JP5583813B1 - 引下線用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 架線と引下線との接続作業を容易にし、且つ架線からの脱落を防止することができる引下線用コネクタを提供することを課題とする。
【解決手段】 架線Caを挟み込む一対の挟持片部20,20を有する挟持部材2と、引下線Cbに接続される接続部30を有する端子部材3と、挟持部材2及び端子部材3を締結する締結部材4とを備え、一対の挟持片部20,20は、下端側から挟持片部20,20間に架線Caを挿入する。
【選択図】図2

Description

本発明は、架線に引下線を電気的に接続するための引下線用コネクタに関する。
従来から、柱上に設置されている変圧器等の各種機器を架線に電気的に接続するために、架線から引下線を分岐させる作業が行われることがある。このような作業では、引下線を架線に電気的に接続するための引下線用コネクタ(以下、コネクタとする)が用いられている。
図5に示すように、従来のコネクタ6は、一対の挟持部600,600によって架線を挟み込む挟持部材60と、引下線が接続される接続部61と、挟持部材60に設けられる把持部62とを備えている。そして、挟持部材60は、上端側から挟持部600,600間に架線を挿入可能になっている。
図6に示すように、この種のコネクタ6を用いて架線Caに引下線Cbを接続するには、まず、引下線Cbの長手方向における一端をコネクタ6に電気的に接続する。そして、間接活線工具T(例えば、絶縁ヤットコ)で把持部62を把持し、挟持部材60を架線Caの下方に位置させる。そして、コネクタ6(挟持部材60の上端側)を架線Ca側に押し上げる。これにより、挟持部材60の上端側から挟持部600,600間に架線Caが挿入され、一対の挟持部600,600で架線Caを挟持できる状態になる。
特開2012−195075号公報
ところで、上記のコネクタ6は、架線Caに取り付けられると、該架線Caにぶら下がっている状態になるため、例えば、風等の影響で引下線Cbからの張力が作用すると、架線Caから外れてしまう虞がある。
このような問題を回避するために、上記のコネクタ6を架線Caに取り付ける場合は、引下線Cbを架線Caに巻き付けた後に、コネクタ6を架線Caに取り付けるようにしている。しかしながら、間接活線工具Tを用いつつ、架線Caにおける作業者から離れた部分に引下線Cbを巻き付けることは、作業者にとって困難であるため、上述のコネクタ6を用いて架線Caに引下線Cbを接続する作業では、架線Caからコネクタ6が脱落する虞があることや、手間や時間がかかることが問題となっている。
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、架線と引下線との接続作業を容易にし、且つ架線からの脱落を防止することができる引下線用コネクタを提供することを課題とする。
本発明に係る引下線用コネクタは、引下線を架線に電気的に接続するための引下線用コネクタであって、架線を挟み込む一対の挟持片部を有する挟持部材と、引下線に接続される接続部を有する端子部材と、挟持部材及び端子部材を締結する締結部材とを備え、一対の挟持片部は、該一対の挟持片部の下端側から挟持片部間に架線を挿入するようになっていることを特徴とする。
上記構成の引下線用コネクタによれば、挟持部材の各挟持片部を架線よりも上方に移動させた後に、各挟持片部の下端側から挟持片部間に架線を挿入することができる。そして、締結部材で挟持部材と端子部材とを締結することによって、架線と引下線とを接続することができる。
このようにして架線に取り付けられた引下線用コネクタは、架線に対して引っ掛けられた状態になるため、引下線からの張力が作用しても、架線からの脱落を防止できる。従って、上述の引下線用コネクタは、従来の引下線用コネクタのように、引下線を架線に巻き付けて架線に取り付ける、ということはせずとも、架線からの脱落を防止できる。
ここで、本発明に係る引下線用コネクタの一態様として、端子部材の接続部は、可撓性及び導電性を有するようにしてもよい。
