JP5593097B2 - 積層体の拘束治具、積層体の拘束・拘束解除方法、および積層体の拘束解除装置 - Google Patents
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Description
水平面を有する台座上に前後方向に対面して立設された前方固定板および後方固定板と、
前後方向に対面しつつ前記前方固定板と前記後方固定板との間にて前後方向に移動可能な前方移動板および後方移動板と、
前記前方移動板の前面から前方に延長して前記前方固定板を貫通するボルトと、
前記前方固定板と前記前方移動板との間にて前記ボルトに螺合するロックナットと、
前記後方移動板の後面から後方に延長して前記後方固定板を貫通するシャフトと、
前記後方固定板に穿設されている前記シャフトを貫通させるための孔を上下方向に横断しつつ、当該後方固定板の上面に開口する楔孔と、
下方を先端として、前記後方固定板の上方から前記楔孔に打ち込まれる楔と、
前記シャフトを上下に貫通しつつ前後に延長するスリットと、
を備え
前記スリットの前端面は、前記楔との摩擦面であり、当該摩擦面と前記楔は、当該楔が所定の深さまで打ち込まれると、前記シャフトを前方に付勢して前記後方移動板を前記台座に対して所定の相対位置まで移動させるように形成されている、
ことを特徴としている。
前記拘束プロセスは、
前記前方移動板と前記後方移動板との間に積層体を配置する積層体配置ステップと、
前記楔を前記所定の深さまで打ち込んだ状態で前記後方移動板の後方への移動を規制した上で、外部から前記ボルトの前端を所定の圧力で後方に押圧し、前記2枚の移動板に挟持された前記積層体を圧縮する圧縮ステップと、
前記ロックナットを締めて前方の固定板に当接させて、前記前方移動板の位置を固定するナット締結ステップと、
前記外部からの圧力を開放する圧力開放ステップと、
を含み、
前記拘束解除プロセスは、
前記拘束プロセスによって前記拘束治具上に前記積層体が拘束されている状態で、前記シャフトの後端をバックアップ壁面に当接させつつ、前記ボルトの前端を所定の圧力で後方に押圧する与圧ステップと、
与圧ステップ中に前記楔を抜く楔解除ステップと、
与圧ステップにより加えられている圧力を開放しつつ、前記拘束治具を前方に移動させる圧力開放ステップと、
前記ロックナットを緩めるナット弛緩ステップと、
を含むことを特徴としている。
前記圧縮ステップでは、
前記拘束治具における前記台座と前記固定板とを治具本体として、前記シャフトの後端がバックアップ壁面に当接するように前記治具本体を移動させるとともに、前記ボルトの前端に後方に向かう所定の圧力を加えることで、前記前方移動板と前記後方移動板とによって挟持された前記積層体を圧縮する第1ステップと、
前記第1ステップの実行中に前記楔を所定の深さまで前記楔孔に挿入する第2ステップと、
前記治具本体を前方に移動させることで前記前方移動板と前記後方移動板とによって挟持された前記積層体を当該治具本体に対して後方に相対移動させるとともに、前記スリット前端を前記楔の前端に当接させて積層体の後面が前記拘束治具上の所定の位置に一致するように調整する第3ステップと、
を実行することとしてもよい。
前記前方移動板と前記後方移動板との間に積層体を配置する積層体配置ステップと、
前記楔を前記所定の深さまで打ち込んだ状態で前記後方移動板の後方への移動を規制した上で、外部から前記ボルトの前端を後方に向けて所定の圧力を加えて、前記2枚の移動板に挟持された前記積層体を圧縮する圧縮ステップと、
前記ロックナットを締めて前方の固定板に当接させて、前記前方移動板の位置を固定するナット締結ステップと、
前記外部からの圧力を開放する圧力開放ステップと、
を含み、
前記拘束解除プロセスは、
