実施形態に係る映像配信装置11は、各端末装置3を利用するユーザ毎に、かかるユーザに関するユーザ情報(後述するサイコグラフィック属性やデモグラフィック属性など)を保持する。また、映像配信装置11は、端末装置3のユーザによって自由視点映像の視点条件を変更する操作が行われた場合に、かかる操作履歴をユーザ毎に保持しておく。なお、詳細については後述するが、視点条件とは、例えば、視点位置、視線方向、画角等の条件を示す。
そして、映像配信装置11は、所定の商品に関する自由視点映像の配信要求を端末装置3から受信した場合に、かかる端末装置3のユーザとユーザ情報が類似する他のユーザを抽出する。そして、映像配信装置11は、他のユーザに対応する操作履歴に基づいて、他のユーザが操作した自由視点映像と同様に視点条件が変化するデモンストレーション(以下、デモと略記する)用の自由視点映像を生成し、生成したデモ用の自由視点映像を配信要求の送信元である端末装置3に配信する。
このように、映像配信装置11は、デモ用の自由視点映像を配信要求の送信元ユーザに閲覧させることができるので、かかる送信元ユーザの購買意欲を向上させることができる。具体的には、ユーザ情報が類似するユーザ同士は同様の嗜好を有することが考えられる。このため、他のユーザが興味を持って閲覧した商品の部位は、送信元ユーザも興味を持つ可能性が高い部位であることが考えられる。すなわち、送信元ユーザは、他のユーザによる視点変更操作や拡大操作に即した自由視点映像を閲覧することで、他のユーザが注目した商品の部位を閲覧することになるので、かかる商品に対して興味を持つ可能性が高い。このようなことから、映像配信装置11は、送信元ユーザの商品に対する購買意欲を向上させることができる。
なお、映像配信装置11は、類似する他のユーザが操作した自由視点映像としてデモ用の自由視点映像を配信するので、かかるデモ用の自由視点映像に対する視点条件の変更操作を受け付けない。ただし、映像配信装置11は、デモ用の自由視点映像を配信した後に、視点条件の変更操作が可能な自由視点映像(以下、通常の自由視点映像と表記する)を配信する。そして、映像配信装置11は、通常の自由視点映像に対して視点条件の変更操作が行われた場合に操作履歴を保持しておき、今後にデモ用の自由視点映像を配信する際にかかる操作履歴を利用する。以下、このような映像配信装置11についてさらに具体的に説明する。
〔2.映像配信装置の構成〕
図2は、実施形態に係る映像配信装置11の構成例を示す図である。図2に示すように、映像配信装置11は、通信部12と、ユーザ情報記憶部13と、操作履歴記憶部14と、制御部15とを有する。
通信部12は、ネットワーク4に接続され、ネットワーク4を介して端末装置3との間で情報の送受信を行う。かかる通信部12は、ネットワーク4との接続を有線または無線で行う。例えば、通信部12は、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。
ユーザ情報記憶部13及び操作履歴記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
(ユーザ情報記憶部13について)
ユーザ情報記憶部13は、端末装置3を利用するユーザに関するユーザ情報としてユーザ属性を記憶する。ここで、図3に、実施形態に係るユーザ情報記憶部13の一例を示す。図3に示すように、ユーザ情報記憶部13は、「ユーザID」、「サイコグラフィック属性」、「デモグラフィック属性」といった項目を有する。
「ユーザID」は、端末装置3を利用するユーザを識別するための識別情報である。例えば、「ユーザID」は、映像配信装置11がeコマースサービスを会員向けに提供している場合には、会員ID(ログインID)などに該当する。また、例えば、「ユーザID」は、映像配信装置11と端末装置3との間で送受信されるHTTPクッキー(HyperText Transfer Protocol Cookie:以下、単に「クッキー」と表記する)に設定されるユーザ識別情報に該当する。
「サイコグラフィック属性」は、ユーザの価値観、ライフスタイル、性格、嗜好などを示す情報である。かかる「サイコグラフィック属性」は、例えば、「コスメ(化粧品)」、「車」、「服」、「旅行」などの属性区分に分類される。図3に示す例では、属性区分毎に、ユーザの嗜好が相対的に高い場合に「1」が記憶され、それ以外の場合には「0」が記憶される。ただし、これに限定されるものではなく、各属性区分は、例えば、ユーザの嗜好を3段階以上に評価した情報を記憶してもよい。また、「サイコグラフィック属性」は、図3に示した属性区分の例に限られず、経済、政治、野球、サッカー、その他スポーツ、スイーツ、パソコン、白物家電、家具など様々な属性区分が含まれてもよい。
