JP5590078B2 - マルチプレクサの異常診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数ビット信号によって選択可能なチャンネルの少なくとも2つ以上を入力チャンネルに割り付け、前記複数ビット信号に基づき複数の前記入力チャンネルのいずれかを出力チャンネルに選択的に接続するマルチプレクサに適用されるマルチプレクサの異常診断装置に関する。
従来、複数の入力チャンネルのうちいずれかを出力チャンネルに接続すべく、複数のスイッチを開閉操作するマルチプレクサが知られている。そして、下記特許文献1に見られるように、マルチプレクサの異常診断装置も知られている。詳しくは、この装置は、複数の入力チャンネルのそれぞれに互いに電圧が相違するテスト電圧を順次印加した場合の出力チャンネルの電圧の挙動を観察することにより、マルチプレクサに関する異常が生じているか否かを診断する。
特許第4801180号公報
ここで、上記特許文献1に記載された技術によれば、マルチプレクサに関する異常の有無を診断することはできるものの、複数の入力チャンネルのそれぞれにテスト電圧を印加するための構成が要求される。このため、上記異常診断装置を構成する回路の規模が増大し、ひいては上記異常診断装置のコストが増大するおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、回路規模の増大を抑制しつつ、マルチプレクサに関する異常を的確に検出することのできるマルチプレクサの異常診断装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1記載の発明は、複数ビット信号(A〜C/A〜D)によって選択可能なチャンネル(C0〜C7/C0〜C15)の少なくとも2つ以上(C0〜C7/C0〜C4,C7,C8,C11,C13,C14/C0,C1,C3,C5,C6,C9,C10,C12,C14,C15/C0〜C2,C4,C7,C8,C11,C13〜C15/C0,C3,C5〜C10,C12,C15/C0〜C2,C4,C7,C8,C11,C13〜C15)を入力チャンネル(CH0〜CH7/CH0〜CH9)に割り付け、前記複数ビット信号に基づき複数の前記入力チャンネルのいずれかを出力チャンネル(COM)に選択的に接続するマルチプレクサ(10)に適用され、前記選択可能なチャンネルのうち論理が互いに反転されている2つの前記ビット信号と関係付けられた2つのチャンネル(C2,C5/C5,C10/C2,C13/C3,C12/C4,C11/C6,C9)は、診断用チャンネル(CH2,CH5/CH10,CH11)に割り付けられ、前記診断用チャンネルの入力電圧は、診断用電圧(VCC,0/V2/VCC)に設定され、前記出力チャンネルの接続対象として2つの前記診断用チャンネルを順次選択した場合において、2つの該診断用チャンネルの一方が選択されたときの前記出力チャンネルの出力電圧と、他方が選択されたときの該出力チャンネルの出力電圧とのうちいずれか(Vcom)が前記診断用電圧と異なると判断されたことに基づき、前記マルチプレクサに関する異常が生じている旨診断する処理を行う診断手段を備えることを特徴とする。
上記発明では、診断用チャンネルを上記態様にて割り付け、また、2つの診断用チャンネルの入力電圧のそれぞれを診断用電圧に設定している。こうした構成を前提として、上記発明では、診断手段によって出力チャンネルの接続対象として2つの診断用チャンネルのうち一方から他方に選択が切り替えられた場合において、複数ビット信号を構成する論理が全て正常ならば、出力チャンネルの出力電圧が診断用電圧とならない。すなわち、複数ビット信号を構成する論理のうち1つでも固着しているものがあれば、マルチプレクサに関する異常が生じている旨診断する。このため、上記発明では、マルチプレクサに関する異常を的確に検出することができる。
さらに、上記発明では、上記選択可能なチャンネルのうちマルチプレクサに関する異常診断用に2つのチャンネルのみに診断用電圧を印加する構成を採用している。このため、上記異常診断装置を構成する回路の規模の増大を抑制することもできる。
第1の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかる正常時及び異常時の判定電圧を示す図。 同実施形態にかかる診断用チャンネル等の割付手法を示す図。 同実施形態にかかる異常診断処理の手順を示す流れ図。 第2の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかる異常診断処理の手順を示す流れ図。 第3の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかる正常時及び異常時の選択パターンを示す図。 同実施形態にかかる未使用チャンネルの割付手法を示す図。 同実施形態にかかる未使用チャンネルの割付手法を示す図。 同実施形態にかかる異常診断処理の手順を示す流れ図。 