JP5592613B2 - 電源装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Description

本発明はスイッチング型の電源装置及びそれを用いた照明器具に関するものである。
(従来例1)
図9は従来例1の回路図である。商用交流電源Vsを全波整流器DBにて全波整流し、平滑用のコンデンサC1で平滑化された直流電圧に変換し、スイッチング素子QとインダクタL及びダイオードDを備えるバックコンバータを介して発光ダイオード3に一定電流を供給している。発光ダイオード3にはコンデンサC2が並列接続されている。発光ダイオード3に流れる電流は、電流検出抵抗Rと電流検出アンプ4により検出され、制御部1にフィードバックされる。制御部1は、スイッチング素子Qをオン・オフするPWM信号を生成し、電流検出値が目標値と一致するようにPWM信号のオン時間幅を制御する。
この従来例1においては、コンデンサインプット型の整流平滑回路を用いているので、図10の波形図に示すように、入力電圧に対して入力電流の波形が相似形とならず、高調波成分の多い電流波形となる。個々の電源装置の消費電力が小さくても、同じ構成の電源装置が共通の電源ラインに複数個並列に接続されて使用されると、他の機器への影響が無視できなくなる。
(従来例2)
図11は従来例2の回路図である。図9の従来例1において、全波整流器DBの直流出力端に接続されていた平滑用のコンデンサC1を除去した構成となっている。この場合、入力電圧が低い期間においても、入力電流が流れるので、図3の波形図に示すように、入力電圧に対して入力電流の波形が略相似形となり、正弦波状の電流波形となる。
しかしながら、商用交流電源Vsからの入力電圧が低い期間では、全波整流器DBから出力される脈流電圧が低くなるので、スイッチング素子Qがオンしても、インダクタLに電流が流れにくくなる。このため、図12の実線で示すように、出力電流には商用交流周波数の2倍の周波数のリップル成分が現れることになる。破線は平滑用のコンデンサC1が有る場合(従来例1)の出力電流波形、実線は平滑用のコンデンサC1が無い場合(従来例2)の出力電流波形を示している。
このように、平滑用のコンデンサC1を除去すると、発光ダイオード3に流れる電流のリップル成分が大きくなるので、発光ダイオード3と並列接続されるコンデンサC2を大容量化するなどの対策を採る必要があるが、それでは電源装置の寸法が大きくなる。また、電源をオフしても発光ダイオード3が暫く点灯しているような緩慢な動作となり、応答の遅れが違和感を生じさせる。
特許文献1(特開2004−327152号公報)では、全波整流器の直流出力端に昇圧チョッパ回路を接続し、そのスイッチング素子のオン時間幅を脈流電圧に応じてフィードフォワード制御すると共に、出力電流の検出値の変動を抑制するようにフィードバック制御することにより、LED電流を一定化し、なおかつ、入力電流の力率を改善した構成が開示されている。
特開2004−327152号公報
特許文献1の技術では、全波整流器DBの直流出力端に昇圧チョッパ回路を接続しているので、その出力電圧は全波整流後のピーク電圧よりも高い直流電圧となり、多数の発光ダイオードを直列接続して点灯させる用途には適しているが、例えば1個〜数個という極少数の発光ダイオードを点灯させる場合にはドロッパ抵抗による電力損失が増大するので効率が悪くなる。そこで、特許文献1では、昇圧チョッパ回路の出力段にさらに降圧チョッパ回路を接続した構成も開示されているが、電力変換が2段構成となるので、スイッチング損失等の回路損失が増大するうえに、回路構成も複雑なものとなる。
そこで、全波整流器DBの直流出力端に昇圧チョッパ回路を介さずに降圧チョッパ回路を接続すれば、回路構成は簡単になり、スイッチング損失等の回路損失の増大は抑えることができると考えられるが、降圧チョッパ回路では、スイッチング素子のオン時に電源電圧と負荷電圧との差がインダクタに印加されるので、電源電圧が負荷電圧よりも低くなる期間では入力電流が流れないという特徴があり、昇圧チョッパ回路に比べると入力力率の改善能力は制限されたものになると言える。
