JP5598643B2 - 二糖類水解酵素活性阻害剤 - Google Patents
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Description
(1−1)阻害物質として用いた各種糖質
二糖類水解酵素に対する阻害効果を観察するために、D−ソルボース、L−ソルボース、L−アラビノース、D−タガトース、D−エリスリトール、D−キシリトール、およびD−アラビトールを用いた。これらの各糖質は、蒸留水で溶かして200mMに調製した。各種実験においては、これらの溶液を必要に応じて蒸留水で希釈して使用した。
18日間飼育した成体雄ラットを前夜から絶食させた後、断頭、放血させ、直ちに腹部を切り開き、全小腸を取り出し、氷冷した生理食塩水で洗浄した。その後、シリンジ(20mL)を用い、小腸管内を生理食塩水で洗浄し、この小腸を縦に切り開き、ペーパータオルで水滴を除去後、氷冷ガラスプレート上にてスライドグラスを用いて粘膜を剥離した。得られた小腸粘膜を秤量後、生理食塩水を9倍容量加え、ポリトロン(Kinematica Co.,LTD,Swiss)を用いて氷冷下で30秒間、2回ホモジナイズした。この10%ホモジネートを約1mLずつ分注し、使用するまで−80℃で凍結保存した。
ヒト小腸組織片は、がん等の手術時に摘出したものを実験に供するまで−80℃で凍結保存した。組織片は、出術中に摘出したものであるため、標本によって小腸部位および組織重量が著しく異なった。解凍した小腸組織片を氷冷した生理食塩水で洗浄し、ペーパータオルで水滴を除去後、氷冷したガラスプレート上にてスライドグラスを用いて小腸粘膜を剥離した。得られた小腸粘膜を秤量後、生理食塩水を19倍容量加え、ポリトロン(Kinematica Co.,LTD,Swiss)を用いて氷冷下で30秒間、2回ホモジナイズした。この5%ホモジネートを約1mLずつ分注し、使用するまで−80℃で凍結保存した。
ラット小腸粘膜からの微絨毛膜の調製は、Kesslerらの方法(Kessler M, Acuto O, Strelli C, Murer H, Muller Mn Smenza G (1978) A modified procedure for the rapid preparation of efficiently transporting vesicles from small intestinal brush border membranes. Biochem Biophys Acta 506 : 136-154)に準じて行った。
30日間飼育した成体雄ラット31匹(体重約400g)を前夜から12時間以上絶食させ、水のみを与えた。断頭放血後、直ちに腹部を切り開き、全小腸を取り出し、氷冷した生理食塩水で洗浄した。シリンジ(20mL)を用い、小腸管内を2〜3度生理食塩水で洗浄し、この小腸を縦に切り開き、ペーパータオルで水滴を除去後、ガラスプレート上にて氷冷したスライドグラスを用いて粘膜を剥離した。
得られた粘膜を秤量後、50mMマンニトール入り2mM Tris−Cl(pH7.1)緩衝液を30倍量加え、あらかじめ氷冷しておいたミキサーで20〜30秒間のインターバルで約90秒間攪拌して均一化した。このホモジネートに10mMとなるように塩化カルシウムを加え、氷冷下で20分間放置した。この懸濁液を3,000×g、4℃で15分間遠心分離し、得られた上清をさらに27,000×g、4℃で30分間遠心分離した。沈殿物の小腸粘膜微絨毛膜画分を洗浄するために上清液を捨て、100mMマンニトール入り10mM Tris−Cl(pH7.1)緩衝液で沈殿物を懸濁し、27,000×g、4℃で30分間遠心分離した。この操作をもう一回繰り返した後、得られた沈殿物を適当量の生理食塩水で懸濁し、27,000×g、4℃で20分間遠心分離した。二糖類水解酵素に対して阻害作用のあるトリス[トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン]を塩化ナトリウムで置換し、得られた微絨毛膜を適当量の生理食塩水で懸濁後、約3mLずつに分注し、実験にしようするまで−80℃で凍結保存した。
各二糖類水解酵素の活性測定は、グルコースオキシダーゼを用いるDahlqvistらの方法(Dahlqvist A (1964) Method for assay of intestinal disaccharidases.
