JP5586415B2 - カメラの制御方法およびカメラ - Google Patents
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Description
この明滅成分を検出する方法として、以下の特許文献1、特許文献2、特許文献3、等に開示される技術が知られている。
フリッカ成分の輝度が一番低いタイミングで積分した場合、そのラインは他のラインに比べ撮像出力が小さく、その結果、図1Aの下段の撮影画像のように、中央に暗い縞模様が入ることになる。
図1Bは、この技術的課題を説明する概念図である。この図1Bの表示態様は、上述の図1Aと同様である。
図2Aは、積分時間を利用してフリッカ検出する方法の概念図である。
この現象について、図2Bおよび図2Cを参照して説明する。図2Bおよび図2Cは、輝度値を示す棒グラフに実際に輝度の数値を入れて表現した概念図である。
BV+SV=AV+TV ………(1)
被写体輝度が変化しない状態で露出パラメータを変更する場合にちらつきが目立つということになる。
前記被写体の輝度を検出する第1ステップと、
前記被写体の輝度から、所望の撮像出力を得るために前記撮像素子に照射される光量と前記撮像素子の感度を制御する露出制御値を演算する第2ステップと、
周期的なフリッカ検出の実行タイミングを待つ第3ステップと、
前記被写体の輝度変動が所定の値以上の第1条件のときに、かつ前記露出制御値が安定した第2条件のときに、前記フリッカ検出を実行する第4ステップと、
を含むカメラの制御方法を提供する。
前記被写体の輝度を検出する第1ステップと、
前記被写体の輝度から、所望の撮像出力を得るために前記撮像素子に照射される光量と前記撮像素子の感度を制御する露出制御値を演算する第2ステップと、
周期的なフリッカ検出の実行タイミングを待つ第3ステップと、
前記被写体の輝度変動が所定の値以上の第1条件が不成立のときに、時系列に連続して前記撮像素子から出力される複数の前記画像を合成して前記表示手段に表示しながら、前記フリッカ検出を実行する第4ステップと、
を含むカメラの制御方法を提供する。
本発明の第3の観点は、被写体からの光を検出する撮像素子と、
前記撮像素子の撮像出力を画像に変換する画像処理手段と、
前記画像を可視化して表示する表示手段と、
前記撮像出力から、前記被写体の被写体輝度を取得する輝度検出手段と、
前記被写体輝度から、所望の前記撮像出力を得るために前記撮像素子に照射される光量と前記撮像素子の感度に基づく露出制御値を制御する露出制御手段と、
前記被写体の輝度変動を判別する第1機能と、周期的なフリッカ検出の実行タイミングを待つ第2機能と、前記輝度変動が所定の値以上の第1条件のときに、かつ前記露出制御値が安定した第2条件のときに、前記フリッカ検出を実行する第3機能とを具備した制御手段と、
を具備するカメラを提供する。
本発明の第4の観点は、被写体からの光を検出する撮像素子と、
前記撮像素子の撮像出力を画像に変換する画像処理手段と、
前記画像を可視化して表示する表示手段と、
前記撮像出力から、前記被写体の被写体輝度を取得する輝度検出手段と、
前記被写体輝度から、所望の前記撮像出力を得るために前記撮像素子に照射される光量と前記撮像素子の感度に基づく露出制御値を制御する露出制御手段と、
前記被写体の輝度変動を判別する第1機能と、周期的なフリッカ検出の実行タイミングを待つ第2機能と、前記輝度変動が所定の値以上の第1条件が不成立のときに、時系列に連続して前記撮像素子から出力される複数の前記画像を合成して前記表示手段に表示しながら、前記フリッカ検出を実行する第3機能とを具備した制御手段と、
を具備するカメラを提供する。
本発明の第5の観点は、被写体像を撮像し、撮像信号を出力する撮像素子と、
前記撮像素子の出力を画像データに変換する変換手段と、
前記画像データを表示する表示手段と、
前記撮像素子の出力に基づいて被写体輝度情報を取得して出力する被写体輝度取得手段と、
前記被写体輝度取得手段により得られた前記被写体輝度情報から、前記撮像素子の出力信号レベルを所定の出力信号レベルに設定するために、電子シャッタにより前記撮像素子に入射する光量を制御するとともに前記撮像素子の感度を制御する露出制御手段と、
を有するカメラにおいて、
前記露出制御手段が、前記被写体輝度取得手段の出力する前記被写体輝度情報に基づく被写体輝度の変化量が所定量を越えたと判定し、かつ、前記露出制御手段により制御された前記撮像素子の前記電子シャッタと前記感度による前記撮像素子の前記出力信号レベルと、前記撮像素子の所定の前記出力信号レベルとの差が所定値以下と判定する場合に、
