JP5586104B2 - 加熱調理装置とそれを備える加熱調理システム - Google Patents

加熱調理装置とそれを備える加熱調理システム Download PDF

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Description

本発明は、加熱調理装置とそれを備える加熱調理システムに関し、詳細には、炊飯などの加熱調理を調理ムラなく行うことができる加熱調理装置と、そのような加熱調理装置を備える加熱調理システムに関する。
炊飯に代表される加熱調理は、外食や中食の増大とともに益々その需要が増し、例えば、弁当やおにぎりなどに加工される米飯を大量に炊き上げる業務用の炊飯システムには、規模の大きさや多品種少量炊飯といったキメの細かさに加えて、効率化と省エネ化が望まれている。
このような状況下、熱効率の良さから表面燃焼バーナが着目され、近年、炊飯装置などの業務用の加熱調理装置における加熱源として頻繁に利用されている。因みに、表面燃焼バーナとは、周知のとおり、気体が拡散通過するに十分な表裏連通した細孔を有するセラミック製または金属繊維製などの多孔質部材をバーナプレートとして用い、そのバーナプレートの裏面から燃料ガスと空気との混合ガスを供給して、バーナプレートの表面で燃焼させるタイプのバーナである。
表面燃焼バーナを加熱源として用いる炊飯装置としては、例えば、特許文献1〜2に開示されたものがある。これらの炊飯装置においては、炊飯位置にセットされた炊飯釜の底面と対向する位置に表面燃焼バーナのバーナプレートが放射状に配置され、炊飯釜の底面を加熱することによって炊飯が行われる。しかし、表面燃焼バーナにおいては、燃焼エネルギーが直ちに輻射熱として炊飯釜等の調理容器に伝達されるため、往々にして炊飯ムラなどの調理ムラが生じやすいという欠点がある。この欠点を解決するため、例えば、特許文献3においては、表面燃焼バーナのバーナプレートの表面近傍に二次空気口を開口することにより、表面燃焼バーナによって火炎を伴う有炎燃焼を可能とし、高い熱効率を維持しつつ、炊飯ムラなどの調理ムラの発生を抑制した加熱調理装置が提案されている。しかし、特許文献3の加熱調理装置においては、バーナプレートの表面近傍に二次空気口を開口させる必要があり、加熱調理装置の特にバーナ部分の構造がやや複雑になるという不都合があった。
また、特許文献1〜3に開示された従来の加熱調理装置は、主として、丸形の炊飯釜などの断面形状が円形である調理容器を対象とするものであり、断面形状が正方形や長方形などの角形の調理容器を用いる場合に、簡単な構造で、ムラなく加熱調理を行うことができる加熱調理装置は、本発明者の知る限りにおいて、未だ提案されていない。
特開2001−224499号公報 特開2005−69641号公報 特開2006−145104号公報
本発明は、上記のような従来の加熱調理装置が有する欠点や不都合を解消するために為されたもので、主として、断面形状が正方形や長方形などの角形の調理容器を用いる加熱調理を対象とし、簡単な構造で、調理ムラのない加熱調理を実現することができる加熱調理装置と、そのような加熱調理装置を備える加熱調理システムを提供することを課題とする。
上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明者は、加熱調理装置における加熱装置を、互いに間隔をあけて配置された複数本の長尺状の発熱部を備える加熱装置とし、それら複数本の発熱部を調理容器に対して往復運動させることによって、炊飯釜などの調理容器に対する加熱ムラを無くし、炊飯ムラなどの調理ムラのない加熱調理を実現できることを見出した。