Anal Biochem 7 : 18-25)を一部改変した奥らの方法(Oku T, Konishi F, Hosoya N (1982) Mechanism of inhibitory effect of unavailable carbohydrate on intestinal calcium absorption. J Nutr 112 : 410-415)で行った。スクラーゼ活性の測定にはスクロースを、マルターゼ活性の測定にはマルトースを、イソマルターゼ活性の測定にはパラチノースを、トレハラーゼ活性の測定にはトレハロースを、ラクターゼ活性の測定にはラクトースを、それぞれ基質として用いた。
二糖類水解酵素に対する各種糖質による阻害効果を観察する実験では、適当に希釈した小腸粘膜微絨毛膜懸濁液または小腸粘膜ホモジネートを用いた。適当に希釈したこれらの酵素標本0.1mLを小試験管(10mL)に分注し、これに適当な濃度の阻害物質溶液20μLを加え、2〜3分間37℃で保温させた。これに基質濃度が112mMとなるようにマレイン酸ナトリウム緩衝液(pH6.0)に溶かしたものを0.1mL加え、37℃に反応させた。反応時間は吸光度の測定に適した生成物量になるように設定した。反応後、TGO試薬(それぞれの最終濃度がグルコースオキシダーゼ10U/mL、ペルオキシダーゼ5U/mL、4−アミノアンチピリン0.5mM、p−フェノールスルホン酸ナトリウム20mMとなるように0.5mM Tris−Cl緩衝液(pH7.0)に溶かしたもの)を2.4mL加え、さらに10分間反応させた。反応後、4NNaOHを加えて反応を停止させ、分光光度計(UVmini−1240:島津製作所)を用いて、波長500nmにおける吸光度を測定した。
各種糖質による阻害効果を観察するための対照としては、阻害物質溶液の代わりに蒸留水20μLを加えた。また、グルコース標準液として、グルコースを蒸留水で調製したものを用いた。各酵素比活性は、タンパク質1mgあたり1時間に加水分解された基質量をμmole数(μ moles of substrate hydrolyzed/mg protein/hr)で表した。
ラット小腸粘膜微絨毛膜を用いてスクロースに対するKmおよびVmaxを求める実験では、基質濃度を0〜150mMの範囲に調製したものを用いた。ラット小腸粘膜微絨毛膜のマルトースに対するKmおよびVmaxを求める実験では、基質濃度を0〜30mMの範囲に調製したものを用いた。
D−ソルボース、L−ソルボース、L−アラビノース、およびD−タガトースによるスクラーゼへの阻害効果を観察する実験では、適当な濃度に希釈した酵素標本を用い、基質濃度は0〜150mMの範囲に調製した。D−ソルボースおよびL−ソルボースによるマルターゼへの阻害効果を観察する実験では、適当な濃度に希釈した酵素標本を用い、基質濃度は0〜30mMの範囲に調製した。
D−ソルボースおよびL−ソルボースのスクラーゼまたはマルターゼに対する阻害効果を観察する実験においては、適当に希釈した小腸粘膜微絨毛膜懸濁液0.1mLを小試験管(10mL)に分注し、蒸留水または阻害物質溶液を20μLずつ加え、濃度を変化させた基質液を0.1mL加え、そのあとは上記と同様に操作した。
L−アラビノースおよびD−タガトースのスクラーゼに対する阻害効果を観察する実験においては、適当に希釈した小腸粘膜微絨毛膜懸濁液0.1mLを小試験管(10mL)に分注し、濃度を変化させた基質液または阻害物質溶液を適当なmol数に混合した基質液を0.1mL加え、そのあとは上記と同様に操作した。
1)試験溶液の調整
ラットへD−ソルボース、L−ソルボース、およびL−アラビノースをスクロースと同時に経口投与したときの血糖上昇抑制効果を観察するために、阻害物質無添加溶液、ならびに各一種類の濃度のD−ソルボース溶液、L−ソルボース溶液、およびL−アラビノース溶液を調製した。阻害物質無添加溶液として、スクロースを0.3g/mLの濃度に調製したものを用いた。阻害物質添加溶液としては、それぞれ〔スクロース0.3g+D−ソルボース33.3mg/mL〕、〔スクロース0.3g+L−ソルボース33.3mg/mL〕、〔スクロース0.3g+L−アラビノース33.3mg/mL〕の濃度に調製したものを用いた。
2)試験溶液の経口投与と採血
これらの試験溶液1.5mL(スクロース450mg相当)を各ラットに胃ゾンデを用いて経口投与した。ラットは試験物質投与前夜から12時間以上絶食させ、水のみを与えた。採血は、尾静脈を穿刺し、ヘマトクリット管を用いて試験物質投与前(空腹時血糖、0分値)と、投与後30分、60分、90分、120分、150分、180分の計7回行った。採血後、14,000×g、室温で5分間ヘマトクリット遠心機(久保田商事株式会社製)で遠心分離し、得られた血清を血糖値の測定に用いた。
3)血糖の測定
血清の血糖測定は、グルコースオキシダーゼを用いるKunstらの方法(Kunst A,Draegar B,Ziegenhorn J (1984) Colorimetric methods with glucose oxidase and peroxidase. In : Methods of Enzymatic Analysis ( HU Berbmeyer ed),3rd edn, Vol.VI,p178-185 Verlag Chemie,Weinheim,Germany.)に準じて行った。