このようにすれば、可撓性及び導電性を有する接続部に引下線が接続されるため、引下線から端子部材に作用する張力を緩和することができる。従って、架線から脱落することをより確実に防止することができる。
また、本発明の引下線用コネクタの他態様として、締結部材は、挟持部材及び端子部材に挿通させる雄ネジ部を有する雄ネジ部材と、該雄ネジ部を螺合させるネジ孔を有するベース部材とを有し、雄ネジ部材は、雄ネジ部に設けられる抜止部をさらに有し、該抜止部の外径は、ベース部材のネジ孔の孔径よりも大きく設定されるようにしてもよい。
このようにすれば、雄ネジ部材がベース部材、端子部材、挟持部材から外れることを防止できる。すなわち、締結部材によるベース部材と端子部材と挟持部材との締結が解除されることを防止することができる。
また、本発明の引下線用コネクタの別態様として、一対の挟持片部のそれぞれは、互いに対向する対向面を有し、一対の挟持片部のそれぞれの上下方向の寸法は、対向面側になるにつれて小さくなるように設定されるようにしてもよい。
このようにすれば、一対の挟持片部を互いに対向させると、挟持片部の下端部同士の間に隙間が形成されるため、当該隙間から挟持片部間に架線を導入することができる。また、挟持片部の上端部同士の間にも隙間が形成されるため、挟持片部間に架線を配置するにあたり、挟持片部の下端部同士が離間しても、挟持片部の上端部同士が当接することを防止することができる。従って、架線を各挟持片部の下端側から挟持片部間に円滑に配置することができる。
以上のように、本発明の引下線用コネクタによれば、架線と引下線との接続作業を容易にし、且つ架線からの脱落を防止することができるという優れた効果を奏し得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る引下線用コネクタの斜視図である。 図2は、同実施形態に係る引下線用コネクタの正面図である。 図3は、同実施形態に係る引下線用コネクタの分解斜視図である。 図4は、同実施形態に係る引下線用コネクタの説明図であって、図4Aは、挟持部材を架線よりも上方に移動させた状態の説明図であり、図4Bは、挟持部材の下端側を架線に引っ掛けるようにしている状態の説明図であり、図4Cは、挟持部材の下端側を通過させた架線を湾曲面間に配置させている状態の説明図であり、図4Dは、雄ネジ部材の雄ネジ部をベース部材のネジ孔に螺合させている状態の説明図である。 図5は、従来の引下線用コネクタの正面図である。 図6は、従来の引下線用コネクタの説明図であって、引下線用コネクタを架線に取り付けている状態の説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係る引下線用コネクタについて、添付図面を参照しつつ説明を行う。
引下線用コネクタ(以下、単にコネクタとする)は、引下線を架線に電気的に接続するためのものである。より具体的に説明すると、図1及び図2に示すように、コネクタ1は、引下線Cbを架線Caに電気的に接続するためのコネクタ1であって、架線Caを挟み込む一対の挟持片部20,20を有する挟持部材2と、引下線Cbに接続される接続部30を有する端子部材3と、挟持部材2及び端子部材3を締結する締結部材4とを備えている。
一対の挟持片部20,20のそれぞれは、導電性を有する。そして、図2及び図3に示すように、一対の挟持片部20,20のそれぞれには、貫通孔200,200が形成されている。貫通孔200,200のそれぞれは、挟持片部20,20が並ぶ方向である第一方向(図2における、左右方向)で対応する位置に形成されている。また、貫通孔200,200のそれぞれの孔径は、後述する雄ネジ部材40の雄ネジ部400の外径よりも大きくなるように設定されている。
また、一対の挟持片部20,20のそれぞれは、互いに対向する対向面201,201を有する。さらに、挟持片部20の上下方向の寸法は、対向面201側になるにつれて小さくなるように設定されている。