本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであり、交流電源からの入力力率を実用上十分な程度に改善でき、少数のLEDを効率良く安定した電流で駆動できる小型で安価な電源装置を提供することを課題とする。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、商用交流電源Vsを全波整流して脈流電圧を出力する全波整流器DBと、前記全波整流器DBの脈流出力端子間に接続されて脈流電圧の位相を検出する位相検出部2と、商用交流周波数に比べて十分に高い周波数でオン・オフされる半導体スイッチング素子Qと、前記半導体スイッチング素子Qを介して前記全波整流器DBの脈流出力端子間に接続される発光ダイオード3と誘導素子Lの直列回路と、前記発光ダイオード3と誘導素子Lの直列回路と並列に前記全波整流器DBからの電流を阻止する極性で接続されたダイオードDと、前記発光ダイオード3に流れる電流を検出する電流検出手段Rと、前記半導体スイッチング素子Qの制御電極に印加されるPWM信号を生成し、前記電流検出手段Rにより検出される電流の変動を抑制するようにPWM信号のパルス幅をフィードバック制御すると共に前記位相検出部2により検出される脈流電圧の位相に応じてPWM信号のパルス幅をフィードフォワード制御する制御部1とを備え、前記発光ダイオード3は1個または前記全波整流器DBの入力電流波形がクラスC高調波規制に適合する程度に直列個数を制限され、図5、図8に示すように、前記制御部1はPWM信号のパルス幅を決定する時定数回路(コンデンサC3と抵抗R3)を備え、前記位相検出部は前記全波整流器DBの脈流電圧から前記時定数回路のコンデンサC3を充電する抵抗R1を含んで構成されることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、同じ課題を解決するために、図8に示すように、商用交流電源Vsを全波整流して脈流電圧を出力する全波整流器DBと、前記全波整流器DBの脈流出力端子間に接続されて脈流電圧の位相を検出する位相検出部2と、商用交流周波数に比べて十分に高い周波数でオン・オフされる半導体スイッチング素子Qと、前記半導体スイッチング素子Qを介して前記全波整流器DBの脈流出力端子間に1次巻線を接続されたトランスTrと、前記トランスTrの2次巻線に前記半導体スイッチング素子Qのオン時に電流を阻止する極性で接続されたダイオードDと発光ダイオード3の直列回路と、前記発光ダイオード3に流れる電流を検出する電流検出手段Rと、前記半導体スイッチング素子Qの制御電極に印加されるPWM信号を生成し、前記電流検出手段Rにより検出される電流の変動を抑制するようにPWM信号のパルス幅をフィードバック制御すると共に前記位相検出部2により検出される脈流電圧の位相に応じてPWM信号のパルス幅をフィードフォワード制御する制御部1とを備え、図5、図8に示すように、前記制御部1はPWM信号のパルス幅を決定する時定数回路(コンデンサC3と抵抗R3)を備え、前記位相検出部は前記全波整流器DBの脈流電圧から前記時定数回路のコンデンサC3を充電する抵抗R1を含んで構成されることを特徴とするものである。
請求項の発明は、請求項1または2の発明において、図5、図8に示すように、前記電流検出手段Rにより検出される電流を制御電極に印加されるトランジスタTr1により前記時定数回路のコンデンサC3の充電速度を可変としたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜の発明において、前記発光ダイオード3と並列に十分に容量の大きいコンデンサC2を接続したことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜の発明において、前記発光ダイオード3に代えて有機EL素子を接続したことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の電源装置を備える照明器具である。
請求項1の発明によれば、入力力率の改善能力が昇圧チョッパ回路よりも劣ると考えられる降圧チョッパ回路を用いながら、降圧チョッパ回路の負荷となる発光ダイオードの直列個数を制限することでクラスC高調波規制をクリアするように構成したので、降圧チョッパ回路の前段に特許文献1のような昇圧チョッパ回路を設ける必要がなくなり、小型で安価な電源装置を実現することができる。また、特許文献1のような昇圧チョッパ回路を用いないので、耐圧の点でも有利となる。さらに、簡単な構成で脈流電圧の位相に応じてPWM信号のパルス幅をフィードフォワード制御することができる。