すなわち、本発明は、調理容器が被加熱位置にセットされたときに前記調理容器の底面と対向する位置に互いに間隔をあけて配置された複数本の長尺状の発熱部を備える加熱装置と、複数本の前記発熱部のうち、少なくとも両端に位置する発熱部以外の発熱部を第1位置と、第1位置においては発熱部が存在しない第2位置との間で往復運動させる往復運動機構とを有する加熱調理装置を提供することによって上記の課題を解決するものである。また、本発明は、そのような加熱調理装置を複数台備えている加熱調理システムを提供することによって、上記の課題を解決するものである。
本発明の加熱調理装置によれば、互いに間隔をあけて複数本配置された長尺状の発熱部が、第1位置と、第1位置においては発熱部が存在しない第2位置との間で往復運動するので、対向する炊飯釜などの調理容器の底面をより均等に加熱することが可能となり、炊飯ムラなどの調理ムラを無くすことができる。なお、本明細書において長尺状とは、その字義どおり、幅よりも長さが長い形状を意味する。
複数本の発熱部は、調理容器が被加熱位置にセットされたときに前記調理容器の底面と対向する位置に配置されていれば良く、原則として、その配置形態に特段の制限はない。しかし、前記複数本の発熱部は互いに平行に配置されているのが望ましく、特に、調理容器がその断面形状が長方形又は正方形の角形である場合には、前記複数本の発熱部は、調理容器が被加熱位置にセットされたとき、調理容器の辺と平行になるように配置されているのが好ましく、互いに平行でかつ等間隔に配置されているのがより好ましい。
また、好ましい一態様において、複数本の前記発熱部は、長尺状の長手方向に沿った単位長さあたりの発熱面積が、長尺状の両端側部分において中央部よりも大きく形成されている。これは長尺状の発熱部の端部近辺においては、中央部分よりも熱の散逸度合いが大きく加熱不足が生じ易いので、不足する熱量を補うためである。
また、発熱部の往復運動のストローク長に関しても、均等な加熱ができる限り、原則として特段の制限はないが、ストローク長が余りに短いと往復運動による効果が顕著に現れないので、発熱部の往復運動のストローク長は隣接する2つの発熱部間の間隔の1/3以上であるのが好ましく、1/2であるのがより好ましい。逆に、往復運動のストローク長を余りに長くしても、元々他の発熱部が存在した位置と重なり、往復運動機構が大掛かりなものとなる割には効果にさほどの差異が期待できないので、発熱部の往復運動のストローク長は、隣接する2つの発熱部間の間隔以下で十分である。なお、通常、発熱部は長尺状の長手方向と直交する方向に幅を有しているので、隣接する2つの発熱部間の間隔とは、2つの発熱部の長尺状の長手方向と直交する方向の中心間の距離をいうものとする。
また、本発明の加熱調理装置で用いられる加熱装置としては、炊飯等の加熱調理に必要な熱量を炊飯釜等の調理容器に供給できるものであればどのような加熱装置であっても良く、例えば、ブンゼン式バーナ、予混合式ガスバーナ、表面燃焼バーナ、シーズヒータ等の電気ヒータ、赤外線ヒータ、過熱蒸気など当該技術分野で汎用されている適宜の加熱装置を使用することができる。しかし、これらの加熱装置の中では、表面燃焼バーナが高い熱効率を維持しつつ、調理容器の底面を均一に加熱して調理ムラのない加熱調理を実現することができるので、長尺状のバーナプレートを発熱部として複数本備えた表面燃焼バーナを加熱装置として用いるのが好ましい。なお、ブンゼン式バーナ又は予混合式ガスバーナを加熱装置として用いる場合には、それらにおける炎口が発熱部ということになる。
さらに、本発明の加熱調理装置が対象とする加熱調理にも特に制限はなく、被調理材料を調理容器に入れてこれを加熱することによって調理を行うものであれば基本的にどのような加熱調理であっても良い。しかし、本発明の加熱調理装置は、加熱調理中に、供給された熱による容器内での対流以外には被調理材料を撹拌することのない加熱調理に適用されるのが好ましく、特に炊飯に適用されるのが好ましい。本発明の加熱調理装置が米の炊飯に適用される場合には、調理容器は炊飯釜であり、調理容器が被加熱位置にセットされたときとは、炊飯釜が炊飯位置にセットされたときということになる。