その他の実施形態にかかる未使用チャンネルの割付手法を示す図。 その他の実施形態にかかる未使用チャンネルの割付手法を示す図。 その他の実施形態にかかる未使用チャンネルの割付手法を示す図。 その他の実施形態にかかる未使用チャンネルの割付手法を示す図。 その他の実施形態にかかる未使用チャンネルの割付手法を示す図。 その他の実施形態にかかる未使用チャンネルの割付手法を示す図。 その他の実施形態にかかるシステム構成図。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかるマルチプレクサの異常診断装置を具体化した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかるシステムの全体構成を示す。
図示されるように、マルチプレクサ10は、第0〜第7の入力チャンネルCH0〜CH7(入力端子)、1つの出力チャンネルCOM(出力端子)、第0〜第7のスイッチSW0〜SW7、第0〜第7の入力チャンネルCH0〜CH7のいずれかを出力チャンネルCOMに選択的に接続すべくこれらスイッチSW0〜SW7を開閉操作する選択回路12、及びスイッチSW0〜SW7を開閉操作するための第1〜第3の操作信号A〜Cが入力される端子TA〜TCを備えている。
詳しくは、第nの入力チャンネルCHn(n=0〜7)は、第nのスイッチSWnを介して出力チャンネルCOMに接続されている。
第mの入力チャンネルCHm(m=0,1,3,4,6,7)は、外部の信号検出対象のそれぞれに接続されている。本実施形態では、信号検出対象として、信号検出対象の取り得る出力電圧Vmが電圧最小値Vmin(例えば0.5V)及び電圧最大値Vmax(例えば4.5V)にて規定される所定の電圧範囲内となるものを想定している。このため、第mの入力チャンネルCHmの取り得る入力電圧の範囲は、上記所定の電圧範囲となる。
第2の入力チャンネルCH2は、所定の端子電圧VCC(例えば5V)を有する電源14に接続されている。また、第5の入力チャンネルCH5は、接地されている。なお、本実施形態において、電源14は、マルチプレクサ10に加えて、後述するマイクロコンピュータ(以下、マイコン18)等に給電するために共通化されたものを想定している。また、本実施形態では、接地電位を「0」とする。
ちなみに、本実施形態において、マルチプレクサ10、後述するADコンバータ16、及びマイコン18は、回路基板に実装されるものを想定しており、マルチプレクサ10は、集積回路で構成されるものを想定している。このため、第nの入力チャンネルCHn、出力チャンネルCOM及び端子TA〜TCは、集積回路の端子(ピン端子)である。
選択回路12は、デコーダ等を備えている。選択回路12は、第1〜第3の操作信号A〜Cを入力として、例えば予め定められたシーケンスに従って、第nのスイッチSWnを開閉操作する。
マルチプレクサ10の出力チャンネルCOMは、ADコンバータ16に接続されている。ADコンバータ16は、出力チャンネルCOMから出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
ADコンバータ16から出力されたデジタル信号(以下、判定電圧Vcom)は、マイコン18に入力される。マイコン18は、図示しないCPU、ROM及びRAM等を備えて構成されている。マイコン18は、判定電圧Vcomを監視して種々の処理を行ったり、選択回路12を介して第nのスイッチSWnを開閉操作すべく、第1〜第3の操作信号A〜Cを選択回路12に出力したりする。
ここで、本実施形態において、第0〜第7の入力チャンネルCH0〜CH7のそれぞれは、第1〜第3の操作信号A〜Cからなる3ビット信号によって選択可能な8つのチャンネルのそれぞれに割り付けられている。このため、選択回路12は、3ビット信号に基づき、出力チャンネルCOMと接続する入力チャンネルを決定し、第nのスイッチSWnのうち上記決定された入力チャンネルに対応するスイッチを閉操作し、残余の入力チャンネルに対応するスイッチを開操作する。
ところで、マルチプレクサ10に関する異常が生じることがある。マルチプレクサ10に関する異常には、固着異常及びピン間短絡異常が含まれる。ここで、固着異常は、第1〜第3の操作信号A〜Cのうちいずれかの論理が固定されて反転しなくなる異常である。固着異常は、例えば、端子TA〜TCや、端子TA〜TC及びマイコン18を接続する電気経路に開故障が生じたり、選択回路12やマイコン18に異常が生じたりすることで生じ得る。また、ピン間短絡異常は、端子TA〜TCのうちいずれか2つが短絡する異常である。
こうした異常が生じると、マイコン18によって監視される判定電圧Vcomは、図2に示すように、マルチプレクサ10の正常時における判定電圧Vcomからずれ得る。ここで、図2には、各入力チャンネルに対応する3ビット信号を構成する論理と、上記正常時における各入力チャンネルに対応する判定電圧Vcomと、マルチプレクサ10に関する異常時における各入力チャンネルに対応する判定電圧Vcomとを示した。図中、網掛けした部分は、実際の判定電圧Vcomが上記正常時の判定電圧Vcomからずれていることを示している。マルチプレクサ10に関する異常が生じると、マイコン18における種々の処理が適切に行われなくなる等の不都合が生じ得る。