そのため、一対の挟持片部20,20のそれぞれの対向面201の上端側の部分(以下、第一の逃面202とする)は、上方側になるにつれて互いに離間するようになっている。また、一対の挟持片部20,20のそれぞれの対向面201の下端側の部分(以下、第二の逃面203とする)は、下方側になるにつれて互いに離間するようになっている。
さらに、一対の挟持片部20,20のそれぞれの対向面201は、互いに離間する方向に凸となるように湾曲する湾曲面204,204を有する。
このように、一対の挟持片部20,20のそれぞれの対向面201は、第一の逃面202と、第二の逃面203と、湾曲面204とを有するようになっている。
端子部材3は、引下線Cbを接続する接続部30と、接続部30が設けられる本体部31とを有する。
接続部30は、可撓性及び導電性を有する緩衝部300と、該緩衝部300と引下線Cbとを接続する接続部本体301とを有する。緩衝部300には、複数本の導線を撚り合わせたもの(所謂、撚り線)が採用されている。そして、接続部本体301には、スリーブが採用されている。
本体部31は、導電性を有し、上下方向における途中位置で屈曲するように形成されている。より具体的に説明すると、本体部31は、上下方向と直交する左右方向において挟持部材2と隣り合うストレート部310であって、上下方向で真っ直ぐに延びるストレート部310と、該ストレート部310の下端から上下方向と交差する方向に延出する傾斜部311とを有する。
ストレート部310には、左右方向で貫通する貫通孔310aが形成されている。ストレート部310の貫通孔310aは、後述する雄ネジ部材40の雄ネジ部400の外径と略同等に設定されている。そして、ストレート部310の貫通孔310aは、左右方向において挟持片部20の貫通孔200と対応する位置に形成されている。
傾斜部311は、ストレート部310から延出するにつれて、先細りになるように(奥行方向での寸法が小さくなるように)形成されている。そして、傾斜部311の先端部には、接続部30が設けられている。
締結部材4は、挟持部材2及び端子部材3に挿通させる雄ネジ部400を有する雄ネジ部材40と、該雄ネジ部400を螺合させるネジ孔410を有するベース部材41とを有する。
雄ネジ部材40は、雄ネジ部400に設けられる抜止部401をさらに有し、該抜止部401の外径は、ベース部材41のネジ孔410の孔径よりも大きく設定されている。また、雄ネジ部材40は、雄ネジ部400が直交する頭部402をさらに有する。
雄ネジ部材40の雄ネジ部400は、全長に亘ってネジ山を形成したり、部分的にネジ山を形成したりすることができる。すなわち、雄ネジ部材40の雄ネジ部400は、所謂、全ネジや、半ネジによって構成してもよい。なお、本実実施形態では、図示していないが、雄ネジ部400を半ネジで構成している。
抜止部401は、ナットで構成されている。そのため、締結部材4では、各挟持片部20,20の貫通孔200,200と、ストレート部310の貫通孔310aとに挿通させた雄ネジ部材40をベース部材41のネジ孔410に螺合させることによって、挟持部材2及び端子部材3を締結することができる。そして、締結部材4では、このような状態で雄ネジ部材40の雄ネジ部400に抜止部401を螺合させることによって、当該雄ネジ部材40が挟持部材2や、端子部材3から抜けてしまうことを防止できるようになっている。
ベース部材41は、上下方向で真っ直ぐに延びているベース本体部411と、該ベース本体部411に直交するように設けられ、挟持部材2及び端子部材3の上部を覆う被覆部412とを有する。ベース本体部411の下端側の部分には、側面視において波形状をなす把持部413が設けられている。
ベース部材41では、上述のネジ孔410がベース本体部411に形成されている。ネジ孔410は、ベース本体部411の上端側の部分に形成されている。また、ネジ孔410は、左右方向において、端子部材3の貫通孔310aと対応する位置に形成されている。そのため、締結部材4では、雄ネジ部材40の頭部402とベース部材41のベース本体部411とによって、挟持部材2及び端子部材3を締結することができるようになっている。
