JP5587679B2 - ロックピンの下部を介して、裏ボタンをはめ込んで固定する、針と糸を使用しないボタン。 - Google Patents

ロックピンの下部を介して、裏ボタンをはめ込んで固定する、針と糸を使用しないボタン。 Download PDF

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Description

本願発明は、従来のボタンの取り付けとはまったく異なり、針と糸を使用しないボタンであり、ボタンを使用するすべての衣類に、対応出来得るものである。
糸とボタンを使用しないボタンに関しては、男子学生服の金属ボタン留め方式及び一部差込方式のものは認められるが、生地の厚さ・強度等未解決である。機械を使用して取り付けるボタンは、数多く見受けられるが、誰にでも簡単に取り付け・取り外しの出来るボタンは、本願発明以外には見受けられない。
衣料の量産化により、ボタンの取り付けも機械で、簡単に短時間で処理される様になっている。手縫いの場合の様に「くくり=糸をくくって隙間を作る作業」が出来ないため、洗濯の繰り返し等によってボタンの脱落が非常に多くなる。ボタンを取り付ける作業は、誰にでも出来る様でいて以外に時間も手間も掛かり、ボタン脱落のために着用出来ないという事もある。
また、ボタンの種類(塗装・メッキ)によっては、ドライクリーニングに耐えられないものもあり、ホテル等においては、クリーニングの都度、ボタンを結束している糸を切って、ボタンを外してから洗濯・乾燥後に、付け直しているという話しも聞き及んでいる。
本願発明は、脱落しないボタンの発明を原則として試作を繰り返し、強度・取付け方法・生地の厚み調整等を検討し、その結果このボタンを発明するに至っている。
図で説明すれば、第1図は、各部品を組合した断面図であり、各名称は、▲1▼ボタン ▲2▼ロックピン ▲3▼ワッシャー ▲4▼布地 ▲5▼裏ボタン ▲6▼菊穴(=丸い開口部を糸でほつれないようにかがった穴) ▲7▼裏ボタンカバーの構造となる。
操作方法として、▲1▼ボタンの付いた▲2▼ロックピンの下部から、▲3▼ワッシャーを差し込み、▲2▼ロックピンの中間にある中間円板(=中間にある小さな円盤)の位置に収め、次に、▲2▼ロックピンの下部を、▲4▼布地の▲6▼菊穴に挿入し、菊穴の裏面より▲5▼裏ボタンの偏心孔(=中心からずれている孔)を入れ、▲3▼ワッシャーはスプリング力が効いて反力があるので、裏ボタンを軽く押しながら、導入路を横にすべらせ、中心孔の中に収める。必要性に応じて▲7▼裏ボタンカバーを取り付ける。
以上の操作により、▲2▼ロックピンを介して▲1▼ボタンは、▲3▼ワッシャーの弾力性によって▲4▼布地にしっかり取り付けられる。なお、第1図のロックピン上部ボタンの部分は、種々の取付け方法があり、一例とした。
本願発明は、布地を重ね留めるという用途について、従来のボタンとの相違はない。しかし、その取付け方法においては、従来のボタンとは大きな相違がある。それは、針と糸を使用しないという点であり、このボタンのセットを持ち合せれば、いつでも、どこでも、簡単に取付け、取外しが出来るというものだからである。
従来、衣料の量産化によってボタン取付けは、機械を使って短時間で処理され、繰り返し洗濯することによってボタンが脱落し易く、外出先でボタンが外れた時は戸惑う。また、針と糸を使ってボタンを取付けるには、細かい作業で手間がかかる。
しかし本願発明は、このボタンのセットを持参することにより、いつでも、どこでも、ボタンの交換が出来る。また、上手下手の違いなく均一に、ボタンを取付けられることになる。そして、普通の使用ではほとんど脱落の心配はない。
その他、次のような効用もある。
(イ)ワッシャーの、優れた弾力性によって、布地の厚み調整ができる。
(ロ)ボタンとワッシャーの間に「くくり(=根巻き)」と称する空間を形成して、布地の合わせ部分が、皺なくきれいに収まる。
(ハ)高級ボタンは、クリーニングする際に糸を切ってボタンを外して、着けなおす必要がなくなる。
以上のごとく、本願発明の構造、用途の効果は絶大なものがある。
図1は、▲2▼ロックピンを介して、▲5▼裏ボタンと▲3▼ワッシャーが▲4▼布地をはさんで、▲1▼ボタンが▲4▼布地に、強固に固定されたことを示している。斜線の部分は、この発明における最も重要な部分の一つである、▲2▼ロックピンと▲3▼ワッシャーの断面を表している。
図2は、布地の厚みに対応して、裏ボタンと共に布地を確実に、強固に挟み込むための、▲3▼ワッシャーであり、その表と裏の平面図、ならびに斜視図である。
その形状は、図1の断面図から分かるように、その厚みが、内周部から外周部に向かって、薄くなっている。外周部には一例として90度毎に4箇所、切込みを設けている。材質としてはプラスチック等、樹脂系の弾力性に優れたものが考えられる。
図3は、裏ボタンである。この部分はロックピンの下部を、確実に留めるためのものであり、材質としては金属や、プラスチック等の樹脂系材質が使用可能である。
図4は、裏ボタンカバーである。実際には裏ボタンと一体となり、裏ボタンの一部になるものであるが、製造上は、一体化できないものである。
本願発明に関わるロックピン、ワッシャー、裏ボタン、裏ボタンカバーは、種々の材質のものを使用し、工業的量産が可能であるため、産業上の利用可能性を有している。
ロックピンを介して固定される、ボタン・裏ボタン・ロックピン・ワッシャーの断面図である。 ワッシャーの平面図(表・裏)・斜視図である。 裏ボタンの平面図(表・裏)である。 裏ボタンカバーの平面図・断面図である。 裏ボタンの斜視図である。 ロックピンの斜視図である。
▲1▼ ボタン
▲2▼ ロックピン
▲3▼ ワッシャー
▲4▼ 布地
▲5▼ 裏ボタン
▲6▼ 菊穴又はボタンホール
▲7▼ 裏ボタンカバー

Claims (1)

  1. 糸のかわりに、中間に小さな円板(中間円板)を有した▲2▼ロックピンと、布地の厚みを調整する、弾力性を有する▲3▼ワッシャーとを組み合わせ、それを▲4▼布地に差し入れて、取付け、取外すことが容易に出来て、脱落しない▲5▼「裏ボタン」と、その裏ボタンを化粧する▲7▼裏ボタンカバーを設けたボタンであって、部品▲3▼ワッシャーの構造は、外周部に、切り込みを設け、その厚みは内周部から外周部に向かって、徐々に薄くして、優れたワッシャーの弾力性を高め、布地の厚み調整ができるものであり、また、ワッシャー中心の開口部には、▲2▼ロックピンの下部突起部を差し込むことができ、ロックピンの中間円板を囲い入れる形状になっていて、段差が生じないようにしたものであり、また、裏ボタンは、ロックピンの下端球状部を挿入する偏心孔と、横にすべらせる導入路、それを収める中心孔を有している特徴のあるボタン。
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