「デモグラフィック属性」は、人口統計学的なユーザの属性情報を示す。かかる「デモグラフィック属性」は、例えば、ユーザの「性別」、「年齢」などの属性区分に分類される。図3に示す「性別」には、ユーザが女性である場合には「1」が記憶され、ユーザが男性である場合には「2」が記憶される。また、「年齢」には、ユーザの年齢が記憶される。なお、「デモグラフィック属性」は、図3に示した属性区分の例に限られず、ユーザの職業、家族構成、年収、住所、出身地、学歴など様々な属性区分が含まれてもよい。
例えば、図3では、ユーザID「U001」によって識別されるユーザが、コスメ、服に対して高い嗜好を有し、28歳の女性であることを示している。また、例えば、図3では、ユーザID「U004」によって識別されるユーザが、旅行に対して高い嗜好を有し、44歳の男性であることを示している。
(操作履歴記憶部14について)
操作履歴記憶部14は、ユーザ毎かつ商品毎に、かかる商品に関する自由視点映像に対する操作履歴を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る操作履歴記憶部14の一例を示す。図4に示すように、操作履歴記憶部14は、「ユーザID」、「商品ID」、「購入履歴」、「操作履歴」といった項目を有する。
「ユーザID」は、図3に示したユーザIDに対応する。「商品ID」は、映像配信装置11が提供するショッピングサイトやオークションサイト等に出品される商品を識別するための識別情報を示す。言い換えれば、「商品ID」は、映像配信装置11によって自由視点映像が生成される商品の識別情報を示す。「購入履歴」は、ユーザが商品を購入したか否かを示す。
例えば、図4では、ユーザID「U001」によって識別されるユーザが、商品ID「C001」によって識別される商品を購入したことを示す。また、例えば、図4では、ユーザID「U001」によって識別されるユーザが、商品ID「C002」によって識別される商品を購入していないことを示す。
「操作履歴」は、自由視点映像に対するユーザの操作履歴を示す。図4に示した例では、操作履歴には、ユーザによる操作毎に「操作内容」が記憶される。例えば、図4では、ユーザによって「操作内容1」における操作が行われた後に、「操作内容2」における操作が行われたことを示す。なお、図4では図示することを省略したが、操作履歴には、ユーザによって行われた操作回数Nに応じて、「操作内容3」、・・・、「操作内容N」といった情報が記憶される。
各操作内容には、「視点位置」、「視線方向」、「画角」、「経過時間」といった情報が記憶される。「視点位置」は、例えば、撮像対象Aが置かれる撮像空間における3次元座標(x、y、z)等で規定される。「視線方向」は、例えば、撮像対象Aが置かれる撮像空間におけるベクトル成分(Vx、Vy、Vz)等で規定される。「画角」は、例えば、画角またはズーム率などによって規定される。「経過時間」は、1つ前の操作が行われてから、今回の操作が行われるまでの経過時間を示す。図4の例では、「経過時間」には、秒単位の時間が記憶されるものとする。
例えば、図4では、ユーザID「U001」によって識別されるユーザが、商品ID「C001」によって識別される商品に関する自由視点映像に対して、視点位置「x1、y1、z1」、視線方向「Vx1、Vy1、Vz1」、画角「60度」となるように視点条件を変更する操作を行い、その後に10秒が経過した際に、視点位置「x2、y2、z2」、視線方向「Vx2、Vy2、Vz2」、画角「40度」となるように視点条件を変更した例を示している。
ここで、図5を用いて、実施形態に係る視点条件について説明する。図5は、実施形態に係る視点条件を説明するための図である。なお、図5では、視点位置が「x1、y1、z1」であり、視線方向が「Vx1、Vy1、Vz1」である例を示す。図5に示した例において、撮像空間Eは、複数の撮像装置10によって撮像される空間であり、被写体である撮像対象Aが置かれる。ここでは、撮像対象Aが携帯電話機である例を示している。
図5に示した視点位置「x1、y1、z1」は、撮像空間Eにおける3次元座標に該当し、撮像対象Aを見る位置を規定する。また、視線方向「Vx1、Vy1、Vz1」は、視点位置「x1、y1、z1」を基点とする方向ベクトルに該当し、視点位置「x1、y1、z1」から撮像対象Aを見る方向を規定する。また、視線方向「Vx1、Vy1、Vz1」の大きさは、視点位置「x1、y1、z1」から撮像対象Aまでの距離に該当し、撮像対象Aの表示サイズを規定する。また、画角は、視点位置「x1、y1、z1」から撮像対象Aを見る範囲に該当する。例えば、画角が「60°」である場合、視点位置「x1、y1、z1」から視線方向「Vx1、Vy1、Vz1」を中心とした画角「±30度(60度)」の範囲内に位置する撮像対象Aが自由視点映像として生成される。
