JP5597798B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は弾球遊技機に関し、特に当否判定の特別図柄の変動表示に伴う演出表示に関する。
弾球遊技機たるパチンコ機には、いわゆる大当たりの発生有無を表示するための特別図柄を表示する特別図柄表示装置と、特別図柄の変動表示と並行的に演出図柄やキャラクタ等による演出表示を行う演出表示装置とを備えているものが多い。その場合、特別図柄表示装置を制御するのは主制御装置、演出表示装置を制御するのは演出表示制御装置と、それぞれ制御装置が別々になっている。
この種のパチンコ機では、主制御装置は、遊技球が始動領域に進入すると乱数を取得するとともに、該乱数を保留記憶として、予め設定された最大個数に至るまで取得順に記憶し、各保留記憶の当否判定を行い、保留記憶の記憶順位の早いものから上記当否判定の結果を表示する特別図柄を上記特別図柄表示装置に変動表示させ、その後に特別図柄を確定表示させる。
また上記特別図柄の変動表示に並行して演出表示装置には演出表示がなされる。演出制御装置は、主制御装置が特別図柄の変動表示を開始するときに、主制御装置から表示対象の保留記憶の当否判定の結果と特別図柄の変動時間とが含まれる変動コマンドを受信すると、演出表示装置を制御して演出表示を開始させ、上記変動時間が経過すると、演出表示を終了させる構成である。
また従来の弾球遊技機には、保留記憶が増加したとき、これらの特別図柄の変動時間が長くなると、長い変動表示間に多くの遊技球を消費して遊技の効率が悪いと言った理由から、特別図柄の変動時間を短縮する時間短縮機能を備えたものがある。
更にまた従来の弾球遊技機において、複数回の演出表示で連続して大当たりの予告(連続予告)を行う技術が、特許文献1〜3等に開示されている。
特開2004−290443号公報 特開2004−141624号公報 特開2003−275418号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3のように連続予告を行う場合、各特別図柄の変動開始毎に、演出制御装置は変動開始指令を主制御装置から受信するので、具体的には「連続予告」の1回目が終わって演出表示制御装置が2回目のための変動開始指令を受信したなら2回目が開始されるので、相前後する演出表示が途切れ、スムーズにつながらない(スムーズな連続予告にならない)おそれがある。特に、時間短縮機能により1回の演出表示が短い場合には、演出表示間の途切れが目立つので、よりスムーズな演出表示のつながりが必要とされる。
そこで本発明は、連続して表示される演出表示の相前後する演出表示間のつながりをスムーズにでき、特に時間短縮機能により変動時間が短縮されても、スムーズな演出表示を実現できる弾球遊技機を提供することを課題としてなされたものである。
請求項1に記載の発明は、
特別図柄を変動表示する特別図柄表示装置と、該特別図柄表示装置を制御する主制御装置と、演出表示を行う演出表示装置と、該演出表示装置を制御する演出表示制御装置とを備える弾球遊技機であり、
上記主制御装置は、遊技球が始動領域に進入すると少なくとも当否及び変動時間の決定に用いる各種乱数を取得し、該各種乱数を保留記憶として取得順に記憶し、変動開始時に上記保留記憶の記憶順位の早いものから各種乱数の判定を行い、上記判定の結果に基づき上記特別図柄表示装置に変動表示させ、上記特別図柄の変動表示に伴って、上記演出表示制御装置は上記演出表示装置に演出表示をさせるようになし、
上記保留記憶が所定個数以上かつ上記当否の結果がはずれのときに、上記特別図柄の平均変動時間を短縮する時間短縮機能を備えた弾球遊技機において、
上記主制御装置は、上記保留記憶時に上記各種乱数を用いて当否判定の結果と変動時間とを仮判定し、
上記仮判定の結果が当たり等の特別保留記憶であると、該特別保留記憶の記憶順位に従って表示対象の保留記憶から上記特別保留記憶までの変動時間を合計した第1の合計変動時間を算出し、
上記演出表示制御装置は、上記算出された第1の合計変動時間に基づいて、上記表示対象の保留記憶から上記特別保留記憶までの上記演出表示が一連の筋立てとされた特定演出を開始し、該特定演出は主人公キャラクタが攻撃を実行し、敵キャラクタを倒すことで完結させ、
上記特定演出が開始された以降に、新たに保留記憶が発生すると上記主制御装置から次の表示対象となる保留記憶から上記特別保留記憶までの変動時間を合計した第2の合計変動時間が算出され、
上記演出表示制御装置は、上記第1の合計変動時間の残り時間より上記第2の合計変動時間が短縮されている場合は、上記第2の合計変動時間に基づきその終了時に上記特定演出の筋立てを完結させるよう調整せしめ
上記特定演出時に、上記主人公キャラクタ又は上記敵キャラクタに対応するカットイン表示を挿入し、上記調整を、上記カットイン表示を行う時間にて実行する
請求項1記載の弾球遊技機によれば、
特定演出は、記憶順位が1位の保留記憶の特別図柄の変動表示を開始するときに算出された第1の合計変動時間に基づいて表示が開始される。その後、例えば上記1位の保留記憶の特別図柄が確定表示され、2位の保留記憶の特別図柄の変動表示が開始されるときに、第2の合計変動時間が算出されると、上記1位の保留記憶の変動時間を減算した第1の合計変動時間の残り時間と第2の合計変動時間とを比較して、両者間に差がある場合は、進行中の特定演出表示の残り時間を第2の合計変動時間に合わせ、特定演出表示を上記特別保留記憶の特定図柄が確定表示されるときに完結させるように調整される。