本発明の加熱調理装置によれば、角形の調理容器を用いる場合であっても、互いに間隔をあけて配置された複数本の長尺状の発熱部を備える加熱装置を用い、それらを往復運動させることによって、加熱ムラのない加熱調理を実現することができるという利点が得られる。特に、加熱装置として複数本のバーナプレートを備える表面燃焼バーナを用いる場合には、表面燃焼バーナの高い熱効率と、炊飯ムラなどの調理ムラのない加熱調理を両立させることができるという利点が得られる。また、本発明の加熱調理装置を複数台備えてなる本発明の加熱調理システムによれば、炊飯ムラなどの調理ムラのない加熱調理を、連続して、効率良く行うことができるという利点が得られる。
本発明の加熱調理装置の一例を示す正面断面図である。 本発明の加熱調理装置の一例を示す平面図である。 図1のX−X’断面図である。 ハンドル軸、連結腕、回転板、及び接続ピンだけを取り出して示す平面図である。 本発明の加熱調理装置の動作を説明する図である。 本発明の加熱調理装置の動作を説明する図である。 本発明の加熱調理装置の他の一例を示す平面図である。 本発明の加熱調理装置のさらに他の一例を示す正面断面図である。 本発明の加熱調理システムの一例を示す平面概略図である。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明するが、本発明が図示のものに限られないことは勿論である。
図1は、本発明の加熱調理装置の一例を示す正面部分断面図である。図1において、1は本発明の加熱調理装置であり、2は被加熱位置にセットされた調理容器である。本例においては、加熱調理装置1は炊飯装置であり、調理容器2は炊飯釜であるので、以下、炊飯装置1、炊飯釜2として説明するが、本発明の加熱調理装置1は炊飯装置に限られるものではなく、調理容器2は炊飯釜に限られるものではない。
図1において、3は炊飯装置1を構成するかまど、4はかまど3に内張りされた断熱材、5はかまど3内に配置された加熱装置である。本例において、加熱装置5は表面燃焼バーナであり、6a、6b、6c、6dはその発熱部であるバーナプレート、7はバーナプレート6a〜6dを一体に保持する保持板である。バーナプレート6a〜6dは、紙面に垂直な方向に伸びる長尺状のバーナプレートであり、図1に示すとおり、被加熱位置である炊飯位置にセットされた炊飯釜2の底面と対向する位置に配置されている。本例において、炊飯釜2は水平断面形状が長方形である角形炊飯釜であり、バーナプレート6a〜6dは炊飯釜2の長方形の短辺と平行に、かつ、等間隔で配置されている。なお、加熱装置5が表面燃焼バーナであるので、バーナプレート6a〜6dが内部に混合ガスを通過させる細孔を有する多孔質体であることはいうまでもない。8は混合ガスの分配室、9a、9b、9c、9dは、それぞれバーナプレート6a、6b、6c、6dと分配室8とを接続する接続管である。10は分配室8に取り付けられた混合ガス供給口であり、混合ガス供給口10は、フレキシブル管11及び配管12を介して混合ガス源13に接続されている。14は配管12の途中に設置された開閉弁である。
混合ガス源13は、天然ガス又は都市ガスなどの燃料ガスと空気とを強制的に混合して加熱装置5に供給するものであり、加熱装置5に供給する混合ガスの流量、及び混合ガス中の燃料ガスと空気との比率を、例えば、炊飯の開始から終了までの時間的な経過に従って、或いは、白飯、茶飯、酢飯などの炊飯されるご飯の種類に応じて、予め定められたプログラムに基づいて又は後述する制御装置からの指令に基づいて適宜変化させることができるように構成されている。なお、フレキシブル管11としては、内部に混合ガス通路を備えつつ、固定された配管12に対して、混合ガス供給口10の往復運動を許容することができる可撓性を有するものであれば良く、その構造や材質に特段の制限はない。