こうした問題に対処すべく、マイコン18は、上記判定電圧Vcomに基づきマルチプレクサ10に関する異常が生じているか否かを診断する異常診断処理を行う。以下、異常診断処理を行うための前提となる診断用チャンネルの割り付け手法を説明した後、この処理について説明する。
まず、図3を用いて、上記診断用チャンネルの割り付け手法について説明する。ここで、図3は、第1〜第3の操作信号A〜Cからなる3ビット信号によって選択可能な8つのチャンネルC0〜C7を、各入力チャンネル及び診断用チャンネルに割り付けたものである。
図示されるように、本実施形態では、3ビット信号によって選択可能な8つのチャンネルC0〜C7のそれぞれを第0〜第7の入力チャンネルCH0〜CH7のそれぞれに割り付ける。そして、これら入力チャンネルCH0〜CH7のうち、第2,第5の入力チャンネルCH2,CH5を診断用チャンネルとして兼用している。診断用チャンネルとして第2,第5の入力チャンネルCH2,CH5を採用したのは、これら診断用チャンネルに関係付けられた2つの3ビット信号の論理が互いに排他的となっている(3ビット信号の論理が互いに反転されている)からである。なお、本実施形態において、先の図1に示したように、第2の入力チャンネルCH2が電源14に接続されてかつ第5の入力チャンネルCH5が接地されているのは、第2,第5の入力チャンネルCH2,CH5を診断用チャンネルとするためである。
続いて、図4を用いて、本実施形態にかかる異常診断処理の手順を説明する。この処理は、マイコン18によって、例えば、第0〜第7のスイッチSW0〜SW7の開閉操作に関するシーケンスのNサイクル毎(Nは整数)に実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において、出力チャンネルCOMの接続対象として診断用チャンネルである第2の入力チャンネルCH2を選択すべく、第1の操作信号A及び第3の操作信号Cの論理を「L」としてかつ、第2の操作信号Bの論理を「H」とする。これにより、第0〜第7のスイッチSW0〜SW7のうち第2のスイッチSW2のみが閉操作される。
続くステップS12では、判定電圧Vcomが第1の規定電圧Vα(例えば4.5V)を上回るか否かを判断する。ここで、第1の規定電圧Vαは、上記電圧最大値Vmax以上の電圧であってかつ電源14の端子電圧VCC未満の電圧に設定されている。なお、本実施形態において、電源14の端子電圧VCCが診断用電圧に相当する。
ステップS12において否定判断された場合には、判定電圧Vcomが診断用電圧と異なると判断し、ステップS14に進む。ステップS14では、マルチプレクサ10に関する異常が生じている旨診断する。なお、この処理と併せて、その旨をユーザに通知する処理を行うことが望ましい。
一方、上記ステップS12において肯定判断された場合には、ステップS16に進み、出力チャンネルCOMの接続対象として診断用チャンネルである第5の入力チャンネルCH5を選択すべく、第1の操作信号A及び第3の操作信号Cの論理を「H」に切り替えてかつ、第2の操作信号Bの論理を「L」に切り替える。すなわち、これら操作信号のそれぞれの論理を反転させる。これにより、第0〜第7のスイッチSW0〜SW7のうち第5のスイッチSW5のみが閉操作される。
続くステップS18では、判定電圧Vcomが第2の規定電圧Vβ(例えば0.5V)を下回るか否かを判断する。ここで、第2の規定電圧Vβは、接地電圧「0」よりも高い電圧であってかつ上記電圧最小値Vmin以下の電圧に設定されている。なお、本実施形態において、上記接地電圧「0」が診断用電圧に相当する。
ステップS18において否定判断された場合には、判定電圧Vcomが診断用電圧と異なると判断する。すなわち、上記ステップS16の処理によって3ビット信号を構成する論理が全て反転していないと判断する。そして、上記ステップS14に進み、マルチプレクサ10に関する異常が生じている旨診断する。
一方、上記ステップS18において肯定判断された場合には、ステップS20に進み、マルチプレクサ10に関する異常が生じていない(マルチプレクサ10が正常である)旨診断する。
なお、ステップS14、S20の処理が完了した場合には、この一連の処理を一旦終了する。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を得られるようになる。
