JP5585349B2 - 透明導電膜、ポインティングデバイス及び透明導電膜の製造方法 - Google Patents
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Description
また、静電容量式では、静電容量の変化を検出する導電層の有無を目立たないようにする対策も重要になる。
また、本発明のうち、ある態様は、少なくとも片方が矩形の断面形状を持ち、かつ、少なくとも1層以上からなる導電性を持たない第1の透明層に、前記第1の透明層とは異な
る2層以上の導電性を持たない第2の透明層が積層され、前記第2の透明層同士の間に、少なくとも1層以上の導電層を含む層が積層されていることを特徴とする。
この発明によると、導電層を含む層と導電性を持たない透明層の光学特性を近づけることが出来、導電層の有無を目立たなくすることが可能となる。
この発明によると、導電層を含む層と導電性を持たない透明層の光学特性を近づけることが出来、導電層の有無を目立たなくすることが可能となる。
この発明によると、請求項1から4のいずれかに記載の発明に基づかずに形成した透明導電膜を用いたポインティングデバイスと比較して、導電層を含む層と導電性を持たない透明層の光学特性を近づけることが出来、導電層の有無を目立たなくすることが可能となる。
この発明によると、導電層を含む層と導電性を持たない透明層の光学特性を近づけることが出来、導電層の有無を目立たなくすることが可能となる。
この発明によると、導電層を含む層と導電性を持たない透明層の光学特性を近づけることが出来、導電層の有無を目立たなくすることが可能となる。
この発明によると、導電層を含む層と導電性を持たない透明層の光学特性を近づけることが出来、導電層の有無を目立たなくすることが可能となる。
この発明によると、導電層を含む層と導電性を持たない透明層の光学特性を近づけることが出来、導電層の有無を目立たなくすることが可能となる。
まず、図1を用いて、本実施形態の透明導電膜を用いて構成したポインティングデバイス100について説明する。図1はそのポインティングデバイス100の積層構造を概略的に示している断層図である。
透明層10,11(以後、必要に応じて透明層1と表記する場合がある)と、
積層した導電層20C1〜20Cn(以後、必要に応じて導電層20Cと表記する場合がある)を含む層(以後、必要に応じて電極層20と表記する)と、
積層した導電層21C1〜21Cmを含む層(以後、必要に応じて電極層21と表記する)と(この電極層21と上記電極層20を区別せず、電極層2と表記する場合がある)、
導電性を持たない層301〜30pを積層した層(以後、必要に応じて無電極層30と表記する)と、
導電性を持たない層311〜31qを積層した層(以後、必要に応じて無電極層31と表記する)と(この無電極層30と無電極層31を区別せず無電極層3と表記する場合がある)、
粘着層4と、
電極層20,21にそれぞれ接続されている配線50,51(以後、配線50と配線51を区別せずに配線5と表記する場合がある)と、
を備えている。電極層2と無電極層3とは互いの層の間に位置して透明層10,11の面方向に交互に積層する状態で配置されている。また、少なくとも1層以上の導電層を含む層が積層されていない部分に、少なくとも1層以上の導電性を持たない層が積層されている。
以下、図1を参照して、本実施形態のポインティングデバイス100に用いる透明導電膜Aを製造する方法である、透明導電膜の製造方法を説明する。
ここで、図1を用いて、透明導電膜Aを用いた第一発明例、ポインティングデバイス100に共通の構成を説明する。
第一発明例と違い、無電極層3を形成しなかった。また、タッチパッドに対し、各評価試験を行う際の方法を、以下に示す。
分光光度計を用い、D65光源による色彩値を測定した。
第一発明例、第一比較例を、それぞれ目視により、電極層2と無電極層3の見え方に違いがあるか観察を行なった。
配線5が形成されている部分以外の電極層2の透過L*、a*、b*、反射L*、a*、b*は、それぞれ94.7、−0.2、2.5、40.4、−0.5、−5.0だった。無電極層3の透過L*、a*、b*、反射L*、a*、b*は、それぞれ94.6、−0.4、3.8、36.4、0.8、−10.0だった。目視では、電極層2と無電極層3の区別はつきにくかった。
透明層1の透過L*、a*、b*、反射L*、a*、b*は、それぞれ96.4、−0.3、1.3、34.4、0.1、−1.0だった。目視では、電極層2と無電極層3の区別はつきやすかった。
10,11…透明層
20,21〜電極層
20C1〜20Cn,21C1〜21Cm…導電層
30、31…無電極層
30C1〜30Cp、31C1〜31Cq…電性を持たない層
4…粘着層
5…配線