前記拘束プロセスによって前記拘束治具上に前記積層体が拘束されている状態で、当該拘束治具を前記台座を基準にして位置合わせした状態で所定の位置に固定する治具固定ステップと、
前記シャフトの後端に加圧機構により前後移動する与圧軸の前端を当接させるとともに、前記ボルトの先端に前後に移動可能な圧力緩衝軸の後端を当接させつつ当該圧力緩衝軸を固定した状態で、前記加圧機構により前方に移動する前記与圧軸を介して前記シャフト後端に前方に向かう所定の圧力を加える与圧ステップと、
当該与圧ステップ中に前記楔を抜く楔解除ステップと、
前記ロックナットを緩めた状態で、前記与圧ステップによる圧力を開放しつつ、圧力緩衝軸の固定状態を解除することで、前記前方移動板を介して前記ボルトを前方に移動可能にする圧力開放ステップと、
を含むことを特徴とする積層体の拘束・拘束解除方法とすることもできる。
前記拘束治具を台座を基準にして位置合わせした状態で下方から支持しつつ前後に移動可能な架台と、
当該架台の後方に配置されて、前記架台を後方に移動させることで前記シャフトの後端を当接させるバックアップ壁面と、
前記ボルト先端を後方へ向かって所定の圧力で押圧する加圧機構と、
を備えている。
前記拘束治具を台座を基準にして所定の位置に固定する架台と、架台の後方に設置されて、架台に固定されている拘束治具の前記シャフトの後端を所定の圧力で前方に押圧する加圧機構と、バックアップ機構とを備え、
前記バックアップ機構は、前後に延長するバックアップ軸と、当該バックアップ軸の貫通孔を備えるとともに上方に開口して当該貫通孔を上下に横断する楔孔とを備えた壁体と、当該楔孔に打ち込まれるバックアップ楔と、当該バックアップ楔の上端に接続されて当該楔を上下に移動させるための楔挿抜機構と、前記バックアップ軸の前端に接続されて当該バックアップ軸を前後に移動させるためのバックアップ軸駆動部とを備え、
前記バックアップ軸には、前記バックアップ楔の先端が挿入されるスリットが形成され、当該スリットは、後端面を前記バックアップ楔との摩擦面とし、前記バックアップ軸の後端が前記拘束治具のボルトの前端に当接している状態で前記バックアップ楔が打ち込まれた際、当該バックアップ軸を後方に付勢して前記ボルトの前方への移動を規制するように形成されている、
ことを特徴としている。
前記加圧機構は、上方が開放するV字状となるように連結された二つのリンク部材で構成されるリンク機構と、上端にて前記リンク機構の前記V字の頂点を軸支しつつ下方に延長する出力軸と、当該出力軸を上方に押圧する加圧駆動部と、前後方向に延長しつつ後端が前記リンク機構の前記V字の前方の上端に接続されるスライダと、前記リンク機構の前記V字の上端を前後方向に水平に開閉させるように規制する支持部材とを備え、
前記加圧駆動部は、前記出力軸を上方に押圧することで前記スライダを前方の前記リンク部材を介して前方に移動させるとともに、前記リンク機構を所定の角度でV字状となった状態で固定した際、前記スライダの前端が前記拘束治具の前記シャフトの後端に当接するように設置されてもよい。
本発明の実施例として、単体の二次電池であるセルなど、前後方向に扁平で、かつ当該方向に圧縮・膨張し得るワークを前後方向に多数個積層した積層体を強大かつ所定の圧力で前後方向に圧縮したのち、積層体をその圧縮状態で拘束する拘束手順と、拘束状態にある積層体を取り出し可能とする拘束解除手順とを含んだ積層体の拘束・拘束解除方法を挙げる。また、当該実施例の方法において使用される拘束治具や装置を本発明の実施形態とする。