(制御部15について)
制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラム(映像配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部15は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
かかる制御部15は、映像取得部21と、配信要求受付部22と、抽出部23と、映像配信部24とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(映像取得部21について)
映像取得部21は、撮像対象Aが置かれる撮像空間Eに対して異なる視点位置に配置された複数の撮像装置10のそれぞれから出力される映像データを取得し、取得した各映像データを映像配信部24に出力する。
(配信要求受付部22について)
配信要求受付部22は、端末装置3から、自由視点映像の配信要求を受け付ける。上記の通り、映像配信装置11はeコマースサービスを提供する。したがって、配信要求受付部22は、例えば、所定の商品に関する自由視点映像を含むショッピングサイトやオークションサイト等におけるウェブページの配信要求を受け付ける。
ここで、配信要求受付部22は、配信要求を受け付けた際に、端末装置3のユーザを識別するためのユーザIDについても受け付ける。例えば、配信要求受付部22は、ショッピングサイトやオークションサイトにログインするためのログインIDをユーザIDとして端末装置3から受け付ける。また、例えば、配信要求受付部22は、端末装置3から配信要求とともにクッキーを受け付けることにより、かかるクッキーからユーザIDを取得する。
(抽出部23について)
抽出部23は、配信要求受付部22によって配信要求が受け付けられた場合に、ユーザ情報記憶部13に記憶されているユーザ情報に基づいて、配信要求の送信元ユーザとユーザ情報が類似する他のユーザを抽出する。
具体的には、抽出部23は、配信要求により自由視点映像が要求されている商品の商品IDに対応するユーザIDであり、かつ、配信要求の送信元ユーザのユーザIDと異なるユーザIDを操作履歴記憶部14から取得する。続いて、抽出部23は、操作履歴記憶部14から取得したユーザID毎に、かかるユーザIDに対応するユーザ属性をユーザ情報記憶部13から取得する。さらに、抽出部23は、送信元ユーザのユーザIDに対応するユーザ属性をユーザ情報記憶部13から取得する。続いて、抽出部23は、ユーザ情報記憶部13から取得したユーザ属性と、送信元ユーザに対応するユーザ属性とを比較することにより、送信元ユーザと、送信元ユーザと異なる他のユーザとの類似性を判定する。そして、抽出部23は、送信元ユーザと最も類似する他のユーザを抽出し、抽出した他のユーザのユーザIDを映像配信部24に出力する。
なお、抽出部23による類似性の判定処理はいくつか例が考えられる。例えば、抽出部23は、ユーザ属性のサイコグラフィック属性については、属性区分(「コスメ」、「車」、「服」、「旅行」など)が一致する数(又は、一致する数の割合)をユーザ間の類似度として算出する。または、サイコグラフィック属性が「0」又は「1」の情報ではなく3段階以上に評価した情報を記憶する場合には、抽出部23は、かかる属性区分に記憶されている数値の差異が小さいほど高い類似度を算出する。
また、例えば、抽出部23は、ユーザ属性のデモグラフィック属性については、属性区分(「性別」、「年齢」など)が一致する数(又は、一致する数の割合)をユーザ間の類似度として算出したり、属性区分に記憶されている数値の差異が小さいほど高い類似度を算出する。
また、抽出部23は、属性区分毎に重み付けを行って類似度を算出してもよい。例えば、サイコグラフィック属性よりもデモグラフィック属性を重視することが指定されている場合には、抽出部23は、サイコグラフィック属性が類似するユーザ間よりも、デモグラフィック属性が類似するユーザ間の類似度を高く算出する。また、例えば、サイコグラフィック属性の属性区分「コスメ」と、デモグラフィック属性の属性区分「年齢」を重視することが指定されている場合には、抽出部23は、属性区分「コスメ」及び属性区分「年齢」が類似するユーザ間ほど高い類似度を算出する。
(映像配信部24について)