第1の合計変動時間の残り時間と第2の合計変動時間との差は、特別保留記憶の後に新たに保留記憶が発生したときに遊技機の時間短縮機能が働いて、時別保留記憶以前の変動時間が短縮されることにより生じる。従って、特定演出表示は、時間短縮機能により変動時間が短縮されても、短縮により変更された変動時間に基づいて演出表示し、演出終了と特別保留記憶の確定表示とを同期させることでスムーズな特定演出ができる。
なお、特別図柄の確定表示は例えば2秒程度継続するのであるが、その継続時間(確定表示時間)は、機種毎に一定とされているのが普通である。従って、確定表示時間も含んだ時間を第1または第2の合計変動時間とすれば問題はない。あるいは、特別保留記憶の記憶順位を第1または第2の合計変動時間と共に算出すれば、演出表示制御装置にて確定表示時間も含めた特定演出時間を演算できる。これらのいずれかを用いれば、そのときに記憶順位が1位の保留記憶の特別図柄の変動開始と同期して特定演出表示を開始でき、特別保留記憶の特別図柄の確定表示と同期して特定演出の表示を終了することができる。
請求項2に記載の発明は、
特別図柄を変動表示する特別図柄表示装置と、該特別図柄表示装置を制御する主制御装置と、演出表示を行う演出表示装置と、該演出表示装置を制御する演出表示制御装置とを備える弾球遊技機であり、
上記主制御装置は、遊技球が始動領域に進入すると少なくとも当否及び変動時間の決定に用いる各種乱数を取得し、該各種乱数を保留記憶として取得順に記憶し、変動開始時に上記保留記憶の記憶順位の早いものから各種乱数の判定を行い、上記判定の結果に基づき上記特別図柄表示装置に変動表示させ、上記特別図柄の変動表示に伴って、上記演出表示制御装置は上記演出表示装置に演出表示をさせるようになし、
上記保留記憶が所定個数以上かつ上記当否判定の結果がはずれのときに、上記特別図柄の平均変動時間を短縮する時間短縮機能を備えた弾球遊技機において、
上記主制御装置は、上記保留記憶時に上記各種乱数を用いて当否判定の結果を仮判定し、
新たに記憶された保留記憶が上記仮判定の結果により当たり等の特別保留記憶であると、該特別保留記憶の記憶順位を算出し、
上記演出表示制御装置は、算出された上記特別保留記憶の記憶順位に基づいて、表示対象の保留記憶から上記特別保留記憶までの上記演出表示が一連の筋立てとされた特定演出を開始し、該特定演出は主人公キャラクタが攻撃を実行し、敵キャラクタを倒すことで完結させ、上記各保留記憶の特別図柄の変動表示毎に、それらの変動開始時に算出された変動時間に応じて演出表示させ、新たに保留記憶が発生し、時間短縮機能により変動時間が短縮される場合は短縮された変動時間に基づいて演出表示させつつ、上記特別保留記憶の変動開始時に算出された変動時間の終了時に上記特定演出の筋立てを完結させるよう調整せしめ
上記特定演出時に、上記主人公キャラクタ又は上記敵キャラクタに対応するカットイン表示を挿入し、上記調整を、上記カットイン表示を行う時間にて実行する

請求項2記載の弾球遊技機によれば、
特定演出は、記憶順位が1位の保留記憶の特別図柄の変動表示を開始するときに算出された特別保留記憶の記憶順位に基づいて表示が開始される。1位の保留記憶に対応する演出時間は上記開始時に算出された1位の保留記憶の変動時間に基づく。その後、例えば上記1位の保留記憶の特別図柄が確定表示され、2位の保留記憶の特別図柄の変動表示が開始されるときにその変動時間が算出されると、該変動時間に基づいて特定演出はその続きを一連に表示し、特別保留記憶の特別図柄の確定表示まで演出表示を続ける。即ち特定演出は、各保留記憶の変動時間に合わせて時間調整しつつ演出表示し、特別保留記憶の変動では演出表示の完結と特別図柄の確定表示とを同期させ、はずれの保留記憶のときは変動時間の経過後も演出表示を継続させることができるのでスムーズな特定演出ができる。
また時間短縮機能による短縮は、各保留記憶の変動開始時に算出される変動時間に反映されるので、特別演出は時間短縮機能の影響を受けることなく、特定演出をスムーズに行なえる。
本発明を適用した弾球遊技機の全体斜視図である。 上記弾球遊技機の遊技盤の正面図である。 上記弾球遊技機の電気構成図である。 上記弾球遊技機の主制御装置における制御内容を示す第1のフローチャートである。 上記弾球遊技機の主制御装置における制御内容を示す第2のフローチャートである。 上記弾球遊技機で保留記憶される各種乱数の説明図。 上記弾球遊技機の主制御装置における制御内容を示す第3のフローチャートである。 上記弾球遊技機の主制御装置における制御内容を示す第4のフローチャートである。 上記弾球遊技機におけるシフト処理の説明図である。 上記弾球遊技機の主制御装置における制御内容を示す第5のフローチャートである。 上記弾球遊技機の主制御装置における制御内容を示す第6のフローチャートである。 上記弾球遊技機の演出表示制御装置における制御内容を示す第1のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における、演出表示と特別図柄との関係を示すタイミングチャートである。 上記第1の実施形態における、特定演出開始の表示例を示す説明図。 上記第1の実施形態における、特定演出完結の表示例を示す第1の説明図。 上記第1の実施形態における、特定演出完結の表示例を示す第2の説明図。 上記第1の実施形態における、特定演出完結の表示例を示す第3の説明図。 上記弾球遊技機の主制御装置における制御内容を示す第7のフローチャートである。 上記弾球遊技機の演出表示制御装置における制御内容を示す第2のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における、演出表示と特別図柄との関係を示すタイミングチャートである。