図1に本発明の実施形態に係る拘束治具(以下、治具)1aの概略構造を示した。(A)は、上方からの平面図であり、(B)は(A)におけるa−a矢視断面図である。また、(C)は、(B)において円110で示した要部の拡大図である。治具1aは、水平面を有する台座上に対面して固定された前後2枚の固定板(前方固定板3f,後方固定板3r)と、この2枚の固定板(3f,3r)の間で前後に対面しつつ前後に移動可能な2枚の移動板(前方移動板5f,後方移動板5r)とを備えている。治具1aの前方は、図6に示したロックナット7による拘束・解除機構とほぼ同じ構造であり、治具1aの左右において前後方向に延長するガイド4にボールブッシュなどの機構を介して案内される前方移動板5fと、前方移動板5fの前面から前方に延長するとともに前方固定板3fを貫通するボルト6と、前方移動板5fと前方固定板3fとの間にてボルト6に螺合するロックナット7とを備えている。
本発明の実施例では、積層体20が台座2に対して所定の位置にて拘束されていれば、その拘束方法は問わない。上記実施形態に係る治具1aを用いて積層体20を拘束するための方法としては、楔10を所定の深さまで打ち込んだ状態で、積層体20の後面を位置合わせしておき、後方固定板3rをバックアップと呼ばれる壁面に当接させた状態で前方のボルト6の頭部6fから油圧シリンダーなどを用いて後方に向かって圧力を加えていく。そして、油圧シリンダーなどを所定の圧力で保持した状態で、ロックナット7を締める。すなわち、ロックナット7を回して前方固定板3fの後面に当接させる。それによって、前後の移動板(5f,5r)間の距離が固定される。この距離が所定の圧力に相当する。最後に、与圧している圧力を開放する。積層体20は、後方の楔10と前方のロックナット7とによって前後の移動板(5f,5r)の前後間隔が固定されることで、所定の圧力で拘束された状態となる。また、積層体20の後面は、先の楔10の打ち込み深さによって台座2に対して所定の位置に固定された状態となり、後工程において、台座2に穿設された位置合わせ孔12を基準にして、積層体20が装置などに対して所定の位置関係で取り付けられることになる。
図2に、本発明の第1の実施例として、図1に示した本発明の実施形態に係る治具1aを用いた積層体20の拘束・拘束解除方法の概略を示した。当該図2では、治具1a上にて拘束状態にある積層体20のその拘束を解除する装置100aを使って積層体20を台座2に対して位置決めした状態で拘束したり、その拘束を解除したりする手順を(A)〜(E)に示した。
第1の実施例では、前後に移動可能な特殊な架台50aが必要となり、拘束解除装置100aの構成が複雑で高価なものとなりやすい。そこで、第2の実施例では、本実施形態に係る上記治具1aを用いつつ、より簡素な装置構成で、積層体20の拘束解除を行える拘束・拘束解除方法としている。
2 台座
3f,3r 固定板
5f,5r 移動板
6 ボルト
7 ロックナット
8 シャフト
10 拘束治具の楔
11 拘束治具の楔孔
20 積層体
30a,30b バックアップ
40a,40b 加圧機構
50a,50b 架台
51,53 架台のエアシリンダー
52 パレット
54 楔抜きピン
60 加圧機構のエアシリンダー
63 リンク機構
66 スライダ
70 バックアップのエアシリンダー
71 バックアップ軸
72 壁体
73 壁体の楔孔
74 バックアップ楔
75 バックアップ楔用エアシリンダー
100a,100b 拘束解除装置
Claims (8)
- 多数のワークを前後方向に積層してなる積層体を、所定圧力で前後方向に圧縮して、当該圧力を維持したまま積層体を拘束するとともに、当該拘束状態にある積層体の圧力を開放して拘束を解除するめの拘束治具であって、
水平面を有する台座上に前後方向に対面して立設された前方固定板および後方固定板と、
前後方向に対面しつつ前記前方固定板と前記後方固定板との間にて前後方向に移動可能な前方移動板および後方移動板と、
前記前方移動板の前面から前方に延長して前記前方固定板を貫通するボルトと、