映像配信部24は、抽出部23によって抽出された他のユーザに対応する操作履歴に応じてデモ用の自由視点映像を生成し、生成したデモ用の自由視点映像を配信要求の送信元である端末装置3に配信する。
具体的には、映像配信部24は、抽出部23によって抽出された他のユーザのユーザIDに対応し、かつ、配信要求により自由視点映像が要求されている商品の商品IDに対応する操作履歴を操作履歴記憶部14から取得する。そして、映像配信部24は、操作履歴記憶部14から取得した操作履歴と同様に視点条件が自動的に変更されるデモ用の自由視点映像を生成する。
例えば、映像配信部24は、図4に示した操作履歴記憶部14から、ユーザID「U001」かつ商品ID「C001」に対応する操作履歴を取得したものとする。かかる場合に、映像配信部24は、商品ID「C001」の商品に関するデモ用の自由視点映像として、初期状態が操作内容1の視点条件(視点位置「x1、y1、z1」、視線方向「Vx1、Vy1、Vz1」、画角「60度」)であり、10秒後に操作内容2の視点条件(視点位置「x2、y2、z2」、視線方向「Vx2、Vy2、Vz2」、画角「40度」)に変化する自由視点映像を生成する。また、図4では、操作内容1及び2のみを図示したが、映像配信部24は、操作履歴記憶部14に記憶されている操作内容1〜Nに応じたデモ用の自由視点映像を生成する。
そして、映像配信部24は、このようにして生成したデモ用の自由視点映像を含むウェブページを端末装置3に配信する。かかるデモ用の自由視点映像は、視点条件を変更する操作を受け付けず、他のユーザの操作内容が動画として表示される。また、映像配信部24は、デモ用の自由視点映像を配信した後に、視点条件の変更操作を受け付ける通常の自由視点映像を端末装置3に配信する。
これにより、端末装置3は、映像配信部24から配信されたウェブページをブラウザ等に表示する。そして、端末装置3は、最初に視点条件が変更できないデモ用の自由視点映像を表示した後に、視点条件が変更可能な通常の自由視点映像を表示する。これにより、映像配信装置11は、端末装置3のユーザに対して、まずデモ用の自由視点映像を閲覧させた後に、配信要求において要求された商品に関する通常の自由視点映像を閲覧させることができる。
ここで、図6に、実施形態に係る自由視点映像を含むウェブページの一例を示す。図6では、ショッピングサイト等のウェブページを例に挙げて説明する。図6に示すように、ウェブページG10には、自由視点映像が表示される映像表示枠H11と、広告コンテンツが表示される広告枠H12〜H14とが含まれる。かかる広告コンテンツは、例えば、バナー広告、テキスト広告、動画広告などの2次元コンテンツや3次元コンテンツなどが該当する。また、ウェブページG10には、映像表示枠H11に表示されている商品を購入するための購入ボタン等が含まれる。
端末装置3のユーザは、映像表示枠H11にデモ用の自由視点映像が表示されている場合には、かかるデモ用の自由視点映像を閲覧するだけであって、視点条件を変更する操作等を行うことができない。一方、端末装置3のユーザは、映像表示枠H11に通常の自由視点映像が表示されている場合には、例えば、ホイールマウスへの操作(マウスの移動、ホイールの回転)や映像表示枠H11でのマウスカーソルの位置移動などによって、かかる通常の自由視点映像における視点条件を変更することができる。この場合、端末装置3は、ユーザによって行われた操作内容を映像配信装置11に送信し、映像配信装置11の映像配信部24は、かかる操作内容を操作履歴記憶部14に格納するとともに、かかる操作内容に対応する自由視点映像を端末装置3に配信する。
〔3.映像配信処理の手順〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る映像配信装置11による映像配信処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る映像配信装置11による映像配信処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、映像配信装置11の配信要求受付部22は、端末装置3から自由視点映像を含むウェブページの配信要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。そして、配信要求受付部22は、配信要求を受け付けていない場合には(ステップS101;No)、配信要求を受け付けるまで待機する。
一方、配信要求受付部22によって配信要求が受け付けられた場合(ステップS101;Yes)、抽出部23は、ユーザ情報記憶部13に記憶されているユーザ属性(サイコグラフィック属性、デモグラフィック属性)に基づいて、配信要求の送信元ユーザとユーザ属性が類似する他のユーザを抽出する(ステップS102)。このとき、抽出部23は、配信要求において要求されている商品の自由視点映像を過去に操作したことがある他のユーザの中から、配信要求の送信元ユーザとユーザ属性の類似度が最も高いユーザを抽出する。