弾球遊技機たるパチンコ機に本発明を適用した第1の実施形態を説明する。
本パチンコ機は従来構造と同様、始動領域に遊技球が入賞すると特別図柄を変動表示するとともに、これと並行して予告(演出)を演出表示し、後に特別図柄を確定表示して、特別図柄が大当たりであれば、遊技者にとって有利な遊技に移行する構成である。
図1はパチンコ機50の斜視図であり、図1に示すように、パチンコ機50は、長方形の外枠51と前面枠52とからなる筐体にて構成の各部を保持する構造である。なお、パチンコ機50には、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)が付属することがある。
前面枠52は、左端上下のヒンジ54により外枠51に対し開閉可能に取り付けられており、通常は図示するように閉じた状態とされる。
前面枠52には、窓状のガラス枠60が前面枠52に対して開放可能に取り付けられている。このガラス枠60には板ガラス61が二重にはめ込まれ、板ガラス61の奥には前面枠52に保持された遊技盤10が収納されている。
ガラス枠60の下方には上皿55が配され、前面枠52に対して開放可能に取り付けられている。
上皿55の下方にては下皿63が前面枠52に固定され、下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられている。発射ハンドル64を時計回りに回動操作すれば発射装置(図示略)が稼働して、上皿55から供給された遊技球を遊技盤10に向けて発射する。
図2に示すように、遊技盤10には外レール11と内レール12とによって囲まれた略円形の遊技領域13が形成されている。
遊技領域13の中央部にはセンターケース14が装着されており、そのセンターケース14にて取り囲まれるようにして演出表示装置15(全体の図示は省略)のLCDパネル16aが配されている。
センターケース14には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。また、上部(LCDパネル16aの上方)には、4個のLEDが特別図柄保留記憶用LED17として装着されている。
センターケース14の左右上方にはランプ風車19が設置され、それらの下方には風車20が設置されている。また、風車20の斜め上方にはゲート(通過口)21が配されている。
センターケース14の直下にはチューリップ式の普通電動役物22が設置されている。この普通電動役物22は始動領域となる。普通電動役物22には7セグメントLEDの普通図柄用LED29が付属し、遊技球がゲート21を通過したことに起因する普通図柄抽選で当たりとなると(普通図柄用LED29に当たりの普通図柄が表示されると)設定時間だけ開放される。本実施例ではこの設定時間は、通常確率中は約0.3秒であるが高確率中は約2.6秒とされる。ただし、1開放中に3個の入賞があると、前記時間に達しなくとも開放が終了する。
これらゲート21の下方には普通入賞口24が配されている。また、普通電動役物22の下方には、開閉板25aにて開閉される大入賞口25と左右の普通入賞口26とを備える大入賞装置27が配され、盤面最下部にはアウト口28が設けられている。
また、遊技領域13の外側になる右上部には、特別図柄表示装置31が装着されている。
なお、遊技盤10には、多数の遊技釘が植設されているが、これらは周知であるので図示と説明を省略する。
図3は本パチンコ機50の電気的構成を示すもので、主制御装置30、賞球制御装置32、発射制御装置34、音・ランプ制御装置36及び演出表示制御装置40を備えている。詳細の図示は省略するが、これらの制御装置はいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、主制御装置30には当否抽選用の乱数カウンタ、その他の抽選や選択に使用する乱数カウンタ等も備わっている。
主制御装置30には、下皿63が満杯状態になったことを検出する満タンスイッチ(満タンSW)、球タンクが空状態になったことを検出する補給スイッチ(補給SW)、発射ハンドルに遊技者が接触(操作)していることを検出するタッチスイッチ(タッチSW)、遊技球が大入賞口25の内部に設けられている特定領域を通過したことを検出するVスイッチ(VSW)、大入賞口25への入賞球を検出するカウントスイッチ(カウントSW)、普通入賞口24、26への入賞球をそれぞれ検出する賞球払い出しスイッチ(賞球払い出しSW)、普通電動役物22への入賞球を検出する第1種始動口スイッチ(第1種始動口SW)、遊技球がゲート21を通過したことを検出する普通図柄作動スイッチ(普通図柄作動SW)等の検出信号が入力される。
主制御装置30は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して賞球制御装置32、発射制御装置34、音・ランプ制御装置36、図柄制御装置40に出力したり、また普通電動役物22を開閉する普通役物ソレノイド、大入賞装置27の開閉板25aを駆動する大入賞口ソレノイドの動作及び特別図柄表示装置31の表示を制御し、さらに外部接続端子装置を介して外部(ホールコンピュータ)に入賞や大当たり等の情報を出力する。
