JP5593537B2 - 列車内情報表示装置及び列車内情報表示システム - Google Patents
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Description
この種の表示装置で表示する案内情報としては、列車の運行などに関係した情報の他に、各種宣伝を行う広告情報や、最新のニュースや天気予報などの情報など、様々な情報がある。
また、併結された複数の列車の内のいずれか一方の列車に搭載された車上側無線通信装置に何らかの受信障害や故障がある場合には、併結された列車であっても、その受信障害がある側の列車では、いつまでも案内情報が更新されない状態が継続してしまう。従って、併結されて走行する車両ごとに案内できる情報が異なることになり、乗客への案内として、好ましくない状況になってしまう。
そして、管理部として、連結された列車側の管理部と通信を行い、当該列車側のコンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツと、連結された列車側のコンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツとを比較する。その比較の結果、両方のコンテンツが一致せず、当該列車側のコンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツの方が古い日に作成されたコンテンツであり、所定時間経過しても地上配信システムとの無線接続が成功せず、地上配信システムから配信されるコンテンツの受信ができない障害発生時に、列車側のコンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツの取得要求を行って、その取得要求に基づいて他の列車側のコンテンツ蓄積部から得られたコンテンツを、当該列車側のコンテンツ蓄積部に蓄積させるようにした。
それぞれの列車の列車内情報表示装置として、地上配信システムから無線で配信されたコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、コンテンツ受信部で受信したコンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積部と、コンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツの表示部での表示及び前記コンテンツ蓄積部でのコンテンツの蓄積を制御する管理部とを備える。
そして、一方の列車の管理部と、他方の列車の管理部は、一方の列車と他方の列車との連結を検出した際に通信を行い、一方の列車のコンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツと、他方の列車のコンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツとを比較し、比較の結果、両方のコンテンツが一致せず、所定時間経過しても地上配信システムとの無線接続が成功せず、地上配信システムから配信されるコンテンツの受信ができない障害発生時に、古い日に作成されたコンテンツが蓄積された側の列車の管理部が、コンテンツの取得要求を行う。そして、その取得要求を受信した管理部が、コンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツを送信し、コンテンツ蓄積部に蓄積された古い日時に作成されたコンテンツを、送信されたコンテンツに更新するようにした。
図1は、本発明の一実施の形態例(以下、「本例」と称する)の列車内情報表示システムの構成例を示した図である。
図1では、第1列車110と第2列車120とを連結した状態を示しており、それぞれの列車110,120に、列車内情報表示装置100が設置している。それぞれの列車110,120の列車内情報表示装置100は同一構成であり、第1列車110と第2列車120とを連結した状態では、ジャンパ連結器などを経由したケーブル109で、それぞれの列車内情報表示装置100が接続される。
図1では、説明を簡単にするために、第1列車110と第2列車120は、それぞれ1両ずつの車両で図示しているが、それぞれの列車110,120は、複数台の車両が連結された列車で構成してもよい。第1列車110と第2列車120は、特定の駅や車両基地などで連結されて、連結された状態で1つの列車として走行する。また、駅などで開放されて、それぞれ個別の列車として走行することもある。
WiMAXなどの比較的広域でデータ通信を行うシステムを適用した場合には、列車が走行中でも地上配信システム201と無線通信が可能であり、トンネル内などの無線通信エリアから外れる区間を除いて、常時無線通信が可能である。一方、無線LAN用のアクセスポイントを利用した場合には、駅などにアクセスポイントを設置して、そのアクセスポイントが設置された駅に列車が停車中の場合にだけ、無線通信が可能である。
列車内情報表示装置100が備える表示装置104は、列車内の各車両のドアの近傍や端面などに複数設置してあり、それぞれの表示装置104で管理装置101から伝送される各種コンテンツによる映像や文字などの表示を行う。
なお、図1に示すように複数の列車を連結した状態でも、それぞれの列車内の表示装置104は、各列車の管理装置101内のコンテンツデータベース102が蓄積したコンテンツを表示する。また、複数の列車を連結した状態での、列車内情報表示装置100での表示のオン・オフなどの各種操作は、例えば何れか一方の列車の図示しない操作部を使用して乗務員が一括して行えるようになっている。