続いて、映像配信部24は、抽出部23によって抽出された他のユーザに対応する操作履歴を操作履歴記憶部14から取得する(ステップS103)。続いて、映像配信部24は、操作履歴記憶部14から取得した操作履歴に基づいて、配信要求において要求されている商品に関するデモ用の自由視点映像を生成する(ステップS104)。そして、映像配信部24は、ステップS101において配信要求を送信した端末装置3に対して、デモ用の自由視点映像を配信する(ステップS105)。
続いて、映像配信部24は、配信要求において要求されている商品に関する自由視点映像であって、視点条件の変更が可能な通常の自由視点映像を生成する(ステップS106)。そして、映像配信部24は、ステップS101において配信要求を送信した端末装置3に対して、通常の自由視点映像を配信する(ステップS107)。
この後に、通常の自由視点映像に対して視点条件を変更する操作が行われた場合には、映像配信部24は、変更後の視点条件を操作履歴記憶部14に格納し、さらに、変更後の視点条件に対応する通常の自由視点映像を端末装置3に配信する。
〔4.変形例〕
上述した実施形態に係る映像配信装置11は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の映像配信装置11の他の実施形態について説明する。
〔4−1.類似ユーザの抽出(1)〕
上記実施形態では、抽出部23が、配信要求の送信元ユーザとユーザ属性が類似する他のユーザを抽出する例を示した。しかし、抽出部23は、操作履歴記憶部14に記憶されている購入履歴(ユーザ情報の一例、他の履歴情報も同様)を考慮して、商品を購入したことがあるユーザを優先して他のユーザとして抽出してもよい。例えば、抽出部23は、配信要求により自由視点映像が要求されている商品を購入したことがあるユーザの中から他のユーザを抽出してもよい。この場合、抽出部23は、かかる商品の商品IDに対応するユーザIDであり、かつ、かかる商品を購入したことがあるユーザIDであり、かつ、配信要求の送信元ユーザのユーザIDと異なるユーザIDを操作履歴記憶部14から取得する。そして、抽出部23は、操作履歴記憶部14から取得したユーザID毎に、他のユーザと送信元ユーザとの類似性を判定し、送信元ユーザと最も類似する他のユーザを抽出することとなる。
これにより、映像配信装置11は、商品を購入した他のユーザにおける操作履歴に基づいて生成したデモ用の自由視点映像をユーザに閲覧させることができる。このため、映像配信装置11は、商品を購入した他のユーザが注目した商品の部位を閲覧させることができるので、ユーザの購買意欲をより向上させることができる。
〔4−2.類似ユーザの抽出(2)〕
また、上記実施形態では、抽出部23が1人の他のユーザを抽出する例を示した。しかし、抽出部23は、複数の他のユーザを抽出してもよい。例えば、抽出部23は、上述してきた類似性の判定処理を行うことにより、配信要求の送信元ユーザとの類似度が高い順に所定数の他のユーザを抽出する。この場合、映像配信部24は、抽出部23によって抽出された複数の他のユーザに対応する各操作履歴に応じてデモ用の自由視点映像を生成する。例えば、映像配信部24は、複数の他のユーザに対応する各操作履歴に含まれる操作内容ごとに視点条件の平均(各視点位置の重心、視線方向の平均、画角の平均、経過時間の平均)を算出し、算出した視点条件の平均に従ってデモ用の自由視点映像を生成してもよい。
これにより、映像配信装置11は、ユーザ属性が類似する他のユーザによる平均的な操作内容をユーザに閲覧させることができる。このため、映像配信装置11は、特定のユーザに偏った操作内容を閲覧させることを防止できるので、ユーザの購買意欲を安定して向上させることができる。
なお、映像配信部24は、上記例のように抽出部23によって複数の他のユーザが抽出された場合には、視点条件の平均を算出するのではなく、送信元ユーザとの類似度に応じた重みを各他のユーザに付与した上で、視点条件を算出してもよい。すなわち、映像配信部24は、送信元ユーザとの類似度が高い他のユーザに対応する操作履歴ほど重視して、デモ用の自由視点映像を生成してもよい。
〔4−3.デモ用の自由視点映像〕