賞球制御装置32は、主制御装置30から送られてくるコマンドに応じて球切モータを稼働させて賞球を払い出させる。また、CRユニットが付属する場合は、CR精算表示装
置を介して貸出要求、精算要求の操作信号を受け付け、CRユニットとデータを送受し、貸出要求信号に応じて球切モータを稼働させて貸球を払い出させ、CRユニットに挿入されているプリペイドカードの残高表示を制御する。
発射制御装置34は、主制御装置30から送られてくるコマンド(タッチSWの信号や遊技状況を反映している)、発射ハンドルの回動信号及び発射停止スイッチ(発射停止SW)の信号に基づいて発射モータを制御して遊技球を発射及び停止させ、タッチランプの点灯を制御する。
音・ランプ制御装置36は、主制御装置30から送られてくるコマンドに応じて、スピーカを駆動して音声を出力することや、特別図柄保留記憶用LED17及び普通図柄用LED29の表示を制御するほか、その他の各種LEDや各種ランプの点灯、消灯等を制御する。
演出表示制御装置40は、LCDパネルユニット16及び付属ユニットと共に演出表示装置15を構成している。上述のLCDパネル16aはLCDパネルユニット16の一部である。演出表示制御装置40は、主制御装置30から送られてくるコマンドに応じてLCDパネルユニット16すなわちLCDパネル16aの表示を制御する。
次にパチンコ機50の動作を説明する。
先ず図4を参照して主制御装置30(厳密には、そのCPU)が実行するメイン処理の概要を説明する。メイン処理は本処理(S10〜S80)と残処理(S90,S100)とで構成され、2ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S10)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断なら初期設定(S11)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
正常割り込みなら(S10:YES)、初期乱数更新処理(S20)、当否判定に使用される当否判定用乱数の更新処理(S30)、当否判定の結果表示(当たりの表示)に使用される大当たり図柄を決めるための乱数の更新処理(S40)、普通図柄乱数更新処理(S50)、各入力処理(S60)、当否判定処理(S70)、各出力処理(S80)を行って、次に割り込み信号が入力されるまでの残余時間内には、当否判定の結果表示(はずれの表示)に使用されるはずれ図柄を決めるためのはずれ図柄乱数の更新処理(S90)及び初期乱数更新処理(S100)をループ処理する。
次に、本発明に関わりが深い始動検出入力処理と当否判定処理について説明する。なお、始動検出入力処理は各入力処理(S60)の一部(サブルーチン)である。
図5に示すように、始動検出入力処理においては、第1種始動口スイッチの始動検出信号が入力されているか否か、すなわち普通電動役物22への入賞球を検出したか否かを判断する(S201)。ここで否定判断ならリターンする。
肯定判断なら、各種乱数選択処理(S202)として、当否判定用乱数、大当たり図柄決定用乱数、リーチ決定用乱数、変動パターン決定用乱数、移行決定乱数などの各種乱数を該当の乱数カウンタから読み込む。
なお、メイン処理が2ms周期で実行されることから、この1周期内に普通電動役物22への入賞球が検出されるのは最大1回であり、2回以上の検出はあり得ない。
次に、保留記憶4があるか否かを判断する(S203)。
当否判定用乱数を保留記憶として記憶するための保留記憶エリアはRAMに設けられている。この保留記憶エリアには保留記憶1から保留記憶4までの4つの記憶スペースがあり、各記憶スペースに1つの当否判定用乱数を記憶できる。当否判定用乱数は、読み込まれた時系列に沿って保留記憶1(記憶順位1位)から順に保留記憶4(記憶順位4位)へと記憶される。したがって、保留記憶1が古くて保留記憶4が新しい。
ここで、後述する当否判定処理において当否判定の対象となるのは最も古い保留記憶(記憶順位1位)であるが、当否判定される際には保留記憶1から例えばレジスタに移動させられる。これに伴って保留記憶エリアの記憶が、保留記憶4→保留記憶3、保留記憶3→保留記憶2、保留記憶2→保留記憶1というようにシフト処理される。このシフト処理により保留記憶エリアに空きができるので(既に空きがあるときには増えることになる)、その前には保留記憶1から保留記憶4までの4つの記憶スペースが埋まっていたとしても、新たな保留記憶が可能になる。
S203における保留記憶4があるか否かの判断は、保留記憶エリアが満杯か否か、すなわち新たな保留記憶が可能か否かの判断である。よって、保留記憶4があるときには(S203:YES)、リターンする。
保留記憶4がないなら(S203:NO)、保留記憶1がないか否かを判断し(S204)、肯定判断なら保留記憶1に当否判定用乱数を記憶する(S205)。
保留記憶1があるときには(S204:NO)、保留記憶2がないか否かを判断し(S206)、肯定判断なら保留記憶2に当否判定用乱数を記憶する(S207)。同様に、保留記憶2があって(S206:NO)保留記憶3がないときは(S208:YES)保留記憶3に当否判定用乱数を記憶し(S209)、保留記憶3があれば(S208:NO)保留記憶4に当否判定用乱数を記憶する(S210)。
なお、実際には当否判定用乱数だけが保留記憶されるのではなく、図6に示すとおり、大当たり図柄決定用乱数、リーチ決定用乱数、変動パターン決定用乱数も当否判定用乱数とセットで記憶される。
