JP5595257B2 - 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 - Google Patents
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Description
本実施形態は、フィルム風のノイズ効果として粒状感を与えるために粒状ノイズであるグレインノイズを画像に付加することが可能な画像処理装置である。
本実施形態は、フィルム調の効果としてフィルムに傷がついた効果を与えるために縦線状ノイズであるスクラッチ傷を画像に付加することが可能な画像処理装置である。図5、図6は、本実施形態におけるスクラッチ傷のノイズデータの切り出しと合成について説明する。図5は複数パターンのスクラッチ傷で構成されているノイズデータとそこから切り出すノイズデータの関係を示した図である。スクラッチ傷ノイズデータ501は水平方向の1画素を最小単位とし、垂直方向にスクラッチ傷が記憶されており、その強度は乱数で決定されている。また垂直方向は複数画素を最小単位として強度が変化しており、これにより、垂直方向にスクラッチ傷の濃さや太さが変化し、傷の「かすれ」を表現する。乱数はガウス分布をはじめとして様々なものが考えられるが、その種類には依らない。
信号発生器203は撮像素子200の駆動タイミングを制御する信号を発生する信号発生器である。発生した信号は撮像素子200とシステムコントローラ202に供給される。
ステップS1107では、重畳の目標時間を決定して一時メモリへ保存した後、ステップS1108へ進む。
ステップS1108では、重畳カウンタの加算(インクリメント)を行い、ステップS1109へ進む。
ステップS1116では、あらかじめ規定されている重畳継続カウンタ上限値を小さくなるように変更する。変更するとステップS1117へ進む。
ステップS1117では、重畳継続カウンタ上限値と一時メモリに保存されている重畳継続カウンタの値を比較する。重畳継続カウンタが上限に達した場合はステップS1122へ進む。一方、上限に達していない場合はステップS1118へ進む。
ステップS1118では、決定した今回の貼り付け位置を一時メモリに保存し、次回の制御に利用する。保存を行うとステップS1119へ進む。
ステップS1119では、今回の貼り付け位置を貼り付け処理部208に対して指示する。指示を行うと、ステップS1120へ進む。
ステップS1120では、合成処理部205に対して貼り付け指示されたスクラッチ傷と撮像画像の重畳を有効とする指示を行う。重畳を有効にすると、制御を終了する。
ステップS1121では、一時メモリに保存されている重畳継続カウンタの値を初期状態にクリアし、保存を行う。保存が終了するとステップS1122へ進む。
本発明の目的は以下のようにしても達成できる。すなわち、前述した各実施形態の機能を実現するための手順が記述されたソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給する。そしてそのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するのである。
101、201 カメラ信号処理部
102、202 システムコントローラ
103、203 信号発生器
104、204 画像処理部
105、201 合成処理部
106、206 切り出し処理部
107、207 拡大処理部
108 第1のフレームメモリ
109、210 メモリ
110 第2のフレームメモリ
111、211 エンコーダ
112、212 記録メディア
208 貼り付け処理部
209 フレームメモリ
Claims (18)
- 入力される複数フレームの画像にノイズ効果を与えることが可能な画像処理装置であって、
2次元で構成されるノイズデータを記憶する記憶手段と、
前記ノイズデータから入力される画像のフレーム全体に対応したノイズデータを切り出す切り出し手段と、
前記切り出し手段が切り出す前記ノイズデータ上の切り出し位置を指定する指定手段と、
前記切り出し手段によって切り出されたノイズデータを前記入力される画像に合成する合成手段と、を有し、
前記指定手段は、前記ノイズデータ上での前回の切り出し位置と今回の切り出し位置との距離が所定値より大きくなるように今回の切り出し位置を指定することを特徴とする画像処理装置。 - 前記指定手段は、
前記切り出し位置をランダムな値に基づいて指示する指示手段と、
前記指示手段によって指示された今回の切り出し位置と前回の切り出し位置との距離が所定値より小さいときに、前記指示手段によって指示された今回の切り出し位置を前記距離が前記所定値より大きくなる位置に変更する変更手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記指定手段は、前記ノイズデータ上で切り出し位置を指定し得る領域を複数の領域に分割し、前記指示手段によって指示された切り出し位置がどの領域に属しているかを検出する検出手段を有し、
前記変更手段は、前記指示手段によって指示された今回の切り出し位置を前回の切り出し位置とは異なる領域上の位置に変更することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記指定手段は、
前記切り出し位置をランダムな値に基づいて指示する指示手段と、
前記ノイズデータ上で切り出し位置を指定し得る領域を複数の領域に分割し、前記指示手段によって指示された切り出し位置がどの領域に属しているかを検出する検出手段と、
前記検出手段によって前記指示手段によって指示された今回の切り出し位置と前回の切り出し位置との位置が同じ領域に属していると検出されたときに、前記指示手段によって指示された今回の切り出し位置を前回の切り出し位置とは異なる領域上の位置に変更する変更手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記変更手段は、前記所定値に前記複数フレームの入力される画像が第1のフレームレートであるときに第1の所定値を用い、前記第1のフレームレートよりも小さい第2のフレームレートのときに前記第1の所定値よりも値の大きい第2の所定値を用いることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記合成手段は、前記所定サイズのノイズデータを前記入力される画像データのサイズにリサイズして、前記入力される画像データに合成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の画像処理装置。