15a、15b、15c、15dはガイドローラ、16は支持部材であり、ガイドローラ15a〜15dは支持部材16を介して分配室8に取り付けられている。17はガイドローラ15a〜15dが当接する走行ガイド、18は分配室8に取り付けられたハンドル軸、19はハンドル軸18と連結された連結腕であり、連結腕19はハンドル軸18の軸心の回りに回転自在である。20は駆動円板、21は駆動円板20と連結腕19とを接続するピンであり、連結腕19はピン21の軸心の回りに回転自在である。Mは駆動円板20を回転させる電動機であり、電動機Mの出力軸と駆動円板20の間には図示しない適宜の減速機構が設けられている。
22は温度センサである。温度センサ22は、バーナプレート6a〜6dの保持板7に設けられた開口7を貫通して、その先端が、炊飯位置にセットされた炊飯釜2の底面と接触する位置に配置されている。温度センサ22は、その先端が炊飯釜2の底面との接触がより確実に為されるように、図示しないバネ等の弾性手段によって上方に向かって付勢されている。
23は制御装置であり、制御装置23と混合ガス源12、温度センサ22、及び電動機Mとは有線又は無線で接続されており、互いの間で信号や情報の授受ができるようになっている。これにより制御装置23は炊飯装置1の動作を制御して、予め設定された適宜の炊飯プロセスを実行する。
24はかまど3の上面の適宜の位置に配置されたスペーサである。炊飯釜2をかまど3内の所定の炊飯位置にセットしたとき、炊飯釜2の下側の鍔の下面はスペーサ24の上面と当接し、炊飯釜2の下側の鍔の下面とかまど3の上面との間には燃焼ガス等が通過する空隙が確保される。
図2は図1の平面図である(但し炊飯釜2は省略してある)。図2に示すとおり、加熱装置5である表面燃焼バーナは4本のバーナプレート6a〜6dを有しており、バーナプレート6a〜6dは、角形の炊飯釜2が炊飯位置にセットされたときその長方形状の短辺と平行になるように、互いに平行に、かつ等しい間隔をあけて配置されている。なお、バーナプレート6a〜6dは、角形の炊飯釜2が炊飯位置にセットされたときその長方形状の長辺と平行になるように配置しても良く、炊飯釜2が正方形状である場合には、そのいずれの辺と平行になるように配置しても良い。また、本例においては、発熱部であるバーナプレート6a〜6dの数は4本であるが、バーナプレートの数は4本に限られず、3本以下であっても、5本以上であっても良いことは勿論である。
図2に示すとおり、中央部の2本のバーナプレート6b、6cは、αで示す両端側部分がβで示す中央部よりも両側に広がった形状に形成されている。一方、4本のバーナプレート6a〜6dのうち両端に位置しているバーナプレート6a、6dの両端側部分αは、内側に向いた片側だけが中央部βよりも広がった形状に形成されている。したがって、発熱部であるバーナプレート6a〜6dの長尺状の長手方向に沿った単位長さあたりの発熱面積は、長尺状の両端側部分αにおいて中央部βよりも大きくなっている。このため、バーナプレート6a〜6dの両端側部分αにおける発熱量は中央部βにおける発熱量よりも大きく、炊飯時にその上方に位置する炊飯釜2の側部の加熱不足を防止することができ、より均一な炊飯が可能となるという利点が得られる。なお、本例においては、両端に位置しているバーナプレート6a、6dは、両端側部分αの内側に向いた片側だけが中央部βよりも広がった形状に形成されているが、中央部の2本のバーナプレート6b、6cと同様に、両端側部分αの両側を中央部βよりも両側に広がった形状にしても良い。
図2に示すとおり、バーナプレート6a〜6dの保持板7に設けられている開口7は長円形状を有しており、そのバーナプレート6a〜6dの長尺方向に沿った方向の幅は温度センサ22を貫通させて接触しない長さに設定されている。また、開口7のバーナプレート6a〜6dの長尺方向と直交する方向の長さは、バーナプレート6a〜6dが保持板7と一体になって往復運動をしても、温度センサ22が保持板7と接触しない長さに設定されている。