また新しく記憶された保留記憶2,3,4(S207,S209,S210)については先読み処理(S220)を実行する。
図7に示すように、先読み処理では、先ずS221において連続予告が実行中でないか確認する。連続予告とは複数回の特別図柄の変動にわたって、連続して演出表示される一連に筋立てされた特定演出である。連続予告が実行中であれば(S221:NO)リターンし、実行中でなければ(S221:YES)、新規の保留記憶が当たりか否かを判定する(S222)。該判定は、新規保留記憶の当否判定用乱数(図6参照)を当否判定用テーブルの判定値と照合する。このとき保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて変動時間も選択される。
当たり判定であれば(S222:YES)、新規の保留記憶の上記選択された変動時間と前の(記憶順位の早い)保留記憶の全ての変動時間を合計した第1の合計変動時間を算出する(合計変動時間算出処理1、S223)。
続いてS224では、算出した合計変動時間が予め設定された所定の基準時間(例えば40秒)以上であれば、連続予告を実行することを決定し(S224:YES)、S225で連続予告フラグAを立てて(=1)リターンする。
上記S222で判定がはずれであれば(NO)、リーチか否か判定し(S226)、否定判定であれば(S226:NO)リターンする。リーチ判定であれば(S226:YE
S)、上記当たり判定と同様にS223、S224、S225の処理を実行してリターンする。
なお、上記先読み処理は新規に保留記憶が記憶されたときに連続予告を実行するかしないかを判断するための仮の当否判定であり、実質的に特別図柄を変動表示する際には、先読み処理とは別に、図8に示すように詳細な判定を行なう当否判定処理を実行する。
本当否判定処理においては、先ず特別図柄表示装置31における特別図柄の変動表示が終了したか否かを判断する(S301)。変動表示が終了していないと判断した場合はリターンし、変動表示が終了したと判断したときには(S301:YES)、保留シフト処理(S302)を実行する。
上記の始動検出入力処理(図5)の説明において保留シフト処理の概要を説明したが、図9を参照していま少し詳しく説明する。
保留記憶が1つもなくて、変動表示中でもないときに(図9(a))、始動入賞が検出されて上述のように当否判定用乱数を読み込むと、一旦保留記憶される(保留記憶数1、図9(b))。そして、保留シフト処理により保留記憶の内容が例えばレジスタに移されて保留記憶数は0になる(図9(c))。レジスタの当否判定用乱数については後述するように当否判定と変動表示が行われる。
その変動表示中に次の始動入賞が検出されれば、その当否判定用乱数が1個目の保留記憶として記憶され(図9(d))、さらに次の始動入賞が検出されれば、その当否判定用乱数が2個目の保留記憶として記憶される(図9(e))。この保留記憶の追加は保留記憶数が4になるまで可能である。
また、先行の変動表示が終了すれば、シフト処理が行われて先頭の保留記憶の記憶内容がレジスタに、2番目の保留記憶の記憶内容が先頭に、というように記憶位置がシフトされる(図9(c)、(g))。
さて、このようなシフト処理が行われ、図8に示すS303で保留記憶0(レジスタに移された当否判定用乱数)があれば(YES)、当否判定用テーブルを選択し(S304)保留記憶0の当否判定用乱数(レジスタに移された当否判定用乱数)を当否判定用テーブルの判定値(当たり値に該当)と照合して、当否判定用乱数が判定値のいずれかと一致しているか否かの判定を行う(S305)。なお、当否判定用テーブルには通常用と高確率用(判定値の個数は通常用の10倍)とがあり、周知の確変中であれば高確率用を、そうでなければ通常用が使用される。
保留記憶0の当否判定用乱数が判定値のいずれかと一致していれば(S305:YES)、当否判定用乱数とセットで記憶されていた大当たり図柄決定用乱数(図6参照)に基づいて大当たり確定図柄を選択し(S306)、同様に変動パターン決定用乱数に基づいて大当たり変動タイムを選択(変動時間を決定)する(S307)。
S305で否定判断のときは、当否判定用乱数とセットで記憶されていたリーチ決定用乱数が判定値のいずれかと一致していれば(S308:YES)、はずれ図柄としてリーチ確定図柄を選択し(S309)、変動パターン決定用乱数に基づいてリーチ変動タイムを選択する(S310)。
S308で否定判断のときは、その時のはずれ図柄乱数(図4参照)によりはずれ確定図柄を選択し(S311)、変動パターン決定用乱数に基づいてはずれ変動タイムを選択し(S320)、連続予告処理(S330)を実行する。
上記はずれ変動タイムを選択するはずれ変動タイム選択処理(S320)は、保留記憶が増加したときに特別図柄の変動時間を短縮する時間短縮機能に関する処理である。
図10に示すように、本選択処理では3段階に設定された時間の異なる変動タイムを選択するもので、保留記憶が3個以上であれば(S321:YES)変動時間決定処理1(S322)において最も短い変動時間を選択し、保留記憶が2個であれば(S323:YES)変動時間決定処理2(S324)において次に短い変動時間を選択し、保留記憶が2個に満たない場合(S323:NO)は変動時間決定処理3(S325)において通常のはずれ変動時間を選択する。