(1)8つの入力チャンネルCH0〜CH7のうち診断用チャンネルを兼用する第2,第5の入力チャンネルCH2,CH5の入力電圧を、上記所定の電圧範囲外の「VCC」,「0」に設定した。そして、出力チャンネルCOMの接続対象として第2の入力チャンネルCH2が選択された場合の判定電圧Vcomが第1の規定電圧Vα以下であると判断されたとき、又は、第5の入力チャンネルCH5が選択された場合の判定電圧Vcomが第2の規定電圧Vβ以上であると判断されたとき、マルチプレクサ10に関する異常が生じている旨診断する異常診断処理を行った。このため、全ての入力チャンネルCH0〜CH7についての異常の有無を的確に診断することができる。これにより、マルチプレクサ10に関する異常を的確に検出することができる。
さらに、8つの入力チャンネルCH0〜CH7のうちマルチプレクサ10の診断用に2つの入力チャンネルのみを診断用チャンネルとする構成とした。このため、マルチプレクサ10の異常診断装置を構成する回路の規模の増大を抑制することができ、ひいては上記装置のコストの増大を抑制することもできる。
(2)第2の入力チャンネルCH2にマイコン18等に給電するための共通の電源14を接続し、また、第5の入力チャンネルCH5を接地した。このため、マルチプレクサ10に関する異常診断用に新たな電源を備えることなく上記異常診断処理を行うことができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、異常診断処理の手法を変更する。
図5に、本実施形態にかかるシステムの全体構成を示す。なお、図5において、先の図1に示した部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、本実施形態では、第2の入力チャンネルCH2及び第5の入力チャンネルCH5には、外部の信号検出対象が接続されている。すなわち、第2の入力チャンネルCH2及び第5の入力チャンネルCH5は、互いに短絡されている。
なお、本実施形態において、第2の入力チャンネルCH2及び第5の入力チャンネルCH5に接続される信号検出対象の取り得る出力電圧V2は、上記電圧最小値Vmin及び電圧最大値Vmaxにて規定される所定の電圧範囲内となる。
図6に、本実施形態にかかる異常診断処理の手順を示す。この処理は、マイコン18によって、例えば、第0〜第7のスイッチSW0〜SW7の開閉操作に関するシーケンスのNサイクル毎(Nは整数)に実行される。なお、図6において、先の図4に示した処理と同一の処理については、便宜上、同一のステップ番号を付している。
この一連の処理では、ステップS10の完了後、ステップS22において、第1の格納用パラメータVc1に判定電圧Vcomを格納する。
ステップS22の完了後、ステップS16を経由してステップS24に進む。ステップS24では、第2の格納用パラメータVc2に判定電圧Vcomを格納する。
続くステップS26では、第1の格納用パラメータVc1と第2の格納用パラメータVc2とが同一であるか否かを判断する。この処理は、マルチプレクサ10に関する異常が生じているか否かを診断するための処理である。なお、本実施形態において、第2の入力チャンネルCH2の入力電圧V2が診断用電圧に相当する。このため、本ステップにおいて否定判断される状況は、第2の入力チャンネルCH2を選択した場合の判定電圧Vcom及び第5の入力チャンネルCH5を選択した場合の判定電圧Vcomのうちいずれかが診断用電圧でないと判断される状況である。
ステップS26において否定判断された場合には、ステップS14に進む。一方、上記ステップS26において肯定判断された場合には、ステップS20に進む。
なお、ステップS14、S20の処理が完了した場合には、この一連の処理を一旦終了する。
このように、本実施形態では、第2の入力チャンネルCH2及び第5の入力チャンネルCH5同士を短絡させる構成を前提として、先の図6に示す異常診断処理を行った。こうした構成によれば、上記第1の実施形態の(1)の効果に加えて、診断用チャンネルを1つにでき、外部の信号検出対象と接続可能な入力チャンネル数が異常診断処理のために減少することを抑制できるといった効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、異常診断処理の手法を変更する。
図7に、本実施形態にかかるシステムの全体構成を示す。なお、図7において、先の図1に示した部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、本実施形態にかかるマルチプレクサ10は、4ビット信号によって動作される。詳しくは、マルチプレクサ10は、第0〜第9の入力チャンネルCH0〜CH9、第0〜第11のスイッチSW0〜SW11、これらスイッチSW0〜SW11を開閉操作する選択回路12、及びこれらスイッチSW0〜SW11を開閉操作するための第1〜第4の操作信号A〜Dが入力される端子TA〜TDを備えている。
第pの入力チャンネルCHp(p=0〜9)は、第pのスイッチSWpを介して出力チャンネルCOMに接続されている。また、第pの入力チャンネルCHpは、外部の信号検出対象にそれぞれに接続されている。本実施形態では、信号検出対象として、上記第1の実施形態と同様に、信号検出対象の取り得る出力電圧Vpが電圧最小値Vmin及び電圧最大値Vmaxにて規定される所定の電圧範囲内となるものを想定している。