また、上記実施形態において、操作履歴記憶部14は、商品が購入された時刻の前後に対応する操作内容がいずれであるかを識別できる情報を記憶してもよい。かかる場合に、映像配信部24は、商品が購入された前後の操作内容が強調表示されるデモ用の自由視点映像を生成してもよい。例えば、映像配信部24は、商品が購入された前後の操作内容については、再生時間を長くしたり、表示サイズを大きくしたり、背景色を変化させる等してもよい。
〔4−4.広告枠〕
また、上記実施形態において、映像配信部24は、図6に示した映像表示枠H11に自由視点映像が表示されている商品に関連する広告コンテンツが広告枠H12〜H14に表示されるようにしてもよい。
〔4−5.自由視点映像の操作手法〕
また、上記実施形態では、マウス操作によって自由視点映像の視点条件を変更する例について説明した。しかし、映像配信部24は、自由視点映像を操作するための操作ボタンをウェブページに表示してもよい。この点について、図8を用いて説明する。図8は、実施形態に係る自由視点映像を含むウェブページの一例を示す図である。
図8に示すように、ウェブページG20には、自由視点映像を操作するための各種の操作ボタン33a、33b、33cが配置される操作枠33を含む。操作ボタン33aは、視点位置を変更するためのボタンであり、端末装置3のユーザは操作ボタン33aを操作することによって、±X方向、±Y方向、±Z方向に視点位置を変更することができる。
操作ボタン33bは、視点位置からの視線方向を変更するためのボタンであり、端末装置3のユーザは操作ボタン33bを操作することによって、操作ボタン33aで設定した視点位置での視線方向を変更することができる。
操作ボタン33cは、ズーム率を変更するためのボタンであり、端末装置3のユーザは操作ボタン33cを操作することによって、操作ボタン33a、33bで設定した視点位置からの視線方向を中心とした画角を変更することができる。
ウェブページG20において、操作ボタン33a、33b、33cが操作されると、端末装置3の制御部は、かかる操作によって指定された変更後の視点条件の情報を映像配信装置11へネットワーク4を介して送信する。例えば、端末装置3の制御部は、操作ボタン33a、33b、33cに対するユーザの操作に対して、視点位置、視線方向および画角を算出し、これらの情報を変更後の視点条件として映像配信装置11へ送信する。映像配信部24は、端末装置3から変更後の視点条件を受け付けると、かかる変更後の視点条件に対応する自由視点映像を端末装置3に配信する。
なお、端末装置3の制御部は、操作ボタン33a、33b、33cに対するユーザの操作毎に、かかる操作情報を映像配信装置11へ送信し、映像配信部24によって、変更後の視点条件を算出するようにしてもよい。この場合、映像配信部24は、ユーザ毎に、視点位置、視線方向及び画角を記憶しておき、かかる記憶情報と端末装置3から送信される情報とに基づいて、変更後の視点条件を算出する。
〔4−6.自由視点映像の生成手法〕
上述した実施形態では、映像配信装置11の制御部15は、複数の撮像装置10で撮像対象Aをリアルタイムで撮像した動画像の撮像データに基づいて、自由視点映像の動画像データを生成して配信するが、これに限定されるものではない。例えば、制御部15は、予め撮像装置10で撮像された撮像データに基づいて、自由視点映像の動画像データを生成して配信するようにしてもよい。
また、例えば、制御部15は、端末装置3から配信要求を受け付けたときに撮像装置10で撮像された撮像データに基づいて、自由視点映像の静止画データを生成して配信するようにしてもよい。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る映像配信装置11は、ユーザ情報記憶部13と、操作履歴記憶部14と、抽出部23と、映像配信部24とを有する。ユーザ情報記憶部13は、ユーザに関するユーザ情報(ユーザ属性が一例に相当)を記憶する。操作履歴記憶部14は、視点位置が異なる映像データに基づいて生成される商品に関する自由視点映像に対してユーザにより行われた視点条件を変更する操作履歴を記憶する。抽出部23は、所定のユーザ(第1ユーザの一例に相当)が利用する端末装置3から商品に関する自由視点映像の配信要求を受け付けた場合に、ユーザ情報記憶部13に記憶されているユーザ情報に基づいて、所定のユーザとユーザ情報が類似する他のユーザ(第2ユーザの一例に相当)を抽出する。映像配信部24は、抽出部23によって抽出された他のユーザに対応する操作履歴を操作履歴記憶部14から取得し、取得した操作履歴に基づいて生成した商品に関する自由視点映像を所定のユーザが利用する端末装置3に配信する。