これに続く連続予告処理Mでは、連続予告が実行中であれば(S331:YES)、次の保留記憶1が上記先読み処理で当たりと判定された当たり保留記憶であるか確認し(S332)、保留記憶1が当たりであれば(YES)、合計変動時間算出処理2(S333)において、上記はずれ変動タイム選択処理(S320)で選択された変動時間と上記先読み処理で選択された保留記憶1の変動時間とを合計した第2の合計変動時間を算出する。
これは、上記第1の合計変動時間が算出された後に、上記時間短縮機能により変動時間が短縮されたときに、上記当たり保留記憶の一つ前の保留記憶の変動表示開始時に、これらの合計変動時間の修正を行なうためである。この処理の後、連続予告フラグAを0にする(S334)。
なお、本実施形態では特別保留記憶のひとつ前の保留記憶の変動開始時に第2の合計変動時間を算出したが、新たに保留記憶が増えていない場合はこの合計変動時間を算出しない構成でも良い。
そして、各出力処理(図4参照)において、特別図柄表示装置31による特別図柄の変動表示を開始させ、特別図柄は変動表示後に予め定められた確定表示時間にわたって確定表示される。
主制御装置30は、上記変動開始とともに、確定図柄(大当たり確定図柄、リーチ確定図柄又ははずれ確定図柄)及び変動時間を、変動コマンドとして演出表示制御装置40に送信する。
また主制御装置30は、上記先読み処理(S220)により保留記憶の中に当たり保留記憶またはリーチ保留記憶が存在し、上記連続予告を行なうことを決定した時には上記変動コマンドとともに、連続予告実行の決定、第1の合計変動時間を演出表示制御装置40に送信する。
演出表示制御装置40は、上記変動コマンドを受信すると、図12に示すように、連続予告処理Sを実行する。この処理では先ず、S401において連続予告が実行中でないか確認する。実行中でなければ(S401:YES)、第1の合計変動時間を受信したか確認する(S402)。受信していなければ(S402:NO)通常の演出処理、即ち特別図柄の変動表示毎に終了する演出表示を実行する処理を行なう(S403)。
第1の合計変動時間を受信していれば(S402:YES)、連続予告の演出表示を開始する処理を行ない(S404)、連続予告の実行中を示す連続予告フラグBを立てる(=1)。
一方、S401において連続予告実行中であり(S401:NO)、かつ第2の合計変動時間を受信していれば(S406:YES)、連続予告の演出表示を完結する処理を行ない(S407)、連続予告フラグBを「0」にする。
演出表示制御装置40は、通常演出処理(S403)、連続予告開始処理(S404)、連続予告完結処理(S407)に応じてLCDパネルユニット16すなわちLCDパネ
ル16aの表示を制御して演出表示を行わせる。
次に本パチンコ機の連続予告の演出表示を、図13ないし図16に基づいて説明する。図13は演出表示と特別図柄の表示のタイミングチャートを示し、例えば、保留記憶が3つあり、上記先読み処理により保留記憶3が当たりまたはリーチと判定した場合(特別保
留記憶)、上記シフト処理の後に保留記憶1の特別図柄の変動表示開始時に、上記合計変
動時間算出処理1により保留記憶1の変動開始から特別保留記憶(保留記憶3)の変動終了までの変動時間(確定時間を含む)を合計した第1の合計変動時間(T1+Tk+T2+Tk+T3+Tk)が算出され、主制御装置30から演出表示制御装置40へ送信される。
演出表示制御装置40にはその内部メモリに、はずれ保留記憶、リーチ保留記憶、当たり保留記憶毎に演出時間が異なる複数種類の演出パターンが用意してある。
演出表示制御装置40は第1の合計変動時間を受信すると、図13(a)に示すように、第1の合計変動時間に合わせて一連の筋立てとされた演出パターンAと演出パターンBを選択し、保留記憶1の変動開始に応じて演出パターンAの演出表示を開始する。
図13(b)に示すように、保留記憶1の特別図柄が確定表示され、保留記憶2の変動表示の開始時に、上記合計変動時間算出処理2により保留記憶2の変動開始から特別保留記憶(保留記憶3)の変動終了までの変動時間(確定時間を含む)の第2の合計変動時間(T2+Tk+T3+Tk)が算出され、これを受信すると演出表示制御装置40は、第1の合計変動時間の残り時間(第1の合計変動時間から保留記憶1の変動および確定表示で経過した時間を差し引いた残り時間)と第2の合計変動時間とを比較して差がなければ、継続して演出パターンAと演出パターンBの演出表示を行なう。
例えば、演出パターンAとして図14に示すように、主人公HIが敵ENに攻撃されて悔しがるところまで表示する。続く演出パターンBとして図15に示すように、主人公HIが反撃して敵ENを倒して完結する演出表示としてある。
また保留記憶の変動表示中に、新たに保留記憶が発生し、上記時間短縮機能が働くと、図13(c)に示すように、保留記憶2の変動時間T4が短縮され、保留記憶2の変動表示開始時に算出された第2の合計変動時間(T4+Tk+T3+Tk)は上記第1の合計変動時間の残り時間より短くなる。この場合、演出表示制御装置40は演出パターンAに続く演出パターンとして演出パターンBよりも時間の短い演出パターンCを選択してこれを演出表示する
図14に示した演出パターンAに続く演出パターンCとして、図16に示すように、主人公HIが反撃で必殺技により一撃で敵ENを倒して完結する演出表示としてある。演出パターンCでは一撃で倒すので演出パターンBに比べて時間が短くしてある。
また、演出パターンを切り替える時等に図17に示すようカットイン表示を挿入することも考えられる。