出力チャンネルCOMは、第10のスイッチSW10及び第11のスイッチSW11の並列接続体を介して端子電圧VCCを有する電源20に接続されている。
マイコン18は、選択回路12を介して第pのスイッチSWpを開閉操作すべく、第1〜第4の操作信号A〜Dを選択回路12に出力する。
次に、異常診断処理を行うための前提となる本実施形態にかかる診断用チャンネル等の割り付け手法について説明する。
本実施形態では、まず、診断用チャンネルを割り付ける。詳しくは、4ビット信号を用いることから、2つの診断用チャンネルを、図8に示すように、4ビット信号によって選択可能な16個のチャンネルC0〜C15のうち互いに論理が排他的となる2つのチャンネルに割り付ける。本実施形態では、2つの診断用チャンネルをチャンネルC5,C10に割り付けた。ここで、図8には、各チャンネルに対応する4ビット信号を構成する論理と、マルチプレクサ10に関する異常時におけるチャンネルの誤選択パターンとを示した。図中、網掛けした部分は、チャンネルの誤選択が生じることを示している。なお、本実施形態において、チャンネルC5に対応する診断用チャンネルを「CH10」で示し、チャンネルC10に対応する診断用チャンネルを「CH11」で示している。
続いて、入力チャンネルを割り付ける。
本実施形態では、入力チャンネルを診断用チャンネルとして兼用せず、また、16個のチャンネルC0〜C15のうち診断用チャンネルCH10,CH11に割り付けられた2つのチャンネル以外のチャンネルの全てを入力チャンネルに割り付けない構成を採用している。すなわち、4ビット信号によって選択可能なチャンネル数よりも入力チャンネル数の方が少ない。ここで、本実施形態において、入力チャンネルが10個であることから、16個のチャンネルC0〜C15のうち入力チャンネル及び診断チャンネルのいずれにも割り付けられない未使用チャンネルが4個存在することとなる。以下、図9及び図10を用いて、本実施形態にかかる入力チャンネル及び未使用チャンネルの割り付け手法について詳述する。
図9は、マルチプレクサ10に関する異常が生じた場合において、出力チャンネルCOMの接続対象として診断用チャンネルが選択されたときに取り得るチャンネルを示したものである。なお、図中、未使用チャンネル候補とは、16個のチャンネルC0〜C15のうち、マルチプレクサ10に関する異常が生じた場合において出力チャンネルCOMの接続対象として診断用チャンネルが選択されたときに取り得ないチャンネルのことである。
図示されるように、本実施形態では、入力チャンネル及び未使用チャンネルの割り付けにおいて、6つの未使用チャンネル候補のうち4つに未使用チャンネルを割り付けるとの条件(以下、誤選択回避条件)を課している。この条件は、マルチプレクサ10に関する異常診断の精度を高めるためのものである。
つまり、未使用チャンネルが選択された場合においてマイコン18によって把握される判定電圧Vcomは、不定となり得、例えば、電源20の端子電圧VCCと同じ電圧となり得る。このため、マルチプレクサ10に関する異常が生じた場合において、出力チャンネルCOMの接続対象として診断用チャンネルが選択されたときに取り得るチャンネルに未使用チャンネルを割り付けると、マルチプレクサ10に関する異常が生じているにもかかわらず、後述する図11の異常診断処理によって上記異常が生じていない旨誤診断されるおそれがある。こうした事態を回避すべく、誤選択回避条件を課している。
図10(a)に、本実施形態にかかる診断用チャンネルCH10,CH11の割り付けと併せて、先の図9に示した未使用チャンネル候補について示した。ここで、上記誤選択回避条件を課しつつ入力チャンネル及び未使用チャンネルを割り付けるには、下式(e1)を満たすことが要求される。
「未使用チャンネル候補数」≧「未使用チャンネル数」 …(eq1)
「未使用チャンネル数」=「2^(操作信号のビット数)」
−「入力チャンネル数」−「診断用チャンネル数」
本実施形態では、操作信号のビット数が「4」、入力チャンネル数が「10」、診断用チャンネル数が「2」であることから、未使用チャンネル数は「4」となる。ここで、図10(a)に示すように、未使用チャンネル候補数が「6」であることから、上式(eq1)を満たす。このため、本実施形態では、上記誤選択回避条件を課しつつ入力チャンネル及び未使用チャンネルを割り付けることができる。なお、本実施形態では、図10(b)に示すように、6個の未使用チャンネル候補C0,C3,C6,C9,C12,C15のうちチャンネルC6,C9,C12,C15に未使用チャンネルを割り付けた。そして、第0〜第9の入力チャンネルCH0〜CH9を、16個のチャンネルC0〜C15のうち診断用チャンネルCH10,CH11に割り付けられたチャンネル及び未使用チャンネル以外の10個のチャンネルC0〜C4,C7,C8,C11,C13,C14に割り付けた。