また、実施形態に係る映像配信装置11において、操作履歴記憶部14は、商品を識別するための商品ID(商品識別子の一例に相当)毎に、かかる商品に関する自由視点映像に対するユーザの操作履歴を記憶する。また、抽出部23は、商品に関する自由視点映像の配信要求を受け付けた場合に、かかる商品に関する自由視点映像を操作したことがあるユーザを他のユーザとして抽出する。
これにより、実施形態に係る映像配信装置11は、ユーザ情報が類似する他のユーザが注目した商品の部位を閲覧させることができるので、かかる商品に対してユーザに興味を持たせることができ、この結果、ユーザの商品に対する購買意欲を向上させることができる。
また、実施形態に係る映像配信装置11において、操作履歴記憶部14は、商品を購入したか否かを示す購入履歴をさらに記憶する。また、抽出部23は、購入履歴に基づいて、商品を購入したことがあるユーザを他のユーザとして抽出する。これにより、映像配信装置11は、商品を購入した他のユーザが注目した商品の部位を閲覧させることができるので、ユーザの購買意欲をより向上させることができる。
また、実施形態に係る映像配信装置11において、映像配信部24は、他のユーザに対応する操作履歴に基づいて、視点条件の変更操作を受け付けないデモンストレーション用の自由視点映像を生成し、生成したデモンストレーション用の自由視点映像を端末装置3に配信した後に、視点条件の変更操作を受け付ける通常の自由視点映像を端末装置3に配信する。
これにより、映像配信装置11は、購買意欲を高めることを目的としたデモ用の自由視点映像を閲覧させた後に、端末装置3のユーザが要求している通常の自由視点映像を閲覧させることができる。すなわち、端末装置3のユーザは、デモ用の自由視点映像を閲覧することで、商品の注目点を認識した後に、通常の自由視点映像に対して視点条件を変更する操作を行うことができる。このようなことから、映像配信装置11は、自由視点映像の配信サービスを向上させることができる。
また、実施形態に係る映像配信装置11において、抽出部23は、複数の他のユーザを抽出する。また、映像配信部24は、抽出部23によって抽出された複数の他のユーザに対応する操作履歴に基づいて生成した自由視点映像を端末装置3に配信する。これにより、映像配信装置11は、特定のユーザに偏った操作内容を閲覧させることを防止できるので、ユーザの購買意欲を安定して向上させることができる。
また、実施形態に係る映像配信装置11において、映像配信部24は、複数の他のユーザに対応する各操作履歴について、他のユーザと配信要求を送信したユーザとの類似度に応じた重みを付与した上で生成した自由視点映像を端末装置3に配信する。これにより、映像配信装置11は、特定のユーザに偏った操作内容を閲覧させることを防止できるとともに、類似するユーザが行った操作内容を閲覧させることができるので、ユーザの購買意欲をより安定して向上させることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した映像配信装置11は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「手段」は、「部(section、module、unit)」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、抽出手段は、抽出部や抽出回路に読み替えることができる。
1 ネットワークシステム
2 映像配信システム
3 端末装置
10 撮像装置
11 映像配信装置
12 通信部
13 ユーザ情報記憶部
14 操作履歴記憶部
15 制御部
21 映像取得部
22 配信要求受付部
23 抽出部
24 映像配信部

Claims (8)

  1. ユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    視点位置が異なる映像データに基づいて生成される被写体に関する自由視点映像に対して行われた視点条件を変更する操作の履歴である操作履歴として、変更後の視点条件と、1つ前の操作が行われてから今回の操作が行われるまでの経過時間とを記憶する操作履歴記憶手段と、
    第1ユーザが利用する端末装置から前記被写体に関する自由視点映像の配信要求を受け付けた場合に、前記ユーザ情報記憶手段に記憶されているユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザとユーザ情報が類似する第2ユーザを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された第2ユーザに対応する操作履歴を前記操作履歴記憶手段から取得し、取得した操作履歴に基づいて、当該第2ユーザが操作した自由視点映像と同様に視点条件が変化する前記被写体に関する自由視点映像を生成し、生成した自由視点映像を前記端末装置に配信する映像配信手段と、