図3は、図1のX−X’断面図である。ただし、制御装置23は図示を省略してある。図3において、15b、15bは前述したガイドローラであり、25b、25bは、ガイドローラ15b、15bと対になる走行ローラである。ガイドローラ15b、15bと走行ローラ25b、25bとは、いずれも支持部材16、16を介して分配室8の両側に取り付けられている。なお、図3では、一組の走行ローラ25b、25bしか示していないけれども、ガイドローラ15a、15a;15c、15c;及び15d、15dと対応する位置にも、それぞれ走行ローラ25a、25a;25c、25c;及び25d、25dが取り付けられている。走行ローラ25a〜25dとガイドローラ15a〜15dは走行ガイド17に当接しており、これにより、分配室8は走行ガイド17に沿って図中紙面に垂直な水平方向に移動可能である。なお、かまど3の下面には、混合ガス供給口10を貫通させる開口3が設けられている。
図4は、図1に示したハンドル軸18、連結腕19、駆動円板20、及びピン21だけを取り出して示す平面図である。ハンドル軸18が取り付けられている分配室8の移動はガイドローラ15a〜15dと走行ガイド17によって直線上に制限されているので、ハンドル軸18、連結腕19、駆動円板20、及びピン21は往復運動機構を形成しており、駆動円板20が図中矢印で示す方向に回転すると、その回転に伴い、図4(a)〜(e)に示すように、ハンドル軸18はLで示す直線上を往復運動する。Sは往復運動のストローク長であり、ハンドル軸18が直線L上で最も右側にある図4(a)に示す位置から最も左側にある図4(c)に示す位置までの距離に相当する。ハンドル軸18は分配室8に取り付けられているので、ハンドル軸18が往復運動すると、それに伴い分配室8、分配室8と接続管9a〜9dを介して連結されている保持板7、及び保持板7に保持されているバーナプレート6a〜6dもストローク長Sで往復運動することになる。なお、駆動円板20の大きさ及び/又は駆動円板20に対するピン21の取付位置を変え、それに伴い連結腕19の長さを変更することによってストローク長Sは自在に調節可能である。
次に図5、図6を用いて、本発明の炊飯装置1の動作を説明する。先ず、米、水等の炊飯資材を収容した炊飯釜2が炊飯装置1の炊飯位置にセットされると、制御装置23が作動して、混合ガス源13に指令を送り、混合ガス源13から配管12、フレキシブル管11、混合ガス供給口10、分配室8を介して、加熱装置5のバーナプレート6a〜6dへの燃料ガスと空気との混合ガスの供給が開始される。混合ガスの供給開始と同時又は相前後して、制御装置23は図示しない点火手段を作動させ、バーナプレート6a〜6dの表面から噴出する混合ガスに着火し、加熱装置5を点火する。図5、図6においてFは点火され燃焼状態にある混合ガスを表している。
加熱装置5の点火と同時又は相前後して、制御装置23は電動機Mに信号を送り、電動機Mを作動させて駆動円板20を回転させ、ハンドル軸18、ハンドル軸18と連結されている分配室8、及び分配室8と一体に連結されているバーナプレート6a〜6dに往復運動を開始させる。これにより、バーナプレート6a〜6dは、図5に示す最も右側に寄った位置から図6に示す最も左側に寄った位置までの間の予め定められたストローク長Sで往復運動を行うことになる。
本例において、ストローク長Sは、隣接するバーナプレート6a〜6dの長尺状の長手方向と直交する幅方向の中心間の距離の1/2に設定されている。したがって、図5に示すバーナプレート6a〜6dが最も右側に寄った位置を第1位置とすると、図6に示すバーナプレート6a〜6dが最も左側に寄った位置は第2位置ということになり、第2位置において発熱部であるバーナプレート6a〜6dが存在する位置は、第1位置においては発熱部であるバーナプレート6a〜6dのいずれもが存在しない位置である。