図11に、本実施形態にかかる異常診断処理の手順を示す。この処理は、マイコン18によって、例えば、第0〜第9のスイッチSW0〜SW9の開閉操作に関するシーケンスのNサイクル毎(Nは整数)に実行される。なお、図11において、先の図4に示した処理と同一の処理については、便宜上、同一のステップ番号を付している。
この一連の処理では、まずステップS28において、出力チャンネルCOMの接続先として診断用チャンネルである第10の入力チャンネルCH10を選択すべく、第1の操作信号A及び第3の操作信号Cの論理を「H」としてかつ、第2の操作信号B及び第4の操作信号Dの論理を「L」とする。これにより、第0〜第11のスイッチSW0〜SW11のうち第10のスイッチSW10のみが閉操作される。
続くステップS30では、第3の格納用パラメータVc3に判定電圧Vcomを格納する。
続くステップS32では、出力チャンネルCOMの接続先として診断用チャンネルである第11の入力チャンネルCH11を選択すべく、第1の操作信号A及び第3の操作信号Cの論理を「L」に切り替えてかつ、第2の操作信号B及び第4の操作信号Dの論理を「H」に切り替える。これにより、第0〜第11のスイッチSW0〜SW11のうち第11のスイッチSW11のみが閉操作される。
続くステップS34では、第4の格納用パラメータVc4に判定電圧Vcomを格納する。
続くステップS36では、第3の格納用パラメータVc3が電源20の端子電圧VCCであるか否かを判断する。この処理は、マルチプレクサ10に関する異常が生じているか否かを診断するための処理である。なお、本実施形態において、電源20の端子電圧VCCが診断用電圧に相当する。このため、本ステップにおいて否定判断される状況は、診断用チャンネルCH10を選択した場合の判定電圧Vcomが診断用電圧でないと判断される状況である。
ステップS36において否定判断された場合には、ステップS14に進む。
一方、上記ステップS36において肯定判断された場合には、ステップS38に進み、第4の格納用パラメータVc4が電源20の端子電圧VCCであるか否かを判断する。この処理は、上記ステップS36の処理と同じ趣旨で設けられる処理である。
ステップS38において否定判断された場合には、上記ステップS14に進む。一方、上記ステップS38において肯定判断された場合には、ステップS20に進む。
なお、ステップS14、S20の処理が完了した場合には、この一連の処理を一旦終了する。
以上説明した本実施形態によれば、上記第1の実施形態の(1)の効果に加えて、更に以下の効果を得られるようになる。
(3)4ビット信号によって選択可能なチャンネル(C0〜C15)数よりも入力チャンネル数が少ない構成を採用した。そして、診断用チャンネルCH10,CH11をマルチプレクサ10の内部に設けた。こうした構成によれば、例えば、マルチプレクサ10を構成する集積回路のピン端子の設置数に制約がある場合であっても、診断用チャンネルを設けることができる。また、診断用チャンネルのために入力チャンネルが少なくなることも抑制できる。
(4)誤選択回避条件を課しつつ入力チャンネル及び未使用チャンネルを割り付けた。これにより、マルチプレクサ10に関する異常診断の精度を高めることができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・診断用チャンネルの割り付け手法としては、上記第1の実施形態に例示したものに限らない。要は、上記第1の実施形態で例示したものを除き、3ビット信号によって選択可能な8つのチャンネルC0〜C8のうち互いに論理が排他的となる2つのチャンネルに診断用チャンネルを割り付ければよい。具体的には、例えば、先の図3に示すように、第0の入力チャンネルCH0及び第7の入力チャンネルCH7同士を診断用チャンネルとしたり、第1の入力チャンネルCH1及び第6の入力チャンネルCH6同士を診断用チャンネルとしたり、第2の入力チャンネルCH2及び第5の入力チャンネルCH5同士を診断用チャンネルとしたりすればよい。
・操作信号のビット数としては、「2」以上の整数(「3」及び「4」を除く)であってもよい。ここで、2ビット信号を用いる場合、2ビット信号によって選択可能なチャンネルは4つとなる。このため、これらチャンネルのそれぞれを4つの入力チャンネルのそれぞれに割り付け、これら入力チャンネルのうち2つを診断用チャンネルとして兼用してもよい。
・上記第1の実施形態の図4において、ステップS12の処理を、判定電圧Vcomが電源14の端子電圧VCCであるか否かを判断する処理に置き換え、ステップS18の処理を、判定電圧Vcomが接地電圧「0」であるか否かを判断する処理に置き換えてもよい。
・診断用電圧の設定手法としては、上記第3の実施形態に例示したものに限らない。
例えば、診断用チャンネルCH10,CH11のそれぞれの入力電圧である診断用電圧を「0」に設定してもよい。これは、第10のスイッチSW10及び第11のスイッチSW11のそれぞれの両端のうち出力チャンネルCOMと反対側を接地することで実現できる。