図2に示した例は、第1列車110の第1車両110aと第2車両110bとを示し、第1車両110aに、管理装置101と車載通信装置103とを設置している。既に説明したように管理装置101はコンテンツデータベース102を備える。管理装置101は、端末装置105を介して第1車両110a内の複数の表示装置104と接続されている。また、第1車両110aと第2車両110bは、端末装置105が設けられているが、各車両に設けられた端末装置105は互いにケーブルで接続されている。第2車両110b以降に別の車両が連結されている場合にも、各車両の端末装置105は順に接続される。さらに、他の列車(図1での第2列車120)とのケーブル109を介した接続についても、通常は端末装置105が介在する。但し、端末装置105を経由させずに、各車両間の管理装置101同士を、ケーブル109を介して接続するようにしてもよい。
列車状態を受信した表示装置104は、列車状態をもとに、それぞれのコンテンツを表示する。このように、各車両毎に自立分散式で表示制御が行われる。なお、コンテンツには、走行位置や走行状態などの列車状態に対応して表示されるコンテンツの他に、列車の走行位置とは無関係に周期的に繰り返し表示させるコンテンツもある。
図3は、コンテンツリストの一例を示した図である。コンテンツリストでは、蓄積されたそれぞれのコンテンツについて、作成日(又は作成日時)と、コンテンツファイル名などが示される。コンテンツファイル名は、コンテンツの識別コード(ID)と、バージョン情報からなる。さらに、コンテンツファイル名には、コンテンツのデータサイズ(データのバイト数)と、コンテンツの使用開始日と最終使用日のデータが付加されている。
このコンテンツリストは、例えばコンテンツの種類ごとに作成される。具体的には、広告のコンテンツについてのコンテンツリストと、ニュースや天気予報などのコンテンツについてのコンテンツリストを作成する。
次に、図4のフローチャートを参照して、それぞれの列車内情報表示装置100の管理装置101での、コンテンツ取得処理例について説明する。
まず、それぞれの列車内情報表示装置100内の管理装置101は、車載通信装置103を使用した無線通信で、地上配信システム201を検知したか否かを判断する(ステップS101)。この地上配信システム201の検知は、例えば周期的に地上配信システムに対して生存パケットを送信して、その生存パケットの応答の受信結果に基づいて行われる。
このステップS101の判断で、地上配信システム201を検知した場合には、管理装置101を無線通信で地上配信システム201に接続し(ステップS102)、管理装置101内のコンテンツリストが保持しているコンテンツ情報を、地上配信システム201に送信する(ステップS103)。
ステップS107で、コンテンツファイルの取得要と判定した場合には、管理装置101は、該当するコンテンツの送信を地上配信システム201に要求し、該当するコンテンツを取得して、管理装置101内のコンテンツデータベース102に蓄積する(ステップS108)。このとき、コンテンツデータベース102に同じコンテンツの古いバージョンの蓄積されていた場合には、古いバージョンのコンテンツは消去して、蓄積コンテンツを更新する。また、同時にコンテンツリストも更新する。
ステップS107で取得否と判定した場合と、ステップS108でコンテンツの取得処理を行った後には、ステップS106の判定に戻る。
このコンテンツの比較で、自列車が保持したコンテンツと、他列車が保持したコンテンツとが同じ作成日である場合、あるいは、自列車が保持したコンテンツよりも、他列車が保持したコンテンツの方が古い作成日である場合、ある程度の時間待機した後、ステップS101の判断に戻り、周期的に地上配信システムの検知処理を実行する。
ステップS116の判断で、地上配信システムの検知ができない状況が続いている場合には、ステップS113の判断に戻る。
このようにして、地上配信システムと通信が行えない状況の管理装置101がある場合には、その管理装置101は、連結された他の列車の管理装置101と随時通信を行って、連結された他の列車の管理装置に新しい作成日やバージョンのコンテンツが蓄積されているとき、そのコンテンツを取得する。従って、複数の列車が連結された状態の場合には、いずれかの列車の通信装置で地上側と通信できない障害があっても、コンテンツデータを最新状態に保つことができる。
次に、図5〜図9を参照して、コンテンツ一致化処理が実行される状況の例について説明する。図5〜図9に示すように、第1列車110と第2列車120が連結(併結)された状態で運用中であり、第1列車110の管理装置101aと、第2列車120の管理装置101bとは、ケーブル109で接続されているので、相互に通信できる状態である。なお、図5〜図9においては、各列車が保持したコンテンツをコンテンツB,C,Dとして示すが、このコンテンツB,C,Dの関係としては、コンテンツCはコンテンツBより後に作成されたコンテンツであり、さらに、コンテンツDはコンテンツCより後に作成されたコンテンツである。
そして、図5の状態で、地上配信システム201から配信中のコンテンツは、コンテンツCとする。第1列車110の管理装置101aが蓄積したコンテンツも、同じコンテンツCとする。従って、第1列車110の通信装置103aが地上配信システム201と行った通信T1では、蓄積コンテンツと配信コンテンツとの一致を検出して、コンテンツの配信処理を行わない。
この図6の状態で、地上配信システム201から配信中のコンテンツは、コンテンツDとする。第1列車110の管理装置101aが蓄積したコンテンツは、コンテンツCであり、第2列車120の管理装置101bが蓄積したコンテンツは、コンテンツBとする。
この図7に示した状態は、第1列車110の通信装置103aは、地上配信システム201と通信T5が行え、第2列車120の通信装置103bは、依然として障害があり、地上配信システム201との通信T6ができない状態が継続中である。この図7に示すように処理されることで、一方の列車側での障害が継続していても、他方の列車で地上配信システム201との通信で蓄積するコンテンツが更新される毎に、通信障害がある側の列車の蓄積コンテンツも更新され、常に最新のコンテンツによる案内が可能になる。