このように、本発明の炊飯装置1においては、発熱部であるバーナプレート6a〜6dが第1位置と、第1位置では発熱部であるバーナプレート6a〜6dが存在しない位置との間で往復運動するので、第1位置においてはバーナプレート6a〜6dからの輻射熱による加熱を直接受けることがなかった炊飯釜2の底面も、バーナプレート6a〜6dが第2位置に移動することによって、バーナプレート6a〜6dからの輻射熱による加熱を直接受けることになり、調理容器である炊飯釜2の底面のより広い範囲が発熱部であるバーナプレート6a〜6dと対向して加熱されることになる。これにより、発熱部であるバーナプレート6a〜6dから発生される熱は、より均等に炊飯釜2の底面に伝達されることになり、加熱ムラが大幅に低減され、炊飯ムラなどの調理ムラのない加熱調理を実現することが可能となる。特に、炊飯釜2の側部は加熱装置5の端部に位置しているので、ややもすれば加熱不足になりがちであるが、図5、図6に示すように、発熱部であるバーナプレート6a〜6dを第1位置から第2位置までの間で往復運動させることによって、炊飯釜2の側部も、加熱装置5の端部に位置するバーナプレート6a又は6dからの輻射熱によって十分に加熱されることになり、より効果的に炊飯ムラが防止される。
また、発熱部であるバーナプレート6a〜6dを往復運動させる周期には、調理容器である炊飯釜2の底面を均等に加熱することができる限り、特段の制限はないが、基本的には、全加熱調理時間中、少なくとも5回、より好ましくは10回以上、さらに好ましくは20回以上往復運動させるのが良い。例えば、炊飯の場合、通常の炊飯時間を20分とすると、炊飯期間中に少なくとも5回往復運動させるには4分に1回、より好ましく10回往復運動させるには2分に1回、さらに好ましく20回往復運動させるには1分に1回の周期で往復運動させれば良いということになる。すなわち、発熱部であるバーナプレート6a〜6dは、加熱調理が炊飯の場合、4分/1回若しくはそれよりも短い周期で往復運動するのが好ましく、好ましくは2分/1回、さらに好ましくは1分/1回か、それよりも短い周期で往復運動するのが好ましい。往復運動の周期の変更は、電動機Mの回転速度や、電動機Mの出力軸と駆動円板20との間に配置される減速機構における減速比を調節することによって、適宜調節可能である。なお、往復運動の周期とは、発熱部が第1位置から第2位置を経由して再び第1位置に戻るまでの期間を意味している。
また、往復運動の周期は、全加熱調理期間中一定であっても良く、変化させても良い。例えば、炊飯の場合、炊飯期間の中期までは比較的強火での加熱が行われ、後期には比較的弱火での加熱が行われるが、加熱装置5によって供給される火力の強弱に合わせて、強火の場合には往復運動の周期を短くして例えば2分に1回の周期とし、弱火の場合には往復運動の周期を長くして3分に1回の周期とするようにしても良い。
なお、往復運動の開始及び/又は終了は、その都度、制御装置23によって指示するようにしても良いが、加熱装置5の動作開始及び/又は終了と連動させておくのが好ましい。すなわち、加熱装置5に対する混合ガスの供給及び/又は点火手段による点火と連動して電動機M又は駆動円板20が回転を開始するか、或いは、加熱装置5に対する混合ガスの供給停止と連動して電動機M又は駆動円板20が回転を停止するか、または、その双方としておくのが好ましい。
以上、加熱装置5として表面燃焼バーナを用いる場合を例に本発明を説明したが、本発明の加熱調理装置における加熱装置は表面燃焼バーナに限られない。調理容器の底面と対向する位置に互いに間隔をあけて配置することができるものであれば、どのような加熱装置であっても良く、例えば、発熱部としてシーズヒータ等の電熱線を備える加熱手段であっても、また、ブンゼン式バーナ、予混合ガスバーナなどのガスバーナや、例えば特許文献3に開示されている二次空気口を備えた表面燃焼バーナであっても良く、さらには過熱蒸気を噴出して過熱蒸気によって調理容器である炊飯釜2を加熱するものであっても良い。