遠心分離して得られた血清10μLを小試験管(10mL)に分注し、GOD試薬(それぞれの最終濃度がグルコースオキシダーゼ5.8U/mL、ペルオキシダーゼ0.71U/mL、4−アミノアンチピリン0.51mmol/L、フェノール10.6mmol/Lとなるように30mM リン酸緩衝液(pH7.4)に溶解したもの)を1.5mL加え、37℃で20分間反応させた後、分光光度計(UVmini−1240:島津製作所)を用いて、波長505nmにおける吸光度を測定した。
ラット小腸粘膜ホモジネートにおける二糖類水解酵素に対する各種糖質による阻害効果の実験において、阻害物質溶液無添加溶液の二糖類水解酵素活性と阻害物質添加溶液の二糖類水解酵素活性との差については、阻害物質無添加の二糖類水解酵素活性の平均に対するpaired student’s t−testを行った。
ラットへ試験物質を投与したときの血糖上昇抑制効果の実験における阻害物質添加溶液投与時の血糖値の差については、阻害物質無添加溶液投与時の血糖値の平均に対するpaired student’s t−testを行った。
解析には、SPSS ver.10(SPSS Inc,)を用い、いずれも有意確率を5%未満とした。
次に、上述した実験を行った結果について説明する。
1)スクラーゼに対する阻害効果
図1は、ラット小腸粘膜微絨毛膜懸濁液のスクラーゼ活性に対する各種糖質の阻害効果を示したグラフである。この図1におけるそれぞれの棒グラフ上の数値は、阻害物質である各種糖質が存在しない場合(図1のグラフL10参照)のスクラーゼ活性を100とした場合の阻害率を示したものである。図1に示すように、阻害物質である各種糖質が存在しない場合(グラフL10)のラット小腸粘膜微絨毛膜懸濁液のスクラーゼ活性は、118.1μ moles of substrate hydrolyzed/mg protein/hrであった。
図2は、ラット小腸粘膜微絨毛膜懸濁液のマルターゼ活性に対する各種糖質の阻害効果をスクラーゼの場合と同様に行い、その結果を示したグラフである。この図2におけるそれぞれの棒グラフ上の数値は、阻害物質である各種糖質が存在しない場合(図2のグラフL20参照)のマルターゼ活性を100とした場合の阻害率を示したものである。図2に示すように、阻害物質である各種糖質が存在しない場合(グラフL20)のラット小腸粘膜微絨毛膜懸濁液のマルターゼ活性は、406.8μmoles of substrate hydrolyzed/mg protein/hrで、スクラーゼ活性の約3.5倍と高かった。
図3は、ラット小腸粘膜微絨毛膜懸濁液のイソマルターゼ活性に対する各種糖質の阻害効果を示したグラフである。また、図4は、ラット小腸粘膜微絨毛膜懸濁液のトレハラーゼ活性に対する各種糖質の阻害効果を示したグラフである。さらに、図5は、ラット小腸粘膜微絨毛膜懸濁液のラクターゼ活性に対する各種糖質の阻害効果を示したグラフである。なお、この図3〜図5において、加えた阻害物質の濃度は、いずれも9.1mMである。
1)スクラーゼに対するソルボースの阻害効果
スクラーゼに対して阻害効果を示したD−ソルボースを用いて、スクラーゼに対する阻害機序を検討した。D−ソルボース濃度が1.4mMおよび2.3mMの存在下におけるスクラーゼに対する阻害作用は図6に示す通りである。この図6において、グラフL611は、D−ソルボース無添加の場合、グラフL612は、濃度1.4mMのD−ソルボースが存在する場合、グラフL613は、濃度2.3mMのD−ソルボースが存在する場合を示している。この図6から明らかなように、D−ソルボースの濃度を濃くするほど強い阻害効果が見られた。
図10および図11は、スクラーゼに対するD−ソルボースの阻害効果を観察した実験と同様に、L−アラビノースおよびD−タガトースを用いて実験を行った結果を、Lineweaver−Burkプロットによって示したものである。図10において、グラフL1031は、L−アラビノース無添加の場合、グラフL1032は、濃度0.5mMのL−アラビノースが存在する場合、グラフL1033は、濃度1.5mMのL−アラビノースが存在する場合を示している。また、図11において、グラフL1141は、D−タガトース無添加の場合、グラフL1142は、濃度5mMのD−タガトースが存在する場合、グラフL1143は、濃度10mMのD−タガトースが存在する場合を示している。
図12は、Lineweaver−BurkプロットによるD−ソルボースのラット小腸粘膜マルターゼ活性に対する阻害機序を示したグラフである。また、図13は、Lineweaver−BurkプロットによるL−ソルボースのラット小腸粘膜マルターゼ活性に対する阻害機序を示したグラフである。図12において、グラフL1211は、D−ソルボース無添加の場合、グラフL1212は、濃度4.5mMのD−ソルボースが存在する場合、グラフL1213は、濃度9.1mMのD−ソルボースが存在する場合を示している。また、図13において、グラフL1321は、L−ソルボース無添加の場合、グラフL1322は、濃度18.2mMのL−ソルボースが存在する場合を示している。
Lineweaver−Burkプロットにより算出したラット小腸粘膜微絨毛膜の各二糖類水解酵素に対するKmおよびVmaxをまとめると図14のようになる。
図14に示す通り、スクラーゼに対するスクロースのKm値は35.9mM、Vmaxは168.6μ moles of substrate hydrolyzed/mg protein/hrであった。また、マルターゼに対するマルトースのKm値は4.0mM、Vmaxは393.6μ moles of substrate hydrolyzed/mg protein/hrであった。