    を備えることを特徴とする映像配信装置。
  2. 前記操作履歴記憶手段は、
    被写体を識別するための識別子毎に、当該被写体に関する自由視点映像に対するユーザの操作履歴を記憶し、
    前記抽出手段は、
    前記第1ユーザから前記被写体に関する自由視点映像の配信要求を受け付けた場合に、当該被写体に関する自由視点映像を操作したことがあるユーザを前記第2ユーザとして抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像配信装置。
  3. 前記操作履歴記憶手段は、
    前記被写体である商品を購入したか否かを示す購入履歴をさらに記憶し、
    前記抽出手段は、
    前記購入履歴に基づいて、前記商品を購入したことがあるユーザを前記第2ユーザとして抽出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像配信装置。
  4. 前記映像配信手段は、
    前記第2ユーザに対応する操作履歴に基づいて、視点条件の変更操作を受け付けないデモンストレーション用の自由視点映像を生成し、生成したデモンストレーション用の自由視点映像を前記端末装置に配信した後に、視点条件の変更操作を受け付ける自由視点映像を前記端末装置に配信する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の映像配信装置。
  5. 前記抽出手段は、
    前記第1ユーザと類似する複数の第2ユーザを抽出し、
    前記映像配信手段は、
    前記抽出手段によって抽出された複数の第2ユーザに対応する操作履歴に基づいて生成した自由視点映像を前記端末装置に配信する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の映像配信装置。
  6. 前記映像配信手段は、
    前記複数の第2ユーザに対応する各操作履歴について当該第2ユーザと前記第1ユーザとの類似度に応じた重みを付与した上で生成した自由視点映像を前記端末装置に配信する
    ことを特徴とする請求項5に記載の映像配信装置。
  7. コンピュータが実行する映像配信方法であって、
    視点位置が異なる映像データに基づいて生成される被写体に関する自由視点映像の配信要求を第1ユーザが利用する端末装置から受け付けた場合に、ユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段に記憶されているユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザとユーザ情報が類似する第2ユーザを抽出する抽出ステップと、
    自由視点映像に対して行われた視点条件を変更する操作の履歴である操作履歴として、変更後の視点条件と、1つ前の操作が行われてから今回の操作が行われるまでの経過時間とを記憶する操作履歴記憶手段から前記抽出ステップによって抽出された第2ユーザに対応する操作履歴を取得し、取得した操作履歴に基づいて、当該第2ユーザが操作した自由視点映像と同様に視点条件が変化する前記被写体に関する自由視点映像を生成し、生成した自由視点映像を前記端末装置に配信する映像配信ステップと、
    を含んだことを特徴とする映像配信方法。
  8. 視点位置が異なる映像データに基づいて生成される被写体に関する自由視点映像の配信要求を第1ユーザが利用する端末装置から受け付けた場合に、ユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段に記憶されているユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザとユーザ情報が類似する第2ユーザを抽出する抽出手順と、
    自由視点映像に対して行われた視点条件を変更する操作の履歴である操作履歴として、変更後の視点条件と、1つ前の操作が行われてから今回の操作が行われるまでの経過時間とを記憶する操作履歴記憶手段から前記抽出手順によって抽出された第2ユーザに対応する操作履歴を取得し、取得した操作履歴に基づいて、当該第2ユーザが操作した自由視点映像と同様に視点条件が変化する前記被写体に関する自由視点映像を生成し、生成した自由視点映像を前記端末装置に配信する映像配信手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする映像配信プログラム。
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