請求項の発明によれば、全波整流器の脈流出力端子に平滑コンデンサを介さずに昇降圧チョッパ回路またはフライバックコンバータを直結し、そのスイッチング素子をオン・オフするPWM信号のパルス幅を脈流電圧の位相に応じてフィードフォワード制御すると共に発光ダイオードの電流検出信号に応じてフィードバック制御するものであるから、特許文献1のような昇圧チョッパ回路を用いることなく、商用交流電源からの入力力率を改善でき、少数の発光ダイオードを効率良く安定した電流で駆動できる小型で安価な電源装置を実現できる。また、特許文献1のような昇圧チョッパ回路を用いないので、耐圧の点でも有利となる。さらに、簡単な構成で脈流電圧の位相に応じてPWM信号のパルス幅をフィードフォワード制御することができる。
請求項の発明によれば、簡単な構成で出力電流検出信号に応じてPWM信号のパルス
幅をフィードバック制御することができる。
本発明の実施形態1の回路図である。 本発明の実施形態1の入力電圧と出力電流の関係を示す説明図である。 本発明の実施形態1の入力電圧と入力電流の関係を示す説明図である。 本発明の実施形態1のスイッチング電流の波形を示す説明図である。 本発明の実施形態1の一変形例の回路図である。 本発明の実施形態2の回路図である。 本発明の実施形態2の一変形例の回路図である。 本発明の実施形態3の回路図である。 従来例1の回路図である。 従来例1の入力電圧と入力電流の関係を示す説明図である。 従来例2の回路図である。 従来例2の入力電圧と出力電流の関係を示す説明図である。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1を示す回路図である。商用交流電源Vsは全波整流器DBにより全波整流されて、脈流電圧に変換される。全波整流器DBのプラス側の出力端子は電流検出抵抗Rの一端に接続されている。電流検出抵抗Rの他端は、インダクタLと発光ダイオードD3の直列回路を介して、MOSFETよりなるスイッチング素子Qのドレイン電極に接続されている。発光ダイオード3の両端には十分に容量の大きいコンデンサC2が並列接続されている。スイッチング素子Qのソース電極は接地されており、全波整流器DBのマイナス側の出力端子に接続されている。電流検出抵抗RとインダクタLと発光ダイオード3の直列回路には、回生電流通電用のダイオードDが図示された極性で接続されている。スイッチング素子Qのゲート電極には制御部1から供給されるPWM信号が印加されている。PWM信号は高周波の矩形波電圧であり、Highレベルのときにスイッチング素子Qはオンとなり、Lowレベルのときにスイッチング素子Qはオフとなる。
スイッチング素子QとインダクタL及びダイオードDは周知のバック(Buck)コンバータを構成している。スイッチング素子Qがオンのとき、全波整流器DBのプラス側の出力端子→電流検出抵抗R→インダクタL→発光ダイオード3→スイッチング素子Q→全波整流器DBのマイナス側の出力端子の経路で電流が流れる。この電流はインダクタLのインダクタンス値と(全波整流後の脈流電圧−負荷電圧)で傾きの決まる漸増電流となる。スイッチング素子Qがオフすると、インダクタLの蓄積エネルギーにより、インダクタL→発光ダイオード3→ダイオードD→電流検出抵抗R→インダクタLの経路で回生電流が流れる。この電流はインダクタLのインダクタンス値と負荷電圧で傾きの決まる漸減電流となる。ここでは、漸減電流がゼロにならないうちにスイッチング素子Qが再度オンとなる連続モードで動作しているものとする。
図4は電流検出アンプ4により検出される電流検出抵抗Rの両端電圧Vrの波形を一例として示している。スイッチング素子Qのオン期間T1に流れる漸増電流は、全波整流後の脈流電圧が高いときは傾きが大きくなり、全波整流後の脈流電圧が低いときは傾きが小さくなる。スイッチング素子Qのオフ期間T1に流れる漸減電流は、発光ダイオード3の負荷電圧が略一定であることから、傾きも略一定である。
電流検出アンプ4は、例えばオペアンプで構成することができる。オペアンプは帰還インピーダンスとして積分時定数を有していても良い。その積分時定数をスイッチング素子Qのスイッチング周期よりも長く設定すると、電流検出アンプ4の出力として、電流検出抵抗Rに流れる電流の平均値、換言すれば、発光ダイオード3に流れる電流の平均値(図4の(Vr1+Vr2)÷2)を検出することができる。