また、発熱部であるバーナプレート6a〜6dを往復運動させる往復運動機構も、本例に示したハンドル軸18、連結腕19、駆動円板20、及びピン21を備える往復運動機構に限られない。電動シリンダを用いて発熱部であるバーナプレート6a〜6dを往復運動させても良いし、ラックとピニオンや、板カムと接触子を用いて発熱部であるバーナプレート6a〜6dを往復運動させても良い。
図7は、本発明の加熱調理装置である炊飯装置1の他の一例を示す平面図であり、加熱装置5としてブンゼン式バーナを用いる場合の例である。図7において、バーナプレート6a〜6dには多数の炎口25が設けられている。炎口25の数は、バーナプレート6a〜6dの両端側部分αの方が中央部βよりも多くなっており、発熱部であるバーナプレート6a〜6dの長尺状の長手方向に沿った単位長さあたりの発熱面積は、長尺状の両端側部分αにおいて中央部βよりも大きくなっている。このため、本例の炊飯装置1においても、バーナプレート6a〜6dの両端側部分αにおける発熱量は中央部βにおける発熱量よりも大きく、炊飯時にその上方に位置する炊飯釜2の側部の加熱不足を防止することができ、より均一な炊飯が可能となるという利点が得られる。
図8は、本発明の加熱調理装置である炊飯装置1のさらに他の一例を示す正面部分断面図である。本例においては、両端に位置する発熱部であるバーナプレート6a、6dは固定されており、それら以外の発熱部であるバーナプレート6bと6cだけが第1位置と、第1位置においては発熱部が存在しない第2位置との間で往復運動するように構成されている。8a、8dは、それぞれバーナプレート6a、6dの混合ガスの分配室であり、10a、10dは、それぞれ分配室8a、8dに接続されている混合ガス供給口である。混合ガス源13から分配室8、及び8a、8dへと混合ガスを供給する配管12は、途中で3本に分かれ、その内の1本はフレキシブル管11を介して分配室8に接続され、バーナプレート6b、6cに混合ガスを供給する。残りの2本は、それぞれ分配室8a、8dに接続され、バーナプレート6a、6dに混合ガスを供給する。
本例の炊飯装置1においては、両端に位置する発熱部であるバーナプレート6aと6dは、図8に示すとおり、炊飯位置にセットされた炊飯釜2の底面の側部近傍を加熱する位置に固定されており、炊飯時、炊飯釜2の側部を常時加熱し、炊飯釜2の側部が加熱不足になるのを有効に防止することができる。一方、両端に位置する発熱部以外の発熱部であるバーナプレート6bと6cは、電動機M、駆動円板20、連結腕19等によって構成される往復運動機構によって第1位置と第2位置との間を往復運動するので、調理容器である炊飯釜2の底面のより広い範囲が発熱部であるバーナプレート6b、6cと対向して加熱されることになる。これにより、発熱部であるバーナプレート6b、6cから発生される熱は、より均等に炊飯釜2の底面に伝達されることになり、加熱ムラが大幅に低減され、炊飯ムラなどの調理ムラのない加熱調理を実現することが可能となる。
なお、両端に位置するバーナプレート以外のバーナプレートであって、往復運動するバーナプレートの数は、バーナプレートの幅にも寄るが、調理容器である炊飯釜2の底面をより均一に加熱するには2本以上であるのが好ましい。
図9は、本発明の加熱調理システムの一例を示す平面概略図である。本例においては、加熱調理システムとして、本発明の炊飯装置1を複数台備えている炊飯システム100が示されている。炊飯システム100は、図示しない多数の炊飯釜が搬送ラインに沿って搬送されながら炊飯に必要な各種の工程を経て、炊飯釜ごとに米飯が炊き上げられる炊飯システムである。図9において、101は洗米・給水部、102は蓋着装置、103はリフタ、104は立体浸漬部、105は蓋取り装置、106は調味液供給装置、107は炊飯・蒸らし部である。炊飯・蒸らし部107の上段には複数の炊飯装置1が配置され、搬送台車108によって未炊飯の炊飯釜が適宜の空いている炊飯装置1にセットされ、炊飯が行われる。炊飯が終了した炊飯釜は、再び搬送台車108で炊飯・蒸らし部107の奥側にあるリフタ103へと搬送され、複数の炊飯装置1の下段を時間を掛けて通過しながら蒸らしが行われる。蒸らしが終了した炊飯釜は、炊飯・蒸らし部107の入口側にあるリフタ103から、再び搬送ラインへと戻される。