また、例えば、2つの診断用電圧を上記所定の電圧範囲(Vmin〜Vmax)外に設定することを条件として、これら診断用電圧を互いに相違させてもよい。
・信号検出対象の取り得る電圧範囲としては、マルチプレクサ10に入力可能な電圧範囲(例えば、0〜5V)において1つの連続した電圧範囲(例えば、0.5〜4.5V)に限らず、複数に分割された電圧範囲であってもよい。ここで、上記第1の実施形態において、例えば、2つに分割された電圧範囲(例えば、V0,V1,V3=「0.5〜2V」、V4,V6,V7=「3〜4.5V」)となる構成の場合、診断用電圧である接地電圧及び電源14の端子電圧VCCのうちいずれか1つを、上記分割された電圧範囲に挟まれる電圧(例えば、2.5V)に置き換えてもよい。この場合、診断用チャンネルの切り替え前後における入力電圧の差を小さくできることから、切り替え前の出力チャンネルCOMの出力電圧が切り替え後の出力チャンネルCOMの出力電圧に及ぼす影響を抑制することができる。
・上記第2の実施形態において、3ビット信号によって選択可能な8つのチャンネルC0〜C7のうち一部であってかつ少なくとも3つを入力チャンネルに割り付けてもよい。この場合、8つのチャンネルC0〜C7のうち入力チャンネルに割り付けられなかったチャンネルを、例えば未使用チャンネルに割り付けてもよい。
・診断用チャンネルの割り付け手法としては、上記第3の実施形態に例示したものに限らない。
例えば、図12に示すように、4ビット信号によって選択可能な16個のチャンネルC0〜C15のうち互いに論理が排他的となるチャンネルである2つのチャンネルC2,C13を診断用チャンネルに割り付けてもよい。この場合、未使用チャンネル候補数と未使用チャンネル数とが「4」で同一となり、上式(eq1)を満たす。このため、図13に示すように、16個のチャンネルC0〜C15のうち10個の入力チャンネルと2つの診断用チャンネルとを一意的に割り付けることができる。
また、例えば、上記16個のチャンネルC0〜C15のうち診断用チャンネルを、図14に示すようにチャンネルC3,C12に割り付けたり、図15に示すようにチャンネルC4,C11に割り付けたり、図16に示すようにチャンネルC6,C9に割り付けたりしてもよい。これらの場合も、未使用チャンネル候補数と未使用チャンネル数とが「4」で同一となることから、16個のチャンネルC0〜C15のうち10個の入力チャンネルと2つの診断用チャンネルとを一意的に割り付けることができる。
なお、診断用チャンネルをチャンネルC1,C14に割り付けた場合には、図17に示すように、未使用チャンネル候補数が「2」となり、上式(eq1)を満たさない。この場合、誤選択回避条件を課しつつ入力チャンネル及び未使用チャンネルを割り付けることができない。
・上記第3の実施形態において、マルチプレクサ10の入力チャンネルと接続される信号検出対象が9個となる場合、10個の入力チャンネルのうち1つを接地してもよい。ここで、図18には、第9の入力チャンネルCH9を接地する構成を示した。この場合であっても、複数の入力チャンネルの入力電圧が診断用電圧と異なる電圧に設定されることから、先の図11に示した異常診断処理によってマルチプレクサ10に関する異常の有無を診断することができる。なお、図18において、先の図7に示した部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付している。
・上記第2の実施形態において、第2の入力チャンネルCH2及び第5の入力チャンネルCH5に接続される信号検出対象の取り得る出力電圧V2を上記電圧最小値Vmin及び電圧最大値Vmaxにて規定される所定の電圧範囲外としてもよい。また、上記第3の実施形態において、電源20の端子電圧VCCを上記所定の電圧範囲内としてもよい。
・上記各実施形態では、異常診断処理の実行主体をマイコン18としたがこれに限らない。例えば、マルチプレクサ10内部に上記処理のための集積回路を備え、この回路を実行主体としてもよい。
10…マルチプレクサ、18…マイコン。

Claims (7)

  1. 複数ビット信号(A〜C/A〜D)によって選択可能なチャンネル(C0〜C7/C0〜C15)の少なくとも2つ以上(C0〜C7/C0〜C4,C7,C8,C11,C13,C14/C0,C1,C3,C5,C6,C9,C10,C12,C14,C15/C0〜C2,C4,C7,C8,C11,C13〜C15/C0,C3,C5〜C10,C12,C15/C0〜C2,C4,C7,C8,C11,C13〜C15)を入力チャンネル(CH0〜CH7/CH0〜CH9)に割り付け、前記複数ビット信号に基づき複数の前記入力チャンネルのいずれかを出力チャンネル(COM)に選択的に接続するマルチプレクサ(10)に適用され、
    前記選択可能なチャンネルのうち論理が互いに反転されている2つの前記ビット信号と関係付けられた2つのチャンネル(C2,C5/C5,C10/C2,C13/C3,C12/C4,C11/C6,C9)は、診断用チャンネル(CH2,CH5/CH10,CH11)に割り付けられ、