前記露出制御手段は、前記電子シャッタのシャッタ速度を変更するとともに、前記撮像素子の所定の前記出力信号レベルを維持するように前記感度を変更して前記撮像素子の出力を取得し、前記シャッタ速度を変更する前に取得した前記撮像素子の出力と、前記シャッタ速度を変更した後に取得した前記撮像素子の出力に基づいてフリッカを検出する
カメラを提供する。
[撮影装置の構成]
図3は、本発明の一実施の形態であるカメラの制御方法を実施するカメラの構成例を示すブロック図である。本実施の形態では、カメラの一例として、デジタル一眼レフカメラに適用した例を説明する。
レンズユニット200は、ボディユニット100の前面に設けられた、不図示のレンズマウントを介して着脱自在であり、このカメラにおいては、レンズユニット200はボディユニット100に対して交換可能である。
絞り203は、絞り駆動機構202内に備えられている不図示のステッピングモータによって駆動される。
レンズユニット200内の撮影レンズ210aおよび撮影レンズ210b、絞り203を介して入射される不図示の被写体からの光束の光軸上には、フォーカルプレーン式のシャッタユニット120と、光学系を通過した被写体像を光電変換するための撮像素子111が配置されている。
このように、ボディユニット100は、本実施の形態のカメラが、電子撮像機能と共に電子記録表示機能を提供できるように構成されている。
液晶モニタ140は、カメラの動作状態を表示出力によってユーザ(撮影者)へ告知するためのものである。
「撮影動作」
まず、Bμcom101により画像処理IC102が制御されて、撮像素子111と撮像素子駆動IC110から画像データが画像処理IC102に入力されると、画像処理IC102は、この画像データを、一時保存用メモリである半導体メモリ104に保存する。
例えば、本実施の形態の場合には、半導体メモリ104には、後述のように輝度データが時系列に格納される制御テーブル104aや、フレーム400が格納される。
シャッタ制御駆動回路121は、Bμcom101からシャッタを駆動制御するための信号を受け取るとシャッタユニット120を制御してシャッタの開閉動作を行わせる。
撮影レンズ210aおよび撮影レンズ210bからの光束は撮像素子111へと導かれ、撮像素子111の出力信号が撮像素子駆動IC110で処理される。
なお、以降では、ライブビューを「LV」と略すこともある。
このステップS101では、ボディユニット100の電源がOFFからONになったことで行う制御を行う。
一般的にイニシャライズ処理と呼ばれているもので、Bμcom101や撮像素子駆動IC110、画像処理IC102などの回路の起動、ボディユニット100に接続されているレンズユニット200へ電源供給と通信、などを行う。
このステップS102では、前述のライブビュー動作を開始する準備として、レンズユニット200へ通信コネクタ160を介して所定の絞り駆動指示、撮像素子駆動IC110へ電子シャッタ積分時間と感度の設定、シャッタ制御駆動回路121によりシャッタユニット120を開いて撮像素子111が受光するようにする、という制御を行う。
このステップS103では、前述のライブビュー動作を開始する。
撮像素子111は設定された電子シャッタ速で積分動作を行い、撮像素子駆動ICを介して画像処理IC102へ撮像出力結果が送られる。
このステップS104では、Bμcom101で輝度計算を行う。
被写体を領域分割したデータから、それぞれの分割に応じた輝度を算出する。
輝度は撮像素子111と、設定した感度、レンズユニット200に制御させた絞り値、電子シャッタ速(撮像素子111の積分時間と同値)によって、撮像素子111の各領域にどのくらいの光が照射したかが計算される。
このステップS105では、得られた複数の領域の被写体輝度から、次のフレームで狙いの画像の明るさになるように撮影する、絞り値、電子シャッタ速、感度を計算する。この絞り値、電子シャッタ速、感度もステップS104と同様のタイミングで記憶しておく。
このステップS106では、電源投入直後からの経過時間、または、過去に当該ステップS106を経過してからフリッカ検出周期tv(例えば、tv=500ms)が経過したかの判断を行う。このフリッカ検出周期tvはフリッカ検出を行うタイミングを制御するものである。