前記前方固定板と前記前方移動板との間にて前記ボルトに螺合するロックナットと、
前記後方移動板の後面から後方に延長して前記後方固定板を貫通するシャフトと、
前記後方固定板に穿設されている前記シャフトを貫通させるための孔を上下方向に横断しつつ、当該後方固定板の上面に開口する楔孔と、
下方を先端として、前記後方固定板の上方から前記楔孔に打ち込まれる楔と、
前記シャフトを上下に貫通しつつ前後に延長するスリットと、
を備え
前記スリットの前端面は、前記楔との摩擦面であり、当該摩擦面と前記楔は、当該楔が所定の深さまで打ち込まれると、前記シャフトを前方に付勢して前記後方移動板を前記台座に対して所定の相対位置まで移動させるように形成されている、
ことを特徴とする積層体の拘束治具。 - 請求項1に記載の前記拘束治具を用いて、前記積層体を所定圧力で前後方向に圧縮するとともに、当該圧力を維持したまま積層体を当該拘束治具上に拘束する拘束プロセスと、当該拘束状態にある積層体の圧力を開放して拘束を解除する拘束解除プロセスとを含む積層体の拘束・拘束解除方法であって、
前記拘束プロセスは、
前記前方移動板と前記後方移動板との間に積層体を配置する積層体配置ステップと、
前記楔を前記所定の深さまで打ち込んだ状態で前記後方移動板の後方への移動を規制した上で、外部から前記ボルトの前端を所定の圧力で後方に押圧し、前記2枚の移動板に挟持された前記積層体を圧縮する圧縮ステップと、
前記ロックナットを締めて前方の固定板に当接させて、前記前方移動板の位置を固定するナット締結ステップと、
前記外部からの圧力を開放する圧力開放ステップと、
を含み、
前記拘束解除プロセスは、
前記拘束プロセスによって前記拘束治具上に前記積層体が拘束されている状態で、前記シャフトの後端をバックアップ壁面に当接させつつ、前記ボルトの前端を所定の圧力で後方に押圧する与圧ステップと、
与圧ステップ中に前記楔を抜く楔解除ステップと、
与圧ステップにより加えられている圧力を開放しつつ、前記拘束治具を前方に移動させる圧力開放ステップと、
前記ロックナットを緩めるナット弛緩ステップと、
を含むことを特徴とする積層体の拘束・拘束解除方法。 - 請求項2において、
前記圧縮ステップでは、
前記拘束治具における前記台座と前記固定板とを治具本体として、前記シャフトの後端がバックアップ壁面に当接するように前記治具本体を移動させるとともに、前記ボルトの前端に後方に向かう所定の圧力を加えることで、前記前方移動板と前記後方移動板とによって挟持された前記積層体を圧縮する第1ステップと、
前記第1ステップの実行中に前記楔を所定の深さまで前記楔孔に挿入する第2ステップと、
前記治具本体を前方に移動させることで前記前方移動板と前記後方移動板とによって挟持された前記積層体を当該治具本体に対して後方に相対移動させるとともに、前記スリット前端を前記楔の前端に当接させて積層体の後面が前記拘束治具上の所定の位置に一致するように調整する第3ステップと、
を実行することを特徴とする積層体の拘束・拘束解除方法。 - 請求項1に記載の前記拘束治具を用いて、前記積層体を所定圧力で前後方向に圧縮するとともに、当該圧力を維持したまま積層体を当該拘束治具上に拘束する拘束プロセスと、当該拘束状態にある積層体の圧力を開放して拘束を解除する拘束解除プロセスとを含む積層体の拘束・拘束解除方法であって、
前記拘束プロセスは、
前記前方移動板と前記後方移動板との間に積層体を配置する積層体配置ステップと、
前記楔を前記所定の深さまで打ち込んだ状態で前記後方移動板の後方への移動を規制した上で、外部から前記ボルトの前端を後方に向けて所定の圧力を加えて、前記2枚の移動板に挟持された前記積層体を圧縮する圧縮ステップと、
前記ロックナットを締めて前方の固定板に当接させて、前記前方移動板の位置を固定するナット締結ステップと、