A…透明電極A
B…透明電極B
Claims (9)
- 少なくとも片方が矩形の断面形状を持ち、かつ、導電性を持たない第1の透明層と、前記第1の透明層の凸部で区画される領域に積層された、少なくとも1層以上の導電層と、第2の透明層と、を含むことを特徴とする透明導電膜。
- 少なくとも片方が矩形の断面形状を持ち、かつ、少なくとも1層以上からなる導電性を持たない第1の透明層に、前記第1の透明層とは異なる2層以上の導電性を持たない第2の透明層が積層され、前記第2の透明層同士の間に、少なくとも1層以上の導電層を含む層が積層されていることを特徴とする透明導電膜。
- 請求項1または2に記載の透明導電膜において、前記第1の透明層にて、少なくとも1層以上の導電層を含む層が積層されていない部分に、少なくとも1層以上の導電性を持たない第3の層が積層され、
前記第1の透明層の材料は、ガラス、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリエーテルサルフォン、および、ポリサルフォンから構成される群から選択される少なくとも1つであり、
前記第3の層の材料は、酸化チタン、酸化ジルコニウム、硫化亜鉛、酸化タンタル、酸化亜鉛、酸化インジウム、および、酸化ニオブから構成される群から選択される少なくとも1つであることを特徴とする透明導電膜。 - 両方が矩形の断面形状を持ち、少なくとも1層以上からなる導電性を持たない透明層があり、1方の面に、導電性を持たない透明層同士の間に、少なくとも1層以上の導電層を含む層が積層されており、反対の面にも、導電性を持たない透明層同士の間に、少なくとも1層以上の導電層を含む層が積層されていることを特徴とする透明導電膜。
- 透明導電膜を用いて構成されたポインティングデバイスであって、前記透明導電膜として、請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の透明導電膜を用いたことを特徴とするポインティングデバイス。
- 少なくとも1層以上からなる導電性を持たない透明層の両方の面に、少なくとも1層以
上の導電層を含む層を部分的に積層する工程を含む透明導電膜の製造方法であって、前記工程中に、部分的に積層された少なくとも1層以上の導電層を含む層同士の間に少なくとも1層以上の導電性を持たない層を積層する工程を実行することを特徴とする透明導電膜の製造方法。 - 少なくとも1層以上からなる導電性を持たない第1の透明層の少なくとも1つの面の断面を矩形にする工程と、前記第1の透明層における前記矩形の凹部に少なくとも1層以上の導電層を含む層を積層する工程を含む透明導電膜の製造方法であって、前記工程中に、前記矩形の凹部に積層された少なくとも1層以上の導電層を含む層同士の間に少なくとも1層以上の導電性を持たない第2の層を積層し、
前記第1の透明層の材料は、ガラス、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリエーテルサルフォン、および、ポリサルフォンから構成される群から選択される少なくとも1つであり、
前記第2の層の材料は、酸化チタン、酸化ジルコニウム、硫化亜鉛、酸化タンタル、酸化亜鉛、酸化インジウム、および、酸化ニオブから構成される群から選択される少なくとも1つであることを特徴とする透明導電膜の製造方法。 - 少なくとも1層以上からなる導電性を持たない透明層の少なくとも1つの面の断面を矩形にする工程と、前記導電性を持たない透明層に少なくとも1層以上の導電層を含む層を積層させる工程と、前記導電性を持たない透明層における前記矩形の凸部から前記積層された層を剥離する工程を含むことを特徴とする透明導電膜の製造方法。
- 少なくとも1層以上からなる導電性を持たない第1の透明層の少なくとも1つの面の断面を矩形にする工程と、前記第1の透明層に少なくとも1層以上の導電層を含む層を積層させる工程と、前記第1の透明層における前記矩形の凸部から前記積層された層を剥離する工程を含む透明導電膜の製造方法であって、前記工程後に、前記第1の透明層における前記矩形の凸部に、少なくとも1層以上の導電性を持たない第2の層を積層する工程を実行し、
前記第1の透明層の材料は、ガラス、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリエーテルサルフォン、および、ポリサルフォンから構成される群から選択される少なくとも1つであり、
前記第2の層の材料は、酸化チタン、酸化ジルコニウム、硫化亜鉛、酸化タンタル、酸化亜鉛、酸化インジウム、および、酸化ニオブから構成される群から選択される少なくとも1つであることを特徴とする透明導電膜の製造方法。
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