本実施形態に係るコネクタ1は、以上の通りであり、続いて、本実施形態に係るコネクタ1を用いた架線Caと引下線Cbとの接続作業について添付図面を参照しつつ説明する。
コネクタ1を用いて架線Caを引下線Cbに接続するには、図4Aに示すように、まず、引下線Cbの導電部を接続部30に電気的に接続し、端子部材3と引下線Cbとを電気的に接続する。このとき、挟持部材2(各挟持片部20,20)と端子部材3とは、雄ネジ部材40の雄ネジ部400の軸心方向で移動できるようになっている。
そして、間接活線工具T(例えば、絶縁ヤットコ)でベース本体部411の把持部413を把持する。
このような状態で、挟持部材2を架線Caよりも上方に移動させた後に、図4Bに示すように、挟持部材2の下端側を架線Caに引っ掛けるようにすると、各第二の逃面202が互いに離間する方向に移動する。すなわち、一対の挟持片部20,20の下端側が互いに離間する方向に移動する。そして、コネクタ1をさらに下側に移動させることで、図4Cに示すように、挟持部材2の下端側を通過させた架線Caを湾曲面204,204間(挟持部間)に配置させる。
このような状態で、図4Dに示すように、雄ネジ部材40の雄ネジ部400(雄ネジ部400のネジ山が形成されている部分)をベース部材41のネジ孔410に螺合させると、雄ネジ部材40の頭部402とベース部材41のベース本体部411とによって、挟持部材2と端子部材3とが挟み込まれる。
これにより、架線Caが挟持部材2(一対の湾曲面204,204)によって挟持された状態になり、架線Caと引下線Cbとが接続された状態になる。すなわち、コネクタ1が架線Caに引っ掛けられた状態で取り付けられる。
以上のように、本実施形態に係るコネクタ1によれば、挟持部材2の各挟持片部20,20を架線Caよりも上方に移動させた後に、各挟持片部20,20の下端側から挟持片部20,20間に架線Caを配置することができ、雄ネジ部材40をベース部材41のネジ孔410に螺合させることによって、架線Caを一対の挟持片部20,20で挟持することができる。そのため、挟持部材2が架線Caを介して作業者の反対側に位置する状態になるため、挟持部材2と架線Caとの位置関係を容易に確認することができる。
そして、架線Caに取り付けられたコネクタ1は、架線Caに対して引っ掛けられた状態になるため、引下線Cbからの張力(下方に作用する張力)が作用しても、架線Caからの脱落を防止できる。従って、従来のコネクタのように、引下線Cbを架線Caに巻き付けることなく架線Caに取り付けたとしても、架線Caからの脱落を防止できる。
以上のように、架線Caと引下線Cbとの接続作業を容易にし、且つ架線Caからの脱落を防止することができるという優れた効果を奏し得る。
また、緩衝部300が可撓性及び導電性を有するため、引下線Cbから端子部材3に作用する張力を緩和することができる。従って、より確実に、架線Caからの脱落を防止することができる。
そして、一対の挟持片部20,20のそれぞれが互いに対向する対向面201を有し、一対の挟持片部20,20のそれぞれの上下方向の寸法が対向面201側になるにつれて小さくなるように設定されているため、挟持片部20の対向面201同士を互いに対向させると、挟持片部20,20の下端部同士の間に隙間が形成される。そのため、当該隙間から挟持片部20,20間に架線Caを導入することができる。
また、挟持片部20,20の上端部同士の間にも隙間が形成されるため、挟持片部20,20間に架線Caを配置するにあたり、挟持片部20,20の下端部同士が離間しても(挟持片部20,20の上端部同士が接近しても)、挟持片部20,20の上端部同士が当接することを防止することができる。従って、架線Caを各挟持片部20,20の下端側から挟持片部20,20間に円滑に配置することができる。
そして、各挟持片部20,20の貫通孔200は、孔径が雄ネジ部材40の雄ネジ部400の外径よりも大きくなるように形成されている。そのため、挟持片部20,20間に架線Caを配置する際に、挟持片部20,20の下端部の動きが雄ネジ部400によって妨げられないようにすることができる。