フリッカ検出周期tv以上経過していればステップS107へ、経過していなければステップS108へ進める。
このステップS107では、フリッカ検出処理を行う。
この処理の説明は図6を用いて、後ほど記載する。
このステップS108では、ステップS105で計算された露出値で、ステップS103と同様の処理を行う。
撮像素子111は設定された電子シャッタ速で積分動作を行い、撮像素子駆動ICを介して画像処理IC102へ撮像出力が送られる。
このステップS109では、カメラ操作スイッチ150にあるレリーズがONされた場合は、ステップS110のスチル撮影動作を行う。
このステップS110では、ライブビュー動作を一旦停止し、ステップS104で得られた輝度値から、静止画撮影として最適な絞り値、電子シャッタ速、感度を算出する。算出された値から、前述の「撮影動作」を行う。
このステップS111では、カメラ操作スイッチ150にある電源SWがOFFされていないか判別する。そして、電源SWがOFFされていない場合は、次のフレームの露出動作を行うため、ステップS104に戻り、輝度計算を行う。
以上が、本実施の形態のカメラの基本的な動作である。
次に、この図6を参照して、上述のステップS107のフリッカ検出処理の一例を詳細に説明する。
図4のフローチャートに例示されるように、このステップS107のフリッカ検出処理は基本的にはフリッカ検出周期tv間隔で処理される。
このステップS201では、上述の図4のステップS104で得られた輝度について、過去複数フレームの輝度値から、所定量の輝度変動が最近発生したか、さらには、現在輝度は安定しているかを検出する。
図7は、被写体の輝度変動のモデルの一例を示す線図であり、図8は、輝度変化の判断のために輝度のデータ例が記憶された制御テーブル104aの内容を示す概念図である。図9は輝度変化の有無を判断する処理の一例を示すフローチャートである。
一番上の曲線501は、被写体の輝度の変動を表示している。
Time7とTime8の間で輝度がBV5からBV7へ急激に変化したことを示す。
前述した、(1)式のAV値+TV値=SV値+BV値の関係から求めたもので、被写体の急激な輝度変化に対し、比較的ゆっくりと輝度を合わせる動きとなっている。
ここで、図9を参照して、輝度変動があったか否かの判断処理について説明する。
このステップS301では、過去3回分の輝度データを参照する。
このステップS302では、輝度データが過去3回分あるか否かを判別する。そして、Time1、Time2のタイミングのように、電源投入直後などで輝度データが過去3回分無い場合は、ステップS307へ処理を進める。
このステップS303では、輝度変動の有無を判別する。
図7のTime6のタイミングの場合、過去3回分(Time3,4,5)と現時点の輝度(Time6)データを見て、この4個のデータの最大値と最小値の差が0.5段以内である場合は、輝度変動は発生していない、と判断され、ステップS305へ処理が進む。このステップS305に処理が進んだということは、「条件A:輝度変動がなかった」という判断をしたことになる。
図7のTime12のタイミングの場合、過去3回中に輝度データが0.5段変化していないので、ステップS305に処理が進むことになる。
このステップS304では、輝度、露出制御(露出制御値Ev)(記憶していたAV値、TV値、SV値からAv+Tv−Svを計算したもの)、それぞれ過去1回と現在1回の全2回分のデータにおいて、輝度と露出制御(露出制御値Ev)それぞれ最大値と最小値の差を求め、輝度と露出制御(露出制御値Ev)の変動量が「両方とも0.5段以内」である場合は、安定したと判断し、ステップS306へ進める。
ステップS307は条件Aでも条件Bでもないことを判断したことになる。
図7のTime12では、輝度も露出制御(露出制御値Ev)も0.5段以内なのでステップS306となる。
これで図6のステップS201の「輝度変化判断」の説明を終え、図6のフローチャートの説明に戻る。
本実施の形態では説明を簡略化するため、過去3回分のデータを記憶した場合を例に説明したが、実際は多く記憶し、例えばS302では過去6回分のデータを用い、S304では過去3回分程度のデータを用いることで、S304で行う安定したかどうかの判定精度を高めて実施することもできる。
このステップS202では、ステップS201で検出された輝度変化の判断で、条件Aが成立したと判定された場合はステップS209へ進み、条件Bまたは条件Cの場合、ステップS203(第4ステップ)に進む。