制御部1は、例えばオペアンプで構成された差動増幅器とPWM発振器を備え、差動増幅器により目標値と電流検出アンプ4の出力を比較し、電流検出アンプ4から出力される発光ダイオード3に流れる電流の平均値が目標値と一致するように、差動増幅器の出力を受けてPWM発振器によりスイッチング素子Qのオン時間幅を増減するようにフィードバック制御する。具体的には、電流検出アンプ4から出力される発光ダイオード3に流れる電流の平均値が目標値よりも小さいときには、スイッチング素子Qのオン時間幅を増加させるように制御する。反対に、電流検出アンプ4から出力される発光ダイオード3に流れる電流の平均値が目標値よりも大きいときには、スイッチング素子Qのオン時間幅を減少させるように制御する。
図2は本発明の動作説明図である。商用交流電源Vsからの入力電圧がピーク付近では、上述のフィードバック制御により出力電流は一定となるように制御されている。一方、商用交流電源Vsからの入力電圧がピーク付近以外の期間では、位相検出部2からの電源検出信号を用いたフィードフォワード制御(図中「FF制御」と略記)により、図2の破線のような出力電流を図2の実線のように押し上げるように補正している。
図2の破線で示す出力電流はフィードフォワード制御を実施しない場合であり、図2の実線で示す出力電流はフィードフォワード制御を実施した場合である。商用交流電源Vsからの入力電圧が低い期間では、全波整流器DBの全波整流後の脈流電圧が低くなるので、スイッチング素子Qがオンしても、インダクタLに電流が流れにくくなる。このため、フィードフォワード制御を実施しない場合、図2の破線で示すように、出力電流には商用交流周波数の2倍の周波数のリップル成分が現れることになる。
そこで、本発明では、全波整流器DBの出力に位相検出部2を接続し、位相検出部2により検出された電源位相に応じて、制御部1によるフィードバック制御の目標値を可変制御している。位相検出部2は、例えば抵抗の直列回路よりなり、全波整流器DBから出力される全波整流後の脈流電圧を分圧した電源検出信号を制御部1に供給する。電源検出信号が大きくなると、フィードバック制御の目標値を小さくするように補正する。反対に、電源検出信号が小さくなると、フィードバック制御の目標値を大きくするように補正する。このようなフィードフォワード制御を実施することにより、商用交流電源Vsからの入力電圧が低い期間では、スイッチング素子Qのオン時間幅が拡大されるように補正され、発光ダイオード3に流れる電流の平均値をより目標値に近い一定電流となるように制御することができる。
なお、図1の回路では、商用交流電源Vsからの入力電圧がゼロクロス付近になると、入力電流が流れない期間が生じる。つまり、全波整流器DBによる全波整流後の脈流電圧がコンデンサC2の電圧よりも低くなる期間では、全波整流器DBが遮断状態となるので、入力電流が流れない。この入力電流休止期間は、発光ダイオード3の直列個数が増加するにつれて長くなる。そこで、図1の実施形態では、発光ダイオード3の直列個数を1個〜数個の範囲内に制限している。
発光ダイオード3の順方向降下電圧Vfを3.5Vとすると、例えば直列個数Nが3〜4個程度であれば、合計の順方向降下電圧N×Vfは10.5V〜14V程度となる。これよりも低い入力電圧では入力電流が休止することになるが、その程度であれば、クラスCの高調波規制(JIS C 61000−3−2)から外れる可能性は低いと考えられる。
なお、実際の回路では、全波整流器DBの交流入力端子側に高周波のスイッチングノイズを除去するためのフィルタ回路が挿入されるので、商用交流電源Vsからの入力電流は図3に示すように、入力電圧と略相似形の正弦波となり、入力力率の高い照明器具を実現することができる。
(実施形態1’)
図5は本発明の実施形態1の一変形例の回路図である。この例では、位相検出部2と電流検出アンプ4を一体化して、1つの検出回路24とすることで構成を簡単化している。また、制御部1として最も簡単なCR発振器を用いている。CR発振器のパルス幅は検出回路24を介して全波整流器DBから流れ込む電流に応じて可変制御される。
このCR発振器は、時定数設定用のコンデンサC3と抵抗R3及びシュミットインバータQ1で構成されている。シュミットインバータQ1とは、入力電圧がしきい値Vth1よりも高くなると出力電圧がLowレベルとなり、入力電圧がしきい値Vth2(<Vth1)よりも低くなると出力電圧がHighレベルとなるヒステリシスコンパレータである。通常、6個のインバータが1チップのICとして市販されているので、他のインバータQ2〜Q6はMOSFET駆動用のバッファとして使用している。