前記外部からの圧力を開放する圧力開放ステップと、
を含み、
前記拘束解除プロセスは、
前記拘束プロセスによって前記拘束治具上に前記積層体が拘束されている状態で、当該拘束治具を前記台座を基準にして位置合わせした状態で所定の位置に固定する治具固定ステップと、
前記シャフトの後端に加圧機構により前後移動する与圧軸の前端を当接させるとともに、前記ボルトの先端に前後に移動可能な圧力緩衝軸の後端を当接させつつ当該圧力緩衝軸を固定した状態で、前記加圧機構により前方に移動する前記与圧軸を介して前記シャフト後端に前方に向かう所定の圧力を加える与圧ステップと、
当該与圧ステップ中に前記楔を抜く楔解除ステップと、
前記ロックナットを緩めた状態で、前記与圧ステップによる圧力を開放しつつ、圧力緩衝軸の固定状態を解除することで、前記前方移動板を介して前記ボルトを前方に移動可能にする圧力開放ステップと、
を含むことを特徴とする積層体の拘束・拘束解除方法。 - 請求項2に記載の前記拘束解除プロセスを実行するための拘束解除装置であって、
前記拘束治具を台座を基準にして位置合わせした状態で下方から支持しつつ前後に移動可能な架台と、
当該架台の後方に配置されて、前記架台を後方に移動させることで前記シャフトの後端を当接させるバックアップ壁面と、
前記ボルト先端を後方へ向かって所定の圧力で押圧する加圧機構と、
を備えていることを特徴とする積層体の拘束解除装置。 - 請求項4に記載の前記拘束解除プロセスを実行するための積層体拘束解除装置であって、
前記拘束治具を台座を基準にして所定の位置に固定する架台と、架台の後方に設置されて、架台に固定されている拘束治具の前記シャフトの後端を所定の圧力で前方に押圧する加圧機構と、バックアップ機構とを備え、
前記バックアップ機構は、前後に延長するバックアップ軸と、当該バックアップ軸の貫通孔を備えるとともに上方に開口して当該貫通孔を上下に横断する楔孔とを備えた壁体と、当該楔孔に打ち込まれるバックアップ楔と、当該バックアップ楔の上端に接続されて当該楔を上下に移動させるための楔挿抜機構と、前記バックアップ軸の前端に接続されて当該バックアップ軸を前後に移動させるためのバックアップ軸駆動部とを備え、
前記バックアップ軸には、前記バックアップ楔の先端が挿入されるスリットが形成され、当該スリットは、後端面を前記バックアップ楔との摩擦面とし、前記バックアップ軸の後端が前記拘束治具のボルトの前端に当接している状態で前記バックアップ楔が打ち込まれた際、当該バックアップ軸を後方に付勢して前記ボルトの前方への移動を規制するように形成されている、
ことを特徴とする積層体の拘束解除装置。 - 請求項6において、
前記加圧機構は、上方が開放するV字状となるように連結された二つのリンク部材で構成されるリンク機構と、上端にて前記リンク機構の前記V字の頂点を軸支しつつ下方に延長する出力軸と、当該出力軸を上方に押圧する加圧駆動部と、前後方向に延長しつつ後端が前記リンク機構の前記V字の前方の上端に接続されるスライダと、前記リンク機構の前記V字の上端を前後方向に水平に開閉させるように規制する支持部材とを備え、
前記加圧駆動部は、前記出力軸を上方に押圧することで前記スライダを前方の前記リンク部材を介して前方に移動させるとともに、前記リンク機構を所定の角度でV字状となった状態で固定した際、前記スライダの前端が前記拘束治具の前記シャフトの後端に当接するように設置されている、
ことを特徴とする積層体の拘束解除装置。 - 請求項5〜7のいずれかにおいて、前記拘束治具の前記楔孔に挿入可能なピンを下方から挿抜自在に上下移動させるための楔抜き機構を有することを特徴とする積層体の拘束解除装置。
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