- 前記ノイズデータは乱数によって画素値を決められた画素群からなるデータであり、前記ノイズ効果はフィルム風の粒状効果であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の画像処理装置。
- 複数フレームの入力される画像にノイズ効果を与えることが可能な画像処理装置であって、
複数パターンのノイズデータを記憶する記憶手段と、
前記複数パターンのノイズデータから、今回のフレームの画像に貼り付けるノイズデータを選択する選択手段と、
前記今回のフレームの画像上の前記選択手段で選択されたノイズデータを貼り付ける位置を決定する決定手段と、
前記決定手段で決定された位置に前記選択手段で選択されたノイズデータを合成することで貼り付ける合成手段と、を有し、
前記合成手段は、前回のフレームの画像にノイズデータが貼り付けられた貼り付け位置と、今回のフレームの画像にノイズデータを貼り付ける貼り付け位置との距離が所定値より大きい場合、今回のノイズデータの貼り付けを制限する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記複数パターンのノイズデータは2次元データで構成され、
前記選択手段は、前記2次元データからランダムに指定された位置に基づいてノイズデータを切り出すことで今回のフレームの画像に貼り付けるノイズデータを選択することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。 - 前記複数パターンのノイズデータは水平方向に1画素を最小単位とし、垂直方向に複数画素を最小単位として乱数によって強度が決められていることを特徴とする請求項8または9に記載の画像処理装置。
- 前記選択手段によって選択された同一のノイズデータが連続して貼り付けられる時間を検出する第1の検出手段を有し、
前記選択手段は、前記第1の検出手段によって同一のノイズデータが連続して貼り付けられる時間が第1の所定時間を超えたことが検出された場合に、新たにノイズデータを選択することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1つに記載の画像処理装置。 - 前記複数フレームの入力される画像に連続してノイズデータが貼り付けられる継続時間を検出する第2の検出手段を有し、
前記第2の検出手段によって前記継続時間が第2の所定時間を超えたことが検出された場合に、ノイズデータの貼り付けを無効とすることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1つに記載の画像処理装置。 - 前記決定手段は、前記所定値に前記複数フレームの入力される画像が第1のフレームレートであるときに第1の所定値を用い、前記第1のフレームレートよりも小さい第2のフレームレートのときに前記第1の所定値よりも範囲の広い第2の所定値を用いることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1つに記載の画像処理装置。
- 前記選択手段によって選択されたノイズデータを貼り付けるか否かを所定フレーム毎に決定する決定手段を有することを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1つに記載の画像処理装置。
- 2次元で構成されるノイズデータを記憶する記憶手段と、前記ノイズデータから切り出された所定サイズのノイズデータを前記入力される画像に合成する合成手段と、を有し、入力される複数フレームの画像にノイズ効果を与えることが可能な画像処理装置の制御方法であって、
前記ノイズデータから所定サイズのノイズデータを切り出す切り出しステップと、
前記切り出しステップにて切り出す前記ノイズデータ上の切り出し位置を指定する指定ステップと、
合成手段によって、前記切り出しステップにて切り出された所定サイズのノイズデータに基づくノイズデータを前記入力される画像に合成する合成ステップと、を有し、
前記指定ステップでは、前記ノイズデータ上での前回の切り出し位置と今回の切り出し位置との距離が所定値より大きくなるように今回の切り出し位置を指定することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 複数パターンのノイズデータを記憶する記憶手段と、前記複数パターンのノイズデータから選択されたノイズデータを前記入力される画像に合成することで貼り付ける合成手段と、を有し、複数フレームの入力される画像にノイズ効果を与えることが可能な画像処理装置の制御方法であって、
前記複数パターンのノイズデータから、今回のフレームの画像に貼り付けるノイズデータを選択する選択ステップと、
前記今回のフレームの画像上の前記選択ステップで選択されたノイズデータを貼り付ける位置を決定する決定ステップと、
合成手段によって、前記決定ステップで決定された位置に前記選択ステップで選択されたノイズデータを合成することで貼り付ける合成ステップと、を有し、
前記合成ステップでは、前回のフレームの画像にノイズデータが貼り付けられた貼り付け位置と、今回のフレームの画像にノイズデータを貼り付ける貼り付け位置との距離が所定値より大きい場合、今回のノイズデータの貼り付けが制限されることを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 請求項16に記載の画像処理装置の制御方法の手順が記述されたコンピュータで実行可能なプログラム。
- 請求項16に記載の画像処理装置の制御方法の手順が記述されたプログラムが記憶されたコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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