このステップS203では、ステップS201で条件Cの場合、図4のステップS108と同じ露出制御を行う。
このステップS204では、図4のステップS108と同じ制御を行う。
このステップS205では、ステップS105で計算された値から、TV値を+1段分変更する。その分撮像出力が低くならないようにTV値の変更を補うようにSV値を+1段変更する。
このステップS206では、図4のステップS108と同様の露出制御が行われる。
1駒前のフレームと比べると、被写体輝度が一定ならば撮像出力が同じであるようにAV値、TV値、SV値が設定されているが、TV値が一段異なる露出制御が行われたことになる。
このステップS207では、ステップS104と同様に輝度値を取得する。ただしここで取得した輝度値は記憶しないでよい。
このステップS208では、図10Aに例示されるように、測光領域毎に差分をとる。
例えば被写界(フレーム400)を縦方向に6等分割、横方向に3等分割して測光領域401を設定していたとすると、−番左上の測光領域401の輝度値で見ると、第n−1フレームと、nフレームの輝度で計算する。
1.2−1.2=0.0
となる。
同様に上から2番目で一番左の測光領域401では、
1.5−1.4=0.1
と計算される。
このようにして、全ての測光領域401で差分を計算する。
一方、被写体の部分的な輝度変化が生じていた場合、差分が生じる。
フリッカによる輝度変動成分において積分時間によって特に差の出やすいのは、短い時間で輝度の変化が大きい領域、輝度が暗くなるポイントである。
図10Aで一番左の範囲では、差分値の最大値は上から4番目の測光領域401である。
同様に中央、一番右のそれぞれ縦6個の測光領域401についても同様の計算を行う。
フリッカの影響で生じる暗部の関係が一致するかどうかでフリッカかどうかを判定する。
例えば上のラインの積分開始から下のラインの積分開始まで12msかかる、という撮像素子111の場合、フレーム400を縦方向に6等分している場合、その隣接する測光領域401の積分タイミングのズレは2msである。
よって、6等分した積分タイミングでは、8.33/2ms≒4ということで4領域毎に暗い部分または明るい部分が発生する。
一方、2領域しか離れていない黒縞候補がある場合は、フリッカと判断しない。
このように、輝度変動が発生している位置関係からフリッカを判断する。
ステップS203からステップS208での処理についてまとめると、本実施の形態では、輝度変動した直後、かつ、露出が安定したタイミングでフリッカ検出を実行する。
このステップS209では、連続する画像を合成してライブビューの表示を行う。
例えば画像データを画素ごとに3フレーム分加算する。この加算データから合成画像403を生成するというようなことを行う。一方、輝度値を求めるための撮像データは合成せず、それぞれのフレーム400で輝度を取得する。
ボディユニット100における画像処理IC102は、合成画像を液晶モニタ140に送ると同時に、Bμcom101へは最新の撮像出力から輝度値計算用のデータを送る。
合成開始後の2駒目のときは、前回と今回の2つの画像の平均合成、3駒目では、現在と二つ前までの3画像の合成、同様に4駒目以降は3画像の合成を行っていく。このようにして画像合成を行い、液晶モニタ140に表示する。
このステップS210〜213の各々では、上述のステップS205〜208の各々と同様の制御を行う。
このステップS214では、画像合成の表示制御を解除する。
以上で図6に例示されるフリッカ検出処理が完了する。
動きが激しい被写体では画像合成により像がブレるデメリットはあるが、動きが激しい被写体では輝度も変動するケースが多くほとんどのケースで問題とならない。
被写体が激しく動いているかどうかを判断する手法としては、例えば動きベクトルを検出したり、画像から顔を検出して、検出した画像の位置座標の変化を検出する、などの技術が利用できると考えられる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
撮像素子と、撮像素子の出力を、画像に変換する手段と、
前記画像を、常時表示しつづける構図確認手段と、
撮像素子の出力から、被写体輝度を取得する手段と、
得られた被写体輝度から、狙いの撮像出力レベルを得るために撮像素子に照射する光量と撮像素子の感度を制御する露出制御手段と、
を設けたカメラにおいて、