さらに、雄ネジ部材40は、先端部に設けられる抜止部401を有し、抜止部401の外径は、ベース部材41のネジ孔410の孔径よりも大きく設定されているため、雄ネジ部材40がベース部材41、端子部材3、挟持部材2、から外れることを防止できる。すなわち、雄ネジ部材40によるベース部材41と端子部材3と挟持部材2との締結が解除されることを防止することができる。
また、本体部31が上下方向における途中位置で屈曲しているため、ベース本体部411の把持部413を容易に掴むことができるようになっている。
尚、本発明の引下線用コネクタは、上記内容に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更し得ることは勿論のことである。
上記実施形態において、特に言及しなかったが、挟持部材2は、一対の挟持片部20,20の上端部同士を互いに離間する方向に付勢する付勢部材を有するようにしてもよい。このようにすれば、付勢部材の付勢力によって架線Caを一対の挟持片部20,20で挟み込むことができるようになるため、一対の挟持片部20,20間に架線Caを配置してから雄ネジ部材40を閉め込むまでの間に挟持部材2が架線Caから外れてしまうことを防止することができる。
図3において、端子部材3は、上端が真っ直ぐに延びるように図示されていたが、これに限定されるものではなく、例えば、端子部材3は、上端が湾曲状をなすように形成されていてもよい。より具体的に説明すると、本体部31の上端は、貫通孔310aの孔中心周りで円弧を描くように形成されていてもよい。このようにすれば、端子部材3の貫通孔310aの中心線周りでの回転を許容することができる。
また、上記実施形態において、緩衝部300には、複数の導線を拠り合わせたものが採用されていたが、これに限定されるものではなく、例えば、コイルバネのように、可撓性と導電性とを有するもの(引下線Cbから作用する張力を緩和でき、且つ引下線Cbを電気的に接続できるもの)を採用してもよい。
また、上記実施形態において、接続部30としてスリーブが採用されていたが、これに限定されるものではなく、例えば、引下線Cbと緩衝部300とを電気的に接続できれば、スリーブのような構造のものでなくてもよい。
また、上記実施形態において、特に言及しなかったが、抜止部401は、雄ネジ部400の先端部に一体的に設けていてもよい。
1…コネクタ、2…挟持部材、3…端子部材、4…締結部材、20…挟持片部、30…接続部、31…本体部、40…雄ネジ部材、41…ベース部材、200…貫通孔、201…対向面、202…第一の逃面、203…第二の逃面、204…湾曲面、300…緩衝部、301…接続部、310…ストレート部、310a…貫通孔、311…傾斜部、400…雄ネジ部、401…抜止部、402…頭部、410…ネジ孔、411…ベース本体部、412…被覆部、413…把持部、Ca…架線、Cb…引下線、T…間接活線工具

Claims (4)

  1. 引下線を架線に電気的に接続するための引下線用コネクタであって、架線を挟み込む一対の挟持片部を有する挟持部材と、引下線に接続される接続部を有する端子部材と、挟持部材及び端子部材を締結する締結部材とを備え、一対の挟持片部は、該一対の挟持片部の下端側から挟持片部間に架線を挿入するようになっていることを特徴とする引下線用コネクタ。
  2. 端子部材の接続部は、可撓性及び導電性を有する請求項1に記載の引下線用コネクタ。
  3. 締結部材は、挟持部材及び端子部材に挿通させる雄ネジ部を有する雄ネジ部材と、該雄ネジ部を螺合させるネジ孔を有するベース部材とを有し、雄ネジ部材は、雄ネジ部に設けられる抜止部をさらに有し、該抜止部の外径は、ベース部材のネジ孔の孔径よりも大きく設定される請求項1又は2に記載の引下線用コネクタ。
  4. 一対の挟持片部のそれぞれは、互いに対向する対向面を有し、一対の挟持片部のそれぞれの上下方向の寸法は、対向面側になるにつれて小さくなるように設定される請求項1乃至3の何れか一項に記載の引下線用コネクタ。
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