この図8の例の状態の場合には、第1列車110の通信装置103aが地上配信システム201と行った通信T7で、蓄積コンテンツと配信コンテンツとの不一致を検出して、コンテンツDの配信が行われ、第1列車110の管理装置101aが蓄積するコンテンツが、コンテンツDに更新される。
この図9の例の状態の場合には、第1列車110の通信装置103aと地上配信システム201との通信T7が成功しないと共に、第2列車120の通信装置103bと地上配信システム201との通信T8が成功しない(図8参照)。
このようにして、地上配信システムと全く通信ができない状況でも、連結された列車間では、コンテンツの最新化処理が行われる。
図10は、列車内表示装置と地上配信システムとの間でのデータ転送処理が行われる構成の具体例を示した図である。図10では、管理装置101内の構成を機能ブロックで示し、以下に説明する各ステップで、各機能ブロック間のデータのやり取りが行われる。
管理装置101は、地上配信システム201との通信のために、対地上通信制御プロセス181と対地上コネクションプロセス182とを備える。対地上通信制御プロセス181は、対地上コネクションプロセス182に対して、周期的に状態通知要求を送信する(ステップS11)。対地上コネクションプロセス182は、状態通知要求を受信すると、共有メモリ183上にあるコンテンツの保有情報を取り出し、状態通知を作成する(ステップS12)。
状態通知を送信後、対地上コネクションプロセス182は、地上配信システム201側のサーバから、状態通知応答を受信する(ステップS14)。その状態通知応答を受信した対地上コネクションプロセス182は、対地上通信制御プロセス181に対して、状態通知要求応答[正常]を送信する。状態通知応答を受信できずタイムアウトとなった場合には、対地上通信制御プロセス181に対して、状態通知要求応答[異常]を送信する。
この取得した拡張コンテンツリストをファイル転送プロセス185で参照し、指示ファイルである場合、指示ファイル186を取得する(ステップS19)。このとき、ファイルの転送状態を共有メモリ183上に格納する。
また、コマンド実行プロセス187は、処理実行応答を対地上通信制御プロセス181に送信する(ステップS24)。対地上通信制御プロセス181が処理実行応答を受信すると、ファイル転送プロセス185へファイルアップロード要求を送信する(ステップS25)。ファイル転送プロセス185がファイルアップロード要求を受信すると(ステップS26a)、バージョン情報ファイル188を地上配信システム201のサーバ側に転送する(ステップS26b)と共に、ファイルの転送状態を共有メモリ183に格納する(ステップS26c)。
対地上コネクションプロセス182は、ログ転送完了送信要求を受信した場合、地上配信システム201のサーバ側にログファイル転送完了通知を送信する(ステップS29)。
次に、この図10に示した構成の管理装置101とした場合における、複数の列車の管理装置間での処理状態を、図11に示す。図11において、左側の管理装置101aが、第1列車の管理装置であり、右側の管理装置101bが第2列車の管理装置である。各列車の管理装置101a,101bは、図10に示した各構成の他に、通信故障監視プロセス191と、通信ミドルウェア192と、放送実績ファイル転送プロセス193と、ペアコンテンツ管理プロセス194と、FTPデータ195と、放送実績ファイル部196とを備える。また、表示装置104は、放送実績プロセス197を備える。
地上配信システム201への接続が成功しない未接続を検知した対地上通信制御プロセス181は、連結された列車の管理装置101aのペアコンテンツ管理プロセス194に対して、コンテンツ確認要求を送信する。その情報として、現在コンテンツ作成日時、コンテンツリストのID及びバージョンを送信する。
ここで管理上ロックするための条件は、自らの管理装置の転送ディレクトリにあるコンテンツリストの作成日がコンテンツ確認要求にあるコンテンツ作成日よりも新しい場合である。あるいは、コンテンツのID及びバージョンが同じで、コンテンツリストが取得済みでない場合である。
まず、取得要のコンテンツ有りのときには、ファイル転送プロセス185へペア編成取得要求を行い、該当コンテンツリスト及びコンテンツを取得する。
また、相手の列車が地上装置と接続状態のときには、表示装置104の放送実績プロセス197へ放送実績転送要求を送信し、放送実績ファイルを転送する。
さらに、取得要のコンテンツ無し、又はコンテンツリスト確認要求に対する応答異常があったときには、地上装置に対して状態通知を繰り返す。そして、他の列車との連結状態であり、かつ地上装置と未接続の状態が一定時間(例えば10分)経過した場合に、上述したペアコンテンツ管理プロセス194に対するコンテンツ確認要求繰り返す。
なお、放送実績ファイル転送プロセス193では、接続相手の列車の管理装置に対して、未送信の放送実績ファイルを転送し、放送実績送信管理ファイルの更新を行う。
ここまで説明した実施の形態例では、各列車に蓄積させて表示を行うコンテンツとして、広告のコンテンツと、ニュースや天気予報などのコンテンツとし、それぞれのコンテンツについての更新処理を行うものとしたが、いずれか一方の種類のコンテンツについてだけ、上述した実施の形態の処理で更新させるようにしてもよい。例えば、広告のコンテンツだけを更新させてもよい。あるいは逆に、ニュースや天気予報などのコンテンツだけを更新させてもよい。さらに、その他のコンテンツを取得して表示させる場合にも適用してもよい。