被写界に所定以上の輝度変化が生じたとき、前記露出制御手段により制御された撮像出力レベルと、狙いの撮像出力レベルとの差が所定以下の差になったときに、露出制御手段により狙いの撮像出力レベルを維持しつつ、シャッタ速度を変更して撮像出力を取得し、
シャッタ変更前後の撮像出力から、フリッカを検出することを特徴としたカメラ。
撮像素子と、撮像素子の出力を、画像に変換する手段と、
前記画像を、常時表示しつづける構図確認手段と、
撮像素子の出力から、被写体輝度を取得する手段と、
得られた被写体輝度から、狙いの撮像出力レベルを得るために撮像素子に照射する光量と撮像素子の感度を制御する露出制御手段と、
前記画像を、常時表示しつづける第1の画像表示手段と、
連続した複数画像を合成して画像生成しモニタに表示する第2の合成表示手段と、
第1と第2を選択して表示可能とする構成と、
を設けたカメラにおいて、
被写界の輝度変化が所定以下のとき、第2の合成表示手段に変更し、
露出制御手段により狙いの撮像出力レベルを維持しつつ、シャッタ速度を変更して撮像出力を取得し、シャッタ変更前後の撮像出力から、フリッカを検出することを特徴としたカメラ。
撮像素子と、撮像素子の出力を、画像に変換する手段と、
前記画像を、常時表示しつづける構図確認手段と、
撮像素子の出力から、被写体輝度を取得する手段と、
得られた被写体輝度から、狙いの撮像出力レベルを得るために撮像素子に照射する光量と撮像素子の感度を制御する露出制御手段と、
連続した複数画像を合成して画像生成しモニタに表示する第2の合成表示手段と、
第1と第2を選択して表示可能とする構成と、
を設けたカメラにおいて、
被写界に所定以上の輝度変化が生じたとき、前記露出制御手段により制御された撮像出力レベルと、
狙いの撮像出力レベルとの差が所定以下の差になったときに、
露出制御手段により狙いの撮像出力レベルを維持しつつ、シャッタ速度を変更して撮像出力を取得し、
被写界の輝度変化が所定以下のとき、第2の合成表示手段に変更し、
露出制御手段により狙いの撮像出力レベルを維持しつつ、シャッタ速度を変更して撮像出力を取得し、
シャッタ変更前後の撮像出力から、フリッカを検出することを特徴としたカメラ。
101 Bμcom
101a 制御プログラム
102 画像処理IC
104 半導体メモリ
104a 制御テーブル
110 撮像素子駆動IC
111 撮像素子
120 シャッタユニット
121 シャッタ制御駆動回路
130 通信コネクタ
131 記録メディア
140 液晶モニタ
150 カメラ操作スイッチ(SW)
160 通信コネクタ
200 レンズユニット
201 Lμcom
202 絞り駆動機構
203 絞り
204 レンズ駆動機構
210a 撮影レンズ
210b 撮影レンズ
400 フレーム
401 測光領域
403 合成画像
501 曲線
502 曲線
503 曲線
A 条件
B 条件
C 条件
Ev 露出制御値
VD 垂直同期信号
tv フリッカ検出周期
Claims (8)
- 撮像素子から繰り返し出力される被写体の画像を繰り返し可視化して表示させることが可能な表示手段を具備したカメラの制御方法であって、
前記被写体の輝度を検出する第1ステップと、
前記被写体の輝度から、所望の撮像出力を得るために前記撮像素子に照射される光量と前記撮像素子の感度を制御する露出制御値を演算する第2ステップと、
周期的なフリッカ検出の実行タイミングを待つ第3ステップと、
前記被写体の輝度変動が所定の値以上の第1条件のときに、かつ前記露出制御値が安定した第2条件のときに、前記フリッカ検出を実行する第4ステップと、
を含むことを特徴とするカメラの制御方法。 - 撮像素子から繰り返し出力される被写体の画像を繰り返し可視化して表示させることが可能な表示手段を具備したカメラの制御方法であって、
前記被写体の輝度を検出する第1ステップと、
前記被写体の輝度から、所望の撮像出力を得るために前記撮像素子に照射される光量と前記撮像素子の感度を制御する露出制御値を演算する第2ステップと、
周期的なフリッカ検出の実行タイミングを待つ第3ステップと、
前記被写体の輝度変動が所定の値以上の第1条件が不成立のときに、時系列に連続して前記撮像素子から出力される複数の前記画像を合成して前記表示手段に表示しながら、前記フリッカ検出を実行する第4ステップと、
を含むことを特徴とするカメラの制御方法。 - 請求項1から請求項2のいずれか1項に記載のカメラの制御方法において、