この図15に示すように、スクラーゼに対するKiは、D−ソルボースによる場合が7.5mM、L−ソルボースによる場合が68.0mM、L−アラビノースによる場合が2.6mM、D−タガトースによる場合が16.5mMであった。
また、マルターゼに対する阻害定数Kiは、D−ソルボースによる場合が18.6mMであり、L−ソルボースは阻害効果がきわめて弱かったので算出することができなかった。
1)ヒトおよびラット小腸粘膜二糖類水解酵素比活性の比較
ヒト小腸粘膜ホモジネートを用いて測定したスクラーゼ比活性を「1」とした場合の他の二糖類水解酵素比活性の相対的な関係を図16に示し、ラットのそれと比較した。この図16に示すように、ヒトにおいては、マルターゼ、スクラーゼ、イソマルターゼ活性の順に高く、トレハラーゼおよびラクターゼ活性については個体差が見られた。また、ラットにおいては、図16に示すように、マルターゼ、スクラーゼ、トレハラーゼ、ラクターゼ、イソマルターゼ活性の順に高かった。
ヒトおよびラット小腸粘膜ホモジネートの二糖類水解酵素活性に対する各種糖質による阻害効果を観察し、その結果を以下に説明する。なお、ヒトについては、同じ基質に対する比活性で個体差が生じた。これは、手術によって摘出した小腸部位がそれぞれ顕著に異なるためであると考えられる。
ラット小腸粘膜微絨毛膜を用いた二糖類水解酵素に対する阻害実験において、D−ソルボースがスクラーゼに対して強い阻害効果を示すことは、上述した通りである。このスクラーゼに対するD−ソルボースの阻害効果がスクロースを経口的に摂取したときにも発現することを実証するために、本実施形態においては、ラットへD−ソルボースをスクロースと同時に経口投与したときの血糖上昇抑制効果を観察した。D−ソルボースとの比較のために、L−ソルボースおよびL−アラビノースに関しても同様の観察を行った。
上述した各種の実験結果から、本実施形態においては、D−ソルボースおよびL−アラビノースをスクロース(あるいはマルトース)と同時に摂取させると、血糖の上昇を抑制することが明らかとなった。これは、これらの糖質がスクラーゼ(あるいはマルターゼ)に対する阻害効果を持つことによるものと言える。
L11A…反応液の最終濃度が18.2mMであるD−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L11B…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L12A…反応液の最終濃度が18.2mMであるL−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L12B…反応液の最終濃度が9.1mMであるL−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L13A…反応液の最終濃度が18.2mMであるL−アラビノース存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L13B…反応液の最終濃度が9.1mMであるL−アラビノース存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L14A…反応液の最終濃度が18.2mMであるD−タガトース存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L14B…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−タガトース存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L15A…反応液の最終濃度が18.2mMであるD−エリスリトール存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L15B…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−エリスリトール存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L16A…反応液の最終濃度が18.2mMであるD−キシリトール存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L16B…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−キシリトール存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L17B…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−アラビトール存在下におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性を示す棒グラフ
L20…阻害物質が存在しない場合におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性を示す棒グラフ
L21A…反応液の最終濃度が18.2mMであるD−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性を示す棒グラフ
L21B…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性を示す棒グラフ
L22A…反応液の最終濃度が18.2mMであるL−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性を示す棒グラフ