まず、検出回路24からの電流が無い場合、シュミットインバータQ1のHighレベルの出力により抵抗R3を介してコンデンサC3が充電される。その充電電圧がしきい値Vth1に達すると、シュミットインバータQ1の出力はLowレベルとなる。すると、コンデンサC3の充電電圧は抵抗R3を介して放電され、その充電電圧がしきい値Vth2(<Vth1)に達すると、シュミットインバータQ1の出力はHighレベルとなる。以下、この動作を繰り返すことにより、スイッチング素子Qはオン・オフ駆動される。これにより、コンデンサC2には降圧チョッパ動作により直流電圧が充電され、発光ダイオード3には電流検出抵抗Rを介して直流電流が流れる。これによりトランジスタTr1のベース・エミッタ間がバイアスされて、検出回路24が導通する。
次に、検出回路24からの電流が有る場合、その電流が増大するにつれて、コンデンサC3の充電に要する時間は短くなり、コンデンサC3の放電に要する時間は長くなるから、スイッチング素子Qのオン時間は短くなり、オフ時間は長くなる。
ここで、発光ダイオード3に流れる電流が増大すると、トランジスタTr1の抵抗値が下がり、抵抗R1を介して制御部1に供給される電流が増えるから、スイッチング素子Qのオン時間は短くなり、オフ時間は長くなる。逆に、発光ダイオード3に流れる電流が減少すると、トランジスタTr1の抵抗値が上がり、抵抗R1を介して制御部1に供給される電流が減るから、スイッチング素子Qのオン時間は長くなり、オフ時間は短くなる。
また、全波整流器DBから出力される脈流電圧が増大すると、トランジスタTr1の抵抗値が同じでも、抵抗R1を介して制御部1に供給される電流が増えるから、スイッチング素子Qのオン時間は短くなり、オフ時間は長くなる。逆に、全波整流器DBから出力される脈流電圧が減少すると、トランジスタTr1の抵抗値が同じでも、抵抗R1を介して制御部1に供給される電流が減るから、スイッチング素子Qのオン時間は長くなり、オフ時間は短くなる。
これにより、電流検出抵抗Rにより検出される電流の変動を抑制するようにPWM信号のパルス幅をフィードバック制御できると共に、全波整流器DBから出力される脈流電圧の位相に応じてPWM信号のパルス幅をフィードフォワード制御できる。
なお、制御部1の電源については図示していないが、例えば、全波整流器DBの出力から降圧用の抵抗を介して電源コンデンサを充電し、ツェナーダイオードで定電圧化した電圧を用いても良いし、インダクタLに2次巻線を設けて、そのフライバック出力を用いて前記電源コンデンサを充電しても良い。以下の実施形態においても同様である。
(実施形態2)
図6は本発明の実施形態2の回路図である。本実施形態では、図1の実施形態において、インダクタLと発光ダイオード3の接続点を周期的にグランド電位に落とせるように、スイッチング素子Qの接続箇所を変更したものである。いわゆる昇降圧型チョッパ回路(極性反転型チョッパ回路)の構成となっている。制御部1が入力電圧検出によるフィードフォワード制御と出力電流検出によるフィードバック制御を併用することは実施形態1と同様である。
上述の実施形態1では、スイッチング電源として降圧チョッパ回路(バックコンバータ)を用いていたので、負荷電圧よりも入力電圧が低い期間では入力電流休止期間が生じることは避けられなかった。一方、上述の特許文献1では、スイッチング電源として昇圧チョッパ回路を用いているので、入力電圧が低いゼロクロス付近でも入力電流休止期間が生じない利点があるが、その半面、負荷電圧が全波整流後のピーク電圧よりも高い高電圧となり、1個〜数個といった極少数のLEDを駆動する用途では、効率が悪くなるという欠点があった。
そこで、本実施形態では、スイッチング電源として、いわゆる昇降圧型チョッパ回路(極性反転型チョッパ回路)の構成を採用することにより、入力力率を改善しながら、1個〜数個といった極少数のLEDを効率良く駆動することを可能としたものである。