本実施例の場合は切り替えた後の演出パターンはどちらの攻撃かを報知するカットイン予告である。図17(a)は主人公HIが攻撃することを示すカットイン表示である。図17(b)は敵ENが攻撃をすることを示すカットイン表示である。
このようにカットイン表示をすることで演出時間の調整が容易にできる。例えば、合計変動時間と演出パターンの組み合わせの時間が一致しないことが出てくる可能性もあるが、この場合、演出パターンを切り替えるときにカットイン表示を行い時間を調整すれば、合計変動時間の終了に合わせることが出来る。
本実施形態のパチンコ機によれば、連続予告(特定演出)を行なう場合、記憶順位が1位の保留記憶の特別図柄の変動表示開始時に算出された第1の合計変動時間に基づいて演出表示を開始し、その後、記憶順位が2位の保留記憶の変動表示開始時に第2の合計変動時間を算出し、第1の合計変動時間の残り時間と第2の合計変動時間とを比較し、時間短縮機能により両合計変動時間に差が生じても、進行中の連続予告の残り時間を第2の合計変動時間に合わせ、連続予告を当たり等の特別保留記憶の特定図柄が確定表示されるときに完結させるように調整するので、記憶順位が1位の保留記憶の変動表示開始から特別保留記憶の確定表示に至るまで、一連に筋立てされた連続予告をスムーズに演出表示させることができる。
第1の合計変動時間の残り時間と第2の合計変動時間との差は、特別保留記憶の後に新たに保留記憶が発生したときに遊技機の時間短縮機能が働いて、時別保留記憶以前の変動時間が短縮されることにより生じる。従って、特定演出表示は、時間短縮機能により変動時間が短縮されても、短縮により変更された変動時間に基づいて演出表示し、演出終了と特別保留記憶の確定表示とを同期させるのでスムーズな演出ができる。
上述の第1の実施形態では主制御装置30が第1および第2の合計変動時間を算出して、それらを演出表示制御装置40に送信しているが、第1および第2の合計変動時間算出の基礎となる各回の変動時間それぞれを、演出表示制御装置40に送信し、演出表示制御装置40で第1および第2の合計変動時間を算出させるようにても、第1の実施形態と同様の作用効果が得られる(第2の実施形態)。
次に、図18ないし図20に基づいて本発明の第3の実施形態を説明する。
本実施形態のパチンコ機は第1の実施形態と同様の基本構造を有し、相違点を中心に説明する。
なお、本実施形態での連続予告は合計変動時間ではなく1変動毎に演出パターンが選択されるため当否判定処理における連続予告処理M(S330)は省かれる。
本パチンコ機では、図18に示すように、主制御装置30の先読み処理において、新規保留記憶が当たり保留記憶またはリーチ保留記憶であり(S222:YES、S226:YES)、かつ連続予告を実行することが決定であれば(S224:YES)、保留順位セット処理(S228)において、上記当たり保留記憶またはリーチ保留記憶の記憶順位を算出する。そして記憶順位が1位の変動表示開始時に上記算出された当たり保留記憶またはリーチ保留記憶の記憶順位を演出表示制御装置40へ送信する。
演出表示制御装置40は、図19に示すように連続予告処理Sにおいて、変動コマンドを受信した時に連続予告を実行中でなければ(S401:YES)、保留順位を受信したか確認する(S412)。受信していなければ(S412:NO)通常の演出処理を行ない(S403)、変動表示毎に終了する演出表示を行なう。
保留順位を受信していれば(S412:YES)、連続予告の演出表示を開始する処理を行ない(S404)、連続予告の実行中を示す連続予告フラグBを立てる(=1)。
一方、連続予告実行中であり(S401:NO)、かつ今回変動表示を開始する対象の保留記憶が当たりまたはリーチの特別保留記憶であれば(S416:YES)、連続予告の演出表示を完結する処理を行ない(S407)、連続予告フラグBを「0」にする。特別保留記憶でなければ(S416:NO)、連続予告を継続する処理を行なう(S409)。
演出表示制御装置40は、通常演出処理(S403)、連続予告開始処理(S404)、連続予告完結処理(S407)および連続予告継続処理(S409)に応じてLCDパネルユニット16すなわちLCDパネル16aの表示を制御して演出表示を行わせる。
本パチンコ機の連続予告の表示を、第1の実施形態と同様に保留記憶3が特別保留記憶
であることを例に説明する。図20(a)は連続予告における保留記憶1の変動表示を示すタイムチャートで、この変動開始時に演出表示制御装置40は、変動コマンドとともに保留順位を受信すると、複数種類の演出パターンの中から変動時間T1および確定時間Tkに応じて演出パターンDを選択しこれを演出表示する。
なお、はずれ保留記憶に対応する複数種類の演出パターン(演出パターンDおよび後述の演出パターンE)は、変動時間および確定時間よりも若干長めに設定してある。
図20(b)に示すように、保留記憶1の確定表示が終了して保留記憶2の変動開始時に変動コマンドを受信すると、演出パターンDの演出表示は終わっていないが、保留記憶2の変動時間T2および確定時間Tkに応じて演出パターンEを選択して演出パターンDに継続して演出パターンEを演出表示する。
そして図20(c)に示すように、保留記憶2の後の特別保留記憶(保留記憶3)の変動開始時に変動コマンドを受信すると、特別保留記憶の変動時間T3および確定時間Tkに応じて演出パターンFを選択して演出パターンEに継続して演出パターンFを演出表示し、特別図柄の確定表示とともに一連に筋立てされた演出パターンD,E,Fの演出表示を完結させる。