前記フリッカ検出は、当該フリッカ検出の実行時の前記撮像素子からの撮像出力レベルを維持しつつ、前記撮像素子に照射される光量を制御するためのシャッタ速度を変更して前記撮像素子の出力を取得し、前記シャッタ速度の変更の前後の前記撮像素子の出力を比較することで行われることを特徴とするカメラの制御方法。 - 被写体からの光を検出する撮像素子と、
前記撮像素子の撮像出力を画像に変換する画像処理手段と、
前記画像を可視化して表示する表示手段と、
前記撮像出力から、前記被写体の被写体輝度を取得する輝度検出手段と、
前記被写体輝度から、所望の前記撮像出力を得るために前記撮像素子に照射される光量と前記撮像素子の感度に基づく露出制御値を制御する露出制御手段と、
前記被写体の輝度変動を判別する第1機能と、周期的なフリッカ検出の実行タイミングを待つ第2機能と、前記輝度変動が所定の値以上の第1条件のときに、かつ前記露出制御値が安定した第2条件のときに、前記フリッカ検出を実行する第3機能とを具備した制御手段と、
を具備することを特徴とするカメラ。 - 被写体からの光を検出する撮像素子と、
前記撮像素子の撮像出力を画像に変換する画像処理手段と、
前記画像を可視化して表示する表示手段と、
前記撮像出力から、前記被写体の被写体輝度を取得する輝度検出手段と、
前記被写体輝度から、所望の前記撮像出力を得るために前記撮像素子に照射される光量と前記撮像素子の感度に基づく露出制御値を制御する露出制御手段と、
前記被写体の輝度変動を判別する第1機能と、周期的なフリッカ検出の実行タイミングを待つ第2機能と、前記輝度変動が所定の値以上の第1条件が不成立のときに、時系列に連続して前記撮像素子から出力される複数の前記画像を合成して前記表示手段に表示しながら、前記フリッカ検出を実行する第3機能とを具備した制御手段と、
を具備することを特徴とするカメラ。 - 請求項4から請求項5のいずれか1項に記載のカメラにおいて、
前記フリッカ検出は、当該フリッカ検出の実行時の前記撮像素子からの撮像出力レベルを維持しつつ、前記撮像素子に照射される光量を制御するためのシャッタ速度を変更して前記撮像素子の出力を取得し、前記シャッタ速度の変更の前後の前記撮像素子の出力を比較することで行われることを特徴とするカメラ。 - 被写体像を撮像し、撮像信号を出力する撮像素子と、
前記撮像素子の出力を画像データに変換する変換手段と、
前記画像データを表示する表示手段と、
前記撮像素子の出力に基づいて被写体輝度情報を取得して出力する被写体輝度取得手段と、
前記被写体輝度取得手段により得られた前記被写体輝度情報から、前記撮像素子の出力信号レベルを所定の出力信号レベルに設定するために、電子シャッタにより前記撮像素子に入射する光量を制御するとともに前記撮像素子の感度を制御する露出制御手段と、
を有するカメラにおいて、
前記露出制御手段が、前記被写体輝度取得手段の出力する前記被写体輝度情報に基づく被写体輝度の変化量が所定量を越えたと判定し、かつ、前記露出制御手段により制御された前記撮像素子の前記電子シャッタと前記感度による前記撮像素子の前記出力信号レベルと、前記撮像素子の所定の前記出力信号レベルとの差が所定値以下と判定する場合に、
前記露出制御手段は、前記電子シャッタのシャッタ速度を変更するとともに、前記撮像素子の所定の前記出力信号レベルを維持するように前記感度を変更して前記撮像素子の出力を取得し、前記シャッタ速度を変更する前に取得した前記撮像素子の出力と、前記シャッタ速度を変更した後に取得した前記撮像素子の出力に基づいてフリッカを検出する
ことを特徴とするカメラ。 - 請求項7に記載のカメラにおいて、
前記露出制御手段が、前記被写体輝度取得手段の出力する前記被写体輝度情報に基づく前記被写体輝度の変化量が所定量を越えていないと判定する場合に、
前記露出制御手段は、前記電子シャッタの前記シャッタ速度を変更するとともに、前記撮像素子の所定の前記出力信号レベルを維持するように前記撮像素子の感度を変更して前記撮像素子の出力を取得し、前記シャッタ速度を変更する前に取得した前記撮像素子の出力と、前記シャッタ速度を変更した後に取得した前記撮像素子の出力に基づいて前記フリッカを検出するとともに、
前記変換手段は、前記シャッタ速度を変更する前に前記撮像素子の出力より取得した複数の前記画像データを合成して合成画像データを作成し、前記合成画像データを前記表示手段に表示を実行させる
ことを特徴とするカメラ。
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