図6の構成によれば、全波整流器DBによる全波整流後の脈流電圧がコンデンサC2の電圧よりも低くなる期間であっても、スイッチング素子Qのオン時には、全波整流器DBのプラス側の出力端子→電流検出抵抗R→インダクタL→スイッチング素子Q→全波整流器DBのマイナス側の出力端子の経路で電流が流れるから、入力電流の休止期間は生じない。この電流はインダクタLのインダクタンス値と全波整流後の脈流電圧で傾きの決まる漸増電流となる。スイッチング素子Qがオフすると、インダクタLの蓄積エネルギーにより、インダクタL→発光ダイオード3→ダイオードD→電流検出抵抗R→インダクタLの経路で回生電流が流れる。この電流はインダクタLのインダクタンス値と負荷電圧で傾きの決まる漸減電流となる。電流検出抵抗Rにより検出される検出電圧Vrは図4と同じ波形となる。ここでも、漸減電流がゼロにならないうちにスイッチング素子Qが再度オンとなる連続モードで動作しているものとする。
次に、制御部1の構成について説明する。本実施形態では、高周波の鋸歯状波電圧を発生する発振器OSCとコンパレータCMPを用いて制御部1を構成している。コンパレータCMPはプラス側入力端子とマイナス側入力端子の電圧を比較しており、プラス側入力端子の電圧がマイナス側入力端子の電圧よりも高くなると、出力がHighレベルとなり、プラス側入力端子の電圧がマイナス側入力端子の電圧よりも低くなると、出力がLowレベルとなる。コンパレータCMPのマイナス側入力端子には、位相検出部2の出力電圧が印加されている。ここでは、位相検出部2は単純な抵抗分圧回路であり、全波整流器DBから出力される脈流電圧を分圧している。コンパレータCMPのマイナス側入力端子には、抵抗R4を介して電流検出アンプ4の出力が重畳されている。したがって、発光ダイオード3に流れる電流が増大するか、または、全波整流器DBから出力される脈流電圧が増大すると、コンパレータCMPのマイナス側入力端子の電圧は上昇し、PWM信号のオン時間幅は短くなる。反対に発光ダイオード3に流れる電流が減少するか、または、全波整流器DBから出力される脈流電圧が減少すると、コンパレータCMPのマイナス側入力端子の電圧は減少し、PWM信号のオン時間幅は長くなる。これにより、電流検出抵抗Rにより検出される電流の変動を抑制するようにPWM信号のパルス幅をフィードバック制御できると共に、全波整流器DBから出力される脈流電圧の位相に応じてPWM信号のパルス幅をフィードフォワード制御できる。
ところで、図6の電流検出抵抗RはインダクタLに流れる電流を検出することにより、間接的に発光ダイオード3に流れる電流を検出しているが、発光ダイオード3に流れる電流そのものを直接的に検出するのであれば、図7のように構成すれば良い。この場合、全波整流器DBによる全波整流後の脈流電圧がコンデンサC2の電圧よりも低くなる期間であっても、スイッチング素子Qのオン時には、全波整流器DBのプラス側の出力端子→インダクタL→スイッチング素子Q→全波整流器DBのマイナス側の出力端子の経路で電流が流れるから、入力電流の休止期間は生じない。この電流はインダクタLのインダクタンス値と全波整流後の脈流電圧で傾きの決まる漸増電流となる。スイッチング素子Qがオフすると、インダクタLの蓄積エネルギーにより、インダクタL→ダイオードD→発光ダイオード3→電流検出抵抗R→インダクタLの経路で回生電流が流れる。この電流はインダクタLのインダクタンス値と負荷電圧で傾きの決まる漸減電流となる。電流検出抵抗Rにより検出される検出電圧は、コンデンサC2によりスイッチング素子Qのオン・オフ周期のリップル成分を除去された平滑化された直流電圧となる。
ここで、図7の電流検出アンプ4について説明する。この電流検出アンプ4は、コンデンサC2を電源として利用している。電流検出抵抗Rに流れる電流が増大すると、トランジスタTr1のベース・エミッタ間のバイアスが増大するから、トランジスタTr1のコレクタ・エミッタ間抵抗値が下がる。すると、コンデンサC2の正極→トランジスタTr2のエミッタ→トランジスタTr2のベース→抵抗R4→トランジスタTr1のコレクタ→トランジスタTr1のエミッタ→コンデンサC2の負極の経路で流れる電流が増大する。したがって、発光ダイオード3に流れる電流が増大するにつれて、トランジスタTr2のエミッタ・コレクタ間の抵抗値は低下する。これにより、全波整流器DBのプラス側出力端子→コンデンサC2→トランジスタTr2→抵抗R1→抵抗R2→全波整流器DBのマイナス側出力端子を介して流れる電流は増大するから、抵抗R2の両端電圧は発光ダイオード3に流れる電流と全波整流器DBの脈流電圧を反映したものとなる。制御部1は抵抗R2の両端電圧が増大するにつれて、PWM信号のオン時間幅を減少させるように制御する。