また、図4に示したフローチャートの処理では、コンテンツの作成日を比較したが、作成日と共に作成時刻まで比較してもよい。
さらに、図4のフローチャートでは、コンテンツの作成日やバージョンなどから最新のものを検出した場合に更新を行う処理構成としたが、図11に示したように車内の表示装置での表示実績(放送実績)が取得できる場合には、他の列車に蓄積されたコンテンツで更新させるようにしてもよい。すなわち、蓄積したコンテンツについて表示実績がある場合には、他の列車に蓄積されたコンテンツで更新し、蓄積したコンテンツの表示実績がない場合には、該当するコンテンツが表示されるまで待機した後、他の列車に蓄積されたコンテンツで更新させるようにしてもよい。
Claims (5)
- 地上配信システムから無線で配信されたコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、
前記コンテンツ受信部で受信したコンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積部と、
前記コンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツの表示部での表示及び前記コンテンツ蓄積部でのコンテンツの蓄積を制御する管理部と、を備えた列車内情報表示装置において、
前記管理部は、
他の列車が連結された際に、連結された他の列車の管理部と通信を行い、当該列車側の前記コンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツと、前記他の列車側のコンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツとを比較し、
この比較の結果、当該列車側の前記コンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツと、前記他の列車側のコンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツが一致せずに、当該列車側の前記コンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツの方が古い日時に作成されたコンテンツであり、所定時間経過しても前記地上配信システムとの無線接続が成功せず、前記地上配信システムから配信されるコンテンツの受信ができない障害発生時に、前記他の列車側のコンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツの取得要求を行って、その取得要求に基づいて他の列車側のコンテンツ蓄積部から得られたコンテンツを、当該列車側の前記コンテンツ蓄積部に蓄積させるようにした列車内情報表示装置。 - 前記管理部でのコンテンツの比較は、コンテンツの作成日又はコンテンツのバージョン情報で行う
請求項1記載の列車内情報表示装置。 - 前記管理部によるコンテンツの取得要求は、広告表示用のコンテンツ及び運行状況案内表示用のコンテンツについてのみ行い、その他のコンテンツについては前記コンテンツ受信部でコンテンツの受信ができない障害が無くなってから、前記地上配信システムから取得する
請求項1記載の列車内情報表示装置。 - 前記管理部は、前記他の列車側の管理部から、コンテンツの要求を受信した場合に、当該列車側の前記コンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツを、前記連結された他の列車側に送出させる制御を行う
請求項1記載の列車内情報表示装置。 - 連結された一方の列車と他方の列車のそれぞれが列車内情報表示装置を備えた列車内情報表示システムにおいて、
前記それぞれの列車の列車内情報表示装置として、
地上配信システムから無線で配信されたコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、
前記コンテンツ受信部で受信したコンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積部と、
前記コンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツの表示部での表示及び前記コンテンツ蓄積部でのコンテンツの蓄積を制御する管理部と、を備え、
前記一方の列車の管理部と、前記他方の列車の管理部は、前記一方の列車と前記他方の列車との連結を検出した際に通信を行い、一方の列車の前記コンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツと、他方の列車のコンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツとを比較し、比較の結果、当該列車側の前記コンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツと、前記他の列車側のコンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツが一致せず、所定時間経過しても前記地上配信システムとの無線接続が成功せず、前記地上配信システムから配信されるコンテンツの受信ができない障害発生時に、古い日時に作成されたコンテンツが蓄積された側の列車の管理部がコンテンツの取得要求を行い、その取得要求を受信した管理部が、コンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツを送信させ、前記コンテンツ蓄積部に蓄積された古い日時に作成されたコンテンツを、送信されたコンテンツに更新させるようにした
列車内情報表示システム。
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