L22B…反応液の最終濃度が9.1mMであるL−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性を示す棒グラフ
L23A…反応液の最終濃度が18.2mMであるL−アラビノース存在下におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性を示す棒グラフ
L23B…反応液の最終濃度が9.1mMであるL−アラビノース存在下におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性を示す棒グラフ
L24B…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−タガトース存在下におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性を示す棒グラフ
L25B…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−エリスリトール存在下におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性を示す棒グラフ
L26B…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−キシリトール存在下におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性を示す棒グラフ
L27B…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−アラビトール存在下におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性を示す棒グラフ
L30…阻害物質が存在しない場合におけるラット小腸粘膜イソマルターゼ活性を示す棒グラフ
L31…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜イソマルターゼ活性を示す棒グラフ
L32…反応液の最終濃度が9.1mMであるL−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜イソマルターゼ活性を示す棒グラフ
L33…反応液の最終濃度が9.1mMであるL−アラビノース存在下におけるラット小腸粘膜イソマルターゼ活性を示す棒グラフ
L34…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−タガトース存在下におけるラット小腸粘膜イソマルターゼ活性を示す棒グラフ
L35…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−エリスリトール存在下におけるラット小腸粘膜イソマルターゼ活性を示す棒グラフ
L36…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−キシリトール存在下におけるラット小腸粘膜イソマルターゼ活性を示す棒グラフ
L37…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−アラビトール存在下におけるラット小腸粘膜イソマルターゼ活性を示す棒グラフ
L40…阻害物質が存在しない場合におけるラット小腸粘膜トレハラーゼ活性を示す棒グラフ
L41…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜トレハラーゼ活性を示す棒グラフ
L42…反応液の最終濃度が9.1mMであるL−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜トレハラーゼ活性を示す棒グラフ
L43…反応液の最終濃度が9.1mMであるL−アラビノース存在下におけるラット小腸粘膜トレハラーゼ活性を示す棒グラフ
L44…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−タガトース存在下におけるラット小腸粘膜トレハラーゼ活性を示す棒グラフ
L45…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−エリスリトール存在下におけるラット小腸粘膜トレハラーゼ活性を示す棒グラフ
L46…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−キシリトール存在下におけるラット小腸粘膜トレハラーゼ活性を示す棒グラフ
L47…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−アラビトール存在下におけるラット小腸粘膜トレハラーゼ活性を示す棒グラフ
L50…阻害物質が存在しない場合におけるラット小腸粘膜ラクターゼ活性を示す棒グラフ
L51…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜ラクターゼ活性を示す棒グラフ
L52…反応液の最終濃度が9.1mMであるL−ソルボース存在下におけるラット小腸粘膜ラクターゼ活性を示す棒グラフ
L53…反応液の最終濃度が9.1mMであるL−アラビノース存在下におけるラット小腸粘膜ラクターゼ活性を示す棒グラフ
L54…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−タガトース存在下におけるラット小腸粘膜ラクターゼ活性を示す棒グラフ