本実施形態では、制御部1とスイッチング素子Qを1チップの集積回路5で実現している。集積回路5に内蔵された制御部1はPWM発振器であり、その発振周波数は集積回路5に外付けされる抵抗RtとコンデンサCtの時定数で決まる。また、集積回路5のデッドオフタイム設定端子を位相検出部2の抵抗R1と抵抗R2の接続点に接続しておくことにより、抵抗R2の両端電圧が増大すると、デッドオフタイムが増大し、PWM信号のオン時間幅が減少することになる。これにより、電流検出抵抗Rにより検出される電流の変動を抑制するようにPWM信号のパルス幅をフィードバック制御できると共に、全波整流器DBから出力される脈流電圧の位相に応じてPWM信号のパルス幅をフィードフォワード制御できる。
なお、実施形態1の図5の制御部1では、PWM信号の周波数が変化するのに対して、図6、図7の制御部1ではPWM信号の周波数が固定されているので、ノイズフィルタの設計が容易となる。本実施形態で述べた制御部1の構成を他の実施形態で用いても良いし、他の実施形態の制御部1の構成を本実施形態で用いても良い。
(実施形態3)
図8は本発明の実施形態3の回路図である。本実施形態では、図7の実施形態において、インダクタLをトランスTrで置き換えたフライバックコンバータの構成となっている。この回路では、全波整流器DBによる全波整流後の脈流電圧がコンデンサC2の電圧よりも低くなる期間であっても、スイッチング素子Qのオン時には、全波整流器DBのプラス側の出力端子→トランスTrの1次巻線→スイッチング素子Q→全波整流器DBのマイナス側の出力端子の経路で電流が流れるから、入力電流の休止期間は生じない。この電流はトランスTrの巻線インダクタンスと全波整流後の脈流電圧で傾きの決まる漸増電流となる。スイッチング素子Qがオフすると、トランスTrの蓄積エネルギーにより、トランスTrの2次巻線→ダイオードD→発光ダイオード3→電流検出抵抗R→トランスTrの2次巻線の経路でフライバック電流が流れる。この電流はトランスTrの巻線インダクタンスと負荷電圧で傾きの決まる漸減電流となる。電流検出抵抗Rにより検出される検出電圧は、コンデンサC2によりスイッチング素子Qのオン・オフ周期のリップル成分を除去された平滑化された直流電圧となる。
図8の制御部1は、タイマーICよりなる無安定マルチバイブレータ1aと、その発振出力を受けてワンショットのオンパルス信号を出力する単安定マルチバイブレータ1bとを組み合わせて構成されている。タイマーICは周知のNE555でも良いし、これを2個内蔵したICも市販されているので、抵抗R3〜R6、コンデンサC3、C4を外付けすれば安価に実現できる。抵抗R5,R6とコンデンサC4により無安定マルチバイブレータ1aの発振周波数が決まり、抵抗R3とコンデンサC3により単安定マルチバイブレータの出力パルス幅が決まる。なお、抵抗R7、ダイオードD7、コンデンサC7、ツェナーダイオードZDはタイマーICの電源回路を構成している。
図8の実施形態では、絶縁トランスTrを用いていることにより、電流検出抵抗Rの電位が限定されないから、他の実施形態に比べると電流検出アンプ4の配置を自由化できる利点がある。ここでは、タイマーICよりなる単安定マルチバイブレータ1bの出力パルス幅を決定する時定数回路の抵抗R3と並列にトランジスタTr1と抵抗R4の直列回路を接続している。トランジスタTr1のベース端子Bとエミッタ端子Eは電流検出抵抗Rの両端に接続されている。電流検出抵抗Rに流れる電流が増大すると、トランジスタTr1のコレクタ・エミッタ間の抵抗値が低下し、単安定マルチバイブレータ1bの時定数が小さくなるから、単安定マルチバイブレータ1bの出力パルス幅が短くなるようにフィードバック制御される。また、抵抗R3もしくは抵抗R4を介してコンデンサC3を充電する経路とは別に、全波整流器DBの脈流電圧から抵抗R1を介してコンデンサC3を充電する経路を設けている。これにより、脈流電圧が高くなると、コンデンサC3の充電速度が速くなり、単安定マルチバイブレータ1bの出力パルス幅が短くなるようにフィードフォワード制御される。
以上の各実施形態において、スイッチング素子QはnチャンネルMOSFETで安価に実現できるが、バイポーラトランジスタやIGBTで置き換えても良い。
発光ダイオード3は1個が図示されているが、複数個を直列接続または並列接続または直並列接続したものであっても良い。また、発光ダイオード3の代わりに、有機EL素子(OLED)を接続しても構わない。
(照明器具の実施形態)