炊飯・蒸らし部107を出た炊飯釜は、蓋取り装置105で再び蓋が取られ、取られた蓋は、蓋洗浄装置109を経て、最初の蓋着装置102へと送られる。一方、蓋が取られた炊飯釜は、方向切り換え装置110へと進み、そこで米飯取り出し装置111によって反転され、炊き上がった米飯が炊飯釜から取り出される。取り出された米飯は、米飯撹拌装置112で撹拌され、撹拌後、搬送装置113へと送り出される。114は計量装置であり、撹拌済みの米飯を予め定められた量ずつ計量し、後続する搬送装置113へと送り出し、送り出された米飯は、パレタイザ115で所定量ずつ容器に収容され、積み上げられる。一方、米飯取り出し装置111によって米飯が取り出され空になった炊飯釜は、方向切り換え装置110でその進行方向を90度切り換えられ、炊飯釜洗浄装置116へと搬送され、そこで洗浄されて次の炊飯のために洗米、給水部101へと送られる。
このような本発明の炊飯システム100によれば、炊飯装置1として本発明の炊飯装置が用いられているので、炊飯釜の加熱がムラなく均一に行われ、炊飯ムラのない炊飯を効率良く実行することができる。
以上述べたとおり、本発明の加熱調理装置によれば、角形の調理容器を用いる場合であっても、比較的簡単な構造で、ムラなく調理容器を加熱することができるので、調理ムラのない加熱調理を実行することができる。特に、加熱調理装置の加熱手段として熱効率の良い表面燃焼バーナを用いる場合には、表面燃焼バーナによる高い熱効率と、ムラのない加熱調理とを両立させることができる。さらには、本発明の加熱調理装置を備える加熱調理システムによれば、品質の良い米飯などの加熱調理品をエネルギー効率良く生産することができるので、極めて優れた産業上の利用可能性を有している。
1 炊飯装置
2 炊飯釜
3 かまど
4 断熱材
5 加熱装置
6a〜6d バーナプレート
7 保持板
8 分配室
9a〜9d 接続管
10 混合ガス供給口
11 フレキシブル管
12 配管
13 混合ガス源
14 開閉弁
15a〜15d ガイドローラ
16 支持部材
17 走行ガイド
18 ハンドル軸
19 連結腕
20 駆動円板
21 ピン
22 温度センサ
23 制御装置
24 スペーサ
25a〜25d 走行ローラ
M 電動機

Claims (6)

  1. 調理容器が被加熱位置にセットされたときに前記調理容器の底面と対向する位置に互いに間隔をあけて配置された複数本の長尺状の発熱部を備える加熱装置と、複数本の前記発熱部のうち、少なくとも両端に位置する発熱部以外の2本以上の発熱部を第1位置と、第1位置においては発熱部が存在しない第2位置との間で、長尺状の前記発熱部の長手方向と直交する方向に、往復運動させる往復運動機構とを有し、前記往復運動のストローク長が、隣接する発熱部間の間隔の1/3以上で、前記間隔以下である加熱調理装置。
  2. 複数本の前記発熱部が互いに平行に配置されている請求項記載の加熱調理装置。
  3. 複数本の前記発熱部の長尺状の長手方向に沿った単位長さあたりの発熱面積が、長尺状の両端側部分において中央部よりも大きく形成されている請求項1又は2記載の加熱調理装置。
  4. 前記加熱装置が表面燃焼バーナであり、前記発熱部が表面燃焼バーナのバーナプレートである請求項1〜のいずれかに記載の加熱調理装置。
  5. 前記調理容器が炊飯釜であり、前記被加熱位置が炊飯位置である請求項1〜のいずれかに記載の加熱調理装置。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の加熱調理装置を複数台備えている加熱調理システム。
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