本実施形態によれば、記憶順位が1位の保留記憶の変動開始時に、特別保留記憶の記憶順位を受信すると演出表示を開始し、その後、各保留記憶の変動開始時に変動時間を受信すると、その変動時間に合わせて時間調整しつつ演出表示し、特別保留記憶の変動時には連続予告の完結と特別図柄の確定表示とを同期させ、はずれの保留記憶のときは変動時間の経過後も演出表示を継続させることができるのでスムーズな演出ができる。なお、時間短縮機能による短縮は、各保留記憶の変動開始時に算出される変動時間に反映されているので、特別演出は時間短縮機能の影響を受けることなく、スムーズに行なえる。
またはずれ保留記憶に対応する演出パターンD,Eの演出時間を変動時間(確定時間を
含む)より長くしたので、各変動開始時で変動コマンドを受信するとき、前の演出表示が
続いているので、演出パターンの選択および表示準備に余裕がありよりスムーズな演出表示にできる。
なお、本発明は上記第1ないし第3の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは勿論である。
10 遊技盤
15 演出表示装置
22 普通電動役物(始動領域)
27 大入賞装置
30 主制御装置
31 特別図柄表示装置
40 演出表示制御装置
50 パチンコ機(弾球遊技機)

Claims (2)

  1. 特別図柄を変動表示する特別図柄表示装置と、該特別図柄表示装置を制御する主制御装置と、演出表示を行う演出表示装置と、該演出表示装置を制御する演出表示制御装置とを備える弾球遊技機であり、
    上記主制御装置は、遊技球が始動領域に進入すると少なくとも当否及び変動時間の決定に用いる各種乱数を取得し、該各種乱数を保留記憶として取得順に記憶し、変動開始時に上記保留記憶の記憶順位の早いものから各種乱数の判定を行い、上記判定の結果に基づき上記特別図柄表示装置に変動表示させ、上記特別図柄の変動表示に伴って、上記演出表示制御装置は上記演出表示装置に演出表示をさせるようになし、
    上記保留記憶が所定個数以上かつ上記当否の結果がはずれのときに、上記特別図柄の平均変動時間を短縮する時間短縮機能を備えた弾球遊技機において、
    上記主制御装置は、上記保留記憶時に上記各種乱数を用いて当否判定の結果と変動時間とを仮判定し、
    上記仮判定の結果が当たり等の特別保留記憶であると、該特別保留記憶の記憶順位に従って表示対象の保留記憶から上記特別保留記憶までの変動時間を合計した第1の合計変動時間を算出し、
    上記演出表示制御装置は、上記算出された第1の合計変動時間に基づいて、上記表示対象の保留記憶から上記特別保留記憶までの上記演出表示が一連の筋立てとされた特定演出を開始し、該特定演出は主人公キャラクタが攻撃を実行し、敵キャラクタを倒すことで完結させ、
    上記特定演出が開始された以降に、新たに保留記憶が発生すると上記主制御装置から次の表示対象となる保留記憶から上記特別保留記憶までの変動時間を合計した第2の合計変動時間が算出され、
    上記演出表示制御装置は、上記第1の合計変動時間の残り時間より上記第2の合計変動時間が短縮されている場合は、上記第2の合計変動時間に基づきその終了時に上記特定演出の筋立てを完結させるよう調整せしめ
    上記特定演出時に、上記主人公キャラクタ又は上記敵キャラクタに対応するカットイン表示を挿入し、上記調整を、上記カットイン表示を行う時間にて実行することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 特別図柄を変動表示する特別図柄表示装置と、該特別図柄表示装置を制御する主制御装置と、演出表示を行う演出表示装置と、該演出表示装置を制御する演出表示制御装置とを備える弾球遊技機であり、
    上記主制御装置は、遊技球が始動領域に進入すると少なくとも当否及び変動時間の決定に用いる各種乱数を取得し、該各種乱数を保留記憶として取得順に記憶し、変動開始時に上記保留記憶の記憶順位の早いものから各種乱数の判定を行い、上記判定の結果に基づき上記特別図柄表示装置に変動表示させ、上記特別図柄の変動表示に伴って、上記演出表示制御装置は上記演出表示装置に演出表示をさせるようになし、
    上記保留記憶が所定個数以上かつ上記当否判定の結果がはずれのときに、上記特別図柄の平均変動時間を短縮する時間短縮機能を備えた弾球遊技機において、
    上記主制御装置は、上記保留記憶時に上記各種乱数を用いて当否判定の結果を仮判定し、
    新たに記憶された保留記憶が上記仮判定の結果により当たり等の特別保留記憶であると、該特別保留記憶の記憶順位を算出し、
    上記演出表示制御装置は、算出された上記特別保留記憶の記憶順位に基づいて、表示対象の保留記憶から上記特別保留記憶までの上記演出表示が一連の筋立てとされた特定演出を開始し、該特定演出は主人公キャラクタが攻撃を実行し、敵キャラクタを倒すことで完結させ、上記各保留記憶の特別図柄の変動表示毎に、それらの変動開始時に算出された変動時間に応じて演出表示させ、新たに保留記憶が発生し、時間短縮機能により変動時間が短縮される場合は短縮された変動時間に基づいて演出表示させつつ、上記特別保留記憶の変動開始時に算出された変動時間の終了時に上記特定演出の筋立てを完結させるよう調整せしめ
    上記特定演出時に、上記主人公キャラクタ又は上記敵キャラクタに対応するカットイン表示を挿入し、上記調整を、上記カットイン表示を行う時間にて実行することを特徴とする弾球遊技機。
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