本発明の電源装置を用いた照明器具では、発光素子に流れる平均電流を精度良く制御することができる。したがって、例えば、光源として用いる赤色LED、緑色LED、青色LEDの平均電流をそれぞれ精度良く制御することが可能となり、青白い光や電球色などの各種の色温度を精度良く設定可能な小型のLED照明器具を実現できる。また、制御部1とスイッチング素子Qを集積回路化することにより飛躍的に小型化できるので、既存の白熱電球と置き換え可能な小型のLED照明器具を実現できる。
1 制御部
2 位相検出部
3 発光ダイオード
Q スイッチング素子
L インダクタ(誘導素子)
D ダイオード
R 電流検出抵抗
DB 全波整流器

Claims (6)

  1. 商用交流電源を全波整流して脈流電圧を出力する全波整流器と、
    前記全波整流器の脈流出力端子間に接続されて脈流電圧の位相を検出する位相検出部と、
    商用交流周波数に比べて十分に高い周波数でオン・オフされる半導体スイッチング素子と、
    前記半導体スイッチング素子を介して前記全波整流器の脈流出力端子間に接続される発光ダイオードと誘導素子の直列回路と、
    前記発光ダイオードと誘導素子の直列回路と並列に前記全波整流器からの電流を阻止する極性で接続されたダイオードと、
    前記発光ダイオードに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記半導体スイッチング素子の制御電極に印加されるPWM信号を生成し、前記電流検出手段により検出される電流の変動を抑制するようにPWM信号のパルス幅をフィードバック制御すると共に前記位相検出部により検出される脈流電圧の位相に応じてPWM信号のパルス幅をフィードフォワード制御する制御部とを備え、
    前記発光ダイオードは1個または前記全波整流器の入力電流波形がクラスC高調波規制に適合する程度に直列個数を制限され
    前記制御部はPWM信号のパルス幅を決定する時定数回路を備え、前記位相検出部は前記全波整流器の脈流電圧から前記時定数回路のコンデンサを充電する抵抗を含んで構成される
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 商用交流電源を全波整流して脈流電圧を出力する全波整流器と、
    前記全波整流器の脈流出力端子間に接続されて脈流電圧の位相を検出する位相検出部と、
    商用交流周波数に比べて十分に高い周波数でオン・オフされる半導体スイッチング素子と、
    前記半導体スイッチング素子を介して前記全波整流器の脈流出力端子間に1次巻線を接続されたトランスと、
    前記トランスの2次巻線に前記半導体スイッチング素子のオン時に電流を阻止する極性で接続されたダイオードと発光ダイオードの直列回路と、
    前記発光ダイオードに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記半導体スイッチング素子の制御電極に印加されるPWM信号を生成し、前記電流検出手段により検出される電流の変動を抑制するようにPWM信号のパルス幅をフィードバック制御すると共に前記位相検出部により検出される脈流電圧の位相に応じてPWM信号のパルス幅をフィードフォワード制御する制御部とを備え
    前記制御部はPWM信号のパルス幅を決定する時定数回路を備え、前記位相検出部は前記全波整流器の脈流電圧から前記時定数回路のコンデンサを充電する抵抗を含んで構成される
    ことを特徴とする電源装置。
  3. 前記電流検出手段により検出される電流を制御電極に印加されるトランジスタにより前記時定数回路のコンデンサの充電速度を可変としたことを特徴とする請求項1または2記載の電源装置。
  4. 前記発光ダイオードと並列に十分に容量の大きいコンデンサを接続したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電源装置。
  5. 前記発光ダイオードに代えて有機EL素子を接続したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電源装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の電源装置を備える照明器具。
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