L55…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−エリスリトール存在下におけるラット小腸粘膜ラクターゼ活性を示す棒グラフ
L56…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−キシリトール存在下におけるラット小腸粘膜ラクターゼ活性を示す棒グラフ
L57…反応液の最終濃度が9.1mMであるD−アラビトール存在下におけるラット小腸粘膜ラクターゼ活性を示す棒グラフ
L611…D−ソルボース無添加時におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害効果を示すグラフ
L612…D−ソルボース添加時(濃度1.4mM)におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害効果を示すグラフ
L613…D−ソルボース添加時(濃度2.3mM)におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害効果を示すグラフ
L711…D−ソルボース無添加時におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L712…D−ソルボース添加時(濃度1.4mM)におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L713…D−ソルボース添加時(濃度2.3mM)におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L821…L−ソルボース無添加時におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害効果を示すグラフ
L822…L−ソルボース添加時(濃度18.2mM)におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害効果を示すグラフ
L921…L−ソルボース無添加時におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L922…L−ソルボース添加時(濃度18.2mM)におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L1031…L−アラビノース無添加時におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L1032…L−アラビノース添加時(濃度0.5mM)におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L1033…L−アラビノース添加時(濃度1.5mM)におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L1141…D−タガトース無添加時におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L1142…D−タガトース添加時(濃度5mM)におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L1143…D−タガトース添加時(濃度10mM)におけるラット小腸粘膜スクラーゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L1211…D−ソルボース無添加時におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L1212…D−ソルボース添加時(濃度4.5mM)におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L1213…D−ソルボース添加時(濃度9.1mM)におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L1321…L−ソルボース無添加時におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L1322…L−ソルボース添加時(濃度18.2mM)におけるラット小腸粘膜マルターゼ活性に対する阻害機序を示すグラフ(回帰直線)
L1700…阻害物質無添加溶液をラットへ経口投与したときの血糖値の経時的変化を示すグラフ
L1701…D−ソルボース添加溶液をラットへ経口投与したときの血糖値の経時的変化を示すグラフ
L1702…L−ソルボース添加溶液をラットへ経口投与したときの血糖値の経時的変化を示すグラフ
L1703…L−アラビノース添加溶液をラットへ経口投与したときの血糖値の経時的変化を示すグラフ
L1800…阻害物質無添加溶液をラットへ経口投与したときの血糖値の変化量を示すグラフ
L1801…D−ソルボース添加溶液をラットへ経口投与したときの血糖値の変化量を示すグラフ
L1802…L−ソルボース添加溶液をラットへ経口投与したときの血糖値の変化量を示すグラフ
L1803…L−アラビノース添加溶液をラットへ経口投与したときの血糖値の変化量を示すグラフ
Claims (1)
- スクロースおよびマルトースの少なくとも一方を含有するとともに、有効成分としてのD−ソルボースを9.1〜18.2mM含有することを特徴とする二糖類水解酵素活性阻害剤。
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