    前記診断用チャンネルの入力電圧は、診断用電圧(VCC,0/V2/VCC)に設定され、
    前記出力チャンネルの接続対象として2つの前記診断用チャンネルを順次選択した場合において、2つの該診断用チャンネルの一方が選択されたときの前記出力チャンネルの出力電圧と、他方が選択されたときの該出力チャンネルの出力電圧とのうちいずれか(Vcom)が前記診断用電圧と異なると判断されたことに基づき、前記マルチプレクサに関する異常が生じている旨診断する処理を行う診断手段を備えることを特徴とするマルチプレクサの異常診断装置。
  2. 複数の前記入力チャンネル(CH0〜CH9)は、前記選択可能なチャンネル(C0〜C15)のうち一部であってかつ少なくとも2つ以上(C0〜C4,C7,C8,C11,C13,C14/C0,C1,C3,C5,C6,C9,C10,C12,C14,C15/C0〜C2,C4,C7,C8,C11,C13〜C15/C0,C3,C5〜C10,C12,C15/C0〜C2,C4,C7,C8,C11,C13〜C15)に割り付けられ、
    前記診断用チャンネル(CH10,CH11)は、前記選択可能なチャンネルのうち複数の前記入力チャンネルに割り付けられたチャンネル以外のチャンネル(C5,C10/C2,C13/C3,C12/C4,C11/C6,C9)に割り付けられていることを特徴とする請求項1記載のマルチプレクサの異常診断装置。
  3. 複数の前記入力チャンネル(CH0〜CH9)は、前記選択可能なチャンネル(C0〜C15)のうち一部であってかつ少なくとも2つ以上(C0〜C4,C7,C8,C11,C13,C14/C0,C1,C3,C5,C6,C9,C10,C12,C14,C15/C0〜C2,C4,C7,C8,C11,C13〜C15/C0,C3,C5〜C10,C12,C15/C0〜C2,C4,C7,C8,C11,C13〜C15)に割り付けられ、
    前記選択可能なチャンネルのうち複数の前記入力チャンネル及び前記診断用チャンネル(CH10,CH11)に割り付けられたチャンネル(C0〜C5,C7,C8,C10,C11,C13,C14/C0〜C3,C5,C6,C9,C10,C12〜C15/C0〜C4,C7,C8,C11〜C15/C0,C3〜C12,C15/C0〜C2,C4,C6〜C9,C11,C13〜C15)以外のチャンネルを未使用チャンネル(C6,C9,C12,C15/C4,C7,C8,C11/C5,C6,C9,C10/C1,C2,C13,C14/C3,C5,C10,C12)と定義し、
    前記未使用チャンネルは、前記選択可能なチャンネルのうち、前記マルチプレクサに関する異常が生じた場合において前記出力チャンネルの接続対象として前記診断用チャンネルが選択されたときに取り得ないチャンネルに割り付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のマルチプレクサの異常診断装置。
  4. 2つの前記診断用チャンネル(CH10,CH11)の前記診断用電圧は、互いに同じ電圧(VCC)に設定され、
    前記診断手段は、前記診断する処理を、2つの前記診断用チャンネルの一方が選択された場合の前記出力チャンネルの出力電圧と、他方が選択された場合の該出力チャンネルの出力電圧とが同一でないと判断されたことに基づき、前記異常が生じている旨診断することで行うことを特徴とする請求項2又は3記載のマルチプレクサの異常診断装置。
  5. 複数の前記入力チャンネル(CH0〜CH7)は、前記選択可能なチャンネル(C0〜C7)の少なくとも3つ以上に割り付けられ、
    2つの前記診断用チャンネル(CH2,CH5)は、複数の前記入力チャンネルのうちいずれか2つと兼用されてかつ、互いに短絡され、
    前記診断手段は、前記診断する処理を、2つの前記診断用チャンネルの一方が選択された場合の前記出力チャンネルの出力電圧と、他方が選択された場合の該出力チャンネルの出力電圧とが同一でないと判断されたことに基づき、前記異常が生じている旨診断することで行うことを特徴とする請求項1記載のマルチプレクサの異常診断装置。
  6. 前記診断用電圧は、複数の前記入力チャンネルのうち前記診断用チャンネル以外の入力チャンネルのそれぞれの入力電圧(Vmin〜Vmax)と異なる電圧に設定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のマルチプレクサの異常診断装置。
  7. 複数の前記入力チャンネルのうち前記診断用チャンネル以外の入力チャンネルのそれぞれの入力電圧は、所定の電圧範囲(Vmin〜Vmax)内に設定され、
    前記診断用電圧は、前記所定の電圧範囲外に設定されていることを特徴とする請求項6記載のマルチプレクサの異常診断装置。
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